JP2000236156A - 光モジュールの回路基板への取付 - Google Patents

光モジュールの回路基板への取付

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JP2000236156A
JP2000236156A JP11037721A JP3772199A JP2000236156A JP 2000236156 A JP2000236156 A JP 2000236156A JP 11037721 A JP11037721 A JP 11037721A JP 3772199 A JP3772199 A JP 3772199A JP 2000236156 A JP2000236156 A JP 2000236156A
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optical module
circuit board
lead
adapter
mounting
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JP11037721A
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Kenji Urashiro
健司 浦城
Kazuhiro Asada
一宏 浅田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光モジュールMへの半田付けによる熱影響を
なくすとともに、その実装面積の減少化を図る。 【解決手段】 回路基板RにプレートPをその端子10
bをランドaに半田付けして取付ける。このとき、プレ
ートPは端子(リード)帯10のみのため、熱による影
響はない。そのリード帯10は穴11にその一端が突出
しており、光モジュールMのリードピンrをその穴11
に挿入してリード帯10の一端に接触させて接続すると
ともに、光モジュールMをプレートPに取付ける。この
取付けは、加熱がないため、光モジュールへの熱影響は
ない。また、プレートPの基板Rへの取付面積が光モジ
ュールMのそれより狭ければその分、光モジュールMの
基板R上の実装面積が減少する。リード帯10の端子1
0a間にはプレートPから突出するリブを設けて、ラン
ドaの半田のブリッジを阻止するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路基板への光
モジュールの取付構造及びそれに使用するアダプター、
アダプタープレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光モジュールは、電気−光変換素子であ
る発光素子、光−電気変換素子である受光素子又はその
両者の光素子を搭載したものであり、必要な電子回路に
接続することにより、光データリンク等の部材として作
用される。
【0003】その光モジュールの電子回路への接続は、
一般に、回路基板に光モジュールを搭載(実装)して行
われ、その従来の実装(取付)構造は、図15、図16
に示すように、回路基板R上に単に光モジュールMを載
せたものである。すなわち、光モジュールMの下面の突
起1を基板Rの位置決め穴2に嵌めるとともに、リード
ピンrを基板Rのスルーホール3に挿通し、そのリード
ピンrの先端を配線パッドのランドaにリフローなどに
より半田付けbしたものである。図中、Cは光素子であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記光モジュールMの
取付構造は、同図に示すように基板Rに光モジュールM
を載置し、リードピンrとランドa間に半田bを塗布し
てリフローし、光モジュールMを基板Rに固定するとと
もにリードピンrとランドaを半田接続している。
【0005】その半田付けの際、基板R、リードピン
r、回路パッド及び光モジュールのケーシングのそれぞ
れの材質の違いによる熱膨張差により、その各部材に熱
応力が生じ、その熱応力又はその熱応力の残留によって
リードピンrの半田付け部、基板Rの配線パッド及び光
素子Cに損傷を招く場合がある。このため、光モジュー
ルMの信頼性の低下を招いている。
【0006】また、加熱によって半田bが必要以上に流
れて隣りの半田b(リードピンr)に接続(半田ブリッ
ジ)する場合がある。この短絡状態で、光素子Cに通電
されると、光素子Cは損傷し、不良品となる。
【0007】さらに、近年、光モジュールMの小型化が
