JP2000233824A - 積み重ねシートの搬送装置 - Google Patents
積み重ねシートの搬送装置Info
- Publication number
- JP2000233824A JP2000233824A JP3561999A JP3561999A JP2000233824A JP 2000233824 A JP2000233824 A JP 2000233824A JP 3561999 A JP3561999 A JP 3561999A JP 3561999 A JP3561999 A JP 3561999A JP 2000233824 A JP2000233824 A JP 2000233824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- conveyor
- stacked sheets
- stacked
- sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 積み重ねシートを移送中において向きの変換
と上下の反転とを行なうことができるようにした搬送装
置を提供することである。 【解決手段】 積み重ねシートＳ0 を前後方向又は左右
方向に複列に並ぶ状態で移送する排出コンベヤ１の下流
側に、ターンテーブル装置１０、シート搬送コンベヤ２
０およびシート反転装置３０を順に設ける。排出コンベ
ヤ１から積み重ねシートＳ0 が左右方向に複列に並ぶ状
態で排出された場合に、その複列の積み重ねシートＳ0
をターンテーブル装置１０によって縦一列に並ぶ状態に
向きを変換する。この変換後のターンテーブル装置１０
から排出される積み重ねシートＳ0 をシート搬送コンベ
ヤ２０によってシート反転装置３０に送り、このシート
反転装置３０により積み重ねシートＳ0 の上下を反転し
て下流側に排出する。
と上下の反転とを行なうことができるようにした搬送装
置を提供することである。 【解決手段】 積み重ねシートＳ0 を前後方向又は左右
方向に複列に並ぶ状態で移送する排出コンベヤ１の下流
側に、ターンテーブル装置１０、シート搬送コンベヤ２
０およびシート反転装置３０を順に設ける。排出コンベ
ヤ１から積み重ねシートＳ0 が左右方向に複列に並ぶ状
態で排出された場合に、その複列の積み重ねシートＳ0
をターンテーブル装置１０によって縦一列に並ぶ状態に
向きを変換する。この変換後のターンテーブル装置１０
から排出される積み重ねシートＳ0 をシート搬送コンベ
ヤ２０によってシート反転装置３０に送り、このシート
反転装置３０により積み重ねシートＳ0 の上下を反転し
て下流側に排出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートスタッカ
から排出される積み重ねシートを移送中において上下反
転してパレタイザ等の処理装置に搬送する積み重ねシー
トの搬送装置に関するものである。
から排出される積み重ねシートを移送中において上下反
転してパレタイザ等の処理装置に搬送する積み重ねシー
トの搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コルゲータによって製造される両面段ボ
ールや複両面段ボールは、所定の長さに切断されて段ボ
ールシートとされる。この段ボールシートを用いて箱を
形成する場合、普通、印刷装置によって片面に適宜の印
刷を施したのち、打抜き装置によって所定の形状に打抜
き、その打抜きシートをシートスタッカにより数枚を一
単位として積み重ね、この積み重ねシートをマニプレー
タ等を用いるパレタイザによってパレット上に所定の配
列でもって山積みしている。この山積みシートはパレッ
トと共にユーザに流通され、ユーザは、その山積みシー
トを製箱装置の給紙部に供給して箱に組立てるようにし
ている。
ールや複両面段ボールは、所定の長さに切断されて段ボ
ールシートとされる。この段ボールシートを用いて箱を
形成する場合、普通、印刷装置によって片面に適宜の印
刷を施したのち、打抜き装置によって所定の形状に打抜
き、その打抜きシートをシートスタッカにより数枚を一
単位として積み重ね、この積み重ねシートをマニプレー
タ等を用いるパレタイザによってパレット上に所定の配
列でもって山積みしている。この山積みシートはパレッ
トと共にユーザに流通され、ユーザは、その山積みシー
トを製箱装置の給紙部に供給して箱に組立てるようにし
ている。
【０００３】ところで、打抜きシートの数枚を一単位と
して積み重ねるシートスタッカにおいては、打抜きシー
トを単列状態で積み重ねる場合と、横一列に並ぶ複列の
状態で積み重ねる場合とがある。
して積み重ねるシートスタッカにおいては、打抜きシー
トを単列状態で積み重ねる場合と、横一列に並ぶ複列の
状態で積み重ねる場合とがある。
【０００４】打抜きシートが複列の状態で積み重ねられ
た場合、この複列の山積みシートを横一列に並ぶ状態か
ら縦一列に並ぶ状態に移送方向を変換してパレタイザに
供給する必要がある。
た場合、この複列の山積みシートを横一列に並ぶ状態か
ら縦一列に並ぶ状態に移送方向を変換してパレタイザに
供給する必要がある。
【０００５】ここで、シートスタッカによって、印刷面
（表面）を上向きの状態で積み重ねられた段ボールシー
トの場合にはパレタイザにより印刷面を上向きとして山
積みされることになる。
（表面）を上向きの状態で積み重ねられた段ボールシー
トの場合にはパレタイザにより印刷面を上向きとして山
積みされることになる。
【０００６】このような山積みシートを製箱装置に供給
して箱を自動組立てする場合、製箱装置の給紙部に段ボ
ールシートを印刷面を上向きにして供給すると、段ボー
ルシートは印刷面を内向きとして折り曲げることになる
ため、印刷面が表面に現われないという不都合が生じる
ので、パレタイザによって積み重ねシートを山積みする
場合、その積み重ねシートの上下を反転してパレタイザ
に供給し、印刷面を下向きにして積み重ねシートを山積
みする必要がある。
して箱を自動組立てする場合、製箱装置の給紙部に段ボ
ールシートを印刷面を上向きにして供給すると、段ボー
ルシートは印刷面を内向きとして折り曲げることになる
ため、印刷面が表面に現われないという不都合が生じる
ので、パレタイザによって積み重ねシートを山積みする
場合、その積み重ねシートの上下を反転してパレタイザ
に供給し、印刷面を下向きにして積み重ねシートを山積
みする必要がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートスタ
ッカから排出される積み重ねシートの向きの変換および
上下の反転に際し、従来は人手によって行うようにして
いたので非常に手間がかかり、しかもシートの長い積み
重ねシートは重量も重いため、少なくとも２人の作業者
を必要とし、きわめて重労働であった。
ッカから排出される積み重ねシートの向きの変換および
上下の反転に際し、従来は人手によって行うようにして
いたので非常に手間がかかり、しかもシートの長い積み
重ねシートは重量も重いため、少なくとも２人の作業者
を必要とし、きわめて重労働であった。
【０００８】この発明の課題は、積み重ねシートの向き
の変換および上下の反転を自動的に行うことができるよ
