JP2000214849A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2000214849A
JP2000214849A JP11014043A JP1404399A JP2000214849A JP 2000214849 A JP2000214849 A JP 2000214849A JP 11014043 A JP11014043 A JP 11014043A JP 1404399 A JP1404399 A JP 1404399A JP 2000214849 A JP2000214849 A JP 2000214849A
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JP
Japan
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music
data
song
selection data
music selection
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JP11014043A
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Osamu Isobe
修 磯部
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Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】曲名などを知らない曲でも容易に検索・選曲で
きるようにする。 【解決手段】楽曲データから抽出したメロディ,歌詞,
曲名などの情報を音高コードテーブル、曲情報テーブル
に記憶し、曲に纏わる周辺情報(たとえば、その曲が用
いられているCMやドラマなどに関する情報)を周辺情
報テーブルに記憶する。利用者はマイクから、曲に関し
て知っていることを何でも音声入力すれば、その内容を
入力選曲データとして上記テーブルが検索され、該当す
る曲が検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、曲に纏わる周辺情報
でカラオケ曲を選択することができるカラオケ装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】カラオケ装置において
演奏する曲を選曲する方式として、従来より一般的なも
のは、リモコンによる曲番号の入力である。すなわち、
カラオケ装置本体に対して曲番号を送信するための赤外
線リモコン装置と全てのカラオケ曲の曲番号を記載した
冊子(目次本)をカラオケ装置に備えておき、歌唱者が
曲名などで目次本を検索して曲番号を割り出し、この曲
番号をリモコンからカラオケ装置に送信する方式であ
る。
【0003】しかし、1万曲以上の曲が記載されている
目次本の検索は面倒であり、リモコン装置を用いた曲番
号の入力もセットキーや送信キーなど曲番号以外のキー
操作も必要であるため、慣れない者にとっては操作が面
倒であるという欠点があった。
【0004】また、これを解決するため曲名や歌詞・メ
ロディなどを音声でマイク入力することによって選曲操
作を実行する方式も提案されているが、この方式にして
も歌詞・メロディなどを知っていなければ選曲操作をす
ることができず、テレビなどで聞いたことがある程度の
情報では選曲することができないという問題点があっ
た。
【0005】この発明は、曲名等を知らなくてもカラオ
ケ曲に纏わる周辺情報に基づいて選曲できるようにする
ことにより、選曲操作を容易にしたカラオケ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、各楽曲
データから抽出された第1の選曲データ群および各楽曲
データに関する情報である第2の選曲データ群を記憶す
る選曲データ記憶手段と、入力選曲データを入力する入
力手段と、入力選曲データで選曲データ記憶手段を検索
しこの入力選曲データで指定される楽曲データを割り出
す検索手段と、検索手段で割り出された楽曲データを演
奏する演奏手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、選曲データ記憶手段
は、第1の選曲データ群、第2の選曲データ群を別々の
テーブルとして記憶する手段であり、検索手段は、第1
の選曲データ群、第2の選曲データ群のいずれか一方を
選択する手段および選択された選曲データ群を入力選曲
データで検索する手段とからなることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、入力手段は、歌唱用の
マイクロホンと、該マイクロホンから入力された音声か
ら入力選曲データを抽出する手段と、からなることを特
徴とする。
【0009】この発明では、選曲データ記憶手段に楽曲
データから抽出した第1の選曲データと楽曲データに関
する情報である第2の選曲データを記憶している。第1
の選曲データは、たとえばメロディ,歌詞,曲名などで
ある。また、第2の選曲データは、たとえばその曲が使
用されているCM,ドラマに関する情報などである。そ
