JP2000222780A - 情報記録媒体用基板及び情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体用基板及び情報記録媒体

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JP2000222780A
JP2000222780A JP11338766A JP33876699A JP2000222780A JP 2000222780 A JP2000222780 A JP 2000222780A JP 11338766 A JP11338766 A JP 11338766A JP 33876699 A JP33876699 A JP 33876699A JP 2000222780 A JP2000222780 A JP 2000222780A
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substrate
information recording
pit
groove
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JP11338766A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sakurai
友一 桜井
Yoshiyuki Nagataki
義幸 長瀧
Koji Takazawa
孝次 高澤
Takuya Hayashi
琢也 林
Kazuyo Umezawa
和代 梅澤
Norihito Tamura
礼仁 田村
Masashi Suenaga
正志 末永
Hiroshi Shirai
寛 白井
Tetsuhiko Sanpei
哲彦 三瓶
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生光スポット径よりも幅狭のプリグルーブ
に形成した記録マークを正確に再生し、ジッター及びブ
ロックエラーレートを低減する。 【解決手段】 情報記録媒体は、基板1上に光吸収層
2、光反射層3及び保護層4を有する。基板1は、その
表面にプリグルーブ22(22')をスパイラル状また
は同心円状に有する。隣り合うプリグルーブ22及び2
2'の間に、プリピット21を、その溝深さをc、プリ
グルーブの溝深さをaとしてc<aを満足するように形
成する。これにより、再生光スポット内に、プリグルー
ブに形成された記録マークと共にプリピットの一部が含
まれても、再生光スポットに含まれたプリピットの一部
が記録マークの一部として認識されることが防止され、
記録マークを適性に再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリグルーブ間に
プリピットが形成された基板及びそれを用いた情報記録
媒体に関し、更に詳細には、ジッター及びブロックエラ
ーレートを低減した高密度記録用の情報記録媒体及びそ
の基板に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化時代の到来に伴い、多種多様
な情報を取り扱うことが可能な情報記録媒体として光記
録媒体が注目されている。光記録媒体は、情報の書き込
みができない再生専用光記録媒体、1回だけの情報の書
き込みが可能な追記型光記録媒体及び何度でも情報の書
換えが可能な書換型光記録媒体に分類される。これらの
光記録媒体のうち追記型光記録媒体は、一度記録した情
報の改竄ができないことから公文書や重要書類などの保
管用媒体として好適である。かかる追記型光記録媒体の
一つとして、例えば、追記型のCDであるCD−R(コ
ンパクトディスクレコーダブル)が知られている。
【0003】この追記型のCDであるCD−Rは、基板
上に有機色素からなる光吸収層を有しており、情報再生
時にはCDフォーマットに準拠した出力信号を得ること
ができる。CD−Rの基板には、トラッキング用として
予めプリグルーブがスパイラル状または同心円状に形成
されている。CD−Rに情報を記録するには、プリグル
ーブに沿ってレーザー光を照射して光吸収層を構成する
有機色素を分解または爆発させる。これにより、プリグ
ルーブ内の光吸収層の記録光照射部分に記録マークとし
て穴(ピット)が形成される。プリグルーブに沿って再
生光を照射すると、穴が形成された部分と穴が形成され
ていない部分で光の反射率に違いが生じ、この反射率の
違いを利用して情報が読み出される。CD−Rの記録再
生に使用されるレーザー光の波長は通常770nm〜8
30nmである。
【0004】近年、媒体の記憶容量をより一層増大させ
ることが要望されており、これを実現する方法として、
記録再生で使われるレーザー光の波長を短くしてビーム
スポット径を小さくすることにより記録密度を高める方
法が提案されている。この方法に従う高密度記録媒体と
して、DVD(デジタルバーサタイルディスク)や、こ
の追記型としてのDVD−R(デジタルバーサタイルデ
