JP2000258486A - 基準時刻の補正方法及び故障点標定システム - Google Patents

基準時刻の補正方法及び故障点標定システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常時正確なサージ検出時刻を得ることができ
る基準時刻の補正方法、及び正確なサージ検出時刻を得
ることによって故障箇所を標定することができる故障点
標定システムを提供する。 【解決手段】 GPS受信手段が出力する標準時刻の同
期信号は個々の信号が正確ではなく、絶対基準となる世
界標準時刻に対してある範囲の誤差を持って出力されて
いる。このため、一定期間蓄積した同期信号の誤差の平
均値をもって行う基準時刻の補正を定期的にすること
で、常に正確な標準時刻を得ることができる。また、各
子局が正確な標準時刻でサージを検出し、正確なサージ
検出時刻で親局に送信することで、送配電線路の故障点
を正確に求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準時刻の補正方
法及び故障点標定システムに関する。更に詳しくは、基
準時刻を正確にする為の基準時刻の補正方法、及びサー
ジ検出時刻を正確に得ることで、正確に故障箇所を標定
することができる故障点標定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、送電線路や配電線路(以下、
あわせて「送配電線路」と記載する。)において送配電
線路の途中に故障が発生した場合に、その故障箇所を挟
む二つの子局におけるサージ検出時刻の差から送配電線
路上の故障位置を求める方法が知られている(特公昭6
3−51274号公報等)。かかる方法においては、両
端の子局においてそれぞれサージを検出した時刻(以下
「サージ検出時刻」という。)の標定精度が故障位置の
標定精度を左右する。
【0003】このサージ検出時刻は、各子局内に備える
基準時計及びGPS電波を併用して求めていることが多
い。この基準時計は、温度補償型水晶発振器や高温槽付
水晶発振器等を用いた時計が多く、温度変化等による影
響が少なく優れた計時誤差を持つが、長期間に渡る計時
においては誤差が累積するため、サージ検出に無視でき
ないものとなる。(図9参照)。
【0004】そこで、GPS電波を用いた各子局間の基
準時刻の同期が行われている。このGPS電波は、GP
S(Global Positioning Syst
em、全地球測位システム)において人工衛星が発する
電波である。そして、このGPSは、複数の人工衛星か
らの電波を受信して、その受信にかかる時刻の差から位
置を求めるシステムである。このため高精度な時刻管理
がされた同期信号を送信しており、この同期信号は地域
による時刻の誤差が長期的に見ると極めて少ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各同期信号に
おいては図8に示すように、一定の範囲で進みや遅れと
いった誤差が生じている。このため、単純に同期信号に
よって基準時計の調整を行うとかえって不正確な時刻と
なり、サージ検出時刻として用いるには不適切である。
また、受信障害等によって、GPS電波を受信できない
状態が生じた場合は、時刻の検出ができず、故障点の標
定機能を行うことができない。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、常時正確なサージ検出時刻を得ることができ
る基準時刻の補正方法、及び正確なサージ検出時刻を得
ることによって故障箇所を標定することができる故障点
標定システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明の基準時刻の
補正方法は、送配電線路のいずれかの箇所で発生した故
障によるサージ電圧又はサージ電流の検出時刻として用
いられる基準時刻の補正方法において、受信したGPS
電波から得られるGPSの保有する標準時刻、及び該標
準時刻を取得した時の基準時刻の差を求め、該差を一定
期間分累積した後、該保存した差の平均値を該基準時刻
に加えることで基準時刻を補正することを特徴とする。
【0008】本第2発明の故障点標定システムは、送配
電線路に設置されサージ検出時刻の情報を親局(2)に
