JP2000242816A - 乗車料金徴収装置 - Google Patents
乗車料金徴収装置Info
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- JP2000242816A JP2000242816A JP14975999A JP14975999A JP2000242816A JP 2000242816 A JP2000242816 A JP 2000242816A JP 14975999 A JP14975999 A JP 14975999A JP 14975999 A JP14975999 A JP 14975999A JP 2000242816 A JP2000242816 A JP 2000242816A
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 GPS信号等を利用して乗車料金を容易に徴
収できるようにする。 【解決手段】 GPS信号等から車両の位置情報を入手
する車両位置情報入手手段と、入手した車両位置情報か
ら前記車両に乗車したときの乗車位置情報を記憶する乗
車位置情報記憶手段と、記憶された乗車位置情報から降
車時に入手された車両位置情報に基づいて乗車距離を算
出する乗車距離算出手段と、算出された乗車距離に基づ
いて乗車料金を算出する乗車料金算出手段とからなる。
収できるようにする。 【解決手段】 GPS信号等から車両の位置情報を入手
する車両位置情報入手手段と、入手した車両位置情報か
ら前記車両に乗車したときの乗車位置情報を記憶する乗
車位置情報記憶手段と、記憶された乗車位置情報から降
車時に入手された車両位置情報に基づいて乗車距離を算
出する乗車距離算出手段と、算出された乗車距離に基づ
いて乗車料金を算出する乗車料金算出手段とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスや路面電車等
の乗客を乗車させる車両における乗車料金徴収装置に係
り、特に、GPS信号やPHS信号等を基に乗車料金を
算出できるようにしたものに関する。
の乗客を乗車させる車両における乗車料金徴収装置に係
り、特に、GPS信号やPHS信号等を基に乗車料金を
算出できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスや路面電車等の乗客を乗せて
走行する車両における乗車料金(運賃)は、走行距離を
直角三角形の直角を挾む一辺とし、その走行距離に対応
した運賃をその三角形の直角を挾む他辺とする、対キロ
運賃表に基づいて作成された停留所間三角法により算出
されている。
走行する車両における乗車料金(運賃)は、走行距離を
直角三角形の直角を挾む一辺とし、その走行距離に対応
した運賃をその三角形の直角を挾む他辺とする、対キロ
運賃表に基づいて作成された停留所間三角法により算出
されている。
【0003】また、始発から乗車しない利用者(旅客)
に対しては、乗車停留所を示す番号札(番号券)を発行
し、降車時にその番号札に基づいて乗車距離の運賃が決
定されるように運用されている。
に対しては、乗車停留所を示す番号札(番号券)を発行
し、降車時にその番号札に基づいて乗車距離の運賃が決
定されるように運用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の運賃の算出は、停留所間三角法の運賃表によって行
われるために、予め、その停留所間三角法の運賃表を用
意しなければならず、また、利用者も乗車する際に番号
札を入手し、降車時まで保管する必要があった。
来の運賃の算出は、停留所間三角法の運賃表によって行
われるために、予め、その停留所間三角法の運賃表を用
意しなければならず、また、利用者も乗車する際に番号
札を入手し、降車時まで保管する必要があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、実際の乗車状
態をGPS信号やPHS等の信号を基に管理して運賃を
算出するようにした乗車料金徴収装置を提供することに
ある。
めになされたものであって、その目的は、実際の乗車状
態をGPS信号やPHS等の信号を基に管理して運賃を
算出するようにした乗車料金徴収装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る乗車料金徴
収装置は、上記目的を達成するために、車両の位置情報
を入手する車両位置情報入手手段と、入手した車両位置
情報から前記車両に乗車したときの乗車位置情報を記憶
する乗車位置情報記憶手段と、記憶された乗車位置情報
から降車時に入手された車両位置情報に基づいて乗車距
