JP2000271859A - 研磨レ−トを安定にする研磨装置 - Google Patents

研磨レ−トを安定にする研磨装置

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JP2000271859A
JP2000271859A JP7946499A JP7946499A JP2000271859A JP 2000271859 A JP2000271859 A JP 2000271859A JP 7946499 A JP7946499 A JP 7946499A JP 7946499 A JP7946499 A JP 7946499A JP 2000271859 A JP2000271859 A JP 2000271859A
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polishing
platen
rotation speed
head
semiconductor wafer
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Hiroshi Shibatani
博志 柴谷
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨レ−トを安定にする研磨装置を提供す
る。 【解決手段】任意の回転数で回転することの出来る2軸
もしくは3軸を有する研磨装置において、研磨終了後に
直ちに研磨レ−トを検出する手段と、その検出結果をフ
ィ−ドバックし、2軸研磨機においてはプラテン、3軸
研磨機においてはプラテンもしくはカル−セルの回転数
を最適値に増減させる手段とを具備している研磨レ−ト
を安定にする研磨装置。必要に応じて、研磨レ−トの検
出手段が、膜厚測定器または厚さ測定器である研磨レ−
トを安定にする研磨装置。更に、回転数の最適値を、フ
ィ−ドバックされた研磨レ−トに応じて演算する演算手
段を備えた研磨レ−トを安定にする研磨装置。なお更
に、各回転数の組み合わせにおける時間平均相対速度の
値を格納したデ−タベ−スを備え、そのデ−タベ−スを
参照して、各回転数を最適値に制御する研磨レ−トを安
定にする研磨装置からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体の
表面研磨に用いられる半導体ウェ−ハの研磨装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、半導体素子を製造す
るための基体である半導体ウェ−ハは、シリコン、ゲル
マニウム等の半導体単結晶インゴットがスライスされた
ものである。超LSI(Large Scale In
tegratedcircuit)デバイスの製造工程
においては、配線メタルの層間絶縁膜を平坦化する必要
があり、CMP(ChemicalMecanical
Polishing)法と呼ばれる化学機械研磨法が適
用される。
【0003】ここで、上述したCMP法による研磨を実
現するための半導体ウェ−ハの研磨装置について説明す
る。この種の半導体ウェ−ハの研磨装置の代表的なもの
は、その表面全体に研磨パッドが貼設され、外部からの
駆動力を受けて回転する円盤状のプラテン(下定盤)
と、その下面に半導体ウェ−ハを固定し、上記プラテン
の上方に設けられ、自身が回転しつつ上記プラテンの表
面(研磨パッド)上を摺動する円盤状のヘッド(上定
盤)とからなる2軸制御のものと、上記プラテンの回転
中心とずれた位置に設けられ、更に、回転力伝達チェ−
ンに連結された同時に回転する複数のヘッドを保持した
カル−セルを有する3軸制御のものとから概略構成され
ている。
【0004】上記構成において、ヘッドの下面に半導体
ウェ−ハが固定された状態で、モ−タが駆動されると、
プラテン(およびカル−セル)は回転駆動される。これ
と同時に、ヘッドは、所定の押圧力をもってプラテンに
圧接された状態で回転駆動されるとともに、研磨パッド
上を摺動運動しつつ移動される。また、このとき、研磨
パッド上には、砥粒を含むスラリが供給される。これに
より、半導体ウェ−ハの一側表面は、研磨パッド(スラ
リ)との間の摩擦により研磨される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体ウェ−ハの研磨装置において、下面に半導体ウェ−ハ
