JPH09214545A - ネットワーク通信制御方式 - Google Patents

ネットワーク通信制御方式

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Publication number
JPH09214545A
JPH09214545A JP8040674A JP4067496A JPH09214545A JP H09214545 A JPH09214545 A JP H09214545A JP 8040674 A JP8040674 A JP 8040674A JP 4067496 A JP4067496 A JP 4067496A JP H09214545 A JPH09214545 A JP H09214545A
Authority
JP
Japan
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station
transmission
data
address
network
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JP8040674A
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Inventor
Yoshinori Yamamoto
義則 山本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲートウェイ装置を介して接続される複合ネッ
トワークシステム全体の運用効率を高めることができる
ネットワーク通信制御方式を提供する。 【解決手段】ゲートウェイ装置1に、データの送受信を
制御するゲートウェイ制御手段11と、ネットワーク上の
各局の状態を監視するネットワーク監視手段15と、状態
情報を保持する状態情報格納手段14と、各局から送信さ
れるデータの送信先局が正常か否かを判定する送信判定
手段13と、送信先局が異常の場合に送信元局へ異常応答
を返送する障害通知手段12と、送信先局が異常の場合に
送信先局/送信元局アドレスを格納する送信失敗局アド
レス格納手段16と、障害状態にある送信先局が復旧した
か否か判定する復旧判定手段17と、送信先局が復旧した
場合に送信元局へ復旧応答を返送する復旧通知手段18
と、を設け、応答時間を短縮化して運用効率を向上させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムに関し、特に複数のネットワークが接続装置を介し
て相互に接続されてなる複合ネットワークシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合ネットワークシステ
ムにおいては、一のネットワーク上の局から別のネット
ワーク上の局へデータを送信するために、複数のネット
ワークを相互に接続する接続装置に、送信元局から送信
先局へのデータの伝送を中継するための手段と、送信先
局が異常である場合を想定して所定時間が経過しても送
信先局からの応答がない場合に送信元局へその旨を通知
する手段と、を設けるものがあるが、送信先局のあるネ
ットワークの状態ないし送信先局の状態は全く考慮され
ることなく送受信の制御が行われている。
【0003】また、例えば特開平4−160831号公
報には、接続装置としてゲートウェイ装置を用いるネッ
トワークシステムに関し、端末制御が不能あるいはバス
ビジーのときに事後の処理をスムーズに行うことを目的
として、主制御装置と第1の伝送線を介して接続し、端
末と第2の伝送線を介して接続して、主制御装置から制
御指令を受信しその内容に基づいて端末に制御指令を送
信するゲートウェイ装置であって、第2の伝送線の状況
に応じて端末制御不能あるいはバスビジー応答を主制御
装置に送信する応答手段を備えるゲートウェイ装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の複合ネットワークシステムでは、前記特開平4
−160831号公報に記載された方式も含めて送信先
局の状態を何ら考慮することなくデータの送信を行って
いる。
【0005】このため、第1に、送信先局が障害状態に
ある場合でも接続装置を介して送信先局へデータを送信
してしまうため、送信先局が障害状態にあるか否かを送
信元局で認識するためには、送信データが異常である旨