離を算出する乗車距離算出手段と、算出された乗車距離
に基づいて乗車料金を算出する乗車料金算出手段と、か
らなることを特徴としている。また、前記車両の位置情
報は、GPS信号、PHS信号、その車両の走行路に設
置されている地上子からの信号、又は、その車両の走行
距離を計測する計測手段から入手することを特徴として
いる。さらに、前記記憶される乗車位置情報は、乗車券
を非接触式カードとしたときのメモリに記憶されるもの
であることを特徴とする前記記憶される乗車位置情報
は、乗車券を非接触式カードとしたときのメモリに記憶
されるものであることを特徴としている。
収装置は、上記目的を達成するために、車両の位置情報
を入手する車両位置情報入手手段と、入手した車両位置
情報から前記車両に乗車したときの乗車位置情報を記憶
する乗車位置情報記憶手段と、記憶された乗車位置情報
から降車時に入手された車両位置情報に基づいて乗車距
離を算出する乗車距離算出手段と、算出された乗車距離
に基づいて乗車料金を算出する乗車料金算出手段と、か
らなることを特徴としている。また、前記車両の位置情
報は、GPS信号、PHS信号、その車両の走行路に設
置されている地上子からの信号、又は、その車両の走行
距離を計測する計測手段から入手することを特徴として
いる。さらに、前記記憶される乗車位置情報は、乗車券
を非接触式カードとしたときのメモリに記憶されるもの
であることを特徴とする前記記憶される乗車位置情報
は、乗車券を非接触式カードとしたときのメモリに記憶
されるものであることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る乗車
料金徴収装置を適用したときの全体システム図である。
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る乗車
料金徴収装置を適用したときの全体システム図である。
【0008】図1において、車両イは路面電車として示
されている。したがって、以下、車両を路面電車イとし
て説明する。この路面電車イは、路線中に甲停留所と乙
停留所を有している。
されている。したがって、以下、車両を路面電車イとし
て説明する。この路面電車イは、路線中に甲停留所と乙
停留所を有している。
【0009】この路面電車イには、GPS(Global Pos
itioning System )衛星1からのGPS信号を受信する
ことのできる周知のGPS受信ユニットを備えた制御器
10が搭載されていて、この制御器10により本発明に
係る乗車料金徴収装置が実現されている。
itioning System )衛星1からのGPS信号を受信する
ことのできる周知のGPS受信ユニットを備えた制御器
10が搭載されていて、この制御器10により本発明に
係る乗車料金徴収装置が実現されている。
【0010】図1中、Cは、利用者ロが所持する非接触
式カード(以下、「カード」という)であって、無線通
信機能を備えたICカードから構成されている。この図
1において、利用者ロは、甲停留所からカードCを用い
て乗車し、乙停留所でカードCを用いて降車した例が示
されている。
式カード(以下、「カード」という)であって、無線通
信機能を備えたICカードから構成されている。この図
1において、利用者ロは、甲停留所からカードCを用い
て乗車し、乙停留所でカードCを用いて降車した例が示
されている。
【0011】図2は、制御器10及びカードCの概略構
成を示すブロック図である。制御器10から説明する
と、制御器10の中央処理部(CPU)11は、ROM
12に格納されているプログラムデータとRAM13a
及び運賃テーブル13bに格納されているワーキングデ
ータとを用いて乗車料金算出のための演算制御処理を行
うことができるように構成されている。このCPUに
は、I/Oユニット14を介してGPS衛星1からのG
PS信号を受信して処理することのできるGPSユニッ
ト15と、制御器10本体を保守モードに設定したり、
所定のデータを入力等することのできるテンキーを備え
ている係員操作ユニット16と、カードCとの間でデー
タの送受信を行うアンテナaを備えた通信制御部(リー
ダライタ)17とが接続されている。
成を示すブロック図である。制御器10から説明する
と、制御器10の中央処理部(CPU)11は、ROM
12に格納されているプログラムデータとRAM13a
及び運賃テーブル13bに格納されているワーキングデ
ータとを用いて乗車料金算出のための演算制御処理を行
うことができるように構成されている。このCPUに
は、I/Oユニット14を介してGPS衛星1からのG
PS信号を受信して処理することのできるGPSユニッ
ト15と、制御器10本体を保守モードに設定したり、
