JP2000272018A - 三次元形状物製造法 - Google Patents

三次元形状物製造法

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JP2000272018A JP11082309A JP8230999A JP2000272018A JP 2000272018 A JP2000272018 A JP 2000272018A JP 11082309 A JP11082309 A JP 11082309A JP 8230999 A JP8230999 A JP 8230999A JP 2000272018 A JP2000272018 A JP 2000272018A
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喜万 東
Tokuo Yoshida
徳雄 吉田
Isao Fuwa
勲 不破
Yoshiyuki Uchinono
良幸 内野々
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な形状でありながら高強度で高精度な造
形物を容易に製造することができる三次元形状物製造法
を提供する。 【解決手段】 粉末材料1が硬化される硬化層2を順次
に積層形成して三次元形状の造形物を得る三次元形状物
製造法において、埋設用部材3を設置しておきその周辺
に粉末材料1を充填し、この粉末材料1を同埋設用部材
3の近傍でこれと一体化されるように硬化させて、硬化
層2を順次に積層形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉末材料が硬化さ
れる硬化層を順次に積層形成して三次元形状の造形物を
得る三次元形状物製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図40に示す如く、粉末材料
1が硬化される硬化層2を順次に積層形成して三次元形
状の造形物を得る三次元形状物製造法は知られている。
これは「選択的焼結によって部品を製造する方法」とし
て特許第2620353号公報に開示されたもので、こ
こでは、金属等の無機質材或いは樹脂等の有機質材でな
る粉末材料1が堆積され、そこにレーザや指向性エネル
ギービーム等の光ビーム(レーザビーム12)が照射され
硬化されて硬化層2が形成され、該硬化層2が順次に積
層形成されて三次元形状の造形物が得られる。
【0003】この場合、図40(a)に示す如く、粉末
材料1はホッパー29から包囲構造30内に供給され、その
上から、図40(b)に示す如く、レーザビーム12が所
定部位に選択的に照射され、これが繰り返されて硬化層
2が積層形成される。又、レーザビーム12はレーザヘッ
ド31から照出され、その走路がプリズム32を含む走査系
33で方向変換されるように操作されて、包囲構造30内で
最上層となる粉末材料1の所定部位に選択的に照射され
る。したがって、この場合には、複雑な形状の造形物を
比較的容易に製造することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、粉末材料1の充填密度が低くて照
射、硬化後の密度は100%とならず、そのため、製造
される造形物の強度が材料本来の機械的強度に比して弱
くなるという問題があった。又、硬化層2を形成するた
めにレーザビーム12を走査する工程が必要となり、しか
も、造形物の輪郭線内の走査データ量が多いため造形時
間が長くなるという問題があった。又、粉末材料1が硬
化する際に収縮するため、硬化層2が変形して精度良く
造形物を製造することができないという問題もあった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、複
雑な形状でありながら高強度で高精度な造形物を容易に
製造することができる三次元形状物製造法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
三次元形状物製造法は、粉末材料が硬化される硬化層を
順次に積層形成して三次元形状の造形物を得る製造法で
あって、埋設用部材を設置しておき、該埋設用部材の周
辺に粉末材料を充填し、該粉末材料を同埋設用部材の近
傍でこれと一体化されるように硬化させて、硬化層を順
次に積層形成する製造法である。
【0007】したがって、この場合、埋設用部材を高密
度で強固に形成しておくことで、全体としては高強度な
造形物を製造することができる。しかも、埋設用部材の
周辺付近のみの粉末材料を層構成として順次に硬化させ
るだけで良く、その際、硬化させるためのビームを走査
する走査データ量も造形物の輪郭線内で少なくなって走
査時間は短くなり、複雑な形状であってもその造形時間
の短縮化を図ることができる。又、硬化される粉末材料
の量が少なくなることで、その硬化時の収縮による変形
も防止されて、高精度な造形物を製造することができ
る。
【0008】本発明の請求項2記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項1記載の三次元形状物製造法におい
て、埋設用部材を周壁体で囲まれたプレート上に設置
し、該プレートを同周壁体の上端部から硬化層の厚みに
相当する寸法分づつ順次に降下させて、同周壁体で囲ま
れたスペース内に粉末材料を同プレートの降下ごとに充
填して硬化させることを特徴とするものである。
【0009】したがって、この場合は特に、埋設用部材
が硬化層の厚みに相当する寸法分づつ降下されながら、
その周辺に同硬化層が順次に積層形成されるので、硬化
後ごとに粉末材料を容易に充填することができ、これに
照射するビームの距離設定等も容易になって、最適な製
造設備となすことができる。
【0010】本発明の請求項3記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項1又は2記載の三次元形状物製造法に
おいて、シート材料を積層一体化して埋設用部材を形成
することを特徴とするものである。
【0011】したがって、この場合は特に、複雑な形状
の造形物であっても、これに埋設される埋設用部材をシ
ート材料の積層一体化により形成することによって、簡
単に製造することができる。
【0012】本発明の請求項4記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項3記載の三次元形状物製造法におい
て、各硬化層を形成するごとにその前に各シート材料を
順次に積層設置して、埋設用部材を形成することを特徴
