JP2000217008A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000217008A
JP2000217008A JP11018293A JP1829399A JP2000217008A JP 2000217008 A JP2000217008 A JP 2000217008A JP 11018293 A JP11018293 A JP 11018293A JP 1829399 A JP1829399 A JP 1829399A JP 2000217008 A JP2000217008 A JP 2000217008A
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Tomokazu Kato
知和 加藤
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博昭 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な色の作像手段のみを動作させることが
でき、したがって生産性を高めるとともに、消耗品等の
無駄な消費を抑えてランニングコストを低減できる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 少なくともシアン(C)作像手段208
a、マゼンタ(M)作像手段208bおよびイエロー
(Y)作像手段208cを備える。形成すべき画像の色
がC、M、Y、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)のうちいずれか1色からなるとき、その色に応じ
て、上記作像手段のうちそれぞれC作像手段208a、
M作像手段208b、Y作像手段208c、MY作像手
段208bおよび208c、CY作像手段208aおよ
び208c、またはCM作像手段208aおよび208
bのみを選択する制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
する。より詳しくは、少なくともシアン(C)の色の画
像を形成するシアン作像手段、マゼンタ(M)の色の画
像を形成するマゼンタ作像手段、およびイエロー(Y)
の色の画像を形成するイエロー作像手段を備え、入力さ
れた画像データに応じた画像をそれらの作像手段によっ
て形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機は、一般的に白黒コピーモ
ードを有し、白黒原稿をコピーするときはブラック(B
k)作像手段のみで原稿画像を再現することにより、生
産性(単位時間当たりのコピー枚数を意味する。以下同
様。)の向上と文字再現性の向上を図っている。また、
原稿画像が無彩色(白黒)のみであるか有彩色(カラ
ー)を含むかを判断して自動的に白黒モードとフルカラ
ーモードとのいずれかを選択することにより、オペレー
タの手を煩わさず、同様の効果を上げるACS(自動色
選択)機能も提案されている。このACS機能によれ
ば、特にADF(自動原稿送り装置)使用時に、原稿ト
レイに白黒原稿とカラー原稿とが混載されたとしても、
操作者がそのことを意識せずに適切なコピーが効率良く
得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ACS機能では、原稿画像が無彩色(白黒)のみである
か有彩色(カラー)を含むかの判断しているだけである
ため、単色カラー原稿(有彩色が1種類のみである原
稿)をコピーする場合であっても、フルカラーモードが
選択されてC、M、Yの作像手段(またはこれらに加え
てBk作像手段)をすべて動作させることになる。この
ため、生産性が低下するとともに、消耗品や消耗部材が
無駄に消費されてランニングコストが高くつくという問
題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、必要な色の作
像手段のみを動作させることができ、したがって生産性
を高めるとともに、消耗品等の無駄な消費を抑えてラン
ニングコストを低減できる画像形成装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像形成装置は、入力された画像
データに応じた画像を作像手段によって形成する画像形
成装置であって、少なくともシアン(C)の色の画像を
形成するシアン作像手段、マゼンタ(M)の色の画像を
形成するマゼンタ作像手段、およびイエロー(Y)の色
の画像を形成するイエロー作像手段を備え、上記画像デ
ータに基づいて形成すべき画像の色を判別し、形成すべ
き画像の色がシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)
のうちいずれか1色からなるとき、その色に応じて、上
記作像手段のうちそれぞれシアン作像手段、マゼンタ作
像手段、イエロー作像手段、マゼンタ作像手段およびイ
エロー作像手段、シアン作像手段およびイエロー作像手
段、またはシアン作像手段およびマゼンタ作像手段のみ
を選択する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】この請求項1の画像形成装置によれば、形
成すべき画像の色に応じて、必要な色の作像手段のみを
動作させることができる。したがって、生産性が高まる
とともに、消耗品等の無駄な消費が抑えられてランニン
グコストが低減される。
【0007】なお、減法混色により、レッド(R)はマ
ゼンタ(M)とイエロー(Y)、グリーン(G)はシア
ン(C)とイエロー(Y)、ブルー(B)はシアン
(C)とマゼンタ(M)によってそれぞれ合成される。
【0008】請求項2に記載の画像形成装置は、請求項
1に記載の画像形成装置において、ブラック(Bk)の
色の画像を形成するブラック作像手段を備え、上記制御
手段は、上記形成すべき画像の色に応じて、上記選択し
た作像手段に加えて上記ブラック作像手段を選択するこ
とを特徴とする。
【0009】この請求項2の画像形成装置によれば、上
記形成すべき画像の色に応じて、さらにブラック(B
k)の色の印刷が可能となる。
【0010】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1または2に記載の画像形成装置において、上記制御手
段は、上記形成すべき画像のシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)、レッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)の各単色画素の度数と、上記各単
色画素以外の有彩色画素の度数と、無彩色画素の度数と
をカウントし、これらの度数に基づいて上記形成すべき
画像の色を判別することを特徴とする。
【0011】この請求項3の画像形成装置によれば、上
記形成すべき画像の色が精度良く判別される。
