JP2000229071A - 身体組成推計方法、身体組成推計装置及び身体組成推計プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

身体組成推計方法、身体組成推計装置及び身体組成推計プログラムを記録した記録媒体

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JP2000229071A
JP2000229071A JP11159678A JP15967899A JP2000229071A JP 2000229071 A JP2000229071 A JP 2000229071A JP 11159678 A JP11159678 A JP 11159678A JP 15967899 A JP15967899 A JP 15967899A JP 2000229071 A JP2000229071 A JP 2000229071A
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徹哉 石井
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真史 栗脇
Kazutoshi Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂肪重量や体脂肪率等の推計精度を向上させ
る。 【解決手段】 信号出力回路5は、被験者の体にマルチ
周波のプローブ電流1bを投入する。電流検出回路6
は、被験者の体を流れるマルチ周波のプローブ電流1b
を検出する。電圧検出回路7は、被験者の手足間の電圧
Vpを検出する。CPU10は、検出された電流1bと
電圧Vpとに基づいて、生体電気インピーダンスを測定
し、測定結果に基づいて、周波数0時、周波数無限大時
にまで外挿されたインピーダンス軌跡を求め、周波数0
時アドミッタンスY(0)と周波数無限大時アドミッタ
ンスY(∞)とを算出する。次に、算出されたアドミッ
タンスY(0),Y(∞)、身長に基づいて、除骨重量
・脂肪重量を算出し、さらに、被験者の年齢、身長及び
体重に基づいて、骨重量を算出する。除骨重量・脂肪重
量と骨重量とに基づいて、被験者の体の脂肪重量や体脂
肪率を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生体電気インピ
ーダンス法に基づいて、主として、除骨重量・脂肪重
量、脂肪重量、体脂肪率等、被験者の体脂肪の状態等を
推計するための身体組成推計方法、身体組成推計装置及
び身体組成推計プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人間の除脂肪重量LBM、脂肪重量FA
T等の精密な測定は、主として、二重エネルギX線吸収
法(Dual energy X-ray Absorptiometry、以下、簡単
に、DXAという)等に代表されるX線を使用する測定
装置を用いたり、あるいは水中体重法により行われる
が、X線による測定では、装置が大がかりになる上、被
爆の虞れがある。また、水中体重法では、浴槽内に被験
者が入らねばならず、大変煩雑である。
【0003】そこで、無被爆下で取り扱える簡易な装置
として、生体電気インピーダンス(Bioelectric Impeda
nce)法を利用する身体組成推計装置が普及してきてい
る。この生体電気インピーダンス法では、生体の電気特
性が、組織又は臓器の種類によって著しく異なってお
り、例えば、ヒトの場合、血液の電気抵抗率は150Ω
・cm前後であるのに対して、骨や脂肪の電気抵抗率は
1〜5kΩ・cmもあることが、利用される。
【0004】生体電気インピーダンスは、生体中のイオ
ンによって搬送される電流に対する生体の抵抗(レジス
タンス)と、細胞膜、組織界面、あるいは非イオン化組
織によって作り出される様々な種類の分極プロセスと関
連したリアクタンスとから構成される。細胞1,1,…
は、図12に示すように、細胞膜2,2,…によって取
り囲まれて成り立っており、この細胞膜2,2,…は、
電気的には容量(キャパシタンス)の大きなコンデンサ
と見ることができる。したがって、生体電気インピーダ
ンスは、図13に示すように、細胞外液抵抗1/Yeの
みからなる細胞外液インピーダンスと、細胞内液抵抗1
/Yiと細胞膜容量Cmとの直列接続からなる細胞内液イ
ンピーダンスとの並列合成インピーダンスと考えること
ができる。
【0005】ところで、従来の身体組成推計装置では、
手足の表面電極間に流すべき正弦波交流電流の周波数
を、電気位相角φが最大になる時の周波数(特性周波
数)である略50kHzに固定した状態で、被験者の生
体電気インピーダンスを測定する構成となっているた
め、細胞外液抵抗1/Yeと、細胞内液抵抗1/Yiとを
分離して求めることができず、細胞外液インピーダンス
と細胞内液インピーダンスとの並列合成インピーダンス
に基づいて、しかも、細胞膜の容量成分を含んだ生体電
気インピーダンスに基づいて、被験者の体脂肪の状態を
推計していたため、除脂肪重量LBM、脂肪重量FAT
等の推計精度が余り良くない、という欠点があった。
【0006】この欠点を解消する手段として、マルチ周
波のプローブ電流を生成し、生成しマルチ周波のプロー
ブ電流を被験者の体に投入し、その際の電流及び被験者
の被電圧測定表面部位間の電圧を測定し、該被験者の生
体電気インピーダンスを測定することにより、細胞外液
抵抗1/Ye と、細胞内液抵抗1/Yi とを(細胞膜容
量Cmを含まない)純粋な抵抗値として求め、求められ
た細胞外液抵抗1/Yeと細胞内液抵抗1/Yiとに基づ
いて、被験者の体脂肪の状態を推計する身体組成推計装
置が提供されている(この出願人の出願に係る特開平1
0−14899号公報等参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記出
願に係るマルチ周数インピーダンス法によれば、単一周
波数(50kHz)を用いたインピーダンス法に較べて
明らかに推計精度の向上が認められ、マルチ周数インピ
ーダンス法により推計された脂肪重量とDXAで測定し
た脂肪重量との相関係数が0.918と高いものの、体
重と除脂肪重量との差をとる体脂肪量等の算出には、こ
れで、充分であるとはいえない。
【0008】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、除骨重量・脂肪重量を正確に推計できるように
して、脂肪重量及び体脂肪率の推計精度の向上を図るこ
とのできる身体組成推計方法、身体組成推計装置及び身
体組成推計プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とを第1の目的としている。また、この発明は、除骨重
量・脂肪重量を正確に推計し、骨重量も推定できるよう
にして、脂肪重量及び体脂肪率の推計精度の向上を図る
ことのできる身体組成推計方法、身体組成推計装置及び
身体組成推計プログラムを記録した記録媒体を提供する
ことを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、身体組成推計方法に係り、
マルチ周波のプローブ電流を各周波数毎に生成し、生成
された前記プローブ電流を被験者の体に投入して、その
際に生体に印加されるプローブ電圧及び生体を流れるプ
ローブ電流を各周波数毎に測定し、該測定結果に基づい
て、前記被験者の体の周波数0時及び周波数無限大時の
電気アドミッタンス又は電気インピーダンスを算出し、
式(7)に基づいて、前記除骨重量・脂肪重量LEAN
を推計することを特徴としている。
【0010】 LEAN=aY(0)H2 +bY(∞)H2 +cH3 +d…(7) LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 Y(0):周波数0時の電気アドミッタンス(電気イン
ピーダンスの逆数) Y(∞):周波数無限大時の電気アドミッタンス(電気
インピーダンスの逆数) H:被験者の身長 a,b,c,d:定数
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の身
体組成推計方法に係り、測定された各周波数毎の電気イ
ンピーダンス又は電気アドミッタンスに基づいて、最小
二乗法の演算手法を駆使して、周波数0時及び周波数無
限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスに
まで外挿されたインピーダンス軌跡又はアドミッタンス
軌跡を求め、求められた該インピーダンス軌跡又はアド
ミッタンス軌跡から、前記被験者の体の周波数0時及び
周波数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピー
ダンスを算出することを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の身
体組成推計方法に係り、1つが5kHz以下の低周波
で、他が200kHz以上の高周波である2周波のプロ
ーブ電流を各周波数毎に生成し、生成された前記プロー
ブ電流を被験者の体に投入して、その際に生体に印加さ
