JP2000253415A - ディジタルカメラおよび撮像装置 - Google Patents

ディジタルカメラおよび撮像装置

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JP2000253415A
JP2000253415A JP11338427A JP33842799A JP2000253415A JP 2000253415 A JP2000253415 A JP 2000253415A JP 11338427 A JP11338427 A JP 11338427A JP 33842799 A JP33842799 A JP 33842799A JP 2000253415 A JP2000253415 A JP 2000253415A
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昭男 小林
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CCDイメージャ20の前面には、原色フィ
ルタが装着される。最適シャッタスピードは、プリ露光
時にCCDイメージャ20から出力されたカメラ信号に
基づいて算出される。算出された最適シャッタスピード
が低速であれば、タイミングジェネレータ22は、画素
混合読み出し方式でCCDイメージャ20を駆動する。
電荷はまず一部の受光素子から垂直転送レジスタに読み
出され、垂直方向に転送される。電荷が所定距離だけ転
送されると、他の一部の受光素子から電荷が読み出され
る。これによって、同じ色要素に対応する電荷が垂直転
送レジスタ上で混合される。つまり、折り返し成分を取
り除くフィルタ処理がCCDイメージャ内で行われる。 【効果】 フィルタ回路を新たに設けることなく、ノイ
ズを除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルカメラお
よび撮像装置に関し、特にたとえば、CCDイメージャ
の受光素子から電荷を読み出して低解像度のカメラ信号
を生成するディジタルカメラおよびこのようなディジタ
ルカメラに適用される撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタルカメラでは、
CCDイメージャから電荷を間引いて読み出す場合、読
み出された電荷は個別に転送され、CCDイメージャか
ら個別に出力されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電荷の間引き
読み出しは電荷のサンプリングと等価であり、サンプリ
ング定理によれば、出力されたカメラ信号に折り返し成
分が含まれてしまう。このような折り返し成分を除去す
るにはフィルタを設ければよいが、そうするとフィルタ
を追加した分だけコストがかかる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、低
コストでノイズの発生を防止することができる、ディジ
タルカメラを提供することである。
【0005】この発明の他の目的は、低コストでノイズ
の発生を防止することができる、撮像装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の受
光素子および複数の垂直転送レジスタを持つインターラ
イン転送方式のCCDイメージャ、複数の色要素が配置
されたかつ1つの受光素子に1つの色要素が対応する色
フィルタ、およびCCDイメージャを駆動する駆動手段
を備え、色フィルタは複数色の色要素が配置された垂直
列を持ち、駆動手段は同色の色要素に対応する電荷どう
しが垂直列に対応する垂直転送レジスタ上で混合される
ようにCCDイメージャを駆動する、ディジタルカメラ
である。
【0007】第2の発明は、複数の受光素子および複数
の垂直転送レジスタを持つインターライン転送方式のC
CDイメージャ、複数の色要素が配置されたかつ1つの
受光素子に1つの色要素が対応する色フィルタ、および
CCDイメージャを駆動する駆動手段を備え、色フィル
タは複数色の色要素が配置された垂直列を持ち、駆動手
段は同色の色要素に対応する電荷どうしが垂直列に対応
する垂直転送レジスタ上で混合されるようにCCDイメ
