JP2000224063A - 複数の運転者に合わせて個別設定された自動車搭載ラジオ・タイム・シフト方法および装置 - Google Patents

複数の運転者に合わせて個別設定された自動車搭載ラジオ・タイム・シフト方法および装置

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JP2000224063A
JP2000224063A JP2000013631A JP2000013631A JP2000224063A JP 2000224063 A JP2000224063 A JP 2000224063A JP 2000013631 A JP2000013631 A JP 2000013631A JP 2000013631 A JP2000013631 A JP 2000013631A JP 2000224063 A JP2000224063 A JP 2000224063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両において放送番組の記録と再生を行うた
めのユーザ固有設定を調整する改良された方法および装
置を提供すること。 【解決手段】 複数のユーザの各ユーザが、システムに
よってメモリに記録され、その特定のユーザに対して索
引付けされた所望の聴取放送番組を選択する。ユーザ
は、所望の再生スケジュールと再生形式も選択すること
ができる。このシステムは、メモリに記憶された録音放
送番組を取り出し、それらをその特定のユーザの所望の
形式とスケジュールに従って再生するので好都合であ
る。さらに、各ユーザはどの放送番組を記憶するか、所
望の放送番組のためにシステムによってどの周波数をス
キャンするか、各放送番組をメモリにどれだけ長く記憶
しておくかを選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な車両搭載シ
ステムおよびサブシステムを制御する車両搭載コンピュ
ータ・システムに関する。より詳細には、本発明は、車
両オーディオ・サブシステムの動作を調節するための車
両搭載コンピュータ・システム上のユーザ固有設定を実
施するシステムおよび方法に関する。より詳細には、本
発明は、ユーザの識別と認証を行い、放送事象の記憶お
よび再生に関してユーザに関連づけられたユーザ固有パ
ラメータを実施するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、ユーザがメカニカル・
キーなどの装置を持つ車両を操作する権限を認めること
によって車両のアクセスと運転を制限することはよく知
られている。従来の技術では、メカニカル・キーを入手
した人は誰でも一般にその車両を運転することができ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両の高度化と乗り心
地の向上に伴い、車両システムおよびサブシステムの数
もそれに比例して増えた。車両のオーディオ・サブシス
テムは、車両の運転者に、車両の運転という単調な作業
に伴う退屈さを軽減する娯楽を与える。さらに、ニュー
ス、交通情報、天気などの放送によって、ユーザはより
安全で効率的な経路計画をよりうまく立てることができ
る。従来技術のオーディオ・サブシステムに付随する1
つの問題は、オーディオ選好値がユーザごとに索引付け
されないことである。他の問題は、ユーザが放送事象の
正確な放送時間を知らなかったり、ユーザが車両の運転
に専念して、オーディオ受信器を放送周波数に同調させ
ることができない場合があることである。したがって、
車両において放送事象の記録と再生を行うためのユーザ
固有の設定を調整する改良された方法および装置があれ
ば有利であろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】複数のユーザの各ユーザ
が、システムによってメモリに記録され、その特定のユ
ーザに対して索引付けされた、所望の聴取放送番組を選
択する。ユーザは、所望の再生スケジュールと再生形式
を選択することもできる。このシステムはメモリに記憶
された記録放送番組を取り出して、それらをその特定の
ユーザの所望の形式およびスケジュールに従って再生す
るので好都合である。さらに、各ユーザは、記憶する放
送番組、所望の放送番組のためにシステムによってスキ
ャンされる放送周波数、および各放送番組がメモリに記
憶される長さを選択することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、車両搭載システムのユ
ーザ固有設定を実施する方法および手段を提供する。従
来、車載システムはユーザの本人同一性を区別すること
ができず、代わりにアクセス・キー、すなわち機械識別
番号または個人識別番号を区別していたため、ユーザ固
有設定はわからなかった。本発明は、ユーザを明確に検
証し、そのユーザを指すようにユーザ固有設定に索引付
けするユーザ検証を組み込み、それによって、ユーザが
車両にアクセスするたびにユーザが様々な車載システム
に調整を加えなくても済むようにする。本明細書では、
本発明について、車載システムの好ましい実施形態(図
1から図11)と、車載システム上で実現された本発明
を実施するプロセス(図12、図13および図14)
と、最後に、そのプロセスと共に使用するデータ構造の
実施形態(図15から図23)とを用いて説明する。
【0006】図1を参照すると、本発明を実施すること
ができるデータ処理システムのブロック図が示されてい
る。データ処理システム100は、クライアント・コン
ピュータの一例である。データ処理システム100は、
ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(P
CI)ローカル・バス・アーキテクチャを使用する。図
の例ではPCIバスを使用しているが、マイクロ・チャ
ネルやISAなど他のバス・アーキテクチャも使用可能
である。PCIローカル・バス106には、ホスト/P
Cキャッシュ/ブリッジ108を介してプロセッサ10
2とメイン・メモリ104が接続されている。ホスト/
PCIキャッシュ/ブリッジ108は、プロセッサ10
2のための統合メモリ・コントローラ/キャッシュ・メ
モリも含むことができる。PCIローカル・バス106
には、直接構成要素相互接続を介して、またはアドイン
・ボードを介して、追加の接続も行うことができる。図
の例では、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)
アダプタ110、SCSIホスト・バス・アダプタ11
2、および拡張バス・インタフェース114が、直接構
成要素接続によってPCIローカル・バス106に接続
されている。一方、オーディオ・アダプタ116、グラ
フィクス・アダプタ118、およびオーディオ/ビデオ
・アダプタ(A/V)119が、拡張スロットに差し込
まれたアドイン・ボードによってPCIローカル・バス
106に接続されている。拡張バス・インタフェース1
14は、キーボード/マウス・アダプタ120、モデム
122、および追加メモリ124を接続できるようにす
る。追加メモリ124は、フラッシュ・メモリを含めて
任意のタイプのメモリから成ることができる。SCSI
ホスト・バス・アダプタ112は、ハード・ディスク・
ドライブ126、テープ・ドライブ128、およびCD
−ROMドライブ130を接続できるようにする。典型
的なPCIローカル・バスの実施態様は、3個または4
個のPCI拡張スロットまたはアドイン接続をサポート
する。
【0007】プロセッサ102上ではオペレーティング
・システムが稼働し、図1のデータ処理システム100
内の様々な構成要素間の調整と制御を行うために使用さ
れる。オペレーティング・システムは、インターナショ
ナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイションが市販
するOS/2など、市販のオペレーティング・システム
とすることができる。「OS/2」はインターナショナ
ル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイションの商標で
ある。オペレーティング・システムは、カナダ国K2M
LW8オンタリオ州カナタ、テランス・マシューズ・ク
レセント175のQNX Software Systems Ltd.のQNX Neu
trino(商標)などのリアル・タイム・オペレーティン
グ・システム(RTOS)とすることもできる。オペレ
ーティング・システムと共にJavaなどのオブジェクト指
向プログラミング・システムを稼働させ、データ処理シ
ステム100上で実行されているJavaプログラムまたは
アプリケーションからJava仮想計算機を介してオペレー
ティング・システムの呼び出しを行うこともできる。
「Java」はSun Microsystems, Inc.の商標である。オペ
レーティング・システム、オブジェクト指向オペレーテ
ィング・システム、およびアプリケーションまたはプロ
グラムのための命令は、ハード・ディスク・ドライブ1
26などの記憶装置上に入れられ、プロセッサ102に
よる実行のためにメイン・メモリ104にロードするこ
とができる。
【0008】当業者なら、図1のハードウェアは実施態
様に応じて変えることができることはわかるであろう。
フラッシュROM(または同等の不揮発性メモリ)や光
ディスク・ドライブなど、その他の内部ハードウェアま
たは周辺装置も、図1に示すハードウェアに加えて、ま
たは代わりとして使用することができる。また、本発明
のプロセスは、マルチプロセッサ・データ処理システム
にも適用可能である。
【0009】たとえば、データ処理システム100は、
任意選択でネットワーク・コンピュータとして構成した
場合、図1で点線132で示して任意選択の組込みであ
ることを表しているように、SCSIホスト・バス・ア
ダプタ112,ハード・ディスク・ドライブ126、テ
ープ・ドライブ128、およびCD−ROM130を含
まなくてもよい。その場合、そのコンピュータ、正確に
言えばクライアント・コンピュータは、LANアダプタ
110、モデム122などの何らかの種類のネットワー
ク通信インタフェースを含まなければならない。移動車
両応用分野の場合、好ましいネットワーク通信インタフ
ェースは、たとえば、中央フリート・サーバとの間で情
報のディジタル・パケットを伝達する無線ネットワーク
回線である。他の例として、データ処理システム100
は、データ処理システム100が何らかのタイプのネッ
トワーク通信インタフェースを含んでいるか否かを問わ
ず、ネットワーク通信インタフェースに頼らずにブート
することができるように構成されたスタンドアロン・シ
ステムとすることもできる。他の例として、データ処理
システム100は、オペレーティング・システム・ファ
イルまたはユーザ生成データあるいはその両方を記憶す
る不揮発性メモリを設けるために、ROMやフラッシュ
ROMを組み込んで構成されたパーソナル・ディジタル
・アシスト(PDA)装置とすることもできる。
【0010】図1に示す例と上述の例は、本発明に関す
るアーキテクチャ上の制限を含意することを意図したも
のではない。図1には、本発明を実行することができる
コンピュータ・システムの構成の例を示しているが、以
下の背景情報は、本発明を使用することができるコンピ
ュータ環境全体を理解するための背景となるであろう。
【0011】図2に、本発明の好ましい実施形態の定義
による本発明のシステムを図示する。本発明では、車両
は1つまたは複数の車載コンピュータ20を含むことが
できる。ユーザは、車載コンピュータ20を介して車両
内の様々なシステムを制御する。特定のユーザは、車載
コンピュータ20によって認められている程度までのみ
システムまたはサブシステムの制御を獲得することがで
きる。ユーザは、1つまたは複数のセキュリティ・レベ
ル、たとえば低レベル・セキュリティ、マスタ・レベル
・セキュリティ、管理者、整備係、駐車係、またはセミ
ユーザなどに分類することができる。様々なレベルのセ
キュリティによって、異なるアクセス優先度を持つユー
ザが、そのユーザのセキュリティ・レベルに対応するセ
キュリティ・レベルによって認可されたシステムにのみ
アクセスすることができる。その他、車両へのアクセス
と車両の性能を厳しく制限する窃盗犯レベル、飲酒運転
者レベルなど、車両の特殊目的操作のために、より特殊
化されたセキュリティ・レベルも使用可能である。
【0012】異なるセキュリティ・レベルの実施は主と
して、論理フローにおける一連のIFテストでセキュリ
ティ・レベルを認可するソフトウェア機能である。この
好ましい実施形態は、未知の供給源からインストールさ
れる不定のソフトウェアから保護された閉じたシステム
から成るため、このソフトウェア機能はセキュリティ・
レベルを実施するためのきわめて有効な手段である。あ
るいは、各セキュリティ・レベルを別個のレベルのハー
ドウェアとすることもできる。車載コンピュータ20
は、上述のソフトウェア論理を記憶する車載コンピュー
タ・メモリ22も含む。車載コンピュータ・システム2
0は、例示的なものであり、いかなる意味でも本発明の
実施態様を制約することを意図したものではない。
【0013】本発明の一実施形態では、車載コンピュー
タ20は、異なるセキュリティ・レベルを介していくつ
かの車載システムを制御する。説明を簡単にするため
に、本発明について主として、2つの異なるユーザ・セ
キュリティ・レベルに対応する高レベルと低レベルの2
つのセキュリティ・レベルから成るものとして説明す
る。本発明の1つの特徴は、これらのシステムのうちの
いずれか一つに関する選好値に対するアクセスと変更
を、その特定のシステムを制御するセキュリティ・レベ
ルのための対応するセキュリティ・レベルを有するユー
ザだけが行えることである。
【0014】まず、低レベル・セキュリティについて説
明すると、低レベル・セキュリティ・ユーザは、以下の
車載システムのうちの1つまたは複数の車載システムの
選好設定値に対するアクセスと変更を行うことができ
る。すなわち、「サスペンションおよびライド」システ
ム300、「コンフォート」システム400、「通信/
インタフェース」システム500、「ナビゲーションお
よび追跡」システム600、「オーディオ」システム7
00、および以上の車載システムのための「システム監
視」システム290である。
【0015】車載コンピュータ20によって認可された
マスタ・セキュリティ・レベルなどより高いセキュリテ
ィ・レベルを処理するユーザは、より低レベルのアクセ
ス・セキュリティ・レベルを必要とするシステムの選好
設定値のリセットと調整に加えて、より高い認可セキュ
リティ・レベルを必要とするシステムの選好設定値の調
整も行うことができる。より高レベルのセキュリティ認
可は、「安全」システム800、「エンジン性能」シス
テム900、「盗難防止および回収」システム210に
必要である。
【0016】図3に、車両の「サスペンションおよびラ
イド」システムを示す。サブシステムを囲む破線は、ど
の機能がシステムによって制御されるかを示す。「サス
ペンションおよびライド」システム300とそれに付随
するサブシステムは、それらの特定のサブシステムに付
随する機能を設定するユーザ設定によって制御される。
「サスペンションおよびライド」システム300は、サ
スペンション性能調節機構350を含む。ユーザがサス
ペンション性能調節パラメータを指定することによっ
て、ピッチング、ヨーイング、ローリング、スティフネ
スなどの乗り心地属性を変更することができる。
【0017】ユーザ・インタフェース28を介したユー
ザIDの使用によってユーザが識別されると、車載コン
