JP2000239742A - 熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法 - Google Patents

熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法

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JP2000239742A
JP2000239742A JP11044085A JP4408599A JP2000239742A JP 2000239742 A JP2000239742 A JP 2000239742A JP 11044085 A JP11044085 A JP 11044085A JP 4408599 A JP4408599 A JP 4408599A JP 2000239742 A JP2000239742 A JP 2000239742A
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hot forging
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Misaki Nagao
実佐樹 長尾
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Sanyo Special Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱間鍛造ままの状態で焼ならし処理と同等の
ミクロ組織、硬さ、結晶粒度特性をもつ浸炭鋼の製造方
法を提供して熱間鍛造後の焼ならし処理を省略する。 【解決手段】 重量%でC:0.1〜0.35%、S
i:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜2.0%、A
l:0.005〜0.05%を含有し、さらにTiまた
はNbを1種または2種あわせて0.1〜0.3%含有
し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を、加熱温度
を900〜1150℃とし、1150℃以下の温度にて
熱間加工し、さらに加熱温度および加工温度を1150
℃以下として熱間鍛造し、0.2〜2℃/sec以下の冷
却速度にて冷却することにより、熱間鍛造後に組織がベ
イナイト組織が5%以下で残部がフェライト・ パーラ
イト組織で硬さが220HV以下であり、950℃で浸
炭した時にオーステナイト結晶粒度が8番以上かつ結晶
粒度が3番以上異なる粗大粒が20%を超えない熱間鍛
造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は熱間鍛造ままの状
態で焼ならしと同等のミクロ組織、硬さ、結晶粒度特性
を有する浸炭鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間鍛造を実施した浸炭鋼は、冷却時に
ベイナイト組織が発生し、浸炭時に浸炭粒度が比較的大
きくなりかつ混粒が発生しやすくなるため、一般的には
焼ならしを実施して使用されている。ベイナイト組織の
発生は硬さの向上につながり、鍛造後の機械加工におい
て被削性を低下させる原因となり、特に浸炭鋼の使用さ
れる自動車の歯車の歯切加工などでは機械加工前の硬さ
が220HV以下で規定されているところも多い。さら
にはベイナイト組織の発生により浸炭前の組織がフェラ
イト・パーライト・ベイナイトの3相になると、浸炭後
に混粒が発生しやすくなることが知られている。
【0003】ベイナイト組織の発生を防止するために、
熱間鍛造後の冷却時に変態点付近で徐冷されるような簡
易焼鈍炉を設置しているところも多いが、変態点付近に
て徐冷されるため結晶粒度が大きくなり、結果として疲
労強度の低下を招き、さらに温度調整のため炉中雰囲気
の加熱が実施されており、完全な熱処理省略コストの低
減には至っていない。
【0004】従来の技術では、例えば特公昭63-62568号
公報のように、熱間圧延の条件を規定することにより熱
間圧延ままで焼ならし処理をしたものと同等の組織を有
し、浸炭時に結晶粒が粗大化しない浸炭鋼を提案してい
る。しかし、この中では圧延温度および理想臨界直径D
Iの管理により熱間圧延後の焼ならし省略を検討したも
のであり、この温度にて熱間鍛造を行なうことは加工
性、生産性などから極めて困難である。またNb、Ti
添加についても結晶粒成長の抑制を考慮したものであ
り、焼ならし後の組織改善のために積極的に添加された
ものではない。
【0005】従って、熱間鍛造ままの状態にて焼ならし
処理と同等のミクロ組織、硬さ、結晶粒度特性をもつ鋼
が切望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では熱間鍛造ま
まの状態で焼ならし処理と同等のミクロ組織、硬さ、結
晶粒度特性をもつ浸炭鋼の製造方法を提供することによ
り熱間鍛造後の焼ならし処理を省略することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めのこの発明の手段は、請求項1の発明では重量%で
C:0.1〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、
Mn:0.2〜2.0%、Al:0.005〜0.05
%を含有し、さらにTiまたはNbを1種または2種あ
わせて0.1〜0.3%含有し、残部Feおよび不可避
不純物からなる鋼を素材とし、熱間圧延時に加熱温度を
900〜1150℃とし、1150℃以下の温度にて熱
間加工して鋼材を製造し、さらに熱間鍛造時に加熱温度
および加工温度を1150℃以下とし、冷却時に0.2
〜2℃/sec以下の冷却速度にて冷却することにより、
熱間鍛造後に組織がベイナイト組織が5%以下で残部が
フェライト・ パーライト組織で硬さが220HV以下
であり、950℃で浸炭した時にオーステナイト結晶粒
度が8番以上かつ結晶粒度が3番以上異なる粗大粒が2
0%を超えないことを特徴とする熱間鍛造後焼ならしの
省略可能な浸炭鋼の製造方法である。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の手段の鋼
の製造方法において、鋼の化学成分にさらに重量%で、
Ni:0.1〜1%、Cr:0.2〜2%、Mo:0.
