JP2000255723A - 昇降荷受け部を有する台車装置 - Google Patents

昇降荷受け部を有する台車装置

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JP2000255723A
JP2000255723A JP11056303A JP5630399A JP2000255723A JP 2000255723 A JP2000255723 A JP 2000255723A JP 11056303 A JP11056303 A JP 11056303A JP 5630399 A JP5630399 A JP 5630399A JP 2000255723 A JP2000255723 A JP 2000255723A
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Yuichi Ueda
雄一 上田
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に好ましい形態で押し引き走行でき、昇降
自在な荷受け部により荷動きを好適に行える昇降荷受け
部を有する台車装置を提供する。 【解決手段】 複数の車輪22,27を有し互いに接続
分離自在な複数の台車1,2を設け、少なくとも一台の
台車1には、管理用の端末器5と昇降自在な荷受け部3
0を設けた。各台車1,2はそれぞれ小規模の形状、重
量に形成でき、作業状況に応じて、単数台使用または複
数台接続使用に使い分けることができ、各種の作業を効
率よくかつ効果的に行える。その際に、端末器5と荷受
け部30を備えた台車1を常に使用することで、端末器
5のデータに基づいて所期の作業を円滑に行えるととも
に、昇降自在な荷受け部30により荷動きを好適に行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば棚側から
物品をオーダピッキングする場合や、棚などに物品を仕
分ける場合などに使用し得る昇降荷受け部を有する台車
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の台車装置としては、たと
えば特開平10−226405号公報に見られるピッキ
ングまたは仕分け用台車が提供されている。この従来構
成は、車輪を備えた支持台にローラ群が配設され、これ
らローラによる支持部は前後のゾーンに分けられ、ハン
ドル部が設けられた側のゾーンには、昇降自在な移動棚
が設けられるとともに、反対側のゾーンの上端部分には
端末器が設けられている。
【0003】この従来構成によると、移動棚上に載置さ
れた物品収納箱が満杯状になったとき、移動棚の下降に
より満杯状の物品収納箱がローラ群上に位置されるとと
もに、この物品収納箱上に空の物品収納箱が載置され
る。そして上段の物品収納箱が満杯状になったとき、両
物品収納箱が反対側のゾーンに横移動され、その後に移
動棚は上昇されて空の物品収納箱が載置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、最終的に4個の物品収納箱を支持可能な
規模の台車構成であることから、たとえば1個や2個の
物品収納箱を支持して、オーダピッキングなどを行えば
よいときでも、重量が大の台車を押し引き走行させなけ
ればならない。さらに、上記従来構成は、空の物品収納
箱の仮置き部はハンドル部と反対側のゾーンになってし
まい、したがって上段の物品収納箱が満杯になり、次の
空の物品収納箱を載置する際、ハンドル部と反対側のゾ
ーンまで取りに行くという面倒な作業が発生してしま
う。また、たとえば特開平7−257713号公報に見
られるように、ピッキング用カートとピッキング用台車
とを接続可能とした構成も提供されているが、この場合
にピッキング用カートの物品収納箱は左右フレームに位
置固定であることから、この固定の物品収納箱に対する
物品の出し入れ(荷動き)は面倒になる。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、常に好ましい形態で押し引き走行し得、しかも昇降
自在な荷受け部により荷動きを好適に行える昇降荷受け
部を有する台車装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の昇降荷受け部を
有する台車装置は、複数の車輪を有し互いに接続分離自
在な複数の台車が設けられ、少なくとも一台の台車に
は、管理用の端末器と昇降自在な荷受け部とが設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、各台
車はそれぞれ小規模の形状、重量に形成し得、そして作
業状況に応じて、単数台使用または複数台の接続使用に
使い分け得る。その際に、端末器と荷受け部とを備えた
台車を常に使用することで、端末器のデータに基づいて
所期の作業を円滑に行えるとともに、昇降自在な荷受け
部により荷動きを好適に行え得る。
【0008】また本発明の請求項2記載の昇降荷受け部