れるプローブ電圧及び生体を流れるプローブ電流を各周
波数毎に測定し、該測定結果に基づいて、前記低周波及
び高周波の電気インピーダンス又は電気アドミッタンス
を算出し、算出された前記低周波の電気インピーダンス
又は電気アドミッタンスを、前記被験者の体の周波数0
時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスである
とみなすと共に、算出された前記高周波の電気インピー
ダンス又は電気アドミッタンスを、前記被験者の体の周
波数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダ
ンスであるとみなすことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の身
体組成推計方法に係り、前記被験者の除骨重量・脂肪重
量LEANを与える式(7)を構成する前記定数a,
b,cは、DXAで測定した除骨重量・脂肪重量LEA
Nを、式(7)をそれぞれ構成するY(0)H2,Y
(∞)H2,H3の3つの説明変数で重回帰分析して求め
たものであり、かつ、前記定数dは、式(7)の左辺の
平均値と、右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差か
ら求めたものであることを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の身
体組成推計方法に係り、前記被験者の除骨重量・脂肪重
量LEANを与える式(7)を構成する前記定数a,
b,cとして、男性に対しては、a=98.26±20
%、b=306.07±20%、c=0.0029±2
0%が与えられ、女性に対しては、a=185.69±
20%、b=169.41±20%、c=0.0030
±20%が与えられ、かつ、前記定数dは、式(7)の
左辺の平均値と、式(7)の右辺の第1項〜第3項の和
の平均値との差から求められることを特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか1に記載の身体組成推計方法に係り、式
(7)に基づいて、前記除骨重量・脂肪重量LEANを
推計すると共に、式(8)に基づいて、前記被験者の骨
重量BMCを推計した後、前記被験者の体重と、式
(7)から得られた前記除骨重量・脂肪重量LEAN
と、式(8)から得られた前記骨重量BMCとに基づい
て前記被験者の脂肪重量又は体脂肪率を推計することを
特徴としている。
【0016】 BMC=eAGE+fH+gW+h …(8) BMC:被験者の骨重量 AGE:被験者の年齢 H:被験者の身長 W:被験者の体重 e,f,g,h:定数
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の身
体組成推計方法に係り、前記被験者の骨重量BMCを与
える式(8)を構成する前記定数e,f,gは、DXA
で測定した前記被験者の骨重量BMCを、式(8)をそ
れぞれ構成するAGE,H,Wの3つの説明変数で重回
帰分析して求めたものであり、かつ、前記定数hは、式
(8)の左辺の平均値と、右辺の第1項〜第3項の和の
平均値との差から求めたものであることを特徴としてい
る。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項6記載の身
体組成推計方法に係り、前記被験者の骨重量BMCを与
える式(8)を構成する前記定数e,f,gは、男性に
対しては、e=2.13±20%、f=22.65±2
0%、g=46.11±20%が与えられ、女性に対し
ては、e=−11.37±20%、f=21.03±2
0%、g=20.98±20%が与えられ、かつ、前記
定数hは、式(8)の左辺の平均値と、右辺の第1項〜
第3項の和の平均値との差から求めたものであることを
特徴としている。
【0019】請求項9記載の発明は、身体組成推計方法
に係り、1以上の周波数のプローブ電流を各周波数毎に
生成し、生成された前記プローブ電流を被験者の体に投
入して、その際に生体に印加されるプローブ電圧及び生
体を流れるプローブ電流を各周波数毎に測定し、該測定
結果に基づいて、前記被験者の体の周波数無限大時及び
周波数0時の電気アドミッタンス又は電気インピーダン
スを算出し、式(9)に基づいて、前記被験者の細胞外
液量ECF、細胞内液量ICF、又は、体水分量TBW
のうち少なくとも1つを推計することを特徴としてい
る。 F=Rm/{Rinf -1−Ro-1 } Ricf={−Rm+(Rm2+4F)0.5}/2 Recf=1/{Rinf -1−Ricf -1} LEAN=A・H2/Recf+B・H2/Ricf+C・HE ECF=A・H2/Recf+D・LEAN ICF=B・H2/Ricf+2D・LEAN TBW=ECF+ICF …(9) Ricf :細胞内液の抵抗 Recf :細胞外液の抵抗 Rinf :周波数無限大時の電気インピーダンス Ro :周波数0時の電気インピーダンス LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 H :被験者の身長 A,B,C,D,E,Rm:定数(Rmは細胞膜の抵抗に
相当する) F :中間変数 請求項10記載の発明は、請求項9記載の身体組成推計
方法に係り、前記定数A,B,C,D,E,Rmは、男
女別に定め、電極を被験者の同じ側の手首及び足首に付
けた場合、表3に示した値の0.5倍乃至2倍であるこ
とを特徴としている。
【0020】
【表3】 請求項11記載の発明は、身体組成推計装置に係り、マ
ルチ周波のプローブ電流を各周波数毎に生成し、生成さ
れた前記プローブ電流を被験者の体に投入して、その際
に生体に印加される電圧及び生体に流れる電流を測定す
る生体電気量測定手段と、該生体電気量測定手段からの
測定結果に基づいて、前記被験者の体の周波数0時及び
周波数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピー
ダンスを算出する電気アドミッタンス/電気インピーダ
ンス算出手段と、式(10)を用いて、「前記被験者の
体重から脂肪重量及び骨重量を除いた重量」であると定
義される除骨重量・脂肪重量LEANを推計する除骨重
量・脂肪重量推計手段とを備えてなることを特徴として
いる。
【0021】 LEAN=aY(0)H2 +bY(∞)H2 +cH3 +d …(10) LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 Y(0):周波数0時の電気アドミッタンス(電気イン
ピーダンスの逆数) Y(∞):周波数無限大時の電気アドミッタンス(電気
インピーダンスの逆数) H:被験者の身長 a,b,c,d:定数
【0022】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の身体組成推計装置に係り、電気アドミッタンス/電気
インピーダンス算出手段は、測定された各周波数毎の電
気インピーダンス又は電気アドミッタンスに基づいて、
最小二乗法の演算手法を駆使して、周波数0時及び周波
数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダン
スにまで外挿されたインピーダンス軌跡又はアドミッタ
ンス軌跡を求め、求められた該インピーダンス軌跡又は
アドミッタンス軌跡から、前記被験者の体の周波数0時
及び周波数無限大時の電気アドミッタンス又は電気イン
ピーダンスを算出することを特徴としている。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項11記載
の身体組成推計装置に係り、前記生体電気量測定手段
は、1つが5kHz以下の低周波で、他が200kHz
以上の高周波である2周波のプローブ電流を各周波数毎
に生成し、生成された前記プローブ電流を被験者の体に
投入して、その際に生体に印加されるプローブ電圧及び
生体を流れるプローブ電流を各周波数毎に測定するもの
であり、前記電気アドミッタンス/電気インピーダンス
測定手段は、前記測定結果に基づいて、前記低周波及び
高周波の電気インピーダンス又は電気アドミッタンスを
算出し、算出された前記低周波の電気インピーダンス又
は電気アドミッタンスを、前記被験者の体の周波数0時
の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスであると
みなすと共に、算出された前記高周波の電気インピーダ
ンス又は電気アドミッタンスを、前記被験者の体の周波
数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダン
スであるとみなすものであることを特徴としている。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項11記載
の身体組成推計装置に係り、前記除骨重量・脂肪重量推
計手段での推計に用いられる、除骨重量・脂肪重量LE
ANを与える式(10)を構成する前記定数a,b,c
は、DXAで測定した除骨重量・脂肪重量LEANを、
式(10)をそれぞれ構成するY(0)H2,Y(∞)
