JP2000216244A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000216244A
JP2000216244A JP11012836A JP1283699A JP2000216244A JP 2000216244 A JP2000216244 A JP 2000216244A JP 11012836 A JP11012836 A JP 11012836A JP 1283699 A JP1283699 A JP 1283699A JP 2000216244 A JP2000216244 A JP 2000216244A
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metal wiring
insulating film
capacitor
semiconductor device
wiring
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JP11012836A
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Takao Itoi
貴夫 井樋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明では、コンデンサの形成を多層配線の
工程を使用して、半導体集積回路の概略配線の再配線等
の工程を極力減らすことを目的とする。 【解決手段】本願発明に示す半導体装置は、半導体基板
上の第1絶縁膜上に形成された凸部と、第1絶縁膜及び
前記凸部上に形成された第1金属配線と、第1金属配
線、凸部及び第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、
第2絶縁膜上を介して第2絶縁膜上に形成された第2金
属配線とを有し、凸部上の第1金属配線、第2絶縁膜及
び第2金属配線はコンデンサを形成していることを特徴
とする。本願発明の特徴によれば、一部の多届配線に段
差構造を設けるこでて、層間絶縁膜を薄膜化し、配線金
属/絶縁体/配線金属でコンテンサを形成することによ
り、迅速な容量変更が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサを有す
る半導体装置及びこの半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のコンデンサを有する半導体
装置の構造について、図3及び図4を用いて以下に説明
する。図3は従来のコンデンサを有する半導体装置の平
面図であり、図4はこのコンデンサのB-B'での断面図で
ある。従来のコンデンサは、半導体基板101中の拡散
層102を弟1の電極とし、半導体基板101上に形成
された酸化膜105を介して、素子分離領域103及び
酸化膜105上に形成されたポリシリコン膜107を弟
2の電極として構成される。半導体集積回路の容量を形
成する場合、あらかじめ冗長なコンデンサを複数形成し
ておき、回路設計の状況に応じて不要なコンデンサの金
属配線109を切断することにより、容量の大きさを調
節している。これは、配線レイアウト構造により大きな
容量が必要になったり、不用になったりするからであ
る。この方法はレーザカット法と呼ばれている。次に、
半導体基板上に容量を形成してレーザカット法により容
量を調整する工程を図4にて詳細に説明する。まず、半
導体基板 101上に、MOSトランジスタの製造工程に
よりゲート酸化膜105、ポリシリコン膜107を形成
して、N型拡散層102・ゲート酸化膜105・ポリシ
リコン膜107から構成されるコンデンサが形成され
る。次に形成されたコンデンサに金属配線109を結線
し、更に最上層配線110を金属配線109に接続させ
て半導体集積回路を形成する。半導体集積回路の回路・
配線変更により容量を変化させる場合には、最上層配線
110の保護膜115を開口して開口117を形成す
る。この後レーザーにより不要なコンデンサに接続する
配線を切断して全体の容量を変化させる。またはフォト
リソグラフ時のマスクパターン変更により、最適な配線
を選択して容量を最適化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した従来の
容量の形成方法では、コンデンサをMOSトランジスタの
製造工程によりで作成していた。回路のレイアウト変更
により容量変化を調整するために、例えばレーザカット
法により不必要な容量を最上層配線の切断により行って
いた。しかしながら、冗長なコンデンサの切断のみで全
体の容量が調整出来ない場合は、最下層のレイアウトま
で戻って、レイアウトの変更を行う必要が生じてしま
う。このため容量値の変更に最下層まで設計変更せざる
を得ず、時問がかかってしまう。また、レイアウト構造
が複雑になってしまいコンデンサの精度が悪くなるとい
う問題が生じてしまう。そこで本願発明では、コンデン
サの形成を従来の多層配線の工程を使用して上層に形成
して、半導体集積回路の回路修正/調整に要する時間及
び工程を極力減らすことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上に示したような課題
を解決するために、本願発明に示す半導体装置は、半導