うにして省人化を図ることができるようにした積み重ね
シートの搬送装置を提供することである。
の変換および上下の反転を自動的に行うことができるよ
うにして省人化を図ることができるようにした積み重ね
シートの搬送装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、積み重ねシートを下流側に
搬送する排出コンベヤと、その排出コンベヤから送り込
まれる積み重ねシートを受け取り、その向きを９０°方
向転換して下流側に搬送するターンテーブル装置と、そ
のターンテーブル装置から送り出される積み重ねシート
を受け取って下流側に搬送するシート搬送コンベヤと、
このシート搬送コンベヤの排出端において積み重ねシー
トを停止させるストッパと、上記搬送コンベヤから送ら
れる積み重ねシートを上下反転して下流側に搬送するシ
ート反転装置とから成る構成を採用したのである。
めに、この発明においては、積み重ねシートを下流側に
搬送する排出コンベヤと、その排出コンベヤから送り込
まれる積み重ねシートを受け取り、その向きを９０°方
向転換して下流側に搬送するターンテーブル装置と、そ
のターンテーブル装置から送り出される積み重ねシート
を受け取って下流側に搬送するシート搬送コンベヤと、
このシート搬送コンベヤの排出端において積み重ねシー
トを停止させるストッパと、上記搬送コンベヤから送ら
れる積み重ねシートを上下反転して下流側に搬送するシ
ート反転装置とから成る構成を採用したのである。
【００１０】上記の構成から成る搬送装置においては、
排出コンベヤからターンテーブル装置に供給される積み
重ねシートが横一列に並ぶ複数の状態の場合に、ターン
テーブル装置により、横一列に並ぶ複数の積み重ねシー
トの向きを９０°方向変換して縦一列に並ぶ状態とした
のち下流側のシート搬送コンベヤ上に送る。シート搬送
コンベヤからシート反転装置に１つの積み重ねシートが
送り込まれると、ストッパを前進させて後続の積み重ね
シートをシート搬送コンベヤ上で停止させ、シート反転
装置に供給された積み重ねシートは、上下を反転して下
流側に排出する。
排出コンベヤからターンテーブル装置に供給される積み
重ねシートが横一列に並ぶ複数の状態の場合に、ターン
テーブル装置により、横一列に並ぶ複数の積み重ねシー
トの向きを９０°方向変換して縦一列に並ぶ状態とした
のち下流側のシート搬送コンベヤ上に送る。シート搬送
コンベヤからシート反転装置に１つの積み重ねシートが
送り込まれると、ストッパを前進させて後続の積み重ね
シートをシート搬送コンベヤ上で停止させ、シート反転
装置に供給された積み重ねシートは、上下を反転して下
流側に排出する。
【００１１】このように、ターンテーブル装置によって
積み重ねシートの向きを９０°方向変換し、シート反転
装置によって積み重ねシートの上下を反転することによ
って、作業者を不要とし、省人化を図ることができる。
積み重ねシートの向きを９０°方向変換し、シート反転
装置によって積み重ねシートの上下を反転することによ
って、作業者を不要とし、省人化を図ることができる。
【００１２】ここで、シート反転装置の下流側に積み重
ねシートを複数段に積み重ねる積み重ね装置を設けて、
この装置からの積み重ねシートの排出回数を減少させる
ことによって、例えば、シート反転装置から送り出され
る積み重ねシートのパレタイザへの供給速度がパレタイ
ザでの積み重ねシートの山積み処理速度より速い場合で
もこれらの積み重ねシートを確実に山積みすることがで
きる。
ねシートを複数段に積み重ねる積み重ね装置を設けて、
この装置からの積み重ねシートの排出回数を減少させる
ことによって、例えば、シート反転装置から送り出され
る積み重ねシートのパレタイザへの供給速度がパレタイ
ザでの積み重ねシートの山積み処理速度より速い場合で
もこれらの積み重ねシートを確実に山積みすることがで
きる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１および図２に示すように、
シートスタッカによって積み重ねられた積み重ねシート
Ｓ0 は数枚のシートＳ1 を一単位とし、かつ印刷面（表
面）を上向きとして積み重ねられている。
面に基づいて説明する。図１および図２に示すように、
シートスタッカによって積み重ねられた積み重ねシート
Ｓ0 は数枚のシートＳ1 を一単位とし、かつ印刷面（表
面）を上向きとして積み重ねられている。
【００１４】上記積み重ねシートＳ0 は、ベルトコンベ
ヤから成る排出コンベヤ１によって、前後（縦）方向又
は左右（横）方向に複列に並ぶ状態で下流側に搬送され
る。
ヤから成る排出コンベヤ１によって、前後（縦）方向又
は左右（横）方向に複列に並ぶ状態で下流側に搬送され
る。
【００１５】排出コンベヤ１の下流側には、受け渡しコ
ンベヤ２と、積み重ねシートＳ0 を必要に応じて９０°
向きを変換するターンテーブル装置１０とが順に設けら
れている。
ンベヤ２と、積み重ねシートＳ0 を必要に応じて９０°
向きを変換するターンテーブル装置１０とが順に設けら
れている。
【００１６】図３乃至図５は、ターンテーブル装置１０
の詳細を示す。このターンテーブル１０は、積み重ねシ
ートＳ0 を下流側に移送するシート移送コンベヤ１１
と、そのシート移送コンベヤ１１によって下流側に移送
される積み重ねシートＳ0 を上方に持ち上げる昇降枠１
２と、この昇降枠１２を昇降動させる昇降装置１３と、
昇降枠１２を上昇位置において９０°回転させる回転装
置１４および回転位置において回り止めする回り止め装
置１５とから成る。
の詳細を示す。このターンテーブル１０は、積み重ねシ
ートＳ0 を下流側に移送するシート移送コンベヤ１１
と、そのシート移送コンベヤ１１によって下流側に移送
される積み重ねシートＳ0 を上方に持ち上げる昇降枠１
２と、この昇降枠１２を昇降動させる昇降装置１３と、
昇降枠１２を上昇位置において９０°回転させる回転装
置１４および回転位置において回り止めする回り止め装
置１５とから成る。
【００１７】シート移送コンベヤ１１は、積み重ねシー
トＳ0 の移送方向と、その移送方向と直交する方向のそ
れぞれに配置された複数のローラコンベヤ１１ａから成
り、各ローラコンベヤ１１ａのローラ１１ｂは端部に接
続した図示省略のモータによって一方向に回転駆動され
る。
トＳ0 の移送方向と、その移送方向と直交する方向のそ
れぞれに配置された複数のローラコンベヤ１１ａから成
り、各ローラコンベヤ１１ａのローラ１１ｂは端部に接
続した図示省略のモータによって一方向に回転駆動され
る。
【００１８】昇降枠１２は、長方形の２つの角形枠１２
ａ、１２ｂを十字に組合わせた構成とされ、その昇降枠
１２の各角形枠１２ａ、１２ｂは、積み重ねシートＳ0
の移送方向に並ぶローラコンベヤ１１ａ間および上記移
送方向と直交する方向に並ぶローラコンベヤ１１ａ間に
おいて昇降自在とされている。昇降枠１２の中心軸上に
はスプラインシャフト１２ｃが設けられ、このスプライ
ンシャフト１２ｃにスプライン結合されたナット部材１
２ｄが軸受箱１２ｅによって回転自在に支持されてい
る。
ａ、１２ｂを十字に組合わせた構成とされ、その昇降枠
１２の各角形枠１２ａ、１２ｂは、積み重ねシートＳ0