送信する子局(1)と、該サージ検出時刻の情報をもと
に故障点を標定する親局(2)と、を有する故障点標定
システムであって、上記子局(1)は受信したGPS電
波から得られるGPSの保有する標準時刻、及び該標準
時刻を取得した時の基準時刻の差を求め、該差を一定期
間分累積した後、該保存した差の平均値を該基準時刻に
加えることで基準時刻を補正し、送配電線路のいずれか
の箇所で発生した故障によるサージ電圧又はサージ電流
の検出時刻を該基準時刻より求め、通信網を通じて上記
親局(2)に送信することを特徴とする。
【0009】上記親局(2)は第3発明に示すように、
上記送配電線路網の故障点を挟む一対の子局のうちの一
の子局の上記サージ検出時刻t1と、他の子局の上記サ
ージ検出時刻t2と、サージの伝播速度vと、該子局間
の送配電線路の長さLと、をもとに、該一の子局から上
記故障点までの送配電線路上の距離L1を、式L1=
(L+(t1−t2)×v)/2から求めるものであ
る。
【0010】また、上記親局(2)は第4発明に示すよ
うに、上記送配電線路網の電源端に最も近い子局の上記
サージ検出時刻t1と、送配電線路網の末端の子局の上
記サージ検出時刻t2と、サージの伝播速度vと、該子
局間の送配電線路の長さLと、をもとに、該電源端側の
子局から上記故障点までの送配電線路上の距離L1を、
式L1=(L+(t1−t2)×v)/2から求め、更
に、上記計算で得られた故障点位置を挟む一対の子局の
うちの一の子局の上記サージ検出時刻t3と、他の子局
の上記サージ検出時刻t4と、サージの伝播速度vと、
該一対の子局間の送配電線路の長さL’と、をもとに、
該一の子局から上記故障点までの送配電線路上の距離L
3を、式L3=(L’+(t3−t4)×v)/2から
求めるものである。
【0011】
【作用】GPS受信手段が出力する標準時刻の同期信号
(以後、同期信号という)は個々の信号が正確ではな
く、絶対基準となる世界標準時刻に対してある範囲の誤
差を持って出力されている。たとえば、標準時刻の秒が
変化する毎に同期信号を出力するGPS受信器の場合、
その同期信号の標準時刻に対する誤差を一定期間(例え
ば、一日間)収集し、そのデータを集計してグラフにす
ると、図8に示すような正規分布グラフとなり、一定の
範囲で誤差が発生していることがわかる。
【0012】しかし、ここで注目すべきことは、同期信
号の誤差が一定範囲でばらつくことではなく、その誤差
の集計結果が標準時刻との誤差が零である位置を中心に
正規分布になることである。つまり、集計データの平均
値は正規分布グラフの中心となるため、標準時刻との誤
差が零となることを意味する。このことから、GPS受
信器の同期信号は、標準時刻に対して1秒単位のような
短時間で見ると200ns程度の範囲で誤差をもってい
るが、一日間又は一週間といった期間における平均値で
は、誤差が限りなく零に近づく性質を有することがわか
る。
【0013】次に、発振回路が出力する基準時刻信号で
あるが、通常、精度が高く安定した基準時刻信号を得る
ためには、発振器に温度補償形水晶発振器もしくは恒温
槽付水晶発振器を使用する。これらの発振器は、周囲の
温度変化に対しても非常に安定しており、また、短期間
(たとえば、1秒、1分、1日及び1週間等)での基準
時刻信号の進みや遅れといった変動が殆ど無いといえる
精度を容易に得ることができる。しかし一方で、基準時
刻信号の微少な時刻の誤差が累積されることにより、長
期間(たとえば1年とか10年)では大きな基準時刻の
累積誤差を発生させる性質を有する。
【0014】図9にその代表例として、恒温槽付水晶発
振器が出力する、基準時刻信号周波数の経時変化特性グ
ラフを示す。図9に示すように、短期間では誤差が殆ど
見られないが、長期間に渡ることで微少な時刻の誤差が
累積することで無視することができないほどの大きな誤
差となる。
【0015】このため、発振回路の基準時刻信号によっ
て生成される時刻を基準時刻とし、一定期間蓄積した同
期信号を受け取った時の基準時刻と標準時刻との誤差の
平均値をもって基準時刻の補正を行う。つまり、基準時
刻信号と同期信号を受け取った時の基準時刻との時刻差
を加えることで、時刻の正確性を保つことができる(図
6参照)。また、図7に示すように、この補正を定期的
に行うことで補正を行わない場合より誤差を狭い範囲に
