JP2000253644A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2000253644A
JP2000253644A JP11288676A JP28867699A JP2000253644A JP 2000253644 A JP2000253644 A JP 2000253644A JP 11288676 A JP11288676 A JP 11288676A JP 28867699 A JP28867699 A JP 28867699A JP 2000253644 A JP2000253644 A JP 2000253644A
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JP
Japan
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pole
magnet
pole teeth
magnetized
pole tooth
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Pending
Application number
JP11288676A
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English (en)
Inventor
Ikuo Uematsu
郁夫 上松
Kiyoshi Wakai
清志 若井
Yoshinori Ogawa
吉典 小川
Yukinobu Yumita
行宣 弓田
Katsumi Matsumoto
克己 松本
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to CNB991275314A priority patent/CN1212698C/zh
Priority to US09/473,123 priority patent/US6208047B1/en
Priority to IDP991201D priority patent/ID26005A/id
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高速高トルクを実現し、しかも、極歯の形状
や配置に関する制約を大幅に緩和する。 【解決手段】 円周方向に所定ピッチにて着磁された着
磁セグメントを有する円筒状のマグネット24を備えた
ロータ21に対し、着磁セグメントは、内側と外側とが
異なる極に着磁されると共に、着磁による着磁方向が隣
接するピッチについて逆向きに構成され、ステータ25
が着磁セグメントの所定ピッチに対応した大きさでマグ
ネット24を挟んだ対向位置に互いが異なる極に磁化さ
れる極歯からなる第1の極歯列及び第2の極歯列を有
し、第1の極歯列と第2の極歯列の極性を切り換えるこ
とにより、円筒状のマグネット24に回転磁界を付与さ
せている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ側のマグネ
ットの着磁と、ステータ側の極歯の配置を工夫すること
により高速高トルクを実現できるモータに関し、特にス
テッピングモータに適用して好ましいものである。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、様々な分野で用
いられている。このステッピングモータは、高速高トル
クが要求されている。高速高トルクとするには、極歯で
生じる磁束を効率よくロータ側のマグネットに与えて、
マグネットの使用効率を如何に高くするかということが
重要な要素となっている。
【0003】図14は、従来のステッピングモータの構
成を示すもので、概略的には、回転軸1を有するロータ
2と、このロータ2を囲むように設けられたステータ部
3とで構成されている。ロータ2は、円筒状のボス4と
このボス4の外周部に設けられた円筒状のマグネット5
から構成されている。
【0004】また、ステータ部3は、2段重ねに設けら
れたステータ部材となるコア6a,6bと、これらのコ
ア6a,6bに巻装された巻回コイルとなるコイル7
a,7bと、キャップを兼ねるステータ部材としてのス
タータキャップ8a,8bとを有している。そして、コ
ア6a,6bとステータキャップ8a,8bのマグネッ
ト5との対向面には、それぞれ極歯T11,T12,・
・・,T21,T22,・・・(詳細は図15または図
16参照)が設けられている。
【0005】そして、これらロータ2およびステータ部
3は、ロータ2の両端部方向(図14の上下方向)から
蓋をするように取り付けられる取付板9と上蓋10とに
よって保持される。また、取付板9と上蓋10には、軸
受け11a,11bが設けられ、これら軸受け11a,
11bによって上述の回転軸1が回転自在に支持され
る。さらに、ロータ2と軸受け11aとの間には、皿バ
ネ12が介在され、ロータ2と軸受け11bとの間には
ワッシャ13が介在される。
【0006】図15は、図14において矢印X−X方向
から見た図であり、ステータ部3のコア6a,6bとス
テータキャップ8a,8bに設けられた極歯(ここで
は、極歯T11,T12,T13,T14と極歯T2
1,T22,T23,T24の8つのみが示されてい
る)の配置を示すものである。なお、図15において図
14と同一部分には同一符号が付されている。この図1
5からもわかるように、極歯T11,T12,T13,
T14のうち、極歯T11,T13がステータ部3のコ
ア6a側に設けられ、極歯T12,T14がステータキ
ャップ8a側に設けられるというように、極歯T11,
T12,T13,T14は1つ置きにコア6a側とステ
ータキャップ8a側に設けられている。このような構造
はコア6b側も同様となっている。
【0007】図16は、図14において矢印Y−Y方向
から見た図であり、コア6bとステータキャップ8bの
各極歯とマグネット5の着磁セグメントの関係を模式的
に示した図である。したがって、図14の矢印Y−Y方
向から見た構成がそのまま示されているものではない。
【0008】図16に示されるように、極歯T21,T
22,T23,T24,・・・は、マグネット5の外側
面に対し一定間隔を置いて、マグネット5の周方向に沿
って互い違いに入り組みながら一列に配置された構造と
なっている。ここで、前述したように、極歯T22,T
24はコア(この場合コア6bとする)側に設けられ、
極歯T21,T23はステータキャップ(この場合、ス
テータキャップ8bとする)側に設けられるというよう
に、1つ置きにコア6b側とステータキャップ8b側に
設けられている。
【0009】そして、これらの極歯T21,T22,T
23,T24,・・・は、たとえば、極歯T21がS
極、極歯T22がN極、極歯T23がS極、極歯T24
がN極というように隣り合う極歯同志が相反する極に磁
化される。これによって、マグネット5側は、極歯T2
1,T22,T23,T24,・・・に対向するそれぞ
れの面の着磁セグメントが吸引や反発の力を受け、ロー
タ2が回転する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の従来のステッピングモータは、ステータ部3
で発生した磁束の使用効率が悪いという問題がある。す
なわち、図17に示すように、それぞれの極歯T21,
T22,T23,T24,・・・によって生じる磁束の
流れは、マグネット5に作用する磁束H1の他に、極歯
T21,T22,T23,・・・の裏側を流れる磁束H
2、さらには、隣接する極歯間に流れる磁束H3という
ように多方面に流れる漏れ磁束も多い。
【0011】このため、マグネット5に作用する磁束は
その一部しか使われていないことになる。つまり、マグ
ネット5に働きロータ2を回転させるために有効な磁束
は、この図17によれば、磁束H1のみであり、他の磁
束は無駄なものとなっている。このため、モータの出力
として利用されるのは、マグネット5に作用する磁束H
1だけであり、効率の悪いものとなっている。
【0012】また、従来の構造では、それぞれの極歯T
11,T12,・・・,T21,T22,・・・は、一
列に配置され、隣接する極歯同志が異極となるので、極
歯間に一定以上の隙間G1(図15参照)を設ける必要
がある。このため、極歯の設計が大幅に制限される。こ
れを図15において説明すると、まず、極歯T11,T
12,・・・,T21,T22,・・・の形状は、この
場合、台形となっており、それぞれの台形の先端部の幅
W1と台形の基部の幅W2は共に、マグネット5の着磁
ピッチ以下とする必要があり、また、極歯間の隙間G1
はステータキャップ8a,8bなどの板厚(L1とす
る)程度設ける必要がある。これらを満足させるには、
極歯の大きさやその形状、配置などに自ずから制限が出
てきて、ステッピングモータを設計する上で大きな制約
が生じることとなる。
【0013】本発明は、ステータ側で生じる磁束をロー
タのマグネットに効率よく与えることを可能とし、それ
によって、高速高トルクを実現し、しかも、極歯の形状
や配置に関する制約を大幅に緩和してモータ設計に自由
度を持たせることができるモータを提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のモータは、円周方向に所定ピッチにて着磁
された着磁セグメントを有する円筒状のマグネットを備
