JP2000252104A - 半導体セラミックおよび半導体セラミック素子 - Google Patents

半導体セラミックおよび半導体セラミック素子

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晃慶 中山
Satoru Ueno
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた抵抗温度特性を有するランタンコバル
ト酸化物を用い、かつ抵抗率のばらつきが小さい安定性
に優れた半導体セラミック、および半導体セラミック素
子を提供する。 【解決手段】 LaxCoO3(ただし、0.600≦x
≦0.999)で表されるランタンコバルト酸化物を主
成分とする半導体セラミックであって、主成分中に存在
する酸化コバルトの平均結晶粒径が20μm以下である
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体セラミック、
特に負の抵抗温度係数を有する半導体セラミック、およ
びそれを用いた半導体セラミック素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、常温での抵抗値が高く、温度
の上昇とともに抵抗値が減少する負の抵抗温度特性(以
下、NTC特性とする)を有する半導体セラミック素子
(以下、NTC素子とする)がある。このNTC素子
は、その特性を生かして突入電流抑制、モータ起動遅
延、ハロゲンランプ保護など様々な用途に用いられてい
る。
【0003】例えば、突入電流抑制用のNTC素子とし
ては、スイッチング電源で、スイッチを入れた瞬間に過
電流が流れ、その過電流がIC、ダイオードなどの半導
体素子やハロゲンランプを破壊もしくは低寿命化させる
のを防ぐため、初期の突入電流を吸収して回路への過電
流を抑制し、その後、自己発熱により高温化して低抵抗
となり、定常状態では電力消費量を低減する。
【0004】さらに、モータ起動用のNTC素子として
は、モータが起動してから潤滑油の供給が開始されるよ
うに構成された歯車装置のモータに、電流を通電して歯
車を直ちに高速回転させると、潤滑油の供給が不十分な
ため歯車が損傷したり、あるいは、砥石を回転させてセ
ラミックの表面を研磨するラップ盤において、駆動モー
タを起動した瞬間にラップ盤を高速回転させると、セラ
ミックが割れたりする。これらを防ぐため、モータ起動
時にはNTC素子によりモータ端子電圧を低くして起動
を遅らせ、その後にNTC素子が自己発熱により高温化
して低抵抗となり、定常状態ではモータは正常に回転す
ることになる。
【0005】これらのNTC素子を構成するNTC特性
を有する半導体セラミックには、Mn,Co,Ni,C
u等の遷移金属元素からなるスピネル型複合酸化物が用
いられている。
【0006】また、V.G.Bhide、D.S.Ra
joriaの文献(Phys.Rev.B6,[3],
1072、1972年)等には、ランタンコバルト系酸
化物が、B定数が温度依存性を持ち、高温になるほどB
定数が大きくなるようなNTC特性を有することが示さ
れている。さらに、LaxCoO3(0.600≦x≦
0.999)からなる主成分に、Si,Zr,Hf,S
n,W,Mo,Cr等の酸化物を添加することにより、
常温の抵抗率を20Ω程度もしくはそれ以下としたうえ
で、B定数を3200K以上に高められることが特開平
7−176406号公報に開示されている。
【0007】ところで、LaxCoO3で表されるランタ
ンコバルト酸化物を主成分とする半導体セラミックは、
ランタンがコバルトに対して過剰になる(x>1)と、
自然崩壊することが知られている。これは、セラミック
の粒界に析出した過剰分のランタンが吸水によってその
形態を酸化物から水酸化物に変えるときに、膨潤するこ
とが原因で生じる現象である。このため、LaxCoO3
を主成分とする半導体セラミックは、CoがLaに対し
て過剰となる(x<1)ように秤量、混合している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体セラミックにはランタンに比べコバルトが過剰に
存在しているため、ランタンコバルト酸化物LaCoO
3の結晶の他に、コバルト酸化物CoOあるいはCo3
4の結晶が混在している。
【0009】ここで、LaCoO3は、常温の抵抗率が
20Ω以下と低抵抗率であるのに対し、CoOやCo3
4は、常温の抵抗率が1MΩ以上と高抵抗率である。
したがって、このような低抵抗率物質と高抵抗率物質が
同時に磁器中に存在するために、遷移金属元素からなる
スピネル酸化物より抵抗率のばらつきが大きくなり、安
定性に欠けるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、優れた抵抗温度特性を有
するランタンコバルト酸化物を用い、かつ抵抗率のばら
つきが小さい安定性に優れた半導体セラミック、および
半導体セラミック素子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的に鑑みてなされたものである。第1の発明の半導体セ
ラミックは、LaxCoO3(ただし、0.600≦x≦
0.999)で表されるランタンコバルト酸化物を主成