所定のデータを入力等することのできるテンキーを備え
ている係員操作ユニット16と、カードCとの間でデー
タの送受信を行うアンテナaを備えた通信制御部(リー
ダライタ)17とが接続されている。
【0012】なお、図2中、18は、金銭処理ユニット
であり、カードCで乗車料金の支払いを行うことなく、
硬貨や紙幣の金銭で乗車料金を支払うときの金銭処理ユ
ニットである。また、I/Oユニット14には、利用者
への案内を行う表示板ユニットや音声案内ユニット等の
各種ユニットやドライバが接続されているが、ここでは
省略されている。
であり、カードCで乗車料金の支払いを行うことなく、
硬貨や紙幣の金銭で乗車料金を支払うときの金銭処理ユ
ニットである。また、I/Oユニット14には、利用者
への案内を行う表示板ユニットや音声案内ユニット等の
各種ユニットやドライバが接続されているが、ここでは
省略されている。
【0013】通信制御部17は、制御器10と別のCP
Uを内蔵しており、周知の非接触式自動改札機と同じ
く、アンテナaを介して制御器10からカードCに向け
て所定の呼び掛け信号、例えば一定時間間隔で送出され
るポーリングコマンドの信号を送出するとともに、カー
ドCとの交信が開始された際は、カードIDやカードC
に含まれているSFデータ等のカードデータを送信でき
る機能を有している。なお、制御器10とカードCとの
間の通信方式には、上述の電波方式に限らず、光通信方
式、電磁結合方式あるいは電磁誘導方式等を採用するこ
ともできる。
Uを内蔵しており、周知の非接触式自動改札機と同じ
く、アンテナaを介して制御器10からカードCに向け
て所定の呼び掛け信号、例えば一定時間間隔で送出され
るポーリングコマンドの信号を送出するとともに、カー
ドCとの交信が開始された際は、カードIDやカードC
に含まれているSFデータ等のカードデータを送信でき
る機能を有している。なお、制御器10とカードCとの
間の通信方式には、上述の電波方式に限らず、光通信方
式、電磁結合方式あるいは電磁誘導方式等を採用するこ
ともできる。
【0014】次に、カードCの構成を説明する。このカ
ードCは、無線通信機能を有する通常のICカードと同
様に、アンテナ20と、制御器10の上記通信制御部1
7と同様の機能を有する通信制御部21と、I/Oユニ
ット22と、CPU23と、ROM及びRAMからなる
メモリ24と、制御器10からの電力波をアンテナ25
を介して受信し、カードCの電力を生成する電源部26
とを有している。メモリ24には、カードデータが予め
記憶されている。なお、電源部26は、カードCの内部
に電池の形で持つようにしてもよい。
ードCは、無線通信機能を有する通常のICカードと同
様に、アンテナ20と、制御器10の上記通信制御部1
7と同様の機能を有する通信制御部21と、I/Oユニ
ット22と、CPU23と、ROM及びRAMからなる
メモリ24と、制御器10からの電力波をアンテナ25
を介して受信し、カードCの電力を生成する電源部26
とを有している。メモリ24には、カードデータが予め
記憶されている。なお、電源部26は、カードCの内部
に電池の形で持つようにしてもよい。
【0015】次に、図3のフローチャート及び図1の路
線図を用いて制御動作について説明する。
線図を用いて制御動作について説明する。
【0016】今、利用者ロが甲停留所において、カード
Cを用いて路面電車イに乗車しようとしているものとす
る。そして、その利用者ロが乗車の際、カードCを制御
器10のアンテナaにかざすと、制御器10とカードC
との間でデータ授受が開始される(ステップ100肯
定。以下、ステップを「S」とする。)。
Cを用いて路面電車イに乗車しようとしているものとす
る。そして、その利用者ロが乗車の際、カードCを制御
器10のアンテナaにかざすと、制御器10とカードC
との間でデータ授受が開始される(ステップ100肯
定。以下、ステップを「S」とする。)。
【0017】制御器10には、GPSユニット15を介
して、常時、路面電車イの現在位置を示す情報(緯度,
経度の情報)が入力されているので(S102)、上述
のデータ授受の際、カードCのメモリ24には、乗車日
時の情報の他に、甲停留所から乗車したことを示す乗車
位置情報が記憶される(S104)。
して、常時、路面電車イの現在位置を示す情報(緯度,
経度の情報)が入力されているので(S102)、上述
のデータ授受の際、カードCのメモリ24には、乗車日
時の情報の他に、甲停留所から乗車したことを示す乗車
位置情報が記憶される(S104)。
【0018】利用者ロが乙停留所で降車する際に、アン
テナaにカードCがかざされると(S200肯定)、そ
の乙停留所の位置が制御器10のRAM13aに取込ま
れる(S202)。CPU11は、その取込まれた乙停
