JP2000215471A - 光ディスク用センサシステム - Google Patents

光ディスク用センサシステム

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JP2000215471A
JP2000215471A JP1261899A JP1261899A JP2000215471A JP 2000215471 A JP2000215471 A JP 2000215471A JP 1261899 A JP1261899 A JP 1261899A JP 1261899 A JP1261899 A JP 1261899A JP 2000215471 A JP2000215471 A JP 2000215471A
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sensor
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sensor system
light
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JP1261899A
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English (en)
Inventor
Masato Noguchi
正人 野口
Hiroshi Nishikawa
博 西川
Wataru Kubo
渉 久保
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポットサイズ法を用いてフォーカシングエ
ラーの検出を行う光ディスク用センサシステムであっ
て、T/Fクロストークを十分に抑えることのできるセ
ンサシステムを提供すること。 【解決手段】 光ディスクからの反射光を、互いに平行
な分割線により分割された4つの受光領域をそれぞれ有
する第1および第2のセンサ(13、14)により受光
してフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラ
ー信号を得る光ディスク用センサシステム。第1及び第
2のセンサの分割線がディスク面上でのタンジェンシャ
ル方向に相当する前記受光領域上の方向に対し角度αで
傾斜しており、0°<|α|<90°、好ましくは20
°<|α|<70°である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スポットサイズ
法によるフォーカシングエラー信号とプッシュプル法に
よるトラッキングエラー信号とを検出する光ディスク用
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等の媒体を
利用する光ディスク装置の光学系は、レーザー光源と、
光源から発した光束を媒体上に収束させてスポットを形
成する対物レンズとを備えると共に、媒体からの反射光
を受光して記録信号、フォーカシングエラー信号、トラ
ッキングエラー信号を検出するセンサシステムを備えて
いる。フォーカシングエラー信号を検出するためにスポ
ットサイズ法を用いる場合には、センサシステムは、光
磁気ディスクからの反射光を集光する集光レンズと、集
光レンズにより収束される光束を2つの成分に分離する
ホログラム素子と、分離されたそれぞれの光束を受光す
る第1センサと第2センサとから構成される。
【0003】第1センサと第2センサとは、集光レンズ
の焦点位置を挟んで、その光軸方向において前後に相当
する位置に配置される。ホログラム素子は、+1次回折
光に対して正レンズの効果を持つと共に、−1次回折光
に対して負レンズの効果を持ち、±1次回折光を異なる
度合いで収束させる。+1次回折光は、その収束位置に
対し集光レンズから遠い側に配置された第1センサによ
り受光され、−1次回折光は、その収束位置に対し集光
レンズに近い側に配置される第2センサにより集光され
る。ここでは0次光(透過光)は利用されない。
【0004】これらの2つのセンサ上に形成されるスポ
ットのサイズは、対物レンズの合焦状態に応して変化す
るため、両センサ上でのスポットのサイズの差を検出す
ることにより、対物レンズの合焦状態を示すフォーカシ
ングエラー信号を得ることができる。
【0005】スポットサイズ法によりフォーカシングエ
ラー信号を検出すると共に、プッシュプル法によりトラ
ッキングエラー信号を検出するため、ホログラム素子は
光束をタンジェンシャル相当方向Y(センサシステムに