が固定されたヘッドがプラテンに圧接された状態で研磨
されるが、一定の条件で研磨を行うと、パッドの目詰ま
りや消耗によって研磨レ−トが変化し、安定した研磨量
を維持することが困難であるという問題があった。この
ため、ドレッシングや研磨レ−トのフィ−ドバックによ
る時間制御などが行われていた。
【0006】しかし、上記従来のドレッシング法による
研磨レ−トの安定化のみでは、パッドを消耗するため研
磨レ−トが回復するに十分なドレス量をかけた場合、パ
ッドの寿命を短くするという問題点があった。また、イ
ンラインモニタを用いた研磨時間のフィ−ドバック制御
による場合は、時間を増減するため前工程や次工程の洗
浄プロセス等の時間的タイミングを乱すなど、プロセス
管理上煩雑になる側面を有しており問題であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上記従来技術の問題点を解決すべく、鋭意研究開発に努
めた結果、研磨終了後に、直ちに膜厚や平坦度などの測
定を行い、その研磨レ−トを安定に保つように、プラテ
ンの回転数を増減するフィ−ドバック制御機構を具備し
た研磨装置を提供することにより、上記従来の問題点を
解決すると共に、このフィ−ドバック制御機構により、
前回の研磨結果を元に、次回の研磨条件を最適に制御す
ることが可能となり、連続研磨運転時に安定した研磨量
(研磨レ−ト×研磨時間)を得ることが可能であるとい
う知見を得たのである。
【0008】本発明は、上記知見に基づいて得られたも
のであって、(1)任意の回転数で回転することの出来
る2軸もしくは3軸を有する研磨装置において、研磨終
了後に直ちに研磨レ−トを検出する手段と、その検出結
果をフィ−ドバックし、2軸研磨機においてはプラテ
ン、3軸研磨機においてはプラテンもしくはカル−セ
ル、またはその両方の回転数を最適値に増減させる手段
とを具備している研磨レ−トを安定にする研磨装置、
(2)研磨レ−トの検出手段が、膜厚測定器または厚さ
測定器である(1)記載の研磨レ−トを安定にする研磨
装置、(3)回転数の最適値を、フィ−ドバックされた
研磨レ−トに応じて演算する演算手段を備えた(1)記
載の研磨レ−トを安定にする研磨装置、(4)各回転数
の組み合わせにおける時間平均相対速度の値を格納した
テ−ブルを備え、そのテ−ブルを参照して、ヘッド回転
数を最適値に制御する(1)記載の研磨レ−トを安定に
する研磨装置、に特徴を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、図面を参
照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発
明の実施形態による半導体ウェ−ハの2軸制御の研磨装
置の構成を示すブロック図である。この図において、1
は、軸線周りに回転可能に配設された円盤状のプラテン
であり、化学的に侵されない材料からなる。このプラテ
ン1の表面全体には、研磨パッド2が貼設されている。
この研磨パッド2は、後述する半導体ウェ−ハ5の一側
表面を研磨するためのものであり、一定の摩擦抵抗、適
度な硬度を有し、かつ耐薬品性に優れた材料からなる。
【0010】3は、回転軸3aを介してプラテン1を軸
線回りに回転駆動するプラテン駆動モ−タであり、その
回転数(プラテン回転数Ωp)は、プラテン回転数指令
電流Ipにより制御される。4は、プラテン1(研磨パ
ッド2)の上方に配設された円盤状のヘッドであり、研
磨時に吸着フィルムを介して半導体ウェ−ハ5を固定保
持する。すなわち、半導体ウェ−ハ5は、ヘッド4の裏
面に吸着フィルムを介して固定保持される。
【0011】6は、円環状のリテ−ナリングであり、ヘ
ッド4の外周部に取り付けられる。また、研磨時におい
て、ヘッド4は、プラテン1に圧接された状態で、自身
が回転しつつプラテン1(研磨パッド2)上を摺動す
る。ここで、半導体ウェ−ハ5の表面には、絶縁膜が形
成されており、第1実施形態による半導体ウェ−ハの研
磨装置においては、上記絶縁膜が研磨されることによ
り、平坦化される。
【0012】7は、回転軸7aを介してヘッド4を軸線
回りに回転駆動するヘッド駆動モ−タであり、その回転