2,H3の3つの説明変数で重回帰分析して求めたもの
であり、かつ、前記定数dは、式(10)の左辺の平均
値と、右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差から求
めたものであることを特徴としている。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項11記載
の身体組成推計装置に係り、前記除骨重量・脂肪重量推
計手段での推計に用いられる、前記被験者の除骨重量・
脂肪重量LEANを与える式(10)を構成する前記定
数a,b,cは、男性に対しては、a=98.26±2
0%、b=306.07±20%、c=0.0029±
20%が与えられ、女性に対しては、a=185.69
±20%、b=169.41±20%、c=0.003
0±20%が与えられ、かつ、前記定数dは、式(1
0)の左辺の平均値と、式(10)の右辺の第1項〜第
3項の和の平均値との差から求めたものであることを特
徴としている。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項11乃至
15のいずれか1に記載の身体組成推計装置に係り、式
(10)に基づいて、前記除骨重量・脂肪重量LEAN
を推計する除骨重量・脂肪重量推計手段と、式(11)
に基づいて、前記被験者の骨重量BMCを推計する骨重
量推計手段と、前記被験者の体重と、式(10)から得
られた前記除骨重量・脂肪重量LEANと、式(11)
から得られた前記骨重量BMCとに基づいて前記被験者
の脂肪重量又は体脂肪率を推計する脂肪重量/体脂肪率
推計手段とを備えてなることを特徴としている。
【0027】 BMC=eAGE+fH+gW+h …(11) BMC:被験者の骨重量 AGE:被験者の年齢 H:被験者の身長 W:被験者の体重 e,f,g,h:定数
【0028】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の身体組成推計装置に係り、前記骨重量推計手段での推
計に用いられる、前記被験者の骨重量BMCを与える式
(11)を構成する前記定数e,f,gは、DXAで測
定した前記被験者の骨重量BMCを、式(11)をそれ
ぞれ構成するAGE,H,Wの3つの説明変数で重回帰
分析して求めたものであり、かつ、前記定数hは、式
(11)の左辺の平均値と、右辺の第1項〜第3項の和
の平均値との差から求めたものであることを特徴として
いる。
【0029】請求項18記載の発明は、請求項16記載
の身体組成推計装置に係り、前記被験者の骨重量BMC
を与える式(11)を構成する前記定数e,f,gは、
男性に対しては、e=2.13±20%、f=22.6
5±20%、g=46.11±20%が与えられ、女性
に対しては、e=−11.37±20%、f=21.0
3±20%、g=20.98±20%が与えられ、か
つ、前記定数hは、式(10)の左辺の平均値と、右辺
の第1項〜第3項の和の平均値との差から求めたもので
あることを特徴としている。
【0030】請求項19記載の発明は、1以上の周波数
のプローブ電流を各周波数毎に生成し、生成された前記
プローブ電流を被験者の体に投入して、その際に生体に
印加される電圧及び生体に流れる電流を測定する生体電
気量測定手段と、該生体電気量測定手段からの測定結果
に基づいて、前記被験者の体の周波数無限大時及び周波
数0時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスを
算出する電気アドミッタンス/電気インピーダンス算出
手段と、式(12)を用いて、前記被験者の細胞外液量
ECF、細胞内液量ICF、又は、体水分量TBWのう
ち少なくとも1つを推計する細胞外液量、細胞内液量、
又は、体水分量推計手段とを備えてなることを特徴とし
ている。 F=Rm/{Rinf -1−Ro-1 } Ricf={−Rm+(Rm2+4F)0.5}/2 Recf=1/{Rinf -1−Ricf -1} LEAN=A・H2/Recf+B・H2/Ricf+C・HE ECF=A・H2/Recf+D・LEAN ICF=B・H2/Ricf+2D・LEAN TBW=ECF+ICF …(12) Ricf :細胞内液の抵抗 Recf :細胞外液の抵抗 Rinf :周波数無限大時の電気インピーダンス Ro :周波数0時の電気インピーダンス LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 H :被験者の身長 A,B,C,D,E,Rm:定数(Rmは細胞膜の抵抗に
相当する) F :中間変数 請求項20記載の発明は、請求項19記載の身体組成推
計装置に係り、前記定数A,B,C,D,E,Rmは、
男女別に定め、電極を被験者の同じ側の手首及び足首に
付けた場合、表4に示した値の0.5倍乃至2倍である
ことを特徴としている。
【0031】
【表4】
【0032】請求項21記載の発明は、身体組成推計プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に係り、コンピュータによって被験者の体の脂肪重量
を推計するための身体組成推計プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュ
ータを請求項11乃至20記載の前記生体電気インピー
ダンス測定手段の一部、アドミッタンス算出手段、LE
AN推計手段、骨重量推計手段、脂肪重量/体脂肪率推
計手段、及び、細胞外液量、細胞内液量、又は、体水分
量推計手段として機能させることを特徴としている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である身
体組成推計装置の電気的構成を示すブロック図、図2
は、同身体組成推計装置の使用状態を模式的に示す模式
図、図3は、人体のインピーダンス軌跡を示す図、図4
は、人体組織の電気的等価回路図、図5は、周波数無限
大時の人体組織の電気的等価回路図、図6は、同身体組
成推計装置の動作手順を示すフローチャート、図7は、
同身体組成推計装置における表示器の表示例を示す図、
図8は、DXAにより求められた除骨重量・脂肪重量L
EANと、同身体組成推計装置を用いて求められた除骨
重量・脂肪重量LEANとの相関図、図9は、DXAに
より求められた骨重量BMCと、同身体組成推計装置を
用いて求められた骨重量BMCとの相関図、図10は、
DXAにより求められた脂肪重量FATと、同身体組成
推計装置を用いて求められた脂肪重量FATとの相関
図、また、図11は、DXAにより求められた脂肪重量
FATと従来の身体組成推計装置を用いて求められた脂
肪重量FATとの相関図である。
【0034】この例の身体組成推計装置4は、除骨重量
・脂肪重量、脂肪重量、体脂肪率等、被験者の体脂肪の
状態等を推計する装置に係り、図1及び図2に示すよう
に、被験者の体Eに測定信号としてマルチ周波のプロー
ブ電流Ibを周波数毎に流すための信号出力回路5と、
被験者の体Eを流れるマルチ周波のプローブ電流Ibを
検出するための電流検出回路6と、被験者の手足間の電
圧Vpを検出するための電圧検出回路7と、入力装置と
してのキーボード8と、出力装置としての表示器9と、
装置各部を制御すると共に、各種演算処理を行うCPU
(中央処理装置)10と、CPU10の処理プログラム
を記憶するROM11と、各種データを一時記憶するデ
ータ領域及びCPU10の作業領域が設定されるRAM
12と、測定時に被験者の手甲部Haや足甲部Leの皮
膚表面に導電可能に貼り付けられる4個の表面電極H
p,Hc,Lp,Lcとから概略構成されている。
【0035】上記キーボード8は、被験者の身長、年
齢、体重等を入力するためのテンキーや機能キー、及び
操作者(又は被験者)が測定開始/測定終了を指示する
ための開始/終了スイッチ等を有して構成されている。
キーボード8から供給される身長データ、年齢データ、
体重データは、図示せぬキーコード発生回路でキーコー
ドに変換されてCPU10に供給される。CPU10
は、コード入力された各種操作信号及び身長データ等を
RAM12のデータ領域に一時記憶する。
【0036】上記信号出力回路5は、PIO(パラレル
・インタフェース)51、測定信号発生器52及び出力
バッファ53から構成されている。測定信号発生器52
は、所定の掃引周期で、PIO51を介してCPU10
から信号発生指示信号SGが供給されると、周波数が、
例えば1kHz〜400kHzの範囲で、かつ、15k
Hzの周波数間隔で段階変化する測定信号(電流)Ia
を、所定の掃引回数Nに亘って、繰り返し生成して、出
力バッファ53に入力する。出力バッファ53は、入力
される測定信号Iaを定電流状態に保ちながら、マルチ
周波のプローブ電流Ibとして表面電極Hcに送出す
る。この表面電極Hcは、測定時、被験者の手甲部Ha
に導電可能に貼り付けられ、これにより、100〜80
0μAの範囲にある電流Ibが被験者の体E(図2)を
流れることになる。
【0037】上記電流検出回路6は、I/V変換器(電
流/電圧変換器)61、BPF(バンドパスフィルタ)
62、A/D変換器63及びサンプリングメモリ64か
ら概略構成されている。I/V変換器61は、被験者の