おける、ディスク上のスポットのディスクタンジェンシ
ャル方向に相当する方向)に分離するよう設定され、か
つ、第1、第2センサは、図5に示すようにタンジェン
シャル相当方向Yに沿う分割ラインにより区切られたそ
れぞれ4つの領域A、B、C、D、そして、E、F、
G、Hを備える。これらの領域A〜Hからの信号をSa
〜Shで表すと、フォーカシングエラー信号FE、トラ
ッキングエラー信号TEは、それぞれ以下の式により求
められる。 FE=Sa−Sb−Sc+Sd−Se+Sf+Sg−S
h TE=Sa+Sb−Sc−Sd−Se−Sf+Sg+S
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のセンサシステムでは、データをサーチする際な
ど、ディスク上のスポットがトラックを横切って移動す
る時、対物レンズの焦点がディスクに一致している場
合、すなわちフォーカシングエラーがない場合にも、フ
ォーカシングエラー検出用の2つのセンサ上のスポット
のラジアル相当方向X(ディスク上のスポットのディス
クラジアル方向に相当するセンサ上での方向)の中央部
の明暗の変化が一致せず、フォーカシングエラー信号が
変化するという問題がある。
【0007】図6は、NA0.6の対物レンズと、焦点
距離27mmの集光レンズと、図5に示した従来のセン
サシステムとを用い、対物レンズをディスクに対して合
焦させた状態でディスクの情報記録用のランド中央(X
=0)から隣接するランド中央(X=1.0)までスポ
ットを移動させた際に出力されるトラッキングエラー信
号(実線、1/10スケール)とフォーカシングエラー
信号(破線)とを示す。X=0.5は隣接するランド間
に形成されたラジアル方向断面山形のグルーブ上の位置
を示す。図6に示されるように、ディスク上のスポット
のラジアル方向の移動位置に応じて、本来フラットであ
るべきフォーカシングエラー信号にノイズが混入してい
る。
【0008】この明細書では、上記のようなディスク上
のスポットのラジアル方向の移動により発生するフォー
カスエラー信号のノイズをT/F(Track/Foc
us)クロストークと定義する。
【0009】T/Fクロストークの発生がどのような現
象に基づくかを探るため、ディスク上のスポットがトラ
ックを横切って横断する際の第1、第2センサ上の戻り
光の光量分布をシミュレーションした。ラジアル相当方
向Xに沿う各センサ上での光量分布のシミュレーション
の結果は、図7、8に示される。図7は、ディスク上の
スポットがランド中央に位置する際の光量分布で、破線
が第1センサ上、実線が第2センサ上の分布を示す。光
量は、横軸となるラジアル相当方向Xの各座標につき、
タンジェンシャル相当方向Yの有効範囲内の光量を積分
して求めた値である。図8は、ディスク上のスポットが
グルーブ上に位置する際の同様の光量分布を示す。
【0010】これらの結果から、図9にハッチングで示
すような、センサ上のラジアル相当方向Xの中央部でタ
ンジェンシャル相当方向Yに長い領域(クロストーク領
域)の部分が、ディスク上のスポットがランド中央に位
置する際には第1センサ上での光強度の方が第2センサ
上での光強度より強くなり、ディスク上のスポットがグ
ルーブ上に位置する際には、第1センサ上での光強度の
方が第2センサ上での光強度よりも弱くなることがわか
った。また、単一のセンサでスポットサイズ法およびプ
ッシュプル法によりフォーカシングエラー信号とトラッ
キングエラー信号を検出する構成のセンサシステムもあ
る。この場合にも、ディスク上のスポットがトラッキン
グ方法に移動する際にセンサの中央部と周辺部とで明る
さの変化が異なるという問題がある。
【0011】この発明は、上述した従来技術の問題に鑑
みてなされたものであり、トラッキングエラー信号の検
出を可能としつつ、T/Fクロストークを十分に抑える
ことのできる光ディスク用センサシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の光ディスク用センサシステムは、
光ディスクからの反射光を、互いに平行な分割線により
4つの受光領域に分割されたセンサにより受光してフォ
ーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を
得る光ディスク用センサシステムであって、前記4つの
受光領域の出力信号を、受光領域の配列順にSa、S
b、Sc、Sdとしたとき、フォーカスエラー信号FE
およびトラッキングエラー信号TEが以下の式で表さ