とするものである。
【0013】したがって、この場合は特に、シート材料
を予め積層一体化して形成しておく必要がなく、各硬化
層を形成するごとにその前に各シート材料を順次に積層
設置して、埋設用部材を簡単に形成することができ、同
埋設用部材は粉末材料の充填の際に邪魔になることもな
い。
【0014】本発明の請求項5記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項4記載の三次元形状物製造法におい
て、積層される各シート材料に穿設された貫通孔に粉末
材料を充填し、該粉末材料を硬化させることによって同
各シート材料を結合させることを特徴とするものであ
る。
【0015】したがって、この場合は特に、貫通孔に充
填される粉末材料の硬化によって各シート材料は結合さ
れるので、シート材料間の結合強度が向上されると共に
粉末材料硬化時の熱影響によるシート材料の変形も防止
され、造形物の高強度化、高精度化を図ることができ
る。
【0016】本発明の請求項6記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項5記載の三次元形状物製造法におい
て、各シート材料の間で貫通孔を連通させることを特徴
とするものである。
【0017】したがって、この場合は特に、シート材料
間で連通した貫通孔に充填される粉末材料の硬化によっ
て各シート材料が結合されるので、各シート材料は相互
に位置決めされて横ズレなく結合され、造形物の更なる
高強度化、高精度化を図ることができる。
【0018】本発明の請求項7記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項3又は4記載の三次元形状物製造法に
おいて、各シート材料の厚みを埋設用部材の外側面の傾
斜がきつくなる部位では厚く、同傾斜が緩くなる部位で
は薄くなるように変化設定することを特徴とするもので
ある。
【0019】したがって、この場合は特に、埋設用部材
の外側面の傾斜がきつくなる部位では、シート材料の厚
みが厚くなるように変化設定されて該シート材料の積層
枚数は削減され、造形時間の更なる短縮化を図ることが
できる。逆に、埋設用部材の外側面の傾斜が緩くなる部
位では、シート材料の厚みが薄くなるように変化設定さ
れて該シート材料の端部で発生する段差は小さくなり、
造形物の水平に近い表面を滑らかに仕上げることができ
る。
【0020】本発明の請求項8記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項3又は4記載の三次元形状物製造法に
おいて、シート材料の間に粉末材料が固化される粉末固
化層を介設形成することを特徴とするものである。
【0021】したがって、この場合は特に、シート材料
による積層面が複雑な形状となる場合に、該シート材料
の間に粉末材料が固化される粉末固化層を介設形成する
ことにより、該粉末固化層を簡単に正確な位置に形成し
て、微細で複雑な形状となる造形物の製造にも容易に対
応することができる。
【0022】本発明の請求項9記載の三次元形状物製造
法は、上記請求項3又は4記載の三次元形状物製造法に
おいて、埋設用部材の外側面が各シート材料の間で階段
状となり、該階段状の凹部に粉末材料をその上面が同階
段傾斜に略沿ったテーパー状となるように充填して硬化
させることを特徴とするものである。
【0023】したがって、この場合は特に、階段状とな
る埋設用部材の外側面が、該階段状の凹部に充填して硬
化される粉末材料により同階段傾斜に略沿ったテーパー
状となって、造形物の表面を滑らかに仕上げることがで
きる。しかも、ここで、磨き仕上げされるときには、削
り取り量が削減されて仕上げ時間の短縮化を図ることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項1、2に
対応する一実施形態を示し、該実施形態の三次元形状物
製造法は、粉末材料1が硬化される硬化層2を順次に積
層形成して三次元形状の造形物を得る製造法であって、
埋設用部材3を設置しておき、該埋設用部材3の周辺に
粉末材料1を充填し、該粉末材料1を同埋設用部材3の
近傍でこれと一体化されるように硬化させて、硬化層2
を順次に積層形成する製造法である。
【0025】該実施形態の三次元形状物製造法において
は、埋設用部材3を周壁体4で囲まれたプレート5上に
設置し、該プレート5を同周壁体4の上端部6から硬化
層2の厚みに相当する寸法L分づつ順次に降下させて、
同周壁体4で囲まれたスペース7内に粉末材料1を同プ
レート5の降下ごとに充填して硬化させる。
【0026】この場合、図1(a)に示す如く、プレー
ト5上に埋設用部材3を予め設置しておき、図1(b)
に示す如く、プレート5を硬化層2の厚みに相当する寸
法Lだけ降下させ、これにより形成される周壁体4で囲
まれたスペース7内に、図1(c)に示す如く、粉末材
料1を充填する。ここで、プレート5の周囲には周壁体
4の内面に密接状態で摺動するスライダ11が設けられて
おり、粉末材料1の漏れ出ないスペース7が、同周壁体
4の上端部6から所定の深さ(寸法L)となって確実に
形成される。
【0027】次に、図1(d)に示す如く、埋設用部材
3の周辺付近の粉末材料1にのみビーム12を照射して硬
化させ、その際、該粉末材料1が硬化する硬化層2を同
埋設用部材3の外側面にも結合一体化させる。ここで、
ビーム12としてはレーザや指向性エネルギービーム等の
光ビームが照射され、粉末材料1は焼結により硬化す
る。粉末材料1は金属等の無機質材或いは樹脂等の有機
質材でなり、前記ビーム12によって必要部分のみが選択
的に焼結され効率良く確実に硬化される。又、埋設用部
材3の材質は、これに粉末材料1が硬化され結合一体化
されることから該粉末材料1と同質材料であることが好
ましく、同埋設用部材3は高密度で高強度に形成される
が、安価で高強度に形成される別材料が採用されても良
い。
【0028】上記図1(b)〜(d)の工程が繰り返さ
れ、最終的に図1(e)に至って造形物が完成する。こ
の場合、金属でなる粉末材料1を硬化積層させて金属部
品や金型等を製造することができ、樹脂でなる粉末材料
1によって樹脂部品を製造することができ、有機質材と
無機質材とが混在する造形物や部品等を製造することも
できる。
【0029】したがって、該実施形態の三次元形状物製
造法においては、埋設用部材3を高密度で強固に形成し
ておくことで、全体としては高強度な造形物を製造する
ことができる。しかも、埋設用部材3の周辺付近のみの