体E、すなわち被験者の手甲部Ha(図2)に貼り付け
られた表面電極Hcと足甲部Leに貼り付けられた表面
電極Lcとの間を流れるマルチ周波のプローブ電流Ib
を検出して電圧Vbに変換し、変換により得られた電圧
VbをBPF62に供給する。BPF62は、入力され
た電圧Vbのうち、略1kHz〜800kHzの帯域の
電圧信号のみを通して、A/D変換器63に供給する。
【0038】A/D変換器63は、CPU10が発行す
るデジタル変換指示に従って、アナログの入力電圧Vb
をデジタルの電圧信号Vbに変換した後、デジタル化さ
れた電圧信号Vbを電流データVbとして、サンプリン
グ周期毎、測定信号Iaの周波数毎にサンプリングメモ
リ64に格納する。また、サンプリングメモリ64は、
SRAMから構成され、測定信号Iaの周波数毎に一時
格納されたデジタルの電流データVbを、CPU10の
求めに応じて、CPU10に送出する。
【0039】電圧検出回路7は、差動増幅器71、BP
F(バンドパスフィルタ)72、A/D変換器73及び
サンプリングメモリ74から構成されている。差動増幅
器71は、被験者の体E、すなわち被験者の手甲部Ha
に貼り付けられた表面電極Hpと足甲部Leに貼り付け
られた表面電極Lpとの間の電圧(電位差)を検出す
る。BPF72は、入力された電圧Vpのうち、略1k
Hz〜800kHzの帯域の電圧信号のみを通して、A
/D変換器73に供給する。A/D変換器73は、CP
U10が発行するデジタル変換指示に従って、アナログ
の入力電圧Vpをデジタルの電圧信号Vpに変換した
後、デジタル化された電圧信号Vpを電圧データVpと
して、サンプリング周期毎、測定信号Iaの周波数毎に
サンプリングメモリ74に格納する。また、サンプリン
グメモリ74は、SRAMから構成され、測定信号Ia
の周波数毎に一時格納されたデジタルの電圧データVp
を、CPU10の求めに応じて、CPU10に送出す
る。なお、CPU10は、2つのA/D変換器63,7
3に対して同一のタイミングでデジタル変換指示を行
う。
【0040】ROM11は、CPU10の処理プログラ
ムとして、主プログラムの他、例えば、インピーダンス
算出サブプログラム、インピーダンス軌跡算出サブプロ
グラム、周波数0時・周波数無限大時アドミッタンス決
定サブプログラム(以下、単に、アドミッタンス決定サ
ブプログラムという)、除骨重量・脂肪重量推計サブプ
ログラム、骨重量推計サブプログラム、脂肪重量推計サ
ブプログラム、及び体脂肪率推計サブプログラム等を格
納する。各種プログラムは、ROM11からCPU10
に読み込まれ、CPU10の動作を制御する。なお、こ
れらのサブプログラムを記録する記録媒体は、ROM1
1等の半導体メモリに限らず、磁気ディスク、磁気テー
プ等の磁気的メモリ、ROMやRAM等の半導体メモ
リ、CD−ROM等の光磁気メモリ、光学的メモリその
他の記録媒体であっても良い。
【0041】ここで、インピーダンス算出サブプログラ
ムは、該サブプログラム記述されたアルゴリズムに従っ
て、CPU10に、サンプリングメモリ64,74に記
憶された周波数毎の電流データ及び電圧データを順次読
み出して、各周波数についての被験者の生体電気インピ
ーダンスを算出する処理を実行させる。「従来の技術」
欄で説明したように、細胞膜2,2,…は、容量の大き
なコンデンサとみることができるため、外部から印加さ
れた電流は、周波数の低いときには、図12に実線A,
A,…で示すように、細胞外液3のみを流れる。しか
し、周波数が高くなるにつれて、細胞膜2,2,…を通
って流れる電流が増え、周波数が非常に高くなると、同
図に破線B,B,…で示すように、細胞1,1,…内を
通って流れるようになる。
【0042】インピーダンス軌跡算出サブプログラム
は、記述されたアルゴリズムに従って、CPU10に、
インピーダンス算出サブプログラムの制御の下で得られ
た各周波数についての被験者の生体電気インピーダンス
に基づいて、最小二乗法の演算手法に従って、周波数0
時及び周波数無限大時にまで外挿して周波数0から周波
数無限大までのインピーダンス軌跡を算出する処理を実
行させる。「従来の技術」欄では、人体の組織を単純な
電気的等価回路(図13)で表したが、実際の人体の組
織では、いろいろな大きさの細胞が不規則に配置されて
いるので、実際の人体のインピーダンス軌跡は、図3に
実線Dで示すように、中心が実軸より上がった円弧とな
り、電気的等価回路は、図4に示すように、時定数τ=
Cmk/Yikが分布している分布定数回路で表される。な
お、同図において、1/Yeは細胞外液抵抗、1/Yik
は各細胞の細胞内液抵抗、Cmkは各細胞の細胞膜容量を
示す。
【0043】アドミッタンス決定サブプログラムは、記
述されたアルゴリズムに従って、CPU10に、インピ
ーダンス軌跡算出サブプログラムの制御の下で得られた
インピーダンス軌跡に基づいて、周波数0時の生体電気
アドミッタンス(以下、周波数0時アドミッタンスとも
いう)Y(0)と周波数無限大時の被験者の生体電気ア
ドミッタンス(以下、周波数無限大時アドミッタンスと
もいう)Y(∞)とを決定する処理を実行させる。
【0044】ここで、周波数0における生体電気インピ
ーダンスは、細胞外液抵抗と等価となるので、求められ
た周波数0時アドミッタンスY(0)は、細胞外液抵抗
の逆数なのである。また、周波数無限大では、図5に示
すように、細胞膜が容量を失い、生体電気インピーダン
スは、細胞内液抵抗と細胞外液抵抗との合成抵抗と等価
(図5)になる。したがって、周波数無限大時アドミッ
タンスY(∞)は、細胞内液抵抗と細胞外液抵抗との合
成抵抗の逆数なのである。
【0045】除骨重量・脂肪重量推計サブプログラム
は、該サブプログラムに記述されたアルゴリズムに従っ
て、CPU10に、アドミッタンス決定サブプログラム
の制御の下で求められた周波数0時アドミッタンスY
(0)と、周波数無限大時アドミッタンスY(∞)と、
キーボード8を介して入力された被験者の身長Hとに基
づいて、具体的には、式(13)を用いて、「被験者の
体重から骨重量及び脂肪重量を除いた重量」であると定
義される除骨重量・脂肪重量LEANを推計する処理を
実行させる。
【0046】 LEAN=aY(0)H2 +bY(∞)H2 +cH3 +d …(13) Y(0):外挿して得られた周波数0時アドミッタンス
[1/Ω] Y(∞):外挿して得られた周波数無限大時アドミッタ
ンス H:被験者の身長[cm] a,b,c,d:定数
【0047】式(13)は、多数の被験者について予め
標本調査を実施した結果得られた除骨重量・脂肪重量L
EANの重回帰式であり、男女別に、定数a,b,c
は、DXAで測定した除骨重量・脂肪重量LEANをY
(0)H2,Y(∞)H2,H3の3つの説明変数で重回
帰分析して求められたものであり、この例においては、
男性に対しては、a=98.26±20%、b=30
6.07±20%、c=0.0029±20%が与えら
れ、女性に対しては、a=185.69±20%、b=
169.41±20%、c=0.0030±20%が与
えられる。一方、定数dは、式(13)の左辺の平均値
と、右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差から求め
られたものである。
【0048】また、骨重量推計サブプログラムは、該サ
ブプログラムに記述されたアルゴリズムに従って、CP
U10に、キーボード8を介して入力された被験者の年
齢AGE、身長H、及び体重Wに基づいて、具体的に
は、式(14)を用いて、被験者の骨重量BMCを推計
する処理を実行させる。
【0049】 BMC=eAGE+fH+gW+h …(14) AGE:被験者の年齢 H:被験者の身長[cm] W:被験者の体重[kg] e,f,g,h:定数 式(14)は、多数の被験者について予め標本調査を実
施した結果得られた骨重量BMCの重回帰式であり、定
数e,f,gは、DXAで測定した骨重量BMCをAG
E,H,Wの3つの説明変数で重回帰分析して求められ
たものであり、男性に対しては、e=2.13±20
%、f=22.65±20%、g=46.11±20%
が与えられ、女性に対しては、e=−11.37±20
%、f=21.03±20%、g=20.98±20%
が与えられる。一方、定数hは、式(2)の左辺の平均
値と、右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差から求
めたものである。
【0050】また、脂肪重量推計サブプログラムは、該
サブプログラムに記述されたアルゴリズムに従って、C
PU10に、キーボード8を介し入力された被験者の体
重Wと、除骨重量・脂肪重量推計サブプログラムの制御
の下で得られた除骨重量・脂肪重量重量LEANと、骨
重量推計サブプログラムの制御の下で骨重量BMCとに
基づいて、具体的には、式(15)を用いて、被験者の
脂肪重量FATを推計する処理を実行させる。
【0051】 FAT=W−(LEAN+BMC) …(15) W:被験者の体重[kg] LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量[kg] BMC:被験者の骨重量[kg]
【0052】また、体脂肪率推計サブプログラムは、該
サブプログラムに記述されたアルゴリズムに従って、C
PU10に、脂肪重量推計サブプログラムの制御の下で
推計された脂肪重量FATと、キーボード8を介して入
力された体重Wとに基づいて、具体的には、式(16)
を用いて、被験者の体脂肪率%FATを算出する処理を
実行させる。
【0053】 %FAT=100FAT/W …(16)
【0054】RAM12のデータ領域には、さらに、イ
ンピーダンス算出サブプログラム等により得られた被験
者の生体電気インピーダンスを周波数毎に格納する生体
電気インピーダンス記憶領域と、周波数0時アドミッタ
ンスY(0)及び周波数無限大時アドミッタンスY
(∞)を記憶するアドミッタンス記憶領域と、キーボー
ド8を介して入力された被験者の身長データを格納する
身長データ記憶領域と、キーボード8を介して入力され
た被験者の年齢を格納する年齢データ記憶領域と、キー
ボード8を介して入力された被験者の体重を格納する体
重データ記憶領域と、除骨重量・脂肪重量記憶領域と、
BMC記憶領域と、脂肪重量推計サブプログラムにより
得られた脂肪重量を記憶する脂肪重量記憶域と、体脂肪
率推計サブプログラムにより得られた体脂肪率を記憶す
る体脂肪率記憶領域が設定される。
【0055】表示器9は、例えば、カラー表示が可能な
液晶表示パネルからなり、キーボード8からの入力デー
タ、例えば、被験者の身長等やCPU10の演算結果、
例えば、除骨重量・脂肪重量、脂肪重量、体脂肪率、イ
ンピーダンス軌跡等を表示する。
【0056】次に、この例の動作について説明する。ま
ず、測定に先だって、図2に示すように、操作者(又は
被験者)が、2個の表面電極Hc,Hpを被験者の手甲
部Haに、2個の表面電極Lp,Lcを被験者の同じ側
の足甲部Leにそれぞれ当着する、例えば、導電クリー
ムを介して貼り付ける。以下、表面電極について説明す
る。この貼り付ける表面電極のうち、表面電極Hc,L
cは、それぞれマルチ周波のプローブ電流において、そ
の周期毎に電流流入表面電極及び電流流出表面電極が入
れ替わる電極として用いられるものであり、また、表面
電極Hp,Lpは、表面電極Hc,Lcから生体へのマル
チ周波のプローブ電流の投入により電圧検出部位に発生
している電圧を取り出す電極である。表面電極Hp,L
pは、2個の表面電極Hc,Lcのうちの一方が流入表
面電極になるときに該流入表面電極よりも上流側であっ
て人体の中心に近い生体表面部位に当着される電極であ
り、該投入状態において他方は、電流流出表面電極より
も下流側であって人体の中心に近い生体表面部位に当着
される電極である。操作者(又は被験者自身)が身体組
成推計装置4のキーボード8を操作して、被験者の身
長、年齢、体重を入力してRAM12の身長データ記憶
領域、年齢データ記憶領域、体重データ記憶領域に記憶
させる。
【0057】次に、操作者(又は被験者自身)が、キー
ボード8の開始/終了スイッチをオンにすると、これよ
り、CPU10は、図6に示す処理の流れに従って、動
作を開始する。まず、ステップSP10において、CP
U10は、信号出力回路5の測定信号発生器52に、信
号発生指示信号SGを供給する。測定信号発生器52
は、CPU10から信号発生指示信号SGを受け取る
と、駆動を開始して、全測定時間の間、所定の掃引周期
で、周波数が、1kHz〜400kHzの範囲で、か
つ、15kHzの周波数間隔で段階変化する測定信号I
aを順次に生成して、出力バッファ53に入力する。出
力バッファ53は、入力される測定信号Iaを定電流状
態(100〜800μAに範囲の一定値)に保ちなが
ら、順次に周波数を異にして生成されるマルチ周波のプ
ローブ電流Ibとして表面電極Hcに送出する。これに
より、定電流Ibが、表面電極Hcから被験者の体Eを
流れ、測定が開始される。
【0058】電流Ibが被験者の体Eに供給されると、
電流検出回路6のI/V変換器61において、表面電極
Hc,Lcが貼り付けられた手足間を流れるマルチ周波
のプローブ電流Ibが検出され、アナログの電圧信号V
bに変換された後、BPF62に供給される。BPF6
2では、入力された電圧信号Vbの中から1kHz〜8
00kHzの帯域の電圧信号成分のみが通過を許され
て、A/D変換器63へ供給される。A/D変換器63
では、供給されたアナログの電圧信号Vbが、デジタル
の電圧信号Vbに変換され、電流データVbとして、所
定のサンプリング周期毎、測定信号Iaの周波数毎にサ
ンプリングメモリ64に格納される。サンプリングメモ
リ64では、格納されたデジタルの電流データVbがC
PU10の求めに応じて、CPU10に送出される。
【0059】一方、電圧検出回路7の差動増幅器71に
おいて、表面電極Hp,Lpが貼り付けられた手足間で
生じた電圧Vpが検出され、BPF72に供給される。
BPF72では、入力された電圧信号Vpの中から1k
Hz〜800kHzの帯域の電圧信号成分のみが通過を
許されて、A/D変換器73へ供給される。A/D変換
器73では、供給されたアナログの電圧信号Vpが、デ
ジタルの電圧信号Vpに変換され、電圧データVpとし
て、所定のサンプリング周期毎、測定信号Iaの周波数
毎にサンプリングメモリ74に格納される。サンプリン
グメモリ74では、格納されたデジタルの電圧データV
pがCPU10の求めに応じて、CPU10に送出され
る。CPU10は、プローブ電流Iaの掃引回数が、指
定された掃引回数N繰り返す。
【0060】そして、掃引回数が指定の回数になると、
CPU10は、測定を停止する制御を行った後、図6に
示すステップSP11へ進み、これより、まず、インピ
ーダンス算出サブプログラムを起動して、両サンプリン
グメモリ64,74に格納された周波数毎の電流データ
及び電圧データを順次読み出して、各周波数についての
被験者の生体電気インピーダンス(掃引回数N回の平均
値)を算出する。算出した生体電気インピーダンスをR
AM12の生体電気インピーダンス記憶領域に格納す
る。なお、生体電気インピーダンスの算出には、その成
分(抵抗及びリアクタンス)の算出も含まれる。次に、
CPU10は、インピーダンス軌跡算出サブプログラム
を起動して、インピーダンス算出サブプログラムにより
得られた各周波数についての被験者の生体電気インピー
ダンス及びその成分(抵抗及びリアクタンス)に基づい
て、最小二乗法を用いるカーブフィッティングの手法に
従って、周波数0から周波数無限大までのインピーダン
ス軌跡を算出する。このようにして算出されたインピー
ダンス軌跡は、図7(a),(b)に示すように、中心
が実軸より上がった円弧となる。
【0061】次に、CPU10は、アドミッタンス決定
サブプログラムに従って、インピーダンス軌跡算出サブ
プログラムの制御の下で得られたインピーダンス軌跡に
基づいて、周波数0時アドミッタンスY(0)と周波数
無限大時アドミッタンスY(∞)とを求める。CPU1
0は、求められた周波数0時アドミッタンスY(0)及
び周波数無限大時アドミッタンスY(∞)をRAM12
のアドミッタンス記憶領域に格納する。
【0062】次いで、CPU10は、除骨重量・脂肪重
量推計サブプログラムの制御の下で、アドミッタンス決
定サブプログラムの制御の下で算出された周波数0時ア
ドミッタンスY(0)と、周波数無限大時アドミッタン
スY(∞)と、キーボード8を介して入力された被験者
の身長Hとを、式(13)に代入して、被験者の除骨重
量・脂肪重量LEANを推計し、推計した被験者の除骨
重量・脂肪重量LEANをRAM12の除骨重量・脂肪
重量記憶領域に格納する(ステップSP12)。このよ
うに推計された除骨重量・脂肪重量LEANと、DXA
により測定された除骨重量・脂肪重量LEANとの相関
を図示したのが、図8である。その相関係数rは、0.
802であった。
【0063】また、CPU10は、骨重量推計サブプロ
グラムの制御の下で、キーボード8を介して入力された
年齢AGE、身長H、及び体重Wを、式(14)に代入
して、被験者の骨重量BMCを推計し、推計した骨重量
BMCをRAM12のBMC記憶領域に格納する。この
ように推計された骨重量BMCと、DXAにより測定さ
れた骨重量BMCとの相関を図示したのが、図9であ
る。その相関係数rは、0.91であった。
【0064】次に、CPU10は、脂肪重量推計サブプ
ログラムの制御の下で、除骨重量・脂肪重量推計サブプ
ログラムを起動して得られた被験者の除骨重量・脂肪重
量LEANと、骨重量推計サブプログラムを起動して得
られた骨重量BMCと、キーボード8を介して入力され
た被験者の体重Wとを、式(15)に代入して、被験者
の脂肪重量を推計し、推計された脂肪重量をRAM12
の脂肪重量記憶領域に格納する(ステップSP13)。
【0065】このように推計された脂肪重量FATと、
DXAにより測定された脂肪重量FATとの相関(相関
係数r=0.937)を、図10に示す。また、比較の
ために、上記従来の身体組成推計装置を用いて推計され
た脂肪重量FATと、DXAにより測定された脂肪重量
FATとの相関(相関係数r=0.937)を、図11
に示す。図10と図11とを比較すれば判るように、従
来装置では脂肪重量FATについての相関係数rが0.
918であるのに対して、この例の装置によれば、相関
係数rが0.937と向上する。また、CPU10は、
体脂肪率推計サブプログラムの制御の下で、脂肪重量推
計サブプログラムにより得られた脂肪重量と、キーボー
ド8を介して入力された被験者の体重Wとを、式(1
6)に代入して、被験者の体脂肪率を推計し、推計され
た体脂肪率をRAM12の体脂肪率記憶領域に格納す
る。
【0066】次に、CPU10は、ステップSP14に
進んで、上述の各処理で得られた推計値、すなわち、被
験者の除骨重量・脂肪重量、骨重量、脂肪重量、体脂肪
率等を表示器9に表示させる。そして、一連の処理を終
了する。このように、この例の構成によれば、除骨重量
・脂肪重量LEANを推計する際、被験者の身長Hの3
乗の項までが考慮されるので、被験者の体脂肪の状態を
一段と正確に推計できる。加えて、個人差が認められる
骨重量BMCを考慮して、被験者の脂肪重量が求められ
るので、被験者の体脂肪の状態を、さらに、一段と正確
に推計できる。以上の実施例のモデルは細胞膜の抵抗を
無限大と仮定している。これは細胞膜の抵抗率は十分に
大きいということを根拠にしている。
【0067】確かに、細胞形状が球形に近い細胞ではこ
の仮定は正しいとできるが、筋肉繊維細胞のように細長
い細胞では、必ずしもこの仮定が通用しないと思われ
る。なぜなら、繊維細胞の側面は大きな表面積を有する
ため、例えば細胞膜の抵抗率が大きくても側面の細胞膜
の抵抗自体は低下するものと考えられる(抵抗=抵抗率
×膜厚/面積)。すなわち、電流は周波数0においても
細胞膜を通過するのである。この様子を図14に示す。
太線は周波数0での電流パスを示し、点線は周波数無限
大での電流パスを示す。図14(a) は普通の細胞の場合
であって、周波数が0では細胞内を電流が通過しないの
で抵抗はもっぱら細胞外液のものである。これに対し、
図14(b) は繊維細胞の場合であって、周波数が0であ
っても細胞膜の抵抗が有限値をとって、細胞の中を電流
が流れ、抵抗は細胞内液と細胞外液との合成になる。図
15は生体電気インピーダンスの等価回路を示す。図1
3に示した等価回路に対して容量Cmを細胞膜抵抗Rmで
バイパスした形になっている。手足に電極を装着するタ
イプのインピーダンス計では、インピーダンスに対する
寄与は胴体よりも手足(手足の筋肉)の方が圧倒的に大
きい。だから前述したモデルでは周波数0において、細
胞内を流れている電流も細胞外を流れている電流と見な
され、ECFが過大評価されることが考えられる。そこ
で、統計的にECFとICFが1:2になるような有限
の細胞膜抵抗Rmを考える。ここでは、細胞膜抵抗Rmは
簡単のため男女差のみが存在し、固定値をとるものとす
る。
【0068】細胞膜抵抗Rm及び周波数無限大時の電気
インピーダンスRinf及び周波数0時の電気インピーダ
ンスRo によって、細胞内抵抗Ricf及び細胞外抵抗Re
cfは、式(17)に従って導き出せる。 F =1/{Rinf -1−Ro -1} Ricf={−Rm+(Rm2+4F)0.5}/2 Recf=1/{Rinf -1−Ricf -1} …(17) F:中間変数 除骨重量・脂肪重量LEANの推定式は式(18)のよ
うになる。 LEAN=A・H2/Recf+B・H2/Ricf+C・HE …(18) H:被験者の身長[cm] A,B,C,E:定数
【0069】ここで、EはLEANの推定式に定数項が
含まれないように決定する。このようにEを決定すれば
小児のような比較的体格の小さいものへの適応性がで
る。式(18)において、第1項を細胞外液量ECF、
第2項を細胞内液量ICFとすると、体水分量TBWは
第1項+第2項となるが、細胞外液量ECFの中に第1
項と独立である成分がある場合は細胞外液量ECFが過
少評価されてしまう。細胞内液量ICFについても同様
である。そこで、これらの抵抗と独立な水分がLEAN
の中に一定割合で存在し、それらが、1:2の割合でE
CFとICFとに分割されて存在すると仮定する。その
割合はTBW(=ECF+ICF)/FFM(Fat Fr
ee Mass:除脂肪体重=体重−脂肪重量)の平均が0.
73になるように決定する。すわなち、
【0070】 ECF[g]=A・H2/Recf+D・LEAN ICF[g]=B・H2/Ricf+2D・LEAN …(19) 前記定数A,B,C,D,E,Rmは、男女別に定め、
電極を被験者の同じ側の手首及び足首に付けた場合、表
5に示した値の0.5倍乃至2倍が適当である。
【0071】
【表5】
【0072】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、各種身体
組成推計式の回帰係数等の数値は、上述の実施例のもの
に限らず、必要に応じて、変更可能である。
【0073】また、上述の実施例では、4個の表面電極
Hc,Hp,Lc,Lpのうち、2個の表面電極Hc,
Hpを被験者Eの手甲部Haに、残り2個の表面電極L
c,Lpを被験者Eの足甲部Leに、貼り付けるように
したが、これに限らず、例えば、各2個ずつ、左右の脚
又は手に取り付けるようにしても良い。また、測定信号
(電流)Iaの周波数範囲は、1kHz〜400kHz
に限定されない。同様に、第1の実施例の場合は周波数
の数も複数である限り任意である。また、生体電気イン
ピーダンスを算出した後に、生体電気アドミッタンスを
算出する例を示したが、生体電気アドミッタンスを直接
算出するようにしても良く、これには、インピーダンス
軌跡を算出する代わりに、アドミッタンス軌跡の算出が
用いられる。
【0074】また、上述の第1の実施例では、最小二乗
法によるカーブフィッティングの手法を用いて、周波数
0時及び無限大時の生体電気インピーダンスを求めるよ
うにしたが、これに限らず、浮遊容量や外来ノイズの影
響を他の手段により回避できる場合には、例えば、2周
波数(5kHz以下の低周波と、200kHz以上の高
周波)のプローブ電流を生成して被験者に投入し、被験
者の体の低周波時の生体電気インピーダンス/アドミッ
タンスを周波数0時の生体電気インピーダンス/アドミ
ッタンスとみなすと共に、被験者の体の高周波時の生体
電気インピーダンス/アドミッタンスを周波数無限大時
の生体電気インピーダンス/アドミッタンスとみなすよ
うにしても良い。
【0075】また、出力装置は、表示器に限らず、プリ
ンタを用いても良い。また、上述の実施例における生体
電気インピーダンスの測定に、定電流方式でプローブ電
流を生体に投入する例を説明したが、定電圧方式でプロ
ーブ電流を生体に投入するようにしても良い。また、複
数の周波数は順次に生成するだけでなく、同時に生成し
てフィルタ等で周波数分離して測定してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、「前記被験者の体重から脂肪重量及び骨重量を
除いた重量」であると定義される除骨重量・脂肪重量L
EANを推計する際、被験者の身長Hの3乗の項までが
考慮されるので、被験者の体脂肪の状態を一段と正確に
推計できる。
【0077】また、請求項6記載の構成によれば、個人
差が認められる骨重量BMCを考慮して、被験者の脂肪
重量が求められるので、被験者の体脂肪の状態を、さら
に、一段と正確に推計できる。また、請求項9記載の構
成によれば、細胞膜抵抗が有限であることを考慮して、
被験者の細胞外液量ECF、細胞内液量ICF、又は、
体水分量TBWが求められるので、被験者の体脂肪の状
態を、さらに、一段と正確に推計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である身体組成推計装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同身体組成推計装置の使用状態を模式的に示す
模式図である。
【図3】人体のインピーダンス軌跡を示す図である。
【図4】人体組織の電気的等価回路図である。
【図5】周波数無限大時の人体組織の電気的等価回路図
である。
【図6】同身体組成推計装置の動作処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】同身体組成推計装置における表示器のインピー
ダンス軌跡の表示例を示す図である。
【図8】DXAにより求められた除骨重量・脂肪重量L
EANと、同身体組成推計装置を用いて求められた除骨
重量・脂肪重量LEANとの相関図である。
【図9】DXAにより求められた骨重量BMCと、同身
体組成推計装置を用いて求められた骨重量BMCとの相
関図である。
【図10】DXAにより求められた脂肪重量FATと、
同身体組成推計装置を用いて求められた脂肪重量FAT
との相関図である。
【図11】従来の身体組成推計装置を用いて求められた
脂肪重量FATとDXAにより求められた脂肪重量FA
Tとの相関図である。
【図12】生体の組織を模式的に示す模式図(その1)
である。
【図13】生体組織の電気的等価回路図(その1)であ
る。
【図14】生体の組織を模式的に示す模式図(その2)
である。
【図15】生体組織の電気的等価回路図(その2)であ
る。
【符号の説明】
4 身体組成推計装置 5 信号出力回路(生体電気量測定手段の一部) 52 測定信号発生器 53 出力バッファ 6 電圧検出回路(生体電気量測定手段の一部) 61 I/V変換器 62 BPF 63 A/D変換器 64 サンプリングメモリ 7 電圧検出回路(生体電気量測定手段の一部) 10 CPU(生体電気量測定手段の一部、電気ア
ドミッタンス/電気インピーダンス算出手段、除骨重量
・脂肪重量推計手段、脂肪重量/体脂肪率推計手段) 11 ROM 12 RAM Hc,Hp,Lc,Lp 表面電極 E 被験者の体 Ha 被験者の手甲部 Le 被験者の足甲部 Ia 測定信号 Ib マルチ周波のプローブ電流 Vp 被験者の手足間の電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 和俊 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内 Fターム(参考) 4C027 AA06 CC00 DD03 EE01 KK01 KK03 KK05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチ周波のプローブ電流を各周波数毎
    に生成し、 生成された前記プローブ電流を被験者の体に投入して、
    その際に生体に印加されるプローブ電圧及び生体を流れ
    るプローブ電流を各周波数毎に測定し、 該測定結果に基づいて、前記被験者の体の周波数0時及
    び周波数無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピ
    ーダンスを算出し、 式(1)に基づいて、前記除骨重量・脂肪重量LEAN
    を推計することを特徴とする身体組成推計方法。 LEAN=aY(0)H2 +bY(∞)H2 +cH3 +d…(1) LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 Y(0):周波数0時の電気アドミッタンス(電気イン
    ピーダンスの逆数) Y(∞):周波数無限大時の電気アドミッタンス(電気
    インピーダンスの逆数) H:被験者の身長 a,b,c,d:定数
  2. 【請求項2】 測定された各周波数毎の電気インピーダ
    ンス又は電気アドミッタンスに基づいて、最小二乗法の
    演算手法を駆使して、周波数0時及び周波数無限大時の
    電気アドミッタンス又は電気インピーダンスにまで外挿
    されたインピーダンス軌跡又はアドミッタンス軌跡を求
    め、求められた該インピーダンス軌跡又はアドミッタン
    ス軌跡から、前記被験者の体の周波数0時及び周波数無
    限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスを
    算出することを特徴とする請求項1記載の身体組成推計
    方法。
  3. 【請求項3】 1つが5kHz以下の低周波で、他が2
    00kHz以上の高周波である2周波のプローブ電流を
    各周波数毎に生成し、 生成された前記プローブ電流を被験者の体に投入して、
    その際に生体に印加されるプローブ電圧及び生体を流れ
    るプローブ電流を各周波数毎に測定し、 該測定結果に基づいて、前記低周波及び高周波の電気イ
    ンピーダンス又は電気アドミッタンスを算出し、算出さ
    れた前記低周波の電気インピーダンス又は電気アドミッ
    タンスを、前記被験者の体の周波数0時の電気アドミッ
    タンス又は電気インピーダンスであるとみなすと共に、
    算出された前記高周波の電気インピーダンス又は電気ア
    ドミッタンスを、前記被験者の体の周波数無限大時の電
    気アドミッタンス又は電気インピーダンスであるとみな
    すことを特徴とする請求項1記載の身体組成推計方法。
  4. 【請求項4】 前記被験者の除骨重量・脂肪重量LEA
    Nを与える式(1)を構成する前記定数a,b,cは、 DXAで測定した除骨重量・脂肪重量LEANを、式
    (1)をそれぞれ構成するY(0)H2,Y(∞)H2
    3の3つの説明変数で重回帰分析して求めたものであ
    り、かつ、 前記定数dは、式(1)の左辺の平均値と、右辺の第1
    項〜第3項の和の平均値との差から求めたものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の身体組成推計方法。
  5. 【請求項5】 前記被験者の除骨重量・脂肪重量LEA
    Nを与える式(1)を構成する前記定数a,b,cとし
    て、 男性に対しては、a=98.26±20%、b=30
    6.07±20%、c=0.0029±20%が与えら
    れ、 女性に対しては、a=185.69±20%、b=16
    9.41±20%、c=0.0030±20%が与えら
    れ、かつ、 前記定数dは、式(1)の左辺の平均値と、式(1)の
    右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差から求められ
    ることを特徴とする請求項1記載の身体組成推計方法。
  6. 【請求項6】 式(1)に基づいて、前記除骨重量・脂
    肪重量LEANを推計すると共に、式(2)に基づい
    て、前記被験者の骨重量BMCを推計した後、前記被験
    者の体重と、式(1)から得られた前記除骨重量・脂肪
    重量LEANと、式(2)から得られた前記骨重量BM
    Cとに基づいて前記被験者の脂肪重量又は体脂肪率を推
    計することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に
    記載の身体組成推計方法。 BMC=eAGE+fH+gW+h …(2) BMC:被験者の骨重量 AGE:被験者の年齢 H:被験者の身長 W:被験者の体重 e,f,g,h:定数
  7. 【請求項7】 前記被験者の骨重量BMCを与える式
    (2)を構成する前記定数e,f,gは、 DXAで測定した前記被験者の骨重量BMCを、式
    (2)をそれぞれ構成するAGE,H,Wの3つの説明
    変数で重回帰分析して求めたものであり、かつ、前記定
    数hは、式(2)の左辺の平均値と、右辺の第1項〜第
    3項の和の平均値との差から求めたものであることを特
    徴とする請求項6記載の身体組成推計方法。
  8. 【請求項8】 前記被験者の骨重量BMCを与える式
    (2)を構成する前記定数e,f,gは、 男性に対しては、e=2.13±20%、f=22.6
    5±20%、g=46.11±20%が与えられ、 女性に対しては、e=−11.37±20%、f=2
    1.03±20%、g=20.98±20%が与えら
    れ、かつ、 前記定数hは、式(2)の左辺の平均値と、右辺の第1
    項〜第3項の和の平均値との差から求めたものであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の身体組成推計方法。
  9. 【請求項9】 1以上の周波数のプローブ電流を各周波
    数毎に生成し、 生成された前記プローブ電流を被験者の体に投入して、
    その際に生体に印加されるプローブ電圧及び生体を流れ
    るプローブ電流を各周波数毎に測定し、 該測定結果に基づいて、前記被験者の体の周波数無限大
    時及び周波数0時の電気アドミッタンス又は電気インピ
    ーダンスを算出し、 式(3)に基づいて、前記被験者の細胞外液量ECF、
    細胞内液量ICF、又は、体水分量TBWのうち少なく
    とも1つを推計することを特徴とする身体組成推計方
    法。 F=Rm/{Rinf -1−Ro -1} Ricf={−Rm+(Rm2+4F)0.5}/2 Recf=1/{Rinf -1−Ricf -1} LEAN=A・H2/Recf+B・H2/Ricf+C・HE ECF=A・H2/Recf+D・LEAN ICF=B・H2/Ricf+2D・LEAN TBW=ECF+ICF …(3) Ricf :細胞内液の抵抗 Recf :細胞外液の抵抗 Rinf :周波数無限大時の電気インピーダンス Ro :周波数0時の電気インピーダンス LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 H :被験者の身長 A,B,C,D,E,Rm:定数(Rmは細胞膜の抵抗に
    相当する) F :中間変数
  10. 【請求項10】 前記定数A,B,C,D,E,Rm
    は、男女別に定め、電極を被験者の同じ側の手首及び足
    首に付けた場合、表1に示した値の0.5倍乃至2倍で
    あることを特徴とする請求項9記載の身体組成推計方
    法。 【0001】 【表1】
  11. 【請求項11】 マルチ周波のプローブ電流を各周波数
    毎に生成し、生成された前記プローブ電流を被験者の体
    に投入して、その際に生体に印加される電圧及び生体に
    流れる電流を測定する生体電気量測定手段と、 該生体電気量測定手段からの測定結果に基づいて、前記
    被験者の体の周波数0時及び周波数無限大時の電気アド
    ミッタンス又は電気インピーダンスを算出する電気アド
    ミッタンス/電気インピーダンス算出手段と、 式(4)を用いて、「前記被験者の体重から脂肪重量及
    び骨重量を除いた重量」であると定義される除骨重量・
    脂肪重量LEANを推計する除骨重量・脂肪重量推計手
    段とを備えてなることを特徴とする身体組成推計装置。 LEAN=aY(0)H2 +bY(∞)H2 +cH3 +d …(4) LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 Y(0):周波数0時の電気アドミッタンス(電気イン
    ピーダンスの逆数) Y(∞):周波数無限大時の電気アドミッタンス(電気
    インピーダンスの逆数) H:被験者の身長 a,b,c,d:定数
  12. 【請求項12】 電気アドミッタンス/電気インピーダ
    ンス算出手段は、測定された各周波数毎の電気インピー
    ダンス又は電気アドミッタンスに基づいて、最小二乗法
    の演算手法を駆使して、周波数0時及び周波数無限大時
    の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスにまで外
    挿されたインピーダンス軌跡又はアドミッタンス軌跡を
    求め、求められた該インピーダンス軌跡又はアドミッタ
    ンス軌跡から、前記被験者の体の周波数0時及び周波数
    無限大時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンス
    を算出することを特徴とする請求項11記載の身体組成
    推計装置。
  13. 【請求項13】 前記生体電気量測定手段は、1つが5
    kHz以下の低周波で、他が200kHz以上の高周波
    である2周波のプローブ電流を各周波数毎に生成し、生
    成された前記プローブ電流を被験者の体に投入して、そ
    の際に生体に印加されるプローブ電圧及び生体を流れる
    プローブ電流を各周波数毎に測定するものであり、 前記電気アドミッタンス/電気インピーダンス測定手段
    は、前記測定結果に基づいて、前記低周波及び高周波の
    電気インピーダンス又は電気アドミッタンスを算出し、
    算出された前記低周波の電気インピーダンス又は電気ア
    ドミッタンスを、前記被験者の体の周波数0時の電気ア
    ドミッタンス又は電気インピーダンスであるとみなすと
    共に、算出された前記高周波の電気インピーダンス又は
    電気アドミッタンスを、前記被験者の体の周波数無限大
    時の電気アドミッタンス又は電気インピーダンスである
    とみなすものであることを特徴とする請求項11記載の
    身体組成推計装置。
  14. 【請求項14】 前記除骨重量・脂肪重量推計手段での
    推計に用いられる、除骨重量・脂肪重量LEANを与え
    る式(4)を構成する前記定数a,b,cは、 DXAで測定した除骨重量・脂肪重量LEANを、式
    (4)をそれぞれ構成するY(0)H2,Y(∞)H2
    3の3つの説明変数で重回帰分析して求めたものであ
    り、かつ、 前記定数dは、式(4)の左辺の平均値と、右辺の第1
    項〜第3項の和の平均値との差から求めたものであるこ
    とを特徴とする請求項11記載の身体組成推計装置。
  15. 【請求項15】 前記除骨重量・脂肪重量推計手段での
    推計に用いられる、前記被験者の除骨重量・脂肪重量L
    EANを与える式(4)を構成する前記定数a,b,c
    は、 男性に対しては、a=98.26±20%、b=30
    6.07±20%、c=0.0029±20%が与えら
    れ、 女性に対しては、a=185.69±20%、b=16
    9.41±20%、c=0.0030±20%が与えら
    れ、かつ、 前記定数dは、式(4)の左辺の平均値と、式(4)の
    右辺の第1項〜第3項の和の平均値との差から求めたも
    のであることを特徴とする請求項11記載の身体組成推
    計装置。
  16. 【請求項16】 式(4)に基づいて、前記除骨重量・
    脂肪重量LEANを推計する除骨重量・脂肪重量推計手
    段と、 式(5)に基づいて、前記被験者の骨重量BMCを推計
    する骨重量推計手段と、前記被験者の体重と、式(4)
    から得られた前記除骨重量・脂肪重量LEANと、式
    (5)から得られた前記骨重量BMCとに基づいて前記
    被験者の脂肪重量又は体脂肪率を推計する脂肪重量/体
    脂肪率推計手段とを備えてなることを特徴とする請求項
    11乃至15のいずれか1に記載の身体組成推計装置。 BMC=eAGE+fH+gW+h …(5) BMC:被験者の骨重量 AGE:被験者の年齢 H:被験者の身長 W:被験者の体重 e,f,g,h:定数
  17. 【請求項17】 前記骨重量推計手段での推計に用いら
    れる、前記被験者の骨重量BMCを与える式(5)を構
    成する前記定数e,f,gは、 DXAで測定した前記被験者の骨重量BMCを、式
    (5)をそれぞれ構成するAGE,H,Wの3つの説明
    変数で重回帰分析して求めたものであり、かつ、 前記定数hは、式(5)の左辺の平均値と、右辺の第1
    項〜第3項の和の平均値との差から求めたものであるこ
    とを特徴とする請求項16記載の身体組成推計装置。
  18. 【請求項18】 前記被験者の骨重量BMCを与える式
    (5)を構成する前記定数e,f,gは、 男性に対しては、e=2.13±20%、f=22.6
    5±20%、g=46.11±20%が与えられ、 女性に対しては、e=−11.37±20%、f=2
    1.03±20%、g=20.98±20%が与えら
    れ、かつ、 前記定数hは、式(5)の左辺の平均値と、右辺の第1
    項〜第3項の和の平均値との差から求めたものであるこ
    とを特徴とする請求項16記載の身体組成推計装置。
  19. 【請求項19】 1以上の周波数のプローブ電流を各周
    波数毎に生成し、生成された前記プローブ電流を被験者
    の体に投入して、その際に生体に印加される電圧及び生
    体に流れる電流を測定する生体電気量測定手段と、 該生体電気量測定手段からの測定結果に基づいて、前記
    被験者の体の周波数無限大時及び周波数0時の電気アド
    ミッタンス又は電気インピーダンスを算出する電気アド
    ミッタンス/電気インピーダンス算出手段と、 式(6)を用いて、前記被験者の細胞外液量ECF、細
    胞内液量ICF、又は、体水分量TBWのうち少なくと
    も1つを推計する細胞外液量、細胞内液量、又は、体水
    分量推計手段とを備えてなることを特徴とする身体組成
    推計装置。 F=Rm/{Rinf -1−Ro-1} Ricf={−Rm+(Rm2+4F)0.5}/2 Recf=1/{Rinf -1−Ricf -1} LEAN=A・H2/Recf+B・H2/Ricf+C・HE ECF=A・H2/Recf+D・LEAN ICF=B・H2/Ricf+2D・LEAN TBW=ECF+ICF …(6) Ricf :細胞内液の抵抗 Recf :細胞外液の抵抗 Rinf :周波数無限大時の電気インピーダンス Ro :周波数0時の電気インピーダンス LEAN:被験者の体の除骨重量・脂肪重量 H :被験者の身長 A,B,C,D,E,Rm:定数(Rmは細胞膜の抵抗に
    相当する) F :中間変数
  20. 【請求項20】 前記定数A,B,C,D,E,Rm
    は、男女別に定め、電極を被験者の同じ側の手首及び足
    首に付けた場合、表2に示した値の0.5倍乃至2倍で
    あることを特徴とする請求項19記載の身体組成推計装
    置。 【0001】 【表2】
  21. 【請求項21】 コンピュータによって被験者の体の脂
    肪重量を推計するための身体組成推計プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータを請求項11乃至20記載の前記生体電気
    インピーダンス測定手段の一部、アドミッタンス算出手
    段、LEAN推計手段、骨重量推計手段、脂肪重量/体
    脂肪率推計手段、及び、細胞外液量、細胞内液量、又
    は、体水分量推計手段として機能させるための身体組成
    推計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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