JP2000213796A - 空気調和機のコントロ―ル装置 - Google Patents
空気調和機のコントロ―ル装置Info
- Publication number
- JP2000213796A JP2000213796A JP11011852A JP1185299A JP2000213796A JP 2000213796 A JP2000213796 A JP 2000213796A JP 11011852 A JP11011852 A JP 11011852A JP 1185299 A JP1185299 A JP 1185299A JP 2000213796 A JP2000213796 A JP 2000213796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- simultaneous
- indoor units
- switch
- control device
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数台の室内機を制御する集中コントロール
装置において、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチの操作によ
り、使用者の意図を的確に実現できるようにする。 【解決手段】 複数台の室内機Ａ〜Ｄの運転状態を記憶
する記憶装置１１を備え、記録装置１１に記憶させた運
転状態情報に基づいて、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５に
よる一斉ＯＮ操作時において、以前の一斉ＯＦＦ操作時
に運転していた状態に室内機Ａ〜Ｄの運転状態を復帰さ
せる。
装置において、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチの操作によ
り、使用者の意図を的確に実現できるようにする。 【解決手段】 複数台の室内機Ａ〜Ｄの運転状態を記憶
する記憶装置１１を備え、記録装置１１に記憶させた運
転状態情報に基づいて、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５に
よる一斉ＯＮ操作時において、以前の一斉ＯＦＦ操作時
に運転していた状態に室内機Ａ〜Ｄの運転状態を復帰さ
せる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の室内機を
一斉制御することが可能な空気調和機のコントロール装
置に関するものである。
一斉制御することが可能な空気調和機のコントロール装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より複数台の室内機を運転制御する
集中コントロールに関しては、種々の制御装置がある。
例えば個別の室内機を運転ＯＮ／ＯＦＦするだけのもの
から、個別の温度設定も行うことができるようにした構
成のものもある。さらに、一箇所での操作により複数台
の室内機の運転制御を実現した一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チ（一斉運転／停止スイッチ）を搭載したものも多い。
集中コントロールに関しては、種々の制御装置がある。
例えば個別の室内機を運転ＯＮ／ＯＦＦするだけのもの
から、個別の温度設定も行うことができるようにした構
成のものもある。さらに、一箇所での操作により複数台
の室内機の運転制御を実現した一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チ（一斉運転／停止スイッチ）を搭載したものも多い。
【０００３】以下、図面を参照しながら前記従来の集中
コントロール制御を説明する。
コントロール制御を説明する。
【０００４】図１０は従来の空気調和機の集中コントロ
ールを示すシステム構成図であり、集中コントロール装
置１は、１台の室外機２と、４台の室内機Ａ，Ｂ，Ｃ，
Ｄより構成された４室マルチ空気調和機とに信号線３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄにより接続されている。各室内機
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄには専用個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄが
それぞれ取り付けられている。集中コントロール装置１
は電源回路４より動作電源を供給している。
ールを示すシステム構成図であり、集中コントロール装
置１は、１台の室外機２と、４台の室内機Ａ，Ｂ，Ｃ，
Ｄより構成された４室マルチ空気調和機とに信号線３
ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄにより接続されている。各室内機
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄには専用個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄが
それぞれ取り付けられている。集中コントロール装置１
は電源回路４より動作電源を供給している。