粉末材料1を層構成として順次に硬化させるだけで良
く、その際、硬化させるためのビーム12を走査する走査
データ量も造形物の輪郭線内で少なくなって走査時間は
短くなり、複雑な形状であってもその造形時間の短縮化
を図ることができる。又、硬化される粉末材料1の量が
少なくなることで、その硬化時の収縮による変形も防止
されて、高精度な造形物を製造することができる。
【0030】又、該実施形態の三次元形状物製造法にお
いては、埋設用部材3が硬化層2の厚みに相当する寸法
L分づつ降下されながら、その周辺に同硬化層2が順次
に積層形成されるので、硬化後ごとに粉末材料1を容易
に充填することができ、これに照射するビーム12の距離
設定等も容易になって、最適な製造設備となすことがで
きる。しかも、この場合に、プレート5は周壁体4の上
端部6から硬化層2の厚みに相当する寸法L分づつ降下
されるので、該寸法L分の厚さ寸法となる程度に粉末材
料1が正確に適量だけ充填される。
【0031】図2は、本発明の請求項1〜3に対応する
別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形状物製造法
においては、シート材料8を積層一体化して埋設用部材
3が形成されている。この場合、シート材料8は無機質
材或いは有機質材で、予め積層一体化されてプレート5
上に設置される。
【0032】したがって、この場合は特に、複雑な形状
の造形物であっても、これに埋設される埋設用部材3を
シート材料8の積層一体化により形成することによっ
て、簡単に製造することができる。なお、それ以外は、
上記図1に示した実施形態と同様に構成されて同様の工
程となっており、同上記実施形態におけると同様の作用
効果が奏される。
【0033】図3は、本発明の請求項1〜4に対応する
更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形状物製
造法においては、各硬化層2を形成するごとにその前に
各シート材料1を順次に積層設置して、埋設用部材3を
形成するものである。この場合、シート材料8は所定の
大きさ形状に切断され、その厚み寸法は硬化層2の厚み
に相当する寸法Lに略等しく形成されており、該寸法L
だけプレート5を降下させる前に予め該プレート5上に
同シート材料8は設置されているが、プレート5を降下
させた後に該プレート5上に同シート材料8を設置して
も良く、すなわち、図3(a)(b)の工程が入れ替わ
っても良い。
【0034】したがって、この場合は特に、シート材料
8を予め積層一体化して埋設用部材3を形成しておく必
要がなく、各硬化層2を形成するごとにその前に各シー
ト材料8を順次に積層設置して、埋設用部材3を簡単に
形成することができ、同埋設用部材3は粉末材料1の充
填の際に邪魔になることもない。又、充填された粉末材
料1から埋設用部材3が上方へ突出しないので、ビーム
12を照射する同粉末材料1の硬化作業の際にも支障を来
すことがない。なお、それ以外は、上記図2に示した実
施形態と同様に構成されて同様の工程となっており、同
上記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0035】又、上記各実施形態においては、図4に示
す如く、下層から上層領域を除いた領域部分に粉末材料
1を充填している。すなわち、シート材料8の輪郭線周
辺に粉末材料1は充填されて、該粉末材料1が同シート
材料8の間には介設されていない。この場合、各シート
材料8の端面間の隙間が粉末材料1の硬化層2によって
閉塞されると共に、強固に接着されて同端面からのシー
ト材料8のめくれ上がり変形が防止され、しかも、接着
部分が少ないため熱歪み等の影響も少なく、高精度の造
形物を得ることができる。
【0036】又、上記各実施形態において、図5に示す
如く、各シート材料8の間に粉末材料1を塗布介設し、
該シート材料8間の粉末材料1を溶融或いは焼結するこ
とによって、各シート材料8を相互に接合させることも
可能である。この場合、図5(a)(b)に示す如く、
下層のシート材料8の表面に粉末材料1を塗布して粉末
接着層13を形成し、図5(c)に示す如く、同粉末接着
層13上に上層のシート材料8を設置し、図5(d)に示
す如く、同上層のシート材料8の上から該シート材料8
を通してレーザ等のビーム12を照射し、これにより、前
記粉末接着層13を溶融或いは焼結させて該粉末接着層13
により上下層のシート材料8を相互に接着結合する。
【0037】したがって、この場合は、シート材料8の
相互間の接着強度が向上して、造形物の機械的強度を増
強させることができる。又、この場合には、シート材料
8よりも低融点の粉末材料1が用いられ、これによっ
て、該シート材料8にはビーム12の熱影響によるダメー
ジを与えることなく造形することができ、同シート材料
8に変形を生じることなく高精度の造形物が得られる。
【0038】図6は、本発明の請求項1〜5に対応する
更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形状物製
造法においては、積層される各シート材料8に穿設され
た貫通孔9に粉末材料1を充填し、該粉末材料1を硬化
させることによって同各シート材料8を結合させるもの
である。この場合、図6(a)(b)に示す如く、複数
の貫通孔9が穿設されたシート材料8の上から、該シー
ト材料8の周辺と各貫通孔9内とに粉末材料1を充填
し、図6(c)に示す如く、同シート材料8の上からレ
ーザ等のビーム12を照射して、前記シート材料8の周辺
及び各貫通孔9内に充填された粉末材料1を硬化させ
る。この図6(a)〜(c)の工程が繰り返され、最終
的に図6(d)に至って造形物が完成する。
【0039】したがって、この場合は特に、貫通孔9に
充填される粉末材料1の硬化によって各シート材料8は
結合されるので、各シート材料8間の結合強度が向上さ
れると共に、粉末材料1硬化時の熱影響による各シート
材料8の変形も防止され、造形物の高強度化、高精度化
を図ることができる。なお、それ以外は、上記図3に示
した実施形態と同様に構成されて同様の工程となってお
り、同上記実施形態におけると同様の作用効果が奏され
る。
【0040】図7は、本発明の請求項1〜6に対応する
更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形状物製
造法においては、各シート材料8の間で貫通孔9を連通
させている。この場合、全シート材料8に貫通孔9は連
通しており、該連通した貫通孔9が複数個所に配設され
