JP2000279746A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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JP2000279746A JP11085498A JP8549899A JP2000279746A JP 2000279746 A JP2000279746 A JP 2000279746A JP 11085498 A JP11085498 A JP 11085498A JP 8549899 A JP8549899 A JP 8549899A JP 2000279746 A JP2000279746 A JP 2000279746A
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治仁 宮崎
Mamoru Morikawa
守 守川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用条件や場所にとらわれず常に安定した除
湿能力が発揮できるノンフロン式の除湿機。 【解決手段】 本体内に吸湿材を担持した除湿ロータ3
と凝縮器4等を有し、凝縮器4の外部通路と、除湿ロー
タ3の除湿部,送風ファン6とで吸湿経路を構成し、再
生ヒータを内蔵する加熱部16,除湿ロータ3の再生部
37,再生ファン,凝縮器4の内部通路とで再生経路を
構成した除湿機1において、再生経路の除湿ロータ3の
水分を離脱する再生部37の入口側と出口側にそれぞれ
仕切りボックスイン26,仕切りボックスアウト27を
設け、これにより吸湿材を加熱して再生する再生経路中
の高温の再熱空気が除湿ロータ3の入口部,出口部から
漏れて、乾燥空気中に入ることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒としてフロン
を使用しない回転式吸湿材によって室内の空気中の水分
を除去するノンフロン式の除湿機に関し、さらに詳しく
は、吸湿材を担持する除湿ロータの再生部の入口側と出
口側との圧力差を小さくして、吸湿材を再生する再生空
気が吸湿経路側に漏れないようにしたノンフロン式の除
湿機に関する。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11は、従来の回転式吸湿材を
備えた乾式除湿機の例を示すもので、図9は、除湿部に
除湿ロータを用いた回転式空気除湿システムの概要を説
明するための図である。図10は、図9に示す回転式空
気除湿システムを採用した従来の除湿機の正面からみた
構成を説明するための図で、図11は、図10に示す従
来の除湿機の側面からみた構成を示す図である。図9に
おいて、吸湿材を担持した除湿ロータ3を図示しない駆
動モータで回転させ、この除湿ロータ3の吸湿部31に
湿った被除湿空気32を吹き込み、空気中の水分を除湿
ロータ3に担持されている吸湿材に吸着させて除湿し、
乾燥空気33とする。6は乾燥空気33を吸引する除湿
ファン、7は被除湿空気32の吸込口に設けられるフィ
ルタである。一方、空気中の水分を吸着した除湿ロータ
3の吸湿材には、再生部37において再生ヒータ34で
加熱され高温となった再生空気35を再生ファン8によ
って送り込み、吸湿材を加熱して水分を離脱し、乾燥さ
せることによって吸湿材を再生する。その結果、暖かく
湿った再生空気36が発生する。この再生空気36を凝
縮器4に送り込み、被除湿空気32により冷却し凝縮さ
せる。
【0003】除湿ロータ3は、段ボール状に形成された
セラミックシートなどに吸湿材を担持させた材料からな
り、吸湿材に被除湿空気32が接触して吸着し、次いで
高温の再生空気35が接触して再生されるのであるが、
吸湿材に水分を吸着させる吸湿部31と、水分を吸着し
た吸湿材を加熱して水分を吐き出させることによって乾
燥させて再生する再生部37との間には、特に除湿ロー
タ3に仕切りがあるわけではなく、使用中除湿ロータ3
は各部分が吸湿部31になり、また再生部37になるこ
とが順次繰り返されるものである。
【0004】次に、図10および図11により回転式除
湿ロータを備える除湿機1について説明する。湿った空
気を除湿した除湿ロータ3の吸湿材を乾燥させて再生さ
せるため、電気ヒータである再生ヒータ34によって再
生空気を200℃〜250℃に加熱した後、除湿ロータ
3の再生部37に対し再生ファン8により送風する。加
熱された再生空気35は除湿ロータ3の吸湿材から水分
を離脱し、暖かく湿った空気36となり、凝縮器4の内
部通路を通過する間に、フィルタ7を通った被除湿空気
32で冷却され、水分を結露させ、結露水9は水受タン