【０００５】操作スイッチＳは、キーマトリックス構成
であって、各室内機Ａ〜Ｄの個別運転ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチと、温度設定ｕｐ／ｄｏｗｎ用スイッチと、運転モ
−ド切替スイッチなどが設けられている。一斉ＯＮ／Ｏ
ＦＦスイッチ５が操作スイッチＳと共にマイクロコンピ
ュータ６に接続されている。各種スイッチ操作がある
と、その伝達信号は通信回路７を経由して信号線３ａ〜
３ｄを通って各室内機Ａ〜Ｄに伝達制御される。
であって、各室内機Ａ〜Ｄの個別運転ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチと、温度設定ｕｐ／ｄｏｗｎ用スイッチと、運転モ
−ド切替スイッチなどが設けられている。一斉ＯＮ／Ｏ
ＦＦスイッチ５が操作スイッチＳと共にマイクロコンピ
ュータ６に接続されている。各種スイッチ操作がある
と、その伝達信号は通信回路７を経由して信号線３ａ〜
３ｄを通って各室内機Ａ〜Ｄに伝達制御される。
【０００６】図１１は全室内機が停止状態のときに一斉
ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場合の動作を示すフ
ローチャートである。集中コントロール装置１におい
て、スイッチ操作がなされ（Ｓ１）、一斉ＯＮ／ＯＦＦ
スイッチ５がオンされると（Ｓ２）、全室内機Ａ〜Ｄの
運転をスタートさせるものであって（Ｓ３）、この場合
には一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉ＯＮ（一斉運
転）スイッチとなる。
ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場合の動作を示すフ
ローチャートである。集中コントロール装置１におい
て、スイッチ操作がなされ（Ｓ１）、一斉ＯＮ／ＯＦＦ
スイッチ５がオンされると（Ｓ２）、全室内機Ａ〜Ｄの
運転をスタートさせるものであって（Ｓ３）、この場合
には一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉ＯＮ（一斉運
転）スイッチとなる。
【０００７】そして、逆にいずれかの室内機が運転状態
であれば、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉に全室
内機Ａ〜Ｄを強制停止する一斉ＯＦＦ（一斉停止）スイ
ッチとなる。
であれば、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉に全室
内機Ａ〜Ｄを強制停止する一斉ＯＦＦ（一斉停止）スイ
ッチとなる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１０
に示す従来の構成では、室内機Ａ〜Ｄにおける制御は常
に全室停止、あるいは全室運転であり、常によく使う室
内機だけ運転しようとした場合には、一旦、一斉ＯＮ／
ＯＦＦスイッチ５を投入した後に、個別に停止させたい
室内機の運転ＯＮ／ＯＦＦスイッチを押して停止させる
必要があり、スイッチ操作としては使用者にとって非常
に使いづらくなっていた。
に示す従来の構成では、室内機Ａ〜Ｄにおける制御は常
に全室停止、あるいは全室運転であり、常によく使う室
内機だけ運転しようとした場合には、一旦、一斉ＯＮ／
ＯＦＦスイッチ５を投入した後に、個別に停止させたい
室内機の運転ＯＮ／ＯＦＦスイッチを押して停止させる
必要があり、スイッチ操作としては使用者にとって非常
に使いづらくなっていた。
【０００９】日常の空気調和機を運転する場合、常に未
使用で滅多に使わない室内機もあり、また季節によって
も運転状態が変わる場合が多くある。また個別の使用者
が停止させている室内機まで運転させてしまうことにな
り、個別制御に対する配慮がない一斉ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチであるといえる。
使用で滅多に使わない室内機もあり、また季節によって
も運転状態が変わる場合が多くある。また個別の使用者
が停止させている室内機まで運転させてしまうことにな
り、個別制御に対する配慮がない一斉ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチであるといえる。
【００１０】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、複数の室内機における必要な室内機に対
してのみの一斉ＯＮ制御を実現して、使用者の意に反す
ることがない一斉ＯＮ制御が容易に行われる空気調和機
のコントロール装置を提供することを目的とする。
るものであり、複数の室内機における必要な室内機に対
してのみの一斉ＯＮ制御を実現して、使用者の意に反す
ることがない一斉ＯＮ制御が容易に行われる空気調和機
のコントロール装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の空気調和機のコントロール装置は、複数台
の室内機の運転制御、および運転状態モード切り替えに
係る設定操作を行うコントロール手段と、このコントロ