を有する台車装置は、上記した請求項1記載の構成にお
いて、各台車にそれぞれ昇降自在な荷受け部が設けら
れ、これら荷受け部を所定レベルに上昇させて位置決め
したとき、隣接した荷受け部間で支持荷の横移動が行え
るように構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、接続した台車間で
の支持荷の移動を、上昇して位置決めした荷受け部間で
円滑に行え、そして支持荷を載置した荷受け部を下降さ
せることで、この支持荷の上に別の支持荷を移動させて
載置し得る。
【0009】そして本発明の請求項3記載の昇降荷受け
部を有する台車装置は、上記した請求項1または2記載
の構成において、所定レベルに上昇させて位置決めした
荷受け部の下方に荷支持部が形成されることを特徴とし
たものである。したがって請求項3の発明によると、ハ
ンドル側の荷支持部を利用して、たとえば物品収納体な
ど次に支持荷となるものを仮置きし得、以て次の空の物
品収納体などの載置を容易に行える。
【0010】さらに本発明の請求項4記載の昇降荷受け
部を有する台車装置は、上記した請求項1〜3のいずれ
かに記載の構成において、台車を接続したとき、少なく
とも一方の台車における接続箇所側の車輪が、他の車輪
に対して上方に位置されることを特徴としたものであ
る。したがって請求項4の発明によると、接続した台車
群を一体に押し引き走行させる際に、浮いた車輪の走行
抵抗を軽減し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1〜図10に基づいて説明する。図1〜図8におい
て、1は第1台車、2は第2台車で、以下においては同
一またはほぼ同一構成物に同一符号を付して説明する。
両台車1,2の本体10は、曲げフレーム11、端フレ
ーム13、渡りフレーム14などにより構成される。す
なわち曲げフレーム11は、たとえばパイプ体を曲げて
形成されるもので、前後方向の端に位置される端部11
Aと、この端部11Aの両端に連なってU字型状(門型
状)に曲げて形成される左右一対の下位側部11Bと、
これら下位側部11Bの端部から上方へと曲げて形成さ
れる左右一対の縦部11Cと、これら縦部11Cの上端
から下位側部11Bに平行状として曲げて形成される左
右一対の上位側部11Dとにより構成されている。
【0012】そして下位側部11Bと縦部11Cとが成
すコーナー部間が、連結部材12を介して左右方向の端
フレーム13により連結され、また端部11Aの近くに
おいて下位側部11B間が、端部11Aに平行される渡
りフレーム14により連結されている。前記端部11
A、下位側部11B、端フレーム13、渡りフレーム1
4などにより、ベース台部分が平枠状に形成される。
【0013】なお、第1台車は、縦部11Cと上位側部
11Dとが成すコーナー部間が上部フレーム15により
連結され、そして上位側部11Dの遊端からは左右一対
のハンドル部11Eが、斜め下方へ曲げ形成されてい
る。前記ベース台部分の下面側には複数の車輪が設けら
れる。すなわち第1台車1には、渡りフレーム14など
を利用して左右一対の定置車輪装置20が設けられると
ともに、端フレーム13などを利用して左右一対のキャ
スタ車輪装置25が設けられる。また第2台車2には、
端フレーム13などを利用して左右一対の定置車輪装置
20が設けられるとともに、渡りフレーム14などを利
用して左右方向の中央部分にキャスタ車輪装置25が設
けられている。
【0014】前記定置車輪装置20は、ベース台部分側
からの固定ブラケット21に車輪22が取り付けられる
ことで構成され、また前記キャスタ車輪装置25は、ベ
ース台部分側に支持される旋回ブラケット26に車輪2
7が取り付けられることで構成されている。各台車1,
2にはそれぞれ昇降自在な荷受け部30が設けられ、こ
の荷受け部30を所定レベルで位置決めする位置決め手
段40と、この位置決め手段40に連動された位置決め
解除手段45とが設けられている。
【0015】すなわち荷受け部30は、矩形平枠状の昇
降台31と、この昇降台31上で左右に振分けて配設さ
れたそれぞれ前後一対の遊転ローラ32と、前記昇降台
31上で前記縦部11Cに隣接したコーナ部分から立設
されたブラケット33と、このブラケット33に遊転自
在に取り付けられ上下の二箇所(複数箇所)において縦
部11Cを前後から挟む状態に設けられた鼓型のガイド
ローラ34などにより構成されている。
【0016】これにより荷受け部30は、左右の縦部1
1Cに支持案内されて昇降自在となり、その際に昇降速
度を制御するためのダンパー装置35が、昇降台31と
ベース台部分との間に、傾斜した状態でかつ左右一対に
設けられている。前記位置決め手段40は、縦部11C
の上部に固定された支持部材41と、この支持部材41
に左右方向軸42を介して回動自在に取り付けられたフ
ック状の係止体43と、この係止体43を係止方向に付
勢する圧縮ばね44とにより構成されている。その際に
圧縮ばね44により係止方向に付勢された係止体43
は、前記ブラケット33の上部に曲げ形成された被係止