れ、 FE=Sa−Sb−Sc+Sd、 TE=Sa+Sb−Sc−Sd、 さらに、前記分割線がディスク面上でのタンジェンシャ
ル方向に相当する前記受光領域上の方向に対し角度αで
傾斜しており、 0°<|α|<90° であることを特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載の光ディスク用セン
サシステムは、光ディスクからの反射光を、互いに平行
な分割線により分割された4つの受光領域をそれぞれ有
する第1および第2のセンサにより受光してフォーカシ
ングエラー信号およびトラッキングエラー信号を得る光
ディスク用センサシステムであって、前記第1のセンサ
の4つの受光領域の出力信号を、受光領域の配列順にS
a、Sb、Sc、Sdとし、前記第2のセンサの4つの
受光領域の出力信号を受光領域の配列順にSe、Sf、
Sg、Shとしたとき、フォーカスエラー信号FEおよ
びトラッキングエラー信号TEが以下の式で表され、 FE=(Sa−Sb−Sc+Sd)−(Se−Sf−S
g+Sh)、 TE=(Sa+Sb−Sc−Sd)−(Se+Sf−S
g−Sh)、 さらに、前記第1及び第2のセンサの分割線がディスク
面上でのタンジェンシャル方向に相当する前記受光領域
上の方向に対し角度αで傾斜しており、 0°<|α|<90° であることを特徴としている。上記の様な構成とするこ
とにより、トラッキングエラー信号の検出を可能としつ
つ、TFクロストークの影響を大幅に減少させることが
できる。
【0014】なお、請求項3に記載の光ディスク用セン
サシステムは、光ディスクからの反射光束を分離するた
めのホログラム素子を有し、前記ホログラム素子の光束
分離方向は前記分割線の方向と一致していることを特徴
としている。ホログラム素子の光束分離方向と受光領域
の分割線とが平行であるため、反射光の波長変動に起因
するセンサ上のスポット位置の変化がフォーカスエラー
信号およびトラッキングエラー信号の検出結果に影響す
ることがない。
【0015】請求項4に記載の光ディスク用センサシス
テムによれば、前記角度αは、次の範囲であることが好
ましい。 20°<|α|<70° 角度αが上記範囲であれば、十分な強度のトラッキング
エラー信号を得ることができ、しかもTFクロストーク
は十分に抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる光ディス
ク用センサシステムの実施形態について説明する。
【0017】最初に、ホログラム素子が配置される光デ
ィスク装置の光学系について説明する。光ディスク装置
の光学系は、図1に示されるように、レーザー光源1
と、レーザー光源1から発した光束を平行光束にするコ
リメートレンズ2と、この光束を光ディスクD上に収束
させてスポットを形成する対物レンズ3を備えると共
に、光ディスクDからの反射光を入射光路から分離する
ビームスプリッター4と、ビームスプリッター4で反射
された光ディスクからの反射光を受光して記録信号、フ
ォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号を検
出するセンサシステム10を備えている。
【0018】光磁気ディスク等の光ディスクDは、ラジ
アル方向の断面において山形のグルーブと、グルーブ間
に位置する情報記録用のランドとを有している。情報の
記録/再生時には、対物レンズ3はランドのラジアル方
向中央にスポットが形成されるよう位置決めされる。な
お、以下の記載においては、ディスクD上のラジアル方
向をX’タンジェンシャル方向をY’で示し、これに対
応するセンサシステム10上での方向をラジアル相当方
向X、タンジェンシャル相当方向Yで示すものとする。
【0019】センサシステム10は、スポットサイズ法
によるフォーカシングエラー信号の検出を可能とするた
め、図2に示されるように、反射光を集光する集光レン
ズ11と、集光レンズ11により収束される光束をタン
ジェンシャル相当方向Yに沿って少なくとも±1次の回
折光に分離するホログラム素子12と、分離された回折
光を受光する第1センサ13および第2センサ14とか
ら構成される。
【0020】ホログラム素子12は、+1次回折光に対
して正レンズの効果を持つと共に、−1次回折光に対し
て負レンズの効果を持ち、±1次回折光を異なる度合い
で収束させる。第1、第2センサ13、14は、対物レ
ンズ3がディスクDに対して合焦している際に0次光が
収束する距離の略同一平面上に配置されているが、この
時、+1次回折光はセンサ位置より集光レンズ側(図中
左側)、−1次回折光はその逆側(図中右側)で収束