ール手段に設けられて前記室内機の一斉ＯＮあるいは一
斉ＯＦＦを行うための一斉ＯＮ／ＯＦＦ切替手段と、一
斉ＯＦＦ前の各室内機の運転状態の情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された運転状態情報に基づ
き前記一斉ＯＮ時に、運転する室内機を決定する設定手
段とを備えたものであり、この構成によって、以前に一
斉ＯＦＦさせたときの各室内機の運転状態を記憶してお
き、その運転状態で室内機の運転を開始させることがで
きるため、毎回一律に全室内機を一斉ＯＮさせることに
よる無駄を除去することができる。
め、本発明の空気調和機のコントロール装置は、複数台
の室内機の運転制御、および運転状態モード切り替えに
係る設定操作を行うコントロール手段と、このコントロ
ール手段に設けられて前記室内機の一斉ＯＮあるいは一
斉ＯＦＦを行うための一斉ＯＮ／ＯＦＦ切替手段と、一
斉ＯＦＦ前の各室内機の運転状態の情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された運転状態情報に基づ
き前記一斉ＯＮ時に、運転する室内機を決定する設定手
段とを備えたものであり、この構成によって、以前に一
斉ＯＦＦさせたときの各室内機の運転状態を記憶してお
き、その運転状態で室内機の運転を開始させることがで
きるため、毎回一律に全室内機を一斉ＯＮさせることに
よる無駄を除去することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、複数台
の室内機の運転制御、および運転状態モード切り替えに
係る設定操作を行うコントロール手段と、このコントロ
ール手段に設けられて前記室内機の一斉ＯＮあるいは一
斉ＯＦＦを行うための一斉ＯＮ／ＯＦＦ切替手段と、一
斉ＯＦＦ前の各室内機の運転状態の情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された運転状態情報に基づ
き前記一斉ＯＮ時に、運転する室内機を決定する設定手
段とを備えたものであり、この構成により、一斉ＯＮ時
に運転させる室内機を、以前に一斉ＯＦＦさせたときの
運転状態を記憶しておくことにより、その状態に復帰さ
せることができ、運転の必要でない室内機までも運転さ
せる無駄を除去することができる。
の室内機の運転制御、および運転状態モード切り替えに
係る設定操作を行うコントロール手段と、このコントロ
ール手段に設けられて前記室内機の一斉ＯＮあるいは一
斉ＯＦＦを行うための一斉ＯＮ／ＯＦＦ切替手段と、一
斉ＯＦＦ前の各室内機の運転状態の情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された運転状態情報に基づ
き前記一斉ＯＮ時に、運転する室内機を決定する設定手
段とを備えたものであり、この構成により、一斉ＯＮ時
に運転させる室内機を、以前に一斉ＯＦＦさせたときの
運転状態を記憶しておくことにより、その状態に復帰さ
せることができ、運転の必要でない室内機までも運転さ
せる無駄を除去することができる。
【００１３】請求項２に記載の発明は、前記一斉運転時
における室内機の運転状態を、前記記憶手段に記憶され
ている運転状態情報による運転モードにするか、全室内
機一斉運転の運転モードにするかの切り替えを行うモー
ド切替手段を備えたものであり、この構成により、前記
請求項１記載の発明の状態復帰制御をさせるのか、また
は全室内機を強制的に一斉ＯＮさせるのかの選択が可能
になる。
における室内機の運転状態を、前記記憶手段に記憶され
ている運転状態情報による運転モードにするか、全室内
機一斉運転の運転モードにするかの切り替えを行うモー
ド切替手段を備えたものであり、この構成により、前記
請求項１記載の発明の状態復帰制御をさせるのか、また
は全室内機を強制的に一斉ＯＮさせるのかの選択が可能
になる。
【００１４】請求項３に記載の発明は、前記コントロー
ル手段において温度設定が設定操作を可能にし、前記一
斉ＯＮ時における室内機の設定温度を、各室内機にそれ
ぞれ対応した個別操作リモコンによる設定温度に設定す
るか、前記コントロール手段による一律温度に設定する
かの切り替えを行う設定温度切替手段を備えたものであ
り、この構成により、温度設定を一斉に集中コントロー
ラによって一律に設定するのか、個別に以前設定されて
いた温度設定を使うのかの選択が可能になる。
ル手段において温度設定が設定操作を可能にし、前記一
斉ＯＮ時における室内機の設定温度を、各室内機にそれ
ぞれ対応した個別操作リモコンによる設定温度に設定す
るか、前記コントロール手段による一律温度に設定する
かの切り替えを行う設定温度切替手段を備えたものであ
り、この構成により、温度設定を一斉に集中コントロー
ラによって一律に設定するのか、個別に以前設定されて
いた温度設定を使うのかの選択が可能になる。
【００１５】請求項４に記載の発明は、前記コントロー
ル手段と、室内機に連結された室外機との間におけるコ
ントロール信号の授受を無線によって行うように構成し
たものであり、この構成により、設置作業において通信
線の配線などの手間を省くことができる。
ル手段と、室内機に連結された室外機との間におけるコ
ントロール信号の授受を無線によって行うように構成し