ク10に溜められる。5は凝縮器4及び除湿ロータ3の
吸湿部から排出した乾燥空気から熱を回収して再生空気
に与えるための熱交換器であり、8は再生空気35を再
生ヒータ34,除湿ロータ3及び凝縮器4に送風する再
生ファンである。
【0005】この従来の除湿機においては、除湿ファン
6で室内空気を除湿経路を介して吸引しているので、こ
の除湿経路の中にある除湿ロータ3の再生部37の出口
側や除湿ロータ3や除湿ロータ3の再生ヒータ34側で
はいずれの箇所も負圧状態になるが、除湿ロータ3の再
生ヒータ34側の方が再生出口側より負圧が大きい状態
になる。
【0006】除湿機本体1の蓋2を開けて貯水タンク1
2を収納した状態で除湿機1を運転中、水受タンク10
に備えた水位を検知する液面検知装置13のフロートス
イッチが一定以上の水位を検知すると、水受タンク10
に備えられている揚水ポンプ11を運転し、揚水パイプ
14を経て、蓋2に併設されている給水口15より、貯
水タンク12の開閉弁を経て、結露水9を貯水タンク1
2に溜める。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、室内空気の水分
を除湿ロータで吸着させるノンフロン式除湿機の除湿経
路において、除湿ファンを除湿ロータの下流側に配設し
ているために、除湿ロータを含めて除湿機の本体の内部
は負圧状態になっている。そして、吸湿した除湿ロータ
の吸湿材を再生させるための再生ヒータや再生ファン等
の再生経路で、除湿ロータの再生部の入口側は気密が確
実に保持された構造でなく、除湿ロータを回転させるた
めの最小限の隙間が設けられている。再生ファンからの
再生空気が再生ヒータで加熱された後、その再生空気が
吸湿経路の除湿ファンで吸引されて、高温の再生空気の
全てが除湿ロータの再生部に送られず、除湿ロータを回
転させるための隙間から一部の再生空気が除湿ロータの
再生部より本体内に放出されていた。
【0008】また、除湿ロータの再生部の出口側で、凝
縮器への経路構造も再生部の入口側と同じように気密が
確実に保持された構造でなく、除湿ロータの再生部を出
た高温高湿の再生空気がその部分より漏れることにな
り、上述の再生経路の暖かい空気が漏れることにより、
除湿ロータの再生部入口と再生部出口間で圧力差が生じ
るために、再生空気の温度や湿度が一定にならず、使用
環境によって除湿能力のバラツキが生じていた。本発明
は、以上の点に鑑み、吸湿材を再生する再生経路中の再
生空気が吸湿経路側に漏れないようにして、使用条件や
場所に関係なく常に安定した除湿能力が発揮できる除湿
機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体
内に除湿ロータからなる吸湿器,送風ファン,凝縮器,
再生ヒータ,再生ファン等を有し、前記凝縮器の外部通
路と、前記吸湿器の吸湿部と、前記送風ファン等により
形成される吸湿経路と、前記再生ヒータと、前記吸湿器
の水分を離脱する再生部と、前記再生ファンと、前記凝
縮器の内部通路等により形成される再生経路とを備えた
除湿機において、前記再生経路と前記吸湿経路との圧力
差を大きくする手段を設けたことを特徴とする除湿機に
関する。
【0010】請求項2の発明は、前記再生経路と前記吸
湿経路との圧力差を大きくする手段は、前記再生経路中
の前記吸湿器の再生部を仕切り壁により覆い、吸湿器の
再生経路と吸湿経路とを分離することを特徴とする請求
項1に記載の除湿機に関する。
【0011】請求項3の発明は、前記仕切り壁を吸湿器
の再生部の入口側と出口側の両方に設けたことを特徴と
する請求項2に記載の除湿機に関する。
【0012】請求項4の発明は、前記仕切り壁を吸湿器
の再生部の入口側のみに設けたことを特徴とする請求項
2に記載の除湿機に関する。
【0013】請求項5の発明は、前記仕切り壁を吸湿器
の再生部の入口側に設け、本体外と連通する連絡路を設
けたことを特徴とする請求項3または4に記載の除湿機
に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る除湿機の構成につい
て説明する。なお、以下の説明において、従来の除湿機
の説明した構成と、同じものまたは同等の機能のものに
ついては、特に記載したものを除き、同じ符号を使用し
て説明する。図1は、本発明の第1実施例の除湿機を側
面からみた構成を示す図、図2は、同じく上面からみた
構成を示す図、図3は、同じく正面からみた構成を示す
図、図4は、同じく側面からみた除湿ロータ再生部付近
の図、図5は、同じく加熱部の構成を示す図、図6は、
図5のA−A断面図である。
【0015】第1実施例の除湿機1は、本体ケース内に
吸湿材を担持した除湿ロータ3,除湿ロータ3より排出