の移送方向に並ぶローラコンベヤ１１ａ間および上記移
送方向と直交する方向に並ぶローラコンベヤ１１ａ間に
おいて昇降自在とされている。昇降枠１２の中心軸上に
はスプラインシャフト１２ｃが設けられ、このスプライ
ンシャフト１２ｃにスプライン結合されたナット部材１
２ｄが軸受箱１２ｅによって回転自在に支持されてい
る。
【００１９】昇降枠１２を昇降動させる昇降装置１３は
スプラインシャフト１２ｃの下端部に接続されたシリン
ダ１３ａから成り、そのシリンダ１３ａの作動によって
昇降枠１２が昇降動され、前記ローラコンベヤ１１ａの
搬送面から没入する位置が下降位置とされている。
スプラインシャフト１２ｃの下端部に接続されたシリン
ダ１３ａから成り、そのシリンダ１３ａの作動によって
昇降枠１２が昇降動され、前記ローラコンベヤ１１ａの
搬送面から没入する位置が下降位置とされている。
【００２０】昇降枠１２を回転させる回転装置１４は、
モータ１４ａの回転軸に取付けたプーリ１４ｂと前記ナ
ット部材１２ｄに取付けたプーリ１４ｃ間にベルト１４
ｄをかけ渡し、上記モータ１４ａの駆動によってナット
部材１２ｄおよびスプラインシャフト１２ｃを９０°回
転させるようにしている。
モータ１４ａの回転軸に取付けたプーリ１４ｂと前記ナ
ット部材１２ｄに取付けたプーリ１４ｃ間にベルト１４
ｄをかけ渡し、上記モータ１４ａの駆動によってナット
部材１２ｄおよびスプラインシャフト１２ｃを９０°回
転させるようにしている。
【００２１】昇降枠１２の回り止め装置１５は、ナット
部材１２ｄに取付けたプーリ１４ｃの中心軸を中心とす
る１つの円周上に４つの係止孔１５ａを９０°の間隔お
いて形成し、その４つの係止孔１５ａの１つに対向して
係止ピン１５ｂを設け、この係止ピン１５ｂをシリンダ
１５ｃの作動により昇降させて係止孔１５ａに係合させ
るようにしている。
部材１２ｄに取付けたプーリ１４ｃの中心軸を中心とす
る１つの円周上に４つの係止孔１５ａを９０°の間隔お
いて形成し、その４つの係止孔１５ａの１つに対向して
係止ピン１５ｂを設け、この係止ピン１５ｂをシリンダ
１５ｃの作動により昇降させて係止孔１５ａに係合させ
るようにしている。
【００２２】いま、排出コンベヤ１からターンテーブル
装置１０のシート移送コンベヤ１１上に積み重ねシート
Ｓ0 が送り込まれると、この積み重ねシートＳ0 はシー
ト移送コンベヤ１１によって下流側に移送される。
装置１０のシート移送コンベヤ１１上に積み重ねシート
Ｓ0 が送り込まれると、この積み重ねシートＳ0 はシー
ト移送コンベヤ１１によって下流側に移送される。
【００２３】積み重ねシートＳ0 が縦一列に並ぶ状態で
送られてくる場合、この積み重ねシートＳ0 は、シート
移送コンベヤ１１によって向きを変換されることなくシ
ート移送コンベヤ１１の排出端まで移送される。
送られてくる場合、この積み重ねシートＳ0 は、シート
移送コンベヤ１１によって向きを変換されることなくシ
ート移送コンベヤ１１の排出端まで移送される。
【００２４】一方、積み重ねシートＳ0 が図４に示すよ
うに、左右方向に間隔をおいて並ぶ複列の状態で送り込
まれてくると、この複列の積み重ねシートＳ0 は、その
ままの状態で下流側に搬送される。上記複列の積み重ね
シートＳ0 が昇降枠１２上まで移送されると、シリンダ
１３ａの作動により昇降枠１２が上昇して複列の積み重
ねシートＳ0 をシート移送コンベヤ１１の搬送面より持
ち上げる。
うに、左右方向に間隔をおいて並ぶ複列の状態で送り込
まれてくると、この複列の積み重ねシートＳ0 は、その
ままの状態で下流側に搬送される。上記複列の積み重ね
シートＳ0 が昇降枠１２上まで移送されると、シリンダ
１３ａの作動により昇降枠１２が上昇して複列の積み重
ねシートＳ0 をシート移送コンベヤ１１の搬送面より持
ち上げる。
【００２５】昇降枠１２が上限位置まで上昇すると、回
転装置１４のモータ１４ａの作動により、昇降枠１２が
９０°回転される。その昇降枠１２の９０°の回転によ
って、複列の積み重ねシートＳ0 は図２に示すように、
向きが９０°方向変換され、縦一列に並ぶ状態とされ
る。
転装置１４のモータ１４ａの作動により、昇降枠１２が
９０°回転される。その昇降枠１２の９０°の回転によ
って、複列の積み重ねシートＳ0 は図２に示すように、
向きが９０°方向変換され、縦一列に並ぶ状態とされ
る。
【００２６】積み重ねシートＳ0 の方向変換後、シリン
ダ１３ａの作動によって昇降枠１２は下降し、下限位置
の近くまで下降すると、昇降枠１２上の積み重ねシート
Ｓ0はシート移送コンベヤ１１で受けられ、そのシート
移送コンベヤ１１によって下流側に搬送される。
ダ１３ａの作動によって昇降枠１２は下降し、下限位置
の近くまで下降すると、昇降枠１２上の積み重ねシート
Ｓ0はシート移送コンベヤ１１で受けられ、そのシート
移送コンベヤ１１によって下流側に搬送される。
【００２７】一方、昇降枠１２は下限位置まで下降する
と、図５に示す回り止め装置１５のシリンダ１５ｃが作
動して係止ピン１５ｂを上昇させ、その係止ピン１５ｂ
と係止孔１５ａの係合によって昇降枠１２を回り止めす
る。
と、図５に示す回り止め装置１５のシリンダ１５ｃが作
動して係止ピン１５ｂを上昇させ、その係止ピン１５ｂ
と係止孔１５ａの係合によって昇降枠１２を回り止めす
る。
【００２８】実施の形態では、ターンテーブル装置１０
として、複数の定置されたローラコンベヤ１１ａに対し
て昇降枠１２を昇降自在に支持し、その昇降枠１２の上
昇と９０°の回転によって積み重ねシートＳ0 の向きを
９０°方向変換させるようにしたが、ターンテーブル装
置１０はこれに限定されない。
として、複数の定置されたローラコンベヤ１１ａに対し
て昇降枠１２を昇降自在に支持し、その昇降枠１２の上
昇と９０°の回転によって積み重ねシートＳ0 の向きを
９０°方向変換させるようにしたが、ターンテーブル装
置１０はこれに限定されない。
【００２９】例えば、実開平５−１７３１号公報に記載
されているように、回転自在に支持されたターンテーブ
ル上に、第１ローラと第２ローラとを９０°向きを変え
て直角な２方向に交互に設け、第１ローラと第２ローラ
のうち、シート移送方向に並ぶローラの回転によってタ
ーンテーブルの中央まで積み重ねシートＳ0 を移送した
のち、そのローラを停止させ、ターンテーブルの９０°
の回転により積み重ねシートＳ0 の向きを９０°方向変
換し、その方向変換後、シート移送方向に並ぶローラを
回転させて方向変換後の積み重ねシートＳ0 を下流側に
移送させるようにしたターンテーブル装置であってもよ
い。
されているように、回転自在に支持されたターンテーブ
ル上に、第１ローラと第２ローラとを９０°向きを変え
て直角な２方向に交互に設け、第１ローラと第２ローラ
のうち、シート移送方向に並ぶローラの回転によってタ
ーンテーブルの中央まで積み重ねシートＳ0 を移送した
のち、そのローラを停止させ、ターンテーブルの９０°
の回転により積み重ねシートＳ0 の向きを９０°方向変
換し、その方向変換後、シート移送方向に並ぶローラを
回転させて方向変換後の積み重ねシートＳ0 を下流側に
移送させるようにしたターンテーブル装置であってもよ
い。
【００３０】図１およぴ図２に示すように、ターンテー