たものであり、この構成により、設置作業において通信
線の配線などの手間を省くことができる。
【００１６】以下、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１７】図１は本発明の第１実施形態を説明するた
めの空気調和機のシステム構成図であり、集中コントロ
ール装置１は、１台の室外機２と、４台の室内機Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄより構成された４室マルチ空気調和機とに無
線通信方式により接続されている。各室内機Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄには個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄがそれぞれ取り
付けられている。集中コントロール装置１は電源回路４
より動作電源を供給している。
めの空気調和機のシステム構成図であり、集中コントロ
ール装置１は、１台の室外機２と、４台の室内機Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄより構成された４室マルチ空気調和機とに無
線通信方式により接続されている。各室内機Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄには個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄがそれぞれ取り
付けられている。集中コントロール装置１は電源回路４
より動作電源を供給している。
【００１８】操作スイッチＳは、キーマトリックス構成
であり、各室内機Ａ〜Ｄの個別運転ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チと、温度設定ｕｐ／ｄｏｗｎ用スイッチと、運転モー
ド切替スイッチなどが設けられている。一斉ＯＮ／ＯＦ
Ｆスイッチ５は、操作スイッチＳと共にマイクロコンピ
ュータ６に接続されている。各種スイッチ操作がある
と、その伝達信号は無線通信回路８を経由してアンテナ
９より信号出力され、室外機２に取り付けられた無線ユ
ニット１０に伝達されて、室外機２より各室内機Ａ〜Ｄ
に信号伝達される。
であり、各室内機Ａ〜Ｄの個別運転ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チと、温度設定ｕｐ／ｄｏｗｎ用スイッチと、運転モー
ド切替スイッチなどが設けられている。一斉ＯＮ／ＯＦ
Ｆスイッチ５は、操作スイッチＳと共にマイクロコンピ
ュータ６に接続されている。各種スイッチ操作がある
と、その伝達信号は無線通信回路８を経由してアンテナ
９より信号出力され、室外機２に取り付けられた無線ユ
ニット１０に伝達されて、室外機２より各室内機Ａ〜Ｄ
に信号伝達される。
【００１９】なお、図１における１１はマイクロコンピ
ュータ６に設けられたメモリ回路などからなる記憶装置
である。
ュータ６に設けられたメモリ回路などからなる記憶装置
である。
【００２０】図２は第１実施形態において全室内機が停
止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された
場合の動作を示すフローチャートである。集中コントロ
ール装置１において始動スイッチがオンされると、ま
ず、記憶装置１１に記憶されている以前の一斉ＯＦＦ時
の室内機運転状態の情報が読み出され（Ｓ１−１）、そ
の運転情報が無線通信回路８に入力され、アンテナ９よ
り電波信号として室外機２の無線ユニット１０へ送出さ
れる。さらに、集中コントロール装置１において、スイ
ッチ操作がなされ（Ｓ１−２）、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチ５がオンされると（Ｓ１−３）、前記運転情報に基
づいて設定された室内機のみの運転をスタートさせる
（Ｓ１−４）。
止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された
場合の動作を示すフローチャートである。集中コントロ
ール装置１において始動スイッチがオンされると、ま
ず、記憶装置１１に記憶されている以前の一斉ＯＦＦ時
の室内機運転状態の情報が読み出され（Ｓ１−１）、そ
の運転情報が無線通信回路８に入力され、アンテナ９よ
り電波信号として室外機２の無線ユニット１０へ送出さ
れる。さらに、集中コントロール装置１において、スイ
ッチ操作がなされ（Ｓ１−２）、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイ
ッチ５がオンされると（Ｓ１−３）、前記運転情報に基
づいて設定された室内機のみの運転をスタートさせる
（Ｓ１−４）。
【００２１】一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５が投入された
ときに、いずれかの室内機が運転状態であれば、一斉Ｏ
Ｎ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉に全室内機Ａ〜Ｄを強制
停止する一斉ＯＦＦスイッチとなり、全室内機Ａ〜Ｄが
