JP2000217169A - 映像監視システム - Google Patents

映像監視システム

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JP2000217169A
JP2000217169A JP11012899A JP1289999A JP2000217169A JP 2000217169 A JP2000217169 A JP 2000217169A JP 11012899 A JP11012899 A JP 11012899A JP 1289999 A JP1289999 A JP 1289999A JP 2000217169 A JP2000217169 A JP 2000217169A
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JP
Japan
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video
video data
monitoring terminal
terminal device
monitoring
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JP11012899A
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English (en)
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Kazutoshi Sugita
和俊 杉田
Shuichi Yamaguchi
修一 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置と監視側との間を接続する通信網の
伝送容量が不十分な場合でも、撮像装置の映像データを
品質を落とすことなく応答性良く監視端末装置に伝送し
表示させるようにする。 【解決手段】 監視センタ7内に映像サーバ装置30を
設け、各監視端末装置20a,20b,…の映像配信要
求に応じ、各カメラ1a,1b,…により撮像された映
像データをカメラ制御装置2a′,2b′,…からIS
DN4を介して映像サーバ装置30に一旦伝送し、この
映像サーバ装置30で一時保存又は蓄積したのちに要求
元の監視端末装置20a,20b,…へ配信するように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば道路や河
川の状況を監視するために使用される映像監視システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば道路や河川の要所に複数台
のカメラを設置し、これらのカメラにより撮像された映
像データを公衆網等を介して監視センタにそれぞれ伝送
しモニタ表示する監視システムが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来考えられ
ているこの種のシステムは、多数のカメラの中から所望
のカメラを指定し、さらに指定したカメラにより撮像さ
れた多くの映像データの中から所望の映像データを効率
良く指定して監視センタの端末で表示できるようにする
には、まだ多くの課題を有している。
【0004】また、監視センタには一般に複数台の監視
端末装置が設置され、これらの監視端末装置においてオ
ペレータが映像配信要求操作を行うごとに公衆網を介し
て映像伝送装置がアクセスされる。しかし、カメラ側と
監視センタ側との間は、一般に総合サービスディジタル
網(ISDN)の基本インタフェースを介して接続され
ており、複数の監視端末装置からの映像配信要求が集中
すると伝送容量が不足して効率の良い映像監視が行えな
くなる。
【0005】また、一般に監視端末装置には、映像デー
タを表示して監視する機能や、各カメラの動作状態を遠
隔操作する機能等を備える必要がある。しかし、監視端
末装置にこれら全ての機能を持たせるには、全てのアプ
リケーション・プログラムを予めインストールしておく
ことが必要であり、監視端末装置の台数が多くなるとシ
ステム価格が高価になる。また、各監視端末装置の機能
を特化すると、作業内容ごとに異なる監視端末装置を選
んで使用しなければならず、オペレータの作業性の低下
を招く。
【0006】この発明は、上記事情に着目してなされた
もので、その第1の目的は、監視対象に関する所望の映
像データを効率良く監視センタ側に伝送し表示させるこ
とが可能な映像監視システムを提供することである。
【0007】また第2の目的は、撮像装置と監視側との
間を接続する通信網の伝送容量が不十分な場合でも、撮
像装置の映像データを品質を落とすことなくかつ応答性
良く監視端末装置に伝送し表示させることが可能な映像
監視システムを提供することである。
【0008】さらに第3の目的は、監視端末装置にシス
テムを利用するための全アプリケーション・プログラム
を予め備える必要がなく、監視端末装置の処理負担の軽
減とコストダウンを図ることができる映像監視システム
を提供することである。
【0009】さらに第4の目的は、監視端末装置からの
撮像装置の遠隔操作を応答性良く行い得る映像監視シス
テムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために第1の発明は、監視対象に対応して少なくとも
一台の撮像装置を設置すると共にこの撮像装置に対応し
て撮像制御装置を設け、上記撮像装置により得られた映
像データを撮像制御装置から通信網を介して監視センタ
に伝送して表示する映像監視システムにおいて、前記撮
像制御装置に、撮像装置により映像データが得られるご
とに当該映像データをその管理情報に対応付けて蓄積す
る映像データ蓄積手段と、前記監視センタから映像デー
タの送信要求を受信した場合に、前記映像データ蓄積手
段に蓄積された前記管理情報から該当する映像データを
読み出して前記監視センタへ送信する映像データ送信手
段とを備え、かつ前記監視センタには、前記通信網を介
して前記撮像制御装置をアクセスして前記映像データの
送信要求をする送信要求手段と、送信要求した前記映像
データを前記撮像制御装置から受信して表示する映像閲
覧手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】具体的には、上記撮像制御装置に、撮像装
置により映像データが得られるごとに当該映像データを
その管理情報に対応付けて蓄積する映像データ蓄積手段
と、この映像データ蓄積手段に蓄積された映像データの
リスト情報を上記管理情報をもとに作成し記憶するリス
ト作成手段と、上記監視センタからリスト送信要求が送
られた場合に、該当するリスト情報を上記リスト作成手
段から検索して監視センタへ送信するリスト送信手段
と、上記監視センタから上記リスト情報に含まれる任意
の映像データの送信要求が送られた場合に、該当する映
像データを上記管理情報をもとに上記映像データ蓄積手
段から検索して監視センタへ送信する映像データ送信手
段とを備え、かつ監視センタには、通信網を介して上記
撮像制御装置をアクセスし、上記リスト送信要求を送信
すると共に監視センタから送られるリスト情報を受信し
て表示し、さらに上記映像データの送信要求を送信する
と共に監視センタから送られる映像データを表示する映
像閲覧手段を備えた構成とする。
【0012】したがって第1の発明によれば、映像デー
タの伝送に先立ちリスト情報を伝送し、このリスト情報
をもとに所望の映像データを指定することにより、監視
対象を撮像した多数の映像データの中から所望の映像デ
ータを効率良く選択し確認することが可能となる。
【0013】特に、管理情報を映像データの撮像時刻を
表すタイムスタンプ情報とし、監視センタにおいて、リ
スト情報中から希望する撮像時刻に対応するタイムスタ
ンプ情報を指定してこのタイムスタンプ情報を映像デー
タの送信要求に含めて撮像制御装置へ送信し、かつ映像
データ送信手段において、監視センタから送られた映像
データ送信要求に含まれるタイムスタンプ情報をもとに
該当する時刻の映像データを検索して監視センタへ送信
するように構成するとよい。このように構成すると、監
視側では撮像時刻を指定するだけで、対応する映像デー
タを効率良く閲覧することが可能となる。
【0014】またリスト作成手段において、所定長の時
間帯ごとにこの時間帯に得られた複数の映像データのリ
スト情報をそれぞれ作成して記憶し、監視センタでは希
望する監視対象時刻を含む時間帯を指定するタイムスタ
ンプ情報をリスト送信要求に含めて送信し、リスト送信
手段では監視センタからリスト送信要求が到来した場合
にこの要求に含まれるタイムスタンプ情報で指定された
時間帯のリスト情報を選択して監視センタへ送信するよ
うに構成してもよい。
【0015】このように構成すると、リスト情報は例え
ば一日ごと或いは1時間ごとというように時間帯に分け
て作成されるので、各リスト情報の情報量は低減され
る。このため、リスト情報中から所望時刻の映像データ
を検索するために要する時間を短縮することができ、こ
れにより検索効率を大幅に高めることが可能となる。
【0016】一方、上記第2の目的を達成するために第
2の発明は、監視対象に対応して少なくとも一台の撮像
装置を設置し、上記撮像装置により得られた映像データ
を通信網を介して監視端末装置に伝送し表示する映像監
視システムにおいて、前記撮像装置に対し前記通信網を
介して接続されるとともに前記監視端末装置に対し構内
通信路を介して接続される映像サーバ装置を設ける。そ
して、前記撮像制御装置には、前記撮像装置により映像
データが得られるごとに当該映像データを蓄積する映像
データ蓄積手段を設け、前記映像サーバ装置には、前記
撮像装置から通信網を介して伝送された映像データを受
信し保持する映像受信手段と、前記監視端末装置から構
内通信路を介して映像送信要求が到来した場合に、該当
する映像データを前記映像受信手段から前記構内通信路
を介して前記監視端末装置へ送信する映像配信手段とを
備え、さらに前記監視端末装置には、前記映像サーバ装
置に対し前記構内通信路を介して映像配信要求を送り、
この要求に応じて前記映像サーバ装置から伝送される映
像データを受信して表示する映像閲覧手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0017】具体的には、監視対象に対応して少なくと
も一台の撮像装置を設置し、上記撮像装置により得られ
た映像データを通信網を介して監視端末装置に伝送し表
示する映像監視システムにおいて、上記撮像装置に対し
通信網を介して接続されるとともに監視端末装置に対し
構内通信路を介して接続される映像サーバ装置を設け
る。そしてこの映像サーバ装置に、上記撮像装置から通
信網を介して伝送された映像データを受信し保持する映
像受信手段と、上記監視端末装置から構内通信路を介し
て映像送信要求が到来した場合に、この映像配信要求に
対応する映像データが上記映像受信手段で受信済みか否
かを判定する受信判定手段と、この受信判定手段により
未受信と判定された場合に、上記通信網を介して上記撮
像装置をアクセスして上記映像受信手段に映像データを
受信させ、この受信映像データを要求元の監視端末装置
へ構内通信路を介して転送する第1の映像配信手段と、
上記受信判定手段により受信済みと判定された場合に、
上記映像受信手段に保持されている該当する映像データ
の複製を要求元の監視端末装置へ構内通信路を介して転
送する第2の映像配信手段とを備え、かつ監視端末装置
には、上記映像サーバ装置に対し構内通信路を介して映
像配信要求を送り、この要求に応じ映像サーバ装置から
転送される映像データを受信して表示する映像閲覧手段
を備えた構成とする。
【0018】したがってこの発明によれば、撮像装置に
より得られた映像データは通信網を介して一旦映像サー
バ装置に伝送され、この映像サーバ装置から要求元の監
視端末装置に配信されることになる。このため、例えば
複数の監視端末装置から同一の撮像装置に対する映像デ
ータ送信要求が発生した場合、最初の要求が発生した場
合にのみ撮像装置がアクセスされ、2番目以降の要求に
対しては撮像装置をアクセスせずに映像サーバ装置から
要求元の監視端末装置へ映像データが配信されることに
なる。したがって、複数の監視端末装置からの要求が集
中した場合でも通信網のトラフィック増加は抑えられ、
この結果伝送容量の小さい公衆網を利用している場合で
も円滑に効率の良い映像監視を行うことができる。ま
た、映像データの伝送データ量を削減する必要もないの
で、十分な解像度を有する映像データにより高品質の映
像監視を行うことができる。
【0019】またこの発明は、上記映像サーバ装置に、
映像受信手段により受信し保持されている映像データを
その管理情報に対応付けて蓄積する映像データ蓄積手段
と、監視端末装置から構内通信路を介して映像配信要求
が送られた場合に、当該要求が蓄積映像の配信要求であ
るか否かを判定する蓄積判定手段と、この蓄積判定手段
により映像配信要求が蓄積映像の配信要求であると判定
された場合に、該当する蓄積映像データを前記映像デー
タ蓄積手段から検索して要求元の監視端末装置へ送出す
る第3の映像配信手段とをさらに備えたことを特徴とす
る。
【0020】この発明によれば、映像サーバ装置が一度
受信した映像データは管理情報に対応付けられてそのま
ま蓄積される。そして、この蓄積映像データの配信要求
があった場合には、映像サーバ装置から配信される。し
たがって、映像データのリアルタイム監視ばかりでな
く、過去の映像データの再送信等を行う場合にも、撮像
装置をアクセスせずに映像サーバ装置から映像データを
配信することができる。このため、通信網のトラフィッ
ク増加を抑えて、さらに効率的な映像監視が可能とな
る。
【0021】また上記第3の目的を達成するために、こ
の発明に係わる映像監視システムは、映像サーバ装置
に、監視端末装置において必要とするアプリケーション
・プログラムを記憶するプログラム記憶手段を設けると
共に、プログラム配信手段を設け、監視端末装置から構
内通信路を介してプログラム配信要求が到来した場合
に、このプログラム配信手段により、当該要求に応じた
アプリケーション・プログラムを上記プログラム記憶手
段から読み出して要求元の監視端末装置へダウンロード
するように構成している。
【0022】したがってこの発明によれば、監視端末装
置は必要時に必要なアプリケーション・プログラムのみ
を映像サーバ装置からダウンロードすればよくなり、こ
の結果監視端末装置は全てのアプリケーション・プログ
ラムを予めインストールしておく必要はなく、これによ
り監視端末装置の処理負担の軽減とコストダウンを図る
ことができる。
【0023】またこの発明は、撮像装置が複数台設置さ
れ、各撮像装置ごとにその遠隔操作プログラムが異なる
場合には、これら複数の撮像装置の各遠隔操作プログラ
ムをそれぞれプログラム記憶手段に記憶しておく。そし
て、プログラム配信手段により、監視端末装置から到来
したプログラム配信要求に含まれる撮像装置の指定情報
を解析し、この指定情報により指定された撮像装置に対
応する遠隔操作プログラムを上記プログラム記憶手段か
ら選択的に読み出して要求元の監視端末装置へダウンロ
ードすることも特徴としている。
【0024】このように構成すると、各撮像装置ごとに
その遠隔操作プログラムが異なる場合でも、撮像装置を
指定するだけで個々の撮像装置に対応する最適な遠隔操
作プログラムがダウンロードされる。このため、撮像装
置ごとに常に最適な遠隔操作を行うことが可能となる。
【0025】さらに上記第4の目的を達成するためにこ
の発明は、監視対象に対応して少なくとも一台の撮像装
置を設置すると共に、この撮像装置に対し通信網を介し
て接続されかつ監視端末装置に対し構内通信路を介して
接続される映像サーバ装置を設け、かつ上記撮像装置に
より得られた映像データを通信網を介して上記映像サー
バ装置に伝送したのち、この映像サーバ装置から監視端
末装置に配信する機能と、上記撮像装置の動作状態を上
記監視端末装置から遠隔操作する機能とを備えた映像監
視システムであって、上記監視端末装置に、映像データ
の配信を受けるための映像閲覧プログラム及び撮像装置
の動作状態を遠隔操作するための遠隔操作プログラムを
それぞれ記憶するプログラム記憶手段を設けると共に、
実行するプログラムに応じて異なる網アクセスを行う網
アクセス手段を設けている。そして、この網アクセス手
段により、映像閲覧プログラムが選択実行された場合に
は構内通信路を介して映像サーバ装置に対しアクセス
し、一方遠隔操作プログラムが選択実行された場合には
構内通信路及び通信網を介して操作対象の撮像装置を直
接アクセスするように構成したものである。
【0026】このように構成することで、監視端末装置
から映像サーバ装置を経由して撮像操作の遠隔制御を行
う場合に比べて、撮像装置の遠隔操作を応答性良く行う
ことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明に係わる映像監視システムの第1の実施形態を示す
概略構成図である。
【0028】同図において、例えば高速道路や幹線道路
のルート上には、撮像装置としての複数のカメラ1a,
1b,…が分散して設置されている。これらのカメラ1
a,1b,…にはそれぞれ撮像制御装置としてのカメラ
制御装置2a,2b,…が付設してあり、これらのカメ
ラ制御装置2a,2b,…は各々ルータ3a,3b,…
を介してISDN4に接続される。各ルータ3a,3
b,…とISDN4との間の接続は、基本インタフェー
ス(2B+D)を使用した加入者線5a,5b,…によ
り行われる。
【0029】また、例えば道路管理事務所には監視セン
タ7が設けられている。この監視センタ7は、複数の監
視端末装置20a,20b,…を備え、これらの監視端
末装置20a,20b,…はLAN(Local Area Netwo
rk)9を介して相互接続されると共にルータ8に接続さ
れる。LAN9は、例えば10Mbps或いは100Mbps
の伝送容量を持つイーサネット(Ethernet)により構成
される。ルータ8は、加入者回線6を介してISDN4
に接続される。なお、10,10,…は、上記監視端末
装置20a,20b,…及びルータをLAN9に接続す
るためのハブ装置である。
【0030】上記各監視端末装置20a,20b,…
は、例えばパーソナル・コンピュータにより構成され、
各カメラ制御装置2a,2b,…を選択的に指定してI
SDN4を介してアクセスし、このアクセスしたカメラ
制御装置2a,2b,…から映像データを受信し表示す
るための一連の処理を実行する映像閲覧手段としてのW
ebブラウザを備えている。
【0031】一方、カメラ制御装置2a,2b,…は例
えばWWWサーバとしての機能を備えたもので、次のよ
うに構成される。図2はその機能構成を示すブロック図
である。なお、カメラ制御装置2a,2b,…は同一構
成なので、ここではカメラ制御装置2aを代表して示し
ている。
【0032】カメラ1aは、カメラ本体11と、このカ
メラ本体11を駆動するカメラ駆動部12とからなり、
上記カメラ本体11から出力された映像信号は映像処理
部21に入力される。映像処理部21では、上記映像信
号をディジタル信号に変換するA/D変換処理が行わ
れ、このA/D変換されたディジタル映像信号は一定時
刻ごとに静止画像データとして記憶部22に蓄積され
る。このとき蓄積される各静止画像データには、その撮
像時刻を表すタイムスタンプ情報が制御部24から付加
される。
【0033】また、上記記憶部22に蓄積された各静止
画像データは、制御部24の指示に従い記憶部22から
読み出されて上記映像処理部21に入力される。映像処
理部24では、上記読み出された静止画像データを例え
ばJPEG方式を用いて符号化圧縮する処理が行われ、
この符号化により得られた符号化映像データは通信イン
タフェース部(通信I/F)23に入力される。通信I
/F23は、ルータ3aを介してISDN4との間で符
号化映像データ及び制御データを送受信する機能を備え
る。
【0034】ところで、制御部24は例えばマイクロコ
ンピュータを主制御部として備えたもので、WWWサー
バの通信制御機能やカメラ駆動部12に対する制御機能
等に加え、リスト作成・送信制御手段241と、要求解
析手段242と、映像データ送信制御手段243とを備
えている。
【0035】リスト作成・送信制御手段241は、所定
の時間帯ごと、例えば一日又は1時間ごとに、上記記憶
部22に蓄積された静止画像データのリスト情報を作成
して保持する。そして、このリスト情報を監視端末装置
20a,20b,…からの要求に応じて送信する機能を
有する。上記リスト情報は、例えば時間帯内に得られた
各静止画像データの一覧とその撮像時刻を表すタイムス
タンプ情報とから構成される。
【0036】要求解析手段242は、監視端末装置20
a,20b,…から要求信号が到来した場合に、当該要
求信号の要求種別がリストの送信要求か、映像データの
送信要求か或いはカメラ1aの遠隔操作要求かを判定す
る。
【0037】映像データ送信制御手段243は、上記リ
スト情報の送信後、監視端末装置20a,20b,…か
ら映像データの送信要求が到来した場合に、この送信要
求に含まれるタイムスタンプ情報をキーとして記憶部2
2から対応する静止画像データを検索する。そして、こ
の静止画像データを上記通信I/F23から要求元の監
視端末装置に向け送信させる。
【0038】なお、監視端末装置20a,20b,…か
らカメラの遠隔操作要求が到来した場合には、その操作
データにしたがってカメラ駆動部12を制御し、これに
よりカメラ本体11の撮像方向や画角等を制御する。
【0039】次に、このように構成された映像監視シス
テムの動作を説明する。図3はその動作手順の概要を示
すシーケンス図である。カメラ本体11から出力された
映像信号は、カメラ制御装置2aの映像処理部21にお
いて一定時間間隔でA/D変換され、これにより静止画
像データとなって記憶部22に順次蓄積される。そし
て、制御部24において、一定の時間帯ごと、例えば1
時間ごとに、その期間内に得られた各静止画像データの
リスト情報が作成される。なお、以上の処理は他の各カ
メラ制御装置2b,…においても同様に行われる。
【0040】さて、この状態で、例えば監視端末装置2
0aにおいてカメラ1aを指定した監視要求操作が行わ
れたとする。そうすると、監視端末装置20aからLA
N9、ルータ8及びISDN4を介してカメラ制御装置
2aがアクセスされ、これにより両者間に通信リンクが
形成される。つまり、カメラ制御装置2aとの間がダイ
ヤルアップ接続される。そして、オペレータが監視希望
時間帯を指定すると、この監視希望時間帯の指定情報を
含むリスト送信要求が監視端末装置20aからカメラ制
御装置2aへ送信される。
【0041】これに対しカメラ制御装置2aは、監視端
末装置20aからリスト送信要求が到来すると、その要
求内容から監視希望時間帯を特定して対応するリスト情
報を読み出し、このリスト情報を要求元の監視端末装置
20aに向け送信する。このリスト情報は、監視端末装
置20aにおいてそのブラウザ機能によって表示され
る。そして、オペレータがこのリスト情報中において所
望の時刻を指定すると、監視端末装置20aからこの時
刻のタイムスタンプ情報を含む映像送信要求がカメラ制
御装置2aへ送信される。
【0042】上記リスト情報の送信後に映像送信要求が
到来すると、カメラ制御装置2aは受信した映像送信要
求に含まれるタイムスタンプ情報をもとに、記憶部22
から該当する時刻の静止画像データを読み出す。そし
て、この静止画像データを映像処理部21で符号化した
のち、通信I/F23から要求元の監視端末装置20a
に向け送信する。
【0043】監視端末装置20aでは、映像データが到
来するとこのデータが復号処理されてディスプレイに表
示される。したがって、オペレータはこの表示された映
像を見ることにより監視対象場所の状況を把握すること
ができる。
【0044】以後、監視端末装置20aにおいて、リス
ト情報中の所望の監視時刻を指定するごとに以上の動作
が行われる。また、別の時間帯の映像を見る場合には、
監視を希望する時間帯を指定する。こうすることでカメ
ラ制御装置2aから対応するリスト情報が送られ、この
リスト情報中の所望の時刻を指定すればカメラ制御装置
2aから該当する静止画像が伝送されて表示される。
【0045】さらに、別のカメラ1bの映像を見る場合
には、カメラ制御装置2aとの間の通信リンクを切断し
たのち、希望するカメラ1bを指定する。そうすると監
視端末装置20aからカメラ制御装置2bがアクセスさ
れて通信リンクが形成され、この状態でリスト情報の送
信要求及び映像データの送信要求を行えば、カメラ1b
による希望時刻の映像を表示することができる。
【0046】このように第1の実施形態では、各カメラ
1a,1b,…ごとに設けたカメラ制御装置2a,2
b,…に監視映像データのWWWサーバ機能を持たせる
とともに、各監視端末装置20a,20b,…に汎用の
ブラウザを設け、ブラウザを使用して監視端末装置から
ISDN4を介してカメラ制御装置2a,2b,…をア
クセスすることにより、カメラ1a,1b,…で撮像さ
れた映像データを監視端末装置20a,20b,…で閲
覧表示できるようにしている。したがって、汎用のWe
b技術を利用して比較的安価な監視システムを構築でき
る。
【0047】また、各カメラ1a,1bごとに設けたカ
メラ制御装置2a,2b,…において、静止画像データ
を蓄積すると共に1時間ごとにそのリスト情報を作成し
ている。そして、監視端末装置20a,20b,…から
所望のカメラ制御装置2a,2b,…をアクセスして通
信リンクを開設した状態で、監視端末装置20a,20
b,…からカメラ制御装置2a,2b,…へ監視希望時
間帯を指定したリスト送信要求を送って対応するリスト
情報を取得する。そして、このリスト情報中の所望の時
刻を指定して監視端末装置20a,20b,…からカメ
ラ制御装置2a,2b,…へ映像送信要求を送ること
で、希望する時刻の映像をカメラ制御装置2a,2b,
…から監視端末装置20a,20b,…へ伝送し表示す
るようにしている。
【0048】したがって、希望するカメラの希望する時
刻の映像データを、簡単かつ確実に指定して取得するこ
とが可能となり、この結果映像の監視効率を大幅に高め
ることができる。
【0049】(第2の実施形態)図4は、この発明に係
わる映像監視システムの第2の実施形態を示す概略構成
図である。なお、同図において前記図1と同一部分には
同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0050】各カメラ制御装置2a′,2b′,…は、
映像データの蓄積配信機能を持たず、カメラ1a,1
b,…から出力された映像信号をディジタル化したのち
符号化して送信する機能と、監視端末装置20a,20
b,…からの要求に応じてカメラ1a,1b,…を制御
する機能のみを有している。
【0051】監視センタ7には映像サーバ装置30が設
けてある。この映像サーバ装置30はLAN9を介して
複数の監視端末装置20a,20b,…及びルータ8に
接続される。映像サーバ装置30は、各カメラ1a,1
b,…の映像データを蓄積し配信する機能を有するもの
で、例えば次のように構成される。図5はその機能構成
を示すブロック図である。
【0052】すなわち、映像サーバ装置30は、LAN
インタフェース部(LANI/F)31と、バッファメ
モリ32と、外部インタフェース部(外部I/F)33
と、制御部34とを備えている。LANI/F31は、
LAN9に対するデータの送受信に係わる通信インタフ
ェース処理を行う。バッファメモリ32は、カメラ制御
装置2a′,2b,′…から伝送された映像データの一
時保存を行う。外部I/F33は、ハードディスク・ド
ライバ(HDD)35及び光磁気ディスク・ドライバ
(MO)36に対するインタフェース処理を行う。
【0053】制御部34は、サーバ装置全体を統括制御
するもので、この発明に係わる機能として要求解析手段
341と、リスト作成・配信制御手段342と、映像配
信制御手段343と、プログラム配信制御手段344と
を備えている。
【0054】要求解析手段341は、監視端末装置20
a,20b,…から到来する要求データの種別が、リス
ト配信要求であるか、映像配信要求であるか、又はプロ
グラム配信要求であるかを解析する。
【0055】リスト作成・配信制御手段342は、所定
の時間帯ごと、例えば一日又は1時間ごとに、ハードデ
ィスクに蓄積された静止画像データのリスト情報を作成
して保持する。そして、このリスト情報を監視端末装置
20a,20b,…からの要求に応じて配信する機能を
有する。上記リスト情報は、例えば時間帯内に得られた
各静止画像データの一覧とその撮像時刻を表すタイムス
タンプ情報とから構成される。
【0056】映像配信制御手段343は、配信要求の内
容がリアルタイム配信か蓄積配信かにより、それぞれリ
アルタイム配信制御及び蓄積配信制御を実行する。リア
ルタイム配信制御は、ISDN4を介してカメラ制御装
置2a′,2b′,…をアクセスして通信リンクを形成
し、カメラ1a,1b,…の映像データをリアルタイム
で要求元の監視端末装置20a,20b,…へ中継転送
する。蓄積配信制御は、リアルタイム配信後にハードデ
ィスクに蓄積された映像データを、選択的に読み出して
要求元の監視端末装置20a,20b,…へ送信する。
【0057】プログラム配信制御手段344は、監視端
末装置20a,20b,…からアプリケーション・プロ
グラムの配信要求が到来した場合に、その要求内容に応
じて該当するアプリケーション・プログラムを光磁気デ
ィスクから読み出し、要求元の監視端末装置20a,2
0b,…へダウンロードする。
【0058】次に、以上のように構成された映像監視シ
ステムの動作を説明する。図6、図7及び図8は映像サ
ーバ装置30の制御手順とその内容を示すフローチャー
トである。
【0059】映像サーバ装置30では、待受状態におい
て、図6に示すようにステップS1による映像配信要求
の到来監視と、ステップS2によるプログラム配信要求
の到来監視とが繰り返し行われている。
【0060】この状態で、いま例えば監視端末装置20
aから映像配信プログラムのダウンロード要求が送られ
たとする。そうすると、映像サーバ装置30は図7に示
すプログラム配信制御を実行する。
【0061】すなわち、先ずステップS11において要
求内容を解析する。ここでは、ダウンロードを要求して
いるアプリケーション・プログラムが、映像配信プログ
ラムであるか、カメラ遠隔操作プログラムであるか、或
いはその両方であるかを判定する。ここではダウンロー
ド対象のプログラムは映像配信プログラムであると判定
される。
【0062】そして、ステップS12において、上記要
求の解析結果に応じて該当するアプリケーション・プロ
グラムを光磁気ディスクから選択的に読み出し、このア
プリケーション・プログラムを要求元の監視端末装置2
0aにダウンロードする。このアプリケーション・プロ
グラムのダウンロードは、ステップS13において全て
のアプリケーション・プログラムのダウンロード終了が
確認されるまで繰り返し行われる。かくして監視端末装
置20aでは、以後映像データの配信を受けるための処
理が可能となる。
【0063】一方、カメラ1a,1b,…を遠隔操作す
る場合にも、同様にカメラ遠隔操作プログラムのダウン
ロード要求を映像サーバ装置30に送出し、これにより
カメラ遠隔操作プログラムのダウンロードを受けること
で、カメラ1a,1b,…の遠隔操作が可能となる。
【0064】なお、カメラ1a,1b,…ごとに遠隔操
作プログラムが異なる場合には、監視端末装置20a,
20b,…はダウンロード要求にカメラの指定情報を含
めて送出する。そうすると映像サーバ装置30は、上記
ダウンロード要求に含まれるカメラ指定情報をもとにダ
ウンロードすべきカメラ遠隔操作プログラムを特定し、
該当するプログラムを光磁気ディスクから読み出して要
求元の監視端末装置20a,20b,…へダウンロード
する。
【0065】さて、監視端末装置20aにおいて、以上
のようにして取得した映像配信プログラムを使用して、
カメラ1aの映像データをリアルタイムに監視するため
の映像配信要求が送出されたとする。そうすると映像サ
ーバ装置30は以下のように映像配信制御を実行する。
【0066】すなわち、図8に示すように先ずステップ
S21で映像配信要求の内容を解析する。そして、いま
はリアルタイム配信要求なので、ステップS22からス
テップS23に移行して、ここでカメラ1aに対する初
めての配信要求であるか否かを判定する。この判定の結
果、いま仮に初めての要求だったとすれば、次にステッ
プS24でダイヤルアップによりルータ8及びISDN
4を介してカメラ制御装置2a′をアクセスし、これに
よりカメラ制御装置2a′との間に通信リンクが形成さ
れると映像データの送信要求を送る。
【0067】この送信要求に対し、カメラ制御装置2
a′から映像データが伝送されると、映像サーバ装置3
0はこの伝送された映像データをステップS25で受信
したのち、ステップS26においてバッファメモリ32
に一時格納する。そして、この格納された映像データを
ステップS27において順次読み出し、LAN9を介し
て要求元の監視端末装置20aへ送出する。
【0068】また、この送出動作の合間にステップS2
8において、バッファメモリ32に一時格納されていた
映像データを読み出してハードディスクに記憶する。な
お、このときハードディスクに記憶させる映像データに
は、その撮像時刻又は受信時刻を表すタイムスタンプ情
報を付加する。以後、映像データの受信終了がステップ
S29で確認されるまで、以上述べたステップS25か
らステップS28までの処理が繰り返される。
【0069】一方、上記カメラ制御装置2a′から監視
端末装置20aへのリアルタイム配信中に、例えば別の
監視端末装置20bから同一のカメラ映像に対するリア
ルタイム送信要求が送られたとする。そうすると映像サ
ーバ装置30は、この要求はカメラ1aに対する初めて
の配信要求ではないため、ステップS23からステップ
S27に移行し、ここでバッファメモリ32に一時格納
されている映像データを読み出して、要求元の監視端末
装置20bへ送信する。
【0070】すなわち、既に受信を開始又は終了してい
るカメラ映像に対し別の監視端末装置から配信要求が到
来した場合には、カメラ制御装置に対しアクセスせず
に、映像サーバ装置30から受信映像データの複製を配
信する。したがって、ISDN4のトラフィック増加は
抑えられる。
【0071】なお、ハードディスクに所定時間分、例え
ば1時間分の同一カメラからの映像データが蓄積される
と、映像サーバ装置30はこの蓄積映像データのリスト
情報を作成し保存する。このリスト情報は、以下に述べ
る蓄積配信処理の際に用いられる。
【0072】すなわち、任意のカメラで撮像された過去
の映像データを見ようとする場合、監視端末装置20
a,20b,…は、先ず見ようとする映像データが含ま
れる時間帯を指定してその指定情報を含むリスト送信要
求を映像サーバ装置30に対し送信する。これに対し映
像サーバ装置30は、上記リスト送信要求に応じ、該当
するリスト情報を要求元の監視端末装置20a,20
b,…に対し返送する。そして、監視端末装置20a,
20b,…においてオペレータがリスト情報中の所望の
タイムスタンプを指定すると、監視端末装置20a,2
0b,…から映像サーバ装置30に対し蓄積映像の配信
要求が送出される。
【0073】さて、監視端末装置20a,20b,…か
ら蓄積映像の配信要求が送られると、映像サーバ装置3
0はステップS22からステップS30に移行し、ここ
で上記配信要求に含まれるタイムスタンプに応じてハー
ドディスクから対応する蓄積映像データを読み出し、こ
の蓄積映像データをステップS31において要求元の監
視端末装置20a,20b,…へ送信する。この処理は
ステップS32で要求された蓄積映像データの配信が終
了するまで繰り返される。かくして、過去の映像データ
の蓄積配信がなされる。
【0074】したがって、監視端末装置20a,20
b,…が過去の映像データの配信を要求した場合にも、
カメラ制御装置2a′,2b′,…に対するアクセスは
行われず、映像サーバ装置30から該当する蓄積映像デ
ータが配信する。このため、ISDN4のトラフィック
増加は抑えられる。
【0075】以上述べたように第2の実施形態では、監
視センタ7内に映像サーバ装置30を設け、各監視端末
装置20a,20b,…の映像配信要求に応じ、各カメ
ラ1a,1b,…により撮像された映像データをカメラ
制御装置2a′,2b′,…からISDN4を介して映
像サーバ装置30に伝送し、この映像サーバ装置30で
一時保存又は蓄積したのちに要求元の監視端末装置20
a,20b,…へ配信するようにしている。
【0076】したがって、既に受信を開始又は終了して
いるカメラ映像に対し別の監視端末装置から配信要求が
到来した場合には、カメラ制御装置に対しアクセスされ
ず、映像サーバ装置30から受信映像データの複製が配
信される。また、監視端末装置20a,20b,…が過
去の映像データの配信を要求した場合にも、カメラ制御
装置2a′,2b′,…に対するアクセスは行われず、
映像サーバ装置30から該当する蓄積映像データが配信
される。したがって、ISDN4のトラフィック増加は
抑えられ、この結果伝送容量の小さい公衆回線を利用し
ている場合でも、応答性が良く効果的な映像監視が可能
となる。
【0077】また本実施形態では、映像サーバ装置30
に映像配信プログラム及びカメラ遠隔操作プログラムを
記憶しておき、監視端末装置20a,20b,…からの
プログラム配信要求に応じて該当するアプリケーション
・プログラムを要求元の監視端末装置20a,20b,
…にダウンロードするようにしている。
【0078】したがって、監視端末装置20a,20
b,…は必要時に必要なアプリケーション・プログラム
のみを映像サーバ装置30からダウンロードすればよく
なり、この結果監視端末装置20a,20b,…は全て
のアプリケーション・プログラムを予めインストールし
ておく必要はなく、これにより監視端末装置20a,2
0b,…の処理負担の軽減とコストダウンを図ることが
できる。
【0079】しかも、各カメラ1a,1b,…ごとにそ
の遠隔操作プログラムが異なる場合でも、カメラ1a,
1b,…を指定するだけで個々のカメラ1a,1b,…
に対応する最適な遠隔操作プログラムがダウンロードさ
れる。このため、カメラ1a,1b,…ごとに常に最適
な遠隔操作を行うことが可能となる。
【0080】(その他の実施形態)この発明は上記実施
形態に限定されるものではない。例えば、図4に示した
システムにおいて、監視端末装置20a,20b,…か
らカメラ1a,1b,…を遠隔操作する手法としては、
監視端末装置20a,20b,…から映像サーバ装置3
0を経由してカメラ制御装置2a′,2b′,…に対し
アクセスするものが考えられる。しかし、この手法で
は、監視端末装置20a,20b,…とカメラ制御装置
2a′,2b′,…との間に通信リンクを形成するまで
に時間を要し、しかも通信リンク形成後においても監視
端末装置20a,20b,…が送信した操作制御信号が
カメラ制御装置2a′,2b′,…に到達してカメラの
制御が行われるまでに時間を要する。
【0081】そこで、監視端末装置20a,20b,…
から映像データの配信を要求する場合には映像サーバ装
置30に対しアクセスするが、監視端末装置20a,2
0b,…からカメラ1a,1b,…を遠隔操作する場合
には、映像サーバ装置30を経由せずにカメラ制御装置
2a′,2b′,…を直接アクセスするように構成す
る。
【0082】これは、監視端末装置20a,20b,…
に映像配信プログラムを実行する場合にはアクセス先を
映像サーバ装置30とし、一方カメラ遠隔操作プログラ
ムを実行する場合にはアクセス先をカメラ制御装置2
a′,2b′,…とするように、各プログラムの通信処
理を構成することで実現できる。このように構成するこ
とで、カメラの遠隔操作を応答性良く効率的に行うこと
が可能となる。
【0083】また、前記第2の実施形態のシステム(図
4)において、カメラ制御装置2a′,2b′,…から
ISDN4を介して映像サーバ装置30へ映像データを
転送する手法として、所定時間ごと又は所定時刻に自動
転送するものが考えられる。この手法によれば、映像サ
ーバ装置30に蓄積した映像データが自動的に更新され
るので、監視端末装置20a,20b,…が配信要求し
た映像データが映像サーバ装置30に蓄積されている確
率が高くなり、効率的な監視を行うことができる。
【0084】さらに、ISDN4のトラフィックが小さ
い時間を予め設定するか又は検出し、この時間を利用し
て映像データの伝送を行ったり、カメラ制御装置2
a′,2b′,…の映像データ蓄積量が所定量以上にな
ったときに伝送を行う等すれば、ISDN4における通
信時間を短縮することができる。
【0085】その他、システム構成は勿論のこと、カメ
ラ制御装置、監視端末装置及び映像サーバ装置の構成や
設置場所、設置数、さらには映像配信制御及びプログラ
ム配信制御の制御手順やその内容等についても、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0086】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明では、撮
像制御装置において、映像データ蓄積手段に蓄積された
映像データのリスト情報を作成し記憶しておき、ブラウ
ザ機能を有する監視センタからリスト送信要求が送られ
た場合に該当するリスト情報を監視センタへ送信する。
そして、監視センタから上記リスト情報に含まれる任意
の映像データの送信要求が送られた場合に、該当する映
像データをその管理情報をもとに上記映像データ蓄積手
段から検索して監視センタへ送信するようにしている。
【0087】したがってこの発明によれば、映像データ
の伝送に先立ちリスト情報を伝送し、このリスト情報を
もとに所望の映像データを指定することにより、監視対
象を撮像した多数の映像データの中から所望の映像デー
タを効率良く監視センタ側に伝送し表示させることがで
きる映像監視システムを提供することができる。
【0088】また第2の発明では、撮像装置に対し通信
網を介して接続されるとともに監視端末装置に対し構内
通信路を介して接続される映像サーバ装置を設ける。そ
して、この映像サーバ装置において、監視端末装置から
構内通信路を介して映像送信要求が到来した場合に、こ
の映像配信要求に対応する映像データが映像受信手段に
より受信済みか否かを判定し、未受信と判定された場合
には通信網を介して撮像装置をアクセスして映像データ
を受信し、この受信映像データを要求元の監視端末装置
へ構内通信路を介して転送する。また受信済みと判定さ
れた場合には、映像受信手段に保持されている該当する
映像データの複製を要求元の監視端末装置へ構内通信路
を介して転送するようにしている。
【0089】したがってこの発明によれば、撮像装置に
より得られた映像データは通信網を介して一旦映像サー
バ装置に伝送され、この映像サーバ装置から要求元の監
視端末装置に配信されることになる。このため、撮像装
置と監視側との間を接続する通信網の伝送容量が不十分
な場合でも、撮像装置の映像データを品質を落とすこと
なくかつ応答性良く監視端末装置に伝送し表示させるこ
とが可能な映像監視システムを提供することができる。
【0090】さらに第3の発明では、映像サーバ装置
に、監視端末装置において必要とするアプリケーション
・プログラムを記憶するプログラム記憶手段を設けると
共に、プログラム配信手段を設け、監視端末装置から構
内通信路を介してプログラム配信要求が到来した場合
に、このプログラム配信手段により、当該要求に応じた
アプリケーション・プログラムを上記プログラム記憶手
段から読み出して要求元の監視端末装置へダウンロード
するように構成している。
【0091】したがってこの発明によれば、監視端末装
置にシステムを利用するための全アプリケーション・プ
ログラムを予めインストールしておく必要がなく、監視
端末装置の処理負担の軽減とコストダウンを図ることが
できる映像監視システムを提供することができる。
【0092】さらに第4の発明では、監視端末装置に、
映像データの配信を受けるための映像閲覧プログラム及
び撮像装置の動作状態を遠隔操作するための遠隔操作プ
ログラムをそれぞれ記憶するプログラム記憶手段を設け
ると共に、実行するプログラムに応じて異なる網アクセ
スを行う網アクセス手段を設けている。そして、この網
アクセス手段により、映像閲覧プログラムが選択実行さ
れた場合には構内通信路を介して映像サーバ装置に対し
アクセスし、一方遠隔操作プログラムが選択実行された
場合には構内通信路及び通信網を介して操作対象の撮像
装置を直接アクセスするように構成している。
【0093】したがってこの発明によれば、監視端末装
置から映像サーバ装置を経由して撮像操作の遠隔制御を
行う場合に比べて、監視端末装置からの撮像装置の遠隔
操作を応答性良く行い得る映像監視システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる映像監視システムの第1の
実施形態を示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムのカメラ制御装置の機
能構成を示すブロック図。
【図3】 図1に示したシステムの映像送信動作を説明
するためのシーケンス図。
【図4】 この発明に係わる映像監視システムの第2の
実施形態を示す概略構成図。
【図5】 図4に示したシステムの映像サーバ装置の機
能構成を示すブロック図。
【図6】 図5に示した映像サーバ装置のメインルーチ
ンを示すフローチャート。
【図7】 図5に示した映像サーバ装置のプログラム配
信制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図8】 図5に示した映像サーバ装置の映像配信制御
手順とその内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a,1b,…カメラ 2a,2b,…カメラ制御装置 3a,3b,8…ルータ 4…総合サービスディジタル網(ISDN) 5a,5b,6…加入者線 7…監視センタ 9…LAN 10…ハブ装置 11…カメラ本体 12…カメラ駆動部 20a,20b,…監視端末装置 21…映像処理部 22…記憶部 23…通信インタフェース部(通信I/F) 24…制御部 241…リスト作成・送信制御手段 242…要求解析手段 243…映像データ送信制御手段 30…映像サーバ装置 31…LANインタフェース部(LANI/F) 32…バッファメモリ 33…外部インタフェース部(外部I/F) 34…制御部 341…要求解析手段 342…リスト作成・配信制御手段 343…映像配信制御手段 344…プログラム配信制御手段 35…ハードディスク・ドライバ 36…光磁気ディスク・ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 D Fターム(参考) 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CE12 CH02 DA00 DA08 EA05 EG00 EH07 FA09 FE02 FF02 GA00 GA01 GB02 GB05 GD03 HA18 5C084 BB01 BB24 DD12 FF03 GG07 GG09 GG17 HH12 HH13 5C087 BB03 BB14 BB32 BB62 BB74 EE06 EE14 FF01 FF02 FF19 FF20 GG03 GG18 GG22 GG23 GG62 GG70 GG83 5K048 AA00 BA10 BA29 BA30 DA02 DC04 DC07 EB15 FB08 FB10 FB15 FC01 HA01 HA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象に対応して少なくとも一台の撮
    像装置を設置すると共にこの撮像装置に対応して撮像制
    御装置を設け、上記撮像装置により得られた映像データ
    を撮像制御装置から通信網を介して監視センタに伝送し
    て表示する映像監視システムにおいて、 前記撮像制御装置は、 撮像装置により映像データが得られるごとに当該映像デ
    ータをその管理情報に対応付けて蓄積する映像データ蓄
    積手段と、 前記監視センタから映像データの送信要求を受信した場
    合に、前記映像データ蓄積手段に蓄積された前記管理情
    報から該当する映像データを読み出して前記監視センタ
    へ送信する映像データ送信手段とを備え、 前記監視センタは、 前記通信網を介して前記撮像制御装置をアクセスして前
    記映像データの送信を要求する送信要求手段と、 送信を要求した前記映像データを前記撮像制御装置から
    受信して表示する映像閲覧手段とを備えたことを特徴と
    する映像監視システム。
  2. 【請求項2】 監視対象に対応して少なくとも一台の撮
    像装置を設置すると共にこの撮像装置に対応して撮像制
    御装置を設け、上記撮像装置により得られた映像データ
    を撮像制御装置から通信網を介して監視センタに伝送し
    て表示する映像監視システムにおいて、 前記撮像制御装置は、 撮像装置により映像データが得られるごとに当該映像デ
    ータをその管理情報に対応付けて蓄積する映像データ蓄
    積手段と、 この映像データ蓄積手段に蓄積された映像データのリス
    ト情報を前記管理情報をもとに作成し記憶するリスト作
    成手段と、 前記監視センタからリスト送信要求が送られた場合に、
    該当するリスト情報を前記リスト作成手段から検索して
    監視センタへ送信するリスト送信手段と、 前記監視センタから前記リスト情報に含まれる任意の映
    像データの送信要求が送られた場合に、該当する映像デ
    ータを前記管理情報をもとに前記映像データ蓄積手段か
    ら検索して監視センタへ送信する映像データ送信手段と
    を備え、 前記監視センタは、 前記通信網を介して前記撮像制御装置をアクセスし、前
    記リスト送信要求を送信すると共に前記撮像制御装置か
    ら送られるリスト情報を受信して表示し、さらに前記映
    像データの送信要求を送信すると共に前記撮像制御装置
    から送られる映像データを表示する映像閲覧手段を備え
    たことを特徴とする映像監視システム。
  3. 【請求項3】 前記管理情報を、映像データの撮像時刻
    を表すタイムスタンプ情報とし、 前記監視センタは、リスト情報中から希望する撮像時刻
    に対応するタイムスタンプ情報を指定してこのタイムス
    タンプ情報を映像データの送信要求に含めて撮像制御装
    置へ送信し、 かつ前記映像データ送信手段は、監視センタから送られ
    た映像データ送信要求に含まれるタイムスタンプ情報を
    もとに該当する時刻の映像データを検索して監視センタ
    へ送信することを特徴とする請求項2記載の映像監視シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記リスト作成手段は、所定長の時間帯
    ごとにこの時間帯に得られた複数の映像データのリスト
    情報をそれぞれ作成して記憶し、 前記監視センタは、希望する監視対象時刻を含む時間帯
    を指定するタイムスタンプ情報をリスト送信要求に含め
    て送信し、 前記リスト送信手段は、監視センタからリスト送信要求
    が到来した場合にこの要求に含まれるタイムスタンプ情
    報で指定された時間帯のリスト情報を選択して監視セン
    タへ送信することを特徴とする請求項2記載の映像監視
    システム。
  5. 【請求項5】 監視対象に対応して少なくとも一台の撮
    像装置を設置し、上記撮像装置により得られた映像デー
    タを通信網を介して監視端末装置に伝送し表示する映像
    監視システムにおいて、 前記撮像装置に対し前記通信網を介して接続されるとと
    もに前記監視端末装置に対し構内通信路を介して接続さ
    れる映像サーバ装置を設け、 前記撮像制御装置は、前記撮像装置により映像データが
    得られるごとに当該映像データを蓄積する映像データ蓄
    積手段を備え、 前記映像サーバ装置は、 前記撮像装置から通信網を介して伝送された映像データ
    を受信し保持する映像受信手段と、 前記監視端末装置から構内通信路を介して映像送信要求
    が到来した場合に、該当する映像データを前記映像受信
    手段から前記構内通信路を介して前記監視端末装置へ送
    信する映像配信手段とを備え、 前記監視端末装置は、前記映像サーバ装置に対し前記構
    内通信路を介して映像配信要求を送り、この要求に応じ
    て前記映像サーバ装置から伝送される映像データを受信
    して表示する映像閲覧手段を備えたことを特徴とする映
    像監視システム。
  6. 【請求項6】 監視対象に対応して少なくとも一台の撮
    像装置を設置し、上記撮像装置により得られた映像デー
    タを通信網を介して監視端末装置に伝送し表示する映像
    監視システムにおいて、 前記撮像装置に対し前記通信網を介して接続されるとと
    もに前記監視端末装置に対し構内通信路を介して接続さ
    れる映像サーバ装置を設け、 この映像サーバ装置は、 前記撮像装置から通信網を介して伝送された映像データ
    を受信し保持する映像受信手段と、 前記監視端末装置から構内通信路を介して映像送信要求
    が到来した場合に、この映像配信要求に対応する映像デ
    ータが前記映像受信手段で受信済みか否かを判定する受
    信判定手段と、 この受信判定手段により未受信と判定された場合に、前
    記通信網を介して前記撮像装置をアクセスして前記映像
    受信手段に映像データを受信させ、この受信映像データ
    を要求元の監視端末装置へ構内通信路を介して転送する
    第1の映像配信手段と、 前記受信判定手段により受信済みと判定された場合に、
    前記映像受信手段に保持されている該当する映像データ
    の複製を要求元の監視端末装置へ構内通信路を介して転
    送する第2の映像配信手段とを備え、 前記監視端末装置は、前記映像サーバ装置に対し構内通
    信路を介して映像配信要求を送り、この要求に応じ映像
    サーバ装置から転送される映像データを受信して表示す
    る映像閲覧手段を備えたことを特徴とする映像監視シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記映像サーバ装置は、 前記映像受信手段により受信し保持されている映像デー
    タをその管理情報に対応付けて蓄積する映像データ蓄積
    手段と、 前記監視端末装置から構内通信路を介して映像配信要求
    が送られた場合に、当該要求が蓄積映像の配信要求であ
    るか否かを判定する蓄積判定手段と、 この蓄積判定手段により映像配信要求が蓄積映像の配信
    要求であると判定された場合に、該当する蓄積映像デー
    タを前記映像データ蓄積手段から検索して要求元の監視
    端末装置へ送出する第3の映像配信手段とを、さらに備
    えたことを特徴とする請求項6記載の映像監視システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記映像データ蓄積手段は、蓄積した映
    像データのリスト情報を前記管理情報をもとに作成し記
    憶するリスト作成手段を備え、 前記第3の映像配信手段は、 前記監視端末装置から送られたリスト送信要求に応じて
    該当するリスト情報を前記リスト作成手段から検索し、
    要求元の監視端末装置へ送信するリスト送信手段と、 前記監視端末装置から前記リスト情報に含まれる任意の
    映像データの指定情報が送られた場合に、該当する蓄積
    映像データを前記管理情報をもとに前記映像データ蓄積
    手段から検索して要求元の監視端末装置へ送信する映像
    データ送信手段とを備えたことを特徴とする請求項7記
    載の映像監視システム。
  9. 【請求項9】 前記管理情報を、映像データの撮像又は
    受信時刻を表すタイムスタンプ情報とし、 前記監視端末装置は、リスト情報中から希望する時刻に
    対応するタイムスタンプ情報を指定してこのタイムスタ
    ンプ情報を映像配信要求に含めて映像サーバ装置へ送信
    し、 かつ前記第3の映像データ配信手段は、監視端末装置か
    ら送られた映像配信要求に含まれるタイムスタンプ情報
    をもとに該当する時刻の蓄積映像データを検索して監視
    端末装置へ送信することを特徴とする請求項8記載の映
    像監視システム。
  10. 【請求項10】 前記リスト作成手段は、所定長の時間
    帯ごとにこの時間帯に受信された複数の映像データのリ
    スト情報をそれぞれ作成して記憶し、 前記監視端末装置は、希望する監視対象時刻を含む時間
    帯を指定するタイムスタンプ情報をリスト送信要求に含
    めて送信し、 前記リスト送信手段は、監視端末装置からリスト送信要
    求が到来した場合に、この要求に含まれるタイムスタン
    プ情報で指定された時間帯のリスト情報を選択して、要
    求元の監視端末装置へ送信することを特徴とする請求項
    8記載の映像監視システム。
  11. 【請求項11】 前記映像サーバ装置は、 前記監視端末装置において必要とするアプリケーション
    ・プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、 前記監視端末装置から構内通信路を介してプログラム配
    信要求が到来した場合に、当該要求に応じたアプリケー
    ション・プログラムを前記プログラム記憶手段から読み
    出して要求元の監視端末装置へダウンロードするプログ
    ラム配信手段とを、さらに備えたことを特徴とする請求
    項6又は7記載の映像監視システム。
  12. 【請求項12】 前記プログラム記憶手段は、映像デー
    タの配信を受けるための映像閲覧プログラムと、撮像装
    置の遠隔操作プログラムとのうちの少なくとも一方を記
    憶し、 前記プログラム配信手段は、監視端末装置から到来した
    プログラム配信要求に応じて、前記映像閲覧プログラム
    及び遠隔操作プログラムを前記プログラム記憶手段から
    選択的に読み出して要求元の監視端末装置へダウンロー
    ドすることを特徴とする請求項10記載の映像監視シス
    テム。
  13. 【請求項13】 撮像装置が複数台設置され、各撮像装
    置ごとにその遠隔操作プログラムが異なる場合には、 前記プログラム記憶手段は、前記複数の撮像装置の各遠
    隔操作プログラムをそれぞれ記憶し、 前記プログラム配信手段は、監視端末装置から到来した
    プログラム配信要求に含まれる撮像装置の指定情報を解
    析し、この指定情報により指定された撮像装置に対応す
    る遠隔操作プログラムを前記プログラム記憶手段から選
    択的に読み出して要求元の監視端末装置へダウンロード
    することを特徴とする請求項12記載の映像監視システ
    ム。
  14. 【請求項14】 監視対象に対応して少なくとも一台の
    撮像装置を設置すると共に、この撮像装置に対し通信網
    を介して接続されかつ監視端末装置に対し構内通信路を
    介して接続される映像サーバ装置を設け、 前記撮像装置により得られた映像データを通信網を介し
    て前記映像サーバ装置に伝送したのち、この映像サーバ
    装置から監視端末装置に配信する機能と、 前記撮像装置の動作状態を前記監視端末装置から遠隔操
    作する機能とを備えた映像監視システムであって、 前記監視端末装置は、 前記映像データの配信を受けるための映像閲覧プログラ
    ム及び前記撮像装置の動作状態を遠隔操作するための遠
    隔操作プログラムをそれぞれ記憶するプログラム記憶手
    段と、 前記映像閲覧プログラムが選択実行された場合には前記
    構内通信路を介して前記映像サーバ装置に対しアクセス
    し、一方前記遠隔操作プログラムが選択実行された場合
    には、構内通信路及び通信網を介して操作対象の撮像装
    置を直接アクセスする網アクセス手段とを備えたことを
    特徴とする映像監視システム。
  15. 【請求項15】 監視対象に対応して設置された少なく
    とも1台の撮像装置と、 この撮像装置により得られた映像データを表示すると共
    に、前記撮像装置の動作状態を遠隔操作する少なくとも
    1台の監視端末装置と、 前記撮像装置と通信網を介して接続されると共に前記監
    視端末装置と構内通信路を介して接続され、前記通信網
    を介して受信した映像データを蓄積し前記監視端末装置
    に配信する映像サーバ装置とを備え、 前記監視端末装置は、映像データの配信を要求するとき
    は前記映像サーバ装置をアクセスし、前記撮像装置の動
    作状態を遠隔操作するときは操作対象の前記撮像装置を
    直接アクセスすることを特徴とする映像監視システム。
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