し、0次回折光が収束する距離では共にデフォーカスを
持っている。
【0021】図3は、ラジアル相当方向Xおよびタンジ
ェンシャル相当方向Yと、第1、第2センサ13、14
の配置との関係を示す図である。図に示すように、第1
センサ13、第2センサ14はそれぞれ、従来のセンサ
と同様、平行な分割ラインにより区切られた受光領域
A、B、C、D、および、E、F、G、Hを有する。受
光領域を区切る分割ラインは、タンジェンシャル相当方
向Yに対し角度αで傾斜している。また、ホログラム素
子12の光束分離法光は上記分割ラインと平行な方向と
なっている。
【0022】図3に示す第1センサ13および第2セン
サ14においても、従来と同様、これらの領域A〜Hか
らの信号をSa〜Shで表すと、フォーカシングエラー
信号FE、トラッキングエラー信号TEは、それぞれ以
下の式により求められる。 FE=Sa−Sb−Sc+Sd−Se+Sf+Sg−S
h TE=Sa+Sb−Sc−Sd−Se−Sf+Sg+S
【0023】図4は、TFクロストークおよびトラッキ
ングエラー信号TEの信号強度とセンサ回転角(上記
α)との関係の一例を示すグラフである。このグラフで
は、TFクロストーク、トラッキングエラー信号TEは
それぞれ、最大信号強度を1として規格化して示してい
る。なお、角度αは、タンジェンシャル相当方向Yに対
し反時計回りを正、時計回りを負とする。図4のグラフ
から分かるように、角度αが0°の時(図5に示される
従来の配置)の場合にTFクロストークは最大となり、
角度αが大きく(あるいは小さく)なるとTFクロスト
ークの信号強度は急激に減少する。これに対し、トラッ
キングエラー信号TEの信号強度は、やはり角度αが0
°の時に最大であるが、角度αの変化に対し、TFクロ
ストークに比べて緩やかにその信号強度が減少してい
る。ただし、角度αが90°に達すると、トラッキング
エラー信号TEに対するセンサ感度は0となる。
【0024】以上のことから、図3において、角度α
を、0°<|α|<90°とする事により、トラッキン
グエラー信号の検出を可能としつつ、TFクロストーク
の信号強度を抑えることができる。なお、十分に大きな
強度のトラッキングエラー信号TEを得る為には、好ま
しくは角度αは、20°<|α|<70°の範囲、例え
ばα=30°に設定するのがよい。α=30°の場合の
トラッキングエラー信号の強度はα=0°の時の93.
7%でありほとんど減少しないのに対し、TFクロスト
ークはα=0°の時の49.7%となる。
【0025】なお、上述の実施形態においては、光束分
離手段としてのホログラム素子を用いて分割した±1次
回折光を利用して、2つのセンサの差動出力によりフォ
ーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を
求めているが、本発明はそのような構成に限られるもの
ではなく、単一のセンサを用いて、フォーカシングエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号を求めるよう構成
されたセンサシステムにも適用可能である。この場合、
例えばセンサシステムを図3の図中左側のみの構造のセ
ンサを用いるものとすれば、 フォーカシングエラー信号:FE=Sa−Sb−Sc+
Sd トラッキングエラー信号:TE=Sa+Sb−Sc−S
d により、各エラー信号を得ることができる。
【0026】本発明のセンサシステムによれば、トラッ
キングエラー信号が僅かに減少するものの、TFクロス
トークを十分に抑制することができる。また、各センサ
の受光領域を分割する分割ラインは、ホログラムの光束
分離方向と一致しているため、レーザビームの波長変動
によるセンサ上のスポット位置の移動は、フォーカシン
グエラー信号・トラッキングエラー信号の検出には全く
影響を与えない。本発明のセンサシステムは、従来のセ
ンサシステムの光束分離手段(ホログラム等)およびセ
ンサを回転させるだけで容易に実現することができ、コ
ストアップすることなくTFクロストークを抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の光学系の概略を示す説明図で
ある。
【図2】この発明の実施形態にかかるホログラム素子を
用いたセンサシステムの拡大図である。
【図3】図2のセンサシステムのセンサの配置を示す平
面図である。
【図4】TFクロストークとトラッキングエラー信号の
センサ回転依存性の例を示すグラフである。
【図5】従来のセンサシステムにおける第1センサ、第
2センサの受光領域の配置を示す平面図である。
【図6】従来のセンサシステムを利用した場合のスポッ
トのラジアル方向の移動に伴うトラッキングエラー信
号、フォーカシングエラー信号の変化を示すグラフであ
る。
【図7】ディスク上のスポットがランド中央に位置する
際のラジアル相当方向の光量分布を示すグラフである。
【図8】ディスク上のスポットがグルーブ上に位置する
際のラジアル相当方向の光量分布を示すグラフである。
【図9】センサ上のクロストーク領域を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 センサシステム 11 集光レンズ 12 ホログラム素子 13 第1センサ 14 第2センサ
フロントページの続き (72)発明者 久保 渉 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2K008 AA08 CC03 HH19 HH28 5D118 AA14 BA01 CD02 CD03 CF05 5D119 AA13 BA01 EA02 EA03 JA14 KA04 KA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクからの反射光を、互いに平行
    な分割線により4つの受光領域に分割されたセンサによ
    り受光してフォーカシングエラー信号およびトラッキン
    グエラー信号を得る光ディスク用センサシステムであっ
    て、 前記4つの受光領域の出力信号を、受光領域の配列順に
    Sa、Sb、Sc、Sdとしたとき、フォーカスエラー
    信号FEおよびトラキングエラー信号TEが以下の式で
    表され、 FE=Sa−Sb−Sc+Sd、 TE=Sa+Sb−Sc−Sd、 さらに、前記分割線がディスク面上でのタンジェンシャ
    ル方向に相当する前記受光領域上の方向に対し角度αで
    傾斜しており、 0°<|α|<90° であることを特徴とする光ディスク用センサシステム。
  2. 【請求項2】 光ディスクからの反射光を、互いに平行
    な分割線により分割された4つの受光領域をそれぞれ有
    する第1および第2のセンサにより受光してフォーカシ
    ングエラー信号およびトラッキングエラー信号を得る光
    ディスク用センサシステムであって、 前記第1のセンサの4つの受光領域の出力信号を、受光
    領域の配列順にSa、Sb、Sc、Sdとし、前記第2
    のセンサの4つの受光領域の出力信号を受光領域の配列
    順にSe、Sf、Sg、Shとしたとき、フォーカスエ
    ラー信号FEおよびトラキングエラー信号TEが以下の
    式で表され、 FE=(Sa−Sb−Sc+Sd)−(Se−Sf−S
    g+Sh)、 TE=(Sa+Sb−Sc−Sd)−(Se+Sf−S
    g−Sh)、 さらに、前記第1及び第2のセンサの分割線がディスク
    面上でのタンジェンシャル方向に相当する前記受光領域
    上の方向に対し角度αで傾斜しており、 0°<|α|<90° であることを特徴とする光ディスク用センサシステム。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクからの反射光束を分離す
    るためのホログラム素子を有し、前記ホログラム素子の
    光束分離方向は前記分割線の方向と一致していることを
    特徴とする請求項2に記載の光ディスク用センサシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記角度αは、次の範囲であることを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光デ
    ィスク用センサシステム。 20°<|α|<70°
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396544B1 (ko) * 2000-11-17 2003-09-02 삼성전자주식회사 광기록재생기기용 에러신호 검출장치

Cited By (1)

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KR100396544B1 (ko) * 2000-11-17 2003-09-02 삼성전자주식회사 광기록재생기기용 에러신호 검출장치

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