の応答が送信先局から返送されるか、あるいは送信先局
からの応答がないこと等で判断する必要があり、このこ
とからデータの送信に対する応答時間が長期化すると共
に、不必要にネットワークを占有してしまうという問題
がある。
【0006】また、第2に、障害状態にある送信先局が
その後に復旧した場合に、送信先局では復旧した旨の通
知をどの局に対して行えばよいのかを知ることができな
いため、データの送信元局では送信先局が復旧したこと
を認識することができないという問題がある。
【0007】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、データを送信してからの応答時間を短
縮化すると共に送信先のネットワークを不必要に占有す
ることをなくし、また送信先局が障害状態から復旧した
場合に送信元局が送信先局の復旧を自動的に認識できる
ようにして、複合ネットワークシステム全体の運用効率
を高めることができるネットワーク通信制御方式を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数の局が接続される複数のネットワー
クが接続装置を介して相互に接続されてなる複合ネット
ワークシステムにおいて、前記接続装置が、接続される
複数のネットワーク間でのデータの送受信を制御する接
続制御手段と、前記複数のネットワークに接続される各
局の状態を監視して状態情報を収集するネットワーク監
視手段と、該ネットワーク監視手段が収集した状態情報
を保持する状態情報格納手段と、該状態情報格納手段に
格納されている状態情報を読出して前記各局から送信さ
れるデータの送信先局が正常であるか否かを判定する送
信判定手段と、該送信判定手段により前記データの送信
先局が異常であると判定された場合に前記データの送信
元局へ異常応答を返送する障害通知手段と、前記送信判
定手段により前記データの送信先局が異常であると判定
された場合に前記データの送信先局アドレスと送信元局
アドレスとを格納する送信失敗局アドレス格納手段と、
前記ネットワーク監視手段からの指示に基づいて前記状
態情報格納手段と前記送信失敗局アドレス格納手段とに
格納されている情報から前記データの送信先局が復旧し
たか否かを判定する復旧判定手段と、該復旧判定手段に
より前記データの送信先局が復旧したと判定された場合
に前記データの送信元局へ復旧応答を返送する復旧通知
手段と、を含むことを特徴とするネットワーク通信制御
方式を提供する。
【0009】本発明のネットワーク通信制御方式によれ
ば、接続装置を介して接続される複数のネットワークに
接続される各局の状態をネットワーク監視手段により監
視し、状態情報を収集して状態情報格納手段に格納して
おく。一のネットワーク上の局から別のネットワーク上
の局へデータを送信する場合、接続装置の接続制御手段
と送信判定手段とで送信データを一旦保持し、送信判定
手段はデータを解析してデータの送信先局に対応する状
態情報を状態情報格納手段から読出して送信先局が正常
であるか否かを判定し、判定結果を接続制御手段と障害
通知手段へ通知する。
【0010】送信判定手段により送信先局が異常である
と判定された場合には、接続制御手段は保持している送
信データを廃棄し、また障害通知手段は送信元局へ異常
応答を返送し、さらに送信判定手段は送信に失敗した送
信先局アドレスと送信元局アドレスとを送信失敗局アド
レス格納手段に格納する。
【0011】一方、復旧判定手段は、ネットワーク監視
手段からの指示に基づいて送信失敗局アドレス格納手段
と状態情報格納手段とに格納されている情報を読出し、
これらの情報から復旧した局があると判定した場合に
は、その旨と復旧した局に対応する送信先局アドレスと
送信元局アドレスとを送信失敗局アドレス格納手段から
読出して復旧通知手段へ通知する。復旧通知手段は、通
知されたアドレス情報から送信元局に対して復旧応答を
返送する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係るネット
ワーク通信制御方式を説明するためのブロック図であ
る。
【0014】図1を参照すると、本実施形態に係るネッ
トワーク通信制御方式は、ゲートウェイ装置1と、伝送
データの通り路である伝送路2及び伝送路3と、伝送路
2に接続されて1つのローカルエリアネットワーク(L
AN)を形成する局群4と、伝送路3に接続されて1つ