保つことができる。以上より、一定期間蓄積した同期信
号を受け取った時の基準時刻と標準時刻との誤差の平均
値をもって行う基準時刻の補正を定期的にすることで、
常に正確な標準時刻を得ることができる。また、各子局
が正確な標準時刻でサージを検出し、正確なサージ検出
時刻で親局に送信することで、送配電線路の故障点を正
確に求めることができる。
【0016】
〔実施例〕
(1)故障点標定システムの構成 本故障点標定システムは、図1に示すように、送配電線
路の各鉄塔や電柱に設置される子局1と、電力会社の営
業所や支店などに設置され、子局1からの情報をもとに
故障点を標定する親局2とからなる。
【0017】(a)子局 子局1は、図2に示すように、GPSアンテナ111
と、GPS受信機112と、発振回路121と、基準時
計122と、基準時刻保持回路123と、ZCT131
(零相変流器)と、フィルタ回路132と、サージ信号
検出回路133と、サージ検出時刻保持回路134と、
中央処理ユニット141と、通信インターフェイス14
2と、を備える。
【0018】そして、ZCT131、フィルタ回路13
2、サージ信号検出回路133、サージ検出時刻保持回
路134、並びに中央処理ユニット141の一部は「サ
ージ検出手段13」に相当する。また、中央処理ユニッ
ト141と通信インターフェイス142は「サージ情報
送信手段14b」に相当する。
【0019】そして、同程度の概念としては、 GPS
アンテナ111とGPS受信機112をまとめて「GP
S受信手段11」としてとらえることができ、発振回路
121と基準時計122と基準時刻保持回路123とを
まとめて「計時手段12」としてとらえることができ
る。
【0020】以下、各構成要素について説明する。 (i)ZCT131(零相変流器) 送配電線路の鉄塔に取付けられ、故障時に発生するサー
ジ信号(サージ電流)を検出し、フィルタ回路132に
送る。なお、サージ信号としてサージ電圧を検出する場
合には、PT又はPD等の電圧検出器を使用する。 (ii)フィルタ回路132 ZCT131が検出した信号から、サージ信号以外の不
要な商用周波信号成分等を除去し、サージ信号のみを通
過させ、サージ信号検出回路133に送る。 (iii)サージ信号検出回路133 サージ信号のレベルを検出し、信号レベルがサージ認定
レベルを超えたら、サージの発生と判断して時刻保持信
号をサージ検出時刻保持回路134へ出力する。
【0021】(iv)サージ検出時刻保持回路134 サージ信号検出回路133から時刻保持信号が出力され
ると、その時の基準時計122の時刻を保持し、それを
サージ検出時刻として中央処理ユニット141へ出力す
る。
【0022】(vi)GPSアンテナ111とGPS受信
機112 GPSアンテナ111がGPS衛星からの電波を受信
し、それをGPS受信機112に送る。そしてGPS受
信機112が、その電波からGPS衛星が保有する標準
時刻の情報を同期信号として取り出し、基準時刻保持回
路123へ出力する。 (vii)基準時刻保持回路123 GPS受信機112から同期信号を受信すると、受信時
の基準時計122の基準時刻を保持し、この基準時刻を
中央処理ユニット141へ出力する。
【0023】(viii)基準時計122 基準時刻を基準時刻保持回路123及びサージ検出時刻
保持回路134へ出力する。 (ix)発振回路121 時刻を計時するための基準時刻信号を基準時計122へ
出力する。
【0024】(x)中央処理ユニット141 サージ検出時刻保持回路134から出力されるサージ検
出時刻を、通信インターフェイス142を介して親局2
に送信する。また、基準時刻保持回路123から受けた
基準時刻を、標準時刻との時刻誤差データとして1日間
分収集し、その誤差データから標準時刻との平均誤差値
を求め、その値を補正値として基準時計122の時刻に
加え、基準時刻の補正処理を行う基準時刻補正処理12
4を行う。 (xi)通信インターフェイス142 中央処理ユニット141が公衆回線網を使って親局2と
通信できるように、中央処理ユニット141と公衆回線
網との間で通信信号を中継する。
【0025】(b)親局 また、親局2は図3に示すように、通信インターフェイ
ス21と、 補助記憶装置222と、中央処理装置23
と、CRT241と、プリンタ242と、キーボード2
5とを有する。