体基板上の第1絶縁膜上に形成された凸部と、第1絶縁
膜及び前記凸部上に形成された第1金属配線と、第1金
属配線、凸部及び第1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜
と、第2絶縁膜を介して第1金属配線上に形成された第
2金属配線とを有し、第1金属配線、第2絶縁膜及び第
2金属配線はコンデンサを形成していることを特徴とす
る。更に本願発明に示す半導体装置の製造方法の特徴
は、半導体基板上の第1絶縁膜上に凸部を形成する工程
と、第1絶縁膜及び凸部上に第1金属配線を形成する工
程と、第1金属配線、凸部及び前記第1絶縁膜上に第2
絶縁膜を形成する工程と、第2絶縁膜を介して第1金属
配線上に第2金属配線を形成して、第1金属配線、第2
絶縁膜及び第2金属配線から構成されるコンデンサを形
成する工程を有し、更に第2金属配線を切断して、所望
の配線を形成することを特徴とする。本願発明の特徴に
よれば、上層層配線に段差構造を設けることにより、金
属配線/絶縁膜/金属配線により構成されるコンデンサ
を形成することが出来、容量の調整をする場合に上層の
レイアウト変更により容量の調整が可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】本願発明に示す発明の実施の形態
を、図1及び図2を用いて以下に説明する。図1は本発
明に示すコンデンサを有する半導体装置の平面図であ
り、図2(a)〜(c)はこのコンデンサの製造工程を順
を追って示したA-A'での断面図である。まず、本願発明
に示される半導体装置は図1に示されるように、半導体
基板1上の絶縁膜5上に形成されたポリシリコン膜7
と、絶縁膜5及びポリシリコン膜7上に形成された金属
配線9と、金属配線9、ポリシリコン膜7及び絶縁膜5
上に形成された絶縁膜11と、絶縁膜11上を介して金
属配線9上に形成された金属配線13とを有し、ポリシ
リコン膜7上の金属配線9、絶縁膜11及び金属配線1
3はコンデンサを形成していることを特徴とする。ま
た、半導体基板1上に複数のコンデンサが形成されてい
る。これは半導体集積回路の容量を形成する場合に、あ
らかじめ冗長な容量を形成しておき、回路設計により集
積回路の容量が大きくなりすぎた場合に不要な容量部分
の金属配線13を切断して、容量の大きさを調節してい
る。この方法はレーザカット法と呼ばれる。次に、半導
体基板上に容量を形成してレーザカット法により容量を
調整する工程を図2(a)〜(c)を用いて詳細に説明す
る。
【0006】まず、図2(a)に示されるように、半導体
基板1上に例えばLOCOS法により素子分離領域3を形成
する。更に素子分離領域3及び他の素子上に絶縁膜5を
形成する。更に金属配線形成前にシート形状の段差とし
て絶縁膜5上にポリシリコン膜7を形成する。段差の形
成はポリシリコン、窒化シリコンもしくは酸化ケイ素を
堆積し、フォトリソグラフ/エッチングにより行なう。
次に図2(b)に示されるように、上層金属配線との絶縁
のため層間絶縁膜として絶縁膜11を堆積する。絶縁膜
11の堆積後、絶縁膜11の平坦化処理を行う。通常こ
の平坦化処理は、RIE(反応性イオンエッチング)もし
くはCMP(化学的機械研磨)により行われるが、この
際、段差構造を有するポリシリコン膜7上の層間絶縁膜
11はゲート酸化膜と同程度の膜厚となるように薄く形
成することが望ましい。膜厚は必要とされるコンデンサ
の容量に応じて、ポリシリコン膜7の膜厚を制御する。
次に、図3(c)に示されるように、絶縁膜11の形成
後、上層金属配線13を形成する。この際、ポリシリコ
ン膜7上の配線はシート形状に形成する。これにより上
層金属配線13と下層金属配線9及ひ絶縁膜11により
コンデンサが形成される。上層金属配線13のシート面
績を任意に変更することにより、コンデンサの容量が任
意に変更できる。 回路の容量は、配線レイアウトの工
程で増加してしまうため、最上層配線13の保護膜15
を開口してレーザーにより不要なコンデンサに接続され
た配線を切断して半導体集積回路の容量を調整する。
【0007】この場合、冗長なコンデンサの切断のみで
全体の容量が調整出来ない場合は、上層配線レイアウト
の変更にみで回路の容量の調整を行うことが出来る。こ
れにより、半導体集積回路の回路修正/調整に要する時
間及び工程を極力減らすことが出来る。また、本発明で
は平坦化した絶縁膜上にシート形状の配線を形成してい
る。このためコンデンサの形状は平坦な2層構造となる
ため、設計値に近い精度の高いコンデンサを提供するこ
とが出来る。また、本実施例に示した最上層配線を使用
せずに、中間配線層同士を使用してコンデンサを形成し
た場合も同様な効果を得ることが出来る。尚、本願発明
は上記した実施例に限られるものではなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0008】
【発明の効果】以上述べた様に本願発明によれば、本願
発明ではコンデンサを多層配線工程で作成するため、コ
ンテンサ容量の変更にかかる時問を短縮出来る。また、
上層配線の変更のみで容量値を制御できるため、当初設
計したコンデンサと実質的に同一のコンデンサを形成す
ることが出来、精度の高いコンデンサを搭載した半導体
集積回路を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に示すコンデンサを有する半導体
装置の平面図である。
【図2】図2は本願発明に示すコンデンサを有する半導
体装置の製造方法を順に追って示した断面図である。
【図3】図3は、従来の半導体装置の平面図である。
【図4】図4は、従来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 拡散層 3 素子分離領域 5 絶縁膜 7 ポリシリコン膜 9 下層金属配線 11 絶縁膜 13 上層金属配線 15 絶縁膜 17 開口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上の第1絶縁膜上に形成された
    凸部と、前記第1絶縁膜及び前記凸部上に形成された第
    1金属配線と、前記第1金属配線、前記凸部及び前記第
    1絶縁膜上に形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜
    を介して前記第1金属配線上に形成された第2金属配線
    とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記凸部上の第1金属配線、前記第2絶縁
    膜及び前記第2金属配線はコンデンサを形成することを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記第1金属配線及び前記第2金属配線
    は、前記第2絶縁膜により完全に絶縁されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記凸部上の第1金属配線、前記第2絶縁
    膜及び前記第2金属配線は複数のコンデンサを形成し、
    少なくともこのコンデンサの一つは電気的に前記第2金
    属配線が切断されていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記第2金属配線は最上層配線であること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】更に前記第1絶縁膜のより下層にMOSト
    ランジスタを有し、前記弟1金属層と前記第2金属層に
    挟まれた第2絶縁膜の膜厚は、前記MOSトランジスタ
    のゲート酸化膜の膜厚程度であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上の第1絶縁膜上に凸部を形成
    する工程と、前記第1絶縁膜及び前記凸部上に第1金属
    配線を形成する工程と、 前記第1金属配線、前記凸部及び前記第1絶縁膜上に第
    2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜を介して前
    記第1金属配線上に第2金属配線を形成して、前記第1
    金属配線、前記第2絶縁膜及び前記第2金属配線から構
    成されるコンデンサを形成する工程を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記コンデンサを複数形成して、前記第2
    金属配線を切断して前記コンデンサの不必要な領域を電
    気的に切断することを特徴とする請求項7記載の半導体
    装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6777277B2 (en) 2001-09-25 2004-08-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Manufacturing method of Schottky barrier diode
US6835615B2 (en) 2002-03-15 2004-12-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of manufacturing buried gate MOS semiconductor device having PIP capacitor
JP2010276628A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Hitachi Ltd 液晶表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6777277B2 (en) 2001-09-25 2004-08-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Manufacturing method of Schottky barrier diode
US6835615B2 (en) 2002-03-15 2004-12-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of manufacturing buried gate MOS semiconductor device having PIP capacitor
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