ている。
【0041】したがって、この場合は特に、シート材料
8間で連通した貫通孔9に充填される粉末材料1の硬化
によって各シート材料8が結合されるので、各シート材
料8は相互に位置決めされて横ズレなく結合され、造形
物の更なる高強度化、高精度化を図ることができる。な
お、それ以外は、上記図6に示した実施形態と同様に構
成されて同様の工程となっており、同上記実施形態にお
けると同様の作用効果が奏される。
【0042】又、該実施形態において、図8に示す如
く、貫通孔9を傾斜して連通するように穿設することも
できる。この場合、図8(a)に示す如く、シート材料
8の各層ごとで貫通孔9を交互に異なる方向へ傾斜させ
ても良く、或いは、図8(b)に示す如く、複数層のシ
ート材料8ごとで貫通孔9を交互に異なる方向へ傾斜さ
せても良いものである。この場合には、シート材料8の
重ね合わせ方向で、各シート材料8が相互に剥がれ難く
なり、造形物の更なる高強度化を図ることができる。
【0043】又、該実施形態において、図9に示す如
く、上下層のシート材料8間で連通する両貫通孔9の上
側の貫通孔9bを、下側の貫通孔9aで充填硬化される粉末
材料1の逃がし孔としても良い。この場合には、下側の
貫通孔9aに充填された粉末材料1が硬化する際に、該粉
末材料1の凝縮による盛り上がり変形は、上側の貫通孔
9bで逃がされ吸収されるので、各シート材料8間での密
着性を向上させることができる。
【0044】又、該実施形態において、図10に示す如
く、上下層の両シート材料8間で連通する貫通孔9b,9a
と連通しない貫通孔9cとを共に配設しても良い。この場
合には、連通する両貫通孔9b,9aでシート材料8間の位
置決めを行うことができ、連通しない貫通孔9cでシート
材料8間の接着強度を高めることができる。
【0045】又、該実施形態において、図11に示す如
く、シート材料8間で連通する貫通孔9の孔径を、各シ
ート材料8の層間で相違させても良い。この場合、上下
の貫通孔9c,9aが大径に形成され、中程の貫通孔9bが小
径に形成されている。又、図12に示す如く、上下層の
両シート材料8間で連通する貫通孔9b,9aの各開口端縁
に各々面取り加工を施しても良い。これ等の場合には、
シート材料8の重ね合わせ方向で、各シート材料8が相
互により剥がれ難くなって、各シート材料8間での接着
強度を向上させることができる。
【0046】又、該実施形態において、図13に示す如
く、シート材料8間で連通する各貫通孔9をテーパ孔状
に形成しても良い。この場合、図13(a)に示す如
く、粉末材料1が充填硬化される下側の貫通孔9aと、逃
がし孔とされる上側の貫通孔9bとを、共に同じ傾斜で同
じ大きさののテーパ孔状に形成しても良く、又、図13
(b)に示す如く、多数層にわたって連通する各貫通孔
9を、全て同じ傾斜で同じ大きさのテーパ孔状に形成し
ても良く、又、図13(c)に示す如く、多数層にわた
って連通する各貫通孔9を、相互に傾斜が連続するよう
順次その大きさを変化させてテーパ孔状に形成し、この
ように連通形成された複数の貫通孔9を複数組み相互に
相反するテーパにして配設しても良い。これ等の場合に
は、シート材料8の重ね合わせ方向で、各シート材料8
が相互により剥がれ難くなって、各シート材料8間での
接着強度を向上させることができると共に、位置決め作
業も容易となる。
【0047】図14は、本発明の請求項1〜4、7に対
応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形
状物製造法においては、各シート材料8の厚みを埋設用
部材3の外側面の傾斜Kがきつくなる部位(傾斜Kが鉛
直方向に近くなる部位)では厚く、同傾斜Kが緩くなる
部位(傾斜Kが水平方向に近くなる部位)では薄くなる
ように変化設定するものである。この場合、図15
(a)に示す如く、傾斜Kが鉛直方向に近くなる部位で
シート材料8を厚くすることにより、その積層数は少な
くなり、又、図15(b)に示す如く、傾斜Kが水平方
向に近くなる部位でシート材料8を薄くすることによ
り、その端部で発生する段差は小さくなる。
【0048】したがって、この場合は特に、埋設用部材
3の外側面の傾斜Kがきつくなる部位では、シート材料
8の厚みが厚くなるように変化設定されて、該シート材
料8の積層枚数は削減されるので、造形時間の更なる短
縮化を図ることができる。逆に、埋設用部材3の外側面
の傾斜Kが緩くなる部位では、シート材料8の厚みが薄
くなるように変化設定されて、該シート材料8の端部で
発生する段差は小さくなるので、造形物の水平に近い表
面を滑らかに仕上げることができる。
【0049】又、該実施形態の三次元形状物製造法にお
いて、図16(a)に示す如く、シート材料8を各層ご
とで一体に形成しその厚みを均一としても良く、又、図
16(b)に示す如く、シート材料8を特定の部位でそ
の複数層を一体に形成しその厚みを相違させても良い。
なお、それ以外は、上記図3に示した実施形態と同様に
構成されて同様の工程となっており、同上記実施形態に
おけると同様の作用効果が奏される。
【0050】図17は、本発明の請求項1〜4、8に対
応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形
状物製造法においては、シート材料8の間に粉末材料1
が固化される粉末固化層10を介設形成するものである。
この場合、粉末固化層10はシート材料8の代わりに配設
されるもので、その上下両側のシート材料8を強固に接
合させる。
【0051】したがって、この場合は特に、シート材料
8による積層面が微細で複雑な形状となる場合、例え
ば、切り抜き形状が複雑であったり、独立した輪郭線の
島が多く発生する場合に、同シート材料8に代えてその
部位に粉末材料1が固化される粉末固化層10を介設形成
することにより、該粉末固化層10を簡単に正確な位置に
形成して、複雑な形状となる造形物の製造にも容易に対
応することができる。
【0052】又、該実施形態の三次元形状物製造法にお
いて、図18に示す如く、複数の粉末固化層10を介設し
てこれ等の厚みを相違させることができる。この場合、
厚い粉末固化層10を得るためには、粉末材料1の塗布及
び硬化を複数回繰り返して行えば良く簡単で、シート材
料8の厚みを変えるに比して容易であり、特別な機構や
装置も不要となる。なお、それ以外は、上記図3に示し
た実施形態と同様に構成されて同様の工程となってお
り、同上記実施形態におけると同様の作用効果が奏され
る。