部33aに対して下方から係止するように構成されてい
る。
【0017】前記位置決め解除手段45は、左右のいず
れかの上位側部11Dに設けられた把持形式のレバー4
6と、このレバー46の操作により移動されるワイヤー
47などにより構成されている。そしてワイヤー47の
移動により、圧縮ばね44の付勢力に抗して係止体43
が係止解除方向に回動されるように構成されている。そ
の際に一つのレバー46の操作により、左右の係止体4
3が同時に作用されるように構成されている。
【0018】両台車1,2は接続手段50を介して互い
に接続分離自在に構成され、そして両台車1,2を接続
したとき、持上げ手段55を介して、少なくとも一方の
台車における接続箇所側の車輪が、他の車輪に対して上
方に位置されるように構成されている。すなわち、前記
連結部材12は断面U字の型材状であって、第1台車1
側の外側面には、接続ピン51が左右方向の外方へ突設
されている。そして、第2台車2側の外側面には、左右
方向ピン52を介して接続体53が上下方向で回動自在
に取り付けられ、ここで接続体53には、接続ピン51
に上方から係合可能な凹部54が形成されている。した
がって、接続体53を回動してその凹部54を接続ピン
51に上方から係合させることで両台車1,2の接続を
行え、以て51〜54により接続手段50の一例が構成
される。
【0019】この接続手段50の近くにおいて、前記第
1台車1側の連結部材12における外端面には、外方へ
突出されるカム体56が設けられ、このカム体56に
は、傾斜状の迎えカム面56aと凹部57とが形成され
ている。そして、第2台車2側の連結部材12における
外端面には、ブラケット58を介してカムローラ59が
遊転自在に設けられている。
【0020】したがって、両台車1,2を相対的に接近
動させることにより、カムローラ59が迎えカム面56
aに乗り上がって移動されたのち、凹部57に落ち込ん
で係止されるとともに、第2台車2側の定置車輪装置2
0の車輪22が他の車輪22,27群に対して上方に位
置され、以て56〜59により持上げ手段55の一例が
構成される。
【0021】なお、第2台車2側の反対側の外端面に
は、前記第1台車1と同様の接続ピン51やカム体56
が設けられている。また前記第1台車1における上部フ
レーム15の部分には、無線やカードなどにより指示さ
れる端末器(モニター、パソコン)5が設けられてい
る。以下に、上記した実施の形態における作用を説明す
る。
【0022】図1、図3は、第1台車1と第2台車2と
を接続した状態を示している。これは図6や図7の実線
に示す状態で、両台車1,2を相対的に接近動させ、図
7の仮想線に示すように、第2台車2のカムローラ59
を迎えカム面56aに乗り上がらせて移動させたのち、
カムローラ59を凹部57に落ち込ませて係止させ、そ
して図6の仮想線に示すように、左右の接続体53を左
右方向ピン52の周りに回動して、その凹部54を接続
ピン51に上方から係合させることで、図8に示すよう
に接続状態としている。
【0023】その際にカムローラ59が迎えカム面56
aに乗り上がることを利用して、接続状態のときには、
図1に示すように第2台車2側の定置車輪装置20の車
輪22を、他の車輪22,27群に対して上方に位置さ
せて浮かしている。これにより、両台車1,2を一体に
押し引き走行させる際に、浮いた車輪22の走行抵抗を
軽減し得、より軽く押し引き走行させ得る。
【0024】接続した両台車1,2を利用して、たとえ
ばオーダーピッキングを行うとき、まず、それぞれの荷
受け部30を所定レベルに上昇させて、位置決め手段4
0により位置決めさせる。すなわち、荷受け部30を手
で持ち上げて(引き上げて)上昇させ、これにより被係
止部33aを係止体43のカム面に作用させて、この係
止体43を圧縮ばね44に抗して回動させる。そして係
止体43の上方へ被係止部33aが移動することで、係
止体43を圧縮ばね44により復帰回動させて、被係止
部33aに対して下方から係止させる。
【0025】これにより図1の実線に示すように、両荷
受け部30を所定レベルに上昇させて位置決めし得、こ
れら荷受け部30の下方の空間により荷支持部60が形
成される。そして第1台車1における荷受け部30上
に、支持荷の一例であるケース箱状の物品収納体61を
載置させる。その際に載置は、前後方向における一端が
遊転ローラ32に支持されるが、他端は昇降台31に支
持されるようにして、振動などにより物品収納体61が
脱落するのを防止している。この物品収納体61は折畳
み可能な構成であって、他に3個(複数個)の物品収納
体61を、第1台車1における荷支持部60に折畳んで
収納している。
【0026】このような状態、すなわち図9の(a)に
示すような状態で、物品収納棚(図示せず。)に沿って
両台車1,2を一体に押し引き走行させながら、端末器
5側の指示に基づいて物品収納棚からオーダーピッキン
グを行い、荷受け部30上の物品収納体61に入れて行
く。そして物品収納体61に対して所望のオーダーピッ