留所の位置と、カードCから得た甲停留所の位置とから
甲停留所から乙停留所までの乗車距離を算出し(S20
4)、その算出された距離と運賃テーブル13bに記憶
されている運賃データを用いて甲停留所から乙停留所ま
での運賃が算出される(S206)。そして、その算出
された運賃は、カードCのメモリ24に含まれているS
Fデータ部から減額される(S208)。もし、この減
額の際、SFデータ部の残額が不足するときは、別途、
金銭で支払うこととなる。さらに、カードデータとして
利用者ロが子供を示すデータが含まれているときは、上
述の運賃は子供料金で減額処理される。
テナaにカードCがかざされると(S200肯定)、そ
の乙停留所の位置が制御器10のRAM13aに取込ま
れる(S202)。CPU11は、その取込まれた乙停
留所の位置と、カードCから得た甲停留所の位置とから
甲停留所から乙停留所までの乗車距離を算出し(S20
4)、その算出された距離と運賃テーブル13bに記憶
されている運賃データを用いて甲停留所から乙停留所ま
での運賃が算出される(S206)。そして、その算出
された運賃は、カードCのメモリ24に含まれているS
Fデータ部から減額される(S208)。もし、この減
額の際、SFデータ部の残額が不足するときは、別途、
金銭で支払うこととなる。さらに、カードデータとして
利用者ロが子供を示すデータが含まれているときは、上
述の運賃は子供料金で減額処理される。
【0019】乗車料金がゾーン制や区数制により減額処
理されるときは、検出された位置情報に基づいて乗車し
たゾーン又は区数が算出される。また、乗車料金の算出
を番号札情報に基づいて行われるときは、乗車時に乗車
時の番号札の情報がカードCに書込まれる。
理されるときは、検出された位置情報に基づいて乗車し
たゾーン又は区数が算出される。また、乗車料金の算出
を番号札情報に基づいて行われるときは、乗車時に乗車
時の番号札の情報がカードCに書込まれる。
【0020】図4は、本発明の他の実施の形態に係る乗
車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの位置情
報を車両イに設けられた車上子(アンテナ)aと、地上
に設置された地上子bとから得るようにしている。すな
わち、ここでは、周知のATS−P形自動列車停車シス
テム等の列車制御システムで用いられている地上子及び
車上子を用いて車両イの位置情報を得るようにしてい
る。
車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの位置情
報を車両イに設けられた車上子(アンテナ)aと、地上
に設置された地上子bとから得るようにしている。すな
わち、ここでは、周知のATS−P形自動列車停車シス
テム等の列車制御システムで用いられている地上子及び
車上子を用いて車両イの位置情報を得るようにしてい
る。
【0021】各地上子bは、車両イの走行する路線の各
停留所に設置されている。そして、各地上子bからは、
地上子bの設置位置情報を含む信号が送出されている。
したがって、制御器10は、車両イが地上子bに接近す
ると、車上子aを介してその地上子bから地上子bの設
置位置情報を受けて車両イの現在位置を入手することが
できる。
停留所に設置されている。そして、各地上子bからは、
地上子bの設置位置情報を含む信号が送出されている。
したがって、制御器10は、車両イが地上子bに接近す
ると、車上子aを介してその地上子bから地上子bの設
置位置情報を受けて車両イの現在位置を入手することが
できる。
【0022】車両イは、上述のようにして、停留所に到
着する毎に現在位置が分かるので、得られた位置情報を
基にカードCを利用した利用者の乗車距離や区数等を算
出して乗車料金を算出することができる。
着する毎に現在位置が分かるので、得られた位置情報を
基にカードCを利用した利用者の乗車距離や区数等を算
出して乗車料金を算出することができる。
【0023】図5は、本発明のさらに他の実施の形態に
係る乗車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの
位置情報をPHS(パーソナル・ハンディホン・システ
ム)を利用して得るようにしている。すなわち、ここで
は、現在、全国的に普及し、利用可能に設けられている
PHS設備を用いて車両イの位置情報を得るようにして
いる。
係る乗車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの
位置情報をPHS(パーソナル・ハンディホン・システ
ム)を利用して得るようにしている。すなわち、ここで
は、現在、全国的に普及し、利用可能に設けられている