して、第1の選曲データ,第2の選曲データのいずれを
用いても曲を検索することができる。たとえば、その曲
がテレビCMに用いられていてその歌手も知っている
が、曲名やCMの商品名を知らない場合には、その歌手
名を入力するとともに、CMに用いられている旨を入力
する。そうすると、歌手名とCM曲とのクロスサーチで
該当曲が検索される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施例であるカ
ラオケ装置のブロック図である。このカラオケ装置は、
いわゆる通信カラオケ装置である。通信カラオケ装置と
は、通信回線を介してホスト装置と接続され、カラオケ
曲演奏用の楽音データなどをホスト装置からダウンロー
ドして演奏するカラオケ装置である。カラオケ装置には
約1万曲の楽曲データが記憶されており、利用者が選択
した曲を演奏する。
【0011】選曲は赤外線のリモコン装置から曲番号を
入力することによって行うほか、このカラオケ装置で
は、歌唱用のマイクから選曲データを入力することによ
ってそのカラオケ曲を選曲することもできる。選曲デー
タとしては、その曲のメロディや曲情報、その曲に纏わ
る周辺情報などである。曲情報とは、その曲の楽曲デー
タに含まれているような曲そのものの情報であり、たと
えば、曲番号、曲名、オリジナル歌手、歌いだしの歌詞
などである。また、その曲にまつわる周辺情報とは、そ
の曲が使用されていたテレビCMの商品名,メーカ名、
その曲がテーマ曲であったドラマのタイトル、オリジナ
ル歌手の愛称、オリジナル歌手に関するゴシップなどで
ある。
【0012】図1において、装置全体の動作を制御する
CPU10には、バスを介してROM11,RAM1
2,ハードディスク(HDD)17,通信制御部16,
リモコン受信部13,表示パネル14,パネルスイッチ
15,音源装置19,D/Aコンバータ20,DSP2
1,文字表示部23,DVDチェンジャ24,表示制御
部25および音声信号処理部29が接続されている。
【0013】ROM11には、システムプログラム,ア
プリケーションプログラム,ローダおよびフォントデー
タが記憶されている。システムプログラムは、この装置
の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログ
ラムである。アプリケーションプログラムはシーケンス
プログラム,音声認識プログラムなどである。シーケン
スプログラムは、メインシーケンスプログラム,楽音シ
ーケンスプログラム,文字シーケンスプログラム,音声
シーケンスプログラムおよびDSPシーケンスプログラ
ムなどからなっている。カラオケ演奏時には各シーケン
スプログラムがCPU10によって並列処理され、楽曲
データに基づいた楽音の発生,映像の再生が行われる。
ローダは、ホストステーションから楽曲データをダウン
ロードするためのプログラムである。音声認識プログラ
ムは、音声信号処理部29から入力されるディジタル化
された音声信号から音程や発音を分析して、そのメロデ
ィや言葉の内容を割り出すためのプログラムである。フ
ォントデータは、歌詞や曲名などを表示するためのもの
であり、明朝体や丸ゴジック体などの複数種類の文字種
のフォントが記憶されている。
【0014】また、RAM12には、選曲・予約された
カラオケ曲の曲番号を登録する予約リスト、演奏中の楽
曲データを読み出すワークエリア、マイク27から音声
を入力して選曲する音声選曲モード時に使用される入力
選曲データバッファ,クロスサーチテーブルなどが設定
される。HDD17には楽曲データを記憶する楽曲デー
タ記憶エリアおよび楽曲データを選択するためのデータ
である選曲データを記憶する選曲データテーブルが設定
される。また、DVDチェンジャ24にセットされるD
VDにも楽曲データが記憶されている。
【0015】通信制御部16は、電話回線(アナログ回
線またはデジタル回線)を介してホスト装置と交信する
ための制御部である。ホスト装置からは楽曲データや前
記選曲データテーブルの内容などがダウンロードされ
る。通信制御部16はDMA回路を内蔵しており、ダウ
ンロードされた楽曲データや選曲データなどをCPU1
0を介さずに直接HDD17に書き込む。
【0016】リモコン受信部13はリモコン30から送
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リ
モコン30は、選曲などのためのデータを送信するため
の装置である。リモコン30は送信キーなどのコマンド
キーやテンキースイッチなどを備えており、利用者がこ
れらのキースイッチを操作するとその操作に応じたコー
ドが赤外線信号として送信される。表示パネル14はこ
のカラオケ装置の前面に設けられており、現在演奏中の
曲コードや予約曲数などを表示するものである。パネル
スイッチ15はカラオケ装置の前面操作部に設けられて
おり、曲コード入力スイッチやキーチェンジスイッチな
どを含んでいる。
【0017】このカラオケ装置においても、通常の選曲
操作はリモコン30から曲番号を入力して行う。このリ
モコン30を用いた選曲操作はカラオケ曲の実行中でも
可能である。一方、マイク27を使用する音声選曲モー
ドの動作はカラオケ曲の演奏終了後に可能となる。ま
た、音声選曲モード時においても種々の入力にリモコン
30が使用される。
【0018】音源装置19は、楽曲データに含まれる楽
音データを入力して楽音信号を形成する。D/Aコンバ
ータ20は、楽曲データに含まれる音声データを入力し
て音声信号に変換する。音声データは、ADPCMデー
タからなっており、バックコーラスなどの音声信号から
なる。また、DSP21にはマイク27が接続され、歌
唱者の歌唱信号が入力される。DSP21は、音源装置
19,D/Aコンバータ20およびマイク27から入力
される楽音信号,音声信号に対してリバーブ,エコーな
どの効果を付与する。DSP21が付与する効果の種類
や程度は、楽曲データに含まれるDSPコントロールデ
ータに基づいて制御される。効果が付与された楽音信
号,音声信号はミキシングされたのちアンプ・スピーカ
22に出力される。アンプ・スピーカ22はこの信号を
増幅したのち放音する。
【0019】また、マイク27は音声信号処理部29に
接続されている。音声信号処理部29は音声選曲モード
時に動作し、マイク27から入力される音声信号をディ
ジタル変換したのち周波数分析などしてCPU10に入
力する。CPU10は入力された音声信号の波形や周波
数に基づいて表音コード化,音高コード化の処理を行
う。
【0020】また、文字表示部23は,CPU10から
入力される文字データに基づいて文字パターンを生成す
る。この文字パターンは表示制御部25を介してモニタ
26に表示される。表示される文字としては、カラオケ
曲演奏中の歌詞のほか、選曲操作中の曲名などがある。
DVDチェンジャ24はCPU10の指示に基づいて所
定のDVDをセットして楽曲データや背景映像を読み出
す。DVDチェンジャ24には、複数枚のDVDが内蔵
されており、このなかから1つの背景映像が選択され、
映像データとして出力される。背景映像は当該カラオケ
曲のジャンルデータなどに基づいて決定される。文字パ
ターン,背景映像データは表示制御部25に入力され
る。表示制御部25ではこれらのデータをスーパーイン
ポーズで合成してモニタ26に表示する。
【0021】図2は、RAM12およびHDD17の一
部構成を示す図である。RAM12には同図(A)に示
すように、入力選曲データバッファ,クロスサーチテー
ブルが設定される。入力選曲データバッファは、マイク
ロホン27から入力された入力選曲データを一次記憶す
るエリアである。この入力選曲データは、選曲データテ
ーブルを検索するためにCPU10が読み出したとき自
動的に消去される。クロスサーチテーブルは、検索動作
で抽出された候補曲の曲番号を記憶するテーブルであ
る。1つの入力選曲データで検索を行った結果、複数の
曲が選択された場合、選択された曲の曲番号をこのテー
ブルに記憶し、次の入力選曲データによる検索はこの曲
番号が対応している選曲データの範囲で行う。
【0022】また、HDD17には、同図(B)に示す
ように、楽曲データ記憶エリア,選曲データテーブルが
設定される。楽曲データ記憶エリアには、ホスト装置か
らダウンロードされた新曲の楽曲データが記憶される。
なお、定番曲の楽曲データは上述したようにDVDに記
憶されている。選曲データテーブルは、利用者が入力し
た入力選曲データに基づいて利用者が所望する曲の曲番
号を検索するためのテーブルであり、同図(C)に示す
構成になっている。
【0023】同図(C)において、選曲データテーブル
は、曲番号テーブル,表音コードテーブル,音高コード
テーブルで構成されている。また表音コードテーブル
は、曲情報テーブルおよび周辺情報テーブルで構成され
ている。
【0024】曲番号テーブルは、各楽曲データの曲番号
に対応させて曲名や楽曲データの記憶アドレス(ディレ
クトリ)を記憶したテーブルである。このテーブルはリ
モコン30やパネルスイッチ15の操作によって曲番号
が入力されたとき、および、マイク27から入力された
音声データで表音コードテーブルや音高コードテーブル
を検索して曲番号が割り出されたとき、その曲番号に対
応する曲名を表示したりその楽曲データの記憶エリアを
割り出すときに使用される。曲番号は、各楽曲データに
対して1対1で対応するコードであり、リモコン30で
選曲するときに入力するコード、すなわち、カラオケ装
置に付随して備えつけられている目次本(曲名リスト)
に記載されているコードと同一のものである。
【0025】音高コードテーブルには、選曲データとし
て各楽曲データのメロディを音高コード化したものが曲
番号と対応して記憶されている。音高コードは、その曲
の歌い出しのメロディをノートナンバで表現したもので
ある。ノートナンバは、C3を64とし半音毎に1増減
する値である。このテーブルはマイク27から入力され
た音声データから割り出された入力音高コードで検索さ
れる。
【0026】表音コードテーブルのうち曲情報テーブル
には、選曲データとして各楽曲データの曲番号,曲名,
曲種類,歌手名,歌詞を表音コード化したものが曲番号
と対応して記憶されている。表音コードとは、その発音
を記号化したものであり、たとえば仮名,アルファベッ
ト,発音記号などで表現される。たとえば、「123」
という曲番号は、表音コードでは「ichi−ni−s