【0053】図19は、本発明の請求項1〜4、9に対
応する更に別の実施形態を示し、該実施形態の三次元形
状物製造法においては、埋設用部材3の外側面が各シー
ト材料8の間で階段状となり、該階段状の凹部に粉末材
料1をその上面が同階段傾斜に略沿ったテーパー状とな
るように充填して硬化させるものである。この場合に
は、図20に示す如く、段差が大きくなっていたもの
が、図21に示す如く、階段傾斜Kに沿って段差が小さ
くなる。ここで、図20、21の各(a)は全体形状を
示し、各(b)はビーム12を照射して粉末材料1を硬化
させる状態の要部を示し、各(c)は同粉末材料1が硬
化された硬化層2を示している。
【0054】したがって、この場合は特に、階段状とな
る埋設用部材3の外側面が、該階段状の凹部に充填して
硬化される粉末材料1により同階段傾斜Kに略沿ったテ
ーパー状となるので、造形物の表面を滑らかに仕上げる
ことができる。しかも、ここで、磨き仕上げされるとき
には、削り取り量が削減されて仕上げ時間の短縮化を図
ることができる。
【0055】又、該実施形態の三次元形状物製造法にお
いては、加振装置を採用することによって、階段状の凹
部に粉末材料1をその上面がテーパー状となるように充
填することができる。例えば、図22に示す如く、粉末
材料1を充填後にプレート5を上昇させてこれに振動を
付与し、不要な粉末材料1を振り落としてその上面をテ
ーパー状となすことができる。この場合、図22(a)
に示す如く、プレート5を所定位置に降下させた状態
で、周壁体4で囲まれたスペース7内に粉末材料1を充
填し、次に、図22(b)に示す如く、同プレート5を
最上位にまで上昇させてこれを振動させ、不要な粉末材
料1を振り落としてその上面をテーパー状となし、続い
て、図22(c)に示す如く、同プレート5を所定位置
に降下させこの状態で、最上層のシート材料8の周辺付
近の粉末材料1にのみビーム12を照射して硬化層2を形
成する。なお、それ以外は、上記図3に示した実施形態
と同様に構成されて同様の工程となっており、同上記実
施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0056】又、本発明の三次元形状物製造法において
は、レーザや指向性エネルギービーム等の光ビームを照
射することで、粉末材料1が焼結により硬化されると共
にシート材料8は所定形状に切断されるのであるが、こ
のように、光ビームを採用することで、ピンポイント的
に局部加熱を行うことができ、シート材料8に熱による
悪影響を与えることなくこれを切断することができ、そ
の際、輪郭線形状に合わせて自由に且つ正確に同光ビー
ムを走査することができる。
【0057】又、本発明の三次元形状物製造法におい
て、シート材料8の切断形状は、図23に示す如く、箱
形状の造形物を製作する場合、同シート材料8の端縁部
分に粉末材料1が充填されるスペースが形成されるよう
に形成する。すなわち、最下層のシート材料8は造形物
に合致する形状(必要寸法A)で良いが、その上の他の
シート材料8はその端縁部分に粉末材料1の充填量を考
慮したスペース(充填部寸法B)が確保されるよう若干
小さく切断する。この場合には、各シート材料8の端縁
部分が確実に接着されて、必要寸法Aを有する所定の箱
形状となる造形物を高精度で得ることができる。
【0058】又、図24に示す如く、シート材料8によ
る積層面に独立した輪郭線の島部14が発生する場合、該
島部14とその他の部分とを結合する連結部15が備わった
形状に同シート材料8を切断形成する。この場合、シー
ト材料8の積層接合後、或いは、造形物の製作完了後
に、図24(a)(d)に示す如く、前記連結部15を切
断除去するものである。それ故、この場合には、切断形
成したシート材料8を搬送する際、図24(b)に示す
如く、島部14が連結部15でその他の部分と一体化されて
いて、容易に搬送することができ、又、図24(c)に
示す如く、同シート材料8を積層接合する際にも、島部
14が連結部15でその他の部分と一体化されていて、その
位置決め作業を容易に行うことができる。
【0059】又、本発明の三次元形状物製造法におい
て、シート材料8の位置決めは、例えば、図25に示す
如く、シート材料8をその周辺に位置決め辺部16が備わ
った形状に切断形成し、該位置決め辺部16を位置決めピ
ン17に当接させることによって行うことができる。この
場合、図25(b)に示す如く、シート材料8は二辺の
直角に配置される位置決め辺部16が島部14と共にその他
の部分と連結部15を介して結合された形状に切断形成さ
れ、図25(c)に示す如く、両位置決め辺部16を少な
くとも三つの位置決めピン17に当接させることにより同
シート材料8は位置決め設置されて積層接合され、最終
的には、図25(a)に示す如く、全ての連結部15及び
位置決め辺部16が切断除去される。なお、位置決めピン
17は、例えば、プレート5上に突設される。
【0060】又、本発明の三次元形状物製造法において
は、図26に示す如く、シート材料8の位置決めを行う
こともできる。すなわち、この場合には、シート材料8
をその全周に位置決め辺部16が備わった形状に切断形成
し、該位置決め辺部16を周壁体4の内壁面に当接させる
ことによって、同シート材料8の位置決めを行うもので
ある。ここでは、図26(a)に示す如く、シート材料
8はその全周を包囲するように配される位置決め辺部16
が島部14と共にその他の部分と連結部15を介して結合さ
れた形状に切断形成され、図26(b)に示す如く、位
置決め辺部16の外側縁を周壁体4の内壁面に当接させる
ことにより同シート材料8は位置決め設置されて積層接
合される。なお、最終的には、全ての連結部15及び位置
決め辺部16が切断除去される。
【0061】上記図25、26に示した如く、シート材
料8の位置決めを行うと、該位置決め作業が容易とな
り、粉末材料1を充填する領域が小さくなって該粉末材
料1の量も少なくて済み、その結果として、高精度の造
形物を得ることができる。
【0062】又、本発明の三次元形状物製造法において
は、図27に示す如く、プッシャ可動装置18から進退自
在に突出されるプッシャ19を、シート材料8の外縁部分
に当接させることで、同シート材料8の位置決めを行う
こともできる。ここで、図27(a)は位置決め時の状
態を示し、図27(b)は位置決め解除状態を示してい
る。又、図28に示す如く、ピン可動装置装置20から進
退自在に突出される可動ピン21を、各シート材料8に穿
設される位置決め用孔22に挿通係合させることで、同各
