JP2000207926A - ア―ムの関節部 - Google Patents

ア―ムの関節部

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JP2000207926A
JP2000207926A JP438299A JP438299A JP2000207926A JP 2000207926 A JP2000207926 A JP 2000207926A JP 438299 A JP438299 A JP 438299A JP 438299 A JP438299 A JP 438299A JP 2000207926 A JP2000207926 A JP 2000207926A
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JP
Japan
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hole
shaft
arm
pin
tooth plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP438299A
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English (en)
Inventor
Junji Yugawa
淳司 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Dainichi Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainichi Kogyo Co Ltd filed Critical Dainichi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気スタンドなどのアームの関節部が不用意
に緩んで照明器具が下がってくることがなく、必要なと
きには、簡単に関節部の角度を変えうるアームの関節部
を提供する。 【解決手段】 アーム1の端に、歯2を刻み軸孔3を設
けた歯板4を一体に設け、他方のアーム5の端に、軸孔
6と長孔7と円弧状長孔8とを設けた側板9を一体に設
け、上記歯板4の内側に、ピン孔7a とハンドル13と
突起片14と掛け金16とを設けた引っ掛け金具12を
装入して上記長孔7とピン孔7a にピン11を嵌入し、
この状態で上記歯板4と上記側板9とを軸10で連結
し、上記突起片14と上記軸10との間にスプリング1
5を掛け渡してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気スタンドな
どに採用されるアームの関節部であって、確実に固定で
きるとともに必要なときは容易に関節部の角度を変えう
るアームの関節部に関する。
【0002】
【従来の技術】電気スタンドなどのアームの関節部は、
平面同志、球面と凹球面とをネジにより締めつけて回動
可能に、かつ、固定できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の関節部の構
造では固定状態が確実に維持できず、とりわけ永年使用
しているとネジ山が磨耗して締めつけが不十分になり、
使用中にランプがその重みによって下がってくるような
ことがしばしば発生している。
【0004】この発明は上記従来技術の問題に鑑み、電
気スタンドなどのアームの関節部が不用意に緩んでラン
プが下がってくることがなく、必要なときには、簡単に
関節部の角度を変えうるアームの関節部を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、連結される片方のアームの端に、アーム
と連なる部分を除く部分円の外周に歯を刻み軸孔を設け
た歯板を一体に設け、他方のアームの端に、上記歯板の
軸孔に対応する軸孔と、この軸孔を中心とする放射線上
またはその平行線上に位置する長孔と、上記長孔の同心
円上に位置する円弧状長孔とを設けた側板を一体に設
け、上記歯板の内側に、先端に掛け金を形成し中間に上
記長孔に対応するピン孔を穿設し、このピン孔と掛け金
との間に突起片を設け、後端をL字状に曲折してハンド
ルを形成した引っ掛け金具を、上記ハンドルが上記円弧
状長孔を貫通し上記長孔とピン孔にピンを嵌入し、上記
掛け金が軸に掛かるように上記歯板側の軸孔と側板側の
軸孔に軸を嵌入して連結し、上記突起片と上記軸との間
にスプリングを掛け渡してなる構成としたものである。
【0006】上記の如く構成するこの発明によれば、引
っ掛け金具の掛け金が軸に掛かっている状態では長孔に
嵌入したピンは歯の底に嵌まって外れることがないので
アームは確実に固定されて不用意に緩むことがなく、引
っ掛け金具のハンドルを押し下げると掛け金が軸から離
れて長孔に嵌入されたピンが引っ掛け金具とともに揺動
可能となって関節部の角度を任意に変更することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る実施形態を図
面を参照しながら説明する。片方のアーム1の端には外
周に円弧状の歯2を刻み軸孔3を穿設した二枚の歯板4
が一体に設けられ、他方のアーム5の端には上記歯板4
の両外から挟むように、上記歯板4の軸孔3に対応する