ージャを駆動する、撮像装置である。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、インターライン転送方式
のCCDイメージャは複数の受光素子および複数の垂直
転送レジスタを持ち、色フィルタを形成する複数の色要
素は複数の受光素子に1つずつ対応する。CCDイメー
ジャは、駆動手段によって駆動される。ここで、色フィ
ルタは、複数色の色要素が配置された垂直列を持つ。ま
た、駆動手段は、同色の色要素に対応する電荷どうしが
上記の垂直列に対応する垂直転送レジスタ上で混合され
るようにCCDイメージャを駆動する。
【0009】同色の色要素に対応する電荷どうしが混合
されるようにCCDイメージャを駆動することで、折り
返し成分を取り除くフィルタ処理がCCDイメージャ内
で行われる。このため、フィルタ回路を新たに設けるこ
となく、ノイズを除去することができる。
【0010】この発明のある実施例では、駆動手段は、
第1読み出し手段,垂直転送手段および第2読み出し手
段を含む。第1受光素子で生成された第1電荷は、第1
読み出し手段によって垂直転送レジスタに読み出され、
垂直転送手段によって垂直方向に転送される。第1電荷
が所定距離の垂直転送を施されると、第2受光素子で生
成された第2電荷が、第2読み出し手段によって垂直転
送レジスタに読み出される。ここで、第1受光素子およ
び第2受光素子は、同色の色要素に対応する。
【0011】好ましくは、2色の色要素が上記の垂直列
に交互に配置され、所定距離は2つの受光素子の垂直方
向における長さに相当する。
【0012】この発明の他の実施例では、色フィルタは
原色の色要素がベイヤ配列されたフィルタである。
【0013】この発明のその他の実施例では、垂直転送
レジスタは複数のメタルによって形成され、少なくとも
3つのメタルが1つの受光素子に割り当てられる。
【0014】この発明のさらにその他の実施例では、被
写体像は露光手段によってCCDイメージャに露光され
る。ここで、CCDイメージャの最適露光量は算出手段
によって算出され、算出された最適露光量は設定手段に
よって露光手段に設定される。第2読み出し手段は、最
適露光量に応じて不能化手段によって不能化される。
【0015】好ましくは、最適露光量はシャッタスピー
ドに基づいて規定され、不能化手段は、シャッタスピー
ドが所定値よりも高速になったときに第2読み出し手段
を不能化する。
【0016】第2の発明によれば、インターライン転送
方式のCCDイメージャは複数の受光素子および複数の
垂直転送レジスタを持ち、色フィルタを形成する複数の
色要素は複数の受光素子に1つずつ対応する。CCDイ
メージャは、発生手段から発生される駆動パルスによっ
て駆動される。ここで、色フィルタは、複数色の色要素
が配置された垂直列を持つ。また、発生手段は、同色の
色要素に対応する電荷どうしが上記の垂直列に対応する
垂直転送レジスタ上で混合されるようにCCDイメージ
ャを駆動するパルスを発生する。
【0017】
【発明の効果】これらの発明によれば、同色の色要素に
対応する電荷どうしが混合されるようにCCDイメージ
ャを駆動することで、折り返し成分を取り除くフィルタ
処理がCCDイメージャ内で行われる。このため、フィ
ルタ回路を新たに設けることなく、ノイズを除去するこ
とができる。
【0018】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0019】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、レンズ12を含む。レンズ12から入射さ
れた光像は、絞りユニット16を通過し、撮像装置14
に設けられたインターライン転送方式のCCDイメージ
ャ20に照射される。CCDイメージャ20には、図2
に示すように複数の受光素子20aが形成され、各受光
素子20aがCCDイメージャ20の各画素を構成す
る。受光素子20aの前面には、図3に示すようにR,
GおよびBの色要素がベイヤ配列された原色フィルタ2
0dが装着され、R,GおよびBのいずれかの色要素が
各受光素子20aに対応する。つまり、1つの色要素が
1つの受光素子に対応する。被写体像は、このような原