シート材料8の位置決めを行うこともできる。ここで、
図28(a)は位置決め時の状態を示し、図28(b)
は位置決め解除状態を示している。このように、シート
材料8の位置決めを行うと、光ビーム照射がシート材料
8の輪郭線部に沿って正確に走査され、各シート材料8
間の接着が良好に行われて接着強度が向上され、造形精
度の向上を期待できるようになる。
【0063】又、本発明の三次元形状物製造法におい
て、シート材料8の位置決めが、各シート材料8に穿設
される位置決め用孔22に可動ピン21を挿通係合させるこ
とで行われる場合には、図29に示す如く、可動ピン21
をプレート5上に立設してこれと共に可動されるように
なしても良い。この場合、シート材料8の位置決めが容
易に行われながら、図29(a)(b)に示す工程及び
ビーム12を粉末材料1に照射して硬化層2を形成する工
程が繰り返され、最終的に図29(c)に至って造形物
が完成し、その際、前記可動ピン21は埋設用部材3の一
部として造形物内に埋設形成される。
【0064】又、本発明の三次元形状物製造法におい
て、シート材料8の位置決めが、各シート材料8に穿設
される位置決め用孔22に可動ピン21を挿通係合させるこ
とで行われる場合、図30に示す如く、可動ピン21の先
端部分をかしめたり(かしめ膨大部23)、図31(a)
に示す如く、上層のシート材料8の位置決め用孔22に粉
末材料1を充填し、これを硬化させて可動ピン21の先端
部分と結合させたり(結合硬化部24)、その際、図31
(b)に示す如く、同上層のシート材料8の位置決め用
孔22を面取り形状に形成したり(面取り部25)すること
ができる。この場合には、シート材料8が可動ピン21か
ら抜け外れ難くなって、各シート材料8の積層方向にお
ける強度アップが図られる。
【0065】又、このように、シート材料8の位置決め
が、各シート材料8に穿設される位置決め用孔22に可動
ピン21を挿通係合させることで行われるような場合に
は、図32(a)に示す如く、可動ピン21が全シート材
料8に連通挿入されるようになしても、或いは、図32
(b)に示す如く、複数の可動ピン21が上下の両シート
材料8間ごとで挿通されるようになしても良いものであ
る。
【0066】又、本発明の三次元形状物製造法におい
て、シート材料8の位置決めが、各シート材料8に穿設
される位置決め用孔22に可動ピン21を挿通係合させるこ
とで行われる場合に、図33に示す如く、可動ピン21を
下層のシート材料8の上面に突出形成し、同可動ピン21
が上層のシート材料8の位置決め用孔22に挿入係合され
るようになすこともできる。
【0067】この場合、図33(a)に示す如く、下層
のシート材料8の上面に粉末材料1を塗布し、図33
(b)に示す如く、該粉末材料1の一部にビーム12をス
ポット状に照射し硬化させて可動ピン21を形成し、図3
3(c)に示す如く、未硬化で残存する粉末材料1を除
去して同可動ピン21を下層のシート材料8の上面から突
出させ、図33(d)に示す如く、前記下層のシート材
料8の上に上層のシート材料8を積層して、その際、該
上層のシート材料8の位置決め用孔22に前記可動ピン21
を挿入係合させて両シート材料8を相互に位置決めし、
その後は、図33(e)(f)に示す如く、別途の粉末
材料1を充填し、上層のシート材料8の周辺付近の同粉
末材料1にビーム12を照射して硬化層2を形成し、これ
等の工程を繰り返して造形物が完成される。
【0068】したがって、この場合には、可動ピン21を
予め別途に設置形成する手間が省かれ、該可動ピン21の
形状や大きさを位置決め用孔22に対応させて自由に設定
することができ、シート材料8を積層する工程の中で簡
単に各シート材料8の積層方向における強度アップを図
ることができる。
【0069】又、本発明の三次元形状物製造法において
は、図34、35に示す如く、位置決め用リブ26を下層
のシート材料8の上面に突出形成して、同位置決め用リ
ブ26に上層のシート材料8の外辺部分を当接させること
で、両シート材料8を相互に位置決めすることもでき
る。
【0070】この場合、図34(a)に示す如く、下層
のシート材料8の上面に粉末材料1を塗布し、図34
(b)に示す如く、該粉末材料1の一部にビーム12を線
状に照射し硬化させて位置決め用リブ26を形成し、図3
4(c)、図35(a)に示す如く、未硬化で残存する
粉末材料1を除去して同位置決め用リブ26を下層のシー
ト材料8の上面から突出させ、図34(d)、図35
(b)に示す如く、前記下層のシート材料8の上に上層
のシート材料8を積層して、その際、該上層のシート材
料8の対向する外辺部分の一辺を前記位置決め用リブ26
に当接させて両シート材料8を相互に位置決めし、その
後は、図34(e)(f)、図35(c)に示す如く、
別途の粉末材料1を充填し、上層のシート材料8の前記
外辺部分の他辺付近の同粉末材料1にビーム12を照射し
て硬化層2を形成し、これ等の工程を繰り返して造形物
が完成される。
【0071】したがって、この場合にも、位置決め用リ
ブ26を予め別途に設置形成する手間が省かれ、該位置決
め用リブ26の形状や大きさを自由に設定することがで
き、シート材料8を積層する工程の中で簡単に各シート
材料8の積層方向における強度アップを図ることができ
る。
【0072】なお、本発明の三次元形状物製造法におい
ては、図36(a)(b)に示す如く、上層のシート材
料8の下面に突起27を突出形成し、該突起27を下層のシ
ート材料8の上面に食い込み状に係合させることで、両
シート材料8を相互に位置決めすることもできる。この
場合、図37に示す如く、ポンチを上下昇降させる加工
機28を具備し、該加工機28のポンチを上層のシート材料
8上に下降押圧させることで、該上層のシート材料8の
下面に突出形成される突起27が下層のシート材料8の上
面に食い込み係止されるようになしても良い。
【0073】又、本発明の三次元形状物製造法において
は、図38、39に示す如く、所定の粉末材料1が全て
焼結により硬化された後の最終工程として、造形物の上
面に機械加工を施しても良い。この場合における全工程
について、図38、図39の(a)〜(e)の工程順に
説明する。まず、図38(a)、図39(a)に示す如
く、ロール状に巻き取られた金属製のシート材料8を繰
り出してこれにビーム12を照射し、貫通孔9(スルーホ
ールのような接着用の共通孔)を形成すると共に輪郭線
で所定形状に切断する。次に、所定形状に切断されたシ
ート材料8を周壁体4で囲まれたプレート5上に設置
し、図38(b)〜(d)、図39(b)〜(d)に示