ィスク−レコーダブル)が提案されている(例えば、電
子技術p10 1996年8月号)。このDVD−Rの
記録再生に使われるレーザー光の波長は630nm〜6
60nmである。
【0005】かかるDVD−R(デジタルバーサタイル
ディスク−レコーダブル)においてはランドプリピット
フォーマットが採用されている。ランドプリピットフォ
ーマットは、アドレス情報としてのプリピットをグルー
ブ間(ランド部)に形成するフォーマットである。かか
るフォーマットに従う情報記録媒体は、データ部とアド
レス部を分けたフォーマットに従うMO等の情報記録媒
体とは異なり、プリグルーブ上のみならずプリグルーブ
の横や近傍にも情報を記録でき、連続記録が可能であ
る。ランドプリピットフォーマットに従う情報記録媒体
の一種として、DVD−Rのほかに、記録層として相変
化材料を用いたDVD−RW(デジタルバーサタイルデ
ィスク−リライタブル)が知られている。
【0006】このようなランドプリピットフォーマット
に従うDVD−Rの基板には、図8に示すように、トラ
ッキング用のプリグルーブ42がスパイラル状または同
心円状に形成されており、隣り合うプリグルーブ42、
42’の間(ランド)には、アドレス信号用としてのラ
ンドプリピット41が所定の間隔でプリグルーブ42及
び42’の底面と面一で形成されている。DVD−Rの
プリグルーブのトラックピッチは0.7μm〜0.8μ
mであり、CD−Rのトラックピッチ1.6μmと比べ
ると極めて密になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それゆえDVD−Rで
は、プリグルーブの幅が再生光の光スポット径よりも狭
くなり、プリグルーブを再生光スポットで走査するとき
に、プリグルーブの両側に位置するランドの一部が光ス
ポット内に含まれる。このとき、プリグルーブに形成さ
れた記録マーク(または記録ピット。以下同様)の近傍
にプリピットが存在していると、かかる記録マークを再
生するときにプリピットの一部が再生光スポット内に含
まれることになる。このため、同じマーク長(記録ピッ
トの場合はピット長)の記録マークであっても、それら
がプリピットの近傍に存在する場合と存在しない場合と
で、得られる再生信号強度に違いが生じる。それゆえ、
それらを異なるマーク長の記録マークとして再生してし
まい、その結果、ジッターやブロックエラーレートが高
くなるという問題があった。
【0008】また、情報を記録する際には、記録マーク
の幅はプリグルーブの幅よりも大きくなっているため、
記録しようとするプリグルーブの近傍にプリピットが存
在すると記録マークがプリピットの一部を覆ってしま
う。これにより、情報が記録された後にプリピットを再
生したときに、そのプリピットから得られる再生信号強
度が、実際のピット形状から得られるべき再生信号強度
よりも大きくなる。それゆえ、記録マークで部分的に覆
われたプリピットから得られる再生信号強度と実際のプ
リピット形状から得られる再生信号強度との差が、プリ
ピット上の記録マークの覆われ具合に応じて異なってし
まい、プリピットのブロックエラー比が高くなるという
問題があった。また、記録マークを再生したときの再生
信号においても、その記録マークの近傍にプリピットが
存在する場合と存在しない場合で再生信号強度に違いが
生じ、ジッター、ブロックエラーレートが高くなる。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、プリピットの
近傍に形成されている記録マークを正確に再生すること
ができ、記録信号のジッターやブロックエラーレートを
低減することができる高密度情報記録媒体及びそれに好
適な基板を提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、プリピットの近傍に
記録マークを形成しても当該プリピットを正確に再生す
ることができる情報記録媒体及びそれに用いられる基板
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、基板上にランド及びプリグルーブを有し、該ラン
ド上にプリピットが形成された情報記録媒体用の基板に
おいて、上記プリグルーブの最大深さをa、上記プリピ
ットの最大深さをcとしたときにc<aを満足すること
を特徴とする情報記録媒体用基板が提供される。
【0012】本発明の第1の態様の情報記録媒体用基板
は、少なくとも一方の基板表面に、トラッキング用のプ
リグルーブをスパイラル状または同心円状に有してい
る。隣り合うプリグルーブによって画成されるランドに
は、アドレス信号用としてのプリピットが、その底面が
プリグルーブの底面よりも高くなるように形成される。
すなわち、プリグルーブの溝深さをa、プリピットの最
大深さをcとしたときにc<aとなるように形成され
る。従来のようにプリピットの底面がプリグルーブの底
面と同じ高さで形成されていると、プリピットからの反
射光がプリグルーブからの反射光と同じ反射光量で検出
されてしまう。すなわち、かかるプリピットが記録ピッ
トに隣接しているとプリピットの一部が記録ピットとし
て認識されてしまう。これに対して、本発明では、プリ
ピットの底面をプリグルーブの底面よりも高くなるよう
に形成しているので、プリピットからの反射光量はプリ
グルーブの反射光量よりも小さくなる。したがって、再
生光スポット内にプリピットの一部が含まれていても記
録ピットの一部として認識されることが防止され、記録
ピットに隣接したプリピットの有無にかかわらず、記録
ピットを適性に再生することができる。それゆえ本発明
の光記録媒体はジッターやブロックエラーレートを低減
することができる。また、プリピットの底面を高くしす
ぎるとプリピットとしての機能が得られないことを考慮
すると、プリピットの深さcは、プリグルーブの最大深
さaの50%〜98%にすることが好ましい。
【0013】また、本発明では、更に、プリグルーブ方
向(プリグルーブの長手方向)に垂直な方向におけるプ
リピットの端部がプリピットの底面から突出するように
プリピットを形成することが好ましい。すなわち、プリ
グルーブ方向に垂直な方向におけるプリピットの端部の
ランド表面からの深さをbとしたときに、下記不等式
(1)を満足するようにプリピットを形成することが好
ましい。
【0014】b≦c<a・・・(1)
【0015】かかる条件を満足するプリピットの形状の
一具体例を図2及び図3に示す。図2及び図3は、それ
ぞれ、プリグルーブ方向に垂直で且つプリピットを含む
平面で基板を切断したときの断面構造の概略斜視図及び
その部分拡大断面図であり、図3中、プリグルーブ22
の最大深さa、プリピット21の端部23、23’の深
さb、プリピット21の中央部の深さ(最大深さ)c
は、不等式(1)を満足している。プリピットの端部の
深さbは、プリピットの最大深さcの20%〜100%
が好ましい。
【0016】また、本発明では、図4に示したようにプ
リピット21のプリグルーブ22側の端部23の長さを
A、プリグルーブ22’側の端部23’の長さをB、プ
リピット21の中央部における長さ(最大長さ)をCと
したときに、下記不等式(2)及び(3)を同時に満足
するようにプリピットを形成することが好ましい。
【0017】0<A≦C・・・(2) 0<B≦C・・・(3)
【0018】本発明では、プリピットの両端部23及び
23’の長さA及びBは必ずしも同じ長さである必要は
ない。プリピットは、上記不等式(2)及び(3)を満
足すれば任意の形状にし得る。
【0019】本発明の光記録媒体の基板には、光透過性
を有する任意の材料を用いることができる。例えば、ポ
リカーボネート樹脂やポリメタクリル酸メチル樹脂など
の透明樹脂材料を用いることができる。基板は、例え
ば、プリフォーマットパターンが形成されているスタン
パを装着した射出成形機を用いて、上記透明樹脂材料を
射出成形して製造することができるが、この製造方法に
限らず、2P(Photo-Polymerization)法により製造し
ても良い。基板の少なくとも一方の表面に形成するトラ
ッキング用のプリグルーブの間隔は、記録密度を増大す
るために0.7μm〜0.9μmにすることが好まし
い。また、プリグルーブの溝深さは、光の干渉効果を利
用して増幅した再生信号を得るために、100nm〜2
50nmとすることが望ましい。
【0020】本発明の基板上には、例えば追記型光記録
媒体で使用される光吸収層や光反射層を形成し得る。光
吸収層は、例えば、シアニン系有機色素、アゾ系有機色
素、またはこれらの有機色素を混合した色素などを用い
て構成することができる。光吸収層は、スピンコートや
蒸着法などにより成膜することができ、特に溶媒を使用
するスピンコート法が好ましい。成膜時に用いる溶媒と
しては、例えば、エチルセロソルブ、メチルセロソル
ブ、メタノール及びテトラフルオロプロパノールを用い
ることができる。成膜する光吸収層の膜厚は、20nm
〜200nmが好ましい。また、光吸収層に用いられる
シアニン色素の光劣化を防止するために光吸収層の中に
一重項酸素クエンチャーなどを含有させてもよい。
【0021】また、光反射層は、Au、Ag、Cu、A
lなどの金属またはそれらを主成分とした合金から構成
することができ、真空蒸着、スパッタリングおよびイオ
ンプレーティングなどにより成膜することができる。光
反射層の膜厚は0.02μm〜0.5μmが好ましい。
【0022】本発明の基板を備える光記録媒体は、更
に、光反射層上に保護層を形成することができる。保護
層は、紫外線硬化樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、
シリコーン樹脂及びウレタン樹脂などを用いることがで
きる。保護層の厚さは0.1μm〜100μmが好まし
く、4μm〜10μmがより一層好ましい。
【0023】本発明の第2の態様に従えば、プリグルー
ブを同心円状またはスパイラル状に有し、隣接するプリ
グルーブによって画成されるランドにプリピットが形成
された情報記録媒体用の基板において、上記プリピット
とプリグルーブとの境界に隔壁を有することを特徴とす
る情報記録媒体用基板が提供される。
【0024】本発明の第2の態様の基板は、図6に示す
ように、トラッキング用のプリグルーブ62とランドプ
リピット61との境界に隔壁63が形成されている。隔
壁63は、かかる基板を製造するための原盤を露光する
際に、ランド64の一部が残るように、ランド64上に
プリピットを形成することによって得られる。従来のラ
ンドプリピットフォーマットに従う情報記録媒体用の基
板は、図8に示すように、プリピットとプリグルーブと
の間にランドの一部が残っておらず、プリピットとプリ
グルーブによって画成される空間が隔離されていなかっ
た。このため、プリグルーブ上に存在する記録層に記録
マークを形成した場合に、記録マークがプリピット上の
記録層にも及んでいた。そのため、プリピットの読み出
しの際に、プリピット上に記録マークが及んでいるプリ
ピットからの再生信号は、プリピット上に記録マークが
及んでいないプリピットからの信号強度と異なる信号強
度で再生されてしまい正確に再生することができなかっ
た。一方、本発明の第2の態様の基板は、上述のよう
に、プリピットとプリグルーブとの間にランドの一部が
残るように隔壁が形成されており、プリピットとプリグ
ルーブが隔離されているので、プリピット上に存在する
記録層に部分的に形成される記録マークの面積を低減す
ることができる。これによりプリピットの近傍の記録マ
ークの有無に関わらずプリピットを正確に再生すること
を可能となる。それゆえ、本発明の基板を備える情報記
録媒体はプリピットのブロックエラーレート比が著しく
低減される。
【0025】また、記録マークを再生する場合において
は、その記録マークの隣にプリピットが存在したとして
も、その記録マークから得られる再生信号強度は、隔壁
からの反射光量が寄与するために、隣にプリピットが存
在しない記録マークから得られる再生信号強度と殆ど変
化がなくなり、その結果、ジッターやブロックエラーレ
ートが低減される。
【0026】本発明では、図6においてプリグルーブの
最大深さ(ランドの上面からプリグルーブの底面までの
間隔が最大となる深さ)をaとしたときにa/2となる
深さにおけるランドの幅をdとし、同じ深さ位置におけ
るプリピットの幅をeとしたときに、e/dが0.95
以下になるようにランド幅d及びプリピット幅eの少な
くとも一方を調整することが好ましい。これにより後述
する実施例に示すようにブロックエラーレートを更に低
減することができる。
【0027】また、プリピットとプリグルーブの境界に
隔壁を設けることでプリピットから得られる再生信号強
度が小さくなる恐れがあるため、プリピットの最大深さ
dはプリグルーブの最大深さaよりも深くすることが好
ましい。また、本発明の基板が、620nm〜670n
mの波長域から選択される波長λの光で情報の記録また
は再生が行われる情報記録媒体に用いられる場合には、
プリピットの最大深さは、基板の屈折率をnとして、λ
/16n〜λ/8nの範囲内にすることが好ましい。例
えば、波長635nmの光を用いて情報の記録再生を行
う場合には、プリピットの最大深さは25nm〜50n
mにて形成し得る。これによりプリピットからの反射光
量を大きくすることができる。また、プリグルーブの溝
深さはλ/16n〜λ/10nの範囲内が好ましい。プ
リグルーブの溝深さをλ/16nよりも浅くすると、ト
ラッキングの際にトラッキング信号を充分な信号強度で
得ることが困難となる。また、基板上には、通常、記録
層や保護層などの膜体が形成され、例えば、グルーブを
画成するランドの側壁面上に形成される保護層などは、
グルーブの底面上に形成される保護層よりも凹凸を有し
た状態になっている。情報再生時には、かかる側壁部分
からの反射光が再生信号の劣化を引き起こしてノイズの
原因となる。それゆえ、側壁の面積を極力減少させるた
めに、プリグルーブの溝深さはλ/10n以上が好まし
い。
【0028】本発明の第2の態様の基板上には、例え
ば、結晶質と非晶質の相変化を利用して情報が記録され
る記録層を設け得る。これにより相変化型の情報記録媒
体を得ることができる。かかる記録層を構成する材料に
は、例えば、GeTe系やGeSbTe系、GeSbT
eCo系、InSe系、InSb系、InSbTe系、
AgInSbTe系、AuInSbTe系、GeTeS
bSe系、AuSn系などの相変化材料を用いることが
できる。また、相変化型記録媒体において既に知られて
いる任意の層、例えば光反射層や保護層、誘電体層など
を所望の位置に設けることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板を備える光記
録媒体の実施例について、図面を用いて具体的に説明す
る。
【0030】
【実施例1】図1に、本発明の第1の態様に従う基板を
備える追記型光記録媒体の概略断面図を示す。追記型光
記録媒体100は、光透過性基板1上に光吸収層2、光
反射層3及び保護層4を順次積層した構造を有する。こ
の追記型光記録媒体100の製造方法について以下に説
明する。
【0031】最初に、光透過性基板1を作製する際に用
いるガラス原盤を次のようにして製造した。まず、研磨
した平坦なガラス基板を用意し、ガラス基板上に紫外線
に反応するフォトレジストを所定の膜厚で均一に塗布し
た。フォトレジストとしては、クレゾールノボラック樹
脂の高分子とナフトキノンジアジドの感光剤との混合材
料を用いた。次いで、不図示の露光装置のターンテーブ
ル上にガラス基板を載置してガラス基板を回転させなが
らフォトレジスト上に2種類のレーザー光を照射して、
それぞれのレーザー光でプリグルーブとプリピットに対
応するパターンを露光した。このとき、プリピット用の
レーザー光の照射位置を、プリグルーブ用のレーザー光
の照射位置に対して1/2トラックだけトラック幅方向
にずらして露光した。また、プリピット用及びプリグル
ーブ用のレーザー光のレーザーパワーをそれぞれ調整し
て、プリピット及びプリグルーブの幅と深さが所望の値
になるようにした。つぎに、現像液を用いて、露光した
フォトレジストを現像した。フォトレジストには、プリ
グルーブ及びプリピットに相当する凹凸が形成されてい
た。こうして所望の寸法のプリグルーブとプリピットを
有するガラス原盤を作製した。
【0032】次いで、かかるガラス原盤にニッケル電鋳
を行うことにより、ニッケルからなるスタンパを作製し
た。そして、作製したスタンパを射出成形機の金型に装
着し、ポリカーボネート樹脂を金型内に射出充填するこ
とにより光透過性基板1を作製した。作製した光透過性
基板1は、トラックピッチ0.80μm、溝幅0.35
μmのトラッキング用のプリグルーブを同心円状に有
し、ランドの所定の位置に、図3及び図4に示したよう
な形状のプリピットを有していた。図3におけるプリグ
ルーブ22の最大深さaは150nm、プリグルーブ2
2と垂直な方向におけるプリピット21の両端部23、
23’での深さbは共に120nm、プリピット21の
最大深さcは145nmであった。また、図4におい
て、プリピット21の一方の端部23のプリグルーブの
方向の長さAは150nm、他方の端部23’のプリグ
ルーブの方向の長さBは150nm、プリピット21の
中央におけるプリグルーブ方向の長さ(最大長さ)Cは
250nmであった。
【0033】次いで、上記のようにしてプリグルーブ及
びプリピットを形成した基板1の表面上に、光吸収層2
としてシアニン系色素をスピンコート法により膜厚20
0nmで塗布した。シアニン系色素を塗布する際には、
テトラフルオロプロパノールを溶媒としてシアニン色素
溶媒とした。つぎに、この光吸収層2上に光反射層3と
してAgをスパッタ法により膜厚0.1μmで成膜し
た。更に、光反射層3上に、光吸収層2及び光反射層3
を保護するための保護層4として紫外線硬化性樹脂をス
ピンコート法により膜厚7μmにて成膜した。保護層4
を成膜した後、紫外線照射機を用いて所定の光強度の紫
外線を照射して保護層4を硬化させた。こうして図1に
示した積層構造を有する追記型光記録媒体100を得
た。
【0034】以上のようにして作製した追記型記録媒体
100に、記録光として波長635nmのレーザー光を
パワー8mWで照射して画像データ情報を記録した。そ
の後、波長650nmのレーザー光をパワー0.5mW
で照射して、記録した画像データ情報を再生し、ジッタ
ーとブロックエラーレートを測定した。ジッターは8
%、8ECC(Error Correct Code)ブロックでのエラ
ー数の最大値は50であり、良好な値が得られた。
【0035】
【実施例2】図3において、プリグルーブ22の最大深
さaが150nm、プリピット21の端部23での深さ
b及びプリピット21の最大深さcとがともに140n
mとなり、図4において、プリグルーブと垂直な方向に
おけるプリピット21の端部23の長さAと、他方の端
部23’の長さBと、プリピットの中央の長さ(最大長
さ)Cとが全て200nmとなるように光透過性基板に
プリピットを形成した以外は、実施例1と同様にして追
記型記録媒体を製造した。
【0036】製造した追記型記録媒体に、実施例と同様
にして画像データ情報の記録及び再生を行い、ジッター
とブロックエラーレートを測定した。ジッターは8.2
%、8ECCブロックでのエラー数は80であり、良好
な値が得られた。
【0037】
【比較例1】図3において、プリグルーブ22の最大深
さaと、プリピット21の端部23での深さbと、プリ
ピット21の最大深さcとがすべて150nmとなり、
図4において、プリグルーブと垂直な方向におけるプリ
ピット21の端部23の長さAと、他方の端部23’の
長さBと、プリピットの中央の長さ(最大長さ)Cとが
全て200nmとなるように光透過性基板にプリピット
を形成した以外は、実施例1と同様にして追記型記録媒
体を製造した。
【0038】製造した追記型記録媒体に、実施例と同様
にして画像データ情報の記録及び再生を行い、ジッター
とブロックエラーレートを測定した。ジッターは9%、
8ECCブロックでのエラー数は450であり、上記実
施例と比べるとエラー数が増大していることがわかっ
た。
【0039】
【実施例3】本実施例では、本発明の第2の態様に従う
基板を備える相変化型の情報記録媒体を作製した。情報
記録媒体は、図5に示すように、光透過性の基板51上
に、第1誘電体層52、記録層53、第2誘電体層5
4、光反射層55及び保護層56を順次積層した構造を
有する。
【0040】光透過性基板51は、上記実施例1におい
て、トラッキング用のプリグルーブの寸法及びプリピッ
トの寸法を以下に示す寸法に変更するとともに、図6に
示すようにプリグルーブ62とプリピット61の間にラ
ンド64の一部が残るように隔壁63を形成した以外
は、実施例1と同様の製造方法により製造した。プリグ
ルーブ62は、トラックピッチが0.74μm、グルー
ブ幅が0.3μmとなるように形成した。図6における
プリグルーブ62の最大深さaを33nm、a/2とな
る深さにおけるランド64の幅dを440nm、同じ深
さ位置におけるプリピット61の幅eを400nm、プ
リピット62の最大深さcを33nmとした。ランド6
4の幅dに対するプリピット61の幅eの比e/dは
0.91となる。隔壁63の頂部65からグルーブ底部
までの距離(隔壁の高さ)fは、プリグルーブの最大深
さaと同じであった。
【0041】つぎに、この光透過性基板51の表面上
に、第1誘電体層52として(ZnS)80(Si
20(モル%)を90nm、記録層53としてA
3.5In6.5Sb62.5Te27.5(at
%)を18nm、第2誘電体層54として(ZnS)
80(SiO20(モル%)を25nm、光反射層
55としてAl99Ti(wt%)100nm、保護
層56として紫外線硬化性樹脂を7μmの膜厚で順次積
層した。こうして、図5に示す積層構造を有する情報記
録媒体200を得た。
【0042】次いで、得られた情報記録媒体200に、
記録光として波長635nmのレーザー光を記録パワー
12mW、消去パワー6mWで照射して情報を記録し
た。その後、波長635nm、パワー0.5mWのレー
ザー光を用いて、記録した情報を再生し、プリピットデ
ータのブロックエラーレートを測定した。測定されたブ
ロックエラーレートは0.2%であり、良好な値が得ら
れた。また、波長650nm、パワー0.5mWのレー
ザー光を用いて情報を再生し、ジッターと8ECCブロ
ックでのエラー数を測定した。ジッターは7.7%、8
ECCブロックでのエラー数は20であり、良好な値が
得られた。
【0043】つぎに、図6のランド64の幅dに対する
プリピットの幅eの比e/dの値がそれぞれ、0.8、
0.91、0.95、0.98、1.0である光透過性
基板を用いて上記と同様にして情報記録媒体を作製し、
得られたそれぞれの情報記録媒体について上記と同様に
して情報の記録及び再生を行なってプリピットのブロッ
クエラー比を測定した。図7に結果を示す。図から分か
るように、e/dが0.95よりも大きくなるとブロッ
クエラー比は急激に上昇している。
【0044】更に、プリピットの最大深さcを40n
m、プリグルーブの深さaを33nmに変更して、上記
と同様に情報記録媒体を作製し、得られた情報記録媒体
について上記と同様にして情報の記録及び再生を行なっ
てプリピットのブロックエラー比を測定した。その結
果、ブロックエラー比は0.1%であり、極めて良好な
値が得られた。また、プリピットを再生したときの再生
信号振幅も増大していた。これは、プリピットの最大深
さcをプリグルーブの深さaよりも大きくしたためであ
ると考えられる。
【0045】
【比較例2】図6において、ランド64の幅dとプリピ
ット61の幅eをともに440nmにしてプリピットと
プリグルーブとの境界に隔壁が形成されないようにした
光透過性基板を用いた以外は、実施例3と同様にして情
報記録媒体を作製した。
【0046】作製した情報記録媒体に、実施例3と同様
にして情報の記録及び再生を行い、プリピットのブロッ
クエラー比とジッター、8ECCブロックでのエラー数
を測定した。ジッターは8%と良好であったが、プリピ
ットのブロックエラー比は50%、8ECCブロックで
のエラー数は400であり、上記実施例3と比べるとエ
ラー数が増大していることが分かった。
【0047】
【比較例3】図6において、ランド64の幅dが440
nm、プリピット61の幅eが400nmであり、プリ
ピットと当該プリピットに対して内周側で隣接するプリ
グルーブとの境界に隔壁を形成し且つプリピットに対し
て外周側で隣接するプリグルーブとの境界に隔壁を形成
していない光透過性基板を用いた以外は、実施例3と同
様にして情報記録媒体を作製した。
【0048】作製した情報記録媒体に、実施例3と同様
にして情報の記録及び再生を行い、プリピットのブロッ
クエラー比とジッター、8ECCブロックでのエラー数
を測定した。ジッターは7.8%と良好であったが、プ
リピットのエラー比は20%、8ECCブロックでのエ
ラー数は250であり、上記実施例3と比べるとエラー
数が増大していることが分かった。
【0049】以上、本発明の光記録媒体について実施例
により説明してきたが、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、上記実施例の変形及び改良を含むこと
は言うまでもない。例えば実施例1では光記録媒体とし
て図1に示したような片面単層構造の追記型光記録媒体
を作製したが、これに限らず、基板上に光吸収層及び光
反射層を有する積層体を一組用意し、それぞれの積層体
を基板が外側になるように貼り合わせることによって、
例えばDVD−Rのような貼り合わせ型の追記型光記録
媒体にすることもできる。
【0050】
【発明の効果】本発明の第1の態様に従う基板は、プリ
ピットの底面がプリグルーブの底面よりも高いので、か
かる基板を用いて製造された光記録媒体は、高密度化に
よりプリグルーブの幅が光スポット径よりも狭くなった
としてもプリグルーブに形成した記録ピットを正確に再
生することができ、ジッター及びブロックエラーレート
を低減することができる。
【0051】また、本発明の基板を用いて製造される光
記録媒体は、波長630nm〜640nmのレーザー光
を用いて情報の記録が可能であることからDVD−Rと
して利用することができ、この場合は、記録した情報を
DVD再生装置で再生することができる。
【0052】本発明の第2に態様に従う情報記録媒体用
基板は、プリピットとプリグルーブとが隔壁により隔離
されているので、かかる基板を用いて製造された情報記
録媒体は、プリピットの近傍に記録マークを記録したと
しても、プリピット上に存在する記録層に記録マークが
及ぶことを有効に防止することができる。これにより、
プリピットを正確に再生することが可能となり、プリピ
ットのブロックエラー比を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う光記録媒体の断面構造を概略的に
示した図である。
【図2】プリグルーブに垂直でプリピットを含む平面で
基板を切断したときの断面構造の概略斜視図である。
【図3】プリグルーブに垂直でプリピットを含む平面で
基板を切断したときの断面構造の部分拡大図である。
【図4】本発明に従う光記録媒体の基板に形成されたプ
リピットを上方から見た概略図である。
【図5】実施例3で製造した情報記録媒体の断面構造を
概略的に示した図である。
【図6】本発明の第2の態様に従う情報記録媒体の基板
を、プリグルーブに垂直でプリピットを含む平面で切断
したときの断面構造の概略斜視図である。
【図7】プリグルーブの半分の深さ位置におけるランド
幅dに対するプリピットの最大幅cと、プリピットのブ
ロックエラー比との関係を示すグラフである。
【図8】従来のDVD−Rの基板の断面構造の概略斜視
図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 光吸収層 3 光反射層 4 保護層 21、61 プリピット 22、22’、62 プリグルーブ 23、23’ プリピット端部 63 隔壁 64 ランド 100 追記型光記録媒体 200 情報記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高澤 孝次 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 林 琢也 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 梅澤 和代 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 田村 礼仁 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 末永 正志 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 白井 寛 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 三瓶 哲彦 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にランド及びプリグルーブを有
    し、該ランド上にプリピットが形成された情報記録媒体
    用の基板において、 上記プリグルーブの最大深さをa、上記プリピットの最
    大深さをcとしたときにc<aを満足することを特徴と
    する情報記録媒体用基板。
  2. 【請求項2】 更に、上記プリピットのプリグルーブ側
    端部の深さをbとしたときに、b≦cを満足することを
    特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体用基板。
  3. 【請求項3】 上記プリグルーブの最大深さaに対する
    上記プリピットの最大深さcの比率c/aが、0.50
    〜0.98の範囲内にあることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の情報記録媒体用基板。
  4. 【請求項4】 上記プリピットの最大深さcに対する上
    記プリピットのプリグルーブ側端部の深さbの比率b/
    cが、0.20〜1.00の範囲内にあることを特徴と
    する請求項2に記載の情報記録媒体用基板。
  5. 【請求項5】 上記プリピットのプリグルーブ側端部に
    おけるプリグルーブ方向の長さが、上記プリピットの中
    央部におけるプリグルーブ方向の長さよりも短いことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報記
    録媒体用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の基
    板を備えることを特徴とする情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記基板上に光吸収層及び光反射層を備
    えることを特徴とする請求項6に記載の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記基板並びに該基板上に形成された光
    吸収層及び光反射層を有する第1積層体と、当該第1積
    層体と同じ積層構造を有する第2積層体とを含み、上記
    基板がそれぞれ外側になるように、第1積層体と第2積
    層体とを互いに貼り合わせた構造を有することを特徴と
    する請求項7に記載の情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 プリグルーブを同心円状またはスパイラ
    ル状に有し、隣接するプリグルーブによって画成される
    ランドにプリピットが形成された情報記録媒体用の基板
    において、上記プリピットとプリグルーブとの境界に隔
    壁を有することを特徴とする情報記録媒体用基板。
  10. 【請求項10】 上記隔壁は、上記プリピットとプリグ
    ルーブとの間にランドの一部を残すように画成されてい
    ることを特徴とする請求項9に記載の情報記録媒体用基
    板。
  11. 【請求項11】 上記プリグルーブの最大深さの半分の
    深さ位置における、上記ランドの幅とプリピットの幅を
    それぞれd、eとしたときに、e/d≦0.95を満足
    することを特徴とする請求項9または10に記載の情報
    記録媒体用基板。
  12. 【請求項12】 上記プリグルーブの最大深さをa、上
    記プリピットの最大深さをcとしたときに、c>aを満
    足することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項
    に記載の情報記録媒体用基板。
  13. 【請求項13】 上記基板は、620nm〜670nm
    の範囲の波長から選択された波長λの光を用いて情報の
    記録または再生が行われる情報記録媒体の基板であり、
    当該基板の屈折率をnとしたときに、プリピットの最大
    深さが、λ/16n〜λ/8nの範囲内にあることを特
    徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載の情報記
    録媒体用基板。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれか一項に記載
    の基板を備えることを特徴とする情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 結晶質及び非晶質の相変化を利用して
    情報が記録される記録層を備える相変化型の光記録媒体
    であることを特徴とする請求項14に記載の情報記録媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6704274B2 (en) 2001-07-12 2004-03-09 Tdk Corporation Optical recording disc
US7768900B2 (en) 2007-01-30 2010-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method, and information reproducing method

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