【0026】ここで、通信インターフェイス21は、各
子局からのサージ検出時刻の情報を受信する子局サージ
情報受信手段21bとして位置づけることができる。そ
して、中央処理装置23は、サージ検出時刻をもとに故
障位置を標定する故障位置特定手段23cとして位置づ
けることができる。
【0027】更に、CRT241とプリンタ242は、
標定結果を出力する情報出力手段24として位置づける
ことができる。そして、キーボード25は、入力手段と
して位置づけることができる。以下で各構成要素につい
て説明する。
【0028】(i)通信インターフェイス21 子局1との間の通信信号を中継する。即ち、公衆回線網
を介して子局1から送られてくる信号を変換して、中央
処理装置23に渡す。
【0029】(ii)中央処理装置23(パーソナルコ
ンピュータ、ワークステーションなど) 各子局1,1,1,...から送られてくる位置情報と
サージ検出時刻とを、通信インターフェイス21を介し
て受け取り、後述する故障点標定処理を行う。故障点標
定処理によって得た故障点は、補助記憶装置222に記
憶されていた送配電線路図データと共に、CRT241
もしくはプリンタ242へ出力される。
【0030】(iii)補助記憶装置222(ハードデ
ィスクなど) 各子局1,1,1,...から送られてくるサージ検出
時刻や位置情報、並びに中央処理装置23が計算した故
障点及び中央処理装置23での処理に必要な送配電線路
図データを記録し保存する。ここで、送配電線路図デー
タには、電柱や鉄塔の位置データ、各電柱(鉄塔)間の
距離データなどがある。 (iv)プリンタ242 中央処理装置23の指示により、中央処理装置23から
送られた送配電線路図データや故障点の標定結果などを
印刷する。
【0031】(v)CRT241 中央処理装置23の指示により、中央処理装置23から
送られた送配電線路図や故障点の標定結果などを表示す
る。 (vi)キーボード25(入力手段) 送配電線路図を作成するために必要な作図データ等を入
力する。ここで、作図データには、電柱や鉄塔の位置デ
ータ、各電柱(鉄塔)間の距離データなどがある。
【0032】(2)基準時刻の補正処理 以下に、基準時刻補正処理124で行う、基準時刻の補
正処理の方法について説明する。 子局の電源が投入され、GPS受信機112から同期
信号及び標準時刻データが出力される様になった段階
で、中央処理ユニット141はGPS受信機112から
標準時刻データを受けとり、その時刻データを基準時刻
として基準時計122に設定し、基準時計122の計時
時刻を標準時刻に合わせる。
【0033】GPS受信機112が出力する同期信
号、たとえば1秒ごとに出力されるとした場合、その1
秒ごとの同期信号に合わせて、基準時計112の時刻が
基準時刻保持回路123に保持されるため、その時刻を
中央処理ユニット141に取込む。また同時に、GPS
受信機から標準時刻データが出力されるため、その標準
時刻データも取り込み、標準時刻と基準時刻との差(-
ε0、-ε1、...、+εn)を求め、時刻誤差データと
して記憶する(図5参照)。
【0034】この時刻誤差データが一定量、たとえば
1日分収集できた段階で集計し、時刻誤差データの平均
値を算出する。この平均値は、基準時刻と標準時刻との
実際の誤差であるため(図6参照)、基準時計の計測時
刻に加える。これによって、基準時計の時刻が標準時刻
に修正される。
【0035】この方法によれば、発振回路が出力する基
準時刻信号の長所(短時間の誤差が殆ど無い)と、GP
S受信機が出力する同期信号の長所(長時間の誤差の平
均値が標準時刻に近づく)を取入れることができ、短時
間、長時間(長期間)ともに安定した、標準時刻との誤
差が少ない基準時刻を得ることか出来る。従って、各子
局との基準時刻の同期ズレも殆どなくすことができるた
め、サージ検出時刻の差を正確に検出できるようにな
り、故障点の標定精度を上げることが出来る。
【0036】(3)故障点標定システムにおける処理 以下では、送配電線路に故障が生じた場合に故障箇所を
特定するための手続きについて説明する。まず(a)に
おいて、子局におけるサージ検出時刻の標定について説
明をし、次に(b)において、親局における故障点の標
定について説明する。
【0037】(a)子局におけるサージ検出時刻の標定 以下に、子局1の中央処理ユニット141におけるサー