する高湿の再生空気36を凝縮する凝縮器4,凝縮器4
及び除湿ロータ3の吸湿部31から排出した除湿された
空気からの熱を回収する熱回収用熱交換器5,室内空気
を吸引する除湿ファン6,室内空気吸込口に設けられる
フィルタ7,除湿ロータ3の再生部37に再生ヒータ3
4によって加熱した再生空気35を送る再生ファン8,
水受タンク10,貯水タンク12等を有している。そし
て、除湿ロータ3の再生部37で吸湿材を乾燥し再生す
るための再生空気35を加熱する再生ヒータ34と、除
湿ロータ3の再生部37と、再生ファン8と、凝縮器4
の内部通路等により再生経路が形成され、室内空気を本
体内に取り入れる除湿ファン6と、凝縮器4の外部通路
と、室内空気の水分を吸着する除湿ロータ3の吸湿部3
1等により吸湿経路が形成されている。
【0016】除湿ロータ3は、段ボール状に形成された
セラミックシートなどの帯状のシート状基材に吸湿材と
してゼオライト等を溶かした溶剤を含浸して担持させた
帯状平面シートの表面に、同じく基材にゼオライト等の
吸湿材を含浸担持させた帯状平面シートからなる高さ1
mm〜1.5mm程度に波付け加工した波形シートを接
着して一体化した片波成形体を巻回し、ロータとしたも
のである。
【0017】凝縮器4は、半透明のポリプロピレン樹脂
を用いた軽量のブロー成型品で、抗菌樹脂を使用し、漏
れのない被凝縮流体通過管部を構成する。凝縮器4の内
部は上部を略水平に接続する水平管、下部を略水平に接
続する水平管、上部と下部の間に略水平に接続する2本
の水平管と、これら略水平方向の被凝縮流体通過管の間
を略上下に連通させる多数本の略上下方向の被凝縮流体
通過管とで連通している構造である。
【0018】再生空気の加熱部構造16は、図5及び図
6に示すように、熱回収用熱交換器5からの再生空気を
シロッコファンからなる再生ファン8で吸い込み、再生
ヒータ34の加熱部に送る。
【0019】再生ヒータ34の加熱部構造16は、図5
及び図6に示すように加熱量の大きい、矢視Aの第1の
経路20を再生ヒータ34を通過する経路とし、加熱量
の小さい、矢視Bの第2の経路21を加熱なしの経路、
即ち、再生ヒータ34を通過しない経路とに遮熱板18
によって分割される。また、この遮熱板18は段付形状
になっていて、小さい穴が全面にわたって穿設されてい
る。
【0020】再生空気は、ケース22の開口部23より
入り、第1の経路20と第2の経路21にそれぞれ送風
量を分割し、その送風方向を略90度曲げられて図6に
矢視A,Bのように、蓋24の開口穴25を通過して排
出される。再生ヒータ34を経由しない第2の経路21
と、再生ヒータ34を通過し熱風となって蓋24の開口
穴25より排出される第1の経路20とに分けて除湿ロ
ータ3の再生部37に送風される。
【0021】水分を吸着した吸湿材を加熱して水分を離
脱させ、再生する除湿ロータ3の再生部37について説
明する。除湿ロータ3の再生部37に送風する再生空気
35は、その全てを再生ヒータ34が内蔵されている加
熱部16にて加熱した熱風とすることは必ずしも必要で
なく、加熱量の大きい第1の経路20を通過した熱風の
再生空気と、加熱量の小さい第2の経路21を通過した
再生空気とに分けて除湿ロータ3の再生部37に送風す
る。
【0022】除湿ロータ3の再生部37の構成は、図4
に示すように、除湿ロータ3の周囲に近接して配設され
ている仕切板28に再生ヒータ34が内蔵されている加
熱部16,仕切りボックスイン26,仕切りボックスア
ウト27を取り付けることによって再生ヒータ34を内
蔵した再生空気加熱部16と除湿ロータ3の再生部37
とが仕切りボックスイン26と仕切り板28とによりカ
バーされた状態に構成され、また、除湿ロータ3の再生
部37の出口側の再生ボックス29は、仕切りボックス
アウト27と仕切り板28とによりカバーされた状態に
構成される。
【0023】仕切りボックスイン26,仕切りボックス
アウト27とが設けられない構成の場合、除湿ロータ3
の下流側にある除湿ファン6で室内空気32を吸い込む
と、この吸湿経路の中にある除湿ロータ3の再生部37
出口側や除湿ロータ3や除湿ロータ3の再生ヒータ34
側ではいずれの箇所も負圧状態になり、しかも除湿ロー
タ3の再生ヒータ34側の方が再生出口側より負圧が大
きい状態となるが、仕切りボックスイン26や仕切りボ
ックスアウト27で除湿ロータ3の再生部37近傍をカ
バーすることにより、気密状態が良くなり、除湿ロータ
3の再生部37の入口部と出口部での圧力差が小さくな
る。
【0024】次に、第1実施例の除湿機1の動作を説明
すると、図3に示すように、除湿機1の本体ケースに
は、貯水タンク12が除湿機1の本体ケース上部の天板