停止制御される。
ときに、いずれかの室内機が運転状態であれば、一斉Ｏ
Ｎ／ＯＦＦスイッチ５は、一斉に全室内機Ａ〜Ｄを強制
停止する一斉ＯＦＦスイッチとなり、全室内機Ａ〜Ｄが
停止制御される。
【００２２】図３は第１実施形態における室内機Ａ〜Ｄ
の運転状態の説明図であり、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ
５が押される前に室内機Ａ，Ｃが運転されていた場合
に、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５が操作された場合の運
転状態の変化を示したものであって、このように前記制
御動作により、全室内機Ａ〜Ｄが停止後において、一斉
ＯＦＦ操作前に運転していた室内Ａ，Ｃの運転が復帰さ
れることになる。
の運転状態の説明図であり、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ
５が押される前に室内機Ａ，Ｃが運転されていた場合
に、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５が操作された場合の運
転状態の変化を示したものであって、このように前記制
御動作により、全室内機Ａ〜Ｄが停止後において、一斉
ＯＦＦ操作前に運転していた室内Ａ，Ｃの運転が復帰さ
れることになる。
【００２３】第１実施形態によれば、毎日同じ運転パタ
ーンが常の使用者にとっては、夜に一斉ＯＦＦで停止さ
せておけば、朝に同様な運転状態で各室内機を駆動させ
ることができる。また外出時および帰宅時においても容
易に状態復帰ができる。また本実施形態は、室内機の設
置台数が増えれば増えるほどその効果は大きいものとな
る。
ーンが常の使用者にとっては、夜に一斉ＯＦＦで停止さ
せておけば、朝に同様な運転状態で各室内機を駆動させ
ることができる。また外出時および帰宅時においても容
易に状態復帰ができる。また本実施形態は、室内機の設
置台数が増えれば増えるほどその効果は大きいものとな
る。
【００２４】図４は本発明の第２実施形態を説明するた
めの空気調和機のシステム構成図であり、図１，図２に
て説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳
しい説明は省略する。この第２実施形態が前記第１実施
形態の構成と異なる点は、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５
を使用するか否かをモード切替手段としてのスイッチ１
２により切り替えて運転状態モードを切り替えることが
できるようにした構成にある。
めの空気調和機のシステム構成図であり、図１，図２に
て説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳
しい説明は省略する。この第２実施形態が前記第１実施
形態の構成と異なる点は、一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ５
を使用するか否かをモード切替手段としてのスイッチ１
２により切り替えて運転状態モードを切り替えることが
できるようにした構成にある。
【００２５】すなわち、図５に示す第２実施形態におい
て全室内機が停止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チが操作された場合の動作を示すフローチャート、およ
び図６（ａ），（ｂ）に示す第２実施形態における室内
機Ａ〜Ｄの運転状態の説明図のように、スイッチ１２が
ＯＮされていると（Ｓ１−５のＹ）、前記第１実施形態
の制御と同様に、以前の一斉ＯＦＦ時の室内機運転状態
によって、設定された室内機のみの運転をスタートさせ
る（Ｓ１−４，図６（ａ）参照）。しかし、スイッチ１
２がＯＦＦであると（Ｓ１−５のＮ）、全室内機Ａ〜Ｄ
の運転をスタートさせる（Ｓ１−６，図６（ｂ）参
照）。
て全室内機が停止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チが操作された場合の動作を示すフローチャート、およ
び図６（ａ），（ｂ）に示す第２実施形態における室内
機Ａ〜Ｄの運転状態の説明図のように、スイッチ１２が
ＯＮされていると（Ｓ１−５のＹ）、前記第１実施形態
の制御と同様に、以前の一斉ＯＦＦ時の室内機運転状態
によって、設定された室内機のみの運転をスタートさせ
る（Ｓ１−４，図６（ａ）参照）。しかし、スイッチ１
２がＯＦＦであると（Ｓ１−５のＮ）、全室内機Ａ〜Ｄ
の運転をスタートさせる（Ｓ１−６，図６（ｂ）参
照）。
【００２６】第２実施形態によれば、あらゆる場面に対
しても運転モードの使い分けにより、使用者の意図した
運転状態が簡単なスイッチ操作で実現できる。
しても運転モードの使い分けにより、使用者の意図した
運転状態が簡単なスイッチ操作で実現できる。
【００２７】図７は本発明の第３実施形態を説明するた
めの空気調和機のシステム構成図であり、図４，図５に
て説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳
しい説明は省略する。この第３実施形態が前記第２実施
形態の構成と異なる点は、各室内機Ａ〜Ｄの温度設定を