進み、その小型化の進行につれて各リードピンrの間隔
ピッチも狭くなってきている。一方、配線パッドの各ラ
ンドaは半田付けには所要の間隔が必要である。このた
め、ランドaの間隔ピッチとリードピンrの間隔ピッチ
が異なる場合が生じ、この場合には、各リードピンr間
を広げるなどして対応するが、その際、リードピンrが
欠損することがある。欠損すれば、その光モジュールM
は不良品となり、新たなものと取替えなければならな
い。
【0008】また、基板Rへの実装電子部品の数も多く
なり、一電子部品の基板R上の実装面積の縮小化が望ま
れている。
【0009】この発明は、上記実情の下、上記半田付け
時の熱応力による各種の損傷を防ぐことを第1の課題、
上記短絡を防止することを第2の課題、光モジュールの
リードピンの間隔ピッチと配線パッドのランドの間隔ピ
ッチの相違に容易に対応して接続し得るようにすること
を第3の課題、及び一電子部品の実装面積の縮小化を図
ることを第4の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、まず、この発明は、光モジュールを回路基板に直接
に取付けずに、アダプターを介して取付けるようにし、
そのアダプターを基板に取付けた後、アダプターに光モ
ジュールを取付けるようにしたのである。
【0011】このようにすれば、アダプターと基板の間
で半田付けを行い、その後、アダプターに、熱応力の生
じない手段で光モジュールを取付けることができる。こ
のため、光モジュールには熱応力が働かず、第1の課題
を解決したものとなる。また、アダプターの基板への取
付面積が光モジュールのそれより狭ければ、その分、光
モジュールの基板上の実装面積の縮小化となる。すなわ
ち、第4の課題を解決することとなる。さらに、アダプ
ターが従来の光モジュールの取付けに対応するものであ
れば、従来品をそのまま使用し得る。
【0012】また、この発明は、上記アダプターにおい
て、光モジュールのリードピンと基板の配線パッドのラ
ンドに接続される導電性リード帯(線も含む)を設け、
そのリード帯の両接続端の間隔ピッチを、リードピンの
間隔ピッチとランドの間隔ピッチに合うように異ならせ
たのである。このように、アダプターによって、ピッチ
の相違を吸収すれば、第3の課題を解決し得る。
【0013】つぎに、この発明は、配線パッドの各ラン
ド間にリブを設けて、このリブにより、半田が隣りのラ
ンドに至らないようにしたのである。すなわち、第2の
課題を解決したのである。
【0014】
【発明の実施の形態】上記第1及び第4の課題を達成す
るためのアダプタープレートに係るこの発明の実施形態
としては、光モジュールを回路基板に取付ける際、その
光モジュールが取付けられるとともに前記回路基板に固
定されるアダプタープレートであって、板状絶縁体の一
面に、上記光モジュールのリードピンが挿入される取付
穴が形成され、前記絶縁体内には、前記取付穴に一端が
突出して前記リードピンに接触する導電性リード帯が設
けられており、このリード帯の他端は前記絶縁体の上記
回路基板のランドに対向する面に突出してそのランドと
の接続片となる構成を採用し得る。
【0015】この構成のアダプタープレートは、まず、
回路基板の所要位置に載置し、その接続片を回路基板の
ランドにリフロー等により半田付けして接続する。この
接続のみによって、アダプタープレートを基板に接続し
てもよいが、別途にプレートの周囲を半田付けしたり、
ビス、接着剤などによって固着力を増加させてもよい。
【0016】つぎに、そのアダプタープレートに、その
取付穴に光モジュールのリードピンを挿入して光モジュ
ールを取付ける。このとき、導電性リード帯の弾性力で
リードピンを取付穴の側壁に圧接する等して、光モジュ
ールをアダプタープレートに取付けてもよいが、ビス、
接着剤等によって固着力を増加してもよい。
【0017】このアダプタープレートは、基板の光モジ
ュール取付面と反対側面にも設けることができ、この場
合には、そのアダプタープレートが回路基板の一面に取
付けられ、その回路基板の他面から、光モジュールのリ
ードピンが回路基板に挿通されて前記アダプタープレー
トの取付穴に挿入されて、その光モジュールがアダプタ
ープレートに取付けられ、アダプタープレートの接続片
は回路基板のランドに半田付け接続されている構成とす
る。
【0018】また、同じく、第1、第4の課題を解決す
るためのアダプターに係るこの発明の実施形態として
は、光モジュールを回路基板に取付ける際、その光モジ
ュールのリードピンが挿入される前記回路基板の穴に嵌
着される樋状のアダプターであって、絶縁体からなっ
て、その樋状凹部に上記光モジュールのリードピンが挿
入され、前記絶縁体内には、前記凹部に一端が突出して
前記リードピンに接触する導電性リード帯が設けられて
おり、このリード帯の他端は前記絶縁体の上記回路基板
のランドに対向する面に突出してそのランドとの接続片
となる構成を採用し得る。
【0019】この構成のアダプターは、まず、アダプタ
ーを回路基板にその透孔に嵌着して取付け、その接続片
は回路基板のランドに半田付け接続する。このとき、ビ
ス、接着剤等によって固着力を増すことができる。つぎ
に、そのアダプターの凹部に光モジュールのリードピン
を挿入して光モジュールをアダプターに取付ける。この
とき、ビス、接着剤等によって固着力を増すことができ
る。
【0020】上記アダプタープレートによる回路基板へ
の光モジュールの取付構造において、そのアダプタープ
レートに代えて、電気コネクタを採用することもでき
る。すなわち、回路基板に電気コネクタを接続取付け
し、その電気コネクタに光モジュールを積層取付けした
光モジュールの回路基板への取付構造であって、前記電
気コネクタのハウジングに、前記光モジュールのリード
ピンが挿入された取付穴が形成され、そのハウジング内
には前記取付穴に一端が突出して前記リードピンに接触
した導電性リード帯が設けられており、このリード帯の
他端は回路基板のランドに半田付けによって接続されて
いる構成を採用し得る。
【0021】このようにすれば、電気コネクタは熱に強
いため、半田付けによる熱応力に対しても損傷が少な
く、回路基板に電力を供給するときなど、実装面積の増
大を招くことなく、その供給を行い得る。
【0022】上記各取付構造において、上記光モジュー
ルに他の光モジュールを一個以上積層し、最上段以外の
光モジュールのケーシングには上段の光モジュールのリ
ードピンが挿入された取付穴が形成されているととも
に、その取付穴に一端が突出して前記リードピンに接触
する導電性リード帯が設けられ、この導電性リード帯の
他端は下段の光モジュール及び電気コネクタ、アダプタ
ー又はアダプタープレートの連結用導電性リード帯に接
続され、電気コネクタ、アダプター又はアダプタープレ
ートの前記連結用導電性リード帯は回路基板のランドに
半田付けで接続されている構成とし得る。
【0023】このように、複数段に積層すれば、回路基
板への実装面積の増大を招くことなく、各種の光モジュ
ールを実装し得ることとなる。
【0024】上記構成のアダプタープレート又はアダプ
ターにおいて、上記絶縁体に、上記取付穴又は凹部に一
端が突出する検査用導電性リード帯を設け、この検査用
リード帯は、その前記一端が基板回路に接続される導電
性リード帯の一端に離れて対向し、光モジュールのリー
ドピンの取付穴又は凹部への挿入によりそのリードピン
に接触するようになっているとともに、他端は前記絶縁
体から露出している構成とし得る。
【0025】このようにすれば、両リード帯の絶縁体か
らの突出(露出)端間の導通を検査し、導通があれば、
リードピンが挿入されてリード帯の一端に接触している
こととなり、逆に、非導通であれば、リードピンが挿入
されていないか、挿入されてもリード帯の一端と接触し
ていないこととなる。すなわち、リードピンのリード帯
との接続の良否を判定(検査)し得る。
【0026】また、上記基板回路に接続される導電性リ
ード帯が複数本であって、その各リード帯の上記接続片
間に位置するリブを上記絶縁体に形成し、そのリブによ
って、各接続片を隔離する構成も採用し得る。
【0027】このようにすれば、リブにより、各接続片
と回路パッドのランド間の半田が隣りの接続片(ラン
ド)に至らず、すなわち半田ブリッジが阻止されて短絡
の恐れが少なくなる。
【0028】さらに、上記取付穴が複数あって、その各
取付穴に突出する導電性リード帯の一端の間隔ピッチ
と、その導電性リード帯の接続片の間隔ピッチが異な
り、前者の間隔ピッチは光モジュールのリードピンの間
隔ピッチに対応し、後者の間隔ピッチは上記ランドの間
隔ピッチに対応している構成も採用し得る。この構成
は、凹部に複数の導電性リード帯の一端が突出し、その
突出したリード帯の一端の間隔ピッチと接続片の間隔ピ
ッチが異なるアダプターにも採用し得る。
【0029】このようにすることにより、光モジュール
のリードピンと配線パッドの各ランドの間隔ピッチの相
違をアダプター(プレート)により吸収でき、リードピ
ンの折り曲げ等の必要もない。
【0030】
【実施例】図1乃至図3に一実施例を示し、この実施例