22の開口部から着脱自在に挿入設置されており、天板
22の開口部には蓋2が開閉自在に設置されていて、閉
じたときには、水受タンク10に設置されている揚水ポ
ンプ11からの結露水9が貯水タンク12に流れ込むよ
うに、揚水パイプ14の先端に設けられた吸水口15
が、貯水タンク12の開閉弁19を押し、吸水口15か
らの結露水9を貯水タンク12に溜めるようになってい
る。従って、蓋2を開けると、揚水パイプ14先端の給
水口15が離れるため、貯水タンク12の開閉弁19が
閉じる。
【0025】被除湿空気32は除湿ファン6に吸引さ
れ、フィルタ7で粗いゴミを除去し、凝縮器4を通過
し、暖かく湿った凝縮器4の内部通路の再生空気を冷却
し、再生空気中の水分を結露させる。凝縮器4の外部通
路を通過した被除湿空気32は除湿ロータ3の吸湿部3
1を通過し、水分を吸湿材に吸着させ、乾燥空気33と
なり、熱回収用熱交換器5にて熱回収後、室内に放出さ
れる。
【0026】水分を吸着した除湿ロータ3の吸湿材を再
生させるため、電気ヒータである再生ヒータ34にて再
生空気を200℃〜250℃に加熱した後、除湿ロータ
3の再生部37に再生ファン8により送風する。加熱さ
れた再生空気35は除湿ロータ3の吸湿材から水分を離
脱し、暖かく湿った空気36となり、凝縮器4の内部通
路を通過する間に冷却され、水分を結露させて排出す
る。結露水9は水受タンク10に導かれる。
【0027】除湿ロータ3に再生空気の熱風が通過し、
図示しないモータにより少しずつ回転移動するため、除
湿ロータ3は暖められている。ここに被除湿空気32が
通過するため、通過後の暖められた乾燥空気33より、
熱回収用熱交換器5で熱を回収し、再生ヒータに送られ
る前の再生空気を暖める。熱回収用熱交換器5の内部に
は凝縮器4で結露水9を排出した後の再生空気が通過
し、暖められた分だけ、再生ヒータ34の電力を節約で
きる。再生空気は上記のように閉回路になって、繰り返
し使用されている。
【0028】また、除湿ファン6で被除湿空気32を吸
引し、凝縮器4を冷却し、除湿ロータ3で水分を吸着さ
せて、除湿機1の本体外に放出されるので、吸湿経路に
おいては、除湿ロータ3の再生部37近傍にも被除湿空
気32が通過するので、負圧状態になっているが、除湿
ロータ3の再生部37の入口側および出口側に再生ボッ
クスイン26と再生ボックスアウト27を取り付けるこ
とにより、除湿ロータ3の再生部37の入口と出口との
圧力差がごく僅かになるので、再生空気35が除湿ロー
タ3の入口と出口から漏れることも少なくなり、再生空
気温度のバラツキもなく、除湿ロータ3の再生部37に
送られることになるので、非常に安定した除湿能力が得
られる。
【0029】図7は、本発明の第2実施例の除湿機を側
面からみた構成を示す図で、図8は、同じく側面からみ
た除湿ロータの再生部付近の構成を示す図である。
【0030】除湿ロータ3の再生部37付近の構成は、
第1実施例の除湿機と同様、図8に示すように、除湿ロ
ータ3の周囲に近接して配設されている仕切板28に仕
切りボックスイン26を取り付けることによって、再生
ヒータ34を内蔵した再生空気加熱部16と除湿ロータ
3の再生部37がカバーされた状態に構成されている。
そして、除湿ロータ3の再生部37の入口側を仕切るボ
ックスイン26で覆われた部分と除湿機1の本体ケース
外部とは連結穴30で連通した構成になっている。
【0031】このような第2実施例の構成によると、除
湿ロータ3の下流側にある除湿ファン6で室内空気32
を吸い込むと、再生部37の入口側は仕切りボックスイ
ン26でカバーされた状態で、この吸湿経路の中にある
除湿ロータ3の再生部37近傍は、除湿ロータ3の再生
ヒータ34側の仕切りボックスイン26でカバーされた
部分と除湿機1の本体ケースの外部とは連結穴30で連
通しているので、大気圧に近い圧力になり、除湿ロータ
3の再生部37の出口側の圧力との差が小さくなり、再
生空気35の漏れも少なくなり、再生空気温度のバラツ
キもなく、再生空気35が除湿ロータ3の再生部37に
送られるので、非常に安定した除湿能力が得られる。な
お、本発明は、上記第1,第2の実施例に示した構成に
限定されるものではなく、種々の変形が可能なものであ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る除湿機は、除湿機の本体内
に吸湿器と凝縮器等を有し、凝縮器の外部通路と、吸湿
器の吸湿部と、送風ファンとにより吸湿経路を構成し、
再生ヒータと、吸湿器の再生部と、再生ファンと、凝縮
器の内部通路とにより再生経路を備えた除湿機におい
て、再生経路の吸湿器の水分を離脱する再生部、つま
り、吸湿器の再生入口側と出口側に仕切りボックスイン