えたロータと、マグネットに回転磁界を付与しロータを
回転させるステータとを有するモータにおいて、着磁セ
グメントは内側と外側とが異なる極に着磁されると共に
この着磁による着磁方向が隣接するピッチについて逆向
きに構成され、ステータは着磁セグメントの所定ピッチ
に対応し、マグネットを挟んだ対向位置に互いが異なる
極に磁化される極歯からなる第1の極歯列と第2の極歯
列を有し、第1の極歯列と第2の極歯列の極性を切り換
えることにより円筒状のマグネットに回転磁界を付与さ
せている。
【0015】また、他の発明のモータは、円周方向に所
定ピッチにて着磁されると共に内側と外側とが異なる極
に着磁された複数の着磁セグメントを備え、少なくとも
一端が開放された円筒状のマグネットを有するロータ
と、このロータのマグネットの外側面をその周方向に沿
って囲むように設けられたステータ部とを備え、マグネ
ットの外側面に対し一定の間隔を置いてその外側面周方
向に沿って列をなして配列された複数の極歯でなる第1
の極歯列と、マグネットの内側面に対し一定の間隔を置
いてその内側面周方向に沿って列をなすように配列され
た複数の極歯でなる第2の極歯列とを設け、第1の極歯
列を構成するそれぞれの極歯と、第2の極歯列を構成す
るそれぞれの極歯とをマグネットの着磁セグメント部分
を挟んで互いに対向配置させ、対向配置されたそれぞれ
の極歯同志が異極となるように磁化させるようにしてい
る。
【0016】また、他の発明は、上述の各発明のモータ
に加え、第1の極歯列のそれぞれの極歯は同極に磁化さ
れ、第2の極歯列のそれぞれの極歯は第1の極歯列とは
異なる極でそれぞれ同極に磁化されるようにしている。
【0017】また、他の発明は、上述の各発明のモータ
に加え、上述の第1の極歯列は、ステータの一部を構成
する巻回コイル部分を保持するためのステータ部材に設
けられ、上述の第2の極歯列は、モータの筺体の一部を
構成する部材に設けられ、第1の極歯列が設けられるス
テータ部材は、マグネットの外側面に対向する面を有す
る部材であって、この部材にマグネットの外側面周方向
に沿うように第1の極歯列を設け、第2の極歯列が設け
られるモータの筺体の一部を構成する部材は、少なくと
もマグネットの開放端面側を覆う板面を有する部材であ
って、この部材からマグネットの内部に突出する突出部
を形成し、この突出部のマグネット内側面に対向する位
置でかつ第1の極歯列に対向する位置に前記第2の極歯
列を設けるようにしている。
【0018】さらに、他の発明は、上述の各発明のモー
タに加え、着磁セグメントのピッチ(P)を円周方向に
等しく構成し、極歯の円周方向の長さ(W)を、P<W
<2Pとなるように構成している。
【0019】また、他の発明のモータは、円周方向に所
定ピッチにて着磁された着磁セグメントを有する円筒状
のマグネットを備えたロータと、マグネットに回転磁界
を付与しロータを回転させるステータとを有するモータ
において、着磁セグメントの内側と外側とが同じ極に着
磁されると共に隣接する着磁セグメント同士が異なる極
となるように構成され、マグネットの外側面に対し一定
の間隔を置いてその外側面周方向に沿って列をなして配
列された複数の極歯でなる第1の極歯列と、マグネット
の内側面に対し一定の間隔を置いてその内側面周方向に
沿って列をなすように配列された複数の極歯でなる第2
の極歯列とを設け、かつこれらの第1及び第2の極歯列
を配列する際に、マグネットを挟んで対向位置に配置さ
れる各極歯組を、それぞれ隣接する極歯組とは異なる極
で同極に磁化される第1及び第2の極歯組とから構成
し、これら異極に磁化される第1及び第2の極歯組を円
周方向に交互に配置している。
【0020】また、他の発明は、上述の発明のモータに
加え、第1の極歯組を、ステータの一部となる1つのコ
ア部材をU字状に折曲して構成し、第2の極歯組を、他
のコア部材を折曲して形成した2つの極歯から構成し、
この第2の極歯組を構成する2つの極歯は、モータの軸
方向に重合配置された2つのコア部材をそれぞれ折曲し
て形成している。
【0021】また、他の発明は、上述の各発明のモータ
に加え、ステータは軸方向に重合配置されるコイルを2
つ具備し、この2つのコイル間に挟まれた内側コアに第
1の極歯組を設けると共に、ステータの軸方向両端にそ
れぞれ配置された各外側コアに第2の極歯組を設けてい
る。
【0022】また、他の発明は、上述の各発明のモータ
に加え、第2の極歯組は、外側コアを構成すると共にモ
ータの筐体の一部を構成するコア部材に形成された極歯
がマグネットの外側に配置され、コア部材と重合配置さ
れた他のコア部材に形成された極歯がマグネットの内側
に配置されるように構成されている。
【0023】また、他の発明は、上述の各発明のモータ
に加え、第1の極歯組は、先端に行くに従い細くなる台
形形状で形成された根元部分と、この台形の最細部分の
幅で形成された先端部分から構成され、根元部分がマグ
ネットの外側となる第1の極歯列側に、先端部分がU字
状に湾曲されてマグネットの内側となる第2の極歯列側
にそれぞれ配置されている。
【0024】本発明は、モータ、特にステッピングモー
タの高速高トルク化を図るもので、これを実現するため
に、異極の極歯間に生じる磁束をマグネットに効率よく
与えて、磁束の使用効率を高くするようにしたものであ
る。具体的には、マグネットを挟むようにして、マグネ
ットの外側面周方向と内側面周方向に沿って第1の極歯
列と第2の極歯列をそれぞれ配置し、第1の極歯列と第
2の極歯列のそれそれの極歯同志が対向し、かつ、対向
する極歯同志が異極となるように磁化する。これによっ
て、磁束は第1の極歯列と第2の極歯列の対向する極歯
間で効率よく流れるようになり、マグネットに対する作
用効率を高くすることができる。また、この磁束に作用
するマグネットは内側と外側の両面に異極となるように
着磁されているので、マグネットとしての効率を高める
ことができ、高速高トルクのモータを実現できる。
【0025】また、第1の極歯列のそれぞれの極歯を同
極に磁化し、第2の極歯列のそれぞれの極歯を第1の極
歯列とは異なる極で同極で磁化するようにすると、すな
わち、同じ極歯列は同極とすると、隣り合う極歯同志が
同極となる。このため、同じ極歯列において隣り合う極
歯間の間隙の大きさについて配慮する必要がなくなり、
極歯の形状や寸法などの設計的な制約を大幅に少なくす
ることができる。すなわち、従来では、マグネットの外
周側で隣接して配置されていた極歯が、本発明では、一
方の極歯がマグネットの内周側に移動したため、極歯を
形成する空間を広く取ることができる。また、本発明で
は、マグネットの内周側、外周側に配設される極歯同士
が同極となるため、従来の異極同士が隣接する構成と比
較して、隣接する極歯間に漏洩する磁束が少なくなる。
このため、隣接する極歯間の隙間を小さくすることがで
きる。
【0026】さらに、第1の極歯列と第2の極歯列のう
ちの一方の極歯列をステータ部材に設け、他方の極歯列
はモータの筺体を構成し、マグネットの開放端面を覆う
部材側の一部に設けると、もともとモータを構成する部
品をそのまま利用することができると共に、組立てし易
いものとなる。加えて、極歯の円周方向の長さをWと
し、着磁セグメントのピッチをPとしたとき、P<W<
2Pとすると、極歯に発生させる磁力を従来のものに比
べ大きくできる。また、このような大きさの極歯を容易
に構成することができる。
【0027】また、他の発明のモータは、マグネットの
着磁セグメントの内側と外側とを同極に着磁し、隣接す
る着磁セグメント同士を異極とすると共に、マグネット
の内外周に沿ってそれぞれ第1及び第2の極歯列を配置
する際、マグネットを挟んで対向する各極歯が同極で、
かつ隣接する極歯組とは異極となるような第1及び第2
の極歯組を交互に配置している。これによっても、磁束
は、第1の極歯列と第2の極歯列の対向する極歯間で効
率よく流れるようになり、マグネットに対する作用効率
を高くすることができる。
【0028】さらに、第1の極歯組をステータの一部と
なる1つのコア部材をU字状に湾曲させて構成し、第2
の極歯組をモータの軸方向に重合配置された2つのコア
部材をそれぞれ折曲して形成すると、特に新たな部材を
付加することなく、効率よい設計で構成されることとな
る。また、第1の極歯組を、軸方向に重合配置されるコ
イル間に挟まれた内側コアに設け、第2の極歯組を構成
する各極歯、モータの軸方向両端に配置された外側コア
にそれぞれ設けると、さらに部材を無駄無く利用するこ
とが可能となる。
【0029】また、第2の極歯組を、モータの筐体の一
部を構成するコア部材に形成しマグネットの外側に配置
された極歯と、このコア部材に重合配置された他のコア
部材に形成しマグネットの内側に配置された極歯とから
構成すると、第1の極歯列と第2の極歯列との間の軸方
向におけるスペースを大きくとることができ、マグネッ
トの軸方向の長さを大きめにすることが可能となり、モ
ータ効率をアップすることができる。
【0030】また、第1の極歯組を、根元部分を台形形
状とし、先端部分を細く形成すると、極歯を形成する際
の切り起こし部分に無駄がなくなり、各極歯を大きめに
することが可能となる。これによって、モータ効率の向
上を図ることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
の例を図1から図5に基づき説明する。
【0032】図1は、本発明のモータであるステッピン
グモータの構成を示すものである。図1において、ロー
タ21は、回転軸22に固定されたボス23と、このボ
ス23に取り付けられた希土類マグネット(以下、単に
マグネットという)24からなっている。また、ボス2
3は、回転軸22を支持する円筒形状の回転軸支持部2
3aと、この回転軸支持部23aの側面中央部付近に一
体的に形成された円盤状の鍔部23bからなり、回転軸
支持部23aは回転軸22に固定され、ロータ21の回
転力を回転軸22に伝達可能としている。
【0033】そして、鍔部23bの先端には、円筒状の
マグネット24が取り付けられている。つまり、この鍔
部23bの先端は、円筒状のマグネット24の内側面の
円筒の高さ方向の中央部に固定され、この第1の実施の
形態では、円筒状のマグネット24は、その両端部が開
放された状態となっている。図3に示すように、マグネ
ット24は、所定ピッチの着磁セグメント24aを有
し、各着磁セグメント24aは、外側と内側とが異なる
極に着磁されると共にこの着磁による着磁方向が隣接す
るピッチについて逆向きとされている。また、マグネッ
ト24の外側に加え、内側の面も使用するため、内部径
が均一に仕上げられている。このように仕上げるため、
希土類ボンドマグネットを材料にして圧縮成形または射
出成形によるマグネットとしている。
【0034】また、図1に示すように、マグネット24
の外側面側には、マグネット24の外側面をその周方向
に囲むようにステータ部25が配置されている。このス
テータ部25は、2段重ねの状態で設けられた2つのコ
ア26,27と、これらコア26,27に巻装されたコ
イル28,29と、モータの筐体を兼ねるステータキャ
ップ30,31とからなっている。
【0035】そして、それぞれのコア26,27のマグ
ネット24に対向する面26a,27aには、第1の極
歯列としての極歯TA1,TA2,TA3,・・・がそ
れぞれ設けられる。一方、ステータキャップ30,31
には、マグネット24の内周側に対向するように突出片
30b,31bが形成されており、これらの突出片30
b,31bには、第2の極歯列としての極歯TB1,T
B2,TB3,・・・がそれぞれ設けられる(それぞれ
図2および図3参照)。なお、コア26,27は、2つ
のステータキャップ30,31によって、図1における
図示上方向および下方向から挟み込まれることによって
保持されている。このステータキャップ30,31は、
回転軸22を中心に切断して見たときの断面がコの字状
となっている。
【0036】コア26のマグネット24に対向する面2
6aに設けられる第1の極歯列としての極歯TA1,T
A2,TA3,・・・と、ステータキャップ30のマグ
ネット24に対向する突出片30bに設けられる第2の
極歯列としての極歯TB1,TB2,TB3,・・・と
で、1対の極歯列が構成される。この極歯列と半ピッチ
ずらして、コア27のマグネット24に対向する面27
aに設けられる第1の極歯列としての極歯TA1,TA
2,TA3,・・・と、ステータキャップ31のマグネ
ット24に対向する突出片31bに設けられる第2の極
歯列としての極歯TB1,TB2,TB3,・・・とで
構成される、他の1対の極歯列が配置される。そして、
コア26とステータキャップ30との間に配置されるコ
イル28と、コア27とステータキャップ31との間に
配置されるコイル29の極性を切り換えることによっ
て、マグネット24に回転磁界を付与している。
【0037】今、ステータキャップ30について説明す
ると、このステータキャップ30は、平面部30cと、
この平面部30cの両端を同方向に折り曲げて形成され
た突出片30a,30bから構成されている。そして、
2つの突出片30aと30bのうち、突出片30aは、
このステッピングモータの筺体の一部(側面)を形成す
る。また、突出片30bは、マグネット24の一方の端
面側からマグネット24の内部に突出するように位置
し、この突出片30bに上述したように第2の極歯列と
しての極歯TB1,TB2,TB3,・・・が設けられ
る(図2および図3参照)。また、ステータキャップ3
0の平面部30cは、ステッピングモータを他の部材に
取り付けるための取付板32によって保持される。
【0038】もう一方のステータキャップ31もこれと
同じ形状をしており、平面部31cと、この平面部31
cの両端を同方向に折り曲げて形成された突出片31
a,31bから構成されている。そして、突出片31a
がこのステッピングモータの筺体の一部(側面)を形成
し、突出片31bはマグネット24の他方の端面側から
マグネット24の内部に突出するように位置し、この突
出片31bに第2の極歯列としての極歯TB1,TB
2,TB3,・・・が設けられる(図2および図3参
照)。そして、ステータキャップ31の平面部31c
は、このステッピングモータの筺体の一部をなす上蓋3
3によって保持される。なお、これら上蓋33、取付板
32、2つのステータキャップ30,31によってステ
ッピングモータの筺体が形成される。
【0039】また、上述の取付板32と上蓋33には、
軸受け34a,34bが設けられ、この軸受34a,3
4bは回転軸22を回転自在に支持する。また、軸受け
34aとロータ21の回転軸支持部23aとの間には皿
バネ35が介在され、軸受け34bと回転軸支持部23
aとの間にはワッシャ36が介在される。
【0040】ここで今、コア26とステータキャップ3
0側について見ると、コア26の極歯TA1,TA2,
TA3,・・・(以下では、これを外周極歯TA1,T
A2,TA3・・・という)が設けられた面26aと、
ステータキャップ30の極歯TB1,TB2,TB3,
・・・(以下では、これを内周極歯T21,T22,T
23,・・・という)を形成する突出片30bは、互い
に対向して配置される。コア26の面26aは、図1に
おいて、上から下方向に突出した状態で設けられ、これ
に対して、ステータキャップ30における突出片30b
は、下から上方向に突出した状態で設けられる。そし
て、コア26の面26aとステータキャップ30の突出
片30bとの間に、マグネット24の円筒部が介在され
る。
【0041】一方、コア27とステータキャップ31に
ついて見ると、コア27の外周極歯TA1,TA2,T
A3・・が設けられた面27aと、ステータキャップ3
1の内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・が形成さ
れる突出片31bは、互いに対向して配置される。コア
27の面27aは、図1において、下から上方向に突出
した状態で設けられ、これに対して、ステータキャップ
31における突出片31bは、上から下方向に突出した
状態で設けられる。そして、コア27の面27aとステ
ータキャップ31の突出片31bとの間に、マグネット
24の円筒部が介在される。
【0042】図2は、図1において矢印X−X方向から
見た図であり、外周極歯TA1,TA2,TA3,・・
・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・の配置を
説明するものであり、図1と同一部分には同一符号が付
されている。なお、この図2は、図1の矢印X−X方向
から見た図であるので、ステータキャップ30,31側
に設けられたそれぞれの内周極歯TB1,TB2,TB
3,・・・は実際には見えないが、説明の都合上、この
内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・を破線で図示
している。また、ここでは、一部の極歯のみが示されて
いる(この図では、外周極歯TA1,TA2、内周極歯
TB1,TB2のみとする)。
【0043】この図2からもわかるように、コア26と
ステータキャップ30について見れば、コア26側に設
けられた外周極歯TA1,TA2とステータキャップ3
0側に設けられた内周極歯TB1,TB2は、それぞれ
の極歯同志が対向して位置している。これは、コア27
とステータキャップ31側も同様である。
【0044】図3は、図1における矢印Y−Y方向から
見た図である。ただし、この図3は、極歯とマグネット
の磁極の関係などをわかりやすくするために模式的に示
された図であるので、図1の矢印Y−Y方向から見た構
成がそのまま示されているものではない。
【0045】図3において、外周極歯TA1,TA2,
TA3,・・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・
・・は、それぞれ同数設けられている。そして、外周極
歯TA1,TA2,TA3,・・・は、ロータ21のマ
グネット24の外側面に対し一定間隔を置いてその周方
向に一列に所定のピッチで配置され、内周極歯TB1,
TB2,TB3,・・・は、ロータ21のマグネット2
4の内側面に対し一定間隔を置いてその周方向に一列に
所定のピッチで配置される。外周極歯TA1,TA2,
TA3,・・・の所定ピッチは、マグネット24の着磁
セグメント24aの外側面のピッチPAと略同一となっ
ている。また、内周極歯TB1,TB2,TB3,・・
・の所定ピッチは、マグネット24の着磁セグメント2
4aの内側面のピッチPBと略同一となっている。この
ように形成された外周極歯TA1,TA2,TA3,・
・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・との径
方向の間には、マグネット24が介在される。
【0046】このように、マグネット24を挟むようし
て外周極歯TA1,TA2,TA3,・・・と内周極歯
TB1,TB2,TB3,・・・のそれぞれの極歯を対
向させて配置し、外周極歯TA1,TA2,TA3,・
・・には、たとえば、S極を生じさせ、内周極歯TB
1,TB2,TB3,・・・にはその反対のN極を生じ
させるというように、外周極歯TA1,TA2,TA
3,・・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・
では相反する極性が生じるようにする。
【0047】これによって、外周極歯TA1,TA2,
TA3,・・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・
・・との間の磁束Hの流れは、図4に示すように、この
場合、N極側の外周極歯TA1,TA2,・・・からS
極側の内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・に向か
って流れる。つまり、外周極歯TA1,TA2,TA
3,・・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・
のそれぞれの極歯を対向させて配置し、外周極歯同志は
同極とし、また、内周極歯同志も同極としているので、
外周極歯同志及び内周極歯同志での磁束漏れを少なくす
ることができ、一方の極歯からそれに対向する他方の極
歯に対して効率よく磁束を流すことができる。
【0048】これにより、マグネット24は、外周極歯
TA1,TA2,TA3,・・・と内周極歯TB1,T
B2,TB3,・・・との間の磁束を無駄なく受けるこ
とができる。一方、マグネット24に着磁された着磁セ
グメント24aは、図4に示すように、外周極歯TA
1,TA2,TA3,・・・側に対向する部分の面はS
極、内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・側に対向
する部分とは、異極となるように構成されている。
【0049】このように、外周極歯TA1,TA2,T
A3,・・・と内周極歯TB1,TB2,TB3,・・
・を設け、その間にマグネット24を配置して、外周極
歯TA1,TA2,TA3,・・・と内周極歯TB1,
TB2,TB3,・・・のそれぞれ対向する極歯同志が
異極となるように励磁することで、マグネット24はそ
の外周面と内周面の両方が極歯と磁力作用を生じること
となる。これにより、ステータ部25からの磁束の使用
効率が高まると共に相互作用力が大きなものとでき、モ
ータを高速高トルクとすることができる。
【0050】また、このような構造とすることにより、
外周極歯TA1,TA2,TA3,・・・および内周極
歯TB1,TB2,TB3,・・・は、それぞれ隣り合
う極歯同志が同極となるので、隣接する極歯同志の間隙
について大きな制約をなくすことができ、そのため、極
歯の形状について設計上の制約を大幅に緩和することが
できる。たとえば、それぞれの極歯の形状は、この実施
の形態では先端部の幅が狭く基部の幅が広い台形状とし
ているが、これに限らず長方形とするなど形状について
も制限を少なくすることができる。
【0051】さらに、それぞれの極歯の幅(図2におい
ては基部の幅W2とする)は、着磁セグメントのピッチ
幅PA,PBと同等にとることも可能となり、また、設
計上は極歯の幅をピッチ幅PA,PB以上とすることも
可能となる。この場合、外周極歯TA1,TA2,TA
3,・・・の基部の幅をW2Aとすると、PA<W2A
<2PAとし、先端幅をW1Aとすると、W1A<PA
とし、一方、内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・
の基部の幅をW2Bとすると、PB<W2B<2PBと
し、先端幅をW1Bとすると、W1B<PBとするのが
好ましい。また、極歯の形状を長方形としたときは、そ
の幅をそれぞれWA,WBとすると、PA<WA<2P
A,PB<WB<2PBとするのが好ましい。なお、P
A,PBは、特許請求の範囲の着磁セグメントのピッチ
Pに相当し、W1A,W1B,W2A,W2B,WA,
WBは、円周方向の長さWに相当する。
【0052】なお、上述の第1の実施の形態は、本発明
の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、
種々変形実施可能である。たとえば、外周極歯TA1,
TA2,TA3,・・・および内周極歯TB1,TB
2,TB3,・・・は、それぞれが対向配置され、その
間にマグネットが介在される構造であればよいので、上
述の実施の形態の構造に限られるものではない。一例と
して、内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・は、上
述の実施の形態ではステータキャップ30,31に設け
るようにしたが、これはステータキャップ30,31で
はなく、たとえば、取付板32や上蓋33やケースに直
接設けるようにしてもよい。この場合、取付板32や上
蓋33やケースを切り起こして突出部を形成して極歯と
することもできる。
【0053】また、前述の実施の形態では、2つのステ
ータキャップ30,31を用意してこれら2つのステー
タキャップ30,31でコア26,27を挟み込むよう
にしたいわゆる2キャップ方式としたが、2つを一体化
したような1キャップ方式としてもよい。さらに、内外
1対のコアを2組重ね、それらを1つのケースで保持す
ると共に蓋ケースを取り付けるようにしても良い。
【0054】また、外周極歯TA1,TA2,TA3,
・・・および内周極歯TB1,TB2,TB3,・・・
は、それぞれの極歯が対向して配置されるが、その対向
の度合いは、完全な対向関係になくてもよく多少のずれ
はあってもよい。その場合、マグネット24は、図5に
示すように、着磁セグメントを極歯に対向するように内
外でずらすようにするのが好ましい。さらに、極歯の先
端部の幅W1と台形の基部の幅W2を、W1<W2では
なく、W1>W2とし、先端部を広くするようにしても
良い。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態の例を図
6から図9に基づき説明する。
【0056】図6は、他の発明となるモータであるステ
ッピングモータの構成を示すものである。なお、ロータ
51は、上述した第1の実施の形態のロータ21と同形
状となっており、ロータ51の円筒状のマグネット54
は、その両端部が開放された状態となっている。マグネ
ット54は、所定ピッチの着磁セグメント54a(図9
参照)を有し、各着磁セグメント54aは、外側と内側
とが同じ極に着磁されると共に隣接する着磁セグメント
54a同士が異なる極となるように構成されている。ま
た、マグネット54の外側に加え、内側の面も使用する
ため、内部径が均一に仕上げられている。このように仕
上げるため、希土類ボンドマグネットを材料にして圧縮
成形または射出成形によるマグネットとしている。
【0057】マグネット54の外側には、このマグネッ
ト54を囲むようにステータ部55が配置されている。
このステータ部55のコア56,57のマグネット54
側、すなわち内側には、マグネット54を挟んだ対向位
置にそれぞれ配置される両極歯(例えば、TA1’とT
B1’)を備えた第1の極歯組81,82が各々設けら
れている。コア56に設けられた第1の極歯組81は、
コア56の内周端に形成された一連のU字状突起で構成
されており、図6においてマグネット54の下端からマ
グネット54の内外周面を取り囲むような形状となって
いる。
【0058】すなわち、第1の極歯組81は、コア56
の内周端を約90度湾曲させてマグネット54の外周面
に対向するように形成された極歯(以下、外極歯とい
う)81aと、この外極歯81aの先端部分をマグネッ
ト54の内周側に約90度湾曲させて形成した連結部8
1cと、この連結部81cの端部をさらに約90度湾曲
させマグネット54の内周面に対向させるように形成し
た極歯(以下、内極歯という)81bとから構成されて
いる。この第1の極歯組81は、連結部81cが図6に
おいて下側に配置される取り付け板62に対して磁束漏
れが生じない程度の隙間Sを持たせた状態で、このモー
タの筐体内に配置される。
【0059】そして、各外極歯81aは、図6におい
て、上から下方向に突出した状態で設けられており、マ
グネット54の外周面側に配置される第1の極歯列の一
部となる極歯TA1’,TA3’,TA5’,・・・を
構成する(それぞれ図7および図9参照)。なお、この
ように形成された各外極歯81aの間には、後述するス
テータキャップ60に形成された各外極歯91aがそれ
ぞれ配置される。このように外極歯81a,91aを交
互に配置することによって、マグネット54の外側面周
方向に沿って列をなして配列された複数の極歯からなる
第1の極歯列TA1’,TA2’,TA3’,・・・が
構成される。
【0060】これに対して、各内極歯81bは、下から
上方向に突出した状態で設けられ、マグネット54の内
周面側に配置される第2の極歯列の一部となる極歯TB
1’,TB3’,TB5’,・・・を構成する(それぞ
れ図8および図9参照)。なお、このように形成された
各内極歯81bの間には、後述する取り付け板62に形
成された各内極歯91bがそれぞれ配置される。このよ
うに内極歯81b,91bを交互に配置することによっ
て、マグネット54の内側面周方向に沿って列をなして
配列された複数の極歯からなる第2の極歯列TB1’,
TB2’,TB3’,・・・が構成される。
【0061】なお、上述したようにU字状突起で形成さ
れマグネット54の両側に配置された一対の外極歯81
aと内極歯81bとは、同じ極に磁化されることとな
る。なお、これら対となる外極歯81aと内極歯81b
は、隣接する第2の極歯組91の外極歯91a及び内極
歯91bとは異極となる。一方、マグネット54は、同
極に磁化される外極歯81aと内極歯81bとに挟まれ
た着磁セグメント54aがその対向した外極歯81a及
び内極歯81bとは異極となるように配置される。
【0062】また、第1の極歯組81と同様に、コア5
7に設けられた第1の極歯組82は、コア57の内周端
に形成されたU字状突起で構成されており、図6におい
てマグネット54の上端からマグネット54の内外周面
を取り囲むような形状となっている。すなわち、第1の
極歯組82は、コア57の内周端を約90度湾曲させて
マグネット54の外周面に対向するように形成された極
歯(以下、外極歯という)82aと、この外極歯82a
の先端部分をマグネット54の内周側に約90度湾曲さ
せて形成した連結部82cと、この連結部82cの端部
をさらに約90度湾曲させて形成しマグネット54の内
周面に対向させるようにした極歯(以下、内極歯とい
う)82bとから構成されている。このように構成され
た第1の極歯組82は、連結部82cが図6において上
側に配置される上蓋63に対して磁束漏れが生じない程
度の隙間Sを持たせた状態で、このモータの筐体内に配
置される。
【0063】そして、各外極歯82aは、図6におい
て、下から上方向に突出した状態で設けられており、マ
グネット54の外周面側に配置される第1の極歯列の一
部となる極歯TA1’,TA3’,TA5’,・・・を
構成する。なお、このように形成された各外極歯82a
の間には、後述するステータキャップ61に形成された
各外極歯92aがそれぞれ配置される。このように外極
歯82a,92aを交互に配置することによって、マグ
ネット54の外側面周方向に沿って列をなして配列され
た複数の極歯からなる第1の極歯列TA1’,TA
2’,TA3’,・・・が構成される。
【0064】これに対して、各内極歯82bは、上から
下方向に突出した状態で設けられ、マグネット54の内
周面側に配置される第2の極歯列の一部となる極歯TB
1’,TB3’,TB5’,・・・を構成する。なお、
このように形成された各内極歯82bの間には、後述す
る上蓋63に形成された各内極歯92bがそれぞれ配置
される。このように内極歯82b,92bを交互に配置
することによって、マグネット54の内側面周方向に沿
って列をなして配列された複数の極歯からなる第2の極
歯列TB1’,TB2’,TB3’,・・・が構成され
る。
【0065】なお、上述したようにU字状突起で形成さ
れマグネット54の両側に配置された一対の外極歯82
aと内極歯82bとは、同じ極に磁化されることとな
る。なお、これら対となる外極歯82aと内極歯82b
は、隣接する第2の極歯組92の外極歯92a及び内極
歯92bとは異極となる。一方、マグネット54は、同
極に磁化される外極歯82aと内極歯82bとに挟まれ
た着磁セグメント54aがその対向した外極歯82a及
び内極歯82bとは異極となるように配置される。
【0066】一方、ステータキャップ60,61のマグ
ネット54側、すなわち内側には、第2の極歯組91,
92の一部を構成しマグネット54の外周面に配置され
る突起で形成された極歯(以下、外極歯という)91
a,92aが各々設けられている。そして、各外極歯9
1aは、マグネット54の外周面側に配置される第1の
極歯列の一部となるTA2’,TA4’,TA6’,・
・・を構成する。なお、このように形成された各外極歯
91aの間には、上述したコア56に形成された各外極
歯81aがそれぞれ配置され、第1の極歯列となるTA
1’,TA2’,TA3’,・・・が構成される。ま
た、各外極歯92aも同様に、マグネット54の外周面
側に配置される第1の極歯列の一部となるTA2’,T
A4’,TA6’,・・・を構成する。このように形成
された各外極歯92aの間には、上述したコア57に形
成された各外極歯82aがそれぞれ配置され、第1の極
歯列となるTA1’,TA2’,TA3’,・・・が構
成される。
【0067】また、ステータキャップ60に重合配置さ
れた取り付け板62のマグネット54と対向する位置に
は、第2の極歯組91の一部を構成しマグネット54の
内周面に配置される突起で形成された極歯(以下、内極
歯という)91bが設けられている。そして、各内極歯
91bは、マグネット54の内周面側に配置される第2
の極歯列の一部となるTB2’,TB4’,TB6’,
・・・を構成する。なお、このように形成された各内極
歯91bの間には、上述したコア56に形成された各内
極歯81bがそれぞれ配置され、第2の極歯列となるT
B1’,TB2’,TB3’,・・・が構成される。
【0068】そして、ステータキャップ60に形成され
た外極歯91aと、取り付け板62に形成された内極歯
91bとは、それぞれマグネット54を挟んで対向する
位置に配置されることにより第2の極歯組91を構成し
ている。なお、マグネット54を挟んで対向位置に配置
された外極歯91aと内極歯91bとは、同じ極に磁化
される。そして、マグネット54は、同極に磁化される
外極歯91aと内極歯91bとに挟まれた着磁セグメン
ト54aがその対向した外極歯91a及び内極歯91b
とは異極となるように配置されている。また、この第2
の極歯組91は、隣接する第1の極歯組81とは異極と
なるように磁化される。
【0069】さらに、ステータキャップ61に重合配置
された上蓋63のマグネット54と対向する位置には、
第2の極歯組92の一部を構成しマグネット54の内周
面に配置される突起で形成された極歯(以下、内極歯と
いう)92bが設けられている。そして、各内極歯92
bは、マグネット54の内周面側に配置される第2の極
歯列の一部となるTB2’,TB4’,TB6’,・・
・を構成する。なお、このように形成された各内極歯9
2bの間には、上述したコア57に形成された各内極歯
82bがそれぞれ配置され、第2の極歯列となるTB
1’,TB2’,TB3’,・・・が構成される。
【0070】そして、ステータキャップ61に形成され
た外極歯92aと、上蓋63に形成された内極歯92b
とは、それぞれマグネット54を挟んで対向する位置に
配置されることにより第2の極歯組92を構成してい
る。なお、マグネット54を挟んで対向位置に配置され
た外極歯92aと内極歯92bとは、同じ極に磁化され
る。そして、マグネット54は、同極に磁化される外極
歯92aと内極歯92bとに挟まれた着磁セグメント5
4aがその対向した外極歯92a及び内極歯92bとは
異極となるように配置されている。また、この第2の極
歯組92は、隣接する第1の極歯組82とは異極となる
ように磁化される。
【0071】なお、図6において下側に配置されるコア
56に形成された第1の極歯組81と、この第1の極歯
組81の各極歯間に配置された第2の極歯組91とで形
成された第1及び第2の極歯列TA1’,TA2’,T
A3’,・・・、TB1’,TB2’,TB3’,・・
・と、図6において上側に配置されるコア57に形成さ
れた第1の極歯組82と、この第1の極歯組82の各極
歯間に配置された第2の極歯組92とで形成された第1
及び第2の極歯列極歯列TA1’,TA2’,TA
3’,・・・、TB1’,TB2’,TB3’,・・・
とは、図7及び図8に示すように半ピッチずらして配置
されている。そして、コア56とステータキャップ60
との間に配置されるコイル58と、コア57とステータ
キャップ61との間に配置されるコイル59の極性を切
り換えることによって、マグネット54に回転磁界を付
与している。
【0072】今、ステータキャップ60について説明す
ると、このステータキャップ60は、平面部60cと、
この平面部60cの両端を同方向に折り曲げて形成され
た突出片60a,60bから構成されている。そして、
2つの突出片60aと60bのうち、突出片60aは、
このステッピングモータの筺体の一部(側面)を形成す
る。また、突出片60bは、マグネット54の一方の端
面側からマグネット54の外側に突出するように位置
し、この突出片60bに上述したように第1の極歯列の
一部を構成する極歯TA2’,TA4’,TB6’,・
・・が設けられる(図7および図9参照)。また、ステ
ータキャップ60の平面部60cは、ステッピングモー
タを他の部材に取り付けるための取付板62によって保
持される。
【0073】もう一方のステータキャップ61もこれと
同じ形状をしており、平面部61cと、この平面部61
cの両端を同方向に折り曲げて形成された突出片61
a,61bから構成されている。そして、突出片61a
がこのステッピングモータの筺体の一部(側面)を形成
し、突出片61bはマグネット54の他方の端面側から
マグネット54の外側に突出するように位置し、この突
出片61bに第1の極歯列の一部となる極歯TA2’,
TA4’,TA6’,・・・が設けられる(図8および
図9参照)。そして、ステータキャップ61の平面部6
1cは、このステッピングモータの筺体の一部をなす上
蓋63によって保持される。なお、これら上蓋63、取
付板62、2つのステータキャップ60,61によって
ステッピングモータの筺体が形成される。
【0074】また、上述の取付板62と上蓋63には、
軸受け64a,64bが設けられ、この軸受64a,6
4bはロータ51の回転軸52を回転自在に支持する。
また、軸受け64aとロータ51の回転軸支持部53a
との間には皿バネ65が介在され、軸受け64bと回転
軸支持部53aとの間にはワッシャ66が介在される。
【0075】図7は、図6において矢印X1−X1方向
から見た図であり、外側の極歯TA1’,TA2’,T
A3’,・・・の配置を説明するものであり、図6と同
一部分には同一符号が付されている。この図7からもわ
かるように、コア56とステータキャップ60について
見れば、コア56側に設けられた各外極歯81aとステ
ータキャップ60側に設けられた各外極歯91aとが交
互に配置され、これによって第1の極歯列としてのTA
1’,TA2’,TA3’・・・を構成している。これ
は、コア57とステータキャップ61側も同様である。
【0076】図8は、図6における矢印Y1−Y1方向
から見た図であり、内側の極歯TB1,TB2,TB
3,・・・の配置を説明するものであり、図6と同一部
分には同一符号が付されている。この図8からもわかる
ように、コア56と取り付け板62について見れば、コ
ア56側に設けられた各内極歯81bと取り付け板62
側に設けられた各内極歯91bとが交互に配置され、こ
れによって第2の極歯列としてのTB1’,TB2’,
TB3’・・・を構成している。これは、コア57と上
蓋63側も同様である。
【0077】図9は、図6における矢印Z1−Z1方向
から見た図である。ただし、この図9は、極歯とマグネ
ットの磁極の関係などをわかりやすくするために模式的
に示された図であるので、図6の矢印Z1-Z1方向か
ら見た構成がそのまま示されているものではない。
【0078】図9において、第1の極歯列となる外周の
極歯TA1’,TA2’,TA3’,・・・は、ロータ
51のマグネット54の外側面に対し一定間隔を置いて
その周方向に一列に所定のピッチで配置され、内周の極
歯TB1’,TB2’,TB3’,・・・は、ロータ5
1のマグネット54の内側面に対し一定間隔を置いてそ
の周方向に一列に所定のピッチで配置される。この内外
の各所定ピッチは、マグネット54の着磁セグメント5
4aの外側面のピッチPA’と内側面のピッチPB’
と、それぞれ略同一となっている。
【0079】また、外周の極歯TA1’,TA2’,T
A3’,・・・と内周の極歯TB1’,TB2’,TB
3’,・・・は、それぞれ同数設けられ、それぞれの極
歯同志が一定間隔を置いて対向するように配置されてお
り、この外周の極歯TA1’,TA2’,TA3’,・
・・と内周極歯TB1’,TB2’,TB3’,・・・
との間には、マグネット54が介在される。
【0080】このように、マグネット54を挟むようし
て外周の極歯TA1’,TA2’,TA3’,・・・と
内周の極歯TB1’,TB2’,TB3’,・・・のそ
れぞれの極歯を対向させて配置し、コア56,57に形
成した外周の極歯TA1’,TA3’,TA5’,・・
・及び内周の極歯TB1’,TB3’,TB5’,・・
・には、たとえば、S極を生じさせ、一方でステータキ
ャップ60,61及び取り付け板62ならびに上蓋63
に形成した外周の極歯TA2’,TA4’,TA6’,
・・・及び内周の極歯TB2’,TB4’,TB6’,
・・・には、N極を生じさせるというように、第1の極
歯組81,82とこれに隣接する第2の極歯組91,9
2では相反する極性が生じるようにする。
【0081】このため、この第2の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様、マグネット54の外側だ
けでなく内側にも極歯を設けることにより、マグネット
に対して効率よく磁束を流すことができる(図9の矢示
H1,H2参照)。また、この第2の実施の形態では、
マグネット54を挟んで対向配置された極歯同士が、同
極に励磁されることとなり、1極着磁された各セグメン
ト54aに対して効率よく磁束を流すことができる。こ
れにより、ステータ部55からの磁束の使用効率が高ま
ると共に相互作用力が大きなものとでき、モータを高速
高トルクとすることができる。
【0082】なお、上述の第2の実施の形態は、他の発
明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、
種々変形実施可能である。たとえば、外周の極歯TA
1’,TA2’,TA3’,・・・および内周の極歯T
B1’,TB2’,TB3’,・・・は、それぞれが対
向配置され、その間にマグネットが介在される構造であ
ればよく、かつ対向配置された一対の極歯組がU字状突
起と、重合したコア部材に形成した2つの極歯とを交互
に配置するようにすればよいので、上述の実施の形態の
構造に限られるものではない。すなわち、一例として、
U字状突起で形成した第1の極歯組81,82を、コア
56,57にそれぞれ設け、2つの極歯で形成した第2
の極歯組91,92を重ね合わせたステータキャップ6
0と取り付け部材62及びステータキャップ61と上蓋
63とにそれぞれ設けたが、加えて、図10〜図13に
示すような構成としてもよい。以下、図10〜図13に
示された各変形例に関して説明するが、以下、同じ構造
を備えた部材に関しては、上述の第2の実施の形態で使
用した符号を使用して説明するものとする。
【0083】図10に示したのは、上述の第2の実施の
形態の第1の変形例である。図10によれば、中央のコ
ア56,57の内側には、上述の第2の実施の形態と同
様に、U字状突起で形成された第1の極歯組81,82
が設けられている。そして、この第1の極歯組81,8
2は、根元側がマグネット54の外側に配置されて第1
の極歯列の一部となるTA1’,TA3’,TA5’,
・・・を構成し、先端側がマグネット54の内側に配置
されて第2の極歯列の一部となるTB1’,TB3’,
TB5’,・・・を構成している。
【0084】そして、この第1の変形例では、ステータ
キャップ100(上述のステータキャップ60に相当)
の平面部100cの一端に形成された極歯(内極歯)1
00bが、マグネット54の内側に配置されるように突
出されている。これにより、マグネット54の内側に配
置される第2の極歯列TB1’,TB2’,TB3’,
・・・は、ステータキャップ100に形成された内極歯
100bと、第1の極歯組81の先端側の極歯(内極
歯)81bとを交互に配置することにより構成される。
また、ステータキャップ101(上述のステータキャッ
プ61に相当)の平面部101cの一端に形成された極
歯(内極歯)101bは、マグネット54の内側に配置
されるように突出されている。これにより、マグネット
54の内側に配置される第2の極歯列TB1’,TB
2’,TB3’,・・・は、ステータキャップ101に
形成された内極歯101bと、第1の極歯組82の先端
側の極歯(内極歯)82bとを交互に配置することによ
り構成される。
【0085】一方で、取り付け板102(上述の取り付
け板62に相当)に形成された極歯(外極歯)102a
が、マグネット54の外側に配置されるように突出され
ている。これにより、マグネット54の外側に配置され
る第1の極歯列TA1’,TA2’,TA3’,・・・
は、取り付け板102に形成された外極歯102aと、
第1の極歯組81の先端側の極歯(外極歯)81aとを
交互に配置することにより構成される。また、上蓋10
3(上述の上蓋63に相当)に形成された極歯(外極
歯)103aは、マグネット54の外側に配置されるよ
うに突出されている。これにより、マグネット54の外
側に配置される第1の極歯列TA1’,TA2’,TA
3’,・・・は、上蓋103に形成された極歯103a
と第1の極歯組82の先端側の極歯(外極歯)82aと
を交互に配置することにより構成される。
【0086】また、図11に示したのは、上述の第2の
実施の形態の第2の変形例である。図11によれば、ス
テータキャップ110,111(第2の実施の形態のス
テータキャップ60,61に相当)の内側には、U字状
突起で形成された第1の極歯組113,114が設けら
れている。すなわち、この変形例では、ステータキャッ
プ110,111の平面部110c,111cの内側を
延接することによりU字状突起を形成し、このU字状突
起部分を第1の極歯組113,114としている。な
お、第1の極歯組113は、モータの底部に配置された
ステータキャップ110の平面部110cの内側から上
側に湾曲され、ほぼ中央部分で内側方向に湾曲され、さ
らに下方に湾曲されることによって形成されている。一
方、第1の極歯組114は、モータの上面部に配置され
たステータキャップ111の平面部111cから下側に
湾曲され、ほぼ中央部分で内側方向に湾曲され、さらに
上方に湾曲されることによって形成されている。
【0087】そして、この第1の極歯組113,114
は、根元側がマグネット115,116の外側に配置さ
れて第1の極歯列の一部となるTA1’,TA3’,T
A5’,・・・を構成し、先端側がマグネット115,
116の内側に配置されて第2の極歯列の一部となるT
B1’,TB2’,TB3’,・・・を構成している。
なお、この変形例では、第1の極歯列としてのTA
1’,TA3’,TA5’,・・・と第2の極歯列とし
てのTB1’,TB3’,TB5’,・・・とを連結す
るブリッジ状部分が、中央部分に配置されている。この
ため、この変形例では、円筒状のマグネットがこのブリ
ッジ状部分により上下に分断される。すなわち、マグネ
ット115は下端部分を回転軸52に固定された円盤状
の回転支持部117に、マグネット116は上端部分を
回転軸52に固定された円盤状の回転支持部118にそ
れぞれ支持され、マグネット115とマグネット116
の間に上述のブリッジ状部分が配置される。
【0088】また、この第2の変形例では、モータの中
央部分に4枚重ねのコア120,121,122,12
3が配置されている。そして、最下段に配置されたコア
120の内側には、マグネット115の外側に配置され
る極歯120aが、コア120の上側、すなわち中央側
に配置されたコア121の内側にはマグネット115の
内側に配置される極歯121aが、最上段より2段目、
すなわち中央側に配置されたコア122の内側にはマグ
ネット116の内側に配置される極歯122aが、最上
段に配置されたコア123の内側にはマグネット116
の外側に配置される極歯123aがそれぞれ形成されて
いる。
【0089】そして、極歯120aと極歯121aは、
1対となってマグネット115の内外側に配置され、第
2の極歯組91を構成している。また、極歯122aと
極歯123aは、1対となってマグネット116の内外
側に配置され、上述の第2の極歯組92を構成してい
る。そして、この第2の変形例では、ステータキャップ
110に形成された第1の極歯組81の外側の極歯と、
コア120に形成された極歯120aとをマグネット1
15の外側に交互に配置することにより第1の極歯列T
A1’,TA2’,TA3’,・・・を構成している。
また、ステータキャップ111に形成された第1の極歯
組81の外側の極歯と、コア123に形成された極歯1
23aとをマグネット116の外側に交互に配置するこ
とにより第1の極歯列TA1’,TA2’,TA3’,
・・・を構成している。さらに、ステータキャップ11
0に形成された第1の極歯組81の内側の極歯と、コア
121に形成された極歯121aとをマグネット115
の内側に交互に配置することにより第2の極歯列TB
1’,TB2’,TB3’,・・・構成している。ま
た、ステータキャップ111に形成された第1の極歯組
81の内側の極歯と、コア122に形成された極歯12
2aとをマグネット116の内側に交互に配置すること
により第2の極歯列TB1’,TB2’,TB3’,・
・・を構成している。
【0090】また、図12に示したのは、上述の第2の
実施の形態の第3の変形例である。図12によれば、ス
テータキャップ130,131(第2の実施の形態のス
テータキャップ60,61に相当)の内側には、U字状
突起で形成された第1の極歯組133,134が設けら
れている。すなわち、この変形例では、ステータキャッ
プ130,131の平面部130c,131cの内側を
延接することによりU字状突起を形成し、このU字状突
起部分を第1の極歯組133,134としている。な
お、第1の極歯組133は、モータの底部に配置された
ステータキャップ130から上側に湾曲され、ほぼ中央
部分で内側方向に湾曲され、さらに下方に湾曲されるこ
とによって形成されている。一方、第1の極歯組134
は、モータの上面部に配置されたステータキャップ13
1から下側に湾曲され、ほぼ中央部分で内側方向に湾曲
され、さらに上方に湾曲されることによって形成されて
いる。
【0091】そして、この第1の極歯組133,134
は、根元側がマグネット135,136の外側に配置さ
れて第1の極歯列の一部となるTA1’,TA2’,T
A3’,・・・を構成し、先端側がマグネット135,
136の内側に配置されて第2の極歯列の一部となるT
B1’,TB2’,TB3’,・・・を構成している。
なお、この変形例では、第1の極歯列としてのTA
1’,TA3’,TA5’,・・・と第2の極歯列とし
てのTB1’,TB3’,TB5’,・・・とを連結す
るブリッジ状部分が、中央部分に配置されている。この
ため、この変形例では、円筒状のマグネットがこのブリ
ッジ状部分により上下に分断される。すなわち、マグネ
ット135は下端部分を回転軸52に固定された円盤状
の回転支持部137に、マグネット136は上端部分を
回転軸52に固定された円盤状の回転支持部138にそ
れぞれ支持され、マグネット135とマグネット136
の間に上述のブリッジ状部分が配置される。
【0092】また、この第3の変形例では、モータの中
央部分に4枚重ねのコア140,141,142,14
3が配置されている。そして、最下段に配置されるコア
140の内側には、マグネット135の内側に配置され
る極歯140aが、コア140の上側、すなわち中央側
に配置されたコア141の内側には最下段のコア140
に挿通されマグネット135の外側に配置される極歯1
41aが、最上段より2段目、すなわち中央側に配置さ
れたコア142の内側には最上段のコア143に挿通さ
れマグネット136の外側に配置される極歯142a
が、最上段に配置されたコア143の内側にはマグネッ
ト136の内側に配置される極歯143aがそれぞれ形
成されている。
【0093】そして、極歯140aと極歯141aは、
1対となってマグネット135の内外側に配置され、上
述の第2の極歯組91を構成している。また、極歯14
2aと極歯143aは、1対となってマグネット136
の内外側に配置され、上述の第2の極歯組92を構成し
ている。そして、この第3の変形例では、ステータキャ
ップ130に形成された第1の極歯組133の外側の極
歯と、コア141に形成された極歯141aとをマグネ
ット135の外側に交互に配置することにより第1の極
歯列TA1’,TA2’,TA3’,・・・を構成して
いる。また、ステータキャップ131に形成された第1
の極歯組134の外側の極歯と、コア142に形成され
た極歯142aとをマグネット136の外側に交互に配
置することにより第1の極歯列TA1’,TA2’,T
A3’,・・・を構成している。さらに、ステータキャ
ップ130に形成された第1の極歯組133の内側の極
歯と、コア140に形成された極歯140aとをマグネ
ット135の内側に交互に配置することにより第2の極
歯列TB1’,TB2’,TB3’,・・・を構成して
いる。また、ステータキャップ131に形成された第1
の極歯組134の内側の極歯と、コア143に形成され
た極歯143aとをマグネット136の内側に交互に配
置することにより第2の極歯列TB1’,TB2’,T
B3’,・・・を構成している。
【0094】なお、図13に示したのは、図12に示し
たモータの最下段(下側に配置されたステータキャップ
130の下側)に、別体の取り付け板144を設置固定
したものとなっている。このような取り付け板144に
関しては、図11に示した変形例にも使用することがで
きる。
【0095】上述したように、本発明は、1つのコアに
U字状の第1の極歯組を形成し、他のコアにそれぞれ形
成した2つの極歯からなる第2の極歯組を形成すること
により、種々構成することが可能となっている。
【0096】なお、本発明の各実施の形態では、マグネ
ットを希土類マグネットとしたが、これに限られるもの
ではなくたとえばフェライト製のプラマグとしてもよ
い。さらに、マグネットとボスとは磁石材料による一体
成形によるものでもよい。
【0097】また、上述の各実施の形態では、ステータ
部は、いわゆる1対のコア組を2段重ねにした構成とし
ているが、1対のコア組のみから構成されるステッピン
グモータとしても良い。さらに、ステッピングモータで
はなく、1層の小型AC同期モータ等他のモータにも本
発明を適用することができる。なお、1層の小型AC同
期モータは、一端が開放された円筒状のマグネットを有
する例ともなる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項記載のモ
ータは、マグネットを挟むようにしてマグネットの外側
面と内側面のそれぞれ周方向に沿って第1の極歯列と第
2の極歯列を配置し、第1の極歯列と第2の極歯列のそ
れそれ対向する極歯同志が異極となるように励磁すると
共に、マグネットの内外面が異極となるように着磁され
ているので、磁束は対向する極歯間に効率よく流れるよ
うになり、マグネットに作用するための磁束に無駄がな
くなると共に、マグネットの磁束に対する作用力を高め
ることができる。これによって、高速高トルクのモータ
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるモータの構
造を説明する断面図である。
【図2】図1における矢印x−x方向から見た図であ
る。
【図3】図1における矢印y−y方向から見た図であ
り、極歯とマグネットの配置関係を模式的に示す図であ
る。
【図4】図3に示した極歯とマグネットの配置関係にお
ける磁束の流れを説明する図である。
【図5】図1のモータにおいて、マグネットの内外面の
着磁をわずかにずらし、その着磁セグメントに対向する
ように外周極歯と内周極歯を配置した例を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるモータの構
造を説明する断面図である。
【図7】図6における矢印x1−x1方向から見た図で
ある。
【図8】図6における矢印y1−y1方向から見た図で
ある。
【図9】図6における矢印Z1−Z1方向から見た図で
あり、極歯とマグネットの配置関係及び磁束の流れを模
試的に示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるモータの
第1の変形例の構造を説明する断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるモータの
第2の変形例の構造を説明する断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるモータの
第3の変形例の構造を説明する断面図である。
【図13】図12に示した例のさらに変形例の構造を説
明する断面図である。
【図14】従来のステッピングモータの構造を説明する
断面図である。
【図15】図14における矢印x−x方向から見た図で
ある。
【図16】図14における矢印y−y方向から見た図で
あり、極歯とマグネットの配置関係を模式的に示す図で
ある。
【図17】図14に示した極歯とマグネットの配置関係
における磁束の流れを説明する図である。
【符号の説明】
21 ロータ 22 回転軸 23 ボス 24 マグネット 24a 着磁セグメント 25 ステータ部 26,27 コア 30,31 ステータキャップ 32 取付板 33 上蓋 51 ロータ 54 マグネット 54a 着磁セグメント 55 ステータ部 56,57 コア 60,61 ステータキャップ 81,82 第1の極歯組 91,92 第2の極歯組 TA1,TA2,TA3,・・・ 第1の極歯列(外周
極歯) TB1,TB2,TB3,・・・ 第2の極歯列(内周
極歯)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 吉典 長野県飯田市毛賀1020番地 株式会社三協 精機製作所飯田工場内 (72)発明者 弓田 行宣 長野県飯田市毛賀1020番地 株式会社三協 精機製作所飯田工場内 (72)発明者 松本 克己 長野県飯田市毛賀1020番地 株式会社三協 精機製作所飯田工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に所定ピッチにて着磁された着
    磁セグメントを有する円筒状のマグネットを備えたロー
    タと、上記マグネットに回転磁界を付与し上記ロータを
    回転させるステータとを有するモータにおいて、 上記着磁セグメントは内側と外側とが異なる極に着磁さ
    れると共にこの着磁による着磁方向が隣接するピッチに
    ついて逆向きに構成され、 上記ステータは上記着磁セグメントの所定ピッチに対応
    し、上記マグネットを挟んだ対向位置に互いが異なる極
    に磁化される極歯からなる第1の極歯列と第2の極歯列
    を有し、上記第1の極歯列と上記第2の極歯列の極性を
    切り換えることにより上記円筒状のマグネットに回転磁
    界を付与させたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 円周方向に所定ピッチにて着磁されると
    共に内側と外側とが異なる極に着磁された複数の着磁セ
    グメントを備え、少なくとも一端が開放された円筒状の
    マグネットを有するロータと、このロータの上記マグネ
    ットの外側面をその周方向に沿って囲むように設けられ
    たステータ部とを備え、上記マグネットの外側面に対し
    一定の間隔を置いてその外側面周方向に沿って列をなし
    て配列された複数の極歯でなる第1の極歯列と、上記マ
    グネットの内側面に対し一定の間隔を置いてその内側面
    周方向に沿って列をなすように配列された複数の極歯で
    なる第2の極歯列とを設け、 上記第1の極歯列を構成するそれぞれの極歯と、上記第
    2の極歯列を構成するそれぞれの極歯とを上記マグネッ
    トの着磁セグメント部分を挟んで互いに対向配置させ、
    対向配置されたそれぞれの極歯同志が異極となるように
    磁化させることを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 前記第1の極歯列のそれぞれの極歯は同
    極に磁化され、第2の極歯列のそれぞれの極歯は第1の
    極歯列とは異なる極でそれぞれ同極に磁化されることを
    特徴とする請求項1または2記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記第1の極歯列は、前記ステータの一
    部を構成する巻回コイル部分を保持するためのステータ
    部材に設けられ、前記第2の極歯列は、モータの筺体の
    一部を構成する部材に設けられ、前記第1の極歯列が設
    けられる前記ステータ部材は、前記マグネットの外側面
    に対向する面を有する部材であって、この部材に前記マ
    グネットの外側面周方向に沿うように前記第1の極歯列
    を設け、前記第2の極歯列が設けられる前記モータの筺
    体の一部を構成する部材は、少なくとも前記マグネット
    の開放端面側を覆う板面を有する部材であって、この部
    材からマグネットの内部に突出する突出部を形成し、こ
    の突出部のマグネット内側面に対向する位置でかつ前記
    第1の極歯列に対向する位置に前記第2の極歯列を設け
    たことを特徴とする請求項1、2または3記載のモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記着磁セグメントのピッチ(P)を円
    周方向に等しく構成し、前記極歯の円周方向の長さ
    (W)を、P<W<2Pとなるように構成したことを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載のモータ。
  6. 【請求項6】 円周方向に所定ピッチにて着磁された着
    磁セグメントを有する円筒状のマグネットを備えたロー
    タと、上記マグネットに回転磁界を付与し上記ロータを
    回転させるステータとを有するモータにおいて、 上記着磁セグメントの内側と外側とが同じ極に着磁され
    ると共に隣接する着磁セグメント同士が異なる極となる
    ように構成され、 上記マグネットの外側面に対し一定の間隔を置いてその
    外側面周方向に沿って列をなして配列された複数の極歯
    でなる第1の極歯列と、上記マグネットの内側面に対し
    一定の間隔を置いてその内側面周方向に沿って列をなす
    ように配列された複数の極歯でなる第2の極歯列とを設
    け、かつこれらの第1及び第2の極歯列を配列する際
    に、上記マグネットを挟んで対向位置に配置される各極
    歯組を、それぞれ隣接する極歯組とは異なる極で同極に
    磁化される第1及び第2の極歯組とから構成し、これら
    異極に磁化される第1及び第2の極歯組を円周方向に交
    互に配置したことを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 前記第1の極歯組を、前記ステータの一
    部となる1つのコア部材をU字状に折曲して構成し、前
    記第2の極歯組を、他のコア部材を折曲して形成した2
    つの極歯から構成し、この第2の極歯組を構成する2つ
    の極歯は、モータの軸方向に重合配置された2つのコア
    部材をそれぞれ折曲して形成したものであることを特徴
    とする請求項6記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記ステータは軸方向に重合配置される
    コイルを2つ具備し、この2つのコイル間に挟まれた内
    側コアに前記第1の極歯組を設けると共に、前記ステー
    タの軸方向両端にそれぞれ配置された各外側コアに前記
    第2の極歯組を設けたことを特徴とする請求項6または
    7記載のモータ。
  9. 【請求項9】 前記第2の極歯組は、前記外側コアを構
    成すると共に前記モータの筐体の一部を構成するコア部
    材に形成された極歯が前記マグネットの外側に配置さ
    れ、上記コア部材と重合配置された他のコア部材に形成
    された極歯が前記マグネットの内側に配置されることに
    より構成されることを特徴とする請求項8記載のモー
    タ。
  10. 【請求項10】 前記第1の極歯組は、先端に行くに従
    い細くなる台形形状で形成された根元部分と、この台形
    の最細部分の幅で形成された先端部分から構成され、上
    記根元部分がマグネットの外側となる第1の極歯列側
    に、上記先端部分がU字状に湾曲されてマグネットの内
    側となる第2の極歯列側にそれぞれ配置されることを特
    徴とする請求項6から9のいずれか1項記載のモータ。
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