JP2000226260A - LaGaO3系焼結体 - Google Patents

LaGaO3系焼結体

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JP2000226260A
JP2000226260A JP11030661A JP3066199A JP2000226260A JP 2000226260 A JP2000226260 A JP 2000226260A JP 11030661 A JP11030661 A JP 11030661A JP 3066199 A JP3066199 A JP 3066199A JP 2000226260 A JP2000226260 A JP 2000226260A
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aluminum
crystal phase
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based sintered
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Hiroteru Fujita
弘輝 藤田
Takaharu Inoue
隆治 井上
Takafumi Oshima
崇文 大島
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的強度の高いLaGaO3系焼結体を提供
する。 【解決手段】 所要量のアルミニウム等を含有させるこ
とで、ランタン、ガリウム及び酸素を含有し、更に少な
くとも1種の他の元素を含有し、異なる組成式を有する
3以上の結晶相を備えるLaGaO3系焼結体を得るこ
とができる。この焼結体はランタンのモル量、ガリウム
のモル量及び他の元素のモル量の合計に対する、アルミ
ニウムのモル量の比が0.05〜0.5である。更に、
ランタンのモル量、ガリウムのモル量及び他の元素のモ
ル量の合計に対する、アルミニウムのモル量の比が0.
06〜0.55である第1結晶相と、アルミニウムのモ
ル量の比が0.04〜0.6である第2結晶相を備え
る。これによりJIS R 1601に従う4点曲げ強
さが250MPa以上のLaGaO3系焼結体となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLaGaO3系焼結
体に関する。更に詳しくは、機械的強度が高く、優れた
導電性を有するため、実用量産製品に使用することがで
きるLaGaO3系焼結体に関する。本発明のLaGa
3系焼結体は、酸素透過膜やリアクタ一などに利用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】LaGaO3系焼結体の導電性は、安定
化ジルコニアのそれよりもかなり高いことが知られてお
り、特開平9−161824号公報に開示されているよ
うな低温領域で優れた発電特性を示す固体電解質型燃料
電池の電解質に用いることができる。しかし、このLa
GaO3系焼結体は、機械的強度が低いという難点があ
る。例えば、1500℃で焼成したイットリアで安定化
させたジルコニア(以下、単にYSZという。)の曲げ
強さが500MPaであるのに対して、LaGaO3
焼結体の曲げ強さは200MPa以下とかなり低い。こ
のため、実際に製品に、特に、実用量産製品等に使用す
るには機械的強度の大幅な向上を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するものであり、高い導電性を大きく低下させるこ
となく、機械的強度が大幅に向上されたLaGaO3
焼結体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明のLaGaO
3系焼結体は、ランタン、ガリウム及び酸素を含有し、
更に少なくとも1種の他の元素を含有し、異なる組成式
を有する3以上の結晶相を備えることを特徴とする。
尚、以下、ランタンのモル量をMLa、ガリウムのモル量
をMGa、他の元素の合計モル量をMOとそれぞれ表すも
のとする。
【0005】上記「異なる組成式を有する」とは、各結
晶相に含まれる組成は同一であっても、また、異なって
いてもよいが、ある元素の含有量をモル比として表した
場合に異なることを意味する。即ち、一の結晶相にラン
タン、ガリウム、及び3種の他の元素が含有され、その
モル量の比がa:b:c:d:eである場合、他の結晶
相に含まれる各元素のモル量の比が、例えば、a’:
b:c:d:0となる、又はa’:b’:0:d:eと
なる、又はa:b’:c’:d’:eとなる、又は
a’:b’:c’:d’:e’等となることを表す。但
し、a≠a’、b≠b’、c≠c’、d≠d’及びe≠
e’である。
【0006】また、このLaGaO3系焼結体は、La
GaO3系焼結体の化学量論比である1:1:3により
近い結晶相(以下、単に第1結晶相という。)と、第1
結晶相に比べて化学量論比からよりずれた組成式で表さ
れる結晶相(以下、単に第2結晶相という。)を少なく
とも備えることが好ましく、更にこれらとは組成式の異
なる結晶相(以下、単に第3結晶相という。)を備え、
通常、この第3結晶相は粒界相である。
【0007】このようなLaGaO3焼結体は、第2発
明の様に、アルミニウムを含有させることにより形成す
ることができる。更に、このLaGaO3系焼結体に含
有されるアルミニウムのモル比(MAl)はMLa、MGa
びMOの合計(MLa+MGa+MO)に対する、MAlの比
{MAl/(MLa+MGa+MO)}として表した場合に、
0.05〜0.5(より好ましくは0.05〜0.2、
更に好ましくは0.05〜0.1)であることが好まし
い。アルミニウムの含有量が比MAl/(MLa+MGa+M
O)において0.05未満であると、組成式の異なる3
つの結晶相が形成されにくく、導電性は十分に高いが、
機械的強度が不十分となり、この比が0.5を超えると
強度は十分となるが、固溶しきれなかったアルミニウム
が他の元素と反応し別相を形成することで、導電性が十
分でなくなるため好ましくない。
【0008】更に、このアルミニウムの含有量は、第3
発明のように、第1及び第2結晶相の各々における
La、MGa及びMOの合計MLa+MGa+MOに対する上記
Alの比MAl/(MLa+MGa+MO)として表した場合
に、第1結晶相では0.06〜0.55であり、第2結
晶相では0.04〜0.6であることが好ましい。この
ような2つの結晶相を少なくとも焼結体中に備えること
で、十分な機械的強度を得ることができる。
【0009】更に、LaGaO3系焼結体を構成する第
1及び第2結晶相の割合は以下の様に評価することがで
きる。LaGaO3系焼結体の表面を鏡面研磨し、電子
顕微鏡により撮影し、得られた電子顕微鏡写真上の任意
の場所の一端から他端へ直線を引き、この直線下に存在
する第1結晶相及び第2結晶相の各々の長さを比として
表すことができる。このようにして表す結晶相の含有率
を結晶相比というものとする。全結晶相の合計に対する
各結晶相の結晶相比は、第1結晶相は0.55〜0.9
(より好ましくは0.6〜0.9、更に好ましくは0.
8〜0.9)であることが好ましく、第2結晶相は0.
4以下(より好ましくは0.25以下、更に好ましくは
0.18以下)であることが好ましい。この結晶相比
は、複数の視野を撮影した各電子顕微鏡写真において複
数の直線を引き、これらに関して同様に各直線下の第1
又は第2結晶相等の各々にまたがる長さの合計を比とし
て算出し、この平均値を得ることで、近似的な体積比と
見なすことができる。
【0010】LaGaO3系焼結体は、ペロブスカイト
型酸化物であり、一般式ABO3で表され、単斜相のO
rthorhombic(斜方晶)の結晶構造を有す
る。この結晶構造では、イオン半径の大きい12配位の
イオンが体心であるAサイトに位置され、このイオンを
取り囲むようにイオン半径の小さい6配位のイオンがB
サイトに位置される。この理論的なLaGaO3系焼結
体では、Aサイトに含有される元素のモル量(MA)に
対するBサイトに含有される元素のモル量(MB)の比
をMA/MBとすると、このMA/MBは1であり、ランタ
ンはAサイトに存在し、ガリウムはBサイトに存在す
る。ランタン、ガリウムに加えて、例えば、ストロンチ
ウム、マグネシウム及びアルミニウムを含有するLaG
aO3系焼結体において、ランタン及びストロンチウム
をAサイトに含有される元素とし、ガリウム、マグネシ
ウム及びアルミニウムをBサイトに含有される元素とし
た場合のMA/MBは、理論的なMA/MBからのずれを表
す。このMA/MBは第1結晶相では0.65〜0.80
となり、第2結晶相では0.55〜0.70となること
が好ましい。
【0011】上記の様な、3以上の異なる組成式を有す
る結晶相、特に、第1及び第2結晶相を備えるLaGa
3系焼結体を得ることで、第3発明のように、JIS
R1601に従う4点曲げ強さが250MPa以上、
更には、300MPa以上、特に350MPa以上であ
る十分な強度を有する焼結体を得ることができる。ま
た、焼成条件等を変化させることで更なる強度の向上が
期待できる。更に、第5発明のように、LaGaO3
焼結体に含有されるアルミニウムの量を調整すること
で、結晶相の組成を変化させることができ、これによっ
て機械的強度及び導電特性を調整することができる。
【0012】
【作用】LaGaO3系焼結体は、通常2つの相から構
成され、一方は結晶相であり、他方は粒界相である。こ
のような相形態を有することで良好な導電性を保持する
ことができる。しかし、本発明では、焼結助剤の機能と
は別に、比較的固溶しにくい元素を添加することによ
り、通常LaGaO3系焼結体が有する結晶相及び粒界
相に加えて、第3相及び第4相等を形成させ強度を向上
させることができる。この様な異なる組成式を有する3
相以上の結晶相を有することで、強度が向上する理由は
明らかではない。しかし、以下の実施例等より、例え
ば、アルミナを添加することにより、組成式の異なる結
晶相が出現し、この結晶相の出現によりLaGaO3
焼結体の強度が向上することが分かる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明する。 実験例 (1)試験片1〜8の作成 混合粉末の調整 ランタン、ガリウム、ストロンチウム及びマグネシウム
の各々の元素のモル比が約0.9:0.1:0.8:
0.2となるようにランタン、ガリウム、ストロンチウ
ム及びマグネシウムの各々の硝酸塩を秤量し、所要量の
純水に溶解させ、pHを調整して各元素が共沈した沈殿
物を得た。この沈殿物を濾過し、乾燥させ、仮焼成する
ことにより各元素の酸化物の混合粉末とした。この各元
素の酸化物の混合粉末中のランタン、ガリウム、ストロ
ンチウム及びマグネシウムの合計モル量を100モル%
とした場合に、アルミニウムが上記酸化物の混合粉末に
対して約0.05、0.08、0.1、0.2、0.
3、0.33、0.4、0.5モル%となるようにアル
ミナ粉末を秤量し、樹脂製ポットに投入して16時間湿
式混合し、得られた泥しょうをステンレスボールに入れ
替え、投入ヒータを用いて、湯せん乾燥させ、60メッ
シュの篩に通して、ランタン、ガリウム、ストロンチウ
ム、マグネシウム及びアルミニウムの各酸化物の混合粉
末を得た。
【0014】成形及び焼成 この混合粉末を金型で縦70mm×横70mm×厚み1
0mmに成形し、この成形体をポリウレタン製の袋に入
れ、真空パックした後、圧力1500トンで10秒間、
等方静水圧プレス処理(CIP)を行った後、大気中で
1500℃において3時間焼成を行った。得られた各焼
結体を切断し、平面研磨を行い、JIS規格に従う試験
片1〜8を得た。尚、各試験片はアルミニウムの添加量
に従い、1〜8の番号を付し、アルミニウムの添加量の
最も少ないものを1とし、最も大きいものを8とした。
【0015】(2)比較試験片1及び2の作成 (1)と同様にして、共沈法により各元素の酸化物の
混合粉末を得、アルミニウムを含有しないLaGaO3
系焼結体である比較試験片1を作成した。ジルコニウム
とイットリウムの元素のモル比が0.955:0.04
5となるように秤量したジルコニア及びイットリアを粉
砕した後、湿式混合し、次いで、大気中で1500℃に
おいて2時間焼成し、(1)のと同様に加工し、YS
Zからなる比較試験片2を作成した。
【0016】(3)試験片1〜8及び比較試験片1、2
の分析 定量分析 試験片1〜8及び比較試験片1の電子線プローブマイク
ロアナリシス(EPMA)(日本電子株式会社製、形式
「JXA−8800M」)により各元素の定量分析を行
った。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】MA/MBの算出 表1の結果より、Aサイトに入ると予測されるランタン
のモル量、ストロンチウムのモル量の合計と、Bサイト
の入ると予測されるガリウムのモル量、マグネシウムの
モル量及びアルミニウムのモル量の合計の比、即ち、M
A/MBを算出し、表2に示した。
【0019】
【表2】
【0020】電子顕微鏡写真の撮影 試験片1〜8及び比較試験片1に関して、それぞれの表
面を鏡面研磨した後、電子顕微鏡(日本電子株式会社
製、形式「JSM−840」)により1000倍に拡大
された電子顕微鏡写真(以下、単にSEM写真とい
う。)を撮影した。このうち試験片1、3、4及び比較
試験片1のSEM写真を図1〜4に示す。この図4では
淡色相及び濃色相の2相が認められ、図1〜3では、更
に、中間色相が認められる。この中間色相はアルミニウ
ムの含有量の増加に伴い、増加することが分かる。
【0021】結晶相比の算出 上記SEM写真を使用して、各SEM写真の一端から、
多端へ3本の直線を引き、その直線下にまたがる各結晶
相の長さを計測し、その長さを平均し、結晶相比として
表3に示す。
【0022】
【表3】
【0023】(4)試験片1〜8及び比較試験片1の機
械的特性の評価 密度、弾性率、ポアソン比、破壊靭性、硬さ、4点曲
げ強さの各測定 試験片1〜8及び比較試験片1に関して、各々密度、弾
性率、ポアソン比、破壊靭性、硬さ、4点曲げ強さの各
測定を、下記のように行った。その結果を表4に併記す
る。また、このうち4点曲げ強さをグラフにし、図5に
示す。 密度;アルキメデス法により測定した。 弾性率;JIS R 1602に従い測定した。 ポアソン比;JIS R 1602に従い測定した。 破壊靭性値;JIS R 1607に従い測定した。 硬さ;JIS R 1610に従い測定した。 4点曲げ強さ;JIS R 1601に従い測定した。
【0024】
【表4】
【0025】試験片1〜3及び比較試験片1、2の導
電性を、室温大気中にて、直流四端子法により測定し、
これをグラフにして、図6に示す。
【0026】図1〜5よりアルミニウムの添加により、
中間色相が出現し、アルミニウムの増加に伴い、中間色
相の占める面積が増加することが分かる。この結果と、
表1を比較することで、この中間色相が表1に示す第2
結晶相であることが分かる。この第2結晶相の占める面
積が増加するに伴い、第2結晶相も増加し、この第2結
晶相の増加に伴い、表4に示す弾性率、破壊靭性値、4
点曲げ強さの各々が増加することが分かる。また、図6
よりいずれの試験片においてもYSZよりも高い導電性
を保っていることが分かる。
【0027】尚、本発明においては、上記の具体的実施
例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることがでる。即ち、
混合粉末を調整する際に、その原料粉末は上記硝酸塩に
限られず、各元素の炭酸塩、硫酸塩、水酸化物及び塩化
物等を使用することができる。更に、これらの混合物で
あってもよい。
【0028】
【発明の効果】本第1発明によると、LaGaO3系焼
結体に、所定の元素を添加することにより、組成式の異
なる3以上の結晶相が形成され、導電性を大きく低下さ
せることなく、所定の結晶相の増加に伴い機械的強度を
大きく向上させることができる。これにより、実用量産
品等に使用することのできるLaGaO3系焼結体を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験片1の結晶構造を倍率1000倍で撮影し
たSEM写真である。
【図2】試験片3の結晶構造を倍率1000倍で撮影し
たSEM写真である。
【図3】試験片4の結晶構造を倍率1000倍で撮影し
たSEM写真である。
【図4】比較試験片1の結晶構造を倍率1000倍で撮
影したSEM写真である。
【図5】試験片1〜8及び比較試験片1の4点曲げ強さ
を示すグラフである。
【図6】試験片1〜3及び比較試験片1、2の導電率を
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 崇文 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA41 MA03 MB16 MB17 MB20 MC03X NA39 PA01 PB62 4G030 AA13 AA34 AA36 BA02 BA20 CA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランタン、ガリウム及び酸素を含有し、
    更に少なくとも1種の他の元素を含有し、異なる組成式
    を有する3以上の結晶相を備えることを特徴とするLa
    GaO3系焼結体。
  2. 【請求項2】 上記他の元素のうちの1種はアルミニウ
    ムであり、上記ランタンのモル量、上記ガリウムのモル
    量及び上記他の元素のモル量の合計に対する、該アルミ
    ニウムのモル量の比が0.05〜0.5である請求項1
    記載のLaGaO3系焼結体。
  3. 【請求項3】 上記ランタンのモル量、上記ガリウムの
    モル量及び上記他の元素のモル量の合計に対する、上記
    アルミニウムのモル量の比が0.06〜0.55である
    結晶相と、該アルミニウムのモル量の比が0.04〜
    0.6である結晶相を備える請求項1又は2記載のLa
    GaO3系焼結体。
  4. 【請求項4】 JIS R 1601に従い測定した4
    点曲げ強さが250MPa以上である請求項1乃至3の
    うちのいずれか1項に記載のLaGaO3系焼結体。
  5. 【請求項5】 上記アルミニウムの含有量によって結晶
    相の組成を変化させることにより、機械的強度及び導電
    特性を調整することができる請求項2乃至4のうちのい
    ずれか1項に記載のLaGaO3系焼結体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007309A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Nissan Motor Co Ltd 電極材料、固体電解質型燃料電池及びガスセンサ
JP2003112973A (ja) * 2001-09-28 2003-04-18 Ngk Spark Plug Co Ltd LaGaO3系焼結体
JP2007073272A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Noritake Co Ltd 非電子伝導性組成傾斜型固体電解質膜

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