JP2000262087A5 - - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力変換装置を提供する技術に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力変換装置を提供する技術に関する。
【0012】
本発明の目的は、マイクロサージなどによる電機子巻線での絶縁破壊の発生等が検出できること、または、異常等が判定できるようにした交流電動機の異常判定機能を備えた電力変換装置を提供することにある。
本発明の目的は、マイクロサージなどによる電機子巻線での絶縁破壊の発生等が検出できること、または、異常等が判定できるようにした交流電動機の異常判定機能を備えた電力変換装置を提供することにある。
【0016】
3は順変換部で、4は平滑用のコンデンサであり、この順変換部3により、商用交流電源ACから供給された交流が整流され、平滑化された直流がコンデンサ4の端子間に得られることになる。
5は逆変換部で、図10の従来技術における逆変換部In と同様に、6個のIGBTからなるスイッチング用の半導体素子u、v、w、x、y、zで構成されており、これにコンデンサ4で平滑化された直流電圧Vdc が供給されるようになっている。
3は順変換部で、4は平滑用のコンデンサであり、この順変換部3により、商用交流電源ACから供給された交流が整流され、平滑化された直流がコンデンサ4の端子間に得られることになる。
5は逆変換部で、図10の従来技術における逆変換部In と同様に、6個のIGBTからなるスイッチング用の半導体素子u、v、w、x、y、zで構成されており、これにコンデンサ4で平滑化された直流電圧Vdc が供給されるようになっている。
【0017】
従って、この逆変換部5のスイッチング素子u、v、w、x、y、zが夫々PWM(パルス幅変調)制御されることにより、誘導電動機2に所望の電圧で所望の周波数の3相交流電力が供給されることになる。
6は電圧検出器で、順変換部3から出力され、コンデンサ4により平滑化された直流電圧V dc と、逆変換部5の出力端子に現れる直流電圧によりV a を検出する働きをする。
7は電流検出器で、インバータ部5と誘導電動機2の間に流れる電流を検出する働きをするものであり、具体的には、図10に示した従来技術と同じく、2個の電流検出器CTU、CTWからなるものである。
従って、この逆変換部5のスイッチング素子u、v、w、x、y、zが夫々PWM(パルス幅変調)制御されることにより、誘導電動機2に所望の電圧で所望の周波数の3相交流電力が供給されることになる。
6は電圧検出器で、順変換部3から出力され、コンデンサ4により平滑化された直流電圧V dc と、逆変換部5の出力端子に現れる直流電圧によりV a を検出する働きをする。
7は電流検出器で、インバータ部5と誘導電動機2の間に流れる電流を検出する働きをするものであり、具体的には、図10に示した従来技術と同じく、2個の電流検出器CTU、CTWからなるものである。
【0038】
ところで、一般的なインバータ装置には、それ自体の制御のため、電圧検出器や電流検出器を備えているのが通例である。
従って、この実施形態における電圧検出器6と電流検出器7については、インバータ装置1が備えている検出器をそのまま利用することができるので、新たに設置する必要は無く、その分、コスト面で有利になる。
ところで、一般的なインバータ装置には、それ自体の制御のため、電圧検出器や電流検出器を備えているのが通例である。
従って、この実施形態における電圧検出器6と電流検出器7については、インバータ装置1が備えている検出器をそのまま利用することができるので、新たに設置する必要は無く、その分、コスト面で有利になる。
【0040】
誘導電動機2がデルタ結線型の場合は、次のようにする。
まず、図3に示すように、逆変換器5のスイッチング素子u〜zのうち、上アーム側ではスイッチング素子uだけをオンに、そして下アーム側ではスイッチング素子y、zをオンにし、これにより、一点鎖線で示すように、出力端子U、V、Wから電流Iu、Iv、Iw を誘導電動機2の電機子巻線に通流させる。
誘導電動機2がデルタ結線型の場合は、次のようにする。
まず、図3に示すように、逆変換器5のスイッチング素子u〜zのうち、上アーム側ではスイッチング素子uだけをオンに、そして下アーム側ではスイッチング素子y、zをオンにし、これにより、一点鎖線で示すように、出力端子U、V、Wから電流Iu、Iv、Iw を誘導電動機2の電機子巻線に通流させる。
【0042】
そして、電圧検出器6から出力端子U、V、W間の電圧Va を取り込み、同時に電流検出器7からは電流I u を取り込み、次の(4)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗Ru とする。
Ru =Va/Iu …… ……(4)
そして、電圧検出器6から出力端子U、V、W間の電圧Va を取り込み、同時に電流検出器7からは電流I u を取り込み、次の(4)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗Ru とする。
Ru =Va/Iu …… ……(4)
【0043】
次に、今度は図4に示すように、スイッチング素子vとスイッチング素子x、スイッチング素子zをオンにし、このときの出力端子W、U、V間の電圧Va と電流I v (=−Iu−I w)から、次の(6)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗R v とする。
R v =Va/Iw …… ……(6)
次に、今度は図4に示すように、スイッチング素子vとスイッチング素子x、スイッチング素子zをオンにし、このときの出力端子W、U、V間の電圧Va と電流I v (=−Iu−I w)から、次の(6)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗R v とする。
R v =Va/Iw …… ……(6)
【0044】
そして、最後には、図5に示すように、スイッチング素子wとスイッチング素子x、スイッチング素子yをオンにし、このときの出力端子V、W、Z間の電圧V a と電流I w から、次の(7)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗R w とするのである。
