JP2000217655A - 引き出し式開閉装置 - Google Patents

引き出し式開閉装置

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JP2000217655A
JP2000217655A JP11025287A JP2528799A JP2000217655A JP 2000217655 A JP2000217655 A JP 2000217655A JP 11025287 A JP11025287 A JP 11025287A JP 2528799 A JP2528799 A JP 2528799A JP 2000217655 A JP2000217655 A JP 2000217655A
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drawer
closing device
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opening
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Hiroo Mizuno
弘雄 水野
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Taiyo Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 器具本体(11)に引き出し押込み自在に装着さ
れた引き出し本体(31)を具備する引き出し式開閉装置に
於いて、前記引き出し本体(31)を半開状態で停止するの
を防止しても、該引き出し本体(31)が前記全開位置及び
全閉位置で衝撃的に停止しないようにする。 【解決手段】 前記引き出し本体(31)を開閉させる方向
に付勢力を発揮し且つ、前記引き出し本体(31)が全開位
置と全閉位置の中間域を移動するときに前記付勢力の前
記方向が反転する開閉付勢装置(15)(41)(17)と、前記引
き出し本体(31)に追随して移動する引き出し側制動部品
(52)と、前記器具本体(11)側に設けられ且つ前記引き出
し本体(31)が全閉位置及び全開位置に到達する際に前記
引き出し側制動部品(52)に接触して前記引き出し本体(3
1)の速度を低下させる本体側制動部品(55)(57)とから成
るブレーキ装置を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は引き出し式開閉装
置に関するもので、例えば、事務机の引き出しや、食器
洗浄機の食器収容用の引き出し等に適用できる。
【0002】
【従来の技術】事務机の引き出しや、食器洗浄機の食器
収容用の引き出し等では、器具本体に対して押込み引き
出し自在に組み付けられた引き出し本体が備えられてい
る。上記引き出し本体は走行ローラを具備していると共
に、該走行ローラは器具本体に設けられたガイドレール
上を走行するように構成されている。
【0003】このものでは、引き出し本体を開閉する際
には、これに設けられた走行ローラが器具本体のガイド
レール上を走行し、これにより、前記引き出し本体の円
滑な開閉動作が確保できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、引き出し本体に対する開閉操作力が不十
分な場合は、これが半開状態で停止してしまう心配があ
る。一方、前記引き出し本体を全開位置や全閉位置まで
確実に移動させる為に該引き出し本体を強く開閉した場
合や乱暴に開閉した場合には、該引き出し本体の開閉移
動域の両端を規制するストッパーに衝突するまで該引き
出し本体が減速することなく走行することがある。従っ
て、かかる場合は上記引き出し本体が上記ストッパーに
衝突して衝撃的に停止し、これにより、器具が破損した
り耐久性が低下する心配があるという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、『器具本体に引き出し押込み自在に装着された引き
出し本体を具備する引き出し式開閉装置』に於いて、前
記引き出し本体を強制的に全開位置又は全閉位置に維持
できるようにしてこれが半開状態で停止するのを防止し
ても、該引き出し本体が前記全開位置及び全閉位置で衝
撃的に停止しないようにすることをその課題とする。
〈1項〉
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑み
てなされたもので、『前記引き出し本体を開閉させる方
向に付勢力を発揮し且つ、前記引き出し本体が全開位置
と全閉位置の中間域を移動するときに前記付勢力の前記
方向が反転する開閉付勢装置と、前記引き出し本体に追
随して移動する引き出し側制動部品と、前記器具本体側
に設けられ且つ前記引き出し本体が全閉位置及び全開位
置に到達する際に前記引き出し側制動部品に接触して前
記引き出し本体の速度を低下させる本体側制動部品とか
ら成るブレーキ装置を具備する』ことである。
【0007】上記技術的手段は次のように作用する。引
き出し本体を開閉移動させる為の開閉付勢装置からの付
勢力は、該引き出し本体が全開位置と全閉位置の中間域
を移動するときに反転するから、該引き出し本体は閉方
向又は開方向に択一的に付勢される。従って、該引き出
し本体が開閉移動域の途中たる半開位置で止まることが
ない。
【0008】又、引き出し本体を開閉操作すると、該引
き出し本体が全開位置又は全閉位置に到達する際にブレ
ーキ装置が機能して引き出し本体が減速しながら全開位
置または全閉位置に到達する。即ち、引き出し本体が上
記全開位置又は全閉位置に到達する際には、引き出し本
体に追随して移動する引き出し側制動部品と、本体側制
動部品が接触して引き出し本体を減速させる。
【0009】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。引き
出し本体を全開又は全閉方向に択一的に付勢する開閉付
勢装置を設けたから、該引き出し本体が半開状態で停止
しない。又、このように引き出し本体が全開方向又は全
閉方向に択一的に付勢されるように構成しても、該引き
出し本体が全開位置及び全閉位置に到達する際にはブレ
ーキ装置が機能するから、該引き出し本体が全開位置及
び全閉位置で衝撃的に停止することがない。 〈2項〉前記1項の引き出し式開閉装置において、『前
記開閉付勢装置は、出力端と揺動支点が前記引き出し本
体と前記器具本体に各別に連結された揺動レバーと、該
揺動レバーを揺動させる力を発揮する付勢バネを具備
し、前記付勢バネは、前記揺動レバーを揺動域の始端部
と終端部の間に位置する死点を越えて揺動させるように
設けられている』ものとすると、付勢バネの付勢力で揺
動される上記揺動レバーの揺動によって引き出し本体が
開閉移動する。即ち、引き出し本体が押込み又は引き出
し操作されると、出力端と揺動支点が引き出し本体と器
具本体に各別に連結された揺動レバーがその揺動支点を
中心に揺動して死点に到達し、該死点を越えると、前記
付勢バネの付勢力によって、引き出し本体が更に移動し
て全閉位置又は全開位置に到達する。 〈3項〉前記1項又は2項の引き出し式開閉装置におい
て、『前記引き出し側制動部品と本体側制動部品は、前
記引き出し本体が全開位置と全閉位置及びその近傍にあ
るときにのみ相互に接触して制動力を発揮する』もので
は、引き出し本体が全開位置及び全閉位置の近傍に到達
する前はブレーキ装置は機能しない。よって、引き出し
本体の移動域の全域に亘って常時ブレーキが作用するも
のに比べ、引き出し本体の開閉動作を速やかに行わせる
ことができる。 〈4項〉前記1項から3項の引き出し式開閉装置に於い
て、『前記引き出し側制動部品又は本体側制動部品の一
方は、オイルダンパーであり、他方は前記オイルダンパ
ーの入力部に当接する固定部材である』ものとすれば、
引き出し本体が全開位置又は全閉位置に到達して前記オ
イルダンパーの入力部が固定部材に当接すると、該オイ
ルダンパーの作用で引き出し本体の動きにブレーキが係
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。図1は、本発明の引き出し式開閉装置の一例を
示す引き出し式キャビネットの器具本体(11)の内部構造
を示す一部切欠の斜視図であり、該引き出し式キャビネ
ットは、具体的には、引き出し式の事務用書類ロッカー
や食器洗浄機のキャビネット等として使用することがで
きる。
【0011】図1及び、器具本体(11)に引き出し本体(3
1)を装着した状態に於ける図1のII−II断面図たる
図2に示すように、器具本体(11)は前方に開放する矩形
箱状に形成されていると共に、その内部に於いて横方向
に対向する一対の側壁(23a)(23b) には、引き出し支持
ローラ(25)(25)が前後に一列に並べられた状態で配設さ
れている。
【0012】図1〜図3に示すように、引き出し本体(3
1)は、取っ手(30)を具備する前面板(33)と、その裏面下
部から器具本体(11)の奥方向に延びる水平板(35)を具備
しており、該水平板(35)の両側部には、断面コ字状の走
行レール(37a) (37b) が添設されている。そして、この
走行レール(37a) (37b) 内には上記器具本体(11)に配設
された引き出し支持ローラ(25)(25)が入った状態になっ
ている。
【0013】これにより、取っ手(30)を握って引き出し
本体(31)を器具本体(11)に対して押込み及び引き出し動
作をさせると、引き出し支持ローラ(25)(25)上を走行レ
ール(37a) (37b) が移動し、これにより、引き出し本体
(31)の出し入れが可能となる。図1に示すように、器具
本体(11)内の底壁(12)には、ストッパーピン(13a) (13
b) で揺動域が規制された第1揺動レバー(15)が支軸(1
6)によって揺動自在に取付けられている。第1揺動レバ
ー(15)の自由端の近傍の上面にはバネ掛けピン(19)が突
出していると共に、該バネ掛けピン(19)には付勢バネ(4
1)(この実施の形態では引っ張りバネが採用されてい
る)の一端の係合フック(42)が係合されている。又、第
1揺動レバー(15)の支軸(16)側の外周にはギヤ(10)が刻
設されている。
【0014】一方、上記器具本体(11)の底壁(12)には、
揺動死点となる支軸(18)で揺動自在に支持された第2揺
動レバー(17)(既述「2項」の発明特定事項たる揺動レ
バーに対応する)が設けられていると共に、該第2揺動
レバー(17)に於ける支軸(18)側の外周にはギヤ(140) が
刻設されており、該ギヤ(140) は、前記第1揺動レバー
(15)のギヤ(10)に噛み合っている。又、第2揺動レバー
(17)の自由端近傍の上面には回転軸(240) を中心に回転
するスライドローラ(24)が設けられていると共に、該ス
ライドローラ(24)は引き出し本体(31)の水平板(35)の下
面に固定された断面コ字状(下方に開放している)のガ
イドレール(300) 内を走行するように成っている。
【0015】上記第2揺動レバー(17)の中程の上面に突
出するバネ掛けピン(14)には、上記付勢バネ(41)の端部
の係合フック(43)が掛けられており、これにより、第1
揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)が付勢バネ(41)で
常時引っ張られた状態に維持されている。尚、本実施の
形態では、付勢バネ(41)と第1,第2レバー(15)(17)
が、引き出し本体(31)に対して開閉付勢力を付与する既
述開閉付勢装置に対応している。
【0016】図1〜図3に示すように、引き出し本体(3
1)の下部に位置する水平板(35)の下面には引き出し側制
動部品たるロータリー式のオイルダンバー(51)が固定さ
れていると共に、該オイルダンパー(51)の回転軸(50)に
は、その入力部となる制動用ローラー(52)が取付けられ
ている。そして、引き出し本体(31)が全開位置及び全閉
位置の直前の領域で移動するときには、器具本体(11)の
底壁(12)から***する本体側制動部品たるシュー(55)(5
6)に制動用ローラー(52)が乗り上げて回転するようにな
っている。従って、本実施の形態では、上記オイルダン
パー(51)とシュー(55)(56)の組み合わせが既述したブレ
ーキ装置に対応している。
【0017】上記オイルダンバー(51)は、図4,図5に
示す構造を有している。オイル(61)が充填された円筒状
のシリンダ(57)内には、その中心軸部に沿って延びる回
転軸(50)が設けられており、該回転軸(50)の外周にはシ
リンダ(57)の内面まで延びる抵抗翼(58)が突出してい
る。そして、該抵抗翼(58)にはシリンダ(57)内のオイル
(61)が通過するリーク孔(59)(59)が貫設されている。
又、シリンダ(57)の内周壁には、先端が上記回転軸(50)
まで延びる区画板(53)が形成されており、該区画板(53)
と上記抵抗翼(58)によってシリンダ(57)内が円周方向に
2つの区画室(63)(64)に区画されている。従って、回転
軸(50)の回転に伴って、区画室(63)(64)内のオイル(61)
が抵抗翼(58)のリーク孔(59)(59)(59)を通過し、この通
過に対する抵抗で制動用ローラー(52)の回転にブレーキ
が掛る。即ち、後述するように、引き出し本体(31)が全
開位置又は全閉位置の近傍に到達して制動用ローラー(5
2)が固定部材たるシュー(55)(56)に乗り上げたときに
は、ブレーキが掛った状態で制動用ローラー(52)が回転
し、これにより、引き出し本体(31)が減速しながら全開
位置または全閉位置に到達する。
【0018】次に、引き出し本体(31)の開閉動作を説明
する。引き出し本体(31)が図1,図2に示す全閉位置に
あるときには、第1揺動レバー(15)と第2揺動レバー(1
7)(出力端たるスライドローラ(24)部は、揺動域の始端
部又は終端部たる一端に位置している)の自由端相互が
付勢バネ(41)で引っ張られており、これにより、引き出
し本体(31)底部の水平板(35)に固定されたガイドレール
(300) が第2揺動レバー(17)の出力端たるスライドロー
ラ(24)の部分で器具本体(11)の奥方向に押されている。
従って、引き出し本体(31)は全閉位置に安定せしめられ
ている。
【0019】次に、取っ手(30)を握って引き出し本体(3
1)を器具本体(11)から引き出すと、引き出し本体(31)下
部の水平板(35)に固定されたガイドレール(300) で第2
揺動レバー(17)のスライドローラ(24)の取付け部分が前
記引き出し方向に押され、これにより、第2揺動レバー
(17)が支軸(18)を支点として揺動する。すると、第2揺
動レバー(17)の揺動支点部外周のギヤ(140) と第1揺動
レバー(15)の揺動支点部外周のギヤ(10)の噛み合いによ
って、該第1揺動レバー(15)が揺動し、これにより、第
1揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)が一直線状に並
んだ死点の位置(A) (図1の一点鎖線の状態)に到達す
る。これにより、引き出し本体(31)が半分だけ開放した
半開状態になると共に、付勢バネ(41)が最も延びた最大
付勢状態になる。そして、この半開状態から引き出し本
体(31)が更に開放方向に移動すると、以後、付勢バネ(4
1)の付勢力で第1揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)
の自由端部が引っ張られ、これにより、図1の二点鎖線
で示すように第1揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)
が開放側最終位置(B) に向けて回動する。そして、引き
出し本体(31)が全開位置の近傍に到達すると、引き出し
本体(31)に固定されたオイルダンバー(51)の制動用ロー
ラー(52)がシュー(55)に乗り上げて回動し、これによ
り、引き出し本体(31)が減速され、その後、引き出し本
体(31)が全開位置(オイルダンパー(51)の制動用ローラ
(51)はシュー(55)に乗り上げた状態に保たれている)に
到達する。即ち、第1揺動レバー(15)がストッパーピン
(13a) に当接した全開状態に保たれる。従って、オイル
ダンバー(51)のブレーキ作用によって、引き出し本体(3
1)が全開位置で衝撃的に停止することがなく、器具が破
損したり耐久性が低下するような心配が少なくなる。
【0020】全開状態にある引き出し本体(31)を全閉状
態にするには、付勢バネ(41)の付勢力に抗して引き出し
本体(31)を器具本体(11)内に押し込めばよい。すると、
上記引き出し本体(31)の引き出し時と逆の動作をして該
引き出し本体(31)が全閉位置に到達する。そして、引き
出し本体(31)が全閉位置に近付いたときには、オイルダ
ンバー(51)の制動用ローラー(52)がシュー(56)上に乗り
上げて引き出し本体(31)が減速され、これにより、引き
出し本体(31)が全閉位置(オイルダンパー(51)の制動用
ローラ(52)はシュー(56)に乗り上げた状態に維持されて
いる)で衝撃的に停止することがない。
【0021】この実施の形態では、引き出し本体(31)が
全開位置及び全閉位置の近傍以外にあるときには、オイ
ルダンパー(51)の制動用ローラ(52)がシュー(55)(56)に
接触せず、ブレーキが掛からないから、引き出し本体(3
1)が速やかに開閉する。 [その他] .上記実施の形態では、第1揺動レバー(15)と第2揺
動レバー(17)を歯車伝動する構成としたが、図6に示す
ように、器具本体(11)のに対して第1,第2揺動レバー
(15)(17)を支軸(16)(18)で揺動自在に結合すると共に、
該第2揺動レバー(17)の一端のピン(29)を第1揺動レバ
ー(15)のガイド用長孔(28)に挿入し、これにより、第1
揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)でリンク機構を構
成してもよい。このものでは、上記ガイド用長孔(28)と
これに挿入されたピン(29)の係合によって、第1揺動レ
バー(15)と第2揺動レバー(17)が連動すると共に、これ
ら第1,第2揺動レバー(15)(17)が一直線状に並んだ中
立位置を越えると、付勢バネ(41)の付勢力で第1,第2
揺動レバー(15)(17)の自由端が引っ張られ、これによ
り、上記実施の形態で説明したように引き出し本体(31)
が全開方向または全閉方向に強制的に移動される。 .又、図7に示すように、第2揺動レバー(17)を器具
本体(11)に支軸(18)で揺動自在に軸支すると共に、上記
器具本体(11)の底壁(12)に植設したバネ掛けピン(26)
と、第2揺動レバー(17)の自由端近傍のバネ掛けピン(1
4)を付勢バネ(41)で引っ張る構成としてもよい。このも
のでも、バネ掛けピン(26)とピン(29)を結ぶ直線の延長
線上にバネ掛けピン(14)が位置した死点を越えて第2揺
動レバー(17)が回動すると、付勢バネ(41)の付勢力で第
2揺動レバー(17)の自由端が引っ張られて引き出し本体
(31)が全開方向または全閉方向に強制的に移動される。 .上記実施の形態では、付勢バネ(41)として引っ張り
バネを採用したが、図1に示す中立状態(A) で最も圧縮
される圧縮バネを採用してもよい。 .上記実施の形態では、引き出し本体(31)にオイルダ
ンパー(51)を設ける一方、シュー(55)(56)を器具本体(1
1)の底壁(12)に配設したが、これとは逆に、シュー(55)
(56)を引き出し本体(31)に配設する一方、オイルダンパ
ー(51)を器具本体(11)に配設してもよい。即ち、引き出
し本体(31)の水平板(35)の前端下面と後端下面に既述シ
ュー(55)(56)を***させる一方、器具本体(11)の底壁(1
2)にはオイルダンパー(51)を配設し、引き出し本体(31)
が全開位置及び全閉位置に到達する際に上記シュー(55)
(56)の下面に前記オイルダンパー(51)のローラー(52)が
接触して回転するようにしてもよい。 .上記実施の形態では、第1,第2揺動レバー(15)(1
7)を器具本体(11)に支軸(16)(18)で揺動自在に固定し、
第2揺動レバー(17)の出力端たるスライドローラ(24)部
を引き出し本体(31)側にガイドレール(300) を介して連
結したが、第1,第2揺動レバー(15)(17)の軸支部と第
2揺動レバー(17)の出力端の連結対象を逆に設定しても
よい。即ち、第1,第2揺動レバー(15)(17)を引き出し
本体(31)に支軸(16)(18)で揺動自在に固定し、第2揺動
レバー(17)の出力端たるスライドローラ(24)部を器具本
体(11)側に連結するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る引き出し式開閉装置
を具備する食器洗浄機の器具本体(11)内部を表した一部
切欠の斜視図
【図2】図1に示す器具本体(11)内に引き出し本体(31)
を装填した状態のII−IIラインの断面図
【図3】図1に示す器具本体(11)内に引き出し本体(31)
を装填した状態の縦断面図
【図4】オイルダンバー(51)を軸線方向に切断した断面
【図5】オイルダンバー(51)を軸線と垂直な面で切断し
た断面図
【図6】第1揺動レバー(15)と第2揺動レバー(17)の連
結構造の変形例の説明図
【図7】第2揺動レバー(17)を揺動させる機構の変形例
を示す説明図
【符号の説明】
(11)・・・器具本体 (31)・・・引き出し本体 (41)・・・付勢バネ (51)・・・オイルダンパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体に引き出し押込み自在に装着さ
    れた引き出し本体を具備する引き出し式開閉装置に於い
    て、 前記引き出し本体を開閉させる方向に付勢力を発揮し且
    つ、前記引き出し本体が全開位置と全閉位置の中間域を
    移動するときに前記付勢力の前記方向が反転する開閉付
    勢装置と、 前記引き出し本体に追随して移動する引き出し側制動部
    品と、前記器具本体側に設けられ且つ前記引き出し本体
    が全閉位置及び全開位置に到達する際に前記引き出し側
    制動部品に接触して前記引き出し本体の速度を低下させ
    る本体側制動部品とから成るブレーキ装置を具備する引
    き出し式開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の引き出し式開閉装置に
    於いて、 前記開閉付勢装置は、出力端と揺動支点が前記引き出し
    本体と前記器具本体に各別に連結された揺動レバーと、
    該揺動レバーを揺動させる力を発揮する付勢バネを具備
    し、 前記付勢バネは、前記揺動レバーを揺動域の始端部と終
    端部の間に位置する死点を越えて揺動させるように設け
    られている引き出し式開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の引き出し
    式開閉装置に於いて、 前記引き出し側制動部品と本体側制動部品は、前記引き
    出し本体が全開位置と全閉位置及びその近傍にあるとき
    にのみ相互に接触して制動力を発揮する引き出し式開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
    引き出し式開閉装置に於いて、 前記引き出し側制動部品又は本体側制動部品の一方は、
    オイルダンパーであり、他方は前記オイルダンパーの入
    力部に当接する固定部材である、引き出し式開閉装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291553A (ja) * 2001-03-28 2002-10-08 Harman Kikaku:Kk 収納装置
JP2005192704A (ja) * 2004-01-05 2005-07-21 Kokuyo Co Ltd 収納家具
JP2005204790A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Nix Inc 引出しの緩衝装置およびスライド制御方法
JP2008104885A (ja) * 2007-11-14 2008-05-08 Rinnai Corp 引き出し式食器洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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