す如く、図7に示した実施形態におけると同様に、複数
の貫通孔9が穿設された前記シート材料8の上から、該
シート材料8の周辺と各貫通孔9内とに粉末材料1を充
填し、同シート材料8の上からビーム12を照射して、該
シート材料8の周辺及び各貫通孔9内に充填された前記
粉末材料1を硬化させる。これ等の工程が二回繰り返さ
れて、二層構造の造形物が完成される。
【0074】なお、この場合、ビーム12はレーザ照射装
置Aより照射され、粉末材料1は材料供給装置Bによっ
て供給充填され、該粉末材料1は同ビーム12が照射され
ることにより焼結硬化して、シート材料8の貫通孔9及
び輪郭線部分を接着するものである。又、図38
(e)、図39(e)に示す如く、最終工程として、造
形物の上面に機械加工が施されるものであり、この場
合、粉末材料1の硬化部分(貫通孔9内及び周辺の硬化
層2)が造形物の上面から突出しており、該突出部分が
加工装置Cによって切削除去される。
【0075】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の三
次元形状物製造法によると、高強度な造形物を製造する
ことができ、埋設用部材の周辺付近のみの粉末材料を層
構成として順次に硬化させるだけで良いので、複雑な形
状であってもその造形時間の短縮化を図ることができ、
粉末材料の硬化時の収縮による変形も防止されて、高精
度な造形物を製造することができる。
【0076】又、本発明の請求項2記載の三次元形状物
製造法によると、特に、硬化後ごとに粉末材料を容易に
充填することができ、これに照射するビームの距離設定
等も容易になって、最適な製造設備となすことができ
る。
【0077】又、本発明の請求項3記載の三次元形状物
製造法によると、特に、複雑な形状の造形物であって
も、埋設用部材をシート材料の積層一体化により形成す
ることで、簡単に製造することができる。
【0078】又、本発明の請求項4記載の三次元形状物
製造法によると、特に、シート材料を予め積層一体化し
て形成しておく必要がなく、埋設用部材を簡単に形成す
ることができ、同埋設用部材は粉末材料の充填の際に邪
魔になることもない。
【0079】又、本発明の請求項5記載の三次元形状物
製造法によると、特に、貫通孔に充填される粉末材料の
硬化によって、シート材料間の結合強度が向上されると
共に粉末材料硬化時の熱影響による各シート材料の変形
も防止され、造形物の高強度化、高精度化を図ることが
できる。
【0080】又、本発明の請求項6記載の三次元形状物
製造法によると、特に、シート材料間で連通した貫通孔
に充填される粉末材料の硬化によって、各シート材料は
相互に位置決めされて横ズレなく結合され、造形物の更
なる高強度化、高精度化を図ることができる。
【0081】又、本発明の請求項7記載の三次元形状物
製造法によると、特に、埋設用部材の外側面の傾斜がき
つくなる部位では、シート材料は厚くなりその積層枚数
が削減されて、造形時間の更なる短縮化を図ることがで
き、同傾斜が緩くなる部位では、シート材料は薄くなり
その端部で発生する段差が小さくなって、造形物の水平
に近い表面を滑らかに仕上げることができる。
【0082】又、本発明の請求項8記載の三次元形状物
製造法によると、特に、シート材料の間に粉末材料が固
化される粉末固化層を簡単に正確な位置に形成して、微
細で複雑な形状となる造形物の製造にも容易に対応する
ことができる。
【0083】又、本発明の請求項9記載の三次元形状物
製造法によると、特に、階段状となる埋設用部材の外側
面がテーパー状にされて、造形物の表面を滑らかに仕上
げることができ、ここで、磨き仕上げされるときには、
削り取り量が削減されて仕上げ時間の短縮化を図ること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である三次元形状物製造法
を示し(a)〜(e)各々その製造過程における概略断
面図。
【図2】別の実施形態である三次元形状物製造法を示し
(a)〜(e)各々その製造過程における概略断面図。
【図3】更に別の実施形態である三次元形状物製造法を
示し(a)〜(e)各々その製造過程における概略断面
図。
【図4】同実施形態である三次元形状物製造法における
シート材料の積層方法を例示する概略断面図。
【図5】同実施形態である三次元形状物製造法における
シート材料の別の積層方法を例示し(a)〜(d)各々
その積層過程における概略断面図。
【図6】更に別の実施形態である三次元形状物製造法を
示し(a)〜(d)各々その製造過程における概略断面
図。
【図7】更に別の実施形態である三次元形状物製造法を
示す概略断面図。
【図8】同実施形態である三次元形状物製造法における
シート材料の積層態様を例示する(a)(b)各々異な
る積層態様の概略断面図。
【図9】本発明の三次元形状物製造法におけるシート材
料の積層態様を例示する概略断面図。
【図10】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の別の積層態様を例示する概略断面図。
【図11】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の積層態様を例示する概略断面図。
【図12】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の積層態様を例示する概略断面図。
【図13】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の積層態様を例示する図面で、(a)〜
(c)各々異なる積層態様の概略断面図。
【図14】更に別の実施形態である三次元形状物製造法
を示す概略断面図。
【図15】同実施形態である三次元形状物製造法を説明
するための(a)(b)各々概略断面図。
【図16】同実施形態である三次元形状物製造法におけ
るシート材料の積層態様を例示する(a)(b)各々異
なる積層態様の概略断面図。
【図17】更に別の実施形態である三次元形状物製造法
を示す概略断面図。
【図18】同実施形態である三次元形状物製造法におけ
るシート材料の別の積層態様を示す概略断面図。
【図19】更に別の実施形態である三次元形状物製造法
を示す概略断面図。
【図20】同実施形態である三次元形状物製造法を説明
するための比較形態を示し(a)はその概略断面図、
(b)(c)はその製造過程を示す要部拡大断面図。
【図21】同実施形態である三次元形状物製造法を示し
(a)はその概略断面図、(b)(c)はその製造過程
を示す要部拡大断面図。