色フィルタ20dを経て受光素子20aに照射され、光
電変換を施される。
【0020】ここで、原色フィルタ20aを2ライン×
2画素の色ブロックの集まりと考えた場合、色ブロック
の一方の対角線上にはGの色要素が配置され、他方の対
角線上にはRおよびBの色要素が配置される。このよう
な色ブロックが原色フィルタ20a上に複数存在し、各
色ブロックは垂直方向および水平方向のいずれにおいて
も互いに隣接している。また、原色フィルタ20aを形
成する垂直列に注目した場合、ある垂直列ではRの色要
素とGの色要素とが1画素毎に交互に配置され、別の垂
直列ではGの色要素とBの色要素とが1画素毎に交互に
配置される。つまり、いずれの垂直列でも、2色の色要
素が1画素毎に交互に配置される。
【0021】図2に戻って、CCDイメージャ20は、
各画素に対応する複数の受光素子20aと、受光素子2
0aで光電変換されかつ蓄積された電荷を垂直方向に転
送する複数の垂直転送レジスタ20bと、垂直転送レジ
スタ20bの終端に配置され垂直転送レジスタ20bに
よって転送されてきた電荷を水平方向に転送する水平転
送レジスタ20cとを含み、タイミングジェネレータ
(TG)22から出力される駆動パルスによって駆動さ
れる。ここで、駆動パルスとしては、受光素子20aか
ら垂直転送レジスタ20bに電荷を読み出す読み出しパ
ルス,読み出された電荷を1ラインずつ垂直方向に転送
する垂直転送パルス,水平転送レジスタ20c内の電荷
を1画素ずつ水平方向に転送する水平転送パルス,非露
光時間すなわち非電荷蓄積期間において受光素子20a
で生成された電荷をオーバフロードレイン(図示せず)
に掃き捨てる掃き捨てパルスなどがある。
【0022】モード設定ボタン46によってカメラモー
ドが設定されかつレリーズボタン48が押されると、ま
ずプリ露光が行われ、これによって得られた電荷がCC
Dイメージャ20から読み出される。プリ露光に際し
て、TG22は、マイコン40によって設定された初期
シャッタスピードデータに応じて、掃き捨てパルスの出
力期間を制御する。図4に示すように、掃き捨て期間は
注目する1フレーム期間の最初から始まり、掃き捨て期
間の終了時期がシャッタスピードデータによって制御さ
れる。このようにして電荷蓄積期間が変化し、所望のシ
ャッタスピード(露光時間)による露光が実現される。
なお、掃き捨てパルスの出力期間によってシャッタスピ
ードを制御する手法は、電子シャッタ機能として周知で
ある。
【0023】CCDイメージャ20から出力された画素
信号(カメラ信号)はA/D変換器24でディジタル信
号つまり画素データに変換され、この画素データが書込
読出制御回路28によってRAM26に書き込まれる。
RAM26に格納された画素データは同じ書込読出制御
回路28によって読み出され、演算回路30に入力され
る。
【0024】入力される画素データは、R,GおよびG
のいずれか1つの色成分しか持たない。演算回路30
は、このような画素データに色補間およびYUV変換を
施し、Yデータ,UデータおよびVデータを生成する。
このうち、Yデータは重み付け回路32に入力される。
重み付け回路32は、重み付け量テーブル34に保持さ
れている重み付け量をYデータに掛け算する。重み付け
量テーブル34は、書込読出制御回路28からの読出ア
ドレスデータを受けて、対応する重み付け量を出力す
る。この重み付け量によってYデータに重み付け処理を
施すことで、中央重点測光が可能となる。重み付け回路
32から出力されたYデータは、積分器36で1フレー
ム期間毎に積分される。演算器38は、積分器36から
出力された積分データを重み付けの総和で割り算し、露
出調整の評価対象となる輝度評価値を算出する。なお、
演算器30によってYデータとともに算出されるUデー
タおよびVデータは、図示しない白バランス調整回路に
与えられる。
【0025】マイコン40は、演算器38から出力され
た輝度評価値を取り込み、この輝度評価値に基づいてシ
ャッタスピードを更新する。最適シャッタスピード(最
適露光期間)が算出されると、マイコン40は本露光を
行う。この本露光によって生成されたカメラ信号は、ス
イッチSW1を介して信号処理回路42に与えられる。