PHS設備を用いて車両イの位置情報を得るようにして
いる。
【0024】図5中、P,Pは、車両イの停車する各停
留所近辺に設置されているPHS基地局であって、これ
らPHS基地局P,Pは、その設置位置情報を含んで情
報を有している。したがって、制御器10に設けられて
いる図示しないPHS端末器は、どのPHS基地局Pと
交信しているかにより、車両イの現在位置を入手するこ
とができる。
留所近辺に設置されているPHS基地局であって、これ
らPHS基地局P,Pは、その設置位置情報を含んで情
報を有している。したがって、制御器10に設けられて
いる図示しないPHS端末器は、どのPHS基地局Pと
交信しているかにより、車両イの現在位置を入手するこ
とができる。
【0025】車両イは、上述のようにして、各停留所毎
に受信したPHS基地局Pの情報から得られた位置情報
を基に、カードCを利用した利用者の乗車距離や区数等
を算出して乗車料金を算出することができる。
に受信したPHS基地局Pの情報から得られた位置情報
を基に、カードCを利用した利用者の乗車距離や区数等
を算出して乗車料金を算出することができる。
【0026】図6は、本発明の他の実施の形態に係る乗
車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの位置情
報を車両イに設けられた速度発電機Gから得るようにし
ている。すなわち、ここでは、列車の走行距離を計測す
る車軸に設けられた周知の速度発電機Gからの情報を用
いて車両イの位置情報を得るようにしている。
車料金徴収装置の概略構成図であって、車両イの位置情
報を車両イに設けられた速度発電機Gから得るようにし
ている。すなわち、ここでは、列車の走行距離を計測す
る車軸に設けられた周知の速度発電機Gからの情報を用
いて車両イの位置情報を得るようにしている。
【0027】速度発電機Gからは、車両イの走行距離に
応じた信号から得られるので、制御器10は、それを積
算することにより、車両イの現在位置を入手することが
できるとともに、各停留所間の距離も入手することがで
きる。
応じた信号から得られるので、制御器10は、それを積
算することにより、車両イの現在位置を入手することが
できるとともに、各停留所間の距離も入手することがで
きる。
【0028】車両イは、上述のようにして、停留所に到
着することに現在位置が分かるので、得られた位置情報
を基にカードCを利用した利用者の乗車距離や区数等を
算出して乗車料金を算出することができる。
着することに現在位置が分かるので、得られた位置情報
を基にカードCを利用した利用者の乗車距離や区数等を
算出して乗車料金を算出することができる。
【0029】なお、上述の例では、乗車券として非接触
式のICカードからなるカードCの例を示したが、磁気
券とすることもできる。また、乗車した停留所の情報を
カードに記憶させるようにしたがカードIDと対応させ
て制御器10(RAM13a)内に記憶させることもで
きる。
式のICカードからなるカードCの例を示したが、磁気
券とすることもできる。また、乗車した停留所の情報を
カードに記憶させるようにしたがカードIDと対応させ
て制御器10(RAM13a)内に記憶させることもで
きる。
【0030】さらに、上述の例では、車両を路面電車と
したが、バスや電車(列車)等の他の輸送手段とするこ
ともできる。
したが、バスや電車(列車)等の他の輸送手段とするこ
ともできる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る乗車料金徴収装置は、車両
の位置情報を入手する車両位置情報入手手段と、入手し
た車両位置情報から前記車両に乗車したときの乗車位置
情報を記憶する乗車位置情報記憶手段と、記憶された乗
車位置情報から降車時に入手された車両位置情報に基づ
いて乗車距離を算出する乗車距離算出手段と、算出され
た乗車距離に基づいて乗車料金を算出する乗車料金算出
手段とからなるので、従来のような停留所間三角表を用
いずに容易に乗車料金を徴収することができる。また、
車両の位置情報を、GPS信号、PHS信号、その車両
の走行路に設置されている地上子からの信号、又は、そ
の車両の走行距離を計測する計測手段から入手するよう
にしたときは、車両の位置情報を簡単に入手することが
できる。さらに、記憶される乗車位置情報を、乗車券を
非接触式カードとし、そのメモリに記憶されるものであ
る。
の位置情報を入手する車両位置情報入手手段と、入手し
た車両位置情報から前記車両に乗車したときの乗車位置
情報を記憶する乗車位置情報記憶手段と、記憶された乗
車位置情報から降車時に入手された車両位置情報に基づ
いて乗車距離を算出する乗車距離算出手段と、算出され