分とする半導体セラミックであって、前記主成分中に存
在する酸化コバルトの平均結晶粒径が20μm以下であ
ることを特徴とする。
【0012】このような組成にすることによって、ラン
タンコバルト酸化物を主成分とし、かつ抵抗率のばらつ
きの小さい半導体セラミックとすることができる。
【0013】また、第2の発明の半導体セラミック素子
は、第1の発明に記載の半導体セラミックの両主面に電
極を形成したことを特徴とする。
【0014】このような構成にすることにより、昇温状
態において、B定数が4000K以上を維持でき、半導
体セラミックの抵抗値が低減するので、電力消費量を低
減することができる。また、低温状態において、B定数
がより小さくなり、半導体セラミックの抵抗値が適度に
上昇し、機器に過電流が流れることを防止するのに十分
な抵抗値を有するとともに、機器の起動が必要以上に遅
延することを防止した半導体セラミック素子とすること
ができる。
【0015】また、第3の発明の半導体セラミック素子
は、突入電流抑制用、モータ起動遅延用、ハロゲンラン
プ保護用、または温度補償型水晶発振器用のいずれかに
用いられることを特徴とする。
【0016】このような用途に用いることによって、よ
り効果的に本発明の半導体セラミック素子の特性を生か
すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の半導体セラミックは、ラ
ンタンコバルト酸化物を主成分とし、その中に含まれて
いる酸化ランタンの平均結晶粒径を20μm以下として
いる。また、副成分として、Si,Zr,Hf,Ta,
Sn,Sb,W,Mo,Te,Ce,Ni,Caのうち
少なくとも1種の酸化物が添加されている。
【0018】上記ランタンコバルト酸化物は、酸化ラン
タンの膨潤による磁器の崩壊を防ぐために、コバルトが
ランタンに対して過剰となっており、一般式で表すと、
LaxCoO3となる。このとき、ランタン量xの範囲
は、0.600≦x≦0.999である。これは、ラン
タン量xが0.600より小さいの場合は、半導体セラ
ミックの抵抗率が増大し、B定数が小さくなってしまい
好ましくないからである。一方、ランタン量xが0.9
99より大きい場合は、半導体セラミック中の未反応の
酸化ランタン(La23)が大気中の水分などと反応し
て膨張して半導体セラミックが崩壊してしまい好ましく
ないからである。また、上記ランタンの一部をPr,N
d,Sm等の他の希土類元素や、Bi,Sr等の元素で
置換してもよい。
【0019】また、上記酸化コバルトはCoOやCo3
4として磁器中に存在しており、抵抗率のばらつきを
低減するために、その平均結晶粒径を20μm以下にし
ているが、好ましくは抵抗率のばらつきが顕著に小さく
なる10μm以下である。
【0020】また、副成分は1種の元素の酸化物から構
成されていてもよいし、複数種の元素の酸化物を含んで
いてもよい。
【0021】また、本発明の半導体セラミック素子は、
上記半導体セラミックの両主面に電極を形成したもので
あるが、特にその形状などは限定しない。また、上記半
導体セラミック素子は突入電流抑制用、モータ起動遅延
用、ハロゲンランプ保護用、またはTCXO用に特に有
用であるが、これらの用途に限定するものではなく、こ
の他にも他の温度補償回路や温度検知回路にも用いるこ
とができる。次に、本発明を実施例に基づきさらに具体
的に説明する。
【0022】
【実施例】(実施例1)まず、出発原料としてCo
34,La23,Cr23を用意した。これらのモル比
率がCo34:La23:Cr23=1.00:0.9
5:0.01となるように秤量し、これに純水を加えて
コバルト金属ボールとともに湿式混合した後、乾燥させ
て混合粉末とした。このとき、湿式混合の時間を表1の
ように変えて、酸化コバルトの平均結晶粒径の粒径を変
化させた。得られた混合粉末を1000℃で2時間仮焼
し、仮焼粉末を得た。次に、得られた仮焼粉末にバイン
ダーを加えてナイロンボールとともに混合し、得られた
バインダー混合粉末を円板状に加圧成形した後、130
0℃で2時間大気中で焼成して半導体セラミックとし
た。
【0023】次に、得られた半導体セラミックの両主面
に銀ペーストを塗布し、900℃で10時間大気中で焼
き付けて電極を形成し、半導体セラミック素子とした。
【0024】上記のようにして得られた半導体セラミッ
ク素子の常温(25℃)での抵抗率(ρ)、B定数と、
それらのばらつきを示す3CV、および半導体セラミッ
ク中に存在する酸化コバルト(CoOまたはCo34
の平均結晶粒径の測定を行った。その結果を表1に示
す。なお、※印は本発明の範囲外を示す。
【0025】ここで、抵抗率ρおよびB定数のばらつき
を示す3CVは、同じ条件で作製した半導体セラミック
100個の抵抗率の標準偏差の3倍をその平均値で除し
て求めた。
【0026】また、B定数は温度変化による抵抗変化を
示す定数であり、温度TおよびT0における抵抗率をそ
れぞれρ(T),ρ(T0)、自然対数をlnとすると次式
のように定義される。 B定数=[lnρ(T0)−lnρ(T)]/(1/T0−1
/T) この式をもとに、B(-10℃)およびB(140℃)を以下のよ
うにして求めた。 B(-10℃)=[lnρ(-10℃)−lnρ(25℃)]/[1/(-10+273.