03〜0.35%のうち1種または2種以上を含有せし
めたことを特徴とする熱間鍛造後焼ならしの省略可能な
浸炭鋼の製造方法である。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の手段の鋼
の製造方法において、鋼の化学成分にさらに重量%で、
B:0.0005〜0.005%を含有せしめたことを
特徴とする熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製
造方法である。
【0010】請求項4の発明では、請求項2の手段の鋼
の製造方法において、鋼の化学成分にさらに重量%で、
B:0.0005〜0.005%を含有せしめたことを
特徴とする熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製
造方法である。
【0011】本発明は上記のようにTiまたはNbを1
種または2種あわせて0.1〜0.3%含有することに
より、形成されるTi炭化物、Tiを含有する複合炭化
物およびNb炭化物、Nbを含有する複合炭化物等の析
出物を利用して、熱間圧延時には加熱温度を900〜1
150℃とし1150℃以下の温度にて熱間加工するこ
とにより、鋼中にTi炭化物等の析出物を微細に分散さ
せ、さらに熱間鍛造時に加熱温度および加工温度を11
50℃以下とし析出物を微細に分散させたまま熱間加工
を行なうことで、冷却時の変態において微細に分散した
析出物がフェライトの生成核となり、より多くのフェラ
イトを生成させ結晶粒を微細化しかつフェライトの生成
によりベイナイト組織の発生を抑え硬さを低下させる。
さらに浸炭時には微細に分散した析出物の働きによりオ
ーステナイト結晶粒の粗大化が防止でき結晶粒度が8番
以上で安定した結晶粒を得ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の発明では、C
重量%でC:0.1〜0.35%、Si:0.05〜
0.5%、Mn:0.2〜2.0%、Al:0.005
〜0.05%を含有し、さらにTiまたはNbを1種ま
たは2種あわせて0.1〜0.3%含有し、残部Feお
よび不可避不純物からなる鋼を、電気炉にて溶製し、連
続鋳造、鋼片圧延により鋼片を製造した。
【0013】請求項2の発明では、さらに請求項1の発
明の鋼組成に、必要とする焼入性、強度にあわせて、N
i:0.1〜1%、Cr:0.2〜2%以下、Mo:
0.03〜0.35%を含有させて溶製した。請求項3
の発明では、請求項1の鋼組成に、さらにB:0.00
05〜0.005%のうち1種または2種以上含有させ
溶製した。請求項4の発明では、請求項2の鋼組成に、
さらにB:B:0.0005〜0.005%のうち1種
または2種以上含有させ溶製した。これらも上記と同様
に、連続鋳造、鋼片圧延により鋼片を製造した。
【0014】それらの製造した鋼片を加熱炉に挿入し、
1100℃で3時間程度の加熱を実施し、加熱炉から抽
出して所定の形状に圧延し、冷却床にて400℃より低
い温度になるまで自然空冷を実施した。
【0015】上記で得られた鋼材をシャー切断した後、
高周波加熱にて1100℃まで加熱し、所定の形状に鍛
造した後、常温まで自然冷却を実施した。さらに、機械
加工を実施し、950℃でトータル6時間の浸炭を行な
った。
【0016】ここで、本発明の組成割合の限定理由を述
べる。以下%は重量%である。
【0017】C:Cは機械構造用部品として浸炭処理後
の芯部強度を確保するために必要な元素である。0.1
%未満ではその効果が十分に得られず、反対に0.35
%を超えると芯部の靭性を低下させる。そのため、含有
量を0.1〜0.35%とした。
【0018】Si:Siは転動疲労中の組織変化の遅延
および焼入性に効果のある元素であるが、0.05%未
満では脱酸効果が十分でなく、0.5%を超えると加工
性を低下させる。そのため含有量を0.05〜0.5%
とした。
【0019】Mn:Mnは焼入性を向上させる元素であ
るが、0.2%未満では脱酸効果が十分でなく、2.0
%を超えるとベイナイト組織が発生し加工性、粒度特性
が低下する。そのため含有量を0.2〜2%とした。
【0020】Al:Alは脱酸のために必要な元素であ
る。しかし、0.005%未満ではその効果が十分得ら
れず、0.05%を超えてもその効果は飽和しアルミナ
系酸化物の増加により疲労強度が低下する。そのため含
有量を0.005〜0.05%とした。