数(ヘッド回転数ΩH)は、ヘッド回転指令電流IHに
より制御される。8は、プラテン駆動モ−タ3およびヘ
ッド駆動モ−タ7を駆動するモ−タドライバであり、後
述する制御部10の制御によりプラテン回転指令電流I
pおよびヘッド回転指令電流IHを生成して、これらを
プラテン駆動モ−タ3およびヘッド駆動モ−タ7へ各々
供給する。
【0013】9は、半導体ウェ−ハ5における絶縁膜の
膜厚を測定する膜厚測定器である。具体的には、膜厚測
定器9は、半導体ウェ−ハ5の少なくとも1点、好まし
くは半導体ウェ−ハ5における中央部の膜厚(以下、中
央部膜厚と称する)を含む数点を測定する。
【0014】また、膜厚測定器9においては、研磨前の
半導体ウェ−ハ5における膜厚が研磨前膜厚測定デ−タ
Dt0として測定され、この研磨前膜厚測定デ−タDt0
は、制御部10へ出力される。さらに、膜厚測定器9に
おいては、研磨終了後の上記半導体ウェ−ハ5における
研磨後膜厚測定デ−タDt1として測定された後、この
研磨後膜厚測定デ−タDt1は、制御部10へ出力され
る。
【0015】一方、半導体ウェ−ハ5における研磨量を
求める場合、制御部10は、研磨前膜厚測定デ−タDt
0から得られる半導体ウェ−ハ5の膜厚と研磨後膜厚測
定デ−タDt1から得られる膜厚との差の絶対値を研磨
量として求める。11は、上述した回転数設定値/(時
間平均)相対速度変換テ−ブルT(研磨レ−トに応じ
て、演算する演算用テ−ブル)を記憶するメモリ(デ−
タベ−ス)である。
【0016】次に、上述した第1実施形態による半導体
ウェ−ハの研磨装置の動作について、図2に示すフロ−
チャ−トを参照しつつ説明する。まず最初に、プラテ
ン、ヘッドの初期回転数を設定し、次いで、目標研磨量
Rem0に対応した研磨時間Tを設定する。その後、研
磨前の半導体ウェ−ハ5が膜厚測定器9にセットされる
と、膜厚測定器9は、半導体ウェ−ハ5における膜厚を
測定した後、測定結果を研磨前膜厚測定デ−タDt0
して制御部10へ出力する。これにより、制御部10
は、上記研磨前膜厚測定デ−タDt0を取得した後、こ
れを保持する。そして、研磨前の半導体ウェ−ハ5の膜
厚測定が終了すると、該半導体ウェ−ハ5は、吸着フィ
ルムを介してヘッド4の裏面に固定保持される。この状
態において、研磨準備指令が制御部10に入力される
と、制御部10の制御により、ヘッド4(ヘッド駆動モ
−タ7)がプラテン1側に移動されることにより、半導
体ウェ−ハ5は、研磨パッド2を介してプラテン1に圧
接された状態とされる。
【0017】今、半導体ウェ−ハ5が研磨パッド2を介
してプラテン1に圧接された状態において、制御部10
に研磨指令が入力されると、制御部10は、プラテン1
の初期ヘッド回転数ΩH0と初期プラテン回転数Ωp0
なるようにモ−タドライバ8に対して回転数制御信号S
cを出力する。これにより、モ−タドライバ8は、回転
数制御信号Scに基づいて、ヘッド回転数指令電流IH
0およびプラテン回転数指令電流Ip0を生成した後、こ
れらをヘッド駆動モ−タ7およびプラテン駆動モ−タ3
へ各々出力する。
【0018】これにより、ヘッド駆動モ−タ7およびプ
ラテン駆動モ−タ3が所定の回転数をもって駆動され、
ヘッド4(半導体ウェ−ハ5)およびプラテン1(研磨
パッド2)が軸線回りに各々回転駆動される。
【0019】そして、ヘッド4(半導体ウェ−ハ5)
は、研磨パッド2を介してプラテン1に圧接した状態で
回転駆動されるとともに、研磨パッド2上を摺動運動し
つつ移動される。この時、研磨パッド2上には、砥粒を
含むスラリが供給され、これにより、半導体ウェ−ハ5
の一側表面は、研磨パッド2(スラリ)との間の摩擦に
より研磨される。
【0020】そして、半導体ウェ−ハ5に対する研磨が
終了すると、制御部10は、ヘッド駆動モ−タ7および
プラテン駆動モ−タ3を停止させる。これにより、ヘッ
ド4がプラテン1から離間される。次に、研磨後の半導
体ウェ−ハ5は、ヘッド4から取り外された後、膜厚測
定器9にセットされる。
【0021】そして、膜厚測定器9においては、研磨後
の半導体ウェ−ハ5における膜厚が研磨後膜厚測定デ−
タDt1として測定される。今、研磨後膜厚測定デ−タ
Dt1は、制御部10へ出力される。これにより、制御
部10は、上記研磨後膜厚測定デ−タDt1を取得す
る。