ジ検出時刻の標定手続を示す。子局は、故障時に発生す
るサージ電流をZCT131で受信し、フィルタ回路1
32及びサージ信号検出回路133によって検出し、サ
ージ検出信号をサージ検出時刻保持回路134へ出力す
る。次いで、サージ検出時刻保持回路134ではサージ
検出信号を受けたときの基準時刻を保持し、サージ検出
時刻として中央処理ユニット141へ出力する。続い
て、中央処理ユニット141は、サージ検出信号の検出
時刻データを、故障情報として子局番号と共に親局へ自
動送信する。
【0038】(b)親局における故障点の標定 以下に、親局2の中央処理装置23における故障点の標
定の原理及び手続を示す。まず(i)において、その故
障点標定の原理について説明し、次に(ii)でその手
続きについて説明する。
【0039】(i)故障点標定の原理 図4に故障点の標定原理図を示す。子局と子局の間
で地絡故障が発生すると、図4に示すように進行波(サ
ージ)が発生する。この進行波が子局及び子局で検
出される時刻は、送配電線路を伝播する進行波の伝播速
度vが一定であると仮定すれば、故障発生地点からの各
子局までの距離L1,L2に比例することになる。
【0040】つまり、子局と子局の間の送配電線路
の長さLが分かっており、子局及び子局で検出した
時刻差を正確に検出することができれば、図4に示すよ
うに、計算式「L1=(L+(t1−t2)×v)/
2」により子局から故障点までの距離L1を求めるこ
とができることになる。
【0041】本実施例の故障点標定システムにおいて
は、サージ時刻の差を検討する子局(電源端と末端の子
局)の間の送配電線路の長さLは、予め計算し記憶して
いるものである。この長さLは、手動入力や、GPSに
よる自動計測などで求めたものである。
【0042】また、隣り合う子局については、送配電線
路がほぼ直線であるという仮定のもとに、子局の位置情
報(緯度、経度、高度)をもとに両者の間の送配電線路
の距離を計算することができる。更に、隣り合わない子
局間の距離については、その間に存在する隣り合う子局
同士の間の送配電線路の長さを足し合わせることで、子
局間の送配電線路の長さLを得ることができる。
【0043】(ii)故障点標定の手続 親局2の中央処理装置23は、あらかじめ電源端に最も
近い子局と、送配電線路網の各末端の子局との間の送配
電線路の長さLを計算し記憶している。そして、中央処
理装置23は、送配電線路上の電源端に最も近い子局1
と、幹線及び支線の末端に最も近い子局1との組み合わ
せを選択し、両子局のサージ検出時刻の差から故障点を
標定する。
【0044】即ち、中央処理装置23は、電源端側の子
局のサージ検出時刻t1と、末端側の子局の上記サージ
検出時刻t2と、サージの伝播速度vと、両子局間の送
配電線路の長さLと、をもとに、電源端側の子局から送
配電線路の故障の生じた位置(故障点)までの送配電線
路上の距離L1を、式L1=(L+(t1−t2)×
v)/2から求める。ただし、vは架空線路の場合とケ
ーブル配電線路の場合とを考えて150〜300m/μ
sとしている。このvは250〜300m/μsとする
とより好ましい。
【0045】そして、標定した故障点の近くにその故障
点を挟む子局1,1がある場合は、再度、それらの子局
のサージ検出時刻の差から故障点の標定をし直すことに
より、標定の信頼性を上げることができる。この故障点
の標定手続については、オペレータがその都度手動操作
により中央処理装置23に必要な指示を与えて、故障点
の標定処理をさせるものとしてもよいし、中央処理装置
23が自動的に処理できるようにプログラムを組んでも
よい。
【0046】なおこの場合、両端の子局の基準時計の時
刻を同期させていなければ正確な時刻差は検出できない
が、ここでは、上述したように、GPS衛星から送られ
てくる標準時刻と、各子局の基準時計の時刻を組合わせ
て随時補正することにより、各子局の時刻の同期を取っ
ている。
【0047】(III)故障発生個所の表示 親局2の中央処理装置23は、故障点の標定が完了する
と、故障発生個所をオペレータに知らせるため、補助記
憶装置222に格納している送配電線路図情報と、標定
した故障点と、をCRT241の画面に表示する。ま
た、オペレータの要求に応じてそれらをプリンタ242
から印刷させる。