と仕切りボックスアウトからなる仕切り壁を設けること
により、除湿ファンによる圧力の影響を受けることが少
なくなるとともに、吸湿器の再生部の入口側と出口側と
の圧力差が小さくなり、除湿機の使用条件や場所に関係
なく常に安定した除湿性能を発揮することが可能とな
る。
【0033】また、吸湿器の再生部の入口側の再生ヒー
タを仕切りボックスインで覆い、除湿機の本体外部と仕
切りボックスイン内部とを連結路で連通したことによ
り、この部分の圧力が外部圧力と略同じ圧力になるの
で、再生空気の漏れがなくなる。
【0034】以上により、吸湿器の再生部の入口での高
温の空気の漏れがなくなり、吸湿器での水分離脱が多く
なり、再生能力がアップするとともに、吸湿器の出口側
の高湿の空気が薄まることがなく、凝縮器での除湿が安
定して得られ、安定した除湿能力が得られ再生効率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の除湿機の側面説明図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の除湿機の上面説明図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の除湿機の正面説明図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例の除湿機の除湿ロータ再生
部付近の説明図である。
【図5】本発明の実施例の除湿機の加熱部の構造図であ
る。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の除湿機の側面説明図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例の除湿機の除湿ロータ再生
部付近の説明図である。
【図9】従来の除湿ロータを用いた回転式空気除加湿シ
ステムの概要を説明するための図である。
【図10】従来の除湿機の正面構成図である。
【図11】従来の除湿機の側面説明図である。
【符号の説明】
1…除湿機、2…蓋、3…除湿ロータ、4…凝縮器、5
…熱回収用熱交換器、6…除湿ファン、7…フィルタ、
8…再生ファン、10…水受タンク、11…揚水ポン
プ、12…貯水タンク、13…液面検知装置(フロート
スイッチ)、14…揚水パイプ、15…給水口、16…
加熱部、18…遮熱板、20…第1の経路、21…第2
の経路、26…仕切りボックスイン(仕切り壁)、27
…仕切りボックスアウト(仕切り壁)、28…仕切り
板、29…再生ボックス、30…連結穴、31…吸湿
部、32…被除湿空気、33…乾燥した空気、34…再
生ヒータ、35…再生空気、36…湿った再生空気、3
7…再生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D052 AA08 BA02 CB01 DA01 DA06 DB01 DB03 FA01 FA04 GA03 GB00 GB02 GB04 HA03 HA49 HB02 HB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に除湿ロータからなる吸湿器,送
    風ファン,凝縮器,再生ヒータ,再生ファン等を有し、
    前記凝縮器の外部通路と、前記吸湿器の吸湿部と、前記
    送風ファン等により形成される吸湿経路と、前記再生ヒ
    ータと、前記吸湿器の水分を離脱する再生部と、前記再
    生ファンと、前記凝縮器の内部通路等により形成される
    再生経路とを備えた除湿機において、前記再生経路と前
    記吸湿経路との圧力差を大きくする手段を設けたことを
    特徴とする除湿機。
  2. 【請求項2】 前記再生経路と前記吸湿経路との圧力差
    を大きくする手段は、前記再生経路中の前記吸湿器の再
    生部を仕切り壁により覆い、吸湿器の再生経路と吸湿経
    路とを分離することを特徴とする請求項1に記載の除湿
    機。
  3. 【請求項3】 前記仕切り壁を吸湿器の再生部の入口側
    と出口側の両方に設けたことを特徴とする請求項2に記
    載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記仕切り壁を吸湿器の再生部の入口側
    のみに設けたことを特徴とする請求項2に記載の除湿
    機。
  5. 【請求項5】 前記仕切り壁を吸湿器の再生部の入口側
    に設け、本体外と連通する連絡路を設けたことを特徴と
    する請求項3または4に記載の除湿機。
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