【0022】次に、制御部10は、先に入力された研磨
前膜厚測定デ−タDt0と今入力された研磨後膜厚測定
デ−タDt1とから半導体ウェ−ハ5における研磨量を
求める。具体的には、制御部10は、まず、研磨前膜厚
測定デ−タDt0から得られる膜厚と研磨後膜厚測定デ
−タDt1から得られる膜厚との差の絶対値を求め、こ
れを研磨量とする。次いで、制御部10は、目標研磨量
Rem0に対する実際研磨量Rem1の比率Rを求め
る。次に、制御部10は、回転数設定値(Ωp0,Ω
0)に対応した(時間平均)相対速度V0を前記デ−タ
ベ−スより取得する。
【0023】次に、制御部10は、前記比率Rと前記
(時間平均)相対速度V0から、次回使用(時間平均)
相対速度V1を求め、該(時間平均)相対速度V1に対応
したプラテン回転数Ωp1を前記デ−タベ−スより取得
する。次いで、初期設定Ωp0に対するΩp1の比率rを
算出し、このrより次回使用ヘッド回転数ΩH1を求め
る。制御部10は、上記回転数デ−タを取得した後、こ
れを保持する。
【0024】次いで、制御部10は、回転数Ωp1、Ω
1に応じた回転数制御信号Scをモ−タドライバ8へ
出力する。モ−タドライバ8は、回転数制御信号Scに
基づいて、プラテン回転数指令電流Ip1およびヘッド
回転数指令電流IH1を生成した後、これをプラテン駆
動モ−タ3およびヘッド駆動モ−タ7へ出力する。
【0025】以上説明したように、上述した第1実施形
態による半導体ウェ−ハの研磨装置によれば、半導体ウ
ェ−ハ5の研磨量に応じて、(時間平均)相対速度を増
減させるようにプラテン回転数Ωp、およびヘッド回転
数ΩHが制御されるので、結果的に半導体ウェ−ハ5の
研磨量(および研磨レ−ト)の各ラン毎のバラツキを低
減することができる。
【0026】<第2実施形態>本発明の第2実施形態に
よる半導体ウェ−ハの研磨装置の構成について図3を参
照して説明する。図3は本発明の実施形態による半導体
ウェ−ハの3軸制御の研磨装置を示すブロック図であ
る。この図において、被研磨材を研磨する回転可能な研
磨定盤と、回転可能に設けられ、その回転中心が前記研
磨定盤の回転中心とずれている主キャリア(以下、カル
−セルと称す)、該カル−セルの前記研磨定盤側の面に
カル−セルの回転中心とずれた位置に設けられ、その研
磨定盤(以下、プラテンと称す)側の面に被研磨材が取
り付けられ、同時に回転する回転力伝達チェ−ンに連結
された複数のサブキャリア(以下、ヘッドと称す)とを
備えた3軸制御の研磨装置において、前記研磨装置は、
研磨制御部Aを有し、夫々のモ−タを駆動するためのカ
ル−セルモ−タドライバ110、ヘッドモ−タドライバ
111、プラテンモ−タドライバ112を有し、前記被
研磨材を研磨する条件パラメ−タを入力する入力部11
4と、前記条件パラメ−タに基づいて前記プラテン、カ
ル−セルおよびヘッドの回転を制御するコントロ−ラ1
13をさらに備え、前記コントロ−ラ113は、前記入
力部より入力された前記プラテン、前記カル−セル、前
記ヘッドの回転数に基づき、前記プラテンの回転数と、
前記カル−セルの回転数の差が、前記ヘッドの回転数と
一定比率となるように、回転数を設定して、この回転数
を維持するように前記プラテン、前記カル−セルおよび
前記ヘッドの制御を行うことを特徴とする。
【0027】2軸制御の研磨装置と3軸制御の研磨装置
の構成と動作の特徴、長所、相違等については、本発明
の本題ではないので、割愛させて戴く。
【0028】本発明の第2の実施形態の制御構成と動作
内容については、第1実施形態でのプラテン回転数Ωp
を第2実施形態におけるプラテン回転数Ωpとカル−セ
ル回転数Ωcとの差(Ωp−Ωc)に置き換えることに
より容易に理解される。尚、該実施形態では、プラテン
回転数Ωpもしくはカル−セル回転数Ωc、またはその
両方の回転数が最適値に増減され制御される。
【0029】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、具体的な構成は、この実施形態に限定されるも
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があっても本発明に含まれる。
【0030】また、上述した第1および第2実施形態に
よる半導体ウェ−ハの研磨装置においては、上述した機