そして、所定の信号処理が施された画像信号が、記録媒
体44に記録される。
【0026】マイコン40は、最適シャッタスピードの
値に応じて、間引き読み出し方式および画素混合読み出
し方式のいずれか一方をTG22に設定する。垂直方向
に連続する4つの画素に注目した場合、間引き読み出し
方式では、この4つの画素のうち所定2画素から電荷が
読み出される。一方、画素混合読み出し方式では、この
4つの画素を全てから電荷が読み出され、かつ同じ色成
分を持つ画素が混合される。したがって、いいずれの方
式が設定されても、カメラ信号を構成する画素数は同じ
である。
【0027】図5(A)、図5(B)、図6(A)およ
び図6(B)に示すように垂直方向に連続する画素を参
照して、それぞれの読み出し方式を詳しく説明する。垂
直転送レジスタ20bは複数のメタル(電極)Mによっ
て形成され、1つの受光素子20a(画素)には、3つ
のメタルMが割り当てられる。色フィルタ20dはR,
GおよびBがベイヤ配列された原色フィルタであるた
め、奇数番目の垂直列(奇数列)にはR画素およびG画
素が1画素毎に交互に形成され、偶数番目の垂直列(偶
数列)にはG画素およびB画素が1画素毎に交互に形成
される。各画素に割り当てられた3つのメタルMに注目
すると、V1パルスが1番上のメタルMに印加され、V
3パルスが中央のメタルMに印加され、そしてV2Aパ
ルスまたはV2Bパルスが1番下のメタルMに印加され
る。V2Aパルスの印加先およびV2Bパルスの印加先
は、2画素毎に切り換わる。つまり、奇数列において連
続するR画素,G画素,R画素およびG画素のうち、前
半のR画素およびG画素にV2Aパルスが与えられる
と、V2Bパルスは後半のR画素およびG画素に与えら
れる。偶数列においても、連続する4画素の前半におけ
るG画素およびB画素にV2Aパルスが与えられた場
合、V2Bパルスは後半のG画素およびB画素に与えら
れる。
【0028】このように各受光素子20aに3つのメタ
ルMが割り当てられたCCDイメージャ20では、各画
素をプログレッシブスキャンすることも可能である。こ
れは、全ての受光素子20aから同時に電荷を読み出す
場合でも、隣接する受光素子20aから読み出された電
荷が個別に転送されることを意味する。つまり、全画素
読み出し時でも、各画素から得られたR信号,G信号お
よびB信号は、互いに混合されることなくCCDイメー
ジャ20から出力される。
【0029】図5(A)および図5(B)を参照して、
間引き読み出し方式が選択されると、V2Bパルスが印
加される画素からの電荷の読み出しが中止され、V2A
パルスが印加される画素からのみ電荷が読み出される。
このため、垂直方向に連続する2画素分の電荷が、2画
素おきに読み出される。奇数列においては、R4信号,
G4信号,R2信号およびG2信号が読み出され、対応
する垂直転送レジスタ20b上を個別に転送される。一
方、偶数列ではG4信号,B4信号,G2信号およびB
2信号が読み出され、これも対応する垂直転送レジスタ
20b上を個別に転送される。つまり、間引き読み出し
方式が選択されたときに読み出しの対象となる色ブロッ
クは、垂直方向において1ブロックおきに存在する色ブ
ロックである。垂直方向に転送された画素信号は、その
後1ライン毎に水平転送を施される。CCDイメージャ
20から出力されるカメラ信号には、R,GおよびBの
全ての色成分が含まれる。
【0030】図6(A)および図6(B)を参照して、
画素混合読み出し方式が選択されると、全ての画素から
電荷が読み出される。但し、まずV2Aパルスが印可さ
れる画素から電荷が読み出され、読み出された電荷が垂
直方向に2画素分だけ転送された時点で、V2Bパルス
が印可される画素から電荷が読み出される。奇数列で
は、まずR4信号,G4信号,R2信号およびG2信号
が垂直転送レジスタ20bに読み出され、垂直転送レジ
スタ20b上を個別に転送される。2ライン分の垂直転
送が完了すると、R3信号,G3信号,R1信号および
G1信号が読み出される。これによって、同じ色要素に
対応する電荷どうしが垂直転送レジスタ20b上で混合
され、(R3+R4)信号,(G3+G4)信号,(R
1+R2)信号および(G1+G2)信号が得られる。