個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄにより設定されていた温度
設定で運転するのか、あるいは集中コントロール装置１
側での一律の設定温度で運転するかを切り替える設定温
度切替手段としてのスイッチ１３を設けた構成である。
めの空気調和機のシステム構成図であり、図４，図５に
て説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳
しい説明は省略する。この第３実施形態が前記第２実施
形態の構成と異なる点は、各室内機Ａ〜Ｄの温度設定を
個別リモコンａ，ｂ，ｃ，ｄにより設定されていた温度
設定で運転するのか、あるいは集中コントロール装置１
側での一律の設定温度で運転するかを切り替える設定温
度切替手段としてのスイッチ１３を設けた構成である。
【００２８】すなわち、図８に示す第３実施形態におい
て全室内機が停止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チが操作された場合の動作を示すフローチャート、およ
び図９（ａ），（ｂ）に示す第３実施形態における室内
機Ａ〜Ｄの運転状態の説明図のように、集中コントロー
ル装置１において始動スイッチがオンされると、まず、
記憶装置１１に記憶されている以前の一斉ＯＦＦ時の室
内機運転状態の情報と共に、そのときの室内機における
設定温度の情報が読み出され（Ｓ１−１）、スイッチ１
３がＯＦＦされ（Ｓ１−７のＮ）、かつスイッチ１２が
ＯＮされていると（Ｓ１−５のＹ）、図９（ａ）に示す
ように、前記設定温度の情報に基づき本例では、室内機
内Ａは２３℃の設定が、また室内機Ｂは２０℃の設定が
継続されるようにして運転を再開する（Ｓ１−８）。
て全室内機が停止状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッ
チが操作された場合の動作を示すフローチャート、およ
び図９（ａ），（ｂ）に示す第３実施形態における室内
機Ａ〜Ｄの運転状態の説明図のように、集中コントロー
ル装置１において始動スイッチがオンされると、まず、
記憶装置１１に記憶されている以前の一斉ＯＦＦ時の室
内機運転状態の情報と共に、そのときの室内機における
設定温度の情報が読み出され（Ｓ１−１）、スイッチ１
３がＯＦＦされ（Ｓ１−７のＮ）、かつスイッチ１２が
ＯＮされていると（Ｓ１−５のＹ）、図９（ａ）に示す
ように、前記設定温度の情報に基づき本例では、室内機
内Ａは２３℃の設定が、また室内機Ｂは２０℃の設定が
継続されるようにして運転を再開する（Ｓ１−８）。
【００２９】しかし、スイッチ１３がＯＮされ（Ｓ１−
７のＹ）、かつスイッチ１２がＯＦＦであると（Ｓ１−
５のＮ）、図９（ｂ）に示すように、集中コントロール
装置１側において一律設定温度が２５℃に設定されてい
た場合には、以前の設定温度は無視され、全室内機Ａ〜
Ｄは一律２５℃設定にて運転が再開されることになる
（Ｓ１−９）。
７のＹ）、かつスイッチ１２がＯＦＦであると（Ｓ１−
５のＮ）、図９（ｂ）に示すように、集中コントロール
装置１側において一律設定温度が２５℃に設定されてい
た場合には、以前の設定温度は無視され、全室内機Ａ〜
Ｄは一律２５℃設定にて運転が再開されることになる
（Ｓ１−９）。
【００３０】第３実施形態によれば、使用者間の体感の
違いを考慮した個別温度設定優先か、あるいは強制温度
設定かを、生活場面に応じて切り替え対応することが可
能であり、温度設定の個人差を心配することなしにスイ
ッチ操作を行うことができるため、特に病室への設置に
適し、さらに高齢者看護の面からもその利用価値は大き
い。
違いを考慮した個別温度設定優先か、あるいは強制温度
設定かを、生活場面に応じて切り替え対応することが可
能であり、温度設定の個人差を心配することなしにスイ
ッチ操作を行うことができるため、特に病室への設置に
適し、さらに高齢者看護の面からもその利用価値は大き
い。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
機のコントロール装置によれば、一斉ＯＮ時に運転させ
る室内機を、以前に一斉ＯＦＦさせたときの運転状態を
記憶しておくことにより、その状態に復帰させることが
でき、運転の必要でない室内機までも運転させる無駄を
除去することができる。
機のコントロール装置によれば、一斉ＯＮ時に運転させ
る室内機を、以前に一斉ＯＦＦさせたときの運転状態を
記憶しておくことにより、その状態に復帰させることが
でき、運転の必要でない室内機までも運転させる無駄を
除去することができる。
【００３２】また、状態復帰制御をさせるのか、または
全室内機を強制的に一斉ＯＮさせるのかの選択が可能に
なり、使用者の意図に合致した運転状態に設定すること
ができる。
全室内機を強制的に一斉ＯＮさせるのかの選択が可能に
なり、使用者の意図に合致した運転状態に設定すること
ができる。
【００３３】また、温度設定を一斉に集中コントローラ
によって一律に設定するのか、個別に以前設定されてい
た温度設定を使うのかの選択が可能になり、使用者の意
図に合致した温度設定を行うことができる。
によって一律に設定するのか、個別に以前設定されてい