能を実現するための研磨プログラムを、フレキシブルデ
ィスク、CD−ROM、光ディスク、ICカ−ド、DV
D−ROM等のコンピュ−タ読み取り可能な記録媒体に
記録して、この記録媒体に記録された研磨プログラムを
コンピュ−タシステムに読み込ませて実行させることに
より、研磨動作をおこなってもよい。また、上記研磨プ
ログラムは、フロッピ−ディスク、CD−ROM等の可
搬媒体、メモリ、ハ−ドディスク等の記憶装置等に、そ
の全体あるいは一部が記憶され、あるいは記録されてい
る。その研磨プログラムは、コンピュ−タにより読み取
られて、動作の全部あるいは一部が実行される。また、
ここでいう記録媒体は、光磁気ディスク等のように研磨
プログラムを静的に記録しているものに限らず、インタ
−ネットの専用線、電話回線等の通信回線を通して研磨
プログラムを送信する場合の通信回線のように、単時間
の間、動的に研磨プログラムを保持しているもの、その
場合のサ−バやコンピュ−タ内部のメモリのように、一
定時間研磨プログラムを保持しているものも含むものと
する。
【0031】
【発明の効果】以上、説明した様に、本発明によれば、
半導体ウェ−ハにおける研磨量(または、研磨レ−ト)
に応じて(時間平均)相対速度を増減させるように、各
回転数が制御されるので、結果的に半導体ウェ−ハの研
磨量(および研磨レ−ト)の各ラン毎のバラツキを低減
することが出来る。また、上記に加え、研磨プログラム
をコンピュ−タシステムで実行することにより、一層研
磨レ−トの安定化が可能となり、より簡便に半導体ウェ
−ハにおける研磨量を制御することが出来るという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体ウェ−ハの
研磨装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体ウェ−ハの
研磨装置の動作を説明するフロ−チャ−トである。
【図3】本発明の第2実施形態による半導体ウェ−ハの
研磨装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 研磨パッド 3 プラテン駆動モ−タ 4 ヘッド 5 半導体ウェ−ハ 5a絶縁膜 6 リテ−ナ 7 ヘッド駆動モ−タ 8 モ−タドライバ 9 膜厚測定器 10 制御部 11 メモリ 41 半導体ウェ−ハ 42 カル−セル 43 ヘッド駆動モ−タ 44 ヘッド 45 回転力伝達チェ−ン 46 カル−セル駆動モ−タ 47 研磨パッド 48 プラテン 49 プラテン駆動モ−タ 110 カル−セルモ−タドライバ 111 ヘッドモ−タドライバ 112 プラテンモ−タドライバ 113 コントロ−ラ 114 入力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の回転数で回転することの出来る2軸
    もしくは3軸を有する研磨装置において、研磨終了後に
    直ちに研磨レ−トを検出する手段と、その検出結果をフ
    ィ−ドバックし、2軸研磨機においてはプラテン、3軸
    研磨機においてはプラテンもしくはカル−セル、または
    その両方の回転数を最適値に増減させる手段とを具備し
    ていることを特徴とする研磨レ−トを安定にする研磨装
    置。
  2. 【請求項2】研磨レ−トの検出手段が、膜厚測定器また
    は厚さ測定器であることを特徴とする請求項1記載の研
    磨レ−トを安定にする研磨装置。
  3. 【請求項3】回転数の最適値を、フィ−ドバックされた
    研磨レ−トに応じて演算する演算手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の研磨レ−トを安定にする研磨装
    置。
  4. 【請求項4】各回転数の組み合わせにおける時間平均相
    対速度の値を格納したテ−ブルを備え、そのテ−ブルを
    参照して、ヘッド回転数を最適値に制御することを特徴
    とする請求項1記載の研磨レ−トを安定にする研磨装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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