JP2000243503A - 電気端子 - Google Patents

電気端子

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JP2000243503A
JP2000243503A JP11045205A JP4520599A JP2000243503A JP 2000243503 A JP2000243503 A JP 2000243503A JP 11045205 A JP11045205 A JP 11045205A JP 4520599 A JP4520599 A JP 4520599A JP 2000243503 A JP2000243503 A JP 2000243503A
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JP
Japan
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terminal
base
electric terminal
sides
width direction
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Application number
JP11045205A
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English (en)
Inventor
Kentaro Irikura
憲太郎 入倉
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Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性係止片の幅方向両側部分で端子収容室の
底面上に安定して着座されると共に弾性係止片の係止力
のみによって端子収容室内に確実に係止される電気端子
を提供する。 【解決手段】 電気端子1は、平板状の基部11と、基
部11の幅と略同一の幅で基部11から延出された、端
子収容室34に対する弾性係止片12と、弾性係止片1
2の幅方向両側であって基部11の幅方向両側から延出
した、端子収容室34の底面34a上に着座される着座
部13と、基部11の軸方向前端から折り返された相手
端子との弾性接触片14と、弾性接触片14の幅方向両
側から立ち上げられた1対の側壁15とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ハウジングの
端子収容室内に係止される弾性係止片を有する金属製の
電気端子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気端子として、例え
ば、図9に示すものが知られている(実開昭62−33
175号公報参照)。
【0003】この電気端子100は、金属板を打抜き及
び曲げ加工することによって形成されるものであり、電
線Wに接続される電線接続部105と、相手端子(図示
せず)に接触する接触部101とを具備し、この接触部
101は、平板状の基部102と、この基部102の両
側から立ち上げられた1対の側壁103と、基部102
から下方に切り下げられた弾性係止片104とを有して
いる。
【0004】電気端子100は、図9に示すように、絶
縁ハウジング110の各端子収容室111内に挿入され
る。この際に、電気端子100の弾性係止片104は、
端子収容室111の底面113に形成された段部112
と係合して電気端子100の後方(図9(B)における右
方)への抜け止めがなされると共に、電気端子100の
側壁103の前端面が端子収容室111の前端部111
aに当接することによって電気端子100の前方への抜
け止めがなされる。端子収容室111の底面113に
は、段部112を成形によって形成するための溝112
aがハウジング110の前面から段部112に至るまで
形成される。電気端子100を端子収容室111内に挿
入すると、電気端子100の基部102の弾性係止片1
04の幅方向両側部分は、溝112aの両側に位置する
端子収容室111の底面113上に載置されて電気端子
100が端子収容室内に着座される。又、ハウジング1
10の2次係止部材114の係止凸部115が電気端子
100の接触部101後端に係合して電気端子100の
後方への2次的な係止がなされる。
【0005】又、従来の他の電気端子として、例えば、
図10に示すものが知られている(実公昭60−149
9号公報参照)。
【0006】この電気端子200は、金属板を打抜き及
び曲げ加工することによって形成されるものであり、導
線Yに接続される電線接続部205と、相手端子(図示
せず)に接触する接触部201とを具備し、この接触部
201は、平板状の基部202と、この基部102の両
側から立ち上げられた1対の側壁203と、基部202
から切り下げられた弾性係止片204とを有している。
弾性係止片204は、基部202と略同一の幅を有し、
図9に示す電気端子100の弾性係止片104よりも幅
広に形成されている。
【0007】更に、従来のもう一つ他の電気端子とし
て、例えば、図11に示すものが開示されている(実開
昭56−114070号公報参照)。
【0008】この電気端子300は、金属板を打抜き及
び曲げ加工することによって形成されるものであり、電
線Zに接続される電線接続部306と、相手端子307
に接触する接触部301とを具備し、この接触部301
は、平板状の基部302と、この基部302の両側から
立ち上げられた1対の側壁303と、基部302から一
旦前側に延びて折り返された相手端子307と弾性的に
接触する弾性接触片304と、基部302から切り下げ
られた弾性係止片305とを有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図9に示す電
気端子100の場合、端子収容室111の底面113上
に安定して着座される一方で、弾性係止片104の幅が
基部102の幅に対して大幅に狭くなっている。このた
め、ハウジング110に対する電気端子100単独によ
る係止力が弱く、2次係止部材114がなければ電気端
子100がハウジング110から抜け出てしまう虞れが
ある。
【0010】一方、図10に示す電気端子200の場
合、弾性係止片204の幅が基部202の幅と略同一で
あり、ハウジングに対する弾性係止片204の係止力は
強い。しかし、弾性係止片204の幅方向両側に基部2
02の部分がないので、電気端子200は、弾性係止片
204の前後に位置する基部202の幅方向両端で端子
収容室の底面上に着座される。この場合、基部202の
幅方向両端からは1対の側壁203が立ち上げられてい
るので、側壁203を形成するための曲げ部202aが
存在し、これによって端子収容室における電気端子20
0の着座が不安定になってしまう。
【0011】又、図11に示す電気端子300の場合、
相手端子307に接触する弾性接触片304は、相手端
子307を端子収容室311の上壁との間で弾性的に狭
持するが、端子収容室311は、絶縁性樹脂を成形する
ことによって形成されるハウジング310の一部を構成
するので、その寸法公差が大きく、相手端子307に対
する接圧が安定しない。
【0012】従って、本発明の目的は、弾性係止片の幅
方向両側部分で端子収容室の底面上に安定して着座され
ると共に弾性係止片の係止力のみによって端子収容室内
に確実に係止される電気端子を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、相手端子に対する接
圧が安定した電気端子を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気端子
は、平板状の基部と、該基部の幅と略同一の幅で前記基
部から延出された、端子収容室に対する弾性係止片と、
該弾性係止片の幅方向両側であって前記基部の幅方向両
側から延出した、端子収容室の底面上に着座される着座
部と、前記基部の軸方向前端から折り返された相手端子
との弾性接触片と、該弾性接触片の幅方向両側から立ち
上げられた1対の側壁とを具備していることを特徴とす
る。
【0015】又、前記弾性接触片が、前記基部の軸方向
前端から後方に向けて折り返された下側板部と、該下側
板部の軸方向後端から前方に向けて折り返された上側板
部とを具備し、前記下側板部と前記上側板部との間で前
記相手端子を弾性的に狭持するようにすると一層効果的
である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の電気端子の斜視図であ
る。図2は、図1の電気端子の正面図である。図3は、
図1の電気端子の平面図である。図4は、図1の電気端
子の右側面図である。図5は、図1の電気端子の底面図
である。図6は、図3の6−6線に沿った断面図であ
る。図7は、図1の電気端子をハウジングに挿入した状
態の部分正面図である。図8は、図7の8−8線に沿っ
た断面図である。
【0017】図1乃至図8において、電気端子1は、金
属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される
ものであり、相手端子(図示せず)との接触部10と、
この接触部10に接続された導体(図示せず)との導体
接続部20とを具備している。
【0018】このうち接触部10は、平板状の基部11
と、基部11の幅と略同一の幅で基部11から斜め下方
に延出された弾性係止片12と、弾性係止片12の幅方
向両側であって基部11の幅方向両側から延出した着座
部13と、基部11の軸方向前端から折り返された弾性
接触片14と、弾性接触片14の下側板部14aの両側
から立ち上げられた1対の側壁15とを具備している。
側壁15は、弾性接触片14が外的要因によって変形し
ないように弾性接触片14を外部から保護する機能を有
する。
【0019】そして、弾性接触片14は、基部11の軸
方向前端から後方に向けて折り返された下側板部14a
と、下側板部14aの軸方向後端から湾曲部14bを介し
て前方に向けて折り返された上側板部14cとを具備し
ている。弾性接触片14は、下側板部14aと上側板部
14bとの間で相手端子を弾性的に狭持し、その際に下
側板部14aの幅方向略中央部に突出形成された1対の
***部14dが相手端子の下面に接触し、上側板部14c
の幅方向略中央部に突出形成された凸部14eが相手端
子の上面に接触する。このため、相手端子の上下面を金
属板で狭持しているので、相手端子に対する接圧が安定
する。
【0020】又、導体接続部20は、基部11の後端か
ら延びると共に更に垂直下方に折り曲げられて形成され
る。導体接続部20は、図7及び図8に示すように、電
気端子1をハウジング30の端子収容室34内に収容し
た際に、ハウジング30の後面凹部33に沿って配置さ
れ、電線又はフレキシブル回路基板(FPC)等の導体が
半田付け又は溶接によって接続される。
【0021】電気端子1が挿入されるハウジング30
は、図7及び図8に示すように、絶縁性の合成樹脂を成
形することによって形成され、後面31に開放する複数
の端子収容室34と、前面32から各端子収容室34に
連通するように延びる複数の相手端子挿入孔35とを有
する。各端子収容室34の底面34aには、電気端子1
の弾性係止片12が係止される係止段部36が形成され
る。係止段部36は、端子収容室34の底面34aにお
いてハウジング30の前面32から後面凹部33にまで
延びる溝37を形成することによって形成される。又、
端子収容室34の前端両側には、1対の当接段部38が
突出形成されている。
【0022】電気端子1をハウジング30の端子収容室
34内に係止するには、図7及び図8に示すように、電
気端子1をハウジング30の後面31側から各端子収容
室34内に挿入すればよい。これにより、電気端子1の
弾性係止片12は係止段部36の前方へ位置し、ハウジ
ング30に対する電気端子1の後方への移動が規制され
る。又、電気端子1の側壁15が当接段部38に当接す
ることにより、ハウジング30に対する電気端子1の前
方への移動が規制される。この際に、電気端子1の弾性
係止片12は、平板状の基部11と略同一の幅を有する
ので、その係止力は大きい。電気端子1を各端子収容室
34内に収容すると、電気端子1の着座部13は、図7
に示すように、溝37の両側に位置する端子収容室34
の底面34a上に載置される。このとき、着座部13
は、基部11の幅方向両側から延出しているので、端子
収容室34の底面34a上に安定して着座される。又、
側壁15は、着座部13が延びる基部11とは別の弾性
接触接触片14の下側板部14aから立ち上げられてい
るので、その立ち上げの際に生じる側壁15の曲げ部1
5aによって着座が妨げられない。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る電気端子によれば、基部
の幅と略同一の幅で前記基部から延出された、端子収容
室に対する弾性係止片を具備しているので、端子収容室
に対する係止力が大きくその係止力のみによって確実に
端子収容室内に係止され、弾性係止片の幅方向両側であ
って前記基部の幅方向両側から延出した、前記端子収容
室の底面上に着座される着座部を具備しているので、弾
性係止片の幅方向両側で端子収容室の底面上に安定して
着座することができ、前記基部の軸方向前端から折り返
された相手端子との弾性接触片の幅方向両側から立ち上
げられた1対の側壁を具備しているので、側壁が着座部
が延びる基部とは別の弾性接触片から立ち上げられ、そ
の立ち上げの際に生じる側壁の曲げ部によって着座が妨
げられないという効果を奏する。
【0024】請求項2に係る電気端子によれば、前記弾
性接触片が、前記基部の軸方向前端から後方に向けて折
り返された下側板部と、該下側板部の軸方向後端から前
方に向けて折り返された上側板部とを具備し、前記下側
板部と前記上側板部との間で前記相手端子を弾性的に狭
持するようにしたので、請求項1の電気端子の効果に加
えて、相手端子に対する接圧が安定するという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気端子の斜視図である。
【図2】図1の電気端子の正面図である。
【図3】図1の電気端子の平面図である。
【図4】図1の電気端子の右側面図である。
【図5】図1の電気端子の底面図である。
【図6】図3の6−6線に沿った断面図である。
【図7】図1の電気端子をハウジングに挿入した状態の
部分正面図である。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】従来の電気端子を有する電気コネクタを示し、
(A)は分解斜視図、(B)は断面図である。
【図10】従来の他の電気端子の斜視図である。
【図11】従来のもう一つ他の電気端子を端子収容室内
に収容した状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 電気端子 11 基部 12 弾性係止片 13 着座部 14 弾性接触片 14a 下側板部 14c 上側板部 15 側壁 34 端子収容室 34a 底面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を打抜き及び曲げ加工することに
    よって形成され、平板状の基部と、該基部の幅と略同一
    の幅で前記基部から延出された、端子収容室に対する弾
    性係止片と、該弾性係止片の幅方向両側であって前記基
    部の幅方向両側から延出した、前記端子収容室の底面上
    に着座される着座部と、前記基部の軸方向前端から折り
    返された相手端子との弾性接触片と、該弾性接触片の幅
    方向両側から立ち上げられた1対の側壁とを具備してい
    ることを特徴とする電気端子。
  2. 【請求項2】 前記弾性接触片が、前記基部の軸方向前
    端から後方に向けて折り返された下側板部と、該下側板
    部の軸方向後端から前方に向けて折り返された上側板部
    とを具備し、前記下側板部と前記上側板部との間で前記
    相手端子を弾性的に狭持するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の電気端子。
JP11045205A 1999-02-23 1999-02-23 電気端子 Pending JP2000243503A (ja)

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