JP2000277964A - ノートブック型パーソナルコンピューターの冷却方法及び冷却装置 - Google Patents

ノートブック型パーソナルコンピューターの冷却方法及び冷却装置

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JP2000277964A
JP2000277964A JP11081688A JP8168899A JP2000277964A JP 2000277964 A JP2000277964 A JP 2000277964A JP 11081688 A JP11081688 A JP 11081688A JP 8168899 A JP8168899 A JP 8168899A JP 2000277964 A JP2000277964 A JP 2000277964A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、高性能化に相まって大消費
電力化するのに伴い、高温を発するCPUなどの発熱体
を効率的に冷却するのにあたり、少なくとも高さ方向の
寸法を高くしないことにある。また、本発明の他の目的
は、冷却のための消費電力を節約しつつ、効率的に発熱
体を冷却することにある。 【解決手段】 ノートブック型パーソナルコンピュータ
ーの発熱体12から発する熱の一部をその発熱体12と
は異なる位置に熱伝導するヒートシンク14と、その発
熱体12から発する熱の残りをその発熱体12とは異な
る位置に強制的に移送する熱移送手段(16)と、その
移送された熱を熱移送手段(16)から強制的に放熱す
る強制放熱手段(22,28)とを含んでノートブック
型パーソナルコンピューターの冷却装置10を構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノートブック型パー
ソナルコンピューターの冷却方法及び冷却装置に関し、
より詳しくは高温を発する発熱体を強制的に冷却する方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ノートブック型のパーソナルコン
ピューター(以下、PCと言う)についても、高速化・
高性能化が求められ、次々と開発される高性能のセント
ラル・プロセシング・ユニット(以下、CPUと言う)
などの電子部品を搭載することが要求される。これらC
PUなどの電子部品は高性能化するほど、作動時に高温
の熱を発するようになる。ところが、電子部品の温度が
高くなると、その処理速度や性能が低下する。このた
め、CPUなどの高温発熱体については、冷却手段が施
されていた。
【0003】高温発熱体の冷却手段は、その発熱体の発
熱温度に対応して設計が行われている。すなわち、発熱
体の発熱がわずかである場合は、冷却部品を用いない自
然空冷とし、発熱温度が比較的低い場合は、ヒートシン
クやヒートパイプを用いた自然空冷が採用される。さら
に、発熱温度が高くなると、ファンモーターを用いた強
制空冷から、さらに、ペルチェ素子とファンモーターを
用いた強制空冷が採用される。しかしながら、今日の高
性能化したノートブック型PCにおいては、自然空冷で
は発熱体からの大きな熱量を冷却することは不可能で、
ほとんどの場合、強制空冷によって発熱体を冷却するし
か、採る手段がない。
【0004】強制空冷の具体的構成例を示すと、たとえ
ば図8に示すように、基板1に搭載されたCPUなどの
発熱体2の上にフィンなどが形成されたヒートシンク3
を積み重ね、ファンモーター4で強制冷却を行ってい
る。あるいは、図9に示すように、基板1に搭載された
CPUなどの発熱体2の上にペルチェ素子5を介してフ
ィンなどが形成されたヒートシンク3を積み重ね、ファ
ンモーター4で強制冷却を行っている。前者の強制空冷
に比べ、後者はペルチェ素子5によりさらに放熱効果を
高めることができる。これらの強制冷却法は、デスクト
ップ型PCにおいて採用されている。
【0005】ところが、このデスクトップ型PCで用い
られている冷却設計をそのままノートブック型PCへ適
用することは、次の3点で大きな障害となる。
【0006】1.高さの制限がある。ノートブック型P
Cは可搬性と操作性などの点から高さを極力低くするこ
とが求められている。冷却設計でノートブック型PCの
高さが決定するようなことが極力あってはならず、当然
ながら、他の機能的部品の高さ以下の範囲で冷却設計を
