JP2000207802A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JP2000207802A
JP2000207802A JP11006046A JP604699A JP2000207802A JP 2000207802 A JP2000207802 A JP 2000207802A JP 11006046 A JP11006046 A JP 11006046A JP 604699 A JP604699 A JP 604699A JP 2000207802 A JP2000207802 A JP 2000207802A
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Japan
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recording medium
roller
holding
turntable
cam
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JP11006046A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Uchiyama
哲弥 内山
Yasuo Ogiwara
靖雄 荻原
Takashi Komiyama
隆 小宮山
Kenji Uchiyama
賢治 内山
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体がターンテーブルの所定の位置に載
置された後、記録媒体の挟持を解除するように構成した
記録媒体再生装置を提供すること。 【解決手段】 記録媒体120から情報を再生する記録
媒体再生装置において、記録媒体120を挟持して、タ
ーンテーブル21またはクランパ42との間で挟持可能
な位置まで記録媒体120を搬送し、記録媒体120と
ターンテーブル21とクランパ42とが相対的に接近す
る方向に移動し、記録媒体120がターンテーブル21
とクランパ42によって挟持される際、記録媒体120
の挟持を解除するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
デイスク)やDVD(デジタルビデオデイスク)等の記録
媒体を用いて情報の再生を行うようにした記録媒体再生
装置に関し、特に、スロットイン方式により記録媒体が
挿入口から挿入された後、ターンテーブル上に正確に載
置するようにした記録媒体再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、CDやDVD等の記録媒
体を用いて情報の再生を行う記録媒体再生装置は、記録
媒体が装着されるターンテーブルと、このターンテーブ
ルに対して近接離反可能に設けられた光学ピックアップ
とを備えている。そして、スピンドルモータの回転軸に
取り付けられたターンテーブル上に記録媒体を水平に装
着して回転駆動する。一方、光学ピツクアップの対物レ
ンズによってレーザ光を記録媒体の情報記録面に垂直に
照射し、その対物レンズを記録媒体の内周から半径方向
外側に水平に移動させながら情報記録面に記録されてい
る情報信号を再生するようにしている。
【0003】このような記録媒体再生装置のデイスク装
着方式としては、記録媒体を記録媒体挿入口から装置本
体内にダイレクトに挿入する、いわゆるスロットイン方
式と呼ばれるものがある。このスロットイン方式の記録
媒体再生装置は、主として車載用CDプレーヤとして使
用されているが、その使用環境上、振動に対して強い構
造が要求される。
【0004】図10は、記録媒体再生装置におけるスロ
ットイン方式の要部構造図である。例えば、図10
(a)のように機器本体1の挿入口2から記録媒体3を
挿入すると、記録媒体3はガイド部材4とローラ5によ
り挟持されると共に、ローラ5の回転により機器本体1
の内部に搬送される。記録媒体3が所定の位置まで搬送
されると、図10(b)のようにローラ5が記録媒体3
から矢印方向に離反する。その後、図10(c)のよう
にターンテーブル6が上方に移動し、ターンテーブル6
の突出部6aが記録媒体3の中央穴に挿入され、ターン
テーブル6とクランパ7により挟持され、ターンテーブ
ル6の回転と共に、記録媒体3が回転するように構成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スロットイン
方式の搬送機構は、ガイド部材4とローラ5、或は2つ
のローラで記録媒体を挟み込んだ状態で機器本体内部の
所定の位置まで搬送するが、クランパ7とターンテーブ
ル6で挟み込む前にローラ5が記録媒体3から離反する
ように構成されている。上述したように、車載用の機器
の場合、常に振動を受ける環境にあるため、一時的でも
記録媒体3が挟持状態から開放されると、この振動によ
り記録媒体3が移動し、正確にターンテーブル6上に載
置されず誤動作を生じるという問題が発生する。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、記録媒体がターンテーブルの所定の位置に載置