た温度設定を使うのかの選択が可能になり、使用者の意
図に合致した温度設定を行うことができる。
【００３４】また、コントロール信号の授受を無線によ
って行うことにより、装置の設置作業において通信線の
配線などの手間を省くことができる。
って行うことにより、装置の設置作業において通信線の
配線などの手間を省くことができる。
【図１】本発明の第１実施形態を説明するための空気調
和機のシステム構成図
和機のシステム構成図
【図２】本発明の第１実施形態において全室内機が停止
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
【図３】本発明の第１実施形態における室内機Ａ〜Ｄの
運転状態の説明図
運転状態の説明図
【図４】本発明の第２実施形態を説明するための空気調
和機のシステム構成図
和機のシステム構成図
【図５】本発明の第２実施形態において全室内機が停止
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
【図６】本発明の第２実施形態における室内機Ａ〜Ｄの
運転状態の説明図
運転状態の説明図
【図７】本発明の第３実施形態を説明するための空気調
和機のシステム構成図
和機のシステム構成図
【図８】本発明の第３実施形態において全室内機が停止
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
状態のときに一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場
合の動作を示すフローチャート
【図９】本発明の第３実施形態における室内機Ａ〜Ｄの
運転状態の説明図
運転状態の説明図
【図１０】従来の空気調和機の集中コントロールを示す
システム構成図
システム構成図
【図１１】従来例において全室内機が停止状態のときに
一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場合の動作を示
すフローチャート
一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチが操作された場合の動作を示
すフローチャート
１ 集中コントロール装置 ２ 室外機 ４ 電源装置 ５ 一斉ＯＮ／ＯＦＦスイッチ ６ マイクロコンピュータ ８ 無線通信回路 ９ 無線アンテナ １０ 室外機用無線装置 １１ 記憶装置 １２ スイッチ（モード切替手段） １３ スイッチ（設定温度切替手段） Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ 室外機 ａ，ｂ，ｃ，ｄ 個別リモコン
Claims (4)
- 【請求項１】 複数台の室内機の運転制御、および運転
状態モード切り替えに係る設定操作を行うコントロール
手段と、このコントロール手段に設けられて前記室内機
の一斉運転あるいは一斉停止を行うための一斉運転／停
止切替手段と、一斉停止前の各室内機の運転状態の情報
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された運転
状態情報に基づき前記一斉運転時に、運転する室内機を
決定する設定手段とを備えたことを特徴とする空気調和
機のコントロール装置。 - 【請求項２】 前記一斉運転時における室内機の運転状
態を、前記記憶手段に記憶されている運転状態情報によ
る運転モードにするか、全室内機一斉運転の運転モード
にするかの切り替えを行うモード切替手段を備えたこと
を特徴とする請求項１記載の空気調和機のコントロール
装置。 - 【請求項３】 前記コントロール手段において温度設定
を可能にし、前記一斉運転時における室内機の設定温度
を、各室内機にそれぞれ対応した個別操作リモコンによ
る設定温度に設定するか、前記コントロール手段による
一律温度に設定するかの切り替えを行う設定温度切替手
段を備えたことを特徴とする請求項１または２記載の空
気調和機のコントロール装置。 - 【請求項４】 前記コントロール手段と、室内機に連結
された室外機との間におけるコントロール信号の授受を
無線によって行うように構成したことを特徴とする請求
項１，２または３記載の空気調和機のコントロール装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011852A JP2000213796A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 空気調和機のコントロ―ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011852A JP2000213796A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 空気調和機のコントロ―ル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000213796A true JP2000213796A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11789265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11011852A Pending JP2000213796A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | 空気調和機のコントロ―ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000213796A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013534802A (ja) * | 2010-06-21 | 2013-09-05 | チャン・ホ・キム | 待機電力遮断システム |