のローカルエリアネットワーク(LAN)を形成する局
群5と、から構成される複合ネットワークシステムに適
用される。
【0015】局群4は、データの送受信ないし所定のデ
ータ処理を行うn台(nは1以上の整数)のデータ処理
装置又はデータ端末装置(以下、これらを総称して
「局」という)4−1、…、4−(n−1)、4−nか
ら構成される。
【0016】局群5は、m台(mは1以上の整数)の局
5−1、…、5−(m−1)、5−mから構成される。
【0017】ゲートウェイ装置1は、伝送路2及び伝送
路3を相互に接続してデータ伝送の中継を行うものであ
り、ゲートウェイ制御手段11と、障害通知手段12
と、送信判定手段13と、状態情報格納手段14と、ネ
ットワーク監視手段15と、送信失敗局アドレス格納手
段16と、復旧判定手段17と、復旧通知手段18と、
から構成される。
【0018】ネットワーク監視手段15は、局群4及び
局群5を構成する全局の状態を監視して状態情報を収集
する。
【0019】状態情報格納手段14は、ネットワーク監
視手段15が収集した状態情報を格納して保持する。
【0020】送信判定手段13は、状態情報格納手段1
4に格納されている状態情報を読出して局群4及び局群
5の各局から送信されるデータの送信先局が正常である
か否かを判定する。
【0021】障害通知手段12は、送信判定手段13か
らデータの送信先局が異常である旨の判定結果が通知さ
れた場合にデータの送信元局へ異常応答を返送する。
【0022】送信失敗局アドレス格納手段16は、送信
判定手段13によりデータの送信先局が異常であると判
定された場合にそのデータの送信先局アドレスと送信元
局アドレスとを格納して保持する。
【0023】復旧判定手段17は、ネットワーク監視手
段15からの指示に基づいて状態情報格納手段14と送
信失敗局アドレス格納手段16とに格納されている情報
から障害によってダウン状態にある送信先局が復旧した
か否かを判定する。
【0024】復旧通知手段18は、復旧判定手段17か
らデータの送信先局が復旧した旨の判定結果が通知され
た場合にデータの送信元局へ復旧通知を返送する。
【0025】ゲートウェイ制御手段11は、送信判定手
段13から通知される判定結果に応じて局群4と局群5
との間でのデータの送受信を制御する。
【0026】図2は、本発明の一実施形態に係るネット
ワーク通信制御方式におけるフレーム形式の一例を示す
図である。
【0027】図2に示すように、本実施形態に係るネッ
トワーク通信制御方式で用いられるフレームは、送信先
の局アドレス部21と、送信元の局アドレス部22と、
フレームの種類を区別するためのフレーム種別情報部2
3と、送信データが格納されるデータ部24と、伝送フ
レーム全体のチェックサムを計算したフレームチェック
シーケンス部25と、から構成される。
【0028】ゲートウェイ装置1を介して局群4と局群
5との間でデータを送受信する際には、送信元局で、送
信先の局アドレス部21に送信先のアドレスが格納さ
れ、送信元の局アドレス部22に自己のアドレスが格納
され、フレーム種別情報部23の内容が通常のデータ送
信を示すものとされたフレームを生成して送信先局へ送
信する。
【0029】これに対し、ネットワーク監視手段15に
より局群4及び局群5を構成する各局の状態情報を収集
する際には、フレーム種別情報部23の内容を「エコー
フレーム」として定義されるものにする。
【0030】「エコーフレーム」とは、データ部24を
持たないフレームのことであり、このようなエコーフレ
ームを受け取った各局は、受け取ったフレームの送信先
の局アドレス部21の内容と送信元の局アドレス部22
の内容とを入れ換えたフレームを生成して送信する。ネ
ットワーク監視手段15では、局が障害状態にない場合
にはその局からのフレームを受け取ることができ、局が
障害状態にある場合にはその局からのフレームを受け取
ることができないため、エコーフレームの返送の有無に
よって各局の状態を監視することができる。
【0031】図3は、本発明の一実施形態に係るネット
ワーク通信制御方式における状態テーブルの構成の一例
を示す図である。
【0032】図3に示すように、ネットワーク監視手段
15により局群4及び局群5を構成する各局から収集さ
れる状態情報31は、局のアドレスと組になった状態テ
ーブル30の形式で状態情報格納手段14に蓄えられ
る。なお、状態情報31が“0”であるときにはその局