【0012】請求項4に記載の画像形成装置は、請求項
3に記載の画像形成装置において、上記制御手段は、上
記度数をカウントするとき、上記各画素のレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3成分のデー
タと任意に設定した基準値とを比較して判断することを
特徴とする。
【0013】この請求項4の画像形成装置によれば、シ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各単色画素の
度数と、上記各単色画素以外の有彩色画素の度数と、無
彩色画素の度数とが精度良くカウントされる。また、上
記基準値を任意に変更して設定することにより、複数の
近似色で構成される画像を形成する場合においても生産
性が高まる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0015】(1)図1は一実施形態のディジタルフル
カラー複写機の全体構成を示している。この複写機は、
原稿を読み取るイメージスキャナ部30と、ディジタル
画像信号処理を行う画像処理部10と、イメージスキャ
ナ部30で読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙
にフルカラーで印刷し得るプリンタ部20とを備えてい
る。
【0016】イメージスキャナ部30において、ガラス
からなる原稿台31上に置かれた原稿は、ランプ32で
照射される。原稿に反射された光はミラー33a,33
b,33cに導かれ、レンズ34により3ラインのフル
カラーセンサ(CCD)36上に像を結び、レッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)の3成分を持つ
フルカラー情報として画像処理部10に送られる。な
お、スキャナモータ37を駆動することにより、第1ス
ライダ35は速度Vで、第2スライダ40はV/2でラ
インセンサ36の電気的走査方向に対して垂直方向に機
械的に動き、原稿全面を走査する。また、38はシェー
デイング補正用の白色紙である。ADF(自動原稿送り
装置)を設ける場合は、原稿抑え圧板39の代わりに、
原稿台ガラス31上にADFが装着される。
【0017】画像処理部10では、イメージスキャナ部
30で読み取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
k)の各成分に分解してプリンタ部20に送る。イメー
ジスキャナ部30における1回の原稿走査につき、C,
M,Y,Bkのうちの1成分がプリンタ部20に送られ
る。そして、画像再現に必要な原稿走査が全て行われる
ことによりC,M,Y,Bkの成分が順次プリンタ部2
0に送られて、1回のプリントアウトが完成する(面順
次転送方式)。例えば白黒原稿であれば、ACS処理
(原稿画像の色を判断して必要な色の再現工程を選択す
る処理をいう。後に詳述する。)により、白黒(Bk)
コピーモードが選択されて、Bk成分のみがプリンタ部
20に送られる。また、R単色原稿であればMYコピー
モードが選択されて、M成分とY成分が順次プリンタ部
20に送られる。フルカラー原稿であればフルカラーモ
ードが選択されて、C,M,Y,Bkの成分が順次プリ
ンタ部20に送られる。
【0018】イメージスキャナ部30より送られてくる
C,M,Y,Bkの画像信号は、レーザダイオードドラ
イブ(PHC部)で画像信号レベルに応じて半導体レー
ザ214を駆動変調する。この半導体レーザ214が出
射したレーザ光はポリゴンミラー215、f−θレンズ
216、折り返しミラー217a,217bを介して感
光ドラム206上を走査する。
【0019】感光ドラム206の周囲には、帯電チャー
ジャ207と、作像手段としてのC,M,Y,Bkの4
色のトナー現像器208a,208b,208c,20
8dが設けられている。帯電チャージャ207によって
一様に帯電された感光ドラム206の表面上に、上記レ
ーザ光によってC,M,Y,Bkのうち画像再現に必要
な或る色のための静電潜像が形成される。そして、4色
の現像器208a,208b,208c,208dのう
ち対応する色の現像器がその静電潜像をトナーで現像す
る。給紙ユニット201a,201b,201cのいず
れか一つから用紙搬送用タイミングローラ203を通っ
て給紙されてきた用紙を吸着チャージャ204によって
転写ドラム202に巻き付け、感光ドラム206上に現
像されたトナー像を転写チャージャ205によってその
用紙に転写する。このようにしてC,M,Y,Bkのう
ち画像再現に必要な色すべてが順次用紙に転写された
後、その用紙は分離チャージャ209a,209bおよ
び分離爪220によって転写ドラム202から分離さ
れ、定着ローラ210a,210bを通過して排紙トレ
ー211上に排出される。
【0020】なお、218,219は転写ドラム202
の基準位置を検出するための基準位置センサを示してい
る。
【0021】(2)図2および図3は上記画像処理部1
0のブロック構成を示している。
【0022】既に述べたように、イメージスキャナ部3
0では、原稿面からの反射光を縮小光学系によってCC
D36上に結像することによって、R,G,Bの各色分
解情報に光電変換されたアナログ信号が得られる。
【0023】A/D変換部301は、そのCCD36が
出力した400DPIの画像データをA/D変換して、
R,G,Bの色ごとに8ビット(256階調)のデジタ
ルデータを出力する。このA/D変換後のデータをR,
G,Bデータと呼ぶ。
【0024】シェーディング補正部302は、R,G,
Bデータの主走査方向の光量ムラをなくすためのシェー
ディング補正を行う。すなわち、原稿読み取りに先だっ
て、シェーディング補正用の白色板38を読み取って得
られたデータを内部のシェーディングメモリに基準デー
タとして格納しておき、逆数に変換した後、原稿を読み
取って得られたデータに乗算する。このシェーディング
補正は、R,G,Bデータ毎に独立して行われる。
【0025】ライン間補正部303は、R,G,Bの各
センサチップのスキャン方向の読み取り位置を合わせる
ために、内部のフィールドメモリを用いて、スキャン速
度(副走査側の変倍率)に応じて各色データをライン単
位でディレイ制御する。
【0026】なお、上記CCD36、A/D変換部30
1、シェーディング補正部302、ライン間補正部30
3の動作タイミングはタイミング制御部350によって
制御される。
【0027】変倍・移動処理部304は、R,G,Bデ
ータ毎に変倍用のラインメモリ305を2個用いて、1
ライン毎に入出力を交互に行い、その書き込みタイミン
グと読みだしタイミングを独立して制御することで主走
査方向の変倍・移動制御を行う。この制御において、変
倍率に応じて縮小側では書き込み前に、拡大側では読み
だし後に補間処理を行い、画像の欠損やがたつきを防止
している。また、この制御によって、イメージリピート
処理や拡大連写処理、鏡像処理を行う。
【0028】ヒストグラム生成部306は、原稿情報を
予備スキャンして得られたライン間補正後のR,G,B
データから明度信号を生成して、原稿画像を構成する各
色の画素のヒストグラム(度数分布)等を作成する。こ
のヒストグラム生成部306の構成および動作の詳細に
ついては後述する。
【0029】HVC変換部307は、変倍・移動処理部
304が出力したR,G,Bデータを明度信号(Vデー
タ)と色差信号(Cr,Cbデータ)に一旦変換する。
【0030】編集処理部309は、HVC変換部307
が出力したV,Cr,Cbデータを受けて、オプション
であるエディタの指定に基づいて、カラーチェンジや閉
ループ領域検出による色づけなどの編集作業を行う。
【0031】紙幣認識部310は、HVC変換部307
が出力したV,Cr,Cbデータに基づいて、原稿台ガ
ラス31上に置かれた原稿が、紙幣や有価証券などの法
律上コピーが禁止されているものであるか否かを判断
し、その結果に基づいてコピー禁止命令を表す信号を発
生する。
【0032】画像インターフェイス部330は、様々な
イメージデータの色信号インターフェイス(I/F)に
対応するため、V,Cr,Cb信号をR,G,B信号や
汎用色空間であるX,Y,Z信号やL*,a*,b*信号
などに変換したり、逆に外部装置から転送されてくる画
像データをV,Cr,Cb信号に変換する機能を有して
いる。そして、この画像インターフェイス部330は、
HVC変換部307が出力したV,Cr,Cbデータ
を、ディレイメモリ(A)308、第1画像セレクタ3
11を介して受けて、イメージデータとして外部装置5
0へ転送する。さらにプリンタ部20に転送されるC,
M,Y,Bkデータを外部装置50へ転送したり、外部
装置50からのC,M,Y,Bk信号を受けて、プリン
タ部20へ転送することもできる。
【0033】画像合成部313は、画像インターフェイ
ス部330と編集処理部309とのいずれかから出力さ
れたV,Cr,Cbデータを第2画像セレクタ312を
介して受けたとき、そのV,Cr,CbデータをHVC
変換部307からディレイメモリ(A)308を介して
受けた原稿データ(V,Cr,Cbデータ)と画像合成
(はめ込み・文字合成)する。
【0034】HVC調整部314は、画像合成部313
が出力したV,Cr,Cbデータに対して、操作パネル
の指定およびCPU300を介したHVC調整制御部5
05の制御に従って、明度(V:明るさ)、色相(H:
色合い)、彩度(C:あざやかさ)という人間の3感覚
に対応した画像調整を行う。この画像調整はH,V,C
毎に独立して行われる。
【0035】AE処理部315は、HVC調整部314
が出力したV,Cr,Cbデータを受けて、ヒストグラ
ム生成部306で得られた情報に基づいて明度成分Vを
補正して、原稿の下地レベルを制御して設定する。この
AE処理については後に詳述する。
【0036】逆HVC変換部316は、AE処理部31
5が出力したV,Cr,Cbデータを再びR,G,Bデ
ータにデータ変換する。
【0037】LOG補正部317は、逆HVC変換部3
16で再変換されたR,G,Bデータを濃度データ(D
R,DG,DB)に変換する。一方、モノクロデータ生
成部320は、R,G,Bデータから明度データを作成
後、モノクロ再現用の階調データ(DV)を生成する。
【0038】UCR/BP処理部318は、R,G,B
データの最大値と最小値の差(MAX(R,G,B)−
MIN(R,G,B))を原稿彩度情報とし、DR,D
G,DBの最小値(MIN(DR,DG,DB))を原
稿下色成分とする。そして、それらの値に応じたUCR
・BP処理(下色除去・墨加刷)を行って、DR,D
G,DBデータからC0,M0,Y0,Bkデータを作
成する。
【0039】マスキング処理部319は、UCR/BP
処理部318が出力したC,M,Yデータ(C0,M
0,Y0)をプリンタ部20のカラートナーに応じた色
再現用のC,M,Yデータに変換するため、色補正用マ
スキング演算処理を行う。
【0040】色データ選択部321は、操作パネルの指
定あるいは後述するACS処理によって白黒コピーモー
ドが設定された場合、モノクロ用のDVデータを出力す
る。フルカラーモードが設定された場合は、C,M,Y
再現工程時にはマスキング演算処理データ(C,M,Y
データ)を、Bk再現工程時にはBP処理データ(Bk
データ)をそれぞれ選択して出力する。
【0041】領域判別部324は、R,G,Bデータの
最小値(MIN(R,G,B))とR,G,Bデータの
最大値と最小値の差(MAX(R,G,B)−MIN
(R,G,B))とに基づいて、黒文字判別や網点判別
などの判別処理を行い、その結果(JD信号)と補正デ
ータ(USM信号)とを出力する。また、画像文字領域
の再現性と画像の粒状性とを両立するため、プリンタ部
20へ画像再現周期を可変するためのLIMOS信号を
出力する。
【0042】MTF補正部325は、色データ選択部3
21からディレイメモリ(B)322を介して入力され
たC,M,Y,Bkデータに対して、領域判別部324
が出力した判別結果からエッジ強調・色にじみ補正・ス
ムージング処理などの補正を行う。
【0043】カラーバランス調整部326は、操作パネ
ルを通して入力された濃度レベル情報に応じて、γカー
ブやC,M,Y,Bkのカラーバランスを調整する。
【0044】このように様々な補正を受けたC,M,
Y,Bkデータが、階調再現方法を切り替えるためのL
IMOS信号とともにプリンタ部20へ転送される。こ
の結果、プリンタ部20では400DPI・256階調
のコピー画像が得られる。
【0045】(3)図4は上記ヒストグラム生成部30
6のブロック構成を示している。
【0046】このヒストグラム生成部306は、明度作
成部361と、色判別部362と、有彩色判別部363
と、第1、第2および第3ヒストグラムメモリ371,
372,373と、サンプリング間隔決定回路634を
備えている。
【0047】明度作成部361は、ライン間補正部30
3(図2)から入力されたR,G,Bデータ(それぞれ
R37−30,G37−30,B37−30と呼ぶ。)
に基づいて明度信号VH7−0を作成する。具体的に
は、人間の比視感度(明るさ)を考慮した次式(1)に
従って明度信号VH7−0を算出する。
【0048】 VH=0.33203125*R+0.59765625*G+0.07031250*B …(1) この明度信号VH7−0は第1ヒストグラムメモリ37
1にアドレスとして入力される。アドレスが入力される
と、第1ヒストグラムメモリ371では、そのアドレス
内のヒストグラムデータを読み出し、論理回路374に
よってそのヒストグラムデータに+1を加えて、再び同
じアドレスに書き込む。分かるように、第1ヒストグラ
ムメモリ371のアドレスADRが階調レベルを表し、
ヒストグラムデータが各階調レベルにある画素の度数
(個数)を表している。なお、第1ヒストグラムメモリ
371の動作は8ビットを1周期とするリードモデファ
イライトサイクルとなる。
【0049】色判別部362は、ライン間補正部303
(図2)から入力されたR,G,Bデータ(R37−3
0,G37−30,B37−30)、明度作成部361
から入力された明度信号VH7−0、およびCPU30
0より与えられる基準値SREF7−0,VHREF7
−0,VLREF7−0に基づいて、図7に示すように
各画素ごとの色判別結果を表す信号SC2−0(2値信
号SC2,SC1,SC0の3桁からなる)を出力す
る。図7から分かるように、信号SC2−0の値「0」
は、判別した色がR,G,Y,B,M,C以外の有彩色
であることを表している。信号SC2−0の値「1」、
「2」、「3」、「4」、「5」、「6」は、それぞれ
判別した色がR,G,Y,B,M,Cの単色であること
を表している。信号SC2−0の値「7」は、判別した
色が無彩色であることを表している。
【0050】具体的に図5に示すように、色判別部36
2は論理回路401−420によって構成されている。
論理回路401はR,G,Bデータ(R37−30,G
37−30,B37−30)を受けて、その中の最大値
を出力する。論理回路402はR,G,Bデータの最大
値とRデータとの差、論理回路403はR,G,Bデー
タの最大値とGデータとの差、論理回路404はR,
G,Bデータの最大値とBデータとの差をそれぞれ出力
する。論理回路405は、入力されたR,G,Bデータ
におけるRデータとGデータとの差、RデータとBデー
タとの差、GデータとBデータとの差をそれぞれ絶対値
で出力する。論理回路416は、入力された明度VH7
−0と明度上限基準値VHREF7−0、明度下限基準
値VLREF7−0との大小をそれぞれ比較し、それら
の比較結果を表す信号を出力する。
【0051】i)まず、入力された明度VH7−0が明
度上限基準値VHREF7−0よりも大きいか又は明度
下限基準値VLREF7−0よりも小さい場合は、論理
回路416の出力のいずれかが「1」となる結果、OR
回路417の出力が「1」となって、OR回路418−
420の出力がいずれも「1」となる。すなわち、判別
結果SC2−0として無彩色を表す「7」を出力する。
無彩色と判断する理由は、この場合は色成分が含まれて
いたとしても、人間の目では白もしくは黒と認識される
からである。
【0052】ii)一方、入力された明度VH7−0が明
度上限基準値VHREF7−0と明度下限基準値VLR
EF7−0との間にあり、かつ入力されたR,G,Bデ
ータにおけるRデータとGデータとの差、RデータとB
データとの差、GデータとBデータとの差が全て基準値
SREF7−0よりも大きい場合は、OR回路417の
出力が「0」になり、かつ論理回路409−411の出
力がいずれも「1」となってNAND回路412の出力
が「0」、AND回路413−415の出力がいずれも
「0」となる結果、OR回路418−420の出力がい
ずれも「0」となる。すなわち、判別結果SC2−0と
してR,G,Y,B,M,C以外の有彩色を表す「0」
を出力する。
【0053】iii)入力された明度VH7−0が明度上
限基準値VHREF7−0と明度下限基準値VLREF
7−0との間にあり、かつ入力されたR,G,Bデータ
におけるRデータとGデータとの差、RデータとBデー
タとの差、GデータとBデータとの差の少なくとも一つ
が基準値SREF7−0よりも小さい場合は、R,G,
Y,B,M,Cのいずれか又は無彩色であると判断でき
る。この場合、OR回路417の出力が「0」になり、
かつ論理回路409−411の出力の少なくとも一つが
「0」となってNAND回路412の出力が「1」とな
っている。この場合において、R,G,Bデータの最大
値とR,G,B各色のデータとの差が基準値SREF7
−0よりも小さいときは、当該画素がその色成分を含む
ことになる。例えばR,G,Bデータの最大値とRデー
タとの差のみが基準値SREF7−0よりも小さいとき
は、論理回路406の出力が「1」、論理回路407,
408の出力が「0」となる結果、AND回路413の
出力が「1」、AND回路414,415の出力が
「0」となり、OR回路418の出力が「1」、OR回
路419,420の出力が「0」となる。すなわち、判
別結果SC2−0としてRを表す「1」を出力する。ま
た、例えばR,G,Bデータの最大値とRデータとの差
およびR,G,Bデータの最大値とGデータとの差のみ
が基準値SREF7−0よりも小さいときは、論理回路
406,407の出力が「1」、論理回路408の出力
が「0」となる結果、AND回路413,414の出力
が「1」、AND回路415の出力が「0」となり、O
R回路418,419の出力が「1」、OR回路420
の出力が「0」となる。すなわち、判別結果SC2−0
としてYを表す「3」を出力する。また、R,G,Bデ
ータの最大値とRデータとの差、R,G,Bデータの最
大値とGデータとの差、R,G,Bデータの最大値とB
データとの差の全てが基準値SREF7−0よりも小さ
いときは、論理回路406,407,408の出力がい
ずれも「1」となる結果、AND回路413,414,
415の出力がいずれも「1」となり、OR回路41
8,419,420の出力がいずれも「1」となる。す
なわち、判別結果SC2−0として無彩色を表す「7」
を出力する。
【0054】この色判別部362の判別結果SC2−0
は、図4中に示す第2ヒストグラムメモリ372にアド
レスとして入力される。アドレスが入力されると、第2
ヒストグラムメモリ372では、そのアドレス内のヒス
トグラムデータを読み出し、論理回路375によってそ
のヒストグラムデータに+1を加えて、再び同じアドレ
スに書き込む。これにより、第2ヒストグラムメモリ3
72には、無彩色画素、R、G、B、C、M、Yの各単
色画素、上記各単色画素以外の有彩色画素のアドレスに
それぞれヒストグラムデータ(度数)が書き込まれる。
【0055】有彩色判別部363は、論理回路501−
503からなり、原稿画像中の有彩色画素を検出する。
すなわち、論理回路501によって、入力されたR,
G,Bデータにおいて最大値MAX(R,G,B)を与
える色と最小値MIN(R,G,B)を与える色とを検
出する。そして、論理回路502,503によって、そ
れらの差(MAX(R,G,B)−MIN(R,G,
B))が基準値SREF7−0よりも大きいとき、第3
ヒストグラムメモリ373ヘの書き込みを許可する一
方、それらの差(MAX(R,G,B)−MIN(R,
G,B))が基準値SREF7−0よりも小さいとき、
第3ヒストグラムメモリ373ヘの書き込みを禁止する
信号/WEを出力する。第3ヒストグラムメモリ373
には、第1ヒストグラムメモリ371と同様に、明度作
成部361が作成した明度信号VH7−0がアドレスと
して入力される。アドレスが入力されると、第3ヒスト
グラムメモリ373では、そのアドレス内のヒストグラ
ムデータを読み出し、論理回路375によってそのヒス
トグラムデータに+1を加えて、再び同じアドレスに書
き込む。したがって、第3ヒストグラムメモリ373に
は、各階調レベル(明度)にある有彩色画素のヒストグ
ラムデータ(度数)が書き込まれる。
【0056】なお、操作パネルから入力された動作モー
ド等に応じて、ヒストグラム生成部306に入力する基
準値SREFを変更して設定することによって、いわゆ
る近似色の丸め込みレベルを変更できる。
【0057】サンプリング間隔決定回路364は、CP
U300が出力するサンプリング間隔設定値に基づい
て、第1、第2および第3ヒストグラムメモリ371,
372,373にアドレス(したがってヒストグラムデ
ータ)を取り込むべき間隔(間引き率)を決定してい
る。サンプリングを行う理由は、原稿サイズ(最大A
3)の全ドットのヒストグラムを作成するものとする
と、最大32Mbit(メガビット)という膨大なメモ
リ容量を必要とするためである。よって、図6(b)中
に○印で示すように、主走査方向に関して8ドットにつ
き1ドット、副走査方向に関して4ドットにつき1ドッ
トの割合で適度にサンプリングを行って、1Mbitの
メモリ容量で足りるようにしている。なお、1ドットの
寸法は縦横とも63.5μmである。
【0058】さらに、予備スキャン前に原稿サイズが検
出されており、主走査方向の原稿エリアを示す信号/H
Dと副走査方向の原稿エリアを示す信号/VD(図6
(a)を参照)が、サンプリング間隔決定回路364に
入力される。サンプリング間隔決定回路364は、それ
らの信号/HDおよび/VDが有効なエリア29(図6
(a)中に斜線を付した領域)内でしか、ヒストグラム
の生成を許可しない。なお、/TGは主走査同期信号で
あり、1ライン毎の周期を持つ。VCLKは、画像デー
タの同期クロックである。
【0059】また、R,G,Bデータに基づいてヒスト
グラムを作成するのではなく、明度信号VH7−0デー
タに基づいてヒストグラムを作成している理由は、AE
処理部315が明度信号と色差信号とに分離したデータ
に対して処理を行うようになっているからである(後
述)。
【0060】(4)さて、制御手段としてのCPU30
0は、予備スキャン開始前に、第1、第2および第3ヒ
ストグラムメモリ371,372,373の全てのアド
レスにデータ「00000」を書き込んで初期化する。
また、CPU300は、予備スキャン終了時点で、第1
ヒストグラムメモリ371から各階調の度数データ、第
2ヒストグラムメモリ372から各色の度数データ、第
3ヒストグラムメモリ373から各階調の有彩色度数デ
ータを読み出す。読み出された各度数データは、以下に
詳細に述べるACS処理、下地カラー除去ACS処理お
よびAE処理に用いられる。
【0061】(5)図8および図9は、CPU300に
よるACS処理のフローを示している。
【0062】このACS処理は、原稿画像を再現するの
に必要なトナー色の再現工程、言いかえれば図1中に示
したシアン(C)現像器208a,マゼンタ(M)現像
器208b,イエロー(Y)現像器208c,ブラック
(Bk)現像器208dの4色の現像器うち必要な色の
現像器のみを選択する処理である。
【0063】なお、図8,図9中のh2(n)は第2ヒ
ストグラムメモリ372のアドレスnの度数、すなわち
色判別結果SC2−0で指定される色の画素(ドット)
数を表している。h1(n)は第1ヒストグラムメモリ
371のアドレスnの度数、すなわち明度が第n階調レ
ベルにあるような画素の数を表している。
【0064】i)まず第2ヒストグラムメモリ372の
全ての度数W1と、第1ヒストグラムメモリ371の高
明度部(基準階調レベルμ以上のもの)の度数W2を求
める(S1,S2)。ここでW1は原稿画像内の総ドッ
ト(画素)数に相当し、W2は原稿内の下地(白地)の
ドット数に相当する。次に第2ヒストグラムメモリ37
2よりRGBCMY単色以外の有彩色の度数であるh2
(0)を総ドット数W1で除算し、この計算結果が基準
値Tより大きければ(S103でYES)、原稿内にC
MY全ての色成分が含まれていることから、CMYBk
全ての再現工程を行うように設定する(S104)。
【0065】ii)一方、h2(0)/W1が基準値T以
下であれば(S103でNO)、ステップS105に進
んでR単色のドット数h2(1)をW1で除算する(S
105)。この計算結果が基準値Tよりも大きければ
(S105でYES)、原稿内にR(MY)成分が含ま
れている。その場合、続いてG単色のドット数h2
(2)をW1で除算し、この計算結果が基準値Tよりも
大きければ(S106でYES)、原稿内にさらにG
(CY)成分が含まれていることになる。このため、C
MYBk全ての再現工程が必要となるので、CMYBk
全ての再現工程を行うように設定する(S104)。同
様に、B単色のドット数h2(4)をW1で除算して得
られた結果が基準値Tよりも大きければ(S107でY
ES)、原稿内にさらにB(CM)成分が含まれている
ことになり、CMYBk全ての再現工程が必要となるの
でCMYBk全ての再現工程を行うように設定する(S
104)。また、C単色のドット数h2(6)をW1で
除算して得られた結果が基準値Tよりも大きければ(S
108でYES)、原稿内にさらにC成分が含まれてい
ることになり、CMYBk全ての再現工程が必要となる
のでCMYBk全ての再現工程を行うように設定する
(S104)。一方、原稿内にR(MY)成分のみ含ま
れている場合は(S105でYES,S106でNO,
S107でNO,S108でNO)、原稿内の無彩色ド
ット数h2(7)が下地(白地)ドット数W2より小さ
ければ(S109でYES)、ブラック成分が原稿内に
含まれていないのでMY再現工程を設定し(S11
0)、h2(7)がW2以上であれば、ブラック成分が
原稿内に含まれているのでMYBk再現工程を設定する
(S111)。
【0066】iii)ステップS105でR成分が含まれ
ていないと判断された場合は(S105でNO)、ステ
ップS112に進んで、G単色のドット数h2(2)を
W1で除算して得られた結果が基準値Tよりも大きいか
否か、すなわち原稿内にG(CY)成分が含まれている
か否かを判断する。原稿内にG(CY)成分が含まれて
いる場合(S112でYES)、B単色のドット数h2
(4)をW1で除算して得られた結果が基準値Tよりも
大きいか否か、すなわち原稿内にB(CM)成分が含ま
れている否かを判断する(S113)。原稿内にさらに
B(CM)成分が含まれていれば(S113でYE
S)、CMYBk全ての再現工程が必要となるのでCM
YBk全ての再現工程を行うように設定する(S10
4)。同様に、M単色のドット数h2(5)をW1で除
算して得られた結果が基準値Tよりも大きければ(S1
14でYES)、原稿内にさらにM成分が含まれている
ことになり、CMYBk全ての再現工程が必要となるの
でCMYBk全ての再現工程を行うように設定する(S
104)。一方、原稿内にG(CY)成分のみ含まれて
いる場合は(S112でYES,S113でNO,S1
14でNO)、原稿内の無彩色ドット数h2(7)が下
地(白地)ドット数W2より小さければ(S115でY
ES)、ブラック成分が原稿内に含まれていないのでC
Y再現工程を設定し(S116)、h2(7)がW2以
上であればブラック成分が原稿内に含まれているのでC
YBk再現工程を設定する(S117)。
【0067】iv)ステップS112でG成分が含まれて
いないと判断された場合は(S112でNO)、ステッ
プS118に進んで、B単色のドット数h2(4)をW
1で除算して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否
か、すなわち原稿内にB(CM)成分が含まれている否
かを判断する。原稿内にB(CM)成分が含まれている
場合(S118でYES)、Y単色のドット数h2
(3)をW1で除算して得られた結果が基準値Tよりも
大きいか否か、すなわち原稿内にY成分が含まれている
否かを判断する(S119)。原稿内にさらにY成分が
含まれていれば(S119でYES)、CMYBk全て
の再現工程が必要となるのでCMYBk全ての再現工程
を行うように設定する(S104)。一方、原稿内にB
(CM)成分のみ含まれている場合は(S118でYE
S,Sl19でNO)、原稿内の無彩色ドット数h2
(7)が下地(白地)ドット数W2より小さければ(S
120でYES)、ブラック成分が原稿内に含まれてい
ないのでCM再現工程を設定し(S121)、h2
(7)がW2以上であれば、ブラック成分が原稿内に含
まれているのでCMBk再現工程を設定する(S12
2)。
【0068】v)ステップS118でB成分が含まれて
いないと判断された場合は(S118でNO)、ステッ
プS123に進んで、Y単色のドット数h2(3)をW
1で除算して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否
か、すなわち原稿内にY成分が含まれている否かを判断
する。また、M単色のドット数h2(5)をW1で除算
して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否か、すな
わち原稿内にM成分が含まれている否かを判断する(S
124)。さらに、C単色のドット数h2(6)をW1
で除算して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否
か、すなわち原稿内にC成分が含まれている否かを判断
する(S125,S126)。CMY全ての成分が含ま
れている場合は(S124でYES,S125でYE
S)、CMYBk全ての再現工程が必要となるのでCM
YBkモードを設定する(S104)。MY成分が含ま
れている場合は(S124でYES,S125でN
O)、上述のMY成分が含まれている場合の処理(S1
09)を行い、CY成分が含まれている場合は(S12
4でNO,S126でYES)、上述のCY成分が含ま
れているときの処理(S115)を行う。一方、原稿内
にカラー成分としてY成分のみが含まれている場合は
(S124でNO,S126でNO)、原稿内の無彩色
ドット数h2(7)が下地(白地)ドット数W2より小
さければ(S127でYES)、ブラック成分が原稿内
に含まれていないのでY再現工程を設定し(S12
8)、h2(7)がW2以上であれば、ブラック成分が
原稿内に含まれているのでYBk再現工程を設定する
(S129)。
【0069】vi)ステップS123でY成分が含まれて
いないと判断された場合は(S123でNO)、ステッ
プS130に進んで、M単色のドット数h2(5)をW
1で除算して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否
か、すなわち原稿内にM成分が含まれている否かを判断
する。また、C単色のドット数h2(6)をW1で除算
して得られた結果が基準値Tよりも大きいか否か、すな
わち原稿内にC成分が含まれている否かを判断する(S
131)。原稿内にCM成分が含まれている場合(S1
30でYES,S131でYES)、上述のCM成分が
含まれている場合の処理(S120)を行う。一方、原
稿内にカラー成分としてM成分のみが含まれている場合
は(S131でNO)、原稿内の無彩色ドット数h2
(7)が下地(白地)ドット数W2より小さければ(S
132でYES)、ブラック成分が原稿内に含まれてい
ないのでM再現工程を設定し(S133)、h2(7)
がW2以上であれば、ブラック成分が原稿内に含まれて
いるのでMBk再現工程を設定する(S134)。
【0070】vii)ステップS130でM成分が含まれ
ていないと判断された場合は(S130でNO)、ステ
ップS135に進んで、C単色のドット数h2(6)を
W1で除算した結果が基準値Tよりも大きいか否か、す
なわちC成分が含まれているか否かを判断する。C成分
が含まれている場合は(S135でYES)、原稿内の
無彩色ドット数h2(7)が下地(白地)ドット数W2
より小さければ(S136でYES)、ブラック成分が
原稿内に含まれていないのでC再現工程を設定し(S1
37)、h2(7)がW2以上であれば、ブラック成分
が原稿内に含まれているのでCBk再現工程を設定する
(S138)。
【0071】viii)一方、ステップS135でC成分が
含まれていない場合は(S135でNO)、原稿内に全
くカラー成分が含まれていないのでBk再現工程を設定
する(S139)。
【0072】以上に説明したACS処理により、原稿画
像の色に応じて、必要な色のみの画像再現工程を自動的
に選択できる。したがって、白黒原稿、CMYRGBの
いずれかの単色カラー原稿、CMYRGBのいずれかと
ブラックとの2色原稿について、不要な画像再現工程を
省略できる。したがって、生産性を高めるとともに、消
耗品等の無駄な消費を抑えてランニングコストを低減す
ることができる。また、ADF(自動原稿送り装置)を
備えた場合、その原稿トレイ上に白黒原稿、単色カラー
原稿、2色原稿などの各種原稿が混載されたとしても、
CPUが自動的に必要な色のみの画像再現工程を選択す
るので、操作者は原稿の色について何ら意識することな
く、適切なコピープリントを高速に得ることができる。
また、操作パネルから入力された動作モード等に応じ
て、ヒストグラム生成部306に入力する基準値SRE
Fを変更して設定することによって、いわゆる近似色の
丸め込みレベルを変更した場合、さらに生産性を高める
ことができる。
【0073】なお、形成すべき画像の色が2色(又は3
色)からなるときでも、作像手段を選択するようにして
も良い。例えば、形成すべき画像がMとRとからなると
き、マゼンタ(M)作像手段とイエロー(Y)作像手段
を選択すれば良い。また、形成すべき画像がMとYとR
とからなるときも、マゼンタ(M)作像手段とイエロー
(Y)作像手段を選択すれば良い。
【0074】(6)図10はCPU300による下地カ
ラー除去ACS処理のフローを示している。
【0075】この下地カラー除去ACS処理は、カラー
下地に白黒画像が乗っているような原稿(下地が有彩色
(カラー)で下地以外には有彩色成分が含まれていない
ものを指す。以下「カラー下地白黒原稿」と呼ぶ。)を
白黒原稿であるとみなして、原稿の下地カラーを無視し
てBk再現工程のみを設定する処理である。比較的簡単
な処理であるから、前述した通常のACS処理の前に実
行するのが望ましい。
【0076】i)まず、第1ヒストグラムメモリ371
および第3ヒストグラムメモリ373について、アドレ
スV=255からV=136へそれぞれ順に度数h1
(V),h3(V)の極大値を探して、その極大値を与
える階調レベル(極大値階調レベル)H1、H3を抽出
し、各極大値階調レベルH1,H3周辺(例えばH1±
8、H3±8の階調範囲)の度数V1max,V3ma
xを求める(S201)。
【0077】ii)次に、第2ヒストグラムメモリ372
における有彩色度数h2(n)(n=0−6)の総和V
Cを求める(S202)。
【0078】iii)上記H1とH3との差が基準値SH
以内であり(S203でYES)、V1maxとV3m
axとの差が基準値SV以内であり(S204でYE
S)、かつV1maxとVCとの差が基準値SV以内で
ある場合(S205でYES)、カラー下地白黒原稿で
あると判断できる。この場合、Bk再現工程のみを設定
する(S206)。一方、ステップS203〜S205
において、いずれかの条件が満たされない場合は、カラ
ー下地白黒原稿ではないと判断できるため、通常のAC
S処理を実行する(S207)。
【0079】このようにした場合、カラー下地白黒原稿
について、前述した通常のACS処理を実行するまでも
なく、自動的にBk再現工程(白黒コピーモード)が選
択される。したがって、さらに生産性を高めるととも
に、消耗品等の無駄な消費を抑えてランニングコストを
低減することができる。
【0080】なお、この下地カラー除去ACS処理によ
る原稿がカラー下地白黒原稿であるか否かの判断結果
は、次に述べるAE処理にも反映される。
【0081】(7)図11は、図3中に示したAE処理
部315と、このAE処理部315の入力側、出力側に
それぞれ設けられたHVC調整部314、逆HVC調整
部316のブロック構成を模式的に示している。
【0082】これらを設けている理由は次のとおりであ
る。すなわち、従来のフルカラー複写機では、フルカラ
ーモードでAE処理(原稿下地レベルを自動的に最適制
御する処理)を行うと、原稿とコピーとの間で色合いが
異なるものになってしまう恐れがあるため、AE処理を
行うのはモノクロモード(Bkモード)に限っていた。
しかし、フルカラーモードでも黒文字判別のような処理
が導入されて、白黒・カラー混在原稿をコピー処理する
時代になると、いわゆる裏写り防止などのため、AE処
理を行う必要性が強くなってきた。そこで、本複写機で
は、フルカラー原稿の色合いを変化させず、かつ白黒/
カラー部分を意識せずに原稿下地レベルを自動的に制御
すべく、上述のAE処理部315、HVC調整部314
および逆HVC調整部316を設けている。
【0083】HVC調整部314は、入力されたV,C
r,Cbデータ(V37−30,Cr37−30,Cb
37−30)に対して、図10中に示す3行3列の行列
によって1次変換を行い、得られたV,Cr,Cbデー
タ(V47−40,Cr47−40,Cb47−40)
を出力する。
【0084】AE処理部315は、HVC調整部314
が出力したV,Cr,Cbデータ(V47−40,Cr
47−40,Cb47−40)をCPU300の指示に
基づいて補正するための第1AEテーブル501、第2
AEテーブル502および第3AEテーブル503を備
えている。第1AEテーブル501によれば後述する計
算式に従って明度が補正される。一方、第2AEテーブ
ル502および第3AEテーブル503は、それぞれ入
力された色差成分Cr,Cbデータをそのまま出力す
る。したがって、AE処理(下地レベル調整)によっ
て、原稿画像とコピー画像との間で色合いが変わるのを
防止することができる。
【0085】セレクタ504は、上記補正前のV,C
r,Cbデータ(V47−40,Cr47−40,Cb
47−40)と、第1、第2および第3AEテーブル5
01,502,503による補正後のデータとを受け
て、操作パネル等からの指示(−AESLUE信号)に
応じていずれかのデータを選択して出力するようになっ
ている。この例では、第1、第2および第3AEテーブ
ル501,502,503による補正後のデータを出力
するものとする。
【0086】逆HVC変換部316は、AE処理部31
5がセレクタ504を介して出力したV,Cr,Cbデ
ータ(V57−50,Cr57−50,Cb57−5
0)に対して、図10中に示す3行3列の行列によって
1次変換を行い、R,G,Bデータ(R67−60,G
67−60,B67−60)として出力する。
【0087】上述のAE処理部315における第1AE
テーブル501を用いた明度成分(V47−40)の補
正は、原稿の種類に応じて次のようにして行う。
【0088】(A)原稿が白黒若しくはカラー下地白黒
原稿であると判断したこの場合 この場合、第1ヒストグラムメモリ371における明度
ヒストグラムは、図12(a)に例示するように、下地
に対応する高明度側の度数ピークH1aと、本来の原稿
画像に対応する低明度側の度数ピークH1bとを持つこ
とが多い。そこで、明度成分(V47−40)が表す補
正前の明度をVin、補正後の明度をVoutとしたと
き、次式(2)に従って明度を補正する。
【0089】 Vout={265/(Va−8−Vb)}×(Vin−Vb)…(2) ここで、Va,Vbはそれぞれ度数ピークH1a,H1
bを与える階調レベルを表している。このようにした場
合、図12(b)に示すように、高明度側の度数ピーク
H1aはより高明度側へ移動する一方、低明度側の度数
ピークH1bはより低明度側へ移動する。したがって、
コントラストを高めて、いわゆる裏写りを防止すること
ができる。なお、式(2)の分母における(−8)は、
度数ピークH1aを十分に高明度側へ移動させるための
マージンを意味しており、変更可能である(後述する式
(3)でも同様。)。
【0090】(B)原稿がカラー原稿(カラー下地白黒
原稿を除く。)であると判断した場合 この場合も、第1ヒストグラムメモリ371における明
度ヒストグラムは、図12(c)に例示するように、下
地に対応する高明度側の度数ピークH1a′と、本来の
原稿画像に対応する低明度側の度数ピークH1b′とを
持つことが多い。そこで、明度成分(V47−40)が
表す補正前の明度をVin、補正後の明度をVoutと
したとき、次式(3)に従って明度を補正する。
【0091】 Vout=(265/Va−8)×Vin …(3) ここで、Vaは度数ピークH1a′を与える階調レベル
を表している。このようにした場合、図12(d)に示
すように、高明度側の度数ピークH1a′は高明度側へ
大きく移動する一方、低明度側の度数ピークH1b′は
あまり移動しない。したがって、本来の原稿画像をあま
り変化させることなく、下地の階調レベルを明るく最適
化することができる。
【0092】このように、このAE処理では、ヒストグ
ラム生成部306で得られた情報に基づいてAEレベル
を制御しているので、コピーモードの種類にかかわらず
下地レベルを自動的に調整することができる。
【0093】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の画
像形成装置によれば、形成すべき画像の色に応じて、必
要な色の作像手段のみを動作させることができる。した
がって、生産性を高めることができるとともに、消耗品
等の無駄な消費を抑えてランニングコストを低減するこ
とができる。
【0094】請求項2の画像形成装置によれば、上記形
成すべき画像の色に応じて、さらにブラック(Bk)の
色を印刷できる。
【0095】請求項3に記載の画像形成装置は、上記形
成すべき画像のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)の各単色画素の度数と、上記各単色画素以外の有
彩色画素の度数と、無彩色画素の度数とをカウントし、
これらの度数に基づいて上記形成すべき画像の色を判別
するので、上記形成すべき画像の色を精度良く判別でき
る。
【0096】請求項4に記載の画像形成装置は、上記度
数をカウントするとき、上記各画素のレッド(R)、グ
リーン(G)、ブルー(B)の3成分のデータと任意に
設定した基準値とを比較して判断するので、精度良くカ
ウントできる。また、上記基準値を任意に変更して設定
することにより、複数の近似色で構成される画像を形成
する場合においても生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の画像形成装置の全体
構成を示す図である。
【図2】 画像処理部のブロック構成を示す図である。
【図3】 画像処理部のブロック構成を示す図である。
【図4】 ヒストグラム生成部の構成を示す図である。
【図5】 色判定部の構成を示す図である。
【図6】 上記ヒストグラム生成部におけるサンプリン
グ方法を模式的に示す図である。
【図7】 色判定部の出力と判定した色とを対応させて
示す図である。
【図8】 ACS処理のフローを示す図である。
【図9】 ACS処理のフローを示す図である。
【図10】 下地カラー除去ACS処理のフローを示す
図である。
【図11】 AE処理部のブロック構成を示す図であ
る。
【図12】 AE処理前後の明度ヒストグラムを示す図
である。
【符号の説明】
10 画像処理部 208a シアン(C)現像器 208b マゼンタ(M)現像器 208c イエロー(Y)現像器 208d ブラック(Bk)現像器 300 CPU 306 ヒストグラム生成部 315 AE処理部 361 明度作成部 362 色判別部 363 有彩色判別部 371 第1ヒストグラムメモリ 372 第2ヒストグラムメモリ 373 第3ヒストグラムメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 知和 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 池田 博昭 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA06 AD05 AD07 AD12 BB02 BB23 BB44 BB63 5B057 AA11 BA02 BA28 CA01 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE16 CH18 DC25 DC36 5C077 LL17 PP31 PP32 PP33 PP38 PP61 PQ08 PQ17 PQ20 TT03 TT06 5C079 HB01 HB03 LA01 LA02 LA03 LA31 NA25 PA02 PA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに応じた画像を作
    像手段によって形成する画像形成装置であって、 少なくともシアン(C)の色の画像を形成するシアン作
    像手段、マゼンタ(M)の色の画像を形成するマゼンタ
    作像手段、およびイエロー(Y)の色の画像を形成する
    イエロー作像手段を備え、 上記画像データに基づいて形成すべき画像の色を判別
    し、形成すべき画像の色がシアン(C)、マゼンタ
    (M)、イエロー(Y)、レッド(R)、グリーン
    (G)、ブルー(B)のうちいずれか1色からなると
    き、その色に応じて、上記作像手段のうちそれぞれシア
    ン作像手段、マゼンタ作像手段、イエロー作像手段、マ
    ゼンタ作像手段およびイエロー作像手段、シアン作像手
    段およびイエロー作像手段、またはシアン作像手段およ
    びマゼンタ作像手段のみを選択する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 ブラック(Bk)の色の画像を形成するブラック作像手
    段を備え、 上記制御手段は、上記形成すべき画像の色に応じて、上
    記選択した作像手段に加えて上記ブラック作像手段を選
    択することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、 上記制御手段は、上記形成すべき画像のシアン(C)、
    マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)、グリ
    ーン(G)、ブルー(B)の各単色画素の度数と、上記
    各単色画素以外の有彩色画素の度数と、無彩色画素の度
    数とをカウントし、これらの度数に基づいて上記形成す
    べき画像の色を判別することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、 上記制御手段は、上記度数をカウントするとき、上記各
    画素のレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の
    3成分のデータと任意に設定した基準値とを比較して判
    断することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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