偶数列では、まずG4信号,B4信号,G2信号および
B2信号が垂直転送レジスタ20bに読み出され、これ
らの信号が2ライン分だけ垂直転送された時点で、G3
信号,B3信号,G1信号およびB1信号が同じ垂直転
送レジスタ20bに読み出される。これによって、(G
3+G4)信号,(B3+B4)信号,(G1+G2)
信号および(B1+B2)信号が垂直転送レジスタ20
b上で生成される。
【0031】つまり、画素混合読み出し方式が選択され
ると、まず垂直方向において1ブロックおきに存在する
色ブロックから画素信号が読み出される。そして、この
画素信号が垂直方向に2ライン分転送された時点で残り
の色ブロックから画素信号が読み出される。これによっ
て、互いに同じ色成分を持つ画素信号が垂直転送レジス
タ20b上で混合される。混合された画素信号は、異な
る色成分どうしで混合されないように垂直転送され、そ
の後1ライン毎に水平転送される。つまり、R,Gおよ
びBの全ての色成分を含むカメラ信号が、CCDイメー
ジャ20から出力される。
【0032】間引き読み出し方式では、サンプリング定
理に従ってカメラ信号に折り返し成分が含まれてしま
う。このため、フィルタ処理によってカメラ信号から折
り返し成分を除去しなければ、ノイズが現れてしまう。
これに対して、画素混合読み出し方式では、一方の画素
信号が2ライン分だけ垂直転送されたときに他方の画素
信号が読み出され、それそれの画素信号が混合される。
このような転送方式は、図7に示すフィルタ処理と等価
である。つまり、R1信号およびR2信号に注目した場
合、R2信号に遅延してR1信号が読み出され、両者が
加算される。画素混合読み出し方式を選択した場合、こ
のようにしてフィルタ処理が実行され、カメラ信号から
折り返し成分が除去される。
【0033】電荷の転送を行うTG22は、図8に示す
ように構成される。Hカウンタ22aは水平画素数をカ
ウントするカウンタである。水平カウント値は、マイコ
ン40からの撮影指示または水平同期信号に応答してリ
セットされ、かつ画素クロックに応答してインクリメン
トされる。一方、Vカウンタ22bは垂直ライン数をカ
ウントするカウンタである。垂直カウント値は、撮影指
示または垂直同期信号に応答してリセットされるととも
に、水平同期信号に応答してインクリメントされる。水
平カウント値および垂直カウント値のいずれも、デコー
ダ22c〜22kに与えられる。デコーダ22cは、こ
れらのカウント値とマイコン40からのシャッタスピー
ドデータに基づいて電荷掃き捨てパルスSUBを生成す
る。また、デコーダ22dは、入力されたカウント値か
ら水平転送パルスH1(H1パルス)を生成し、デコー
ダ22eおよび22fは、カウント値から垂直転送パル
スV1(V1パルス)および垂直転送パルスV3(V3
パルス)を生成する。
【0034】さらに、デコーダ22g〜22kはそれぞ
れ、タイミングパルスXV2A,XSGA,XV2B
1,XV2B2およびXSGBを生成する。このうち、
タイミングパルスXV2AおよびXSGAは、そのまま
ドライバ22mに与えられる。一方、タイミングパルス
XV2B1およびXV2B2は、スイッチSW2を介し
てドライバ22mに与えられ、タイミングパルスXSG
Bは直接ドライバ22mに与えられる。マイコン40
は、間引き読み出し方式が選択されたときにスイッチS
W2をデコーダ22i側に接続し、画素混合読み出し方
式が選択されたときにスイッチSW2をデコーダ22j
側に接続する。このため、間引き読み出し時はタイミン
グパルスXV2B1がドライバ22nに入力され、画素
混合読み出し時はタイミングパルスXV2B2がドライ
バ22nに入力される。ドライバ22mおよび22nは
それぞれ、与えられたタイミングパルスに基づいて垂直
転送パルスV2A(V2Aパルス)および垂直転送パル
スV2B(V2Bパルス)を生成する。
【0035】したがって、図9および図12から分かる
ように、H1パルス,V1パルス,V2Aパルスおよび
V3パルスは各読み出し方式に共通するが、V2Bパル
スは、読み出し方式によって異なる。間引き読み出し時
は、A期間においてV2Aパルスだけが正極性をとり、
この結果、V2Aパルスが印加される画素からのみ電荷