【図22】同実施形態である三次元形状物製造法におけ
る粉末材料の充填硬化方法を示し(a)〜(c)各々そ
の充填硬化過程における概略断面図。
【図23】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の切断形状を例示する概略断面図。
【図24】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の別の切断形状を例示する図面で、(a)(b)は
その各々異なる状態での概略平面図、(c)(d)はそ
の各々異なる状態での概略断面図。
【図25】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の位置決め方法を例示する図面で、(a)〜(c)
各々その異なる状態での概略平面図。
【図26】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の別の位置決め方法を例示する図面で、(a)はそ
の概略平面図、(b)はその概略断面図。
【図27】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
(b)各々その異なる状態での概略側面図。
【図28】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
(b)各々その異なる状態での概略断面図。
【図29】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
〜(c)各々その位置決め過程における概略断面図。
【図30】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する概略断面図。
【図31】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
(b)各々異なる方法態様の概略断面図。
【図32】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
(b)各々異なる方法態様の概略断面図。
【図33】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
〜(f)各々その位置決め過程における概略断面図。
【図34】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
〜(f)各々その位置決め過程における概略断面図。
【図35】同シート材料の位置決め方法を示す(a)〜
(c)各々その位置決め過程における概略平面図。
【図36】本発明の三次元形状物製造法におけるシート
材料の更に別の位置決め方法を例示する図面で、(a)
(b)各々異なる形状態様の概略断面図。
【図37】同シート材料の位置決め方法における設備を
例示する概略側面図。
【図38】本発明の三次元形状物製造法における最終の
機械加工をも含めた全工程を例示する図面で、(a)〜
(e)各々その各工程における概略断面図。
【図39】同全工程を示す(a)〜(e)各々その各工
程における概略斜視図。
【図40】従来例である三次元形状物製造法を示し
(a)はその全体斜視図、(b)は要部斜視図。
【符号の説明】
1 粉末材料 2 硬化層 3 埋設用部材 4 周壁体 5 プレート 6 上端部 7 スペース 8 シート材料 9 貫通孔 10 粉末固化層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 不破 勲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 内野々 良幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4F213 AA44 AC04 WA25 WB01 WL03 WL13 WL26 WL62 WL67 WL93 WL95 4K018 CA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末材料が硬化される硬化層を順次に積
    層形成して三次元形状の造形物を得る三次元形状物製造
    法であって、埋設用部材を設置しておき、該埋設用部材
    の周辺に粉末材料を充填し、該粉末材料を同埋設用部材
    の近傍でこれと一体化されるように硬化させて、硬化層
    を順次に積層形成する三次元形状物製造法。
  2. 【請求項2】 埋設用部材を周壁体で囲まれたプレート
    上に設置し、該プレートを同周壁体の上端部から硬化層
    の厚みに相当する寸法分づつ順次に降下させて、同周壁
    体で囲まれたスペース内に粉末材料を同プレートの降下
    ごとに充填して硬化させることを特徴とする請求項1記
    載の三次元形状物製造法。
  3. 【請求項3】 シート材料を積層一体化して埋設用部材
    を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の三次
    元形状物製造法。
  4. 【請求項4】 各硬化層を形成するごとにその前に各シ
    ート材料を順次に積層設置して、埋設用部材を形成する
    ことを特徴とする請求項3記載の三次元形状物製造法。
  5. 【請求項5】 積層される各シート材料に穿設された貫
    通孔に粉末材料を充填し、該粉末材料を硬化させること
    によって同各シート材料を結合させることを特徴とする
    請求項4記載の三次元形状物製造法。
  6. 【請求項6】 各シート材料の間で貫通孔を連通させる
    ことを特徴とする請求項5記載の三次元形状物製造法。
  7. 【請求項7】 各シート材料の厚みを埋設用部材の外側
    面の傾斜がきつくなる部位では厚く、同傾斜が緩くなる
    部位では薄くなるように変化設定することを特徴とする
    請求項3又は4記載の三次元形状物製造法。
  8. 【請求項8】 シート材料の間に粉末材料が固化される
    粉末固化層を介設形成することを特徴とする請求項3又
    は4記載の三次元形状物製造法。
  9. 【請求項9】 埋設用部材の外側面が各シート材料の間
    で階段状となり、該階段状の凹部に粉末材料をその上面
    が同階段傾斜に略沿ったテーパー状となるように充填し
    て硬化させることを特徴とする請求項3又は4記載の三
    次元形状物製造法。
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