は障害状態にあり、状態情報31が“1”であるときに
はその局は正常状態にある。
【0033】図4は、本発明の一実施形態に係るネット
ワーク通信制御方式における送信失敗局アドレステーブ
ルの構成の一例を示す図である。
【0034】図4に示すように、送信判定手段13によ
りデータの送信先局が異常であると判定された場合の送
信先局アドレスと送信元局アドレスとは、送信失敗局ア
ドレステーブル40の送信失敗送信先局アドレス41と
送信失敗送信元局アドレス42として送信失敗局アドレ
ス格納手段17に蓄えられる。
【0035】次に、図1ないし図4を参照して、本実施
形態に係るネットワーク通信制御方式の動作を具体例に
即してより詳細に説明する。
【0036】一例として、局4−1から局5−mへデー
タが送信される場合の動作について説明する。
【0037】複合ネットワークシステム全体の運用が開
始されると同時に、ゲートウェイ装置1のネットワーク
監視手段15は、隣接して配設される2つのローカルエ
リアネットワーク(LAN)を形成する各局との間でエ
コーフレームによる送受信を行って各局の状態情報31
を収集し、収集した状態情報31を状態情報格納手段1
4に格納する。なお、ネットワーク監視手段15は、所
定の時間毎に定期的に同様の処理を行って状態情報格納
手段14に格納されている状態情報31の更新を行うも
のとする。
【0038】送信元局4−1は、送信先局5−mのアド
レス、送信元局4−1のアドレス、送信データを含むフ
レーム(以下単に「データ」ともいう)を生成して伝送
路2上へ送信する。
【0039】このとき、伝送路2上の各局4−2、…、
4−nは、伝送路2上へ送信されたデータを受信する
が、データに含まれている送信先局アドレスとの比較に
より自己宛のデータではないと判断して、受信したデー
タを廃棄する。
【0040】ゲートウェイ装置1は、送信元局4−1か
ら送信されたデータを受信すると、受信したデータをゲ
ートウェイ制御手段11及び送信判定手段13で一旦保
持する。
【0041】送信判定手段13は、保持しているデータ
を解析して送信先局5−mのアドレスを取得すると、状
態情報格納手段14に格納されている状態テーブル30
から送信先局5−mのアドレスに対応する送信先局5−
mの状態情報31を読出し、状態情報31が“1”であ
る場合には送信先局5−mが「正常」であると判定する
一方で、状態情報31が“0”である場合には送信局5
−mが「異常」であると判定し、判定結果をゲートウェ
イ制御手段11、障害通知手段12及び送信失敗局アド
レス格納手段16へそれぞれ通知する。なお、判定結果
が「異常」である場合には、送信失敗局アドレス格納手
段16へデータの送信先局アドレスと送信元局アドレス
とを併せて通知する。
【0042】ゲートウェイ制御手段11は、送信判定手
段13からの通知が「正常」である旨の判定結果である
場合には、保持しているデータをそのまま伝送路3上へ
送信する。なお、伝送路3上へ送信されたデータは、送
信先局5−m以外の各局では全て廃棄され、送信先局5
−mのみが受信する。
【0043】一方、送信判定手段13からの通知が「異
常」である旨の判定結果である場合には、ゲートウェイ
制御手段11は、保持しているデータを廃棄し、伝送路
3上へはデータを送信しない。
【0044】障害通知手段12は、送信判定手段13か
らの通知が「異常」である旨の判定結果である場合に限
り、保持しているデータを解析し、送信元局4−1のア
ドレスを新たに送信先局アドレスとして異常応答データ
を生成し、伝送路2上へ送信する。異常応答データは、
送信元局である局4−1でのみ受信され、局4−1は送
信が異常終了したことを認識する。
【0045】次に、局5−mが所定の期間だけ異常状態
にあった後に正常状態に復旧した場合の動作について説
明する。
【0046】ネットワーク監視手段15は、所定の時間
毎に定期的に2つのローカルエリアネットワーク(LA
N)を形成する各局の状態を監視しているが、局5−m
が障害状態から復旧した場合には、エコーフレームが正
常に返送されるため、状態情報格納手段14に格納され
ている局5−mに対応する状態情報31の値が“0”か
ら“1”へと更新される。
【0047】復旧判定手段17は、ネットワーク監視手
段15に同期して送信失敗局アドレス格納手段16に格
納されている送信失敗送信先局アドレス41(この場合