15)−1/(25+273.15)] B(140℃)=[lnρ(140℃)−lnρ(25℃)]/[1/(140+273.
15)−1/(25+273.15)] また、半導体セラミック中の酸化コバルトの平均結晶粒
径はインターセプト法により測定した。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すように、半導体セラミック内の
酸化コバルトの平均結晶粒径が20μm以下のものは、
抵抗率ρが20Ω以下、B定数が4000K以上であ
り、3CVが抵抗率、B定数とも大幅に小さくなってい
ることがわかる。
【0029】(実施例2)実施例1の試料番号4のもの
について、出発原料を24時間湿式混合したことと、焼
成温度を表2のように変えて、酸化コバルトの平均結晶
粒径の粒径を変化させたこと以外は実施例1と同様にし
て半導体セラミック、および半導体セラミック素子を作
製した。
【0030】次に、得られた半導体セラミック素子の常
温(25℃)での抵抗率(ρ)、B定数と、それらのば
らつきを示す3CV、および半導体セラミック中に存在
する酸化コバルト(CoOまたはCo34)の平均結晶
粒径の測定を実施例1と同様にして行った。その結果を
表2に示す。なお、※印は本発明の範囲外を示す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、半導体セラミック内の
酸化コバルトの平均結晶粒径が20μm以下のものは、
抵抗率ρが20Ω以下、B定数が4000K以上であ
り、3CVが抵抗率、B定数とも大幅に小さくなってい
ることがわかる。
【0033】ここで、請求項1において酸化コバルトの
平均結晶粒径を20μm以下に限定したのは、試料番号
1、2、15、16のように、抵抗率のばらつきを示す
3CVが大幅に大きくなるため半導体セラミック素子の
抵抗率安定性に問題があり好ましくないからである。
【0034】
【発明の効果】本発明の半導体セラミックは、Lax
oO3(ただし、0.600≦x≦0.999)で表さ
れるランタンコバルト酸化物を主成分とする半導体セラ
ミックであって、この主成分中に存在する酸化コバルト
の平均結晶粒径が20μm以下にしているので、ランタ
ンコバルト酸化物を主成分とし、かつ抵抗率のばらつき
の小さい半導体セラミックとすることができる。
【0035】また、第2の発明の半導体セラミック素子
は、第1の発明に記載の半導体セラミックの両主面に電
極を形成したことを特徴とする。
【0036】このような構成にすることにより、昇温状
態において、B定数が4000K以上を維持でき、半導
体セラミックの抵抗値が低減するので、電力消費量を低
減することができる。また、低温状態において、B定数
がより小さくなり、半導体セラミックの抵抗値が適度に
上昇し、機器に過電流が流れることを防止するのに十分
な抵抗値を有するとともに、機器の起動が必要以上に遅
延することを防止した半導体セラミック素子とすること
ができる。
【0037】また、第3の発明の半導体セラミック素子
は、突入電流抑制用、モータ起動遅延用、ハロゲンラン
プ保護用、または温度補償型水晶発振器用のいずれかに
用いられることを特徴とする。
【0038】このような用途に用いることによって、よ
り効果的に本発明の半導体セラミック素子の特性を生か
すことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LaxCoO3(ただし、0.600≦x
    ≦0.999)で表されるランタンコバルト酸化物を主
    成分とする半導体セラミックであって、 前記主成分中に存在する酸化コバルトの平均結晶粒径が
    20μm以下であることを特徴とする半導体セラミッ
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体セラミックの両
    主面に電極を形成したことを特徴とする半導体セラミッ
    ク素子。
  3. 【請求項3】 突入電流抑制用、モータ起動遅延用、ハ
    ロゲンランプ保護用、または温度補償型水晶発振器用の
    いずれかに用いられることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体セラミック素子。
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