ブル装置１０の下流側には、そのターンテーブル装置１
０のシート移送コンベヤ１１から所要の間隔をおいて送
り出される積み重ねシートＳ0 を下流側に搬送する搬送
コンベヤ２０が設けられている。
ブル装置１０の下流側には、そのターンテーブル装置１
０のシート移送コンベヤ１１から所要の間隔をおいて送
り出される積み重ねシートＳ0 を下流側に搬送する搬送
コンベヤ２０が設けられている。
【００３１】シート搬送コンベヤ２０はローラコンベヤ
から成る。このシート搬送コンベヤ２０の排出端にはス
トッパ２１が設けられている。ストッパ２１はシリンダ
２２の作動により昇降動される。このストッパ２１は、
シート搬送コンベヤ２０から１つの積み重ねシートＳ0
が送り出されると上昇して、後続の積み重ねシートＳ0
をシート搬送コンベヤ２０上で停止させるようになって
いる。
から成る。このシート搬送コンベヤ２０の排出端にはス
トッパ２１が設けられている。ストッパ２１はシリンダ
２２の作動により昇降動される。このストッパ２１は、
シート搬送コンベヤ２０から１つの積み重ねシートＳ0
が送り出されると上昇して、後続の積み重ねシートＳ0
をシート搬送コンベヤ２０上で停止させるようになって
いる。
【００３２】シート搬送コンベヤ２０の下流側には、そ
のシート搬送コンベヤ２０から送り出される積み重ねシ
ートＳ0 を移送中において、上下反転させるシート反転
装置３０が設けられている。
のシート搬送コンベヤ２０から送り出される積み重ねシ
ートＳ0 を移送中において、上下反転させるシート反転
装置３０が設けられている。
【００３３】図６乃至図８はシート反転装置３０の詳細
を示す。このシート反転装置３０は、並列に配置された
３本のシート移送コンベヤ３１と、そのシート移送コン
ベヤ３１によって下流側に移送される積み重ねシートＳ
0 の移送路に設けられたシート反転枠３２とを有する。
を示す。このシート反転装置３０は、並列に配置された
３本のシート移送コンベヤ３１と、そのシート移送コン
ベヤ３１によって下流側に移送される積み重ねシートＳ
0 の移送路に設けられたシート反転枠３２とを有する。
【００３４】シート移送コンベヤ３１はベルトコンベヤ
から成り、両側に位置するシート移送コンベヤ３１の両
側にはローラコンベヤＣ1 が設けられている。３本のシ
ート移送コンベヤ３１のうち、中央に位置するシート移
送コンベヤ３１は前部シート移送コンベヤ３１ａと後部
シート移送コンベヤ３１ｂとに分割されている。
から成り、両側に位置するシート移送コンベヤ３１の両
側にはローラコンベヤＣ1 が設けられている。３本のシ
ート移送コンベヤ３１のうち、中央に位置するシート移
送コンベヤ３１は前部シート移送コンベヤ３１ａと後部
シート移送コンベヤ３１ｂとに分割されている。
【００３５】シート反転枠３２は、両側のシート移送コ
ンベヤ３１間の中央部に配置されている。このシート反
転枠３２には積み重ねシートＳ0 を収容可能とする４つ
の収容部３２ａが周方向に９０°の間隔をおいて形成さ
れている。各収容部３２ａを形成する一対の側壁３２ｂ
のそれぞれは、左右方向に間隔をおいて設けられた２枚
のアーム３２ｃから成り、その２枚のアーム３２ｃ間に
は、前部シート移送コンベヤ３１ａおよび後部シート移
送コンベヤ３１ｂの幅寸法より大きい間隔があけられて
いる。
ンベヤ３１間の中央部に配置されている。このシート反
転枠３２には積み重ねシートＳ0 を収容可能とする４つ
の収容部３２ａが周方向に９０°の間隔をおいて形成さ
れている。各収容部３２ａを形成する一対の側壁３２ｂ
のそれぞれは、左右方向に間隔をおいて設けられた２枚
のアーム３２ｃから成り、その２枚のアーム３２ｃ間に
は、前部シート移送コンベヤ３１ａおよび後部シート移
送コンベヤ３１ｂの幅寸法より大きい間隔があけられて
いる。
【００３６】シート反転枠３２は、積み重ねシートＳ0
の移送路を横切るようにして設けられた回転自在の回転
軸３３に固定され、その回転軸３３は一端部に接続した
モータ３４によって図７の矢印方向に９０°ずつ間歇回
転される。シート反転枠３２はその停止状態において、
４つの収容部３２ａの１つがシート搬送コンベヤ２０の
方向に向く横向きの状態とされる。
の移送路を横切るようにして設けられた回転自在の回転
軸３３に固定され、その回転軸３３は一端部に接続した
モータ３４によって図７の矢印方向に９０°ずつ間歇回
転される。シート反転枠３２はその停止状態において、
４つの収容部３２ａの１つがシート搬送コンベヤ２０の
方向に向く横向きの状態とされる。
【００３７】いま、シート搬送コンベヤ２０からシート
反転装置３０のシート移送コンベヤ３１上に積み重ねシ
ートＳ0 が供給されると、その積み重ねシートＳ0 は上
記シート移送コンベヤ３１によって下流側に搬送され、
シート反転枠３２の収容部３２ａ内に送り込まれる。一
方、後続の積み重ねシートＳ0 はストッパ２１によって
シート搬送コンベヤ２０上で停止保持される。
反転装置３０のシート移送コンベヤ３１上に積み重ねシ
ートＳ0 が供給されると、その積み重ねシートＳ0 は上
記シート移送コンベヤ３１によって下流側に搬送され、
シート反転枠３２の収容部３２ａ内に送り込まれる。一
方、後続の積み重ねシートＳ0 はストッパ２１によって
シート搬送コンベヤ２０上で停止保持される。
【００３８】上記収容部３２ａ内に積み重ねシートＳ0
が送り込まれ、その収容部３２ａの底に対する当接によ
って積み重ねシートＳ0 が停止すると、モータ３４の駆
動による回転軸３３の回転によって、シート反転枠３２
が９０°回動され、図７に示すように、積み重ねシート
Ｓ0 は両側縁が上下に位置する起立状態とされる。
が送り込まれ、その収容部３２ａの底に対する当接によ
って積み重ねシートＳ0 が停止すると、モータ３４の駆
動による回転軸３３の回転によって、シート反転枠３２
が９０°回動され、図７に示すように、積み重ねシート
Ｓ0 は両側縁が上下に位置する起立状態とされる。
【００３９】ここで、起立状態とされた積み重ねシート
Ｓ0 の下側に位置する側縁の下方に図８に示すように、
シリンダ３５により昇降動されるシート受け板３６を設
け、そのシート受け板３６の上昇により積み重ねシート
Ｓ0 を持ち上げ、その後、シート受け板３６を急速に下
降させることにより、積み重ねシートＳ0 は収容部３２
ａの底に衝撃的に衝突するため、積み重ねシートＳ0 の
両側縁を揃えることができる。
Ｓ0 の下側に位置する側縁の下方に図８に示すように、
シリンダ３５により昇降動されるシート受け板３６を設
け、そのシート受け板３６の上昇により積み重ねシート
Ｓ0 を持ち上げ、その後、シート受け板３６を急速に下
降させることにより、積み重ねシートＳ0 は収容部３２
ａの底に衝撃的に衝突するため、積み重ねシートＳ0 の
両側縁を揃えることができる。
【００４０】また、起立状態とされた積み重ねシートＳ
0 の上記両側縁と直交する両側縁にシリンダ３７の作動
によって進退動されるプッシャ３８を設け、そのプッシ
ャ３８を前進させることにより、積み重ねシートＳ0 の
この両側縁を押圧することができるため、積み重ねシー
トＳ0 の上記両側縁と直交する両側縁も揃えることがで
きる。