ピュータ20がユーザの名前またはID番号を指すよう
に索引付けされた特定の性能設定値を車載メモリ22か
ら取り出す。これらの性能設定値には、上述の各機能を
修正するために使用されるユーザ固有パラメータが含ま
れる。一例として、ユーザはより硬い乗り心地を好んだ
り、車両を運転するときに特定の感覚を好んだりするこ
とがある。したがって、ユーザは、車両の乗り心地に影
響を及ぼすようにサスペンション性能調節を処理する特
定のパラメータを選択することができる。これらのパラ
メータによって、そのユーザに所望の乗り心地を与える
ためにサブシステムに付随する前述の各機能が調節され
る。
【0018】「システム監視」システム290は、車両
の乗り心地のピッチング、ヨーイング、ローリング、お
よびスティフネス属性を絶えず監視して、車載コンピュ
ータ・システム20に情報を送る。本発明の他の実施形
態では、ユーザが希望する乗り心地効果全体を維持する
ために、「システム監視」システム290がサスペンシ
ョン性能調節機能を絶えず更新する。したがって、タイ
ヤ、ショック、ストラット、スプリング、ベアリングな
どのサスペンションおよびライド部品が摩耗すると、
「システム監視」システム290は各機能が所望の効果
であるかを監視する。「システム監視」システム290
による監視結果がユーザの設定選好値の範囲内にない場
合、車載コンピュータ・システム20は、ユーザの所望
の設定値に合わせて乗り心地を調整するために各機能の
調整を自動的に試みることができる。言い換えると、ユ
ーザ指定乗り心地パラメータを自動的にリセットする。
【0019】他の実施形態では、ユーザは単に、サスペ
ンション性能調節機能に付随するパラメータを設定し、
「システム監視」システム290は単に、それらの機能
を監視し、機能出力を車載コンピュータ20に転送する
に過ぎない。この実施形態では、各乗り心地パラメータ
とサスペンション・パラメータを手動で設定するのはユ
ーザが自分で行い、摩耗または損傷に関して車両の部品
が変化すると、ユーザは各パラメータを手動で更新する
ことが求められる。これは可能ではあるが、普通のユー
ザがこれらの調整を自分で行うのに必要な技術を持って
いる可能性は少なく、したがって、車載コンピュータ2
0がユーザのためにこれらの機能パラメータを計算する
必要がある。したがって、レース・カー・ドライバーな
どの専門運転者はこれらのパラメータを調整するのに必
要な知識を持っていることもあるが、普通の週末運転者
は、車載コンピュータ20内に記憶されているルーチン
に頼ってこれらの調整を行うと考えられる。
【0020】図4に、あらゆるユーザの制御下にある他
のシステムである「コンフォート」システム400を示
す。「コンフォート」システム400は、「気温および
エアフロー」サブシステム410と、「シートおよびハ
ンドル」サブシステム420と、「ミラーおよびウィン
ドウ」サブシステム430とを含む。ユーザがユーザ・
インタフェース28を介して車載コンピュータ20に識
別されると、車載コンピュータ20はシステム・メモリ
22からユーザ固有パラメータを取り出す。これらのユ
ーザ固有パラメータは、「コンフォート」システム40
0の様々なサブシステムを調整するために使用される。
ユーザが他のユーザよりもやや低めの気温と高めのエア
フローを好む場合、車載コンピュータ20によってユー
ザが識別されると、「気温およびエアフロー」サブシス
テム410がメモリ22に記憶されているユーザ固有パ
ラメータに合わせて自動的に調整される。したがって、
ユーザは自動車に乗るたびに気温とエアフローのパラメ
ータを調整し直す必要がなく、車載コンピュータ20に
対する識別を満たすだけでよい。車載コンピュータ20
はメモリ22からそのユーザの固有ユーザ・パラメータ
を取出し、それに従って「コンフォート」システム40
0を調整する。
【0021】図の例で、「コンフォート」システム40
0によって制御されるその他の利便機構としては、特定
のユーザのためのシートおよびハンドル位置、ミラーお
よびウィンドウの調整がある。ユーザの身長とプロポー
ションはユーザごとに変わるため、個々のユーザのため
にシート位置設定やハンドル位置などの設定値や、ミラ
ー位置およびウィンドウ位置の設定値を事前設定するこ
とは、各ユーザにとって有利であろう。ユーザが車両を
運転し、気象条件や好みが変化すると、ユーザは上述の
サブシステムのいくつかを調整する機会がある場合があ
る。ユーザがサブシステムを調整すると、「システム監
視」システム290はそれらの調整値を検出して車載コ
ンピュータ20に送る。次に車載コンピュータ20はそ
れらの調整値をシステム・メモリ22に記憶する。ユー
ザは、メモリ22に最初に記憶されていた様々なユーザ
・パラメータは、ユーザが車両を運転している間に更新
されているため、ユーザは車両から降りるときにそれら
をリセットする必要がない。
【0022】一実施形態では、車載コンピュータ20は
単に、ユーザが車両から降りるときに、メモリ22内の
更新されたユーザ固有パラメータを保持し、ユーザが車
載コンピュータ20に再び識別されるとそれらをユーザ
・固有パラメータとして再び取り出すに過ぎない。他の
実施形態では、「システム監視」システム290を介し
て車載コンピュータ20に供給される更新値は一時的な
ものに過ぎない。その実施形態では、ユーザがそれらの
更新値を保存する何らかの積極的な処置をとらない限
り、ユーザがいったん車両から降りると更新値は失われ
る。その実施形態では、ユーザが車両から降りると、更
新されたパラメータは初期ユーザ固有パラメータの代わ
りに失われる。
【0023】図5に、車載コンピュータの制御下にある
他のシステムである「通信およびインタフェース」シス
テムを示す。より低レベル・セキュリティのユーザによ
って制御されることができる他のシステムが「通信/イ
ンタフェース」500である。完全統合車載コンピュー
タ・システムでは、運転者の便宜と安全のために大量の
データにアクセスできることがますます重要になる。ま
た、車両が複雑化するにつれて、それらの車両の整備保
守は、専用の整備保守インタフェースを介して車載コン
ピュータ20および様々なシステムにアクセスできるよ
うにすることによって効率化される。
【0024】本発明の一実施形態では、「通信/インタ
フェース」システム500は上述の様々な必要を満たす
様々なサブシステムから成る。これらのサブシステムに
は、衛星通信リンク510、セルラ/PCS通信52
0、パーソナル・エリア・ネットワーク・ポート53
0、フリート・ドッキング・ポート540、メンテナン
ス・ポート550、ホーム・ドッキング・ポート56
0、および規制ドッキング・ポート570が含まれる。
車両の用途に応じて、これらの通信サブシステムの一部
または全部を省いたり他のタイプの通信サブシステムに
置き換えたりすることができる。
【0025】衛星通信リンク510やセルラ/PCS通
信520など、他のサブシステムは、地上リンク・アド
レスや電話番号のようなユーザ固有データを保持するた
めの大容量ローカル・メモリを含むことができる。ある
いは、地上リンク・アドレスおよび電話番号をSmartCar
dや磁気読取りカードなどの個人メモリ上、またはシス
テム・メモリ22内に記憶し、ユーザが索引付けするこ
ともできる。
【0026】通信サブシステムの一例、たとえばフリー
ト車両業務では、衛星通信リンク510によって車両を
絶えず追跡することができる。したがって、フリート派
遣者は、出発点から目的地まで車両と品物の進行状況を
監視することができる。派遣者が経路のどこかで遅れを
検出した場合、派遣者はただちにセルラ/PCS520
リンクまたは衛星通信リンク510を介してその車両に
連絡し、問題を突き止め、車両運転者が代替経路を練り
直すのを支援することができる。
【0027】パーソナル・エリア・ネットワーク(PA
N)ポート530は、車両がたとえば料金所を通過する
のを許可されるかを確認するといったことに有用であ
る。その場合、車載コンピュータ20はパーソナル・エ
リア・ネットワーク・ポート530を介して料金所にあ
るコンピュータと自動的にリンクし、料金所のコンピュ
ータに、料金所のコンピュータがアクセスして料金の金
額を引き落とせる電子マネー口座番号を通知し、それに
よって、車両の運転者が車両を停車させて料金を支払う
必要をなくすこともできる。これによって、運転者は移
動中に現金を携帯する必要もなくなる。実際に、車両が
単にホームまたはフリート本部にリンクして最終的な現
金勘定を借り方に付けることができるため、車両自体が
現金勘定を持つ必要さえない。
【0028】フリート運転で特に有用なもう一つのイン
タフェースはフリート・ドッキング・ポート540であ
る。好ましい実施形態では、フリート・ドッキング・ポ
ート540は特定のハードウェア・ポートであるが、フ
リート・ドッキングは図1を参照しながら前述した無線
ネットワーク回線を使用して実現することも可能であ
る。フリート・ドッキング・ポート540は、数台から
数千台の車両を追跡する業務に有用であろう。車両がホ
ーム・ターミナルに入ると、車両は貨物の積み替えや整
備などのために駐車し、フリート・ドッキング・ポート
540を介してターミナル・コンピュータにリンクし、
ターミナル・コンピュータがメイン運用コンピュータに
リンクすることになる。したがって、トラックが整備を
受けるとき、または貨物の積み降ろしをするときに、直
前の運行に関する情報を車載コンピュータ20のメモリ
22からダウンロードし、地図、行程表、電子マネーな
ど、次に予定されている運行に関する情報を車載コンピ
ュータ20のメモリ22にロードすることができる。ま
た、その車両を運転する許可を運転者に与えたり、取り
消したりすることもできる。
【0029】前述のように、詳細な保守記録も重要であ
り、特に量販車業務本部における車両数が増えるにつれ
て重要になる。したがって、特定のメンテナンス・ポー
ト550が有用であろう。メンテナンス・ポート550
は、特定のファイルまたはレコードへの即時アクセスを
可能にし、他のフリート・インタフェース操作と同時に
車載システムの検査を行うことができるようにする。メ
ンテナンス・ポート550は、主として、アクセスがエ
ンジンと車載システムおよびサブシステムの保守に限定
されることを示すが、メンテナンス・ポート550は、
燃料や総マイル数の記録、走行距離、走行環境などを確
認するために、車載コンピュータ20のメイン・メモリ
22にアクセスできる必要がある。このようにして、専
門の整備工は前の性能と比較することによって、装置の
全体的な整備状況を判断することができる。
【0030】ホーム・ドッキング・ポート560も、車
両運転者が車両を本拠地に返す必要があるフリート業務
に有用である。その場合、車両運転者は単に、ユーザの
ホーム・コンピュータを使用して車両をホーム・ポート
に格納するだけであり、フリート業務本部は、たとえば
運転者の不在または休息中、あるいは他の作業に就いて
いる間に、そのコンピュータにインタフェースすること
ができる。このようにして、車載コンピュータ20のメ
モリ22に次の運行に関する適切な情報をアップロード
することができる。
【0031】図6に、車載コンピュータの制御下にある
他のシステムである、「ナビゲーションおよび追跡」シ
ステムを示す。他の重要な車載システムは、「ナビゲー
ションおよび追跡」システム600である。典型的な
「ナビゲーションおよび追跡」システム600は、静止
衛星を介して車両の正確な位置を突き止めるGPS61
0を含むことができる。恐らくシステム・メモリ22に
「地図およびデータベース」620が入っている。「地
図およびデータベース」620もかなり一時的なもので
あると考えられ、車両の予定経路が変わるとアップロー
ドとダウンロードが行われる。本発明の他の態様では、
「地図およびデータベース」620は、衛星通信リンク
510またはセルラ/PCS520接続を介して車両の
ホーム・ターミナルにダウンロードすることができる。
【0032】「ナビゲーションおよび追跡」システム6
00は、ロケータ・ビーコン630も含むことができ
る。ロケータ・ビーコン630は、多くの形態をとるこ
とができ、衛星通信リンク510またはセルラ/PCS
520の通信システムの1つと協調動作することができ
るが、ロケータ・ビーコン630は、万一緊急事態があ
った場合に車両の位置を突き止めるため、または場合に
よってはフリート派遣業者のローカル・エリア内での車
両の移動を追跡するために使用される無線周波数ビーコ
ンを供給する別個のサブシステムとすることができる。
【0033】他の重要な1組の追跡データベースは、メ
ンテナンス・ログ640と走行ログ650であり、この
2つは多少関連性ある。専門の整備工が車両を適切に整
備保守するには、車両のメンテナンス・ログ640内に
以前の経路と車両の走行条件が入っていれば役に立つ。
このようにして、最近数回の運行で突然の性能喪失と思
われることが車両に起こった場合、熟練整備工がログを
調べて走行パターンに相違がないかどうかを知ることが
できる。それと同じように、走行ログ650は、熟練整
備工が車両運転者の実際の運転実績を調べる際にも有用
である。したがって、この2つのログを綿密に調べるこ
とによって、熟練整備工は、たとえば、車両およびエン
ジンの性能不良と思われたものが、単に運転者、走行パ
ターン、または経路の変更に起因している可能性がある
と判断を下すことができる。
【0034】さらに、走行ログ640とメンテナンス・
ログ650を併用して、データを図21のユーザ・ログ
・データ2000にまとめることができる。ユーザ・ロ
グ・データは、ユーザが索引付けし、車両の運転、特定
の運行、およびその他のデータなどの特定のフィールド
を含めることができる。このログは、管理者セキュリテ
ィ・レベルを有するユーザが、ユーザ・インタフェース
28上またはユーザのホーム・ターミナルで表示するこ
とができる。ユーザ・ログ・データ2000は、図20
のデータ構造1900に示すような選好値限界の設定の
ためのきわめて有用な資源である。
【0035】ユーザ・ログ・データ2000があれば、
ユーザ・ログ・データ2000を分析することによって
特定のセキュリティ・レベルにある各ユーザの実績を監
視することができ、そのユーザのための特定の選好値を
設定することができる。たとえば、ユーザが極端に高速
な加速をする傾向があると思われる場合、管理者はユー
ザ・ログ・データ2000の「最高加速」フィールドを
調べてそのユーザに制限を加えることができる。管理者
は、性能限界データ構造1900の「最高前方加速」フ
ィールドで5f/s2から3.5f/s2に変更すること
によって、車両の加速度をより控えめな速度に制限する
ことができる。
【0036】「ナビゲーションおよび追跡」システム6
00と密接に関連して機能するのは、通信/インタフェ
ース・システム500、特にセルラ/PCSサブシステ
ム520であろう。さらに、「盗難防止および回収」シ
ステム210と、安全システム800の衝突回避サブシ
ステム870も、「ナビゲーションおよび追跡」システ
ム600を広範囲に使用することができる。
【0037】一例では、車両が盗まれたり無許可の方式
で使用されていると特定された場合、その車両はGPS
サブシステム610と「地図およびデータベース」サブ
システム620を使用してその位置を自動的に確認する
ことができる。次に、車載コンピュータ20が「通信/
インタフェース」システム500を使用し、「セルラ/
PCS」サブシステム520または「衛星通信リンク」
サブシステム510のいずれかを介してフリート派遣業
者または地元の当局に情報を送ることができる。さら
に、車両が盗まれたと明確に確認された後は、ロケータ
・ビーコン630をオンにして、警察が車両の場所を判
断するのを助けることができる。
【0038】本発明の他の重要な特徴は、「衝突回避」
サブシステム870を含む「安全」システム800であ
り、事故の場合に「地図およびデータベース」サブシス
テム620と「GPS」サブシステム610を広範囲に
使用する。たとえば、「衝突回避」サブシステム870
は、事象の何らかの組合せにより、傷害または死亡を起
こす可能性が高い事故が切迫していることを検出する。
その場合、その事故が実際に起こるのを待つのではな
く、車載コンピュータ20が「通信/インタフェース」
500のサブシステムである、セルラ/PCS520ま
たは衛星通信リンク510のいずれか一方を使用して、
フリート派遣業者、車両の本拠、または場合によっては
地元当局に、緊急電話番号通報などの緊急呼出を行うこ
とができる。このようにして、実際に事故が発生し、車
載コンピュータ20を含めて車両が機能不能になった後
は、車載コンピュータ20によってすでに遭難信号が出
されている。他方、車載コンピュータ20によって切迫
していると判断された事故が起こらなかった場合、また
は事故の重大度が小さかった場合、ユーザは単に切迫遭
難呼出を取り消すことができる。
【0039】当然ながら、通常の使用でも、車両は故障
したり何らかの機械上の問題を起こしがちであり、起こ
った場合、車両運転者は特定の走行区域内での車両の位
置が明確にわからないことがある。統合「ナビゲーショ
ンおよび追跡」システム600を使用すれば、車両運転
者は事故時の車両の場所を迅速に判断することができ、
「通信/インタフェース」システム500を使用して派
遣者、整備工、整備会社に連絡して助けを求めることが
できる。
【0040】他の実施形態では、性能限界を、車両がそ
の本拠地から走行することを許されている最大距離また
は所定の走行経路から逸脱することを許されている最大
距離を制限するように調整することができる。「警告、
ゲージ、およびライト」サブシステム830が、「安
全」システム800および「エンジン性能」システム9
00と共に機能し、視覚表示または音声表示を使用して
車両運転者に走行制限を超えようとしていることを穏や
かに注意する(図8参照)。最後に、その違反が重大に
なると、図9の「車両速度」サブシステム920を使用
して最大車両速度パラメータを下げ、それによって車両
の速度を減速するることによって車両を緩やかに停車さ
せる。
【0041】しかし、車両運転者が踏切などの危険な地
点で許可を取り消される場合は、慎重な安全運転によっ
て、車両は常に100フィート(約30メートル)など
きわめて短い距離までは必ず移動可能であるようにされ
る。これによって、許可を取り消された運転者は余分の
一定距離を走行することができる。
【0042】最後に、ユーザが車両を本拠地から一定の
距離以上運転しないように制限し、無許可の走行や遊び
のドライブを減らすことができる。定期経路車両は、所
定の走行経路に制限することができ、いかなる変更も厳
禁することができる。しかし、ほとんどの場合、車両が
迂回路をうまくとれるように、これらのパラメータはあ
まり厳格ではない。
【0043】図7に、車載コンピュータの制御下にある
他のシステムであるオーディオ・システムを示す。複数
車両ユーザにとって特に好都合な他の車載システムが、
「オーディオ」システム700である。「オーディオ」
システム700は、車載コンピュータ20に接続し、車
載コンピュータ20は必要なセキュリティ・レベルを持
たないユーザに対してアクセスを制限する。駐車場係な
ど、車両を短距離だけ運転すればよいユーザは、車両の
オーディオ・システムを使用するとは予想されない。
「オーディオ」システム700によって、各運転者が好
みのAM/FMラジオ局、コンパクト・ディスク、また
はテープなどを聴くために選択することができる。さら
に、個々のユーザが、音量、トーン、およびその他の音
声品質設定値について固有のユーザ設定を選択すること
ができる。「オーディオ」システム700は、「オーデ
ィオ」システム700の音量を調整する音量サブシステ
ム710と、「オーディオ」システム700の左右の出
力間のバランスを調整するバランス・サブシステム72
0と、「オーディオ」システム70の前部出力と後部出
力を調整するフェード・サブシステム730と、出力音
声の周波数応答またはスペクトル応答を調整するトーン
・サブシステム740またはそれに相当するサブシステ
ムとを含む。「オーディオ」システム700は、CD、
テープ、AM/FMラジオまたはその他の可能な出力装
置など、ユーザ固有装置を選択するセレクタ750も含
むことができる。「オーディオ」システム70は、様々
なCDまたはテープをすぐに演奏できるように格納する
CD/テープ・カルーセル760も含むことができ、ユ
ーザがCDまたはテープを装填し直さなくてもCD/テ
ープ・カルーセル760で選択可能な選択対象から選択
するだけで済むようにする。最後に、「オーディオ」シ
ステム700は、ユーザの好みの局設定値と、車両の区
域内の選択可能な局タイプおよび局のメニューとを含む
「AM/FM局周波数」サブシステム770を含むこと
ができる。
【0044】「オーディオ」システム700は、ユーザ
がユーザ・インタフェース28を介して車載コンピュー
タ20に識別されるという点で、他のシステムと同様の
方式で機能する。コンピュータがユーザを認識した後
は、コンピュータはコンピュータ・メモリ22に記憶可
能なオーディオ選好値にアクセスする。次に、これらの
選好値が「オーディオ」システム700に送られる。
【0045】出力音声の音声、バランス、フェード、お
よびトーンの事前記憶ユーザ固有選好値によって、音声
サブシステム710、バランス・サブシステム720、
フェード・サブシステム730、トーン・サブシステム
740など各種サブシステムが調整される。さらに、メ
モリ22に記憶されたユーザ定義選好値によって、ユー
ザが聴くためにどの出力装置を選択したかを判断し、そ
の情報をセレクタ750に送り、セレクタはラジオまた
はCDまたはテープのうちの該当する装置を起動する。
その装置が起動されると、その装置がCD/テープ・カ
ルーセル・サブシステム760またはAM/FM局周波
数サブシステム770からテープと選曲対象またはCD
と選曲対象にアクセスし、ユーザが事前定義してメモリ
22に記憶した該当する選曲内容を再生する。
【0046】さらに、ユーザが車両を運転していると
き、「システム監視」システム290が、ユーザによっ
てこれらのサブシステムの各サブシステムに加えられる
手動調整を絶えず監視する。これらの調整値を使用し
て、車載システム・メモリ22内の選好値を更新するこ
とができる。ユーザが車両から降りると、これらの選好
値を使用して、メモリ22に記憶されている前のユーザ
固有選好値を置き換えるか、または単に破棄してメモリ
22内の事前記憶ユーザ固有選好値の方を選ぶこともで
きる。
【0047】図8に、本発明で実施された「安全」シス
テム800を示す。「安全」システム800は、図8の
破線内に含まれている。本発明の「安全」システム80
0は、これまで述べたシステムよりも高いセキュリティ
・レベルのユーザにのみ許可される。したがって、ユー
ザがユーザ・インタフェース28を介して車載コンピュ
ータ20にアクセスすると、ユーザによって供給された
ユーザIDが車載コンピュータ20によって確認され
る。次に、ユーザIDはIDのリストと比較され、その
特定のIDに関連づけられたユーザのために認められた
セキュリティ・レベルが確認される。この場合も、上述
の他のシステムと同様に、車載コンピュータ20がユー
ザのID番号を認定して、システム・メモリ22からユ
ーザ固有パラメータを取り出す。ユーザは、通常のユー
ザよりも高いセキュリティ・レベルを認可されている場
合にのみ、「安全」システム800へのアクセスを許可
される。したがって、車載コンピュータ20は、マスタ
またはそれ以上のセキュリティ・レベル認可を持つユー
ザに対してのみ、「安全」システム800の制御権を認
める。ユーザ固有パラメータにアクセスし、「安全」シ
ステム800内の様々なサブシステムに適用される。
「安全」システム800は、車両の安全に関係する様々
なサブシステムを含む。これらのサブシステムには、
「エアバッグ」810、「アンチロック・ブレーキ」8
20、「警告、ゲージ、およびライト」830、「同乗
者シートベルト」840、「外部ライト」850、「ス
パークおよび火災排除」860、および「衝突回避」8
70サブシステムが含まれる。
【0048】一実施形態では、「エアバッグ」810
は、ユーザの選好または安全上の必要に応じて使用可能
または使用不能にすることができる。たとえば、通常ユ
ーザ・モードでは、車内のすべてのエアバッグが使用可
能状態になる。しかし、必要なセキュリティ・レベルへ
のアクセスを持つ特定のユーザは、「エアバッグ」サブ
システム810を介して特定のエアバッグを使用不能に
することができる。親が常に座席に幼児を乗せて運転す
る場合、該当するユーザ固有選好値を設定することによ
ってその座席のそばのエアバッグを使用不能にすること
ができる。あるいは、ユーザまたは特定の同乗者が身長
が低く、特に低速事故ではエアバッグの装備の方が事故
そのものよりも危険な可能性がある場合もある。その場
合、ユーザは、「エアバッグ」サブシステム810を介
して客室のエアバッグのうちの1つまたは複数のエアバ
ッグを使用不能にする方を選ぶことができる。
【0049】その他の選好では、「アンチロック・ブレ
ーキ」サブシステム820を介して特定のユーザのアン
チロック・ブレーキを使用不能にすることもできる。ま
た、「警告、ゲージ、およびライト」サブシステム83
0は、警告の初期値などをユーザの選好値に応じて設定
する選好値を有することができる。これらは、たとえ
ば、警告メッセージを視覚、テキスト、音声、またはオ
ーディオ警告として設定するようにグラフィック表示を
構成することから成る。「同乗者シートベルト」サブシ
ステム840は、車両が動く前にすべての同乗者が完全
にシートベルトを締める必要があるように設定すること
ができる。完全に「安全」システム800内でこの要件
を実施する1つの方法は、車両の「アンチロック・ブレ
ーキ」サブシステム820がブレーキをかけ、それによ
って、すべての同乗者が完全にシートベルトを締めるま
で車両が動かないようにすることであろう。
【0050】他のサブシステムとしては、外部ライトの
監視と制御を行う「外部ライト」サブシステム850が
ある。したがって、外部ライトが切れた場合や損傷した
場合、「システム監視」システム290がただちにその
状況を車載コンピュータ20に伝え、その情報がユーザ
・インタフェース28または「警告、ゲージ、およびラ
イト」サブシステム830を介してユーザに伝えられ
る。安全にとって重要な他のサブシステムは、「スパー
クおよび火災排除」サブシステム860である。ほとん
どの陸上用車両は最低限のスパークおよび火災サブシス
テムしか備えないが、非陸上用輸送手段の操縦者には代
替手段がないため、航空機および船舶はより高度なスパ
ークおよび火災排除サブシステムを必要とする。
【0051】運転の安全にとって重要な他のサブシステ
ムは、「衝突回避」サブシステム870である。衝突回
避は、現在、車両上で最も急速に変化している安全項目
の1つであるため、将来、衝突回避の分野ではさらなる
進歩が予想される。衝突回避サブシステムは、前部サブ
システムと後部サブシステム、または平面上を走行しな
い車両の場合はxyz各方向のサブシステムにさえ、細
分化される可能性がある。一実施形態では、「衝突回
避」サブシステム870は、「アンチロック・ブレー
キ」サブシステム820、「同乗者シートベルト」サブ
システム840、および「エアバッグ」サブシステム8
10に変更不能にリンクされている。さらに、「衝突回
避」サブシステム870は、「通信/インタフェース」
システム500に接続されている。「衝突回避」サブシ
ステム870は、車両の付近の他のすべての車両および
障害物を基準にした車両の位置を絶えず監視する。「衝
突回避」サブシステム870によって衝突の可能性が検
出されると、衝突回避サブシステム870は「警告、ゲ
ージ、およびライト」サブシステム830を介し、当該
車両を巻き込む衝突の可能性があることを運転者に気づ
かせることを意図した可聴警報および可視警報を使用し
て、運転者に対して警告を試みる。
【0052】切迫した衝突の前のある時点で、「衝突回
避」サブシステム870は自動的に衝突を回避するよう
に機能することができる。たとえば、「衝突回避」サブ
システム870は、「アンチロック・ブレーキ」サブシ
ステム820を介してアンチロック・ブレーキをかける
ことができる。また、「衝突回避」サブシステム870
は、「通信/インタフェース」システム500を介し
て、地元当局に当該車両を巻き込む衝突の可能性がある
ことまたは切迫していることを連絡することもできる。
「衝突回避」サブシステム870は、「エアバッグ」サ
ブシステム810を「衝突回避」サブシステム870と
共に使用して、エアバッグをより速く作動させるように
することもできる。その場合、ユーザは、エアバッグが
車両のバンパおよび側部にある衝撃センサに応答するの
に頼らずに、車両が障害物の近接しきい値に達するとエ
アバッグを作動させるように、「衝突回避」サブシステ
ム870に付随するユーザ固有パラメータを修正する。
したがって、エアバッグは車両の前端または後端の特定
量の変形によってトリガされるのではなく、車両が障害
物に衝突する直前にエアバッグの作動がトリガされ、そ
れによって作動の際の貴重な数ミリ秒が短縮される。ま
た、エアバッグをより早く作動させるようにユーザ固有
パラメータを変更することによって、より身長が低く体
重が軽いユーザおよび同乗者にとって有利であることが
わかっているエアバッグ内のより低速の加速度が可能に
なる。
【0053】本発明の他の実施形態である「盗難防止お
よび回収」サブシステム210を、「アンチロック・ブ
レーキ」サブシステム820と「外部ライト」サブシス
テム850の両方に接続することができる。この組合せ
によって、「盗難防止および回収」サブシステム210
は、車両盗難時の特定の時点で、特定の外部照明機構ま
たはアンチロック・ブレーキあるいはその両方を作動さ
せることができる。一実施例では、ユーザは、車両盗難
が特定の場所でしか起こらないようにする特定のユーザ
固有パラメータを事前設定することができる。たとえ
ば、ユーザは、車両をユーザの自宅からは盗むことはで
きるが、ユーザの職場からは盗むことができなようにし
たい場合もある。盗みの企てがうまくいかずに暴力を働
かれる可能性があるため、これは重要な安全上の配慮で
ある。したがって、ユーザの自宅での車両盗難を失敗さ
せないように、ユーザは車両を盗めるようにし、盗難後
に「通信/インタフェース」システム500を介して地
元の当局に警報するようにする方を選ぶことができる。
さらに、「盗難防止および回収」システム210は、現
在無許可の運転者には見えない特定の外部ライトを設定
し直すこともできる。たとえば、無許可のユーザが運転
している車両を、ブレーキ・ペダルを踏むたびに1つの
外部ブレーキ・ライトが点灯するように設定する。した
がって、点滅する後部ブレーキ・ライトを目撃した当局
は、妥当な疑いをかけてそのような車両を停車させ、調
べることができる。他の実施形態では、無許可のユーザ
が本来のユーザの自宅から1、2マイル(1,5〜3キ
ロメートル)走行した時点でブレーキを作動させるよう
に「アンチロック・ブレーキ」サブシステム820を設
定することができる。その場合、車両はまったく運転不
能になり、無許可のユーザは車両を乗り捨てると期待さ
れる。このようにして、車両は安全に取り戻せるように
なる。
【0054】図9に、本発明に関する「エンジン性能シ
ステム」900を示す。「安全」システム800と同様
に、「エンジン性能」システム900も、車載コンピュ
ータ20によって許可されるのにより高いレベルのセキ
ュリティを必要とする。上述の場合と同様に、車載コン
ピュータ20システム・メモリ22にユーザ選好が記憶
される。「エンジン性能」システム900は、「エンジ
ンRPM(毎分回転数)」サブシステム910と、「車
両速度」サブシステム920と、「車両加速」サブシス
テム930と、「エンジン排気量」サブシステム940
と、「燃費節約」サブシステム950および「積載量/
車高」サブシステム960とを含む、考えられるいくつ
かのサブシステムから成る。ユーザがユーザ・インタフ
ェース28を介して車載コンピュータ20に識別される
と、車載コンピュータ20はユーザIDを分析してユー
ザのセキュリティ・レベルを確認する。
【0055】ユーザが、車載コンピュータ20に許可さ
れた十分に高いセキュリティ・レベルを持っている場
合、ユーザは「エンジン性能」システム900内のエン
ジン性能サブシステムのユーザ固有パラメータを設定し
直すことができる。これは、車両を安全に運転するのに
必要な技術、年齢、または専門知識を持っていない特定
のユーザには、車両の性能によって制限を加えれば、車
両の安全な運転に役立つであろう。車両の性能を制限す
る1つの方法は、「エンジンRPM」サブシステム91
0を介してエンジンのRPMを制限または限定すること
である。エンジンを、特定のレベル、たとえば4000
RPMまでしか回転速度を上げることができないように
する。このような制限は、若いユーザが停止信号で、ま
たは駐車場で、きわめて高いRPMレベルまでエンジン
の速度を上げる傾向があり、それによってエンジンの内
部構成要素を損傷する可能性がある場合に有利であろ
う。本発明の他の重要な態様は、「車両速度」サブシス
テム920を介した車両速度の制限である。速度は、路
上事故の頻度と重大度の両方において常に重要な要素で
ある。初心者ユーザの車両の速度を制限することによっ
て、そのような事故の数と重大度を低減することができ
る可能性がある。これは、航空機や船舶など、路上輸送
手段以外の輸送手段にとっても重要な概念である。
【0056】車両の加速は、車両安全プログラムの他の
重要な要素である。「車両加速」サブシステム930を
介して車両加速を制限した場合、ユーザは特定の速度で
しか車両を加速することができない。これによって、赤
信号または停止信号からの高速の飛び出しに興じる若い
ユーザがそのような行動に加わる可能性が低くなる。航
空機や船舶など、他の輸送手段の場合、車両加速は減速
で測定することもできる。航空機や船舶での極端に急激
な減速によって、その輸送手段が不安定になることがあ
る。たとえば、航空機では、極端に急激な減速により、
反転またはきりもみ状態になり、航空機の前進運動量が
失われているため回復不能になる。船舶の極端に急激な
減速は、航跡の水が船舶の船尾にかぶさり、浸水させ
る。したがって、航空機や船舶における極端に急激な減
速は、きわめて望ましくない。
【0057】「エンジン性能」システム900によって
制御される他のサブシステムは、「エンジン排気量」サ
ブシステム940である。「エンジン排気量」サブシス
テム940は、一般には車両の運転者は利用できない
が、エンジン排気量を米国環境保護局(EPA)の勧告
基準をはるかに下回る量にまで減らせば有利な場合があ
る。したがって、スモッグ警報日などの特定の日に、
「エンジン排気量」サブシステム940を介してエンジ
ン排気量をより厳しい基準に設定することができる。こ
れは明らかに車両の性能に不利な影響を及ぼし、ある種
のユーザには喜ばれないであろう。同様に、「燃費節
約」サブシステム950を、車両の全体的性能が特定の
車両燃費を維持する必要があるように設定することがで
きる。車両の運転者は1回または2回の高速加速を行う
ことができるが、その後、車両の性能が厳しく制限さ
れ、それらの加速の埋め合わせをし、車両全体の燃料効
率を維持する。
【0058】最後に、「エンジン性能」システム900
は、「積載量/車高」サブシステム960を含む。「積
載量/車高」サブシステム960は、車高と車両の積載
量とに応じて、エンジンの性能を変更する。したがっ
て、船を牽引するトランクの場合のように車両の積載重
量が重い場合、車両の性能特性が、より高速の車両また
は高速加速車両の性能特性から、牽引、特に上り坂、傾
斜路などにより強い車両の性能特性に変わる。これは当
然、このサブシステムの他の性能特性を犠牲にする。
【0059】「安全」システム800と同様に、「エン
ジン性能」システム900も「盗難防止および回収」サ
ブシステム210に変更不能にリンクされている。「盗
難防止および回収」サブシステム210が無許可ユーザ
を検出すると、メモリ22に記憶されているエンジン性
能パラメータによって、「エンジン性能」システム90
0は車両を機能不能にするレベルに設定される。たとえ
ば、「車両速度」920パラメータを車両をゼロ速度に
制限するように設定し、「エンジンRPM」サブシステ
ム910をエンジンをゼロRPMに制限するように設定
することができる。また、「車両加速」サブシステム9
30をゼロに設定することもできる。したがって、車両
のエンジンは機能不能にされる。
【0060】図1から図10を参照しながら説明した本
発明のプロセスについて、図11から図14を参照しな
がら説明する。
【0061】本発明の他の重要な態様は、ユーザが車載
コンピュータ20とインタフェースする方式である。図
10に、本発明で実施されたユーザ・インタフェース・
システムを示す。「ユーザ・インタフェース」システム
28は、多種多様なサブシステムを単独または互いに組
み合わせて使用することができる。利用可能な画期的発
想の1つは、スマートカード1015とスマートカード
読取り機1010である。スマートカードは、当業界で
周知であり、本明細書では詳述しないが、本発明の目的
のために、スマートカード1015は少なくとも、スマ
ートカード読取り機1010によって読み取られるメモ
リ1016を含む。ユーザが車両に乗り込むと、ユーザ
はスマートカード読取り機1010にスマートカード1
015を通すことによって識別される。車載コンピュー
タ20はスマートカード読取り機1010からの入力を
認識し、ユーザに関する情報を求めてメモリ22にアク
セスする。一実施形態では、車載コンピュータ20は、
スマートカード1015上のメモリ1016から使用可
能なデータを、車載システム・メモリ22に記憶されて
いる特定のユーザのデータと照合するだけである。他の
実施形態では、車載コンピュータ20は、ユーザを許可
するための一連のID検証ステップでスマートカード1
015上のプロセッサ(図示せず)と協調する。
【0062】スマートカード1015の他の利点は、ス
マートカード・メモリ1016に、単なる数値データ以
外のデータも記憶することができることである。メモリ
1016には、車両の様々な機能およびサブ機能を設定
する際に適用されるすべてのユーザ固有選好を含む、ス
マートカードの所有者に関するあらゆるデータを記憶す
ることができる。メモリ1016には、ユーザの指紋、
ユーザの声紋、ユーザの虹彩パターン、ユーザの筆跡な
どのユーザ識別データも記憶することができる。一実施
例では、カードによって、車載コンピュータ20を介し
て許可プロセスを実際に開始することができる。その場
合、ユーザは、指紋読取り機1020などの第2のユー
ザ・インタフェースで本人であることを確認することが
要求される。
【0063】重要なのは、スマートカード・メモリ10
16を使用して、1台または数台の車両のユーザ固有パ
ラメータを記憶可能なことである。同様にして、メモリ
22には、車両の運転を許可されたすべてのユーザのユ
ーザ固有パラメータを記憶することができる。
【0064】許可されたスマートカード1015を持つ
本来のユーザが車両の実際の運転者であることを確認す
ることもできれば、システム不正使用および車両盗難を
大幅に減らすことができる。この目標を達成する最も確
実な方法は、車両インタフェースにユーザの何らかの生
体属性を登録することである。ユーザを識別する最も広
く使用されている生体属性は、ユーザの写真である。そ
の次に有用で、車載システムが分析するのに最も容易で
あると思われるのは、ユーザの指紋である。本発明の他
の実施形態では、スマートカード1015がスマートカ
ード読取り機1010によって読み取られ、車載コンピ
ュータ20によって許可されると、ユーザは指紋読取り
機1020を介してユーザの指1025を入れることを
要求される。次に、車載コンピュータ20がユーザの指
紋を、車載メモリ22に記憶されているユーザのデータ
またはスマートカード・メモリ1016に記憶されてい
るユーザのデータによって識別された指紋と比較する。
ユーザが車載コンピュータ20によってスマートカード
1015の正当な所有者であると識別されると、車載コ
ンピュータ20は、ユーザが車載コンピュータ20内で
許可されている最高のセキュリティ・レベルにアクセス
できるようにする。
【0065】ユーザのIDの検証は、グラフィカル・ユ
ーザ・インタフェース(GUI)1080を介するタッ
チ・パッド1060や数字パッド1070を含めて、他
のいくつかの手段によって行うこともできる。GUI1
080は有利であるが、本発明の実施にとって必須では
ない。実際には、GUI1080は、タッチ・パッド1
060を含んでいてもいなくてもよく、数字パッド10
70を含んでいてもいなくてもよく、またはこの3つの
いずれか1つを組み合わせて使用することもできる。他
の実施形態では、本発明は、システム・メモリ22また
はスマートカード1015メモリ1016に記憶されて
いる声紋によるユーザ識別を必要とする。その場合、
「ユーザ・インタフェース」システム28はマイクロフ
ォン1030を含む。ユーザは、マイクロフォン103
0にユーザの声1035を入力することによってシステ
ムとインタフェースし、次に車載コンピュータ20がそ
の声紋を、システム・メモリ22またはスマートカード
1015メモリ1016に記憶されているユーザの声紋
と比較する。
【0066】ユーザの本人確認をする他の可能な手段に
は、ユーザの虹彩パターンが含まれる。この場合、CC
Dカメラ1040がユーザの目1045の画像を車載コ
ンピュータ20に入力し、分析され、システム・メモリ
22またはスマート・カード・メモリ1016に記憶さ
れている虹彩パターンと比較される。他の実施形態で
は、ユーザ・インタフェース28は、システム・メモリ
22内またはスマートカード・メモリ1016内にユー
ザの筆跡のサンプルを含む。ユーザは、GUI1080
の出力による指示に従って、タッチ・パッド1060上
で所定の分または一連の語を入力する。次に、車載コン
ピュータ20が一連のスラッシュおよびペンジェスチャ
ーを、システム・メモリ22に記憶されているパターン
と比較する。
【0067】本発明の他の実施形態では、ユーザは単
に、数字パッド1070を介してユーザの個人識別番号
1075を入力するだけでよい。一般には、個人識別番
号はユーザが常に所有している不変の番号であるが、最
近、GUIの出現と共に、個人識別番号は単なる番号に
とどまらなくなっている。たとえば、個人識別番号は、
実際には、ユーザが数字に適用する演算、すなわち「ア
ルゴリズミック・パスワード」とすることができる。ア
ルゴリズミック・パスワードの一例は、GUI1080
を介してユーザに「1234」などの数字を表示する。
ユーザだけが知っている算法は、たとえば10から外側
の各数字を引き、内側の2つの数字の位置を入れ替える
ものである。したがって、ユーザは、「1234」とい
う番号を見ると、それに応答してGUI1080上で
「9326」という番号を入力する。演算はユーザしか
知らないため、ユーザがこの番号を入力するのを見てい
た人でも、ユーザが表示場号にどのような算法を適用し
たかはわからない。より複雑な算法を作ってユーザの器
用さを検査することもできる。このような器用さの検査
は、酔ったユーザや睡眠不足や病気のために車両を安全
に運転できないユーザに運転を思いとどまらせるのに有
効であることがよく知られている。
【0068】最後の実施形態では、ユーザ・インタフェ
ース28は、ユーザの呼気1055を検査してアルコー
ル含有量を調べる呼気検査器1050を含むことができ
る。薬物またはアルコールで酩酊中に運転する傾向があ
ったユーザは、車両の運転を許可される前に、素面であ
ることを証明するように要求される。この場合、ユーザ
の呼気1055を車載コンピュータ20が分析し、既知
のアルコールまたは薬物の存在を検出することができ
る。ユーザは、車載コンピュータ20によって許可が取
り消されて車両が使用不能にされる前に、呼気検査器検
査に合格する機会を数回与えられる。
【0069】最後に、マスタ・ユーザや管理者など、十
分に高いセキュリティ・レベルを持つユーザは、代理で
事後識別検証を許可することができ、それによって検証
でアクセスを拒否されたユーザが特定の車載システムに
アクセスできるようにすることができる。これは、識別
検証サブシステムの傷害によって起こった識別検証の問
題を解決する重要な機能である。
【0070】本発明の重要な態様は、これらの識別検証
サブシステムの1つまたは全部をユーザ・インタフェー
ス・システム28に組み込むことができることである。
スマートカード1015の利点は、メモリ1016を含
むことであり、このメモリは車載コンピュータ20と連
絡していないときに更新および消去が可能である。車載
コンピュータ・メモリ22とは異なり、スマートカード
1015は、ユーザが車両にいない間に、実際には、車
両がユーザに所有されていないうちでさえも、読取りと
更新を行うことができる。さらに、スマートカード・メ
モリ1016に記憶されているユーザ固有選好値をその
ユーザ以外の人が更新することができ、ユーザを、フリ
ート派遣者または車両所有者または親、または車両につ
いて最終責任を負う人の裁量下に置くことができる。ま
た、スマートカードに、様々な異なる車両のユーザ選好
値を記憶することもできる。
【0071】あるいは、スマートカード・メモリ101
6は、ユーザ指定パラメータを独立装置形式で保持す
る。ユーザ指定パラメータを記憶するために独立装置形
式を使用することによって、ユーザは様々な異なる車両
および車両タイプで使用したい指定パラメータを設定す
ることができる。その後、装置独立パラメータは、スマ
ートカードが挿入されたいずれかの車両の車載コンピュ
ータによって装置依存パラメータに変換される。パラメ
ータによっては、ユーザが異なる各車両に慣れると何ら
かの微調整または小改変が必要な場合もあるが、ユーザ
指定パラメータの大部分は微調整しなくてもユーザの期
待を満たす。ユーザ指定パラメータをスマートカードに
装置独立形式で記憶することによって大幅なメモリ節約
が達成される。多種多様な車両に複数セットのユーザ固
有パラメータを記憶するのではなく、スマートカードに
記憶された1組のユーザ指定パラメータを、スマートカ
ードを差し込んだ特定の車両の車載コンピュータによっ
て装置依存パラメータに変換する。
【0072】図11に、本発明の定義による「オーディ
オ」システム700の他の実施形態を示す。図11で、
「オーディオ」システム700は、図7でボリューム・
サブシステム740、バランス・サブシステム720、
フェード・サブシステム730、トーン・サブシステム
740、およびセレクタ・サブシステム750として図
示した本発明の様々なサブシステムに細分されており、
図11ではオーディオ出力制御サブシステム775とし
てまとめられている。これに加えて、本発明は「オーデ
ィオ番組予約」サブシステム780、「オーディオ番組
スケジューリング」サブシステム785、「オーディオ
番組保持」サブシステム790、および「オーディオ番
組メモリ」サブシステム795を含む。「オーディオ」
システム700は、さらに、「CD/テープ・カルーセ
ル」サブシステム760と「AM/FM局周波数」サブ
システム770を含む。
【0073】本発明のプロセスを図12に示す。このプ
ロセスはステップ1205から始まる。ユーザが、GU
I1080のタッチ・パッド1060またはGUI10
80の数字パッド1070を介してユーザのIDを入力
する。あるいは、ユーザはスマートカード読取り機10
10にスマートカード1015を通すこともできる(ス
テップ1210)。次に、聴取可能なオーディオ番組の
メニューがユーザ・イン28を介してユーザに表示され
る(ステップ1215)。本発明の一実施形態では、ユ
ーザは次に、ユーザが後の各ステップでオーディオ番組
を捕らえるためにスキャンするようにシステムに対して
要求するラジオ局のラジオ周波数またはコール・サイン
を入力するよう求められる(ステップ1220)。次
に、ユーザは主題別に記録または記憶するラジオ番組に
優先順位をつける(ステップ1225)。次に、記録す
る主題にさらにタイトル別に優先順位を付ける(ステッ
プ1230)。別法として、またはこれに加えて、オー
ディオ番組を主題と予想タイトルによって選択し、それ
らの番組の放送の周波数をラジオに自動的にスキャンさ
せるのではなく、ユーザは好みのラジオ番組の特定のタ
イトルを選択することもできる(ステップ1235)。
次に、ユーザはラジオ周波数とその番組が放送される時
刻を入力する(ステップ1240)。ユーザは次に、選
択する他のタイトルがなくなるまでステップ1235で
このプロセスを繰り返すことによって、他のタイトルを
選択する(ステップ1250)。このタイプの番組予約
は、好みのテレビ番組を録画するVCRの番組予約と類
似している。プロセスは次にステップ1260に制御を
移し、ユーザは、これらの設定値を記憶することがで
き、ユーザIDによって索引付けされる(ステップ12
60)。ユーザが設定値に不満な場合、ユーザはステッ
プ1215に戻ってプロセスを繰り返す。他方、ユーザ
が選択値に満足した場合は、プロセスはステップ127
0で終了する。図12に示すプロセスは、VCR録画を
予約するプロセスと類似しているが、一般にユーザはV
CR録画を時間のあるときに再生するため再生モードに
おける指定は不要である。
【0074】図13で、プロセスはステップ1300か
ら開始する。ステップ1305で、ユーザは図12に関
して上述したように固有ユーザIDまたはユーザ・スマ
ートカードを入れる。ステップ1310でGUI108
0がユーザ・メニューを表示する。次に、ユーザは主題
によってラジオ番組の再生スケジューリングに優先順位
を付けるように求められる(ステップ1320)。この
情報は、「オーディオ番組スケジューリング」サブシス
テム785がオーディオ番組を主題別にスケジューリン
グするために使用する。ユーザは次に、主題の再生スケ
ジューリングにタイトル別に優先順位を付け(ステップ
1330)、「オーディオ番組スケジューリング」サブ
システム785がこの情報を使用して、その特定のユー
ザのための再生のスケジュールをさらに微調整する。
【0075】次に、ユーザはラジオ番組の保持に主題別
に優先順位を付けることを求められる(ステップ134
0)。ラジオ番組の保持に優先順位を付けることによっ
て、「オーディオ番組メモリ」サブシステム795に記
憶されている優先順位の低い情報を削除する厳しい統制
が強制的に守られる。特定のユーザにとって特定の番組
が他の番組より重要であり、その番組でもさらに他の番
組よりは重要である。たとえば、現在の天気予報はその
時点ではきわめて重要であり、特定のニュース放送もそ
うである。しかし、天気予報は、翌日には最新でなくな
り、したがって、特に、現在の天候条件の中を運転する
ことが目的である車両運転手から見れば、事実上重要で
なくなる。したがって、一実施例では、天気予報は最新
である間だけ保持され、次に入手可能な天気予報によっ
て自動的に上書きされる。一方、ニュース放送の場合、
システムは最新のニュース放送と共に2または3本前の
ニュース放送を保持する。または他の実施形態では、ユ
ーザが、最新のニュース放送のみを保持するように選択
することができる。情報番組などの他の番組は、数週間
保持する。たとえば、政治討論会など毎週放送される番
組は、現在だけでなく、放送されてから数週間後でも役
に立つことがあり、したがって「オーディオ番組メモ
リ」795に数週間保持される。家の修繕、自己修養、
パネル・ディスカッション、自動車整備など、その他の
ラジオ番組主題は、特に話題性がない場合でも特定のユ
ーザにとって比較的重要であると指定されれば、はるか
に長く「オーディオ番組メモリ」795に保持されるこ
ともある。次に、ユーザはそれらの主題の保持にタイト
ル別に優先順位を付けることを要求される(ステップ1
350)。したがって、自動車修理などの特定の主題内
で、ユーザには1週間の時間の中から選択するいくつか
のラジオ番組がある場合がある。ユーザは、それらの番
組のうちの1つまたは2つの番組に特に関心があり、残
りの番組には関心がない場合がある。このシステムは、
タイトル別のユーザの選好に応じて番組予約に優先順位
を付けるので好都合である。
【0076】本発明のその他の実施態様も可能である
が、このシステムは、特定の番組の記録とその特定の番
組の再生の両方においてユーザにきわめて高い柔軟性を
与えることに留意することが重要である。たとえば、ユ
ーザが、特定の時間に放送される特定の育児パネル・デ
ィスカッション番組に特に関心があり、異なる時間に放
送される第2の育児番組には特に関心がない場合、ユー
ザはその2つの番組の録音に図12に示すように優先順
位を付けることができる。ユーザの好きな番組が放送さ
れないかまたは記録できない場合、システムはその第2
の番組を記録することができる。その場合、再生モード
で、ユーザが育児という主題をラジオ番組の他の主題よ
りも好む場合、ユーザの好きな育児番組が記録されてい
なかったとしても、システムはその代わりとしてより低
い優先順位を持つ育児番組の再生をスケジュールするこ
とができる。
【0077】次に、ユーザはラジオ放送番組の再生形式
を主題別に選択する(ステップ1360)。この選択
は、「オーディオ番組予約」サブシステム780によっ
て行われる。ユーザは次に、特定の主題の再生形式をタ
イトル別に選択する(ステップ1370)。次に、ユー
ザはそれらの設定値をユーザIDで記憶するか否かを尋
ねられる。ユーザが選択に不満な場合、プロセスはステ
ップ1320に戻り、システムを初期設定し直す(ステ
ップ1380)。ユーザの選択が満足な場合、プロセス
はステップ1390で終了する。
【0078】図14に、本発明の再生モードを詳細に示
す。ステップ1300〜1310は、前の図12のステ
ップ1205〜1215に対応する。ステップ1320
で、ユーザはラジオ番組の再生スケジューリングに主題
別に優先順位を付ける。次に、ユーザは、特定の主題の
スケジューリングに優先順位を付けるために、即時、重
要、情報、娯楽、要求時など、再生主題優先順位スケジ
ューリングを選択する(ステップ1325)。次にプロ
セスはステップ1320に戻る。ユーザがそれ以上の優
先順位付けを要求しない場合、プロセスはステップ13
30に進む。ステップ1330で、ユーザは、主題内で
特定のタイトルに何らかの等級(たとえば1から100
までの間)でランクづけすることによって、タイトル別
に主題の再生スケジューリングに優先順位を付ける(ス
テップ1335)。プロセスは次にステップ1330に
戻る。それ以上のタイトルの優先順位付けが要求されな
い場合、プロセスはステップ1340に進み、ユーザは
ラジオ番組の保持に主題別に優先順位をつける。ユーザ
が主題の保持を選択したい場合、ユーザはその主題を
「オーディオ番組メモリ」795に保持しておく時間数
を指定する(ステップ1345)。
【0079】すべての主題の保持ランク付けが選択さ
れ、主題をメモリに保持しておく時間数が決定される
と、システムはプロセスをステップ1340に戻す。ユ
ーザが主題別のラジオ番組の保持の選択に満足な場合、
システムはプロセスをステップ1350に渡し、ユーザ
は主題の保持にタイトル別に優先順位を付けるように求
められる。ユーザが主題内の特定のタイトルを好む場
合、ユーザはそれらのタイトルに、永久記憶、1回目の
再生まで記憶、最新として記憶、または再び再生される
まで記憶として、ランク付けすることができる(ステッ
プ1355)。したがって、主題のタイトルはユーザが
意図した間だけ「オーディオ番組メモリ」795に保持
され、主題の特定のタイトルを永続的に、またはユーザ
が上書きしたいときまで保持することができる。その他
は、「オーディオ番組スケジューリング」785によっ
て自動的に再生されるときまで、またはユーザによって
手動で再生されるまでしかメモリに残らない。最新とし
て記憶された他の主題のタイトルは、システム・メモリ
に新しい同一の放送または類似の放送が記憶されると自
動的に上書きされる。その他は、メモリ内に主題の同一
または類似の他のタイトルがあるかどうかに関わらず、
再び再生されるまで記憶される。ユーザがタイトル保持
選好に優先順位付けし終わると、プロセスはステップ1
350に戻る。それ以上タイトル別に優先順位付けした
い主題がない場合、システムはステップ1360に進
む。
【0080】ステップ1360で、ユーザはラジオ番組
の再生形式を主題別に選択する。ユーザに好みがある場
合、ユーザは「連続」再生、「中断およびリプレイ」再
生、または「中断および再開」再生のうちから形式を選
択する(ステップ1365)。たとえば、育児について
のパネル・ディスカッションなどの主題に、「中断およ
び再開」形式を割り当てる。したがって、ユーザが選択
された主題を聴いているとき、「オーディオ番組予約」
システム780によってニュースまたは情報の主題また
はタイトルが録音される場合、その情報の放送を提示す
るために育児パネル・ディスカッションは中断される。
その情報放送が完了すると、育児番組が中断された箇所
から再開される。あるいは、ユーザは1つの番組全体を
一気に聴くことを選択することもできる。その場合、よ
り高いスケジューリング優先順位を持つ番組が「オーデ
ィオ」システム700によって受信された場合、進行中
の番組はその優先順位の高い番組の放送のために中断さ
れ、その後、中断された箇所から再開するのではなく、
当初に放送された番組が始めから再び再生される。その
他の形式も可能であり、上述の形式は例示に過ぎない。
【0081】形式が選択されると、制御はステップ13
60に戻される。主題別に選択する再生形式がそれ以上
ない場合、制御はステップ1370に渡される。主題の
他の再生形式をタイトル別に選択する。ステップ137
5で、ユーザは特定の主題内の特定のタイトルに、その
主題全体とは異なる再生形式を指定することによって、
再ランク付けすることができる。たとえば、主題内の優
先順位のより高い番組を選択して、何らかのタイプの中
断モードではなく連続モードとして再生されるようにす
ることができる。したがって、主題再生形式を中断およ
びリプレイ・モードとして指定すると同時に、ユーザに
とってより重要なラジオ番組のうちの1つまたは複数の
番組を連続再生形式として選択することができる。ユー
ザがタイトル別の再生形式をすべて選択した後は、制御
はステップ1370に戻される。それ以上形式を選択し
ない場合、制御はステップ1380に渡り、ユーザは選
択した索引をユーザIDにより記憶するかどうか尋ねら
れる。ユーザが選択値に不満な場合、プロセスの再初期
設定のために制御はステップ1320に戻る。あるい
は、GUI1080上にメニュー全体が表示されている
ため、ユーザは任意のステップを選択して修正してか
ら、ステップ1380に戻り、ユーザのIDで索引付け
されたユーザ設定値を記憶することもできる。それが完
了すると、プロセスはステップ1390で終了する。
【0082】本発明の重要な特徴は、車両が遊休状態の
間に、「オーディオ番組メモリ」795がユーザによっ
て指定された放送番組を絶えず更新し続けることができ
ることである。車両は、「フリート・ドッキング・ポー
ト」540を介してフリート制御機構に、または「ホー
ム・ドッキング・ポート」560を介してユーザの自宅
に接続することもできる。これは、タイム・ジュールが
限られているユーザにとってはきわめて好都合である。
一例は、典型的なコンピュータの日常のラッシュであ
る。車両の運転者は、仕事場または会社までの経路の予
定を立てるために、最新のニュース、天気予報、および
交通情報を入手する日課に朝の5分、10分または15
分を費やすことが多い。本発明のようなシステムは、こ
れらの情報を自動的に録音し、ユーザが車両に乗り込む
とただちに再生するので、ユーザは早朝の5〜15分を
節約することができる。したがって、ユーザが車両に乗
り込み、ステップ1305でユーザID番号またはスマ
ートカードを入れることによってユーザ・インタフェー
ス28を介して車載コンピュータ20に識別されると、
ユーザは自動的にローカル交通情報とニュースと天気予
報によって迎えられる。したがって、ユーザは私道から
出る直前に、その時点でどの走行経路をとるのが最善か
を十分に知ることができる。これらの情報をこのように
ただちに入手可能なことは、乗用車やトラック以外の車
両の運転者にとっても重要である。たとえば、軽飛行機
や船舶は、天候の変化に特に影響されやすい。本発明の
他の実施形態では、ニュース、天気予報、および交通情
報を、「ナビゲーションおよび追跡」システム600に
組み込むことができ、ユーザが車両に乗り込む前でも、
車両の走行経路が自動的に判断される。
【0083】最後に、日常的に長距離を走行する必要が
ある車両の運転者は、最新のローカル情報を絶えず流し
ておき、その中から選択する。車両が放送の受信区域に
出入りすると、ユーザが「オーディオ番組メモリ」79
5で事前選択していた番組予約のメニューが車両自体に
入れられる。したがって、ユーザが手動で局を切り換え
たり、CDとラジオの切り換えをしたり、または単にC
D、テープ、ラジオのトラックやタイトルを変えるので
はなく、入手可能な主題とタイトルの最善の組合せをユ
ーザに提供するように、これらの番組はユーザによって
番組予約され、優先順位が付けられる。
【0084】本発明の他の実施形態では、ユーザはいず
れか1つの番組、主題、または主題内のタイトルの内容
量を選択的に減らすことができる。たとえば、ユーザは
特定の番組を「オーディオ番組メモリ」795(コマー
シャル自由)によって録音されるように選択することが
できる。「オーディオ番組予約」780が、番組中のコ
マーシャルを識別し、コマーシャルの放送中は「オーデ
ィオ番組メモリ」795のスイッチを切る。他の実施形
態では、「オーディオ番組予約」780は、特定のオー
ディオ番組を選択的に圧縮することができる。したがっ
て、パネル・ディスカッションなどの特定のオーディオ
番組の再生の長さを、元の放送の長さの10パーセント
程度縮小することができる。ユーザは討論参加者の声の
調子が多少上がっているのに気が付くかも知れないが、
全体的なオーディオ品質は受容可能なものになる。
【0085】本発明の最後の実施形態では、番組保持お
よび再生形式がユーザIDによって索引付けされる。
「オーディオ番組メモリ」サブシステム795には、数
人のユーザのための十分な空間がなければならない。ユ
ーザが車両に乗り込み、車載コンピュータ20によって
識別されると、ユーザのオーディオ選好値がシステム・
メモリ22から取り出され、「オーディオ」システム7
00を介して実施される。すべてのユーザが選好値の固
有のセットを持ち、ユーザ間で重複がほとんど起こらな
いものと仮定する。したがって、ある時点で、特に何人
かの異なるユーザが同じ車両を運転する場合、「オーデ
ィオ番組メモリ」795が一杯になる。他の実施形態で
は、ユーザに優先順位が付けられる。たとえば、マスタ
・セキュリティ・レベルを持つユーザは、他のユーザの
優先順位をランク付けすることができる。これは、いく
つかの異なる方法で行うことができる。たとえば、高レ
ベルのユーザは他のユーザよりも完全に優先される。し
たがって、「オーディオ番組メモリ」795がマスタ・
レベル・ユーザによって選択された予約番組で完全に一
杯になった場合、他のユーザに使用可能なメモリはなく
なる。あるいは、所望の方式で満たされる「オーディオ
番組メモリ」795の事前定義部分が各ユーザに割り当
てられる。
【0086】最後に、各ユーザに、高い再生優先順位を
持つ番組のみを記憶することを許可することもできる。
したがって、各ユーザにとって即時の重要な優先度を持
つ主題は、どのユーザのより優先順位の低い再生スケジ
ューリング・パラメータよりも自動的に優先される。そ
れによって、ユーザが車両に乗り込んだときに、各ユー
ザにとって最も重要な番組を入手できるように保証され
る。
【0087】図23に、本発明で実施されるオーディオ
・データ構造を示す。本発明の好ましい実施形態では、
オーディオ・データ構造2200はメモリに記憶され
る。オーディオ・データは、ユーザを指すように索引付
けすることができ、コンピュータ・メモリ22に記憶さ
れる。あるいは、オーディオ・データ構造2200は、
ユーザのスマートカード上のメモリ1016に記憶する
ことも、「オーディオ」サブシステム700に含まれる
メモリに記憶することもできる。オーディオ・データ構
造2200は、GUI1080に表示することも、上述
のメモリのいずれか1つに常駐させることもできる。オ
ーディオ・データ構造2200は、可能な一実施形態の
例として意図されたものであり、本発明の実施を限定す
ることを意図したものではない。オーディオ・データ構
造2200は、放送番組識別(グループ2202)、レ
コード選好値のグループ(グループ2204)、再生ス
ケジューリング選好値(グループ2206)、メモリ保
持選好値グループ(グループ2208)、および再生形
式選好値グループ(グループ2210)といういくつか
の列グループに分けられる。
【0088】オーディオ・データ構造2200は、図1
2、図13、および図14を参照しながら前述したプロ
セスによって作成される。本発明では、ヘッダ行221
2によって各列の内容が識別される。行2214〜22
26は、個々の放送番組を示す。例示の列2214に
は、列2213で識別されたニュース主題が示されてい
る。列2215は空欄であり、ニュースにタイトルが与
えられていないことを示す。したがって、ユーザは主題
を録音する周波数、時刻、および曜日を指定するか、ま
たはユーザは、システムがスキャンしてユーザによって
指定された主題を探し出すことができる様々な周波数ま
たはコール・サインを指定することができる。
【0089】行2214に戻って、ユーザは番組を録音
する周波数を指定する。この場合、周波数2217は5
90AMとして示されている。その他の録音選好値22
04としては、放送番組の放送時間2221と曜日22
19がある。行2214の場合、ユーザは月曜日から金
曜日まで、毎正時5分過ぎから10分過ぎまで録音する
ように指示している(それぞれ列2219および222
1)。
【0090】次に、ユーザは再生スケジューリング・グ
ループ2206から再生スケジューリング選好値を指示
する。選好値は一般に、番組の主題またはタイトルに対
応する。この場合、ユーザは主題のみを選択しており、
したがって、ユーザは次に再生主題優先度2223を指
定する。この場合、ユーザは「重要」を入力している。
ユーザが特定のタイトルを指示していないため、再生タ
イトル優先度2225は空白のままである。
【0091】次に、ユーザは保持選好グループ2208
から保持パラメータを指示する。まず、ユーザは放送を
メモリに保持する時間の長さを入力する。この場合も、
優先度は一般に主題に基づき、次に放送番組のタイトル
に基づく。行2214の場合、主題保持優先度列222
7に示すように、ニュースの主題は最大10時間保持さ
れる。この場合も、ユーザがタイトル・フィールド22
15にタイトルを指示していないため、タイトル保持優
先度2229は空白である。
【0092】ユーザは次に、保持するコピー数を指定す
る2231。この場合、1コピーのみを保持する必要が
ある。したがって、新しいニュース放送を受信すると、
それによって古い放送が上書きされる。最後に、ユーザ
はメモリ・スタック・パラメータ2233を指定する。
この場合、ユーザはメモリ・スタック・パラメータとし
てモノラルを指定している。しかし、ユーザはいくつか
のパラメータを指定することができる。たとえば、ユー
ザは番組をステレオ・モードで記憶することもでき、そ
の場合、より多くのメモリ空間が占有される。逆に、ユ
ーザは録音を節約メモリの割合によって決まる圧縮率に
よっる圧縮モノラルとして記憶することもできる。たと
えば、モノラル圧縮20では、メモリ空間が通常のモノ
ラル・スタック・モードより約20パーセント節約され
る。
【0093】ユーザが選択する最後の選好値は、再生形
式グループ2210からの再生形式選好値である。これ
らの選好値は、メモリに記憶されている放送番組をどの
ように、またはどのような形式で再生するかを指示す
る。再生主題形式2235は、ユーザが中断/再開形式
を選択していることを示している。この場合、ニュース
番組が再生される。しかし、この放送番組が中断され
て、より優先度の高い放送番組にされた場合、2214
内の放送番組が中断した箇所から再開される。この場合
も、タイトルが指定されていないため、再生タイトル形
式2237は空白のままである。
【0094】他の例では、ユーザは行2226で単発番
組を録音するように選択している。この場合、主題22
13が単発番組としてリストされている。タイトル22
15は「クリントン」としてリストされている。ユーザ
は周波数2217を590AMとして選択し、曜日22
19を月曜日、午後8時と10時の間の時間2221を
選択している。ユーザは、クリントン大統領の一般教書
を録音するように選択している。ユーザは、再生主題優
先度2223を要求時として選択している。これは、ユ
ーザがこの番組を特に呼び出さない場合、この番組がよ
り優先度の高い放送番組によって上書きされるまでメモ
リ内に保持されていることを意味する。しかし、ユーザ
は5という比較的高い再生タイトル優先度2225を選
択している。したがって、大統領の一般教書が別の番組
によって上書きされる可能性は比較的低い。
【0095】ユーザは、保持優先度2227を50時間
として選択している。したがって、この主題は50時間
記憶される。ただし、タイトル保持優先度2229によ
って主題保持優先度2227が否定される場合を除く。
その場合、タイトル保持優先度が優先され、この場合、
ユーザはタイトル保持優先度2229を永久として選択
している。したがって、主題保持優先度2227で選択
されている50時間は、他の単発放送番組主題について
も有効であるが、この特定のタイトルのためのパラメー
タの選択によって打ち消される。
【0096】ユーザは保持するコピー数として1を選択
し2231、10%モノラル圧縮のメモリ・スタック・
アルゴリズム2233を選択している。ユーザは次に、
再生主題形式2235として中断/再開を選択したが、
保持グループ・パラメータの場合と同様に、ユーザは次
に再生タイトル形式2237を連続として選択してい
る。これは、全般的グループは中断/再開形式で再生さ
れるが、この特定のタイトルは連続して再生されること
を意味する。したがって、クリントン大統領の一般教書
は、ユーザが手動で介入しない限り、優先度にかかわり
なく、他の番組によって中断されない。
【0097】本発明について、完全機能データ処理シス
テムの環境で説明したが、本発明のプロセスは命令のコ
ンピュータ可読媒体の形態および様々な形態で配布する
ことができることと、本発明は、配布を行うために実際
に使用される特定のタイプの信号伝達媒体に関係なく等
しく適用されることが、当業者ならわかることに留意す
ることは重要である。コンピュータ可読媒体の例として
は、フロッピィ・ディスク、ハード・ディスク・ドライ
ブ、RAM、CD−ROMなどの録音型媒体と、ディジ
タルおよびアナログ通信リンクなどの伝送型媒体があ
る。
【0098】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0099】(1)放送受信器を含むデータ処理システ
ムにおいて実施され、放送事象を後で再生するために記
憶する方法であって、少なくとも2つの放送事象の指定
を受け取るステップと、最高優先順位指定放送事象を含
む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先順
位を付けるステップと、前記最高優先順位指定放送事象
に関連づけられた放送周波数にアクセスするステップと
を含む方法。 (2)前記放送周波数が第1の放送周波数であり、複数
の放送周波数のうちから第2の放送周波数にアクセスす
るステップと、選択された放送事象を求めて前記第1お
よび第2の放送周波数をスキャンするステップとをさら
に含む、上記(1)に記載の方法。 (3)前記最高指定放送事象をメモリに記憶するステッ
プをさらに含む、上記(1)に記載の方法。 (4)前記メモリが前記データ処理システムに含まれな
い、上記(3)に記載の方法。 (5)前記記憶ステップが、前記選択された放送事象を
ユーザを指すように索引付けするステップをさらに含
む、上記(3)に記載の方法。 (6)放送受信器を含むデータ処理システムにおいて実
施され、放送事象を後で再生するために記憶する方法で
あって、少なくとも2つの放送事象の指定を受け取るス
テップと、最高優先順位指定放送事象を含む、指定され
た前記少なくとも2つの放送事象に優先順位を付けるス
テップと、前記最高優先順位指定放送事象にアクセスす
るステップと、前記最高優先順位放送事象をメモリに記
憶するステップとを含む方法。 (7)放送受信器を含むデータ処理システムにおいて実
施され、放送事象を後で再生するために記憶する方法で
あって、少なくとも2つの放送事象の指定を受け取るス
テップと、最高優先順位指定放送事象を含む、指定され
た前記少なくとも2つの放送事象に優先順位を付けるス
テップと、前記指定放送事象をメモリに記憶するステッ
プと、前記指定放送事象に優先順位を付けるのに応答し
て、前記メモリから前記最高優先順位指定放送事象を取
り出すステップと、メモリから取り出された前記放送事
象を再生するステップとを含む方法。 (8)放送受信器を含むデータ処理システムにおいて実
施され、放送事象を後で再生するために記憶するデータ
構造を作成する方法であって、データ構造内のパラメー
タを受け取るステップを含み、データ構造内のパラメー
タを受け取る前記ステップは、少なくとも2つの放送事
象を指定するステップと、最高優先順位指定放送事象を
含む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先
順位を付けるステップと、放送周波数を指定するステッ
プと、前記データ構造内の受け取った前記パラメータを
使用して指定された前記放送事象をメモリに記憶するス
テップとを含む方法。 (9)放送受信器を含むデータ処理システムにおいて実
施され、放送事象を後で再生するために記憶するデータ
構造を作成する方法であって、データ構造内のパラメー
タを受け取るステップを含み、データ構造内のパラメー
タを受け取る前記ステップは、少なくとも2つの放送事
象を指定するステップと、最高優先順位指定放送事象を
含む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先
順位を付けるステップと、前記少なくとも2つの放送事
象に関連づけられた記憶パラメータを指示するステップ
と、前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使
用するステップとを含み、前記データ構造内の受け取っ
た前記パラメータを使用する前記ステップは、指定され
た前記少なくとも2つの放送事象をメモリに記憶するス
テップと、取り出した前記放送事象を再生するステップ
とを含む方法。 (10)放送受信器を含むデータ処理システムにおいて
実施され、後で再生するために放送事象を記憶する方法
であって、放送事象を保持する保持パラメータを受け取
るステップと、放送事象をスケジューリングする再生ス
ケジューリング・パラメータを受け取るステップと、放
送事象を再生する再生形式パラメータを受け取るステッ
プと、前記保持パラメータに従って放送事象を保持する
ステップと、前記再生形式パラメータに従って放送事象
を取り出すステップと、前記再生形式パラメータに従っ
て放送事象を再生するステップとを含む方法。 (11)前記保持パラメータが放送事象に関連づけら
れ、他の放送事象を基準にして主題別に優先順位が付け
られる、上記(10)に記載の方法。 (12)前記保持パラメータが放送事象に関連づけら
れ、他の放送事象を基準にしてタイトル別に優先順位が
付けられる、上記(10)に記載の方法。 (13)前記再生スケジューリング・パラメータが放送
事象のスケジューリングに関連づけられ、他の放送事象
を基準にして主題別に優先順位が付けられる、上記(1
0)に記載の方法。 (14)前記再生形式パラメータが放送事象再生の形式
設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にしてタイト
ル別に優先順位が付けられる、上記(10)に記載の方
法。 (15)前記再生形式パラメータが放送事象の形式設定
に関連づけられ、他の放送事象を基準にして主題別に優
先順位が付けられる、上記(10)に記載の方法。 (16)前記データ処理システムにメモリが含まれてい
る、上記(10)に記載の方法。 (17)前記データ処理システムに前記メモリが含まれ
ていない、上記(10)に記載の方法。 (18)前記記憶ステップが、選択された前記放送事象
をユーザに関連づけるステップをさらに含む、上記(1
0)に記載の方法。 (19)後で再生するために放送事象を記憶するデータ
処理システムであって、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る受領手段と、最高優先順位指定放送事象を
含む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先
順位を付ける優先順位付け手段と、前記最高優先順位指
定放送事象に関連づけられた放送周波数にアクセスする
アクセス手段とを含むシステム。 (20)前記放送周波数が第1の放送周波数であり、前
記システムが、複数の放送周波数のうちから第2の放送
周波数にアクセスするアクセス手段と、選択された放送
事象を求めて前記第1および第2の放送周波数をスキャ
ンするスキャン手段とをさらに含む、上記(19)に記
載のシステム。 (21)前記最高優先順位指定放送事象をメモリに記憶
するメモリ手段をさらに含む、上記(19)に記載のシ
ステム。 (22)記憶のための前記メモリが前記データ処理シス
テムに含まれない、上記(21)に記載のシステム。 (23)記憶のための前記メモリ手段が、前記選択され
た放送事象をユーザを指すように索引付けする索引付け
手段をさらに含む、上記(21)に記載のシステム。 (24)後で再生するために放送事象を記憶するデータ
処理システムであって、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る受領手段と、最高優先順位指定放送事象を
含む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先
順位を付ける優先順位付け手段と、前記最高優先順位指
定放送事象にアクセスするアクセス手段と、前記最高優
先順位放送事象をメモリに記憶する記憶手段とを含むシ
ステム。 (25)放送事象を後で再生するために記憶するデータ
処理システムであって、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る受領手段と、最高優先順位指定放送事象を
含む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先
順位を付ける優先順位付け手段と、前記指定放送事象を
メモリに記憶する記憶手段と、前記指定放送事象に優先
順位を付ける優先順位付け手段に応答して、前記メモリ
から前記最高優先順位指定放送事象を取り出す取出し手
段と、メモリから取り出された前記放送事象を再生する
再生手段とを含むシステム。 (26)放送事象を後で再生するために記憶するデータ
構造を作成するデータ処理システムであって、データ構
造内のパラメータを受け取る受領手段を含み、前記受領
手段は、少なくとも2つの放送事象を指定する手段と、
最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
くとも2つの放送事象に優先順位を付ける手段と、放送
周波数を指定する手段と、前記データ構造内の受け取っ
た前記パラメータを使用して指定された前記放送事象を
メモリに記憶する手段とを含むシステム。 (27)放送事象を後で再生するために記憶するデータ
構造を作成するデータ処理システムであって、データ構
造内のパラメータを受け取る受領手段を含み、前記受領
手段は、少なくとも2つの放送事象を指定する手段と、
最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
くとも2つの放送事象に優先順位を付ける手段と、前記
少なくとも2つの放送事象に関連づけられた記憶パラメ
ータを指示する手段と、前記データ構造内の受け取った
前記パラメータを使用する使用手段とを含み、前記使用
手段は、指定された前記少なくとも2つの放送事象をメ
モリに記憶する記憶手段と、取り出した前記放送事象を
再生する再生手段とを含むシステム。 (28)後で再生するために放送事象を記憶するデータ
処理システムであって、放送事象を保持する保持パラメ
ータを受け取る受領手段と、放送事象をスケジューリン
グする再生スケジューリング・パラメータを受け取る受
領手段と、放送事象を再生する再生形式パラメータを受
け取る受領手段と、前記保持パラメータに従って放送事
象を保持する保持手段と、前記再生形式パラメータに従
って放送事象を取り出す取出し手段と、前記再生形式パ
ラメータに従って放送事象を再生する再生手段とを含む
システム。 (29)前記保持パラメータが放送事象に関連づけら
れ、他の放送事象を基準にして主題別に優先順位が付け
られる、上記(28)に記載のシステム。 (30)前記保持パラメータが放送事象に関連づけら
れ、他の放送事象を基準にしてタイトル別に優先順位が
付けられる、上記(28)に記載のシステム。 (31)前記再生スケジューリング・パラメータが放送
事象のスケジューリングに関連づけられ、他の放送事象
を基準にして主題別に優先順位が付けられる、上記(2
8)に記載のシステム。 (32)前記再生形式パラメータが放送事象再生の形式
設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にしてタイト
ル別に優先順位が付けられる、上記(28)に記載のシ
ステム。 (33)前記再生形式パラメータが放送事象の形式設定
に関連づけられ、他の放送事象を基準にして主題別に優
先順位が付けられる、上記(28)に記載のシステム。 (34)前記データ処理システムにメモリが含まれてい
る、上記(28)に記載のシステム。 (35)前記データ処理システムに前記メモリが含まれ
ていない、上記(28)に記載のシステム。 (36)前記記憶手段が、選択された前記放送事象をユ
ーザに関連づける関連づけ手段をさらに含む、上記(2
8)に記載のシステム。 (37)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラム製品
であって、前記命令は、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る命令と、最高優先順位指定放送事象を含
む、指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先順
位を付ける命令と、前記最高優先順位指定放送事象に関
連づけられた放送周波数にアクセスする命令と、前記最
高優先順位指定放送事象をメモリに記憶する命令とを含
む、コンピュータ・プログラム製品。 (38)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラム製品
であって、前記命令は、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る命令と、最高優先順位指定放送事象を含む
指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先順位を
付ける命令と、前記最高優先順位指定放送事象にアクセ
スする命令と、前記最高優先順位放送事象をメモリに記
憶する命令とを含む、コンピュータ・プログラム製品。 (39)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラム製品
であって、前記命令は、少なくとも2つの放送事象の指
定を受け取る命令と、最高優先順位指定放送事象を含む
指定された前記少なくとも2つの放送事象に優先順位を
付ける命令と、指定された前記放送事象をメモリに記憶
する命令と、指定された前記放送事象に優先順位を付け
る命令に応答して、前記メモリから前記最高優先順位指
定放送事象を取り出す命令と、メモリから取り出された
前記放送事象を再生する命令とを含む、コンピュータ・
プログラム製品。 (40)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶するデータ構造を作成する命令を含むコンピュ
ータ・プログラム製品であって、前記命令は、データ構
造内のパラメータを受け取る受領命令を含み、前記受領
命令は、少なくとも2つの放送事象を指定する命令と、
最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
くとも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、放送
周波数を指定する命令と、前記データ構造内の受け取っ
た前記パラメータを使用して指定された前記放送事象を
メモリに記憶する命令とを含むコンピュータ・プログラ
ム製品。 (41)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶するデータ構造を作成する命令を含むコンピュ
ータ・プログラム製品であって、前記命令は、データ構
造内のパラメータを受け取る受領命令を含み、前記受領
命令は、少なくとも2つの放送事象を指定する命令と、
最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
くとも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、前記
少なくとも2つの放送事象に関連づけられた記憶パラメ
ータを指示する命令と、前記データ構造内の受け取った
前記パラメータを使用する命令とを含み、前記パラメー
タを使用する前記命令は、指定された前記少なくとも2
つの放送事象をメモリに記憶する命令と、取り出した前
記放送事象を再生する再生命令とを含むコンピュータ・
プログラム製品。 (42)データ処理システムにおいて実施され、システ
ム可読媒体上に実現された、後で再生するために放送事
象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラム製品
であって、前記命令は、放送事象を保持する保持パラメ
ータを受け取る命令と、放送事象をスケジューリングす
る再生スケジューリング・パラメータを受け取る命令
と、放送事象を再生する再生形式パラメータを受け取る
命令と、前記保持パラメータに従って放送事象を保持す
る命令と、前記再生形式パラメータに従って放送事象を
取り出す命令と、前記再生形式パラメータに従って放送
事象を再生する命令とを含むコンピュータ・プログラム
製品。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理システムを示すブロック図
である。
【図2】本発明の好ましい実施形態の定義による本発明
の車載システムを示す図である。
【図3】車両の「サスペンションおよびライド」システ
ムを示す図である。
【図4】車両のコンフォート・システムを示す図であ
る。
【図5】車載コンピュータの制御下にある他のシステム
である、通信/インタフェース・システムを示す図であ
る。
【図6】車載コンピュータの制御下にある他のシステム
である、「ナビゲーションおよび追跡」システムを示す
図である。
【図7】車載コンピュータの制御下にある他のシステム
である、オーディオ・システムを示す図である。
【図8】本発明における実施態様による安全システムを
示す図である。
【図9】本発明に関係するエンジン性能システムを示す
図である。
【図10】本発明における実施態様によるユーザ・イン
タフェース・システムを示す図である。
【図11】本発明によって定義されたオーディオ・シス
テム700の他の実施形態を示す図である。
【図12】本発明のプロセスを示す図である。
【図13】本発明の再生モードを示す図である。
【図14】本発明の再生モードを詳細に示す図である。
【図15】本発明のメモリに記憶されたデータ構造を示
す図である。
【図16】ユーザIDデータ構造を示す図である。
【図17】検証データ構造を示す図である。
【図18】セキュリティ・レベル・データ構造を示す図
である。
【図19】可能な選好値の簡略データ構造の例を示す図
である。
【図20】選好値限界データ構造を示す図である。
【図21】ユーザ・ログ・データのデータ構造を示す図
である。
【図22】車載コンピュータがユーザ・セキュリティ・
レベル別に選好値を認可する方法の一例を示す図であ
る。
【図23】オーディオ・システムの1組のユーザ固有設
定の一例を示す図である。
【符号の説明】
20 車載コンピュータ・システム 22 メモリ 28 ユーザ・インタフェース 100 データ処理システム 102 プロセッサ 104 メイン・メモリ 106 PCIローカル・バス 108 ホスト/PCIキャッシュ/ブリッジ 110 ローカル・エリア・ネットワーク・アダプタ 112 SCSIホスト・バス・アダプタ 114 拡張バス・インタフェース 116 オーディオ・アダプタ 118 グラフィクス・アダプタ 120 キーボード/マウス・アダプタ 122 モデム 124 追加メモリ 126 ハード・ディスク・ドライブ 128 テープ・ドライブ 130 CD−ROMドライブ 210 「盗難防止および回収」サブシステム 290 「システム監視」システム 300 「サスペンションおよびライド」システム 400 「コンフォート」システム 500 「通信/インタフェース」システム 600 「ナビゲーションおよび追跡」システム 700 「オーディオ」システム 800 「安全」システム 900 「エンジン性能」システム

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送受信器を含むデータ処理システムにお
    いて実施され、放送事象を後で再生するために記憶する
    方法であって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取るステップ
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付けるステップと、 前記最高優先順位指定放送事象に関連づけられた放送周
    波数にアクセスするステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】前記放送周波数が第1の放送周波数であ
    り、 複数の放送周波数のうちから第2の放送周波数にアクセ
    スするステップと、 選択された放送事象を求めて前記第1および第2の放送
    周波数をスキャンするステップとをさらに含む、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記最高指定放送事象をメモリに記憶する
    ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記メモリが前記データ処理システムに含
    まれない、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記記憶ステップが、前記選択された放送
    事象をユーザを指すように索引付けするステップをさら
    に含む、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】放送受信器を含むデータ処理システムにお
    いて実施され、放送事象を後で再生するために記憶する
    方法であって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取るステップ
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付けるステップと、 前記最高優先順位指定放送事象にアクセスするステップ
    と、 前記最高優先順位放送事象をメモリに記憶するステップ
    とを含む方法。
  7. 【請求項7】放送受信器を含むデータ処理システムにお
    いて実施され、放送事象を後で再生するために記憶する
    方法であって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取るステップ
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付けるステップと、 前記指定放送事象をメモリに記憶するステップと、 前記指定放送事象に優先順位を付けるのに応答して、前
    記メモリから前記最高優先順位指定放送事象を取り出す
    ステップと、 メモリから取り出された前記放送事象を再生するステッ
    プとを含む方法。
  8. 【請求項8】放送受信器を含むデータ処理システムにお
    いて実施され、放送事象を後で再生するために記憶する
    データ構造を作成する方法であって、 データ構造内のパラメータを受け取るステップを含み、 データ構造内のパラメータを受け取る前記ステップは、 少なくとも2つの放送事象を指定するステップと、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付けるステップと、 放送周波数を指定するステップと、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用し
    て指定された前記放送事象をメモリに記憶するステップ
    とを含む方法。
  9. 【請求項9】放送受信器を含むデータ処理システムにお
    いて実施され、放送事象を後で再生するために記憶する
    データ構造を作成する方法であって、 データ構造内のパラメータを受け取るステップを含み、 データ構造内のパラメータを受け取る前記ステップは、 少なくとも2つの放送事象を指定するステップと、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付けるステップと、 前記少なくとも2つの放送事象に関連づけられた記憶パ
    ラメータを指示するステップと、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用す
    るステップとを含み、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用す
    る前記ステップは、 指定された前記少なくとも2つの放送事象をメモリに記
    憶するステップと、 取り出した前記放送事象を再生するステップとを含む方
    法。
  10. 【請求項10】放送受信器を含むデータ処理システムに
    おいて実施され、後で再生するために放送事象を記憶す
    る方法であって、 放送事象を保持する保持パラメータを受け取るステップ
    と、 放送事象をスケジューリングする再生スケジューリング
    ・パラメータを受け取るステップと、 放送事象を再生する再生形式パラメータを受け取るステ
    ップと、 前記保持パラメータに従って放送事象を保持するステッ
    プと、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を取り出すス
    テップと、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を再生するス
    テップとを含む方法。
  11. 【請求項11】前記保持パラメータが放送事象に関連づ
    けられ、他の放送事象を基準にして主題別に優先順位が
    付けられる、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記保持パラメータが放送事象に関連づ
    けられ、他の放送事象を基準にしてタイトル別に優先順
    位が付けられる、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記再生スケジューリング・パラメータ
    が放送事象のスケジューリングに関連づけられ、他の放
    送事象を基準にして主題別に優先順位が付けられる、請
    求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記再生形式パラメータが放送事象再生
    の形式設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にして
    タイトル別に優先順位が付けられる、請求項10に記載
    の方法。
  15. 【請求項15】前記再生形式パラメータが放送事象の形
    式設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にして主題
    別に優先順位が付けられる、請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記データ処理システムにメモリが含ま
    れている、請求項10に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記データ処理システムに前記メモリが
    含まれていない、請求項10に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記記憶ステップが、 選択された前記放送事象をユーザに関連づけるステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  19. 【請求項19】後で再生するために放送事象を記憶する
    データ処理システムであって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る受領手段
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける優先順位付け
    手段と、 前記最高優先順位指定放送事象に関連づけられた放送周
    波数にアクセスするアクセス手段とを含むシステム。
  20. 【請求項20】前記放送周波数が第1の放送周波数であ
    り、前記システムが、 複数の放送周波数のうちから第2の放送周波数にアクセ
    スするアクセス手段と、 選択された放送事象を求めて前記第1および第2の放送
    周波数をスキャンするスキャン手段とをさらに含む、請
    求項19に記載のシステム。
  21. 【請求項21】前記最高優先順位指定放送事象をメモリ
    に記憶するメモリ手段をさらに含む、請求項19に記載
    のシステム。
  22. 【請求項22】記憶のための前記メモリが前記データ処
    理システムに含まれない、請求項21に記載のシステ
    ム。
  23. 【請求項23】記憶のための前記メモリ手段が、前記選
    択された放送事象をユーザを指すように索引付けする索
    引付け手段をさらに含む、請求項21に記載のシステ
    ム。
  24. 【請求項24】後で再生するために放送事象を記憶する
    データ処理システムであって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る受領手段
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける優先順位付け
    手段と、 前記最高優先順位指定放送事象にアクセスするアクセス
    手段と、 前記最高優先順位放送事象をメモリに記憶する記憶手段
    とを含むシステム。
  25. 【請求項25】放送事象を後で再生するために記憶する
    データ処理システムであって、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る受領手段
    と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける優先順位付け
    手段と、 前記指定放送事象をメモリに記憶する記憶手段と、 前記指定放送事象に優先順位を付ける優先順位付け手段
    に応答して、前記メモリから前記最高優先順位指定放送
    事象を取り出す取出し手段と、 メモリから取り出された前記放送事象を再生する再生手
    段とを含むシステム。
  26. 【請求項26】放送事象を後で再生するために記憶する
    データ構造を作成するデータ処理システムであって、 データ構造内のパラメータを受け取る受領手段を含み、 前記受領手段は、 少なくとも2つの放送事象を指定する手段と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける手段と、 放送周波数を指定する手段と、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用し
    て指定された前記放送事象をメモリに記憶する手段とを
    含むシステム。
  27. 【請求項27】放送事象を後で再生するために記憶する
    データ構造を作成するデータ処理システムであって、 データ構造内のパラメータを受け取る受領手段を含み、 前記受領手段は、 少なくとも2つの放送事象を指定する手段と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける手段と、 前記少なくとも2つの放送事象に関連づけられた記憶パ
    ラメータを指示する手段と、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用す
    る使用手段とを含み、 前記使用手段は、 指定された前記少なくとも2つの放送事象をメモリに記
    憶する記憶手段と、 取り出した前記放送事象を再生する再生手段とを含むシ
    ステム。
  28. 【請求項28】後で再生するために放送事象を記憶する
    データ処理システムであって、 放送事象を保持する保持パラメータを受け取る受領手段
    と、 放送事象をスケジューリングする再生スケジューリング
    ・パラメータを受け取る受領手段と、 放送事象を再生する再生形式パラメータを受け取る受領
    手段と、 前記保持パラメータに従って放送事象を保持する保持手
    段と、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を取り出す取
    出し手段と、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を再生する再
    生手段とを含むシステム。
  29. 【請求項29】前記保持パラメータが放送事象に関連づ
    けられ、他の放送事象を基準にして主題別に優先順位が
    付けられる、請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記保持パラメータが放送事象に関連づ
    けられ、他の放送事象を基準にしてタイトル別に優先順
    位が付けられる、請求項28に記載のシステム。
  31. 【請求項31】前記再生スケジューリング・パラメータ
    が放送事象のスケジューリングに関連づけられ、他の放
    送事象を基準にして主題別に優先順位が付けられる、請
    求項28に記載のシステム。
  32. 【請求項32】前記再生形式パラメータが放送事象再生
    の形式設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にして
    タイトル別に優先順位が付けられる、請求項28に記載
    のシステム。
  33. 【請求項33】前記再生形式パラメータが放送事象の形
    式設定に関連づけられ、他の放送事象を基準にして主題
    別に優先順位が付けられる、請求項28に記載のシステ
    ム。
  34. 【請求項34】前記データ処理システムにメモリが含ま
    れている、請求項28に記載のシステム。
  35. 【請求項35】前記データ処理システムに前記メモリが
    含まれていない、請求項28に記載のシステム。
  36. 【請求項36】前記記憶手段が、 選択された前記放送事象をユーザに関連づける関連づけ
    手段をさらに含む、請求項28に記載のシステム。
  37. 【請求項37】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラ
    ム製品であって、前記命令は、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る命令と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、 前記最高優先順位指定放送事象に関連づけられた放送周
    波数にアクセスする命令と、 前記最高優先順位指定放送事象をメモリに記憶する命令
    とを含む、コンピュータ・プログラム製品。
  38. 【請求項38】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラ
    ム製品であって、前記命令は、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る命令と、 最高優先順位指定放送事象を含む指定された前記少なく
    とも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、 前記最高優先順位指定放送事象にアクセスする命令と、 前記最高優先順位放送事象をメモリに記憶する命令とを
    含む、コンピュータ・プログラム製品。
  39. 【請求項39】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラ
    ム製品であって、前記命令は、 少なくとも2つの放送事象の指定を受け取る命令と、 最高優先順位指定放送事象を含む指定された前記少なく
    とも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、 指定された前記放送事象をメモリに記憶する命令と、 指定された前記放送事象に優先順位を付ける命令に応答
    して、前記メモリから前記最高優先順位指定放送事象を
    取り出す命令と、 メモリから取り出された前記放送事象を再生する命令と
    を含む、コンピュータ・プログラム製品。
  40. 【請求項40】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶するデータ構造を作成する命令を含むコ
    ンピュータ・プログラム製品であって、前記命令は、 データ構造内のパラメータを受け取る受領命令を含み、 前記受領命令は、 少なくとも2つの放送事象を指定する命令と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、 放送周波数を指定する命令と、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用し
    て指定された前記放送事象をメモリに記憶する命令とを
    含むコンピュータ・プログラム製品。
  41. 【請求項41】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶するデータ構造を作成する命令を含むコ
    ンピュータ・プログラム製品であって、前記命令は、 データ構造内のパラメータを受け取る受領命令を含み、 前記受領命令は、 少なくとも2つの放送事象を指定する命令と、 最高優先順位指定放送事象を含む、指定された前記少な
    くとも2つの放送事象に優先順位を付ける命令と、 前記少なくとも2つの放送事象に関連づけられた記憶パ
    ラメータを指示する命令と、 前記データ構造内の受け取った前記パラメータを使用す
    る命令とを含み、 前記パラメータを使用する前記命令は、 指定された前記少なくとも2つの放送事象をメモリに記
    憶する命令と、 取り出した前記放送事象を再生する再生命令とを含むコ
    ンピュータ・プログラム製品。
  42. 【請求項42】データ処理システムにおいて実施され、
    システム可読媒体上に実現された、後で再生するために
    放送事象を記憶する命令を含むコンピュータ・プログラ
    ム製品であって、前記命令は、 放送事象を保持する保持パラメータを受け取る命令と、 放送事象をスケジューリングする再生スケジューリング
    ・パラメータを受け取る命令と、 放送事象を再生する再生形式パラメータを受け取る命令
    と、 前記保持パラメータに従って放送事象を保持する命令
    と、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を取り出す命
    令と、 前記再生形式パラメータに従って放送事象を再生する命
    令とを含むコンピュータ・プログラム製品。
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