が読み出される。つまり、V2Bパルスが印加される画
素からの電荷の読み出し処理が不能化される。一方、画
素混合読み出し時は、同じA期間においてまずV2Aパ
ルスが正極性をとり、その後V2Bパルスが正極性をと
る。このため、V2Aパルスが印加される画素から電荷
が読み出された後、V2Bパルスが印加される画素から
電荷が読み出される。なお、V2AパルスおよびV2B
パルスにおいて、正極性をとる部分が読み出しパルスに
相当する。
【0036】間引き読み出し方式が選択されたとき、そ
れぞれのパルスは、A期間において図10に示すように
変化する。V2Aパルスがプラスレベルになったとき
に、対応する画素の電荷が垂直転送レジスタに読み出さ
れる。読み出しの後、V2AパルスおよびV2Bパルス
が同時に2回マイナスレベルをとり、これによって電荷
が2ライン分だけ垂直方向に転送される。図11から分
かるように、V2AパルスおよびV2BパルスはA期間
以外でも所定タイミングでマイナスレベルとなり、かつ
ほぼ同じタイミングでV1パルスおよびV3パルスもマ
イナスレベルとなる。この結果、電荷が垂直方向に転送
されていく。垂直転送された電荷は、その後H1パルス
によって水平転送され、CCDイメージャ20から出力
される。
【0037】画素混合読み出し方式が選択されたときの
A期間では、各パルスは図13に示すように変化する。
V2Aパルスが1回プラスレベルをとり、次にV2Aパ
ルスおよびV2Bパルスが同時に2回マイナスレベルを
とる。これによって、最初に読み出された電荷が2ライ
ン分垂直転送される。続いて、V2Bパルスが1回プラ
スレベルをとり、これに応答して読み出された電荷が、
垂直転送されてきた電荷と混合される。A期間以外で
は、各パルスは図14に示すように変化し、これによっ
て、混合された電荷が垂直方向に転送されていく。混合
電荷は、垂直転送の後、H1パルスによって水平転送さ
れる。
【0038】マイコン40は、図15および図16に示
すフロー図を処理して本露光量を算出し、撮影された被
写体像を記録媒体44に記録する。なお、このフロー図
の処理は、レリーズボタン48の押圧に応答して開始さ
れる。
【0039】まずステップS1で絞りを所定のF値に設
定し、ステップS3で露光時間(シャッタスピード)を
初期化する。つまり、たとえば1/250秒の初期シャ
ッタスピードデータをTG22に設定する。続いて、ス
テップS4でスイッチSW2をデコーダ22i側に切り
換えて間引き読み出し方式をTG22に設定し、ステッ
プS5でTG22に撮影を指示する。TG22は、設定
されたシャッタスピードデータに従ってプリ露光を行
い、かつ生成された電荷を間引き読み出し方式で読み出
す。
【0040】マイコン40は、プリ露光よって得られた
カメラ信号に基づいて演算器38から出力された輝度評
価値をステップS7で取り込み、ステップS9で次回の
シャッタスピードを算出する。具体的には、この輝度評
価値と最適な露出状態で得られる目標評価値とを比較
し、輝度評価値が目標評価値に一致するシャッタスピー
ドを算出する。たとえば輝度評価値が“50”で目標評
価値が“100”であれば、輝度は最適状態の半分しか
ないので、次回の露光時間は1/125秒となる。マイ
コン40は、ステップS11でTG22に設定するシャ
ッタスピードデータを更新し、ステップS13でステッ
プS5〜S11の処理が3回実行されたかどうか判断す
る。つまり、所望の露光量が得られるシャッタスピード
(最適シャッタスピード)を正確に算出するために、上
述の処理が3回繰り返される。
【0041】ステップS13で“YES”と判断される
と、マイコン40はステップS15で最適シャッタスピ
ード(最適露光期間)を1/1000秒の時間データと
比較する。そして、最適露光期間が1/1000秒また
は1/1000秒よりも長ければ、ステップS17でス
イッチSW2をデコーダ22j側に切り換え、画素混合
読み出し方式を設定する。そして、ステップS19に進
む。一方、最適露光期間が1/1000秒よりも短けれ
ば、間引き読み出し方式を維持したままステップS19
に進む。したがって、最適露光期間がたとえば1/50
0秒であれば、画素混合読み出し方式が選択される。
【0042】この実施例のシャッタ制御には図4に示す
電子シャッタが用いられるため、不要な電荷の掃き捨て
の後に必要な電荷の蓄積が行われ、所定の蓄積期間が経
過した時点で電荷が読み出される。すると、画素を異な
る時期に読み出す画素混合読み出し方式では、シャッタ
スピードが速くなるほど読み出し時期のずれの影響が大
きくなる。つまり、先に読み出される電荷量と後で読み
出される電荷量との差が、露光時間が短くなるほど大き
くなる。このため、この実施例では、最適シャッタスピ
ードの値に応じて電荷の読み出し方式を切り換えるよう
にしている。なお、一方、切り換えの閾値を1/100
0秒としたのは、読み出された電荷を1ライン分転送す
るのに同じ1/1000秒かかるからである。
【0043】マイコン40はその後、ステップS19で
TG22に撮影を指示する。このため、最適シャッタス
ピードによる本露光が実行され、これによって生成され
た電荷が所望の方式で読み出される。このようにしてC
CDイメージャ20からカメラ信号が出力されると、マ
イコン40はステップS21で記録処理を行う。カメラ
信号はスイッチSW1を介して信号処理回路42に入力
され、所定の処理を施される。そして、信号処理回路4
2から出力された静止画像信号が記録媒体44に記録さ
れる。
【0044】この実施例によれば、画素混合読み出し方
式を選択することによって、CCDイメージャ20内で
図14に示すようなフィルタ処理が施されるため、フィ
ルタ回路を追加することなくカメラ信号から折り返し成
分を取り除くことができる。また、最適シャッタスピー
ドが低速のときだけ画素混合読み出し方式を選択するよ
うにしたため、最初に読み出される電荷と2回目に読み
出される電荷との間で電荷量が大きくずれるようなこと
はない。
【0045】なお、この実施例では絞り優先モードを用
いて説明したが、この発明はシャッタスピード優先モー
ドおよびプログラムAEモードでも適用できることはも
ちろんである。シャッタスピード優先モードでは絞り量
を調整することで露光量が変化し、プログラムAEモー
ドではシャッタスピードおよび絞り量の両方を調整する
ことで露光量が変化する。このため、シャッタスピード
優先モードにおいて設定できるシャッタスピードを1/
1000秒よりも低速に制限するようにすれば、常に折
り返し成分を含まないカメラ信号を得ることができる。
【0046】また、この実施例では静止画を撮影する場
合についてのみ説明したが、この発明は動画の撮影にも
適用できることは言うまでもない。また、この発明は、
液晶ディスプレイにリアルタイムの動画像(スルー画
像)を表示するスルー画像モードにおいても適用でき
る。
【0047】さらに、この実施例ではシャッタスピード
を電子シャッタによって制御するようにしたが、静止画
の撮影時はいわゆるメカシャッタによってシャッタスピ
ードを制御するようにしてもよい。また、この実施例で
はプリ露光時に間引き読み出し方式を設定するようにし
たが、これに代えて画素混合読み出し方式を設定するよ
うにしてもよいことはもちろんである。さらにまた、こ
の実施例では、R,GおよびBの色要素がベイヤ配列さ
れた原色フィルタを用いているが、図17に示すような
Ye,Cy,MgおよびGの色要素を持つ補色フィルタ
を原色フィルタの代わりに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】CCDイメージャを示す図解図である。
【図3】原色フィルタを示す図解図である。
【図4】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図5】間引き読み出しモードにおける動作の一部を示
す図解図である。
【図6】画素混合読み出しモードにおける動作の一部を
示す図解図である。
【図7】フィルタの一例を示すブロック図である。
【図8】TGの一例を示すブロック図である。
【図9】間引き読み出しモードにおける動作の一部を示
すタイミング図である。
【図10】間引き読み出しモードにおける動作の他の一
部を示すタイミング図である。
【図11】間引き読み出しモードにおける動作のその他
の一部を示すタイミング図である。
【図12】画素混合読み出しモードにおける動作の一部
を示すタイミング図である。