【0048】(4)故障点標定システムの運用 子局1は、送配電線路を支持する電柱(鉄塔)に取り付
け、いつ故障が発生しても検出できるように24時間連
続で運転する。親局2は、例えば、電力会社の支店又は
営業所に設置し、オペレータがいる間だけ運転するよう
にしてもよいし、いつ故障が発生してもすぐに故障点が
確認できるように、24時間運転としてもよい。
【0049】(5)故障点標定システムの効果 本実施例の故障点標定システムは、子局内の計時手段1
2とGPS受信手段11を組合わせることにより、各子
局で同期し、正確な時刻を維持することで、故障箇所の
両側(電源端と末端)に位置する子局のサージ信号の到
達時刻の差から、故障点の位置(子局から故障点の位置
までの距離)を特定する。また、GPS電波を受信でき
ない状態が短期間生じた場合でも、子局内部の基準時間
を利用することができる。従って、故障点の標定を迅速
かつ正確に行うことができる。
【0050】〔その他〕なお、本発明においては、前記
実施例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発
明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。即
ち、基準時刻とGPSから得た標準時刻と差である時刻
誤差データは、各々1日間分収集してから平均値を求め
ることができるし、予め積算した状態で保存して、その
後、収集回数で割ることで平均値とすることもできる。
また、子局から親局への情報の送信は、携帯電話、PH
S及び公衆電話回線等の有線や無線等の公衆回線網を利
用するものとすることができるし、送配電線路に設けら
れた専用回線網(メタルケーブル、光ファイバ、無線な
ど)によって行うものとしてもよい。更に、送配電線路
上に変調した信号を搬送させてもよい。
【0051】また、送配電線路図情報中の地図データに
ついても、補助記憶装置に記録される態様に限られるも
のではなく、磁気ディスク、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)等の他の記
録メディアに記録されるものであってもよい。また、イ
ンターネット上の地図情報システムを運用しているWW
Wサイトのサーバから地図データをダウンロードし、又
はオンラインで取り出すものとしてもよい。インターネ
ットを介してサーバからデータをダウンロードし、又は
オンラインで取り出す態様とすれば、地図情報を独自に
保持する必要がなく常に最新の地図情報を入手すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の基準時刻の補正方法及び
請求項2記載の故障点標定システムにおいては、GPS
電波から得られる標準時刻を一定期間蓄積し、その平均
値をもって基準時刻を補正している。このため、各子局
間で同期した標準時刻を維持することができ、各子局に
おけるサージ検出時刻を同程度に正確に標定することが
できる。即ち、各子局で受信するサージの立ち上がり時
刻の違いにより生じる、サージ検出時刻のばらつきが少
ない。
【0053】請求項3及び請求項4記載の故障点標定シ
ステムにおいては、親局を備えるため、その親局によっ
て、各子局からのサージ検出時刻の情報をもとに故障点
を標定することができる。しかも、送配電線路網に設け
られる子局とは別に親局を備えるため、故障点の標定機
能を親局の設備に任せることで、各子局の設備を簡易か
つコンパクトなものとすることができる。また、GPS
受信機が何らかの電波障害等によって、GPS電波を受
信できない状態が短期間(短時間)生じた場合でも、子
局内部の基準時間を利用することで、故障点の標定機能
を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】故障点標定システムの親局と子局の関係を示す
説明図である。
【図2】子局の各構成要素の説明図である。
【図3】親局の各構成要素の説明図である。
【図4】故障箇所を特定する原理を示す説明図である。
【図5】基準時刻の補正方法を説明する為の模式図であ
る。
【図6】基準時刻の補正方法を説明する為の模式図であ
る。
【図7】基準時刻の補正方法を説明する為の模式図であ
る。
【図8】GPS電波を受信して得られる標準時刻の誤差
の分布を説明するためのグラフである。