た乗車距離に基づいて乗車料金を算出する乗車料金算出
手段とからなるので、従来のような停留所間三角表を用
いずに容易に乗車料金を徴収することができる。また、
車両の位置情報を、GPS信号、PHS信号、その車両
の走行路に設置されている地上子からの信号、又は、そ
の車両の走行距離を計測する計測手段から入手するよう
にしたときは、車両の位置情報を簡単に入手することが
できる。さらに、記憶される乗車位置情報を、乗車券を
非接触式カードとし、そのメモリに記憶されるものであ
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る乗車料金徴収装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】制御器及びカードの電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る乗車料金徴収装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態に係る乗車料金
徴収装置の概略構成図である。
徴収装置の概略構成図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る乗車料金徴収装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
1 GPS衛星 10 制御器 11 CPU 15 GPS受信ユニット 17 通信制御部 C 非接触式カード(カード) a 車上子 b 地上子 P PHS基地局 G 速度発電機
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の位置情報を入手する車両位置情報
入手手段と、 入手した車両位置情報から前記車両に乗車したときの乗
車位置情報を記憶する乗車位置情報記憶手段と、 記憶された乗車位置情報から降車時に入手された車両位
置情報に基づいて乗車距離を算出する乗車距離算出手段
と、 算出された乗車距離に基づいて乗車料金を算出する乗車
料金算出手段と、 からなることを特徴とする乗車料金徴収装置。 - 【請求項2】 車両の位置情報は、GPS信号、PHS
信号、その車両の走行路に設置されている地上子からの
信号、又は、その車両の走行距離を計測する計測手段か
ら入手することを特徴とする請求項1に記載の乗車料金
徴収装置。 - 【請求項3】 記憶される乗車位置情報は、乗車券を非
接触式カードとしたときのメモリに記憶されるものであ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗車料金徴
収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14975999A JP2000242816A (ja) | 1998-12-25 | 1999-05-28 | 乗車料金徴収装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-369763 | 1998-12-25 | ||
JP36976398 | 1998-12-25 | ||
JP14975999A JP2000242816A (ja) | 1998-12-25 | 1999-05-28 | 乗車料金徴収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000242816A true JP2000242816A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=26479545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14975999A Pending JP2000242816A (ja) | 1998-12-25 | 1999-05-28 | 乗車料金徴収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000242816A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002083327A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗車システム |
WO2009098813A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Daishi Hiki | 路線バス料金精算システム |
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