【図13】画素混合読み出しモードにおける動作の他の
一部を示すタイミング図である。
【図14】画素混合読み出しモードにおける動作のその
他の一部を示すタイミング図である。
【図15】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図16】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図
である。
【図17】補色フィルタを示す図解図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 14…撮像装置 20…CCDイメージャ 22…タイミングジェネレータ 40…マイクロコンピュータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受光素子および複数の垂直転送レジ
    スタを持つインターライン転送方式のCCDイメージ
    ャ、 複数の色要素が配置されたかつ1つの受光素子に1つの
    色要素が対応する色フィルタ、および前記CCDイメー
    ジャを駆動する駆動手段を備え、 前記色フィルタは複数色の色要素が配置された垂直列を
    持ち、 前記駆動手段は同色の色要素に対応する電荷どうしが前
    記垂直列に対応する垂直転送レジスタ上で混合されるよ
    うに前記CCDイメージャを駆動する、ディジタルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】前記駆動手段は、第1受光素子で生成され
    た第1電荷を前記垂直転送レジスタに読み出す第1読み
    出し手段、前記第1電荷を垂直方向に転送する垂直転送
    手段、および前記第1電荷が所定距離の垂直転送を施さ
    れたときに、第2受光素子で生成された第2電荷を前記
    垂直転送レジスタに読み出す第2読み出し手段を含み、 前記第1受光素子および前記第2受光素子は同色の色要
    素に対応する、請求項1記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】前記垂直列には2色の色要素が交互に配置
    され、 前記所定距離は2つの受光素子の垂直方向における長さ
    に相当する、請求項2記載のディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】前記色フィルタは原色の色要素がベイヤ配
    列されたフィルタである、請求項1記載のディジタルカ
    メラ。
  5. 【請求項5】前記垂直転送レジスタは複数のメタルによ
    って形成され、少なくとも3つのメタルが1つの受光素
    子に割り当てられる、請求項1記載のディジタルカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】被写体像を前記CCDイメージャに露光す
    る露光手段、 前記CCDイメージャの最適露光量を算出する算出手
    段、 前記最適露光量を前記露光手段に設定する設定手段、お
    よび前記最適露光量に応じて前記第2読み出し手段を不
    能化する不能化手段をさらに備える、請求項1記載のデ
    ィジタルカメラ。
  7. 【請求項7】前記最適露光量はシャッタスピードに基づ
    いて規定され、 前記不能化手段は前記シャッタスピードが所定値よりも
    高速になったときに前記第2読み出し手段を不能化す
    る、請求項6記載のディジタルカメラ。
  8. 【請求項8】複数の受光素子および複数の垂直転送レジ
    スタを持つインターライン転送方式のCCDイメージ
    ャ、 複数の色要素が配置されたかつ1つの受光素子に1つの
    色要素が対応する色フィルタ、および前記CCDイメー
    ジャを駆動する駆動手段を備え、 前記色フィルタは複数色の色要素が配置された垂直列を
    持ち、 前記駆動手段は同色の色要素に対応する電荷どうしが前
    記垂直列に対応する垂直転送レジスタ上で混合されるよ
    うに前記CCDイメージャを駆動する、撮像装置。
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