【図9】基準時刻の発振回路の累積誤差を説明するため
のグラフである。
【符号の説明】
1;子局、11;GPS受信手段、111;GPSアン
テナ、112;GPS受信機、12;計時手段、12
1;発振回路、122;基準時計、123;基準時刻保
持回路、124;基準時刻補正処理、13;サージ検出
手段、131;ZCT(零相変流器)、132;フィル
タ回路、133;サージ信号検出回路、134;サージ
検出時刻保持回路、14b;サージ情報送信手段、14
1;中央処理ユニット、142;通信インターフェイ
ス、2;親局、21;通信インターフェイス、21a;
子局位置情報受信手段、21b;子局サージ情報受信手
段、22;地図情報記憶手段、221;CD−ROMド
ライブ、222;補助記憶装置、23;中央処理装置、
23a;送配電線路図情報作成手段、23b;故障区間
特定手段、23c;故障位置特定手段、24;送配電線
路図情報出力手段、241;CRT、242;プリン
タ、25;キーボード(入力手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AB04 AF01 BB02 BB04 CB01 DA00 FA16 GA04 GA06 2G033 AA01 AB01 AC02 AD01 AD18 AE01 AF02 AF05 AG04 AG14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送配電線路のいずれかの箇所で発生した
    故障によるサージ電圧又はサージ電流の検出時刻として
    用いられる基準時刻の補正方法において、 受信したGPS電波から得られるGPSの保有する標準
    時刻と、該標準時刻を取得した時の該基準時刻との差を
    求め、該差を一定期間分累積した後、該累積した差の平
    均値を該基準時刻に加えることで該基準時刻を補正する
    ことを特徴とする基準時刻の補正方法。
  2. 【請求項2】 送配電線路に設置されサージ検出時刻の
    情報を親局(2)に送信する子局(1)と、該サージ検
    出時刻の情報をもとに故障点を標定する該親局(2)
    と、を有する故障点標定システムであって、 上記子局(1)は受信したGPS電波から得られるGP
    Sの保有する標準時刻と、該標準時刻を取得した時の該
    基準時刻の差を求め、該差を一定期間分累積した後、該
    累積した差の平均値を該基準時刻に加えることで基準時
    刻を補正し、 送配電線路のいずれかの箇所で発生した故障によるサー
    ジ電圧又はサージ電流の検出時刻を該補正後の基準時刻
    より求め、通信網を通じて上記親局(2)に送信するこ
    とを特徴とする故障点標定システム。
  3. 【請求項3】 上記親局(2)は、上記送配電線路網の
    故障点を挟む一対の子局のうちの一の子局の上記サージ
    検出時刻t1と、他の子局の上記サージ検出時刻t2
    と、サージの伝播速度vと、該子局間の送配電線路の長
    さLと、をもとに、該一の子局から上記故障点までの送
    配電線路上の距離L1を、式L1=(L+(t1−t
    2)×v)/2から求めるものである請求項2記載の故
    障点標定システム。
  4. 【請求項4】 上記親局(2)は、上記送配電線路網の
    電源端に最も近い子局の上記サージ検出時刻t1と、送
    配電線路網の末端の子局の上記サージ検出時刻t2と、
    サージの伝播速度vと、該子局間の送配電線路の長さL
    と、をもとに、該電源端側の子局から上記故障点までの
    送配電線路上の距離L1を、式L1=(L+(t1−t
    2)×v)/2から求め、 更に、上記計算で得られた故障点位置を挟む一対の子局
    のうちの一の子局の上記サージ検出時刻t3と、他の子
    局の上記サージ検出時刻t4と、サージの伝播速度v
    と、該一対の子局間の送配電線路の長さL’と、をもと
    に、該一の子局から上記故障点までの送配電線路上の距
    離L3を、式L3=(L’+(t3−t4)×v)/2
    から求めるものである請求項2記載の故障点標定システ
    ム。
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