| WO2015087759A1 (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | 三菱重工業株式会社 | 空調システム及び空調システムの制御方法 |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP11011852A patent/JP2000213796A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013534802A (ja) * | 2010-06-21 | 2013-09-05 | チャン・ホ・キム | 待機電力遮断システム |
| WO2015087759A1 (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | 三菱重工業株式会社 | 空調システム及び空調システムの制御方法 |
| JP2015114021A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 三菱重工業株式会社 | 空調システム及び空調システムの制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0523038Y2 (ja) | ||
| JPH07145987A (ja) | サーモスタットのための中央制御装置を有する温度制御システム | |
| US10551805B2 (en) | Electrical device arrangement, in particular for an item of furniture, with a bus device and bus subscribers, and a method for controlling such electrical device arrangement | |
| US11435107B2 (en) | Air conditioning system | |
| JP2015106760A (ja) | 空気調和機 | |
| US20030218613A1 (en) | Electronic apparatus connection system, electronic apparatus controller, and electronic apparatus control method | |
| JP2000213796A (ja) | 空気調和機のコントロ―ル装置 | |
| JPH11159848A (ja) | 空気調和機の液晶表示装置 | |
| JPH05280850A (ja) | ショーケースの集中制御装置 | |
| JP6206135B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0634541B2 (ja) | 空気調和機における識別情報確認方式 | |
| KR20030072772A (ko) | 멀티 공기조화기 및 존 셋팅방법 | |
| JP2001349596A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH06335074A (ja) | リモートコントロール装置 | |
| JP4661550B2 (ja) | 遠隔監視制御システム | |
| JP2807406B2 (ja) | リモート入出力装置 | |
| JPH06257829A (ja) | 多室形空気調和システム | |
| JP2001124385A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
| JP2531260B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JPH08291916A (ja) | 温水暖房システム | |
| JPH0540515A (ja) | 数値制御システム | |
| JPH0960952A (ja) | 空調コントローラ | |
| JPH1183131A (ja) | 空気調和システム | |
| JPH0733081Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2001008361A (ja) | 電気機器の節電システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040322 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |