JP2000252402A - 半導体装置、半導体装置の実装方法及び電子装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の実装方法及び電子装置

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JP2000252402A
JP2000252402A JP11056335A JP5633599A JP2000252402A JP 2000252402 A JP2000252402 A JP 2000252402A JP 11056335 A JP11056335 A JP 11056335A JP 5633599 A JP5633599 A JP 5633599A JP 2000252402 A JP2000252402 A JP 2000252402A
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Kichiji Inaba
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛フリー実装工程に対応したリードの表面処
理技術を提供する。 【解決手段】 封止体に内蔵された半導体チップとリー
ドの一端が接続され、前記リードの他端が外部端子とな
る半導体装置について、前記外部端子には錫膜を被覆
し、この錫膜を錫合金膜によって被覆する。また、配線
基板に設けられた搭載領域に半導体装置等の電子部品を
実装し、前記配線基板の接続端子と前記電子部品の外部
端子との電気的な接続を行なう電子装置について、前記
電子部品の外部端子を錫膜によって被覆し、前記錫膜を
錫合金膜によって被覆し、前記外部端子と前記配線基板
の接続端子とを鉛フリーハンダによって接続する。 【効果】 錫合金膜で錫膜を被覆することによって、錫
膜からウィスカが発生するのを防止することができる。
また、接合時には、接合部分の錫合金膜が溶解され、ハ
ンダが錫膜と接合するために、ハンダ濡れ性が良好とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、半導
体装置の実装方法及び電子装置に関し、特に、鉛を含有
しない接合剤である鉛フリーハンダを用いた半導体装置
等の実装に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置は、通常樹脂等に
よって封止され、封止体内にて搭載された半導体チップ
とリードのインナーリードとが接続され、リードのアウ
ターリードが封止体外に延在して外部端子となり、この
外部端子が配線基板の接合部分に接続されて、半導体装
置が実装されている。この実装に用いられる接合剤とし
ては鉛と錫との合金である鉛ハンダが長く用いられてき
た。
【0003】こうした鉛ハンダは、ハンダ自体に柔軟性
があるため、半導体チップと配線基板との間の熱膨張係
数の差に起因する、或いは構造に起因する機械的歪によ
る応力を、ハンダの変形によって吸収するため電極の接
続寿命を確保することができる。また、ハンダと各種金
属との濡れ性が良好である等の利点から半導体装置及び
電子装置の各種接続に幅広く利用されている。
【0004】しかしながら、ハンダの主成分である鉛
は、屋外投棄等により自然環境に放置され、酸性雨等の
劣悪な環境に曝された場合に、有害物質を発生させ環境
汚染を招くことが懸念されており、こうした環境汚染を
防止するための環境対策として、有害物質である鉛を含
むハンダの使用を低減或いは廃止する鉛フリー化が実装
工程に求められている。
【0005】このため、PbSn合金ハンダに替えてS
nAg系或いはSnBi系の鉛フリーハンダを接合剤と
して用いることによって、従来の鉛ハンダと略同様に溶
融接合を行なう技術が考えられている。
【0006】こうした溶融接合が行なわれる半導体装置
の外部端子となるリードには、接合剤との濡れ性を向上
させるための表面処理として、従来は、鉛ハンダ膜、錫
膜、金膜が被覆されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉛フリ
ー化を進めるためには、鉛ハンダ膜の表面処理への使用
も停止する必要がある。鉛ハンダ膜に替えて、金膜を用
いる場合には価格の上昇を招く。また、錫膜を用いた場
合には、経時的にウィスカが発生し隣接するリード間を
短絡させる可能性があり、このウィスカの発生を防止す
るため、メッキした錫膜を融点近傍まで加熱処理するヒ
ュージングが必要となる。そして、この熱処理では、工
程増となることに加えて、この熱処理によってハンダ濡
れ性の低下或いは製品の耐久性の低下が懸念される。
【0008】他に、このウィスカの発生を防止する方法
として、錫に他の金属を含有させ合金化することが知ら
れているが、合金をメッキする場合には、純錫の場合と
比較して、メッキが難しく、接合する金属との濡れ性も
低下する。また、錫合金は柔軟性に欠けるためリードの
成形等の際にクラックが発生し、クラックの発生した部
分の濡れ性が低下してしまうことがある。
【0009】他に、Pdを用いて表面処理を行なうこと
も考えられているが、この方法ではリードの材質が銅系
に限定され、FeNi系合金を使用することができな
い。Pdを用いて表面処理については、例えば日経BP
社発行「日経マイクロデバイス」1998年3月号98
頁〜103頁に記載されている。
【0010】本発明の課題は、半導体装置の鉛フリー実
装工程に対応した表面処理が可能な技術を提供すること
にある。本発明の前記ならびにその他の課題と新規な特
徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにな
るであろう。
【0011】
【問題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。封止体に内蔵された半導体チップと
リードの一端が接続され、前記リードの他端が外部端子
となる半導体装置について、前記外部端子には錫膜を被
覆し、この錫膜を錫合金膜によって被覆する。
【0012】また、こうした半導体装置の配線基板への
実装方法について、前記配線基板の接合部分に鉛フリー
ハンダ粉を含有するハンダペーストを印刷付着させる工
程と、前記半導体装置を配線基板の所定位置に装着する
工程と、前記ハンダペーストのハンダ粉及び接合部分の
錫合金膜を溶融させて、鉛フリーハンダを前記錫膜に接
合させた後に、鉛フリーハンダを固化させ、接続端子と
アウターリードとを鉛フリーハンダによって接続する工
程とを有する。
【0013】また、配線基板に設けられた搭載領域に半
導体装置等の電子部品を実装し、前記配線基板の接続端
子と前記電子部品の外部端子との電気的な接続を行なう
電子装置について、前記電子部品の外部端子を錫膜によ
って被覆し、前記錫膜を錫合金膜によって被覆し、前記
外部端子と前記配線基板の接続端子とを鉛フリーハンダ
によって接続する。
【0014】上述した手段によれば、錫合金膜で錫膜を
被覆することによって、錫膜からウィスカが発生するの
を防止することができるので、ウィスカによるリード間
の短絡が生じることがない。
【0015】また、接合時には、接合部分の錫合金膜が
溶解され、鉛フリーハンダが錫膜と接合するために、ハ
ンダ濡れ性が良好となる。
【0016】以下、本発明の実施の形態を説明する。な
お、実施の形態を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態で
あるQFP型の半導体装置を示す平面図であり、図2は
図1中のa−a線に沿った部分縦断面図である。本実施
の形態の半導体装置では、単結晶シリコン等の半導体基
板主面に各種素子を形成し配線層によって接続して所定
の回路を構成した半導体チップ1が、タブ2に固定さ
れ、半導体チップ1とリード3のインナーリード3aと
が、ボンディングワイヤ4によって接続されている。半
導体チップ1、タブ2、インナーリード3a、ボンディ
ングワイヤ4は、エポキシ樹脂等からなる封止体5によ
って封止されており、リード3のアウターリード3bが
封止体5の四辺から外部に延在している。
【0018】アウターリード3bは表面処理がなされて
おり、ハンダ濡れ性を向上させるために錫膜6によって
被覆され、更にこの錫膜6からのウィスカの発生を防止
するために、錫膜6が他の金属を含有する錫合金膜7に
よって被覆されている。錫合金膜7に用いられる錫合金
としては、SnCu,SnNi,SnZn,SnAg,
SnBi,SnIn,SnSb等が利用可能である。
【0019】錫膜6については、純度の高いものほどハ
ンダ濡れ性が良好であり、また、ウィスカは純度が高い
ほど発生しやすく、ある程度不純物が混入するとウィス
カの発生は見られない。これらの点を勘案して、錫膜6
は純度99%以上とし、錫合金膜7としては、ウィスカ
の発生を防止するために、他の金属を2%以上含有させ
てある。夫々の膜厚としては、錫膜6が5μm〜20μ
m程度の膜厚に形成され、錫合金膜7が0.2μm〜2
μm程度の膜厚に形成されている。なお、エージング時
間の短い製品であれば、錫膜6を2.5μm程度まで薄
くしてもよい。
【0020】この錫合金膜7で錫膜6を被覆することに
よって、錫メッキされたリードの表面から圧力や応力に
よって錫のひげ結晶であるウィスカが発生するのを防止
することができるので、ウィスカによるリード間の短絡
が生じることがない。
【0021】図3は、図1及び図2に示す半導体装置を
配線基板に実装した電子装置の要部を示す縦断面図であ
る。配線基板は、ガラスエポキシ或いはムライトセラミ
ック等の絶縁性材料を板状に成形した基体8の表面及び
内部に複数層の配線パターンが形成されており、半導体
装置の外部端子であるアウターリード3bとの接続端子
9aと接続する配線パターン9が最上層に形成されてい
る。
【0022】アウターリード3bと接続端子9との接続
には、SnAg系或いはSnZn系の鉛フリーハンダ1
0を接合剤として用い、この鉛フリーハンダ10の加熱
溶融時に、接合部分の錫合金膜7が溶解され、鉛フリー
ハンダ10がハンダ濡れ性の良好な錫膜6と接合するた
めに、鉛フリーハンダ10はアウターリード3bの接合
部分を充分に覆うことができる。
【0023】なお、本実施の形態では半導体装置のアウ
ターリード3bに表面処理を施したが、更に、配線基板
の接続端子9aにも同様の表面処理を施してもよい。
【0024】続いて、本実施の形態の半導体装置のアウ
ターリード表面処理について図4乃至図6を用いて説明
する。封止後の表面処理の段階では、各リード3は、ア
ウターリード3a端部に設けられたタイバー11、或い
はリード3間の封止領域直近に設けられたダムバー12
によって一体化され、複数の半導体装置が連続したリー
ドフレームとなっている。
【0025】先ず、洗浄工程としてアウターリード3b
に付着した油脂等の有機物を除去する脱脂処理を行な
う。脱脂処理では、脱脂剤(例えば、マクダーミッド
「メタレックスWスペシャル」)を60g/l程度含有
させた70℃程度の脱脂液に1分間浸漬した後に、純水
による水洗を2〜3回行ない、前記脱脂液を除去する。
【0026】次に、洗浄工程としてアウターリード3b
の表面に形成された熱酸化膜等を除去する脱スケール処
理を行なう。脱スケール処理では、リードフレームが4
2アロイ等のFeNi合金系の場合には洗浄剤(例え
ば、菱江化学「CPL100」)を200ml/l程度
含有させた30℃程度のエッチング液に1分間浸漬し、
リードフレームが銅系の場合には洗浄剤(例えば、菱江
化学「CPE50」)を350ml/l程度含有させた
30℃程度のエッチング液に1分間浸漬させる。その後
に、純水による水洗を2〜3回行ない、前記エッチング
液を除去する。この状態を図4に示す。
【0027】次に、洗浄の完了したアウターリード3b
に錫メッキ処理を行なう。錫メッキ処理は、硫酸第一錫
60g/l、硫酸100g/l、添加剤(例えば、石原
薬品「UTB513Y」)30ml/lを混合させた3
0℃程度のメッキ液を用い、2A/dm2の電流密度で
10分間程度行なう。その後に、純水による水洗を2〜
3回行ない、前記メッキ液を除去する。この状態を図5
に示す。
【0028】次に、洗浄の完了したアウターリード3b
に錫合金メッキ処理を行なう。例えば、錫銅合金メッキ
処理の場合には、錫酸カリ40g/l、青化銅32g/
l、青化カリ70g/l、苛性カリ12g/l、ロッシ
ェル塩50g/lを混合させた65℃程度のメッキ液を
用い、5A/dm2の電流密度で1分間程度行なう。
【0029】錫合金メッキ処理の後に、純水による水洗
又は湯洗を3回以上行ない、前記メッキ液を除去して、
乾燥させる。この状態を図6に示す。
【0030】なお、錫ニッケル合金メッキ処理の場合に
は、塩化錫50g/l、塩化ニッケル250g/l、酸
性フッカアンモニウム40g/lを混合させたPH2.
5の65℃程度のメッキ液を用い、2A/dm2の電流
密度で1分間程度行ない、同様に洗浄乾燥させる。
【0031】この後、リードフレームのタイバー11、
ダムバー12等を切断し、アウターリード3bの成形を
行ない、図2に示す半導体装置が完成する。
【0032】続いて、この半導体装置の配線基板へ例え
ばリフロー法によって実装する方法を図7を用いて説明
する。
【0033】先ず、接続端子等の配線基板の接合端子9
a等の接合部分に対応させた開口を形成したスクリーン
マスクを用い、このスクリーンマスクと配線基板とを位
置合わせした後に、印刷機によってスクリーンマスク上
のハンダペースト13をスキージによって前記開口に押
し込むことによって、前記接合部分にハンダペースト1
3を印刷付着させる。ハンダペースト13はSnAg系
或いはSnBi系の鉛フリーハンダ粉とフラックスとを
練り混ぜたものである。
【0034】こうしてハンダペースト13の印刷された
配線基板に、部品形状・アウターリード3bの曲がり等
を検査した半導体装置をマウンタによって所定位置に装
着し、必要に応じて半導体装置を接着剤14によって配
線基板に接着固定する。この状態を図7に示す。
【0035】この後、リフロー炉にて熱風或いは赤外線
によって加熱して、ハンダペースト13のハンダ粉が溶
融してハンダ10となり、アウターリード3a及び配線
基板の接続端子9aに付着する。この鉛フリーハンダ1
0の加熱溶融時に、接合部分の錫合金膜7が溶解され、
鉛フリーハンダ10がハンダ濡れ性の良好な錫膜6と接
合するために、鉛フリーハンダ10はアウターリード3
bの接合部分を充分に覆うことができる。充分にハンダ
10が付着させた後に、加熱を終了させ温度が低下する
に連れて溶融していたハンダ10が固化し、接続端子9
aとアウターリード3aとがハンダ10によって接続さ
れ、半導体装置の実装が完了し、図3に示す状態とな
る。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。例えば、前述した実施の形態では、QFP
型の半導体装置について説明を行なったが、SOJ(Sm
all Outline J-lead)型或いはQFN(Quad Flat Nonl
ead)型・SON(Small Outline Nonlead)型等の封止
体底面にリードが露出する底面端子型等、他の半導体装
置の外部端子の表面処理に適用することも可能である。
また、前述した実施の形態では、半導体装置を基板に実
装して半導体装置を製造する例について説明したが、他
の電子部品を基板に実装して電子装置を製造する場合に
も、本発明は適用が可能である。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)本発明によれば、錫合金膜で錫膜を被覆すること
によって、ウィスカが発生するのを防止することができ
るという効果がある。 (2)本発明によれば、上記効果(1)により、ウィス
カによるリード間の短絡を防止することができるという
効果がある。 (3)本発明によれば、上記効果(2)により、製品の
経時的な不良の発生を防止することができるという効果
がある。 (4)本発明によれば、ハンダの加熱溶融時に、接合部
分の錫合金膜が溶解され、ハンダが錫膜と接合するため
に、ハンダ濡れ性が良好になるという効果がある。 (5)本発明によれば、上記効果(4)により、接合を
確実に行なうことができるという効果がある。 (6)本発明によれば、リードの表面処理に鉛を含まな
い金属を用いることによって、鉛フリーを実現すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置を示す
平面図である。
【図2】図1に示す半導体装置のa−a線に沿った部分
縦断面図である。
【図3】図2に示す半導体装置と配線基板との実装状態
を示す縦断面図である。
【図4】本実施の形態の半導体装置の表面処理工程を示
す縦断面図である。
【図5】本実施の形態の半導体装置の表面処理工程を示
す縦断面図である。
【図6】本実施の形態の半導体装置の表面処理工程を示
す縦断面図である。
【図7】本実施の形態の半導体装置の実装工程を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1…半導体チップ、2…タブ、5a…メタライズ層、3
…リード、3a…インナーリード、3b…アウターリー
ド,4…ボンディングワイヤ、5…封止体、6…錫膜、
7…錫合金、8…基体、9…配線パターン、9a…接続
端子,10…ハンダ、11…タイバー、12…ダムバ
ー、13…ハンダペースト、14…接着剤。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封止体に内蔵された半導体チップとリー
    ドの一端とが接続され、前記リードの他端が外部端子と
    なる半導体装置において、 前記外部端子には錫膜が被覆され、この錫膜が錫合金膜
    によって被覆されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記錫膜が純度99%以上であることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記錫合金膜がSnCu,SnNi,S
    nZn,SnAg,SnBi,SnIn,SnSbの何
    れかを用いたものであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記錫膜が5μm〜20μm程度、錫合
    金膜が0.2μm〜2μm程度の膜厚に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 封止体に内蔵された半導体チップとリー
    ドの一端とが接続され、前記リードの他端が外部端子と
    なる半導体装置を配線基板に実装する半導体装置の実装
    方法において、 前記外部端子には錫膜が被覆され、この錫膜が錫合金膜
    によって被覆されており、 前記配線基板の接合部分に鉛フリーハンダ粉を含有する
    ハンダペーストを印刷付着させる工程と、 前記半導体装置を配線基板の所定位置に装着する工程
    と、 前記ハンダペーストのハンダ粉及び接合部分の錫合金膜
    を溶融させて、鉛フリーハンダを前記錫膜に接合させた
    後に、鉛フリーハンダを固化させ、接続端子とアウター
    リードとを鉛フリーハンダによって接続する工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の実装方法。
  6. 【請求項6】 前記錫膜が純度99%以上であることを
    特徴とする請求項5に記載の半導体装置の実装方法。
  7. 【請求項7】 前記錫合金膜がSnCu,SnNi,S
    nZn,SnAg,SnBi,SnIn,SnSbの何
    れかを用いたものであることを特徴とする請求項5又は
    請求項6に記載の半導体装置の実装方法。
  8. 【請求項8】 前記錫膜が5μm〜20μm程度、錫合
    金膜が0.2μm〜2μm程度の膜厚に形成されている
    ことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一項に
    記載の半導体装置の実装方法。
  9. 【請求項9】 配線基板に設けられた搭載領域に半導体
    装置等の電子部品を実装し、前記配線基板の接続端子と
    前記電子部品の外部端子との電気的な接続を行なう電子
    装置において、 前記電子部品の外部端子が錫膜によって被覆され、前記
    錫膜が錫合金膜によって被覆されており、前記外部端子
    と前記配線基板の接続端子とが鉛フリーハンダによって
    接続されていることを特徴とする電子装置。
  10. 【請求項10】 前記錫合金膜がSnCu,SnNi,
    SnZn,SnAg,SnBi,SnIn,SnSbの
    何れかを用いたものであることを特徴とする請求項9に
    記載の電子装置。
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