R w =Va/Iw …… ……(7)
そして、最後には、図5に示すように、スイッチング素子wとスイッチング素子x、スイッチング素子yをオンにし、このときの出力端子V、W、Z間の電圧V a と電流I w から、次の(7)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗R w とするのである。
R w =Va/Iw …… ……(7)
【0045】
次に、誘導電動機2がスター結線型の場合については、次の通りにする。
まず、図6に示すように、スイッチング素子uと、スイッチング素子y、zをオンにし、出力端子Uから誘導電動機2に電流Iu を供給し、出力端子Uからは電流I u を取り込み、次の(8)式により求めた値を1次抵抗R w とする。
このときの電圧Va は、出力端子U、V間の電圧又は出力端子U、W間の電圧となる。
Ru =Va/Iu …… ……(8)
次に、誘導電動機2がスター結線型の場合については、次の通りにする。
まず、図6に示すように、スイッチング素子uと、スイッチング素子y、zをオンにし、出力端子Uから誘導電動機2に電流Iu を供給し、出力端子Uからは電流I u を取り込み、次の(8)式により求めた値を1次抵抗R w とする。
このときの電圧Va は、出力端子U、V間の電圧又は出力端子U、W間の電圧となる。
Ru =Va/Iu …… ……(8)
【0046】
次に、図7に示すように、スイッチング素子vと、スイッチング素子y、zをオンにし、電流I v (=−Iu−I w)から、次の(9)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗Rv とする。このときの電圧Va は、出力端子V、U間の電圧又は出力端子V、W間の電圧となる。
Rv =Va/Iv …… ……(9)
次に、図7に示すように、スイッチング素子vと、スイッチング素子y、zをオンにし、電流I v (=−Iu−I w)から、次の(9)式により抵抗値を求め、これを1次抵抗Rv とする。このときの電圧Va は、出力端子V、U間の電圧又は出力端子V、W間の電圧となる。
Rv =Va/Iv …… ……(9)
【0052】
本発明の実施形態によれば、交流電動機の1次抵抗値の初期値からの減少の程度が逐次判定され、その結果が表示されるので、マイクロサージによる交流電動機の絶縁抵抗の低下に伴う二次災害の虞れが未然に防止できる。
本発明の実施形態によれば、交流電動機の1次抵抗値の初期値からの減少の程度が逐次判定され、その結果が表示されるので、マイクロサージによる交流電動機の絶縁抵抗の低下に伴う二次災害の虞れが未然に防止できる。
【0053】
この結果、本発明の実施形態によれば、負荷として駆動すべき交流電動機に対する接続線路が長い場合でも、信頼性が低下する虞れがなく、高い信頼性を容易に保つことができる。
また、本発明の実施形態によれば、交流電動機の異常が報知されるので、異常発生に際しても二次的な災害に至る前に正常な交流電動機に交換することができ、異常による運転停止に伴う損失を未然に防止することができる。
この結果、本発明の実施形態によれば、負荷として駆動すべき交流電動機に対する接続線路が長い場合でも、信頼性が低下する虞れがなく、高い信頼性を容易に保つことができる。
また、本発明の実施形態によれば、交流電動機の異常が報知されるので、異常発生に際しても二次的な災害に至る前に正常な交流電動機に交換することができ、異常による運転停止に伴う損失を未然に防止することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、マイクロサージなどによる電機子巻線での絶縁破壊の発生等が検出できること、または、異常等が判定できるようにした交流電動機の異常判定機能を備えた電力変換装置を提供できることになる。
【発明の効果】
本発明によれば、マイクロサージなどによる電機子巻線での絶縁破壊の発生等が検出できること、または、異常等が判定できるようにした交流電動機の異常判定機能を備えた電力変換装置を提供できることになる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06199899A JP3768024B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06199899A JP3768024B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電力変換装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000262087A JP2000262087A (ja) | 2000-09-22 |
JP2000262087A5 true JP2000262087A5 (ja) | 2004-12-24 |
JP3768024B2 JP3768024B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=13187402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06199899A Expired - Lifetime JP3768024B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3768024B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4450082B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2010-04-14 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機駆動装置およびその制御方法 |
KR101895866B1 (ko) * | 2012-09-03 | 2018-09-07 | 현대모비스 주식회사 | 스위칭 소자 고장 검출 장치 및 방법 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP06199899A patent/JP3768024B2/ja not_active Expired - Lifetime
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