0 の上記両側縁と直交する両側縁にシリンダ３７の作動
によって進退動されるプッシャ３８を設け、そのプッシ
ャ３８を前進させることにより、積み重ねシートＳ0 の
この両側縁を押圧することができるため、積み重ねシー
トＳ0 の上記両側縁と直交する両側縁も揃えることがで
きる。
【００４１】シート反転枠３２が９０°回転して停止し
たのちにストッパ２１が下降し、２番目の積み重ねシー
トＳ0 がシート移送コンベヤ３１上に送り込まれると、
ストッパ２１は上昇して後続の積み重ねシートＳ0 を停
止させる。
たのちにストッパ２１が下降し、２番目の積み重ねシー
トＳ0 がシート移送コンベヤ３１上に送り込まれると、
ストッパ２１は上昇して後続の積み重ねシートＳ0 を停
止させる。
【００４２】シート移送コンベヤ３１上に送り込まれた
２番目の積み重ねシートＳ0 が、最初の積み重ねシート
Ｓ0 と同様にそのシート移送コンベヤ３１により移送さ
れてシート反転枠３２の収容部３２ａに収容されると、
シート反転枠３２はさらに同方向に９０°回転される。
その回転によって最初の積み重ねシートＳ0 は上下が反
転され、回転停止の直前に、上下が反転された最初の積
み重ねシートＳ0 はシート移送コンベヤ３１により受け
られ、そのシート移送コンベヤ３１により下流側に搬送
される。
２番目の積み重ねシートＳ0 が、最初の積み重ねシート
Ｓ0 と同様にそのシート移送コンベヤ３１により移送さ
れてシート反転枠３２の収容部３２ａに収容されると、
シート反転枠３２はさらに同方向に９０°回転される。
その回転によって最初の積み重ねシートＳ0 は上下が反
転され、回転停止の直前に、上下が反転された最初の積
み重ねシートＳ0 はシート移送コンベヤ３１により受け
られ、そのシート移送コンベヤ３１により下流側に搬送
される。
【００４３】一方、２番目の積み重ねシートＳ0 は起立
状態とされ、以後上記と同様の作用が繰り返し行なわ
れ、積み重ねシートＳ0 は上下が反転された状態でシー
ト移送コンベヤ３１の下流側に順次搬送される。
状態とされ、以後上記と同様の作用が繰り返し行なわ
れ、積み重ねシートＳ0 は上下が反転された状態でシー
ト移送コンベヤ３１の下流側に順次搬送される。
【００４４】なお、シート反転装置は上記のものに限定
されない。例えば、起立可能な２枚のアームを積み重ね
シートＳ0 の移送方向に設け、上流側アームが伏倒し、
かつ下流側アームが垂直状態からやや後方に倒れる起立
状態において、伏倒状態のアーム上に積み重ねシートＳ
0 を供給し、その上流側アームの起立方向への揺動によ
り、積み重ねシートＳ0 を起立させて下流側アームに凭
れさせ、その後、下流側アームを積み重ねシートＳ0 の
移送方向に回動させて積み重ねシートＳ0 を反転させる
ようにしたものであってもよい。
されない。例えば、起立可能な２枚のアームを積み重ね
シートＳ0 の移送方向に設け、上流側アームが伏倒し、
かつ下流側アームが垂直状態からやや後方に倒れる起立
状態において、伏倒状態のアーム上に積み重ねシートＳ
0 を供給し、その上流側アームの起立方向への揺動によ
り、積み重ねシートＳ0 を起立させて下流側アームに凭
れさせ、その後、下流側アームを積み重ねシートＳ0 の
移送方向に回動させて積み重ねシートＳ0 を反転させる
ようにしたものであってもよい。
【００４５】図１および図２に示すように、シート反転
装置３０の下流側には、シート反転装置３０のシート移
送コンベヤ３１から送り出される積み重ねシートＳ0 を
下流側に配置された段積装置５０に送り込む第１シート
供給コンベヤ３９および第２シート供給コンベヤ４０が
設けられている。
装置３０の下流側には、シート反転装置３０のシート移
送コンベヤ３１から送り出される積み重ねシートＳ0 を
下流側に配置された段積装置５０に送り込む第１シート
供給コンベヤ３９および第２シート供給コンベヤ４０が
設けられている。
【００４６】図９および図１０に示すように、第１シー
ト供給コンベヤ３９はローラコンベヤから成る。一方、
第２シート供給コンベヤ４０は３本の並列に配置された
ベルトコンベヤ４０ａから成り、そのベルトコンベヤ４
０ａの排出端部間にはプッシャ４１が設けられている。
プッシャ４１は、ベルトコンベヤ４０ａの排出端の前側
下部に設けられた回転軸４２に連結されている。回転軸
４２にはレバー４３が連結され、そのレバー４３にシリ
ンダ４４が連結されている。
ト供給コンベヤ３９はローラコンベヤから成る。一方、
第２シート供給コンベヤ４０は３本の並列に配置された
ベルトコンベヤ４０ａから成り、そのベルトコンベヤ４
０ａの排出端部間にはプッシャ４１が設けられている。
プッシャ４１は、ベルトコンベヤ４０ａの排出端の前側
下部に設けられた回転軸４２に連結されている。回転軸
４２にはレバー４３が連結され、そのレバー４３にシリ
ンダ４４が連結されている。
【００４７】段積装置５０は、シリンダ５１の作動によ
って昇降動される昇降枠５２上に、ベルトコンベヤから
成る複列の段積み用コンベヤ５３と、ローラコンベヤか
ら成る送り出しコンベヤ５４とを前後に設け、上記段積
み用コンベヤ５３の両側と、その段積み用コンベヤ５３
間にローラコンベヤ５５を設けている。
って昇降動される昇降枠５２上に、ベルトコンベヤから
成る複列の段積み用コンベヤ５３と、ローラコンベヤか
ら成る送り出しコンベヤ５４とを前後に設け、上記段積
み用コンベヤ５３の両側と、その段積み用コンベヤ５３
間にローラコンベヤ５５を設けている。
【００４８】また、段積み用コンベヤ５３間の上方でこ
のコンベヤ５３の中間部より下流側にストッパ５６を設
け、このストッパ５６をシリンダ５７の作用によって積
み重ねシートＳ0 の移送路から進退させるようにしてい
る。
のコンベヤ５３の中間部より下流側にストッパ５６を設
け、このストッパ５６をシリンダ５７の作用によって積
み重ねシートＳ0 の移送路から進退させるようにしてい
る。
【００４９】ここで、昇降枠５２はシリンダ５１の作動
によって積み重ねシートＳ0 の高さに相当する距離をス
トローク量として昇降動されるようになっており、上昇
位置では、段積み用コンベヤ５３の搬送面が第２シート
供給コンベヤ４０の搬送面と同一高さに保持されるよう
になっている。
によって積み重ねシートＳ0 の高さに相当する距離をス
トローク量として昇降動されるようになっており、上昇
位置では、段積み用コンベヤ５３の搬送面が第２シート
供給コンベヤ４０の搬送面と同一高さに保持されるよう
になっている。
【００５０】いま、シート反転装置３０のシート移送コ
ンベヤ３１から第１シート供給コンベヤ３９を経て第２
シート供給コンベヤ４０上に積み重ねシートＳ0 が送り
込まれると、その積み重ねシートＳ0 は、第２シート供
給コンベヤ４０により下流側に搬送される。
ンベヤ３１から第１シート供給コンベヤ３９を経て第２
シート供給コンベヤ４０上に積み重ねシートＳ0 が送り
込まれると、その積み重ねシートＳ0 は、第２シート供
給コンベヤ４０により下流側に搬送される。
【００５１】ここで、積み重ねシートＳ0 が段積みを必
要としない積み重ねシートＳ0 であると、段積装置５０
の昇降枠５２は上昇位置に保持され、段積み用コンベヤ
５３および送り出しコンベヤ５４のそれぞれは駆動状態
とされる。
要としない積み重ねシートＳ0 であると、段積装置５０
の昇降枠５２は上昇位置に保持され、段積み用コンベヤ
５３および送り出しコンベヤ５４のそれぞれは駆動状態
とされる。
【００５２】このため、第２シート供給コンベヤ４０か
ら送り出される積み重ねシートＳ0は、段積み用コンベ
ヤ５３上に送り込まれ、その段積み用コンベヤ５３から
送り出しコンベヤ５４に送られて下流側に排出される。
ら送り出される積み重ねシートＳ0は、段積み用コンベ
ヤ５３上に送り込まれ、その段積み用コンベヤ５３から
送り出しコンベヤ５４に送られて下流側に排出される。
【００５３】一方、段積みを必要とする積み重ねシート
Ｓ0 の場合、最初の積み重ねシートＳ0 が段積装置５０
に送り込まれるとき、昇降枠５２は上昇位置に保持さ
れ、段積み用コンベヤ５３および送り出しコンベヤ５４
のそれぞれは停止状態とされる。また、ストッパ５６は
下降状態に保持されて積み重ねシートＳ0 の移送路に臨
んでいる。
Ｓ0 の場合、最初の積み重ねシートＳ0 が段積装置５０
に送り込まれるとき、昇降枠５２は上昇位置に保持さ
れ、段積み用コンベヤ５３および送り出しコンベヤ５４
のそれぞれは停止状態とされる。また、ストッパ５６は
下降状態に保持されて積み重ねシートＳ0 の移送路に臨
んでいる。
【００５４】上記のような状態において、第２シート供
給コンベヤ４０によって下流側に移送される積み重ねシ
ートＳ0 が第２シート供給コンベヤ４０の排出端から排
出されると、その第２シート供給コンベヤ４０の搬送面
より下方に没入しているプッシャ４１が上方に揺動す
る。そのプッシャ４１の揺動によって積み重ねシートＳ
0 は後端縁が押圧され、停止状態にある段積み用コンベ
ヤ５３上に押し込まれると共に、ストッパ５６に対する
当接によって先端が位置決めされる。
給コンベヤ４０によって下流側に移送される積み重ねシ
ートＳ0 が第２シート供給コンベヤ４０の排出端から排
出されると、その第２シート供給コンベヤ４０の搬送面
より下方に没入しているプッシャ４１が上方に揺動す
る。そのプッシャ４１の揺動によって積み重ねシートＳ
0 は後端縁が押圧され、停止状態にある段積み用コンベ
ヤ５３上に押し込まれると共に、ストッパ５６に対する
当接によって先端が位置決めされる。
【００５５】積み重ねシートＳ0 が位置決めされると、
プッシャ４１は第２シート供給コンベヤ４０の搬送面よ
り下方に没入する待機位置に復帰されると共に、昇降枠
５２は積み重ねシートＳ0 の高さに相当する距離をスト
ローク量として下降する。このため、段積み用コンベヤ
５３上の積み重ねシートＳ0 の上面は第２シート供給コ
ンベヤ４０の搬送面と同一高さに保持される。
プッシャ４１は第２シート供給コンベヤ４０の搬送面よ
り下方に没入する待機位置に復帰されると共に、昇降枠
５２は積み重ねシートＳ0 の高さに相当する距離をスト
ローク量として下降する。このため、段積み用コンベヤ
５３上の積み重ねシートＳ0 の上面は第２シート供給コ
ンベヤ４０の搬送面と同一高さに保持される。
【００５６】昇降枠５２が下降位置で停止保持される
と、次の積み重ねシートＳ0 が第２シート供給コンベヤ
４０から停止状態にある積み重ねシートＳ0 上に送り込
まれ、第２シート供給コンベヤ４０の排出端から排出さ
れると、プッシャ４１が上方に起立してこの２番目の積
み重ねシートＳ0 の後端縁を押圧する。その押圧によっ
て２番目の積み重ねシートＳ0 はストッパ５６に対して
当接されて先端縁が位置決めされ、それぞれの積み重ね
シートＳ0 の先端縁は揃えられた状態で２段に段積みさ
れる。
と、次の積み重ねシートＳ0 が第２シート供給コンベヤ
４０から停止状態にある積み重ねシートＳ0 上に送り込
まれ、第２シート供給コンベヤ４０の排出端から排出さ
れると、プッシャ４１が上方に起立してこの２番目の積
み重ねシートＳ0 の後端縁を押圧する。その押圧によっ
て２番目の積み重ねシートＳ0 はストッパ５６に対して
当接されて先端縁が位置決めされ、それぞれの積み重ね
シートＳ0 の先端縁は揃えられた状態で２段に段積みさ
れる。
【００５７】積み重ねシートＳ0 の段積み後、ストッパ
５６は上昇して積み重ねシートＳ0の移送路から離反す
ると共に、段積み用コンベヤ５３および送り出しコンベ
ヤ５４は駆動され、また、昇降枠５２は上昇される。
５６は上昇して積み重ねシートＳ0の移送路から離反す
ると共に、段積み用コンベヤ５３および送り出しコンベ
ヤ５４は駆動され、また、昇降枠５２は上昇される。
【００５８】このため、段積みされた段積みシートＳ2
は段積み用コンベヤ５３へ送られてくる積み重ねシート
Ｓ0 の送り込み回数の半分の回数でこのコンベヤ５３か
ら送り出しコンベヤ５４に送られ、その送り出しコンベ
ヤ５４によって下流側の図示しないパレタイザ等の処理
装置に排出される。
は段積み用コンベヤ５３へ送られてくる積み重ねシート
Ｓ0 の送り込み回数の半分の回数でこのコンベヤ５３か
ら送り出しコンベヤ５４に送られ、その送り出しコンベ
ヤ５４によって下流側の図示しないパレタイザ等の処理
装置に排出される。
【００５９】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、積
み重ねシートを下流側に移送する排出コンベヤの排出側
に、ターンテーブル装置、シート搬送コンベヤおよびシ
ート反転装置を順に設けたので、積み重ねシートの移送
中において、その積み重ねシートの向きの変更と、上下
の反転とを自動的に行うことができ、省人化に大きな効
果を挙げることができる。
み重ねシートを下流側に移送する排出コンベヤの排出側
に、ターンテーブル装置、シート搬送コンベヤおよびシ
ート反転装置を順に設けたので、積み重ねシートの移送
中において、その積み重ねシートの向きの変更と、上下
の反転とを自動的に行うことができ、省人化に大きな効
果を挙げることができる。
【００６０】また、シート反転装置の下流側に段積装置
を設けたことにより、積み重ねシートを段積みすること
ができるため、パレタイザ等の処理装置への積み重ねシ
ートの供給頻度が減少し、処理装置の能力が低くても処
理することができる。
を設けたことにより、積み重ねシートを段積みすること
ができるため、パレタイザ等の処理装置への積み重ねシ
ートの供給頻度が減少し、処理装置の能力が低くても処
理することができる。
【図１】この発明に係る搬送装置の実施の形態を示す平
面図
面図
【図２】この発明に係る搬送装置の縦断正面図
【図３】この発明に係る搬送装置のターンテーブル装置
の平面図
の平面図
【図４】図３のIV−IV線に沿った断面図
【図５】この発明に係る搬送装置の昇降枠の昇降装置、
回転装置および位置決め装置を示す縦断正面図
回転装置および位置決め装置を示す縦断正面図
【図６】この発明に係る搬送装置のシート反転装置の平
面図
面図
【図７】図６のVII −VII 線に沿った断面図
【図８】図６のVIII−VIII線に沿った断面図
【図９】この発明に係る搬送装置のシート供給コンベヤ
および段積装置を示す平面図
および段積装置を示す平面図
【図１０】図９のＸ−Ｘ線に沿った断面図
１ 排出コンベヤ １０ ターンテーブル装置 ２０ シート搬送コンベヤ ２１ ストッパ ３０ シート反転装置 ５０ 段積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 卓也 大阪市北区梅田２丁目５番25号 レンゴー 株式会社本社事務所内 (72)発明者 中垣 達也 大阪市北区梅田２丁目５番25号 レンゴー 株式会社本社事務所内 Ｆターム(参考） 3F081 AA10 AA29 BD15 BD20 BE02 BE04 BE08 BE09 CA04 CA08 CA47 CC12 CC20 CE10 CE13 CE14
Claims (2)
- 【請求項１】 積み重ねシートを下流側に搬送する排出
コンベヤと、その排出コンベヤから送り込まれる積み重
ねシートを受け取り、その向きを９０°方向転換して下
流側に搬送するターンテーブル装置と、そのターンテー
ブル装置から送り出される積み重ねシートを受け取って
下流側に搬送するシート搬送コンベヤと、このシート搬
送コンベヤの排出端において積み重ねシートを停止させ
るストッパと、上記搬送コンベヤから送られる積み重ね
シートを上下反転して下流側に搬送するシート反転装置
とから成る積み重ねシートの搬送装置。 - 【請求項２】 前記シート反転装置の下流側に、積み重
ねシートを複数段に積み重ねる段積装置を設けたことを
特徴とする請求項１に記載の積み重ねシートの搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3561999A JP2000233824A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 積み重ねシートの搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3561999A JP2000233824A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 積み重ねシートの搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233824A true JP2000233824A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12446882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3561999A Pending JP2000233824A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 積み重ねシートの搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233824A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063027A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Interpack Co Ltd | 反転搬送装置 |
| CN105173753A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-12-23 | 江苏通达机械设备制造有限公司 | 一种桥式码垛机 |
| WO2017074075A1 (ko) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | 주식회사 고영테크놀러지 | 물품 이송 장치, 물품 검사 장치, 물품 이송 방법 및 물품 검사 방법 |
| KR101775322B1 (ko) * | 2016-12-19 | 2017-09-11 | 주식회사 고영테크놀러지 | 물품 이송 장치, 물품 검사 장치, 물품 이송 방법 및 물품 검사 방법 |
| CN107406203A (zh) * | 2015-03-05 | 2017-11-28 | 玻璃技术公司 | 玻璃板采集与定位*** |
| WO2018146657A1 (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR20180092772A (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-20 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR20180092773A (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-20 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치 |
| KR20180131297A (ko) * | 2017-05-31 | 2018-12-10 | 김문제 | 베니어판 검사 및 세척장치 |
| CN111762545A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-10-13 | 山东凯欣绿色农业发展股份有限公司 | 农产品包装箱输送装置 |
| JP2020193012A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 物産ロジスティクスソリューションズ株式会社 | 保冷ボックスの姿勢修正装置および姿勢修正方法 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP3561999A patent/JP2000233824A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063027A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Interpack Co Ltd | 反転搬送装置 |
| CN107406203A (zh) * | 2015-03-05 | 2017-11-28 | 玻璃技术公司 | 玻璃板采集与定位*** |
| US11465928B2 (en) | 2015-03-05 | 2022-10-11 | Glasstech, Inc. | Glass sheet acquisition and positioning system and associated method for an inline system for measuring the optical characteristics of a glass sheet |
| US10851013B2 (en) | 2015-03-05 | 2020-12-01 | Glasstech, Inc. | Glass sheet acquisition and positioning system and associated method for an inline system for measuring the optical characteristics of a glass sheet |
| CN105173753A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-12-23 | 江苏通达机械设备制造有限公司 | 一种桥式码垛机 |
| JP2018531200A (ja) * | 2015-10-30 | 2018-10-25 | コー・ヤング・テクノロジー・インコーポレーテッド | 物品移送装置、物品検査装置、物品移送方法及び物品検査方法 |
| JP2019147693A (ja) * | 2015-10-30 | 2019-09-05 | コー・ヤング・テクノロジー・インコーポレーテッド | 物品移送装置、物品検査装置、物品移送方法及び物品検査方法 |
| WO2017074075A1 (ko) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | 주식회사 고영테크놀러지 | 물품 이송 장치, 물품 검사 장치, 물품 이송 방법 및 물품 검사 방법 |
| KR101736269B1 (ko) * | 2015-10-30 | 2017-05-16 | 주식회사 고영테크놀러지 | 물품 이송 장치 및 물품 검사 장치 |
| US10486909B2 (en) | 2015-10-30 | 2019-11-26 | Koh Young Technology Inc. | Item transfer apparatus, item inspection apparatus, item transfer method, and item inspection method |
| KR101775322B1 (ko) * | 2016-12-19 | 2017-09-11 | 주식회사 고영테크놀러지 | 물품 이송 장치, 물품 검사 장치, 물품 이송 방법 및 물품 검사 방법 |
| KR101967375B1 (ko) | 2017-02-10 | 2019-04-10 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR101954416B1 (ko) | 2017-02-10 | 2019-03-05 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치 |
| WO2018146657A1 (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR101967372B1 (ko) | 2017-02-10 | 2019-04-10 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR20180092773A (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-20 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치 |
| KR20180092771A (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-20 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR20180092772A (ko) * | 2017-02-10 | 2018-08-20 | 주식회사 고영테크놀러지 | 검사 장치, 및 그 장치를 이용한 검사 방법 |
| KR101951107B1 (ko) * | 2017-05-31 | 2019-02-21 | 김문제 | 베니어판 검사 및 세척장치 |
| KR20180131297A (ko) * | 2017-05-31 | 2018-12-10 | 김문제 | 베니어판 검사 및 세척장치 |
| JP2020193012A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 物産ロジスティクスソリューションズ株式会社 | 保冷ボックスの姿勢修正装置および姿勢修正方法 |
| JP7279995B2 (ja) | 2019-05-29 | 2023-05-23 | 物産ロジスティクスソリューションズ株式会社 | 保冷ボックスの姿勢修正装置および姿勢修正方法 |
| CN111762545A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-10-13 | 山东凯欣绿色农业发展股份有限公司 | 农产品包装箱输送装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000233824A (ja) | 積み重ねシートの搬送装置 | |
| US5118243A (en) | Pallet load transfer method and apparatus | |
| JPH05229714A (ja) | シート積重ね装置 | |
| JP2000233854A (ja) | 積み重ねシートの反転装置 | |
| JP4136159B2 (ja) | 積み重ねシートの段積装置 | |
| JP2005239331A (ja) | 下敷パネルの供給装置 | |
| JP4290201B2 (ja) | 給紙方法およびその装置 | |
| JP2632759B2 (ja) | 反転パイリング装置 | |
| JPH0649558Y2 (ja) | 商品の多段積み搬送装置 | |
| JPH07300226A (ja) | 搬送物の搬送方向変換装置 | |
| JP2011026097A (ja) | 反転・積層装置 | |
| CN215710523U (zh) | 输送台临时堆垛机 | |
| CN216035424U (zh) | 一种码垛机的翻转装置 | |
| CN118004790B (zh) | 一种用于减轻钢板划伤的输送装置 | |
| CN220364133U (zh) | 纸板翻转堆叠装置 | |
| CN219193787U (zh) | 一种拆垛装置 | |
| JPH058293Y2 (ja) | ||
| CN219669089U (zh) | 一种用于仓储***的物流传送装置 | |
| JPH0412032Y2 (ja) | ||
| JPH0415713Y2 (ja) | ||
| JPH0644932Y2 (ja) | 排紙装置 | |
| JPS6011867Y2 (ja) | ラツプ状搬送シ−トの積上げ装置 | |
| JPH10147435A (ja) | シート積重ね体のパレット積替え方法及びその装置 | |
| JP2543437Y2 (ja) | 物品移送積上げ装置 | |
| JPH07246075A (ja) | 海苔反転装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051208 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080428 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080513 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |