JP2000219333A - 紙葉類取出装置 - Google Patents

紙葉類取出装置

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JP2000219333A
JP2000219333A JP11022377A JP2237799A JP2000219333A JP 2000219333 A JP2000219333 A JP 2000219333A JP 11022377 A JP11022377 A JP 11022377A JP 2237799 A JP2237799 A JP 2237799A JP 2000219333 A JP2000219333 A JP 2000219333A
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paper
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Junichi Inoue
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は載置台に載置される紙葉類がくせ券の
場合であっても、正確に押付力を検出して確実に取り出
すことができるようにした紙葉類取出装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明は、紙葉類Pを取出す取出ロータ1
8と、紙葉類Pを載置する載置台55を有し、この載置
台51を移動させることにより紙葉類Pを取出ロータ1
8に押し付ける給紙基台51と、この給紙基台51に設
けられて取出ロータ18に対向し、載置台51上に載置
された紙葉類Pの取出方向先端側を載置して載置台55
とともに移動し、取出ロータ18に対する紙葉類Pの押
付力を検出する検出レバー57と、載置台51に検出レ
バー57の紙葉類取出方向前方に位置して設けられ、紙
葉類Pの取出方向先端部を支持する受け部82とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、有価証
券などの紙葉類を取出す紙葉類取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類取出装置は、積層された
紙葉把から紙葉類を1枚ずつ吸着・分離して搬送部へ受
け渡す取出部と、紙葉把を積載し取出部まで移動して一
定の条件で供給する供給部から構成される。
【0003】供給部は紙葉類を載置する載置台を有し、
この載置台を上昇させることにより、取出部の取出ロー
タに紙葉類を押し付けるようになっている。載置台の紙
葉類取出方向先端側には取出ロータに対する紙葉類の押
付力を検出するための検出部が上下方向に移動自在に設
けられている。この検出部で押付力を検出することによ
り、紙葉類を常に一定の押付力で取出ロータに押し付け
ることができるようなっている。
【0004】また、載置台に載置された紙葉類にはその
両側部からエアーが吹き込まれることにより捌かれて、
一枚ずつ良好に取り出すことができるようになってい
る。
【0005】さらに、載置台上に載置される紙葉類は載
置台に離間対向して設けられるガイド手段によりガイド
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、紙葉類の取出方向先端部を検出部で受けてい
たため、例えば、紙葉類の先端部が検出部の方向に向っ
て湾曲するくせ券の場合には、検出部が押し下げられて
しまう虞がある。この場合には、紙葉類に先端折れが発
生し、紙葉類を確実に取出すことができなくなるととも
に、取出手段に対する紙葉類の押付力も正確に検出する
ことができなくなる不都合があった。
【0007】また、検出部に過負荷が作用した場合に
は、検出部が過負荷を全て受けてしまい損傷する虞があ
った。
【0008】さらに、載置手段に離間対向して配置され
るガイド手段を固定的に設けていたため、紙葉類間にエ
アーが吹き込まれたときには、ガイド手段が紙葉類の膨
らみを強制的に押え込んでしまう。このため、ガイド手
段がエアーの吹き込みの妨げになり、紙葉類を良好に捌
くことができなくなるという不都合がある。
【0009】そこで、本発明は載置台に載置される紙葉
類がくせ券の場合であっても、正確に押付力を検出して
確実に取り出すことができ、また、検出手段に過負荷が
作用しないように、さらに、ガイド手段がエアーの吹き
込みの妨げになることのないようにした紙葉類取出装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、紙葉類を取出す取出
手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置
台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に
押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて前記
取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉類の
取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動し、
前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出する検
出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向
前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部
を支持する支持部とを具備する。
【0011】請求項2記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載
置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段
に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて前
記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉類
の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動
し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出す
る検出手段と、前記載置台に設けられ、前記検出手段に
過負荷が作用しないように防御する防御手段と、を具備
する。
【0012】請求項3記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載
置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段
に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて前
記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉類
の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動
し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出す
る検出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出
方向前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向先
端部を支持する支持部と、前記載置台に設けられ、前記
検出手段に過負荷が作用しないように防御する防御手段
とを具備する。
【0013】請求項4記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、こ
の載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出
手段に押し付ける押付手段と、前記載置台に載置された
紙葉類間にエアーを吹き込むことにより、前記紙葉類を
捌く捌き手段と、前記載置台に対し離間する方向に移動
自在に設けられ、前記載置台上の紙葉類をガイドするガ
イド手段とを具備する。
【0014】請求項5記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、こ
の載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出
手段に押し付ける押付手段と、前記載置台に載置された
紙葉類間にエアーを吹き込むことにより、前記紙葉類を
捌く捌き手段と、前記載置台に対し離間する方向に移動
自在で、かつ、前記紙葉類の取出方向後方に向って上昇
するように傾斜し、載置台上の紙葉類をガイドするガイ
ド手段とを具備する。
【0015】請求項6記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、こ
の載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出
手段に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられ
て前記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙
葉類の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移
動し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出
する検出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取
出方向前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向
先端部を支持する支持部と、前記載置台に載置された紙
葉類間にエアーを吹き込むことにより、前記紙葉類を捌
く捌き手段と、前記載置台に対し離間する方向に移動自
在に設けられ、前記載置台上の紙葉類をガイドするガイ
ド手段とを具備する。
【0016】請求項7記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、こ
の載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出
手段に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられ
て前記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙
葉類の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移
動し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出
する検出手段と、前記載置台に設けられ、前記検出手段
に過負荷が作用しないように防御する防御手段と、前記
載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むことに
より、前記紙葉類を捌く捌き手段と、前記載置台に対し
離間する方向に移動自在に設けられ、前記載置台上の紙
葉類をガイドするガイド手段とを具備する。
【0017】請求項8記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載
置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段
に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて前
記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉類
の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動
し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出す
る検出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出
方向前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向先
端部を支持する支持部と、前記載置台に設けられ、前記
検出手段に過負荷が作用しないように防御する防御手段
と、前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込
むことにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、前記載置
台に対し離間する方向に移動自在に設けられ、前記載置
台上の紙葉類をガイドするガイド手段とを具備する。
【0018】請求項9記載のものは、紙葉類を取出す取
出手段と、前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、こ
の載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出
手段に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられ
て前記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙
葉類の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移
動し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出
する検出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取
出方向前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向
先端部を支持する支持部と、前記載置台に載置された紙
葉類間にエアーを吹き込むことにより、前記紙葉類を捌
く捌き手段と、前記載置台に対し離間する方向に移動自
在で、かつ紙葉類の取出方向後方に向って上昇するよう
に傾斜し、前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手
段とを具備する。
【0019】請求項10記載のものは、紙葉類を取出す
取出手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この
載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手
段に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて
前記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉
類の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動
し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出す
る検出手段と、前記載置台に設けられ、前記検出手段に
過負荷が作用しないように防御する防御手段と、前記載
置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むことによ
り、前記紙葉類を捌く捌き手段と、前記載置台に対し離
間する方向に移動自在でかつ、紙葉類の取出方向後方に
向って上昇するように傾斜して設けられ、前記載置台上
の紙葉類をガイドするガイド手段とを具備する。
【0020】請求項11記載のものは、紙葉類を取出す
取出手段と、前記紙葉類を載置する載置台を有し、この
載置台を移動させることにより前記紙葉類を前記取出手
段に押し付ける押付手段と、この押付手段に設けられて
前記取出手段に対向し、前記載置台上に載置された紙葉
類の取出方向先端側を載置して前記載置台とともに移動
し、前記取出手段に対する前記紙葉類の押付力を検出す
る検出手段と、前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出
方向前方に位置して設けられ、前記紙葉類の取出方向先
端部を支持する支持部と、前記載置台に設けられ、前記
検出手段に過負荷が作用しないように防御する防御手段
と、前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込
むことにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、前記載置
台に対し離間する方向に移動自在でかつ、紙葉類の取出
方向後方に向って上昇するように傾斜して設けられ、載
置台上の紙葉類をガイドするガイド手段とを具備する。
【0021】本発明は、載置手段に圧力検出手段の紙葉
類取出方向前方に位置して支持部を設け、この支持部に
より、載置手段に載置される紙葉類の取出方向先端部を
支持することにより、紙葉類が先端側にくせを有するく
せ券の場合であっても、支持部により紙葉類の先端部を
押し上げて矯正することができるようにする。
【0022】また、載置台に検知手段に作用する過負荷
を防御する防御手段を設けることにより、検知手段に過
負荷を与えることがないようにする。
【0023】また、載置台上に載置された紙葉類をガイ
ドするガイド手段を載置台に対し、接離する方向に移動
自在に設けることにより、紙葉類間にエアーが吹き込ま
れたときには、ガイド手段が載置手段から離間する方向
に移動させることができるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図11に
示す一実施の形態を参照して説明する。
【0025】図1は紙葉類処理装置を示すもので、この
紙葉類処理装置は、取出装置10、搬送部20、処理部
12、区分部28、第1及び第2の集積部30,30か
ら構成されている。取出装置10から取り出された紙葉
類は搬送部20により処理部12及び区分部28を介し
て集積部30,30に搬送される。
【0026】取出装置10では、積層状態で載置された
紙葉類を上方のものから順次、1枚ずつ分離して搬送部
20へ受け渡す。搬送部20では取出部10から受け渡
された紙葉類をベルト20aとアイドルローラ20bの
間に挟み、一定の速度で搬送する。処理部12では紙葉
類に対し様々な処理を施す。区分部28は処理部12か
らの情報に基づき搬送方向を振り分け、第1或いは第2
の集積部30の集積ユニット24,26へ送る。集積ユ
ニット24,26は搬送されてきた紙葉類を受けとめて
停止させ、再び束状に積層する。
【0027】図2及び図3は取出装置10を示す構成図
である。
【0028】取出装置10は大略、積層された紙葉類を
上方のものから順次、1枚ずつ吸着し取り出す取出部
B、紙葉類の束を積載し取出部Bまで移動、供給する供
給部Cから構成される。
【0029】図4乃至図7は取出部Bを示すものであ
る。
【0030】図中1は基板で、この基板1にはローラ状
をなすチャンバ部材11の一端部が固定されている。チ
ャンバ部材11の他端部は基板1に固定された支持部材
13a及びこの支持部材13aに取り付けられた支持部
材13bにより支持されている。チャンバ部材11内に
は図5に示すようにチャンバ15が形成され、このチャ
ンバ15は連通穴11aを介して外部に連通されてい
る。このチャンバ15は軸受を介して円筒状の薄肉の取
出ロータ18内に挿入され、取出ロータ18はチャンバ
部材11の周方向に沿って回転可能になっている。取出
ロータ18の外周面には、図6に示すように、軸方向に
m列、周方向にn行の複数の吸着穴19が穿設されてい
る。チャンバ15には取出ロータ18の回転中心の略直
下から始まり、取出ロータ18の回転方向へ略30度進
んだ位置までに亘り、切欠部21が形成されている。チ
ャンバ15は連通穴11a、吸引管11b及びバルブ
(図示略)を介して真空ポンプ(図示略)に連通されて
いる。真空ポンプを作動させ、バルブを開くことによ
り、チャンバ15内は大気圧に対し負圧に維持されるよ
うになっている。
【0031】また、取出ロータ18の両側部には図4に
示すように無端状のベルト24a,24bが掛け渡され
ている。このベルト24a,24bは図2に示すアイド
ルローラ25a,25b及びサーボモータ(図示略)に
より駆動されるドライブローラ26に巻き掛けられてい
る。取出ロータ18はサーボモータの駆動により、矢印
方向に回転される。アイドルローラ25bの軸に取り付
けたロータリエンコーダ(図示略)により、アイドルロ
ーラ25bの回転速度を検出し、これからベルト24
a,24bの搬送速度を算出する。この結果をもとにサ
ーボモータを制御して、取出ロータ18を所定の回転速
度で回転させるようになっている。
【0032】後述するように給紙基台51の上昇が開始
されて載置された紙葉類Pの上面が取出ロータ18に押
し付けられ、取出ロータ18の吸着穴19がチャンバ1
5の切欠部21の位置に到達すると、載置された紙葉類
Pの最上位にあるものが、吸着穴19に吸着されて後続
の紙葉類と分離され、取出ロータ18の回転に伴い搬送
される。さらに、取出ロータ18が回転し、吸着穴19
がチャンバ15の切欠部21から外れた位置に到達する
と、吸着穴19の紙葉類に対する吸着力が作用しなくな
り、取出ロータ18に吸着され搬送されてきた紙葉類
は、その搬送方向の先端部から順次、取出ロータ18か
ら剥離され、ベルト24とアイドルローラ25aに挟み
込まれて次の搬送装置へと送り込まれる。
【0033】また、基板1には取出ロータ18の左斜め
下に位置して、図7にも示すように、2枚取り防止ブロ
ック32が取り付けられている。2枚取り防止ブロック
32の内部には水平にチャンバ(図示しない)が形成さ
れている。このチャンバは2枚取り防止ブロック32に
垂直に穿設された複数本の吸着穴34…を介して外部に
連通されている。チャンバは図示しないバルブを中継し
て真空ポンプ(図示略)に接続されており、真空ポンプ
によりチャンバ内は大気圧に対し負圧に維持されるよう
になっている。従って、取出ロータ18に2枚同時に紙
葉類が吸着された場合には、下側の紙葉類が2枚取り防
止ブロック32の吸着穴34…に吸着されて停止し、搬
送装置へ紙葉類が2枚同時に送り込まれることが防止さ
れるようになっている。この2枚取り防止ブロック32
の吸着穴34によって吸着されて停止された紙葉類は取
出ロータ18が回転し、吸着穴34が次に取出位置に到
達したときに取出ロータ18の吸着穴19により吸着さ
れて取り出される。
【0034】なお、2枚取り防止ブロック32の紙葉類
の搬送方向先端部と対向する側面32aにより、給紙基
台51上に積載された紙葉類の先端が位置決めされるよ
うになっている。
【0035】一方、給紙部Cは図2及び図3に示すよう
に、サブフレーム41を備えている。このサブフレーム
41は基板1に取り付けられている。このサブフレーム
41には取付部材42によりリニアスライダ43b,4
4cのレール43aが固定されている。また、サブフレ
ーム41には支持部材44a、44bを介して上下の軸
受45a、45bが固定されている。これら軸受45
a、45bにはボールネジ46が回転自在に支持され、
リニアスライダ43のスライダ43b、44cの移動方
向と平行になるよう配置されている。ボールネジ46の
外周にはボールナット47が螺合されている。ボールネ
ジ46の下端部には図3に示すように連結部材48を介
して駆動モータ(例えばACサーボモータ)49の回転
軸49aに連結されている。
【0036】一方、リニアスライダ43のスライダ43
b、44cには、押付手段としての給紙基台51が取り
付けられており、この給紙基台51と、ボールネジ46
に螺合されているボールナット47とは、連結部材52
を介して固定連結されている。駆動モータ49を正回
転、あるいは逆回転してボールネジ46を駆動すること
により、ボールナット47がボールネジ46に沿って上
昇、あるいは下降し、給紙基台51を昇降させることが
できるようになっている。
【0037】サブフレーム41のボールネジ46の左側
には、発光部と受光部とが対向して一体的に構成された
光電式のセンサ53a、53b、53c、53dがボー
ルネジ46の軸方向に平行に配置されている。給紙基台
51が昇降すると、連結部材52に固定された遮光板5
4が、これらのセンサ53a、53b、53c、53d
の光路を遮ることにより、給紙基台51の位置が検出さ
れる。センサ53a、及び53dは、給紙基台51がそ
れぞれ可動範囲の上限及び下限位置にあることを検出す
る。センサ53bは、給紙基台51が図示しない紙葉把
投入装置により投入される紙葉類を受け取るための基準
位置(ホームポジション)にあることを検出する。セン
サ53cは、給紙基台51上に紙葉類が取り残された場
合等において、取り残された紙葉類を人手により取り除
くために給紙台を退避させる位置に給紙基台51がある
ことを検出する。
【0038】給紙基台51の上部の水平を成す部分には
載置台55が固定されており、また、載置台55の左方
で取出ロータ18の直下にあたる位置には、図8及び図
9に示すようにな検出手段としての検出機構56が設け
られている。この検出機構56は載置台55とほぼ同一
な高さにおいて紙葉類の先端側を載置する検知レバー5
7を備えている。検知レバー57は支軸57aを介して
回動自在に取付けられている。この検知レバー57は図
示しない押上機構により所定の押付力で上方に押圧さ
れ、その上面部が載置台55の上面部と略同一の位置に
位置決めされるようになっている。
【0039】また、検知レバー57の下方には、検知レ
バー57の下方への変位量を検出するセンサ61が設け
られている。このセンサ61は支持部材62を介して給
紙基台51に取り付けられている。センサ61が検知レ
バー57の変位量を検知することにより、検知レバー5
7の上面部57bと載置台55の上面部55bとの高さ
の差が検知できるようになっている。
【0040】図示しない紙葉把投入装置により載置台5
5上へ投入される紙葉類Pは、載置台55の上面部55
b、及び検知レバー57の上面部57bに跨り積載され
るが、紙葉類Pの重量の大部分を支持するのは面積の広
い載置台55の上面部55bであり、検知レバー57の
上面部57bには紙葉類Pの重量は殆ど掛からない。
【0041】取出ロータ18の吸着穴19が紙葉類Pを
吸着する位置と略同一の高に位置し、取出ロータ18の
右側下方には、図9に示すように積載された紙葉類Pの
両側端部に吹出口を対向させるノズル66a、66bが
取り付けられている。これらのノズル66a、66bの
吹出口と反対側の端部には、管67a、67bが接続さ
れ、バルブ(図示略)を介してエアコンプレッサ(図示
略)の出力部に連結されている。これらのノズル66
a、66bから紙葉類Pの側方にエアーを吹き付けるこ
とにより紙葉類が捌かれる。
【0042】また、取出ロータ18の後方には図8に示
すように、上面ガイド部材68が設けられている。この
上面ガイド部材68は載置台55に離間対向され、第1
及び第2のシャフト70,71の下端部に取付けられて
いる。第1及び第2のシャフト70,71は支持板72
に上下動自在に取付けられている。第1及び第2のシャ
フト70,71の中途部には鍔部70a,71aが形成
され、支持板72と上面ガイド部材68との間に位置す
る第1及び第2のシャフト部分にはスプリング73,7
4が券回されている。上面ガイド部材68はスプリング
73,74により、下方に弾性的に付勢され、鍔部70
a,71aが支持板72に当接することにより、所定位
置に停止される。第1及び第2のシャフト70,71は
長さが異なり、即ち、第2のシャフト71は第1のシャ
フト70より長さが短く、上面ガイド部材68は紙葉類
の取出方向後方に向って上昇するように傾斜されてい
る。
【0043】図10は載置台55及び検知レバー57を
示す斜視図である。
【0044】載置台55の先端中央部には紙葉類の取り
出し方向に沿って水平に突出する防御手段としての突出
部81が一体に突出形成され、この突出部81の先端部
には突出部81の突出方向と直交する方向に沿って受け
部82が一体に形成されている。
【0045】検知レバー57は図11にも示すように断
面凹状に形成され、その上面部57aは取出ロータ18
の吸込部のチップ部18aを避けて取出ロータ18に対
向されている。載置台55の突出部81は検知レバー5
7の凹部84内に挿通されてその先端部に受け部82を
一体に形成している。即ち、受け部82は検知レバー5
7の紙葉類取出方向前方に位置されている。
【0046】また、載置台55の突出部81及び受け部
82はその上面部が検知レバー57の上面部よりも低位
になるように配置され、検知レバー57の検知動作を妨
げることのないようになっている。
【0047】次に、上記のように構成された取出装置の
作用を、図2、図3を参照しつつ説明する。
【0048】まず、センサ61により検知レバー57の
上面部が所定の位置にあることが確認されたのち、駆動
モータ49が駆動される。これにより、給紙基台51が
上昇しホームポジション、即ち、紙葉把投入装置から送
り込まれてくる紙葉把Pの受け入れが可能な位置に達す
ると停止する。ついで、取出ロータ18が回転され、取
出ロータ18の回転速度が所定の回転速度に達したら、
真空ポンプが作動され2枚取り防止ブロック32のチャ
ンバへつながる電磁弁が開かれる。こののち、紙葉把投
入装置に対する紙葉把Pの投入が許可される。紙葉把投
入装置からは所定枚数(たとえば、100枚)の紙葉類
が載置台55上に送られてくる。紙葉把投入装置から紙
葉類が送られて、載置台55に紙葉類が積載されると、
給紙基台51は駆動モータ49により高速で上昇される
とともに、載置台55の側方にあるエアーノズル66
a、66bのバルブが開かれる。載置台55の紙葉類が
エアーノズル66a、66bの近傍まで達すると、紙葉
類の側面にエアーノズル66a、66bからエアーが吹
き込まれて密着状態の紙葉類が捌かれ、良好な取り出し
を可能とする。
【0049】そして、給紙基台51が上昇して紙葉把の
上面が所定の位置に達すると、取出ロータ18のチャン
バ15の電磁弁が開かれる。載置台55の紙葉類が取出
ロータ18に接触する位置にきて、かつ取出ロータ18
の吸着穴19が取出位置まで回転してくると、載置台5
5上の最上位の紙葉類が取出ロータ18の吸着穴19に
より吸着されて後続の紙葉類と分離される。この分離さ
れた紙葉類は取出ロータ18の回転に伴い搬送される。
取出ロータ18の回転により、吸着穴19がチャンバ1
5の切欠部21から外れた位置に到達すると、吸着穴1
9の紙葉類に対する吸着力が作用しなくなり、取出ロー
タ18に吸着され搬送されてきた紙葉類は、その搬送方
向の先端部から順次、取出ロータ18から剥離され、ア
イドルローラ25aとベルト24a、24bにより挟ま
れて、次の搬送装置へと送り込まれる。取出ロータ18
に2枚同時に紙葉類が吸着された場合には、下側の紙葉
類が、2枚取り防止ブロック32の吸着穴34に吸着さ
れて停止し、搬送装置へ送り込まれることが防止され
る。この2枚取り防止ブロック32の吸着穴34によっ
て停止された紙葉類は、取出ロータ18がさらに回転
し、吸着穴34が次に取出位置に到達したときに、吸着
穴19により吸着され取出される。
【0050】給紙基台51の上昇の開始以後は、取出動
作が行われている間においても、センサ61により検知
レバー57の基準位置からの変位量が検出されて、その
量に応じて給紙基台51の動作が制御される。即ち、検
知レバー57の基準位置からの変位量が、所定の範囲内
にある場合は、取り出しに適正な押付力でもって紙葉類
が取出ロータ18に押し付けられていると判断し、駆動
モータ49は低速モードで駆動され、給紙基台51は低
速で上昇される。検知レバー57の基準位置からの変位
量が、所定の範囲より小さい場合は、給紙基台51が上
昇中でまだ載置台55上の紙葉類が取出ロータ18に接
触していないか、あるいは載置台55上の紙葉類が取出
ロータ18に接触してはいるが、押付力が不足している
と判断し、この場合には、給紙基台51は低速の2乃至
3倍の速い速度で上昇させられる。押圧部材57の基準
位置からの変位量が、所定の範囲より大きい場合には、
押付力が過大であるし判断し、給紙基台51の上昇は一
時停止される。
【0051】このようにして、載置台55上の紙葉類が
全て取り出されると、給紙基台51をホームポジショ
ン、すなわち紙葉把投入装置から送り込まれてくる紙葉
類を受け入れる位置に移動される。以下、これまでに述
べた動作手順を繰り返し、次の紙葉類の取り出しが行わ
れる。
【0052】ところで、紙葉類取出部の載置台55上に
は例えば、図8に示すように紙葉類の先端側が下方に向
って変形するものが送られてくることがある。このよう
な紙葉類を載置台55の上昇により取出ロータ18に押
し付けると、紙葉類のカール部が先に取出ロータ18に
当接して紙葉類の先端が下方に向って押し下げられる。
【0053】しかしながら、この実施形態では、載置台
55の先端部に検知レバー57の前方に位置して受け部
82を一体に固定的に設けるため、載置台55の上昇時
には受け部82により、紙葉類の変形する先端を受けて
押し上げることができ、その変形を矯正することができ
る。
【0054】従って、検知レバー57により紙葉類の押
付力を正確に検出することができるとともに、取出時に
紙葉類の先端部が2枚取り防止ブロック32に当接して
先端折れを発生することもなく、確実に取り出すことが
できる。
【0055】また、図11に示すように、検知レバー5
7を凹状に形成し、その凹部84内に載置台55の先端
部に一体に突設した突出部81を挿通させるため、検知
レバー57に異常な過負荷が加わった場合には、突出部
81で過負荷を受けることができ、検知レバー57に損
傷を与えることがない。
【0056】また、取出ロータ18の吸込部のチップ1
8aを避けて検知レバー57を取出ロータ18に対向さ
るため、検知レバー57がチップ部の幾何形状を検出し
てしまうこがなく、紙葉類の押付力のみを検出すること
ができ、検出精度を向上できる。
【0057】また、ガイド手段68を載置台55に対
し、接離する方向に移動自在に設けたから、紙葉類間に
エアーが吹き込まれたときには、ガイド手段68が載置
台55から離間する方向に移動する。従って、ガイド手
段68がエアーの吹き込みの妨げになることがなく、紙
葉類を良好に捌くことができる。
【0058】また、上面ガイド手段68をその後部側に
向って載置台55からの離間幅を増大させるように傾斜
させるため、紙葉類に吹き込まれるエアーの抜けを向上
でき、より一層良好に紙葉類を捌くことができる。
【0059】図12及び図13は本発明の他の実施の形
態を示すもので、図12は2枚取り防止ブロック91を
示す斜視図で、図13は取出ロータ92を示す斜視図で
ある。
【0060】この実施の形態では、2枚取り防止ブロッ
ク91がブロック本体部93とこのブロック本体部93
に着脱自在に設けられる吸込ブロック部94とに分割さ
れている。この実施の形態によれば、吸込ブロック部9
4の形状変更、或いは摩耗などにより交換する場合に
は、吸込ブロック部94のみの交換が可能となり、経済
的になるという利点がある。
【0061】2枚取り防止ブロック91をブロック本体
部93とこのブロック本体部93に着脱自在に設けられ
る吸込ブロック部94とに分割したことにより、取出ロ
ータ92の吸込部92aは吸込ブロック部94に対向す
る中央部のみに設けられている。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、載置手段
に圧力検出手段の紙葉類取出方向前方に位置して支持部
を設け、この支持部により、載置手段に載置される紙葉
類の取出方向先端部を支持するから、紙葉類が先端側に
くせを有するくせ券の場合であっても、支持部により紙
葉類の先端部を押し上げて矯正することができる。
【0063】従って、紙葉類の先端折れを防止でき、確
実に取出すことができるとともに、取出手段に対する紙
葉類の押付力も正確に検出することができる。
【0064】また、載置台に検知手段に作用する過負荷
を防御する防御手段を設けたから、検知手段に過負荷を
与えることがなく、その損傷を防止することができる。
【0065】また、載置台上に載置された紙葉類をガイ
ドするガイド手段を載置台に対し、接離する方向に移動
自在に設けたから、紙葉類間にエアーが吹き込まれたと
きには、ガイド手段が載置手段から離間する方向に移動
させることができる。
【0066】従って、ガイド手段がエアーの吹き込みの
妨げになることがなく、紙葉類を良好に捌くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類処理装置を
示す構成図。
【図2】紙葉類取出装置を示す正面図。
【図3】紙葉類取出装置の給紙基台の駆動部を示す正面
図。
【図4】取出ロータを示す斜視図
【図5】取出ロータを示す縦断側面図。
【図6】取出ロータを示す縦断正面図。
【図7】2枚取り防止部を示す斜視図。
【図8】取出部を示す正面図。
【図9】取出部を示す平面図。
【図10】載置台及び押付力検出部を示す斜視図。
【図11】載置台及び押付力検出部を示す側断面図。
【図12】本発明の他の実施の形態である2枚取り防止
部を示す斜視図。
【図13】取出ロータを示す斜視図。
【符号の説明】
P…紙葉類 18…取出ロータ(取出手段) 51…給紙基台(押付手段) 55…載置台 57…検出レバー(検出手段) 66a,66b…ノズル(捌き手段) 68…ガイド手段 81…突出部(防御手段) 82…受部(支持部)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  2. 【請求項2】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  3. 【請求項3】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  4. 【請求項4】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、この載置台を
    移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し
    付ける押付手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在に設けられ、
    前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  5. 【請求項5】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、この載置台を
    移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し
    付ける押付手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在で、かつ、前
    記紙葉類の取出方向後方に向って上昇するように傾斜
    し、載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  6. 【請求項6】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、この載置台を
    移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し
    付ける押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在に設けられ、
    前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  7. 【請求項7】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、この載置台を
    移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し
    付ける押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在に設けられ、
    前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  8. 【請求項8】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在に設けられ、
    前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  9. 【請求項9】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を積層載置する載置台を有し、この載置台を
    移動させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し
    付ける押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在で、かつ紙葉
    類の取出方向後方に向って上昇するように傾斜し、前記
    載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  10. 【請求項10】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在でかつ、紙葉
    類の取出方向後方に向って上昇するように傾斜して設け
    られ、前記載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段
    と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
  11. 【請求項11】紙葉類を取出す取出手段と、 前記紙葉類を載置する載置台を有し、この載置台を移動
    させることにより前記紙葉類を前記取出手段に押し付け
    る押付手段と、 この押付手段に設けられて前記取出手段に対向し、前記
    載置台上に載置された紙葉類の取出方向先端側を載置し
    て前記載置台とともに移動し、前記取出手段に対する前
    記紙葉類の押付力を検出する検出手段と、 前記載置台に前記検出手段の紙葉類取出方向前方に位置
    して設けられ、前記紙葉類の取出方向先端部を支持する
    支持部と、 前記載置台に設けられ、前記検出手段に過負荷が作用し
    ないように防御する防御手段と、 前記載置台に載置された紙葉類間にエアーを吹き込むこ
    とにより、前記紙葉類を捌く捌き手段と、 前記載置台に対し離間する方向に移動自在でかつ、紙葉
    類の取出方向後方に向って上昇するように傾斜して設け
    られ、載置台上の紙葉類をガイドするガイド手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類取出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018080048A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 株式会社リコー 給送装置、及び、画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018080048A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 株式会社リコー 給送装置、及び、画像形成装置

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