【0021】Ti、Nb:TiとNbは本発明において
重要な元素である。鋼中に微細に分散した析出物が冷却
時の変態においてフェライトの生成核となり、より多く
のフェライトを生成させて結晶粒を微細化し、かつ、フ
ェライトの生成によりベイナイト組織の発生を抑えて硬
さを低下させる。さらに、浸炭時には微細に分散した析
出物の働きによりオーステナイト結晶粒の粗大化を防止
する。TiまたはNbの1種または2種の含有量があわ
せて0.1%未満の場合には所望の効果が得られず、
0.3%を超えると析出物が過剰となり、加工性や強度
の低下を招く。そのためTiまたはNbの1種または2
種の含有量をあわせて0.1〜0.3%とした。さら
に、Tiは鋼中のfree−Nを固定し、Bの焼入性への効
果を向上させるため、Bを添加して使用する場合には、
Tiを0.025%以上添加することが必要である。
【0022】Ni、Cr、Mo:これらの元素は焼入性
を向上させる元素であるが、多すぎるとベイナイト組織
が発生し、加工性、粒度特性が低下する。逆に少なすぎ
ればその効果が十分に期待できない。そこでNi:0.
1〜1%、Cr:0.2〜2%以下、Mo:0.03〜
0.35%とし、そのうち1種または2種以上を要求さ
れる用途に応じて適宜使用しても良い。
【0023】B:Bは微量の添加により焼入性を向上さ
せる元素である。0.0005%未満ではその効果が十
分得られず、0.005%を超えると逆に焼入性を低下
させる。そのため0.0005〜0.005%を要求さ
れる用途に応じて適宜使用しても良い。
【0024】なお、Pは粒界に偏析して靭性を著しく劣
化させるため、本発明中の不純物としてのPは、鋼の靭
性確保の点から0.04%以下とすることが好ましい。
さらに、NはTiとの親和力が強く容易に大きなTiN
を形成し、Tiの効果を十分発揮できないこととなる。
本発明においてTiを添加する場合にはNは上限を0.
008%以下とすることが好ましい。
【0025】次いで、鋼材の熱間圧延条件の限定の理由
を以下に述べる。
【0026】本発明では、鋼材の熱間圧延時に加熱温
度、加工温度の上限を1150℃以下にすることによ
り、オーステナイト中へのTi、Nbの固溶を最小限に
抑え、かつ微細な析出物を鋼中に分散させることによ
り、熱間鍛造時にフェライトが析出する核とするもので
ある。加熱温度が900℃未満では鋼材の変形抵抗が高
くなり、キズや割れの発生につながるので900℃以上
で加熱することとする。
【0027】さらに、熱間鍛造条件の限定理由を以下に
述べる。
【0028】熱間鍛造条件は本発明において重要な点で
ある。熱間鍛造時の加熱温度は熱間圧延で得られた微細
な析出物の固溶を防ぐため1150℃以下としなければ
ならない。1150℃を超えるとTi、Nbのオーステ
ナイト中への固溶がおこり、鍛造後にTi炭化物等によ
る析出硬化が起こる。加熱温度の下限は特に規定はしな
いが、加工性、生産性を考慮して適切な温度に設定すれ
ば良い。冷却は自然空冷でよいが冷却速度が2℃/sec
を超えるような過冷却ではベイナイト組織が発生し、
0.2℃/secより遅い徐冷になると鍛造後に得られる
フェライト・パーライトの粒が粗大化するため、冷却速
度は0.2〜2℃/secとする。
【0029】
【実施例】表1に示す化学組成の鋼を真空溶解炉にて溶
製した。表1における鋼のNo.1〜7は本発明鋼、N
o.8〜11は成分のいずれかが本発明で規定する含有
量の範囲から外れた比較鋼である。
【0030】
【表1】 次いでこれらの鋼を1250℃で6時間加熱した後に熱
間圧延を実施した。熱間圧延は1100℃で3時間程度
加熱した後、φ60mmへ熱間圧延を行ない、冷却床に
て400℃より低い温度になるまで自然空冷を実施し
た。
【0031】こうして得られた鋼材の外径から直径の1
/4内部のところより、φ8mm×12mmの試験片を
切り出し、加工フォーマスターによる熱間鍛造テストを
実施した。テストは高周波加熱により室温から15秒で
1100℃および1250℃に加熱し、各温度にて60
秒保持した後、1050℃で高さ50%になるまで圧縮
を行ない、その後φ30mmの鋼材の空冷に相当する
0.7℃/secの冷却速度にて室温まで冷却した。その
後圧縮したテストピースの中心を切断し、元の試験片の
外径から直径の1/4内部に相当する部位にてビッカー
ス硬度計により硬さ測定を実施した。ミクロ組織はテス
トピースを切断した断面すべてを検鏡している。また加
工フォーマスターにて加熱温度を1100℃とし他は上
記と同一条件にて加工したテストピースを950℃×6
hr保持した後急冷し、オーステナイト結晶粒度を判定
した。
【0032】
【表2】
【0033】これらの結果を表2に示す。表2の硬さ、
ミクロ組織より本発明の組成を有する鋼では熱間鍛造時
の加熱温度を1150℃以下に抑えることにより目的と
する220HV以下の硬さが得られている。発明鋼はミ
クロ組織もすべてフェライト・ パーライトとなってい
るのに対して比較鋼では全てにベイナイトが発生してい
る。また加熱温度を1250℃とした場合、発明鋼では
ベイナイト組織の発生と、Ti、Nbの析出強化により
比較鋼より硬さが高くなっていた。
【0034】950℃で6時間保持した場合には発明鋼
は多くのフェライトが析出したために結晶粒が微細にな
っており、かつ混粒の発生も認められず目的とする結晶
粒度特性を得られていることが確認された。
【0035】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明方法により
熱間鍛造後の組織をフェライト・ パーライトとし、硬
さが220HV 以下となり、950℃の浸炭温度においても
オーステナイト結晶粒度が8番以上かつ結晶粒度番号が
3番以上異なる粗大粒が20%を超えることのない鋼の
製造が可能となった。本発明の製造方法により、熱間鍛
造後の焼ならしが省略でき、熱処理コストの低減が期待
できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でC:0.1〜0.35%、S
    i:0.05〜0.5%、Mn:0.2〜2.0%、A
    l:0.005〜0.05%を含有し、さらにTiまた
    はNbを1種または2種あわせて0.1〜0.3%含有
    し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を素材とし、
    熱間圧延時に加熱温度を900〜1150℃とし、11
    50℃以下の温度にて熱間加工して鋼材を製造し、さら
    に熱間鍛造時に加熱温度および加工温度を1150℃以
    下とし、冷却時に0.2〜2℃/sec以下の冷却速度に
    て冷却することにより、熱間鍛造後に組織がベイナイト
    組織が5%以下で残部がフェライト・ パーライト組織
    で硬さが220HV以下であり、950℃で浸炭した時
    にオーステナイト結晶粒度が8番以上かつ結晶粒度が3
    番以上異なる粗大粒が20%を超えないことを特徴とす
    る熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋼の製造方法において、
    鋼素材の化学成分にさらに重量%でNi:0.1〜1
    %、Cr:0.2〜2%、Mo:0.03〜0.35%
    以下のうち1種または2種以上を含有せしめたことを特
    徴とする熱間鍛造後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の鋼の製造方法において、
    鋼素材の化学成分にさらに重量%でB:0.0005〜
    0.005%を含有せしめたことを特徴とする熱間鍛造
    後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の鋼の製造方法において、
    鋼素材の化学成分にさらに重量%でB:0.0005〜
    0.005%を含有せしめたことを特徴とする熱間鍛造
    後焼ならしの省略可能な浸炭鋼の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056296A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ntn Corp 等速ジョイント用浸炭部品の製造方法
JP2014155944A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Kawakami Tekkosho:Kk 鍛造物及びその製造方法
CN114990430A (zh) * 2022-05-08 2022-09-02 江阴兴澄特种钢铁有限公司 一种免退火冷镦齿轮用钢及其制造方法

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