JP2000248564A - 地下室を有するユニット建物構造及びその構築方法 - Google Patents

地下室を有するユニット建物構造及びその構築方法

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JP2000248564A
JP2000248564A JP11054383A JP5438399A JP2000248564A JP 2000248564 A JP2000248564 A JP 2000248564A JP 11054383 A JP11054383 A JP 11054383A JP 5438399 A JP5438399 A JP 5438399A JP 2000248564 A JP2000248564 A JP 2000248564A
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JP
Japan
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unit
basement
floor
ceiling
ground
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JP11054383A
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Hiroshi Shimoyama
洋 下山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下階の建物ユニットの上に上階の建物ユニッ
トを取り付けることにより、個別の設計等の面倒が生じ
ない建物ユニットを提供する。 【解決手段】 地下室ユニット2の天板12に設けた開
口部12aと地上ユニット5の床面部5fに設けた床面
開口部5lとを大きさ及び形状を同じにすると共に、地
上ユニット2の天板12の上面4隅に立設された固定ボ
ルト17を地上ユニット5の床面側の4隅の各ジョイン
トピース5gに設けた挿通孔5mに通してナット部材3
0で締結するだけで地下室ユニット2の開口部12aと
地上ユニット5の床面開口部5lとが一致するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地下室用の地下
室ユニットの上に地上ユニットを取り付ける様にした地
下室を有するユニット建物構造及びその構築方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、容積率の緩和などにより地下室付
きの住宅を建てるケースが増えつつある。
【0003】従来、住宅の地下室は、現場施工型のコン
クリート地下室が知られている。このような、現場施工
型のコンクリート地下室を構築するには、上部階の重量
に合わせて開口面積及び位置を個別に設計することによ
り行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように現場施工型のコンクリート地下室を製造する場
合、その製造ごとに個別に開口面積等を設計しなければ
ならず、設計等に面倒を生じていた。さらに、現場での
作業に設計結果に基づく開口面積等の寸法調節等の手間
が伴い、施工現場での面倒も生じていた。
【0005】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、地下室ごとの個別の設計等の面倒が生じ
ないユニット建物構造及びその構築方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、地下室下部から地
下室天井部の天井出入口開口に向けて延びる階段が設け
られた地下室ユニットを地面に埋設した後に、前記地下
室天井部上に地上ユニットの床部を載置するとともに前
記床部に設けた床出入口開口を前記天井出入口開口に一
致させて、前記地上ユニットを前記地下室ユニットに固
定するようにして構築される地下室を有するユニット建
物構造であって、前記地下室ユニットの天井部と前記地
上ユニットの床部とは大きさ及び形状を同じに形成する
と共に、前記地上ユニットを前記地下室ユニットの上に
一致させて載置したときに前記地下室ユニットの天井出
入口開口の位置に一致する床出入口開口を形成し、前記
地下室ユニットの天井部と前記地上ユニットの床部には
前記地下室ユニットと前記地上ユニットを一致させて取
り付けるための位置決め取付手段を設け、この位置決め
取付手段によって前記地上ユニットを前記地下室ユニッ
ト上に取り付けるだけで前記地下室ユニットの天井出入
口開口と前記地上ユニットの床出入口開口とが一致する
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載された発明では、前記位置
決め手段は、前記地下室ユニットの天井部から上方に向
けて突出し前記天井部の少なくとも4隅に設けられる複
数のスタッドボルトと、前記地上ユニット床部に形成さ
れる前記スタッドボルトに挿通する挿通孔と、この挿通
孔に通されたスタッドボルトを締める固定ナットとであ
ることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載された発明では、地下室下
部から地下室天井部の天井出入口開口に向けて延びる階
段が設けられた地下室ユニットを地面に埋設した後に、
前記地下室天井部上に地上ユニットの床部を載置すると
ともにこの床部に設けた床出入口開口を前記天井出入口
開口に一致させて、前記地上ユニットを前記地下室ユニ
ットに固定するようにした地下室を有するユニット建物
の構築方法であって、前記地下室ユニットの天井部と前
記地上ユニットの床部とは大きさ及び形状を同じに形成
すると共に、前記地上ユニットを前記地下室ユニットの
上に一致させて載置したときに前記地下室ユニットの天
井出入口開口の位置に一致する床出入口開口を形成して
おいて、前記地上ユニットを前記地下室ユニット上に取
り付ける際、前記地上ユニットの床部を前記地下室ユニ
ットの天井部に合わせるだけで前記地下室ユニットの天
井出入口開口と前記地上ユニットの床出入口開口とが一
致するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、地下室ユニットの天
井部と地上ユニットの床部とを大きさ及び形状を同じに
形成すると共に、地上ユニットを地下室ユニットの上に
一致させて載置したときに地下室ユニットの天井出入口
開口の位置に一致する床出入口開口を形成し、地下室ユ
ニットの天井部と地上ユニットの床部との間には地下室
ユニットと地上ユニットを一致させて取り付けるための
位置決め取付手段を設け、この位置決め取付手段によっ
て前記地上ユニットを前記地下室ユニット上に取り付け
るだけで前記地下室ユニットの天井出入口開口と前記地
上ユニットの床出入口開口とが一致するから、地下室ご
との設計等が不要となり、作業の効率化と製造コストの
低減を図ることができる。
【0010】請求項2の発明によれば、前記位置決め手
段は、前記地下室ユニットの天井部から上方に向けて突
出し前記天井部の少なくとも4隅に設けられる複数のス
タッドボルトと、前記地上ユニット床部に形成される前
記スタッドボルトに挿通する挿通孔と、この挿通孔に通
されたスタッドボルトを締める固定ナットとであるか
ら、簡単な構造で地下室ユニットと地上ユニットの位置
決め固定ができ、作業の効率化と製造コストの低減を図
ることができる。
【0011】請求項3の発明によれば、地下室ユニット
の天井部と地上ユニットの床部とを大きさ及び形状を同
じに形成すると共に、前記地上ユニットを前記地下室ユ
ニットの上に一致させて載置したときに前記地下室ユニ
ットの天井出入口開口の位置に一致する床出入口開口を
形成しておいて、前記地上ユニットを前記地下室ユニッ
ト上に取り付ける際、前記地上ユニットの床部を前記地
下室ユニットの天井部に合わせるだけで前記地下室ユニ
ットの天井出入口開口と前記地上ユニットの床出入口開
口とが一致するようにしたから、地下室ごとの設計等が
不要となり、作業の効率化と製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
【0013】まず、この実施の形態の構成について説明
する。
【0014】ユニット建物1は、図1に示すように、地
下部分に設置される地下室用の地下室ユニット2,3
と、地上に設置される地上用の地上ユニット4,5,
6,7,8,9とから構成されるものである。
【0015】地下室ユニット3は、地下室ユニット2と
略同じに構成されているので、地下室ユニット3の地下
室ユニット2と同一部分または類似する部分には同じ番
号を付して、その説明を省略する。
【0016】地下室ユニット2は、図2に示すように、
底板(地下室下部)11と、天板(地下室天井部)12
と、一対の対向する妻壁13,13と、一方の桁壁14
とを備えて、他方の桁面に桁面開口部15を有している
ほぼボックス形状をしている。なお、一対の妻壁13,
13および桁壁14の三方の側壁により地下室ユニット
2の水平方向の断面がコ字状を呈している。
【0017】天板12には、上階に通じる開口部(天井
部出入口開口)12aが形成されている。そして、地下
室ユニット2の内部において、底板11からこの開口部
12aに向かって延びる階段16が設けられている。こ
の階段16は、地下室ユニット2の略中央に設けられる
踊り場16aと、底板2から踊り場16aに向かって延
び、踊り場16aに一体に設けられる第一階段部16b
と踊り場16aから第一階段部16bとは逆の方向に折
れ曲がるように開口12aに向かって延び踊り場16a
と一体に設けられる第二階段部16cとからなる折れ階
段となっている。この階段16は、第一階段部16bと
底板2が当接する部分及び第二階段部16cと天板16
とが当接する部分で図示しないボルトとナットで固定さ
れている。
【0018】上記底板11、天板12、妻壁13,1
3、及び桁壁14は、図3、図4に示すように、それぞ
れ、鋼板製の外壁材21a〜21cと、この外壁材21
a〜21cの内面側に配設され溶接固定される構造材2
2(それぞれ床梁23、天井梁24、柱25となる)と
を備え、更に、構造材22の内側には内壁材26を取付
けられるようになっている。
【0019】そして、前記外壁材21a〜21cは、当
接する辺どうしが互いに溶接されて、その溶接部には水
密性が確保されるようになっている。また、少なくとも
外壁材21a〜21cの外面には、超厚膜型半永久防錆
システム塗装などの防水・防錆処理が施されている。
【0020】また、底板11、天板12および妻壁1
3,13には構造材22としての床梁23、天井梁24
および柱25が設けられる。この床梁23、天井梁24
および柱25は、図4に示すように、側面視形状がロ字
状に組み合わされると共に、溶接などにより一体化され
て、ロ字状鉄骨フレーム27とされている。このロ字状
鉄骨フレーム27は、妻方向に複数配設されている。そ
して、隣接する地下室ユニット2,3は、桁面開口部1
5、15が対向させられている。この地下室ユニット
2,3の桁面開口部15,15には、相互連結用のジョ
イント部としての機能を兼ねたロ字状鉄骨フレーム2
7,27が配設されており、図5に示すように、ロ字状
鉄骨フレーム27,27同士を水膨張性防水シール材な
どのシール材28を介してボルト29、ナット30で締
結し得るようになっている。なお、図3では、中間のロ
字状鉄骨フレーム27はH型断面とされているが、ジョ
イント部のロ字状鉄骨フレーム27は相互連結し易いよ
うにC型断面で背中合わせとなる向きに配置されてい
る。
【0021】また、地下室ユニット2の天板12の上面
側のコーナ4隅には、地上ユニット5を連結する4本の
固定ボルト(スタッドボルト)17…が立設されてい
る。
【0022】なお、地下室ユニット3には上記階段16
および開口部12aを備えておらず、地下室ユニット2
の桁面開口部15側に接続されて地下室を構成するユニ
ットとなるものである。
【0023】地上ユニット5は、図2に示すように、フ
レーム枠体としての金属製の一対の天井梁5a,5a及
び妻梁5b,5bで構成された略矩形形状の上面部5c
と、フレーム枠体としての一対の床梁5d,5d及び妻
梁5e,5eで構成された略矩形形状の床面部(床部)
5fとが、ジョイントピース5g…を介して、各々四本
の中空の柱材5h…の上,下端部に接合されて、略箱型
形状のラーメン構造体が形成されている。そして、この
ラーメン構造体の妻側面に内,外壁面部材が貼設され
る。床面部5fには地下室ユニット2と地上ユニット5
とが接続されたときに地下室ユニット2の有する天井開
口部12aと一致する位置に天井開口部12aの大きさ
及び形状が同一の床面開口部(床出入口開口)5lを形
成している。また、床面側の4隅に設けられたジョイン
トピース5gの下部側には、地下室ユニット2の固定ボ
ルト17を挿通する挿通孔5mがそれぞれ形成されてい
る。
【0024】地上ユニット4,6,7,8,9は、床面
に開口が形成されていない他は、地上ユニット5と同じ
構成であるので詳しい説明は省略する。
【0025】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0026】このユニット建物1を構築する際には、建
設現場において、地盤調査、及び整地が行われた後、土
留め、根切り、山留めが行われる。掘削幅は、桁端面よ
り400mm、妻端面より200mmである。
【0027】掘削された底面部41には、砕石が敷き詰
められて、充分転圧作業が行われ、捨てコンクリートが
打たれる。捨てコンクリートは、厚さ50mm以上と
し、Fc135kg/平方cm以上としている。
【0028】この上に、配筋及びアンカーセットが行わ
れ、厚さ300〜500mm、Fc180kg/平方c
m以上となるように生コンクリートが打たれた後、空練
りモルタルが、厚さ25mmでレベル調整を行いながら
敷き込まれる。
【0029】このようにして形成された基礎42の上に
地下室ユニット2,3を配置する。次に、基礎42上に
地下室ユニット2を据え付けて位置とレベルを調整す
る。この地下室ユニット2,3の据え付けには、基礎4
2に埋設された図示しないアンカーボルトを利用する。
次に、ジョイント部のコーキングを行い、ユニットのシ
ール材28を損傷しないように注意して隣接する地下室
ユニット2,3を据え付けジョイント部のボルト29を
締める。こうして地下室ユニット2,3を据え付けた後
に、再度レベル確認を行い、アンカーボルトを締め付け
る。
【0030】最後に、外壁材21a〜21cの塗装(超
厚膜型半永久防錆システム塗装などの防水・防錆処理)
を確認し、異常があれば補修した後、異常がなければそ
のまま、埋穴43の余掘部分をラップルコンクリート4
4で突き固めながら埋め戻しをする。
【0031】この際、地上ユニット4,7,8,9のた
めの通常の基礎45の高さ46分だけ、地下室ユニット
2,3の上部を、敷地から突出させておく。このように
してユニット建物1の地下部分を構築する。
【0032】そして、地下室ユニット2,3の上部に連
続させて地上ユニット4,7,8,9のための通常の基
礎45を設け、地下室ユニット2の上には地上ユニット
5を載置し、地下用ユニット3の上には地上ユニット6
を載置し、基礎45の上には、地上ユニット4,7,
8,9を載置する。
【0033】この際、図6に示すように、地下室ユニッ
ト2の各コーナ部の上面から立設された固定ボルト17
を地上ユニット5のボルト挿通孔5mに挿通させて、更
に、レベル調整用亜鉛メッキ鋼板31を介在させて、ナ
ット部材30(固定ナット)によって締結している。な
お、固定ボルト17、挿通孔5m、ナット部材30は、
地下室ユニット2と地上ユニット3の位置決め固定手段
を構成している。
【0034】さらに、同様の操作により他の地上ユニッ
ト4,6,7,8,9を取り付けていきユニット建物1
が構築される。
【0035】このように、地下室ユニット2の上に地上
ユニット5を連結するだけで各ユニット2,5に形成し
た各開口部12a,5lの位置が合い、さらに各開口部
12a,5lの大きさ、形状ともに同じとしたので、施
工現場で地下室ユニット2と地上ユニット5を連結する
際に面倒な作業が不要となり、作業の効率化を図ること
ができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、地下室下部から地下室天井部の天井出入口開口
に向けて延びる階段が設けられた地下室ユニットを地面
に埋設した後に、前記地下室天井部上に地上ユニットの
床部を載置するとともに前記床部に設けた床出入口開口
を前記天井出入口開口に一致させて、前記地上ユニット
を前記地下室ユニットに固定するようにして構築される
地下室を有するユニット建物構造であって、前記地下室
ユニットの天井部と前記地上ユニットの床部とは大きさ
及び形状を同じに形成すると共に、前記地上ユニットを
前記地下室ユニットの上に一致させて載置したときに前
記地下室ユニットの天井出入口開口の位置に一致する床
出入口開口を形成し、前記地下室ユニットの天井部と前
記地上ユニットの床部には前記地下室ユニットと前記地
上ユニットを一致させて取り付けるための位置決め取付
手段を設け、この位置決め取付手段によって前記地上ユ
ニットを前記地下室ユニット上に取り付けるだけで前記
地下室ユニットの天井出入口開口と前記地上ユニットの
床出入口開口とが一致するので、地下室ごとの設計等が
不要となり、作業の効率化と製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0037】請求項2の発明によれば、前記位置決め手
段は、前記地下室ユニットの天井部から上方に向けて突
出し前記天井部の少なくとも4隅に設けられる複数のス
タッドボルトと、前記地上ユニット床部に形成される前
記スタッドボルトに挿通する挿通孔と、この挿通孔に通
されたスタッドボルトを締める固定ナットとであるの
で、簡単な構造で地下室ユニットと地上ユニットの位置
決め固定ができ、作業の効率化と製造コストの低減を図
ることができる。
【0038】請求項3の発明によれば、地下室下部から
地下室天井部の天井出入口開口に向けて延びる階段が設
けられた地下室ユニットを地面に埋設した後に、前記地
下室天井部上に地上ユニットの床部を載置するとともに
この床部に設けた床出入口開口を前記天井出入口開口に
一致させて、前記地上ユニットを前記地下室ユニットに
固定するようにした地下室を有するユニット建物の構築
方法であって、前記地下室ユニットの天井部と前記地上
ユニットの床部とは大きさ及び形状を同じに形成すると
共に、前記地上ユニットを前記地下室ユニットの上に一
致させて載置したときに前記地下室ユニットの天井出入
口開口の位置に一致する床出入口開口を形成しておい
て、前記地上ユニットを前記地下室ユニット上に取り付
ける際、前記地上ユニットの床部を前記地下室ユニット
の天井部に合わせるだけで前記地下室ユニットの天井出
入口開口と前記地上ユニットの床出入口開口とが一致す
るようにしたので、地下室ごとの設計等が不要となり、
作業の効率化と製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のユニット建物1の斜視図
である。
【図2】本発明の実施の形態の地下室ユニット2と地上
ユニット5を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の地下室ユニット2の正面
視縦断図である。
【図4】本発明の実施の形態の地下室ユニット2の側面
視縦断図である。
【図5】本発明の実施の形態の地下室ユニット2,3の
接続を示す部分拡大水平断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の地下室ユニット2と地上
ユニット5との接続を示す部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
2 地下室ユニット 5 地上ユニット 5f 床面部 5g ジョイントピース 5l 床面開口部 5m 挿通孔 12 天板 12a 開口部 17 固定ボルト(スタッドボルト) 30 ナット部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下室下部から地下室天井部の天井出入口
    開口に向けて延びる階段が設けられた地下室ユニットを
    地面に埋設した後に、前記地下室天井部上に地上ユニッ
    トの床部を載置するとともに前記床部に設けた床出入口
    開口を前記天井出入口開口に一致させて、前記地上ユニ
    ットを前記地下室ユニットに固定するようにして構築さ
    れる地下室を有するユニット建物構造であって、 前記地下室ユニットの天井部と前記地上ユニットの床部
    とは大きさ及び形状を同じに形成すると共に、前記地上
    ユニットを前記地下室ユニットの上に一致させて載置し
    たときに前記地下室ユニットの天井出入口開口の位置に
    一致する床出入口開口を形成し、前記地下室ユニットの
    天井部と前記地上ユニットの床部には前記地下室ユニッ
    トと前記地上ユニットを一致させて取り付けるための位
    置決め取付手段を設け、この位置決め取付手段によって
    前記地上ユニットを前記地下室ユニット上に取り付ける
    だけで前記地下室ユニットの天井出入口開口と前記地上
    ユニットの床出入口開口とが一致することを特徴とする
    地下室を有するユニット建物構造。
  2. 【請求項2】前記位置決め手段は、前記地下室ユニット
    の天井部から上方に向けて突出し前記天井部の少なくと
    も4隅に設けられる複数のスタッドボルトと、前記地上
    ユニット床部に形成される前記スタッドボルトに挿通す
    る挿通孔と、この挿通孔に通されたスタッドボルトを締
    める固定ナットとであることを特徴とする請求項1に記
    載の地下室を有するユニット建物構造。
  3. 【請求項3】地下室下部から地下室天井部の天井出入口
    開口に向けて延びる階段が設けられた地下室ユニットを
    地面に埋設した後に、前記地下室天井部上に地上ユニッ
    トの床部を載置するとともにこの床部に設けた床出入口
    開口を前記天井出入口開口に一致させて、前記地上ユニ
    ットを前記地下室ユニットに固定するようにした地下室
    を有するユニット建物の構築方法であって、 前記地下室ユニットの天井部と前記地上ユニットの床部
    とは大きさ及び形状を同じに形成すると共に、前記地上
    ユニットを前記地下室ユニットの上に一致させて載置し
    たときに前記地下室ユニットの天井出入口開口の位置に
    一致する床出入口開口を形成しておいて、前記地上ユニ
    ットを前記地下室ユニット上に取り付ける際、前記地上
    ユニットの床部を前記地下室ユニットの天井部に合わせ
    るだけで前記地下室ユニットの天井出入口開口と前記地
    上ユニットの床出入口開口とが一致するようにしたこと
    を特徴とする地下室を有するユニット建物の構築方法。
JP11054383A 1999-03-02 1999-03-02 地下室を有するユニット建物構造及びその構築方法 Withdrawn JP2000248564A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356930A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Mitsumasa Murakami 地下室付き鉄骨造りユニット式住宅建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356930A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Mitsumasa Murakami 地下室付き鉄骨造りユニット式住宅建物

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