キングを行ったのち、または物品収納体61が満量にな
ったのち、図9の(b)や図1の仮想線に示すように、
隣接した荷受け部30間で物品収納体61を前後方向に
横移動させる。このとき物品収納体61が左右の縦部1
1C間を通りかつ上部フレーム15の下方をくぐるよう
に、相互の幅や高さを設定している。そして横移動は、
遊転ローラ32群の転動を利用して、軽く容易に行え
る。
【0027】このようにして、第1台車1における荷受
け部30上の物品収納体61を第2台車2における荷受
け部30上に移動させたのち、図9の(c)に示すよう
に、第2台車2における荷受け部30を下降させる。こ
の下降は、位置決め解除手段45におけるレバー46を
図1の仮想線に示すように把持してワイヤー47を移動
させ、圧縮ばね44の付勢力に抗して係止体43を回動
させて、図5の仮想線に示すように被係止部33aに対
する係止を開放させることで、自重により行われる。そ
の際に荷受け部30が自由落下することは、両ダンパー
装置35による速度制御により防止し得る。
【0028】次いで、第1台車1における荷支持部60
に折畳んで収納している物品収納体61群のうちの1個
を取り出して広げた(組立てた)のち、図9の(d)に
示すように、第1台車1における荷受け部30上に載置
させる。そして前述と同様にオーダーピッキングを行っ
たのち、図10の(a)に示すように物品収納体61を
前後方向に横移動させる。これにより新たな物品収納体
61を、第2台車2に既に移動されて荷受け部30とと
もに下降している物品収納体61の上に載置させる。
【0029】次いで、第1台車1における荷支持部60
に折畳んで収納している物品収納体61群のうちの1個
を取り出して広げた(組立てた)のち、図10の(b)
に示すように、第1台車1における荷受け部30上に載
置させる。そして前述と同様にオーダーピッキングを行
う。その後、第1台車1における荷支持部60に折畳ん
で収納している残り1個の物品収納体61を取り出し、
そして図10の(c)に示すように、第1台車1におけ
る荷受け部30を下降させる。この下降は、前述した第
2台車2側と同様にして、レバー46を把持するなどし
て行う。そして、残り1個の物品収納体61を、図10
の(c)の仮想線に示すように広げた(組立てた)の
ち、図10の(d)に示すように、第1台車1において
荷受け部30とともに下降している物品収納体61の上
に載置させる。そして最後の物品収納体61を使用し
て、前述と同様にオーダーピッキングを行う。
【0030】次に、上記した実施の形態における別の作
用状態を、図11に基づいて説明する。すなわち、第2
台車2に別の第2台車2が接続され、3台接続状態とさ
れている。この場合に物品収納体61は、まず別の第2
台車2に上下2段に載置され、そして前述と同様にし
て、第2台車2、第1台車1と順次に載置されることに
なる。なお、3台以上の複数台の接続も可能であり、そ
して物品収納体61は同様にして取り扱われる。
【0031】次に、上記した実施の形態におけるさらに
別の作用状態を、図12に基づいて説明する。すなわ
ち、第1台車1のみを使用した作業とされている。この
場合には図12の(a)に示すように、所定レベルに上
昇させて位置決めした荷受け部30の上に物品収納体6
1を載置させ、そして1個の物品収納体61を荷支持部
60に折畳んで収納している。
【0032】そして物品収納体61に対して所望のオー
ダーピッキングを行ったのち、または物品収納体61が
満量になったのち、図12の(b)の仮想線に示すよう
に、荷支持部60に折畳んで収納している物品収納体6
1を取り出し、そして図12の(b)の実線に示すよう
に荷受け部30を下降させる。次いで物品収納体61を
広げた(組立てた)のち、荷受け部30とともに下降し
ている物品収納体61の上に載置させる。そして上位の
物品収納体61を使用してオーダーピッキングを行う。
【0033】上記した実施の形態では、両台車1,2と
もに定置車輪装置20とキャスタ車輪装置25とを設け
た形式を示しているが、これは両台車1,2のうち少な
くとも一方が、定置車輪装置20とキャスタ車輪装置2
5とのいずれかのみを設けた形式であってもよい。上記
した実施の形態では、両台車1,2ともに昇降自在な荷
受け部30が設けられた形式が示されているが、これは
第2台車2が荷受け部30を有さない形式であってもよ
い。
【0034】上記した実施の形態では、両台車1,2を
接続したとき、第2台車2における接続箇所側の車輪2
2が上方に位置されるが、これは第1台車1側の車輪が
上方に位置されてもよく、また全ての車輪22,27が
上昇されない形式であってもよい。
【0035】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、各
台車はそれぞれ小規模の形状、重量に形成でき、そして
作業状況に応じて、単数台使用または複数台接続使用に
使い分けることができ、各種の作業を効率よくかつ効果
的に行うことができる。その際に、端末器と荷受け部と
を備えた台車を常に使用することで、端末器のデータに
基づいて所期の作業を円滑に行うことができるととも
に、昇降自在な荷受け部により荷動きを好適に行うこと
ができる。
【0036】また上記した本発明の請求項2によると、
接続した台車間での支持荷の移動を、上昇して位置決め
した荷受け部間で円滑に行うことができ、そして支持荷
を載置した荷受け部を下降させることで、この支持荷の
上に別の支持荷を移動させて載置できる。そして上記し
た本発明の請求項3によると、ハンドル側の荷支持部を
利用して、たとえば物品収納体など次に支持荷となるも
のを仮置きでき、以て次の空の物品収納体などの載置を
容易に行うことができる。
【0037】さらに上記した本発明の請求項4による
と、接続した台車群を一体に押し引き走行させる際に、
浮いた車輪の走行抵抗を軽減できて、より軽く押し引き
走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、昇降荷受け
部を有する台車装置の2台接続状態での側面図である。
【図2】同昇降荷受け部を有する台車装置の2台接続状
態での一部切り欠き正面図である。
【図3】同昇降荷受け部を有する台車装置の2台接続状
態での横断平面図である。
【図4】同昇降荷受け部を有する台車装置の荷受け部の
部分の平面図である。
【図5】同昇降荷受け部を有する台車装置の位置決め手
段部分の側面図である。
【図6】同昇降荷受け部を有する台車装置の接続手段部
分の側面図である。
【図7】同昇降荷受け部を有する台車装置の持上げ手段
部分の側面図である。
【図8】同昇降荷受け部を有する台車装置の接続手段な
らびに持上げ手段部分の平面図である。
【図9】同昇降荷受け部を有する台車装置の2台接続状
態での前半作業状態を示す概略側面図である。
【図10】同昇降荷受け部を有する台車装置の2台接続
状態での後半作業状態を示す概略側面図である。
【図11】同昇降荷受け部を有する台車装置の3台接続
状態での側面図である。
【図12】同昇降荷受け部を有する台車装置の1台使用
状態での作業状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 第1台車 2 第2台車 5 端末器 10 本体 20 定置車輪装置 22 車輪 25 キャスタ車輪装置 27 車輪 30 荷受け部 31 昇降台 32 遊転ローラ 33a 被係止部 34 ガイドローラ 35 ダンパー装置 40 位置決め手段 43 係止体 44 圧縮ばね 45 位置決め解除手段 50 接続手段 51 接続ピン 53 接続体 55 持上げ手段 56 カム体 57 凹部 59 カムローラ 60 荷支持部 61 物品収納体(支持荷)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車輪を有し互いに接続分離自在な
    複数の台車が設けられ、少なくとも一台の台車には、管
    理用の端末器と昇降自在な荷受け部とが設けられている
    ことを特徴とする昇降荷受け部を有する台車装置。
  2. 【請求項2】 各台車にそれぞれ昇降自在な荷受け部が
    設けられ、これら荷受け部を所定レベルに上昇させて位
    置決めしたとき、隣接した荷受け部間で支持荷の横移動
    が行えるように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の昇降荷受け部を有する台車装置。
  3. 【請求項3】 所定レベルに上昇させて位置決めした荷
    受け部の下方に荷支持部が形成されることを特徴とする
    請求項1または2記載の昇降荷受け部を有する台車装
    置。
  4. 【請求項4】 台車を接続したとき、少なくとも一方の
    台車における接続箇所側の車輪が、他の車輪に対して上
    方に位置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の昇降荷受け部を有する台車装置。
JP11056303A 1999-03-04 1999-03-04 昇降荷受け部を有する台車装置 Pending JP2000255723A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014180929A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Okudaya Giken:Kk ハンドリフタ
JP2015193339A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 本田技研工業株式会社 移載用台車
CN105460477A (zh) * 2015-12-23 2016-04-06 贵阳普天物流技术有限公司 适用于密集库多层货架存取货物的方法及所用堆垛车
CN107628403A (zh) * 2017-09-27 2018-01-26 广东友力智能科技有限公司 一种自动仓储***

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