軸孔6とその軸孔6を中心とする放射線上に位置する長
孔7と、この長孔7と同心円上に位置する円弧状長孔8
を穿設した側板9を嵌め合わせて軸10で連結してい
る。なお、上記長孔7は、必ずしも軸孔6を中心とする
放射線上にある必要はなく、放射線と平行な線上に設け
てもよい。また、歯2の形を円弧状としたがV字状とし
てもよい。
【0008】上記側板9の長孔7にはピン11が嵌入さ
れるが、このとき上記両歯板4の間にハンドル13、突
起片14、掛け金16とからなる引っ掛け金具12が装
入される。このとき引っ掛け金具12のL形に折れ曲が
ったハンドル13は上記円弧状長孔8を通り抜けて側板
9の外側で操作できるようになっている。
【0009】引っ掛け金具12には突起片14が付設さ
れ、この突起片14と軸10との間にスプリング15が
掛け渡されている。
【0010】上記側板9の長孔7と軸10の寸法関係
は、長孔7に嵌入されたピン11が軸10に最も近づい
たとき、歯2の底にピン11が嵌まった状態になり、長
孔7のの範囲でピン11が軸10から最も離れて位置し
たとき、ピン11は歯2の頂部を越えられるようにす
る。
【0011】次にこの発明に係る関節部を採用したアー
ムの取り扱いについて説明する。まず、関節部の固定状
態を説明する。側板9と歯板4が軸10によって連結さ
れ長孔7とピン孔7a に嵌入されたピン11は歯2の底
に嵌まり、かつ、掛け金16はスプリングの付勢により
軸10に引っ掛かった状態になっている。従って、長孔
7とピン孔7a に嵌まっているピン11は移動できず関
節部は固定状態を維持する。
【0012】関節部の固定状態を解くには、ハンドル1
3をスプリング15の付勢に抗して押し下げると、掛け
金16が軸10から離れ、長孔7とピン孔7a に嵌入し
たピン11は長孔7に沿い引っ掛け金具12と共に後退
でき、長孔7とピン孔7a とに嵌入されたピン11は歯
2を乗り越えられるようになり関節部の角度を変えられ
るようになる。
【0013】図3はこの発明に係る関節部を採用した電
気スタンド17を机18に取り付けた状態を示す。机1
8に台座20がバイス19によって取り付けられ、この
台座20に第一アーム1a 、第二アーム1b 、第三アー
ム1c が、上記関節部により連結されて電気スタンド1
7を構成している。
【0014】関節を動かすときは、ハンドル13をスプ
リング15の付勢に抗して下方に押し下げると掛け金1
6が軸10から外れアーム1a ,1b ,1c の関節部の
角度を変えることが可能になり、所望の位置でハンドル
13を放すとピン11は歯2の底に嵌まり、掛け金16
は軸10に掛かってその状態で関節部が固定される。
【0015】
【発明の効果】以上説明した如くこの発明によれば、ア
ームの関節部を固定しているときは不用意に緩むことが
なく、関節部の角度を変えたいときはハンドルを操作す
ることにより簡単に変更することができる。従って、作
業中にアームの先端に取り付けた器具の重みによって不
用意に器具が下がってくるようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明に係る実施形態の正面図 (b)同平面図 (c)同側面図
【図2】この発明に係る実施形態の分解斜視図
【図3】この実施形態の使用例の正面図
【符号の説明】
1 アーム(歯板側の) 2 歯 3 軸孔(歯板の) 4 歯板 5 アーム(側板側の) 6 軸孔(側板の) 7 長孔 7a ピン孔(引っ掛け金具の) 8 円弧状長孔 9 側板 10 軸 11 ピン 12 引っ掛け金具 13 ハンドル 14 突起片 15 スプリング 16 掛け金 17 電気スタンド 18 机 19 バイス 20 台座

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結される片方のアーム1の端に、アー
    ム1と連なる部分を除く部分円の外周に歯2を刻み軸孔
    3を設けた歯板4を一体に設け、他方のアーム5の端
    に、上記歯板4の軸孔3に対応する軸孔6と、この軸孔
    6を中心とする放射線上またはその平行線上に位置する
    長孔7と、上記長孔7の同心円上に位置する円弧状長孔
    8とを設けた側板9を一体に設け、上記歯板4の内側
    に、先端に掛け金16を形成し中間に上記長孔7に対応
    するピン孔7a を穿設し、このピン孔7a と掛け金16
    との間に突起片14を設け、後端をL字状に曲折してハ
    ンドル13を形成した引っ掛け金具12を、上記ハンド
    ル13が上記円弧状長孔8を貫通し上記長孔7とピン孔
    7a にピン11を嵌入し、上記掛け金16が軸10に掛
    かるように上記軸孔3と軸孔6に軸10を嵌入して連結
    し、上記突起片14と上記軸10との間にスプリング1
    5を掛け渡してなるアームの関節部。
JP438299A 1999-01-11 1999-01-11 ア―ムの関節部 Pending JP2000207926A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20041005

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