は、アダプタープレートPにより、プリント回路基板R
に光モジュールMを取付けるものであり、上述と同一符
号は同一物を示す。
【0031】アダプタープレートPは弾性金属からなる
導電性リード帯10をインサート樹脂成形したものであ
り、光モジュールMのリードピンrの数及び位置に対応
した透孔(取付穴)11が形成されている。この取付穴
11には、図3に示すようにリード帯10の一端10a
が突出し、リードピンrが挿入されると、リード帯10
の弾力により、その一端10aがリードピンrに接触し
てリード帯10が導通する。各取付穴11は後述の透孔
12のように連続していてもよい。
【0032】この実施例は以上の構成であり、まず、光
モジュールMのリードピンrが挿通される基板Rの透孔
12に取付穴11が対応し、リード帯10の他端10b
が配線パッドのランドaに対応するようにプレートPを
基板R上に載置し、リード帯10他端10bをランドa
にリフローにより半田b付けして、プレートPを基板R
に取付ける。このとき、プレートPは接着剤又はビスに
よって基板Rにさらに固着することもできる。
【0033】このプレートPに光モジュールMをリード
ピンrを取付穴11にリード帯一端10aを押し下げる
ように挿入して取付ける。これにより、光素子Cがリー
ドピンr、リード帯10を介して回路パッドに接続され
る。このとき、光モジュールMはプレートPに接着剤、
ビス等によっても固着し得る。
【0034】図4は、アダプタープレートPの他例を示
し、この実施例は、プレートPのリード帯10の他端1
0b間にリブ13を設けて、リフロー時の半田bが隣り
のリード帯10a、ランドaに至らないようにしたもの
である。リブ13の大きさは短絡防止効果を考慮して適
宜に選定する。リブ13はプレートPの成形時に一体成
形する。
【0035】図5は、アダプタープレートPのさらに他
例を示し、この実施例は、各リード帯10の一端10a
の間隔ピッチ(リードピンrの間隔ピッチ)と他端10
bの間隔ピッチ(ランドaの間隔ピッチ)を異ならせた
ものである。すなわち、一端10aの間隔T1 をリード
ピンrの間隔に、他端10bの間隔T2 をランドaの間
隔T2 に対応させたものである。
【0036】図6には、アダプタープレートPのさらに
他の実施例を示し、この実施例は、各リード帯10の一
端10aに対向して検査用の弾性金属からなる導電性リ
ード帯14の一端14aをそれぞれの取付穴11内に突
出させ、その他端14bを外部に導出したものである。
このプレートPでは、同図鎖線のごとく、両リード帯1
0、14の一端10a、14a間にリードピンrが挿入
されると、そのリード帯10、14がその弾力によって
ピンrに接触する。このため、リード帯10、14の他
端10b、14b側、例えば、A点、B点の導通検査を
することにより、ピンrの挿入(接続)を検出し得る。
すなわち、導通すれば、ピンrが接続されたことであ
り、非導通であれば、ピンrが何らかの事情により接続
されていないこととなる。このピンの挿通(接続)の有
無は一般に外から見にくいため、特に、例えば、後述の
図9の態様では有効である。
【0037】なお、図4乃至図6の実施態様は相互に併
用するとよい。また、プレートPはその下面に突部を形
成し、その突部が透孔12に嵌着するようにし得る。
【0038】図7、図8には、上述の各アダプタープレ
ートPによる光モジュールMの他の取付態様を示し、こ
の実施例は、プレートPが光モジュールMと反対側にあ
って、基板RにプレートPを半田付けにより取付けた
後、光モジュールMを基板R上に搭載するとともにリー
ドピンrを取付穴11に挿入し、ターピングビス15で
基板Rを介在して、プレートPと光モジュールMを締結
する。
【0039】図9には、光モジュールMのさらに他の取
付態様を示し、この実施例では、樋状のアダプター20
を使用している。このアダプター20は、凹部21に突
出する弾性金属製導電性リード帯22を光モジュールM
のリードピンrの数だけ有し、その各リード帯22の他
端22bは外側に突出している。
【0040】このアダプター20は、基板Rの透孔12
にその弾力でもって防水ゴムパッキング23を介在して
嵌着し、導電性リード帯22の他端22bを配線パッド
のランドaに半田bで接続する。この状態の基板Rに光
モジュールMをリードピンrを凹部21に挿入して、リ
ード帯22の一端22aに圧接することにより、取付け
る。
【0041】この取付状態は、アダプター20及びパッ
キング23で透孔12の閉塞が行われているため、光モ
ジュールM内に水、粉塵などが入る恐れが少ない。同図
(b)のように、アダプター20の両端面を閉じれば、
その効果はより向上する。この実施例でも、上述のリブ
13、検査用リード帯14、リード帯22の両端のピッ
チ相違の各構成を採用し得ることはいうまでもない。因
みに、上述の各アダプタープレートPの取付構造でも、
取付穴11、透孔12を樹脂で塞ぐことにより、防塵、
防水効果を得ることができる。
【0042】図10、11はプレートPの役目を電気コ
ネクタ30で行うようにした実施例である。この電気コ
ネクタ30は、雌形金属端子31を有し、この端子31
からリードピン32が下方に突出し、このピン32を回
路基板Rのランドaにリフローにより半田付けして、端
子31を基板R上の取付パッドに接続するとともに、電
気コネクタ30を基板Rに取付ける。このとき、ビス、
接着剤等で電気コネクタ30を基板Rに固着することも
できる。
【0043】電気コネクタ30には、アダプタープレー
トPと同様に、取付穴11が形成され、その取付穴11
から導電性リード帯10が導かれて、基板R上のランド
aにリフローにより半田付けされる。この基板Rに電気
コネクタ30を取付けた後、上述と同様に、光モジュー
ルMをそのリードピンrを挿入して取付ける。このと
き、図12に示すように、光モジュールMにフック40
を形成してそのフック40を電気コネクタ30に係止し
て光モジュールMを電気コネクタ30に取付けてもよ
い。このようにすれば、ワンタッチで確実に取付け得
る。この電気コネクタ30付の光モジュールMには、光
プラグS1 と電気プラグS2 を一体化したプラグを接続
し得る。
【0044】図13は、アダプタープレートPを基板R
上に立てて取付けた実施例であり、このようにすること
により、光モジュールMの基板R上の実装面積をより減
少させ得る。
【0045】図14は、アダプタープレートPを作用し
た取付状態において、その光モジュールMの上にさらに
複数の光モジュールMを積層した実施例である。この実
施例では、最上段以外の光モジュールMのケーシングは
上段の光モジュールMのリードピンrが挿入される取付
穴11が形成されているとともに、その取付穴11に一
端が突出して前記リードピンrに接触する導電性リード
帯10を有し、この導電性リード帯10の他端に下段の
光モジュール、アダプタープレートPの連結用導電性リ
ード帯に接続され、その連結用導電性リード帯は回路基
板Rのランドaにリフローによる半田付けで接続されて
いるものとする。
【0046】この図14の光モジュールMの積層数は任
意であり、途中に電気コネクタ30を設けたりすること
もでき、また、図9のアダプター20、図10の電気コ
ネクタ30の態様でも、同様に光モジュールM等を積層
できることは勿論である。この積層には、特開平9−4
9943号公報に記載の積層構成も採用し得る。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上のように、アダプター
プレート等を介して光モジュールを回路基板に取付け得
るようにしたので、半田付け等による光モジュールへの
熱応力の影響を抑えることができ、信頼性の向上を図り
得る。この信頼性はリブによる隔離によってさらに向上
する。また、実装面積の縮小化も図り得る。
【0048】また、光モジュールのリードピンの間隔ピ
ッチと基板の配線パッドのランドの間隔ピッチの相違に
も容易に対応することができ、設計上の自由度が増す利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光モジュールの回路基板への取付構造の一実施
例の分解斜視図
【図2】同実施例の取付(実装)状態の一部切欠き斜視
【図3】同実施例の切断正面図
【図4】他の実施例のアダプタープレートの斜視図
【図5】(a)は他の実施例のアダプタープレートの斜
視図、(b)は同平面図
【図6】他の実施例の要部断面図
【図7】他の取付状態の一実施例の分解斜視図
【図8】同実施例の切断正面図
【図9】(a)は他の取付状態の一実施例の切断正面
図、(b)は同アダプターの斜視図
【図10】他の取付状態の一実施例の分解斜視図
【図11】同実施例の切断正面図
【図12】他の取付状態の一実施例の分解斜視図
【図13】他の取付状態の一実施例の斜視図
【図14】他の取付状態の一実施例の斜視図
【図15】従来例の分解斜視図
【図16】同切断正面図
【符号の説明】
C 光素子 M 光モジュール P アダプタープレート R 回路基板 a 回路パッドランド b 半田 r 光モジュールのリードピン 10、22 導電性リード帯 10a、22a 導電性リード帯の一端 10b、22b 導電性リード帯の他端 11 取付穴 12 透孔 13 隔離リブ 14 検査用導電性リード帯 20 アダプター 21 アダプターの凹部 30 電気コネクタ 31 電気コネクタの接続端子 32 電気コネクタのリードピン 40 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 一宏 四日市市西末広町1番14号 住友電装株式 会社内 Fターム(参考) 5E336 AA01 AA04 AA09 BB01 BC25 BC34 CC01 CC22 CC25 CC57 DD12 EE03 EE15 EE17 GG01 GG30

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光モジュールMを回路基板Rに取付ける
    際、その光モジュールMが取付けられるとともに前記回
    路基板Rに固定されるアダプタープレートPであって、 板状絶縁体の一面に、上記光モジュールMのリードピン
    rが挿入される取付穴11が形成され、前記絶縁体内に
    は、前記取付穴11に一端10aが突出して前記リード
    ピンrに接触する導電性リード帯10が設けられてお
    り、このリード帯10の他端10bは前記絶縁体の上記
    回路基板Rのランドaに対向する面に突出してそのラン
    ドaとの接続片となることを特徴とする光モジュールの
    回路基板への取付用アダプタープレート。
  2. 【請求項2】 上記板状絶縁体に、上記取付穴11に一
    端14aが突出する検査用導電性リード帯14を設け、
    この検査用リード帯14は、その前記一端14aが上記
    ランドaに接続される導電性リード帯10の一端10a
    に離れて対向して、上記リードピンrの取付穴11への
    挿入によりそのリードピンrに接触するようになってい
    るとともに、他端14bは前記絶縁体から露出している
    ことを特徴とする請求項1に記載の光モジュールの回路
    基板への取付用アダプタープレート。
  3. 【請求項3】 上記ランドaに接続される導電性リード
    帯10が複数本であって、その各リード帯10の上記接
    続片10b間に位置するリブ13を上記絶縁体に形成
    し、そのリブ13によって、各接続片10bを隔離する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光モジュール
    の回路基板への取付用アダプタープレート。
  4. 【請求項4】 上記取付穴11が複数あって、その各取
    付穴11に突出する導電性リード帯10の一端10aの
    間隔ピッチT1 と、その導電性リード帯10の接続片1
    0bの間隔ピッチT2 が異なり、前者の間隔ピッチT1
    は光モジュールMのリードピンrの間隔ピッチに対応
    し、後者の間隔ピッチT2 は上記ランドaの間隔ピッチ
    に対応していることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか一つに記載の光モジュールの回路基板への取付用ア
    ダプタープレート。
  5. 【請求項5】 光モジュールMを回路基板Rに取付ける
    際、その光モジュールMのリードピンrが挿入される前
    記回路基板Rの穴12に嵌着される樋状のアダプター2
    0であって、 絶縁体からなって、その樋状凹部21に上記光モジュー
    ルMのリードピンrが挿入され、前記絶縁体内には、前
    記凹部21に一端22aが突出して前記リードピンrに
    接触する導電性リード帯22が設けられており、このリ
    ード帯22の他端22bは前記絶縁体の上記回路基板R
    のランドaに対向する面に突出してそのランドaとの接
    続片となることを特徴とする光モジュールの回路基板へ
    の取付用アダプター。
  6. 【請求項6】 上記絶縁体に、上記凹部21に一端14
    aが突出する検査用導電性リード帯14を設け、この検
    査用リード帯14は、その前記一端14aが上記ランド
    aに接続される導電性リード帯22の一端22aに離れ
    て対向し、上記リードピンrの凹部21への挿入により
    そのリードピンrに接触するようになっているととも
    に、他端14bは前記絶縁体から露出していることを特
    徴とする請求項5に記載の光モジュールの回路基板への
    取付用アダプター。
  7. 【請求項7】 上記ランドaに接続される導電性リード
    帯22が複数本であって、その各リード帯22の上記接
    続片22b間に位置するリブ13を上記絶縁体に形成
    し、そのリブ13によって、各接続片22bを隔離する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の光モジュール
    の回路基板への取付用アダプター。
  8. 【請求項8】 上記凹部21に複数の導電性リード帯2
    2の一端22aが突出し、その突出するリード帯22の
    一端22aの間隔ピッチT1 と、その導電性リード帯2
    2の接続片22bの間隔ピッチT2 が異なり、前者の間
    隔ピッチT1は光モジュールMのリードピンrの間隔ピ
    ッチに対応し、後者の間隔ピッチT2は上記ランドaの
    間隔ピッチに対応していることを特徴とする請求項5乃
    至7のいずれか一つに記載の光モジュールの回路基板へ
    の取付用アダプター。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    アダプタープレートPに、その取付穴11に光モジュー
    ルMのリードピンrを挿入して光モジュールMが取付け
    られ、前記アダプタープレートPの接続片10bは回路
    基板Rのランドaに半田付け接続されていることを特徴
    とする回路基板への光モジュールの取付構造。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載
    のアダプタープレートPが回路基板Rの一面に取付けら
    れ、その回路基板Rの他面から、光モジュールMのリー
    ドピンrが回路基板Rに挿通されて前記アダプタープレ
    ートPの取付穴11に挿入されて、その光モジュールM
    がアダプタープレートPに取付けられ、アダプタープレ
    ートPの接続片10bは回路基板Rのランドaに半田付
    け接続されていることを特徴とする回路基板への光モジ
    ュールの取付構造。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至8のいずれか一つに記載
    のアダプター20が回路基板Rの透孔12に嵌着され、
    そのアダプター20の凹部21に光モジュールMのリー
    ドピンrが挿入されて光モジュールMがアダプター20
    に取付けられ、アダプター20の接続片22bは回路基
    板Rのランドaに半田付け接続されていることを特徴と
    する回路基板への光モジュールの取付構造。
  12. 【請求項12】 回路基板Rに電気コネクタ30を接続
    取付けし、その電気コネクタ30に光モジュールMを積
    層取付けした光モジュールMの回路基板Rへの取付構造
    であって、 上記電気コネクタ30のハウジングに、上記光モジュー
    ルMのリードピンrが挿入された取付穴11が形成さ
    れ、そのハウジング内には前記取付穴11に一端10a
    が突出して前記リードピンrに接触した導電性リード帯
    10が設けられており、このリード帯10の他端10b
    は回路基板Rのランドaに半田付けによって接続されて
    いることを特徴とする光モジュールの回路基板への取付
    構造。
  13. 【請求項13】 上記光モジュールMに他の光モジュー
    ルMを一個以上積層し、最上段以外の光モジュールMの
    ケーシングには上段の光モジュールMのリードピンrが
    挿入された取付穴11が形成されているとともに、その
    取付穴11に一端10aが突出して前記リードピンrに
    接触する導電性リード帯10が設けられ、この導電性リ
    ード帯10の他端10bは下段の光モジュールM及び電
    気コネクタ30、アダプター20又はアダプタープレー
    トPの連結用導電性リード帯に接続され、電気コネクタ
    30、アダプター20又はアダプタープレートPの前記
    連結用導電性リード帯は回路基板Rのランドaに半田付
    けで接続されていることを特徴とする請求項10乃至1
    2のいずれか一つに記載の回路基板への光モジュールの
    取付構造。
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