行う必要がある。ところが、ノートブック型PCの高さ
を高くすることができず、冷却設計にさけるスペースが
限界にきていた。
【0007】2.冷却のために用いることのできる電力
に制限がある。ファンモーターやペルチェ素子を動作さ
せるのに必要とする電力は非常に大きいが、これらに印
加される電力は、他の機能的部品を動作させるための電
源から得ている。このため、バッテリー使用時において
は、連続使用時間が大幅に短くなる、等の問題点が発生
する。
【0008】3.特に、ペルチェ素子を用いる場合は、
ペルチェ素子とファンモーターに電力を与え続ける必要
性がある。すなわち、ペルチェ素子に電力を与え続けて
動作させていないと、却ってそれが大きな熱抵抗とな
り、冷却設計として全く機能しなくなる。ペルチェ素子
に電力を与え続けて動作させるということは、ファンモ
ーターの動作も常時必要である。このため、バッテリー
使用時においては、連続使用時間が大幅に短くなる、等
の問題点が発生する。
【0009】しかしながら、現在又は将来において開発
されるノートブック型PCに搭載されるCPUには、次
々に開発されてくる高性能・高速のCPUが採用される
ことになり、ますます高温化する。ところが、その一方
で、上述の冷却システムでは能力が不足しているか、高
さ方向にスペースがなく、従来の冷却技術・概念では限
界にきていて、新たな冷却設計が必要になっていた。
【0010】ところで、本出願人が出願前に先行例を調
査したところ、特開平10−107469号公報を見出
した。この公報には、一端部が発熱部品に接続された熱
伝導部材と、この熱伝導部材の他端部に接続された放熱
部材と、この放熱部材の周囲に空気を流通させる通風ガ
イド手段とを具備する冷却装置が開示されている。そし
て、熱伝導部材がヒートパイプであること、放熱部材が
フィンを有していること、及び通風ガイド手段がファン
を備えていることを開示しているが、それ以外の構成を
採り得ることやそれを示唆する記載は全くない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、高性能化に相まって大消費電力化するのに伴い、高
温を発するCPUなどの発熱体を効率的に冷却するのに
あたり、少なくとも高さ方向の寸法を高くしないことに
ある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、冷却のため
の消費電力を節約しつつ、効率的に発熱体を冷却するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記目的を達成するために鋭意研究開発に努めた結果、本
発明に係るノートブック型PCの冷却方法及び冷却装置
を想到するに至ったのである。本発明の冷却方法の要旨
とするところは、ノートブック型パーソナルコンピュー
ターの発熱体から発する熱の一部を該発熱体とは異なる
位置に熱伝導により移送するステップと、前記発熱体か
ら発する熱の残りを該発熱体とは異なる位置に強制的に
移送するステップと、該移送された熱を強制的に冷却す
るステップとを含むことにある。また、他の冷却方法の
要旨とするところは、ノートブック型パーソナルコンピ
ューターの発熱体から発する熱を該発熱体とは異なる位
置に移送するステップと、該移送された熱をサーモモジ
ュール素子により冷却するステップと、該サーモモジュ
ール素子の高温側を空気流により冷却するステップとを
含むことにある。この冷却方法は、ノートブック型PC
内に配設されている発熱体の位置とは異なる所で、その
発熱体から発する熱を強制的に冷却するものである。発
熱体からの熱を移送する方法として、ヒートシンクによ
る熱伝導、ヒートパイプやサーモモジュール素子あるい
は水などの液体を循環させる方法などによる強制的な熱
の移送が用いられる。また、移送された熱は、必要に応
じてサーモモジュール素子によって吸熱され、空気流に
よって外部に排出されるのが好ましい。
【0014】また、本発明の冷却装置の要旨とするとこ
ろは、ノートブック型パーソナルコンピューターの発熱
体から発する熱の一部を該発熱体とは異なる位置に熱伝
導するヒートシンクと、該発熱体から発する熱の残りを
該発熱体とは異なる位置に強制的に移送する熱移送手段
と、該移送された熱を熱移送手段から強制的に放熱する
強制放熱手段とを含んで構成される。熱移送手段には、
ヒートパイプ又はペルチェ素子などのサーモモジュール
素子を含み、さらに冷媒が流動可能に封管内に封入され
た冷却体を含み、またさらに、ヒートシンクを介して配
設されたヒートパイプ又はサーモモジュール素子を含む
ものである。また、強制放熱手段には、サーモモジュー
ル素子を含み、さらに熱移送手段の熱を送風又は吸引に
より外部に排出する送風装置を含むものである。この冷
却装置は、発熱体から発する熱をその発熱体とは異なる
箇所に移送し、その箇所で強力に冷却することができる
ため、ノートブック型PC自体の高さ方向の厚みを増す
ことなく、放熱能力を飛躍的に高めることができる。ま
た、サーモモジュール素子及び/又は送風装置を発熱体
の温度に基づいて制御することにより、冷却能力の自己
制御が可能になり、消費電力を最小限に抑制することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るノートブック
型PCの冷却方法及び冷却装置の実施の形態を図面に基
づいて詳しく説明する。
【0016】図1、図2及び図3に示すように、冷却装
置10は、ノートブック型PCの発熱体12(図3参
照)と接触させられ、その発熱体12から発する熱を熱
伝導によりその発熱体12とは異なる位置に移送するヒ
ートシンク14と、そのヒートシンク14と並設され、
発熱体12から発する熱を一端からその発熱体12とは
異なる位置の他端へ移送するヒートパイプ16と、その
ヒートパイプ16の他端に配設された冷却板18と、そ
の冷却板18に吸熱部20が接触させられたサーモモジ
ュール素子22と、そのサーモモジュール素子22の放
熱部24に接触させられた放熱フィン26と、少なくと
もその放熱フィン26に空気流を生じさせる送風装置2
8とを含んで構成されている。
【0017】ノートブック型PCに配設されている発熱
体12としては、CPUやマイクロ・プロセシング・ユ
ニット(MPU)などがあり、特に動作させられること
により熱を発し、熱を帯びることにより動作が遅くなる
など、処理速度・性能が低下する部品が含まれる。その
発熱体12の表面にはヒートシンク14の吸熱面30が
接触させられる。発熱体12は基板32に搭載されてお
り、発熱体12の表面とヒートシンク14の吸熱面30
との接触を確実なものとするために、基板32の裏面を
ネジなどによって吸熱面30側に押圧して固定する固定
具34が設けられている。このヒートシンク14は銅や
アルミニウムなどの熱伝導性に優れた材料や、これらの
複合材によって構成されているのが好ましく、さらに蓄
熱性に優れている材質が好ましい。
【0018】ヒートシンク14は全体として平板状を成
していて、発熱体12に接触させられる吸熱面30の反
対面にはヒートパイプ16を配設するための溝36が形
成されていて、また、その吸熱面30の隣接部には送風
装置28の軸流ファンとモーターが配設される凹陥部3
8が形成され、その凹陥部38に続いて送風装置28の
空気を排出する排出口40が形成されている。ヒートパ
イプ16を配設するための溝36は、吸熱面30から吸
収された熱を効率的にヒートパイプ16に伝えることな
どを目的とするものである。したがって、溝36とヒー
トパイプ16との間に、熱伝導性に優れた充填材を充填
するのが好ましい。
【0019】ヒートシンク14の吸熱面30に伝えられ
た熱の一部はヒートシンク14を熱伝導により排出口4
0側へ伝わり、その残りの熱のほとんどはヒートシンク
14を介してヒートパイプ16に伝わる。ヒートパイプ
16は、内部に毛細管物質を有する金属封管内に少量の
液体を入れて、管の一端側を液体が蒸発するときの気化
熱により冷却し、蒸気を管の他端側に導いて放熱させて
液化し、その液体を毛細管物質内に吸収させて、管の一
端側に送って循環させるものである。このヒートパイプ
16は公知のものを使用することができ、特に限定され
ない。したがって、ヒートパイプ16の吸熱面30側の
一端が加熱されると、内部の液体が気化してその箇所を
冷却するとともに、気化ガスが他端側へ流れて、放熱さ
せられて液化する。ヒートパイプ16の他端側には、そ
の他端側での放熱を促進するために冷却板18が配設さ
れている。冷却板18は銅やアルミニウムなどの熱伝導
性に優れた材質で形成されている。
【0020】ヒートパイプ16の他端に配設された冷却
板18に接触させられて、ペルチェ素子などのサーモモ
ジュール素子22が配設されている。サーモモジュール
素子22は電圧を印加することにより、一端が吸熱部2
0に、他端が発熱部24になる素子である。サーモモジ
ュール素子22の具体的構成などについては特に限定さ
れないが、吸熱部(低温側)の温度が極力低くなる素
子、特に少なくともヒートパイプ16内のガスの液化温
度以下に冷却できる素子が選定される。このサーモモジ
ュール素子22の吸熱部20は冷却板18に接触させら
れるとともに、その発熱部24は放熱フィン26に接触
させられている。したがって、サーモモジュール素子2
2を作動させると、その吸熱部20が低温になり、冷却
板18を介してヒートパイプ16の他端を冷却する。一
方、サーモモジュール素子22の発熱部(高温側)24
には放熱フィン26が配設されていて、その放熱フィン
26を介して外気に放熱される。放熱フィン26はアル
ミニウムなどの熱伝導性に優れた材質により構成され、
空気との接触面積を広く取るとともに空気の流れを阻害
しないように、板状や円柱状などのフィンが多数形成さ
れている。
【0021】さらに、放熱フィン26による放熱を促進
するために、送風装置28が設けられている。送風装置
28はヒートシンク14と一体的に形成された凹陥部3
8にファンの回転軸方向から空気を取り入れ、側壁方向
の排出口40に空気を排出する軸流ファンが採用されて
いる。また、この軸流ファンを駆動させるモーターは凹
陥部38の中央部すなわち軸流ファンの中央部に設けら
れている。この送風装置28を駆動させることにより、
放熱フィン26の周りに空気流を生じさせて、放熱フィ
ン26を冷却するとともに、ヒートシンク14の排出口
40側の内面を冷却することになる。その結果、ヒート
シンク14自体においても、排出口40側と吸熱面30
側との間に温度勾配が生じて、熱伝導による冷却がなさ
れる。
【0022】これらサーモモジュール素子22及び送風
装置28の作動は、温度センサーと制御手段によって制
御するのが好ましい。すなわち、ヒートシンク14の吸
熱面30に温度センサーを配設し、そのセンサーの検出
値に基づいて制御手段によりサーモモジュール素子22
と送風装置28の作動を制御するのである。このとき、
サーモモジュール素子22と送風装置28とを個別に独
立させて制御するのが好ましい。
【0023】ところで、CPUなどの発熱体12の消費
電力は常に一定ではなく、使われる適応業務や実際の使
われ方によって変わってくる。図4に、発熱体12の消
費電力と温度の関係を示す。CPUなどの発熱体12の
能力は、周波数が高いほど良くなるが、それとともに消
費電力(Low→Middle→High)も増大す
る。そこで、発熱体12の温度を感知して、送風装置2
8及びサーモモジュール素子22のオン・オフを制御す
ることにより、発熱体12の温度が動作上限温度を超え
ないように調節される。
【0024】そこで、上述のノートブック型PCの冷却
装置10は、ヒートシンク14の吸熱面30が発熱体1
2に接触させられ、発熱体12が発する熱はヒートシン
ク14に伝熱される。発熱体12の発熱量が少ない場合
は、ヒートシンク14の熱容量と自然放熱によって発熱
体12を冷却することができる。発熱体12の発熱量が
増加するにつれて、ヒートパイプ16の一端が加熱され
て、熱の一部は他端側に移送されるとともに、残りの熱
はヒートシンク14自体を伝わって排出口40側へ伝熱
される。温度センサーが吸熱面30の温度が所定の温度
以上になったことを検出したとき、送風装置28が制御
手段により作動させられ、空気流によりヒートシンク1
4の排出口40側が冷却される。その結果、ヒートシン
ク14の温度勾配が大きくなって、熱伝導による冷却が
促進されるとともに、ヒートパイプ16による熱の移送
も促進されることになる。
【0025】さらに、発熱体12の発熱量が多く、温度
が高くなってくると、サーモモジュール素子22が制御
手段により作動させられる。サーモモジュール素子22
が作動させられると、冷却板18を介してヒートパイプ
16の一端が強制的に冷却される。一方、サーモモジュ
ール素子22の発熱部24に設けられた放熱フィン26
には送風装置28によって送風されて、強制的に冷却さ
れる。このため、サーモモジュール素子22による冷却
効果が最大限発揮させられる。
【0026】次に、ノートブック型PCの作動を中止す
るなどにより、発熱体12の温度が低下してきたとき、
温度センサーの検出に基づいて制御手段によりサーモモ
ジュール素子22の作動が停止させられる。そしてま
た、さらに発熱体12の温度が低下すると、送風装置2
8の作動も停止させられる。
【0027】このように、発熱体12の表面に直接、サ
ーモモジュール素子22を配設しないで、ヒートシンク
14を介して発熱体12の配設箇所とは異なる箇所にサ
ーモモジュール素子22を設けているため、冷却装置1
0の高さを高くすることがなく、したがって、ノートブ
ック型PC自体の高さも冷却装置による制約を受けな
い。また、発熱体12の表面に直接、サーモモジュール
素子22を配設していないため、サーモモジュール素子
22及び送風装置28に常時電力を与え続ける必要はな
い。したがって、無駄な電力を使用することなく省電力
に貢献し、特にバッテリー使用時の連続使用時間の延長
に貢献することになる。
【0028】以上、本発明に係るノートブック型PCの
冷却方法及び冷却装置の1実施形態を詳述したが、本発
明は上述の実施形態に限定されるものではない。
【0029】たとえば、図5(a)(b)に示すよう
に、発熱体12と接触させられるヒートシンク42の吸
熱面30に溝44を設け、その溝44にヒートパイプ4
6を配設することも可能である。このように構成すれ
ば、発熱体12とヒートパイプ46とが直接接触して、
より効率的に発熱体12の熱を移送し、発熱体12を迅
速に冷却することができる。また、ヒートパイプ46に
よる冷却に加えて、ヒートシンク42の吸熱面30とも
発熱体12は接触させられているため、それによる冷却
もなされる。
【0030】また、図6に示すように、ヒートシンク1
4の排出口40に設けられるサーモモジュール素子22
と放熱フィン26は冷却板18に固定されていて、放熱
フィン26はヒートシンク14に対して熱的に絶縁され
て構成されているのが好ましい。熱的に絶縁する方法と
しては、放熱フィン26とヒートシンク14とが接触し
ないように隙間を開ける方法(図6参照)と、放熱フィ
ン26とヒートシンク14との間に断熱材を介装させる
方法があり、いずれでもよい。このように、放熱フィン
26とヒートシンク14とを隔絶することにより、放熱
フィン26への熱がヒートシンク14に逆流することが
ない。
【0031】さらに、図7に示すように、ヒートシンク
48の排出口40に設けられるサーモモジュール素子2
2と放熱フィン26は冷却板50に固定されるととも
に、その冷却板50には別途直接、放熱フィン52が取
り付けられて、冷却装置54が構成されてもよい。この
ように構成すれば、図示しない送風装置により送風する
ことにより、放熱フィン52によって冷却板50を迅速
に冷却することができる。したがって、消費電力の大き
いサーモモジュール素子22を作動させる時期を遅らせ
ることができるため、バッテリー使用時の連続使用時間
を長くすることができる。
【0032】また、同図7に示すように、ヒートシンク
48に放熱フィン56を取り付けることも有効である。
発熱体12からの熱は、その一部がヒートシンク48を
伝わって熱伝導する。そこで、放熱フィン56に送風し
て冷却することにより、ヒートシンク48に熱勾配を生
じさせることによって、熱伝導を促進することができ
る。
【0033】以上、本発明の冷却装置及び冷却方法を図
示して説明したが、本発明は図示した例示に限定される
ものではないのは言うまでもない。
【0034】たとえば、ヒートシンクの内部に密閉され
た空間を設け、その中に水などの冷媒を充填し、その冷
媒の対流あるいは循環により発熱体の冷却を促進させる
ことも可能である。また、ヒートパイプに代えて、ある
いはヒートパイプとともに、冷媒を循環可能に金属など
から成る封管内に封入した冷却体を用いることも可能で
ある。冷媒はポンプによって循環させてもよいが、エネ
ルギーを必要としない対流作用を利用するのが好まし
い。対流による場合、ヒートシンク内の空間あるいは冷
却体(封管)を若干傾斜させるのがよい。
【0035】また、上述の例では、発熱体の熱をヒート
パイプを用いて強制的に他の箇所に移送していたが、ヒ
ートパイプに代えてサーモモジュール素子を利用するこ
とも可能である。すなわち、サーモモジュール素子の吸
熱部(低温側)と放熱部(高温側)とを平面方向に分離
して配置し、吸熱部を発熱体側に、放熱部を発熱体とは
異なる位置の排出口側に設けるのである。本例において
も、サーモモジュール素子と少なくともヒートシンクと
を併用するのが好ましい。
【0036】その他、ヒートシンクの形状は図示のもの
に限定されず、また、ヒートシンク内に送風装置が一体
的に組み込まれている必要はない。送風装置は軸流ファ
ン式のものに限らず、各種のファンを用いることができ
る。特に、送風装置は放熱フィンなどに対して吸引する
ものであってもよいなど、本発明はその趣旨を逸脱しな
い範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修
正、変形を加えた態様で実施し得るものである。
【0037】(実施例)CPUとしてペンティアム・ツ
ー 266MHzを用い、25℃の雰囲気下で作動させ
て、CPUの接続部における温度を測定した。冷却装置
をなんら設けなかったとき、CPUの接続部における温
度は100℃を越えていた。また、図1に示すヒートシ
ンク14を取り付けるとともに送風装置28を作動さ
せ、ヒートパイプ16とヒートシンク14を伝わる熱伝
導によってCPUを冷却した。その結果、CPUの接続
部における温度は72℃であった。
【0038】次に、図1に示すように、ヒートシンク1
4にヒートパイプ16を配設するとともにサーモモジュ
ール素子22としてペルチェ素子を用い、ペルチェ素子
22と送風装置28を作動させた。そして、送風装置2
8によりペルチェ素子22を放熱フィン26を介して冷
却した。その結果、CPUの接続部における温度は67
℃であった。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るノートブック型PCの冷却
方法及び冷却装置は、CPUなどの発熱体から発する熱
をヒートパイプなどの熱移送手段とヒートシンクとによ
り、発熱体の箇所とは異なる箇所に移送し、その箇所で
強制放熱手段によって迅速に冷却することにしているた
め、冷却装置したがってノートブック型PC自体の高さ
を高くすることなく、効率的に冷却することができる。
【0040】また、発熱体に直接サーモモジュール素子
を取り付けずに、発熱体に電力を必要としないヒートシ
ンク及び/又は熱移送手段を取り付けているため、電力
を印加し続ける必要はない。したがって、強制的な冷却
が必要なときにのみ、強制放熱手段に電力を印加すれば
よく、消費電力を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノートブック型PCの冷却装置の
1実施形態を展開して示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すノートブック型PCの冷却装置を示
す斜視説明図である。
【図3】図1に示すノートブック型PCの冷却装置を示
す側面説明図である。
【図4】CPUの消費電力と温度の関係を示す図であ
る。
【図5】本発明に係るノートブック型PCの冷却装置の
他の実施形態を示す図であり、(a)は側面説明図、
(b)は斜視説明図である。
【図6】本発明に係るノートブック型PCの冷却装置の
他の実施形態を拡大して示す正面説明図である。
【図7】本発明に係るノートブック型PCの冷却装置の
さらに他の実施形態を拡大して示す正面説明図である。
【図8】従来のノートブック型PCの冷却装置の1例を
示す概念説明図である。
【図9】従来のノートブック型PCの冷却装置の他の1
例を示す概念説明図である。
【符号の説明】
10,54:冷却装置 12:発熱体 14,42,48:ヒートシンク 16,46:ヒートパイプ 18,50:冷却板 20:吸熱部 22:サーモモジュール素子 24:放熱部 26,52,56:放熱フィン 28:送風装置 30:吸熱面 40:排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 徹 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 山田 靖治 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 葛野 正典 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 西尾 俊彦 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AA11 AB01 AB08 AB10 BA01 BA03 BA05 BB03 BB04 DB10 DC01 FA01 FA02 FA03 FA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノートブック型パーソナルコンピュータ
    ーの発熱体から発する熱の一部を該発熱体とは異なる位
    置に熱伝導により移送するステップと、前記発熱体から
    発する熱の残りを該発熱体とは異なる位置に強制的に移
    送するステップと、該移送された熱を強制的に冷却する
    ステップとを含むノートブック型パーソナルコンピュー
    ターの冷却方法。
  2. 【請求項2】 ノートブック型パーソナルコンピュータ
    ーの発熱体から発する熱を該発熱体とは異なる位置に移
    送するステップと、該移送された熱をサーモモジュール
    素子により冷却するステップと、該サーモモジュール素
    子の高温側を空気流により冷却するステップとを含むノ
    ートブック型パーソナルコンピューターの冷却方法。
  3. 【請求項3】 前記発熱体から発する熱を該発熱体とは
    異なる位置に移送するステップは、該発熱体から発する
    熱の一部を該発熱体とは異なる位置に熱伝導により移送
    するステップと、前記発熱体から発する熱の残りを該発
    熱体とは異なる位置に強制的に移送するステップとを含
    む請求項2に記載するノートブック型パーソナルコンピ
    ューターの冷却方法。
  4. 【請求項4】 ノートブック型パーソナルコンピュータ
    ーの発熱体から発する熱の一部を該発熱体とは異なる位
    置に熱伝導するヒートシンクと、該発熱体から発する熱
    の残りを該発熱体とは異なる位置に強制的に移送する熱
    移送手段と、該移送された熱を熱移送手段から強制的に
    放熱する強制放熱手段とを含むノートブック型パーソナ
    ルコンピューターの冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記熱移送手段が、ヒートパイプ、サー
    モモジュール素子又は冷媒が循環可能に封管内に封入さ
    れた冷却体の1以上を含む請求項4に記載するノートブ
    ック型パーソナルコンピューターの冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記ヒートシンク内に冷媒が循環可能に
    封入されている請求項4又は請求項5に記載するノート
    ブック型パーソナルコンピューターの冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記強制放熱手段が、サーモモジュール
    素子を含む請求項4乃至請求項6のいずれかに記載する
    ノートブック型パーソナルコンピューターの冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記強制放熱手段が、発熱体から熱伝導
    及び熱移送された熱を送風又は吸引により外部に排出す
    る送風装置を含む請求項4乃至請求項7のいずれかに記
    載するノートブック型パーソナルコンピューターの冷却
    装置。
  9. 【請求項9】 前記強制放熱手段の高熱側が、少なくと
    もヒートシンクと熱的に絶縁している請求項4乃至請求
    項8のいずれかに記載するノートブック型パーソナルコ
    ンピューターの冷却装置。
  10. 【請求項10】 ノートブック型パーソナルコンピュー
    ターの発熱体と接触させられ、該発熱体から発する熱を
    熱伝導により該発熱体とは異なる位置に移送するヒート
    シンクと、該ヒートシンクと並設され、該発熱体から発
    する熱を一端から該発熱体とは異なる位置の他端へ移送
    するヒートパイプと、該ヒートパイプの他端に配設され
    た冷却板と、該冷却板に吸熱部が接触させられたサーモ
    モジュール素子と、該サーモモジュール素子の放熱部に
    接触させられた放熱フィンと、少なくとも該放熱フィン
    に空気流を生じさせる送風装置とを含むノートブック型
    パーソナルコンピューターの冷却装置。
  11. 【請求項11】 前記発熱体の温度を検出するセンサー
    と、該センサーの検出値に基づきサーモモジュール素子
    及び/又は送風装置を制御する制御手段とをパーソナル
    コンピューターに備える請求項7、請求項8又は請求項
    10のいずれかに記載するノートブック型パーソナルコ
    ンピューターの冷却装置。
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