には、局5−mのアドレス)を読出し、さらに状態情報
格納手段14に格納されている局5−mに対応する状態
情報31を読出す。
【0048】局5−mが復旧している場合には状態情報
31の値が“1”となっているため、復旧判定手段17
は、局5−mが復旧したものと判定してその旨と送信失
敗送信先局アドレス41と送信失敗送信元局アドレス4
2とを復旧通知手段18へ通知する。なお、送信失敗局
アドレス格納手段16に格納されている対応する送信失
敗送信先局アドレス41と送信失敗送信元局アドレス4
2の情報(この場合には、局5−mと局4−1のアドレ
ス)は消去される。
【0049】復旧通知手段18は、復旧判定手段17か
らの通知を受けると、通知されたデータを解析し、送信
失敗送信先アドレス41を送信元局アドレスとして、ま
た送信失敗送信元アドレス42を送信先局アドレスとし
て、新たに復旧応答データを生成し、伝送路2上へ送信
する。復旧応答データは、以前にデータを送信した送信
元局である局4−1でのみ受信され、局4−1は局5−
mが復旧したことを認識する。
【0050】以上説明したように、本実施形態に係るネ
ットワーク通信制御方式によれば、ゲートウェイ装置1
を介して接続される伝送路2及び伝送路3にそれぞれ接
続されている各局の状態情報を収集するネットワーク監
視手段15と、状態情報からデータの送信先局が正常で
あるか否か判断する送信判定手段13と、を含み、デー
タの送信先局が異常である場合には、ゲートウェイ装置
1自身がデータの送信元局へ異常応答を返送するように
するため、データの送信先局が異常である場合における
送信の応答時間を短縮することができ、ネットワークを
有効に利用することができるようになる。
【0051】また、本実施形態に係るネットワーク通信
制御方式によれば、データの送信先局が異常である場合
には、ゲートウェイ装置1から送信先局のある伝送路上
へ不要なデータを送信しないようにするため、送信先局
のある伝送路の運用効率を向上させることができる。
【0052】さらに、本実施形態に係るネットワーク通
信制御方式によれば、データの送信に失敗した送信先局
アドレスと送信元局アドレスとを格納して保持する送信
失敗局アドレス格納手段16と、送信失敗局アドレス格
納手段16と状態情報格納手段14とに格納されている
情報から障害状態にあった局が復旧したか否か判定する
復旧判定手段17と、を含み、障害状態にあった局が復
旧している場合には、ゲートウェイ装置1自身がデータ
の送信元局へ復旧応答を返送するようにするため、一旦
障害状態にあると判定された送信先局が再度復旧した場
合に、以前にデータを送信した送信元局が自動的に復旧
を認識することができ、ネットワークをより有効に運用
することができるようになる。
【0053】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク通信制御方式によれば、接続装置が保持している複
数のネットワークに接続される各局の状態情報から送信
先局が正常であるか否かを判定し、送信先局が異常であ
る場合にはゲートウェイ装置自身がデータの送信元局へ
異常応答を返送するようにするため、データの送信先局
が異常である場合における送信の応答時間を短縮化する
ことができ、ネットワークを有効に利用することができ
るようになる。
【0055】また、本発明のネットワーク通信制御方式
によれば、データの送信先局が異常である場合には、ゲ
ートウェイ装置から送信先局のあるネットワーク上へ不
要なデータを送信しないようにするため、送信先局のあ
るネットワークの運用効率を向上させることができる。
【0056】さらに、本発明のネットワーク通信制御方
式によれば、ゲートウェイ装置が保持している複数のネ
ットワークに接続される各局の状態情報から送信先局が
復旧したか否かを判定し、以前にデータを送信した送信
先局が復旧した場合にはゲートウェイ装置自身がデータ
の送信元局へ復旧応答を返送するようにするため、一旦
障害状態にあると判定された送信先局が再度復旧した場
合に、以前にデータを送信した送信元局が自動的に復旧
を認識することができ、ネットワークをより有効に運用
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワーク通信制
御方式を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るネットワーク通信制
御方式におけるフレーム形式の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るネットワーク通信制
御方式における状態テーブルの構成の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係るネットワーク通信制
御方式における送信失敗局アドレステーブルの構成の一
例を示す図である。
【符号の説明】 1 ゲートウェイ装置 2、3 伝送路 4、5 局群 4−1、…、4−(n−1)、4−n 局 5−1、…、5−(m−1)、5−m 局 11 ゲートウェイ制御手段 12 障害通知手段 13 送信判定手段 14 状態情報格納手段 15 ネットワーク監視手段 16 送信失敗局アドレス格納手段 17 復旧判定手段 18 復旧通知手段 21 送信先の局アドレス部 22 送信元の局アドレス部 23 フレーム種別情報部 24 データ部 25 フレームチェックシーケンス部 30 状態テーブル 31 状態情報 40 送信失敗局アドレステーブル 41 送信失敗送信先局アドレス 42 送信失敗送信元局アドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の局が接続される複数のネットワーク
    が接続装置を介して相互に接続されてなる複合ネットワ
    ークシステムにおいて、 前記接続装置が、 接続される複数のネットワーク間でのデータの送受信を
    制御する接続制御手段と、 前記複数のネットワークに接続される各局の状態を監視
    して状態情報を収集するネットワーク監視手段と、 該ネットワーク監視手段が収集した状態情報を保持する
    状態情報格納手段と、 該状態情報格納手段に格納されている状態情報を読出し
    て前記各局から送信されるデータの送信先局が正常であ
    るか否かを判定する送信判定手段と、 該送信判定手段により前記データの送信先局が異常であ
    ると判定された場合に前記データの送信元局へ異常応答
    を返送する障害通知手段と、 前記送信判定手段により前記データの送信先局が異常で
    あると判定された場合に前記データの送信先局アドレス
    と送信元局アドレスとを格納する送信失敗局アドレス格
    納手段と、 前記ネットワーク監視手段からの指示に基づいて前記状
    態情報格納手段と前記送信失敗局アドレス格納手段とに
    格納されている情報から前記データの送信先局が復旧し
    たか否かを判定する復旧判定手段と、 該復旧判定手段により前記データの送信先局が復旧した
    と判定された場合に前記データの送信元局へ復旧応答を
    返送する復旧通知手段と、 を含むことを特徴とするネットワーク通信制御方式。
  2. 【請求項2】複数の局が接続される複数のネットワーク
    が接続装置を介して相互に接続されてなる複合ネットワ
    ークシステムにおいて、 前記接続装置が、 前記複数のネットワークに接続される各局の状態を所定
    時間毎に監視して状態情報を収集し、 前記各局から送信されるデータの送信先局が異常である
    場合に前記データの送信元局へ異常応答を返送するよう
    にしたことを特徴とするネットワーク通信制御方式。
  3. 【請求項3】前記接続装置がさらに、前記各局から送信
    されるデータの送信先局が異常である場合に前記データ
    の送信先局アドレスと送信元局アドレスとを格納してお
    き、 前記データの送信先局が復旧した場合に前記データの送
    信元局へ復旧応答を返送するようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載のネットワーク通信制御方式。
  4. 【請求項4】前記ネットワークが、一の伝送路に複数の
    局が接続されるローカルエリアネットワーク(LAN)
    であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一
    項に記載のネットワーク通信制御方式。
JP8040674A 1996-02-02 1996-02-02 ネットワーク通信制御方式 Pending JPH09214545A (ja)

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