an」または「hyaku−niju−san」で表さ
れる。曲種類は、ポップス,演歌などの曲のジャンルや
デュエット,ソロなどの歌唱者の数などのデータであ
る。歌手名はその曲を本来歌唱している歌手の名であ
る。
【0027】なお、上記選曲データのうちメロディ,歌
詞はそれぞれ楽曲データの楽音トラック,歌詞トラック
に書き込まれているデータの一部であり、曲番号,曲
名,曲種類,歌詞名は楽曲データのヘッダに書き込まれ
ている情報である。これらの選曲データは配信センタか
らダウンロードされる。このダウンロードは新曲の配信
に同期して行われる。なお、カラオケ装置が楽曲データ
から分離抽出して、みずから選曲データテーブルを構成
することも可能である。
【0028】また、表音コードテーブルのうち周辺情報
テーブルには、選曲データとして各楽曲データのその曲
が使用されていたテレビCMの商品名,メーカ名、その
曲がテーマ曲であったドラマのタイトル、オリジナル歌
手の愛称、オリジナル歌手に関するゴシップなどを表音
コード化したものが曲番号と対応して記憶されている。
この場合、テレビCMに使用されている曲に対しては、
「CM」,「(商品名)」,「(メーカ名)」の選曲デ
ータが割り当てられ、商品名、メーカ名または「CM」
という言葉のみでもヒットするようにしている。この場
合、検索方式は完全一致,一部一致,包含のうち適当な
ものを用いればよい。なお、この周辺情報テーブルは、
配信センタによって定期的に更新される。この周辺情報
テーブルの更新は、上記曲情報テーブルの更新や新曲の
配信と同期している必要はない。
【0029】なお、上記曲情報テーブルにおいては、情
報の種類(曲番号,曲名,歌詞など)によってテーブル
を分離せずに全ての選曲データを所定の順序(たとえば
アルファベット順や五十音順)で記憶している。また周
辺情報テーブルにおいても、情報の種類(CM商品名,
メーカ名,ドラマなど)によってテーブルを分離せずに
全ての選曲データを所定の順序で記憶している。そし
て、表音コードによって一律に検索し、どの種類の情報
でも該当するものがあればヒットさせるようにしてい
る。
【0030】図3〜図6は同カラオケ装置の動作を示す
フローチャートである。
【0031】図3はマイクスイッチによるモード切換操
作を示すフローチャートである。まずマイクスイッチ2
7aのポジションを判断する(s1)。マイクスイッチ
27aのポジションがPLAYの場合には演奏モードを
設定してリターンする(s2)。一方、マイクスイッチ
27aのポジションがSELECTの場合には音声選曲
モードを設定し(s3)、音声選曲画面を表示して(s
4)リターンする。演奏モードの場合には、選曲で予約
された曲があるかを判断し、ある場合にはその曲の演奏
動作に進み、ない場合にはベスト曲リストなどを表示し
て選曲を促す。
【0032】図4は音声選曲モード時の入力処理動作を
示すフローチャートである。音声入力があるか選択切換
操作があるかを判断する(s10,s11)。選択切換
操作があった場合には(s11)、曲情報テーブル/周
辺情報テーブルの選択を切り換える。この選択はレジス
タに記憶される。この選択切換操作はマイク入力で行っ
てもよく、リモコン30のキー操作で行うようにしても
よい。
【0033】一方、音声が入力された場合には(s1
0)、この音声から人声の発音を分析し(s12)、人
声を抽出できた場合にはこれを表音コード化して入力選
曲データバッファに書き込む(s13,s14)。次に
この音声の周波数成分を分析し(s15)、メロディが
抽出できた場合にはこれを音高コード化して入力選曲デ
ータバッファに書き込む(s16,s17)。この分析
処理は、単語やフレーズなどのひとかたまりの音声に対
して行われ、音声の区切りは、次の音声との時間的な間
隔で認識される。
【0034】図5はテーブル検索動作を示すフローチャ
ートである。まず入力選曲データバッファに入力選曲デ
ータがあるかを判断する(s21)。ない場合には上記
入力処理動作で入力選曲データが書き込まれるまで待機
する。入力選曲データがある場合には、先頭の1つを読
み出す(s22)。そして、このデータをバッファから
消去する(s23)。読み出した情報が表音コードであ
るか音高コードであるかを判断する(s24)。音高コ
ードの場合にはs33に進む。読み出したデータが表音
コードの場合には、現在、曲情報テーブル/周辺情報の
うちどちらの情報が選択されているかを判断する(s2
5)。
【0035】曲情報テーブルが選択されている場合に
は、曲情報テーブルの読み出しを設定する(s26)。
周辺情報テーブルが選択されている場合には、周辺情報
テーブルの読み出しを設定する(s27)。クロスサー
チテーブルを参照し(s28)、すでに候補曲が絞り込
まれている場合には、曲情報テーブル、周辺情報テーブ
ルのうちこの候補曲の曲番号が対応している選曲データ
についてのみ検索する(s28,s29)。曲番号の検
索は表音コードによる検索よりも遙に高速であるため、
先に絞り込むことによって検索を高速化ことができる。
これによって候補曲が選択できた場合には(s30)こ
れを表示し(s31)、この候補曲でクロスサーチテー
ブルを更新して(s32)、リターンする。一方候補曲
が1曲も選択できなかった場合には、この入力選曲デー
タは無効であるとしてなにもしないでリターンする。
【0036】また、s22で読み出された入力選曲デー
タが音高コードの場合には、s33に進み、音高コード
テーブルの読み出しを設定する。クロスサーチテーブル
を参照し(s34)、すでに候補曲が絞り込まれている
場合には、音高コードテーブルのうちこの候補曲の曲番
号が対応している選曲データについてのみ検索する(s
34,s35)。曲番号の検索は表音コードによる検索
よりも遙に高速であるため、先に絞り込むことによって
検索を高速化ことができる。これによって候補曲が選択
できた場合には(s36)これを表示し(s37)、こ
の候補曲でクロスサーチテーブルを更新して(s3
8)、リターンする。一方候補曲が1曲も選択できなか
った場合には、この入力選曲データは無効であるとして
なにもしないでリターンする。
【0037】以上の検索動作を入力選曲データが入力さ
れる限り繰り返して実行する。もし、クロスサーチを重
ねた結果該当する曲がなくなった場合には、その検索を
無効として入力選曲データを破棄してそのままリターン
する。
【0038】図6は選曲確定動作を示すフローチャート
である。この動作は音声選曲モード中定期的に実行され
る。選曲の確定は、利用者が、モニタ26に表示された
候補曲リストをみて、リモコン30の操作でそのうちの
1曲を選択することによって行われる。まず選曲確定操
作があったかを判断する(s41)。あった場合には、
モニタ26上の表示に対応する曲番号を選択し(s4
2)、この曲番号を予約リストに書き込む(s43)。
これによりこの音声選曲操作が完了したため、まだ残っ
ている入力選曲データを破棄し、クロスサーチテーブル
をクリアして(s44)、動作を終了する。また、選曲
確定操作がない場合にはそのまま動作を終了する。
【0039】なお、曲情報テーブル/周辺情報テーブル
の選択や確定選曲操作は、リモコン30で行うようにし
ているが、マイク27からの音声入力で行うようにして
もよい。
【0040】また、別々に更新しやすいように、およ
び、検索が繁雑にならないように曲情報テーブルと周辺
情報テーブルは別々に設けているが、全ての情報を1つ
の表音コードテーブルに記憶するようにしてもよい。
【0041】また、入力選曲データとしての曲情報や周
辺情報の入力は語数が多いためマイク入力としている
が、50音表から文字を選択するなどの方式でリモコン
入力にしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、楽曲デ
ータから抽出した第1の選曲データおよびその曲の周辺
情報である第2の選曲データの両方を用いて曲を検索で
きるようにしたことにより、その曲についての情報が少
なくても容易に曲を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるカラオケ装置のブロッ
ク図
【図2】同カラオケ装置のRAM,HDDの一部構成図
【図3】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図5】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図6】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
27−マイクロホン、29−音声信号処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/401 310C 15/403 350C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽曲データを記憶する楽曲データ
    記憶手段と、 各楽曲データから抽出された第1の選曲データ群および
    各楽曲データに関する情報である第2の選曲データ群を
    記憶する選曲データ記憶手段と、 入力選曲データを入力する入力手段と、 入力選曲データで選曲データ記憶手段を検索し、この入
    力選曲データで指定される楽曲データを割り出す検索手
    段と、 検索手段で割り出された楽曲データを演奏する演奏手段
    と、 を備えたカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 選曲データ記憶手段は、第1の選曲デー
    タ群、第2の選曲データ群を別々のテーブルとして記憶
    する手段であり、 検索手段は、第1の選曲データ群、第2の選曲データ群
    のいずれか一方を選択する手段、および、選択された選
    曲データ群を入力選曲データで検索する手段とからなる
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 入力手段は、歌唱用のマイクロホンと、
    該マイクロホンから入力された音声から入力選曲データ
    を抽出する手段と、からなる請求項1または請求項2に
    記載のカラオケ装置。
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