された後、記録媒体の挟持を解除するように構成した記
録媒体再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記録媒体から情報を再生する記録媒体再生装置であっ
て、記録媒体を回転させるターンテーブルと、ターンテ
ーブルと協働して記録媒体を挟持するクランパと、記録
媒体を挟持して、ターンテーブルとクランパとの間で挟
持可能な位置まで記録媒体を搬送し、記録媒体を挟持し
て記録媒体とターンテーブルまたはクランパとが相対的
に接近する方向に移動可能な搬送機構とを備え、搬送機
構は、記録媒体がターンテーブルとクランパによって挟
持される際、記録媒体の挟持を解除するように構成す
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の記録媒体再生装置であって、搬送機構は、ローラと
ガイド部材を有し、ローラとガイド部材によって記録媒
体を挟持し、ローラの回転によってターンテーブルとク
ランパとの間で挟持可能な位置まで記録媒体を搬送する
ように構成する。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の記録媒体再生装置であって、ローラとガイド部材を
各々同じ方向に回動可能に付勢する付勢部材と、付勢部
材によるローラとガイド部材の回動の規制および回動の
規制解除を制御する規制部材とを有し、規制部材による
制御にもとづいて、ローラとガイド部材による記録媒体
の挟持と挟持の解除が行われるように構成する。
【0010】
【作用】本発明の記録媒体再生装置は、記録媒体を挟持
して記録媒体とターンテーブルまたはクランパとが相対
的に接近する方向に移動可能な搬送機構を備えており、
記録媒体がターンテーブルとクランパによって挟持され
る際、記録媒体の挟持を解除するように構成したので、
振動等の影響を受けることがない。また、搬送機構は、
ローラとガイド部材を有し、ローラとガイド部材によっ
て記録媒体を挟持し、ローラの回転によってターンテー
ブルとクランパとの間で挟持可能な位置まで記録媒体を
搬送するようにしたので、記録媒体がターンテーブルの
所定の位置まで正確に搬送される。
【0011】また、ローラとガイド部材を各々同じ方向
に回動可能に付勢する付勢部材と、付勢部材によるロー
ラとガイド部材の回動の規制および回動の規制解除を制
御する規制部材とを有し、規制部材による制御にもとづ
いて、ローラとガイド部材による記録媒体の挟持と挟持
の解除が行われるように構成することにより、簡単な構
造でローラとガイド部材の回動の規制および回動の規制
解除が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態による記録媒体
再生装置の構造を説明するに際し、記録媒体再生装置の
シャーシの底面側が開放される構造になっているため、
各構造図は、底面側から観た時の形態で示している。ま
た、記録媒体再生装置は、紙面右側が記録媒体を挿入す
る前面側、左側が背面側とし、紙面上方を記録媒体再生
装置の左側面、紙面の下方を右側面として以下説明す
る。
【0013】記録媒体再生装置は回転駆動部Aと搬送機
構部B等で構成され、図1(a)は記録媒体再生装置の
平面図であり、図1(b)は記録媒体再生装置の右側面
図である。また、図2(a)は記録媒体再生装置の筐体
10の右側板12を外した時の回転駆動部Aの平面図
を、図2(b)は回転駆動部Aの右側面図を、図2
(c)は回転駆動部Aの正面図を示した。図3(a)は
上記同様筐体10の右側板12を外した時の回転駆動部
Aと、後述する記録媒体120の非記録面を押圧するガ
イド板15を含む平面図を、図3(b)は該平面図の右
側面図である。図4(a)は記録媒体再生装置の右側板
12を外した状態の平面図、図4(b)は該記録媒体再
生装置の右側面図である。また、図5及び図6は搬送機
構部Bの動作説明図であり、図1乃至図6を参照しつ
つ、記録媒体再生装置の構造及びその動作を説明する。
【0014】記録媒体再生装置は、図1に示すように筐
体10の左側板11及び右側板12に固定部材14で固
着された4つのダンパ13a〜13dによって耐振状に
釣支された昇降シャーシ20及びクランパ支持板40等
からなる回転駆動部Aと、筐体10にビス等で固着され
たサブシャーシ50に配設された保持カム60、駆動カ
ム70、ローラ昇降レバー80、保持レバー90、押圧
カム100、ローラ部110及びガイド部材15aを形
成したガイド板15等からなる後述する搬送機構部Bと
で構成されている。
【0015】昇降シャーシ20は、図2(b)に示すよ
うに背面側の両側面をL状に折り曲げらた回動片27が
形成され、回動片27に保持ピン26a、26bが植設
されると共に、昇降シャーシ20の前面側の両側面に保
持ピン26c、26dが植設されている。また、クラン
パ支持板40は、昇降シャーシ20と同様に、背面側の
両側面をL状に折り曲げられた回動片41が形成され、
回動片41に設けられた丸穴に上記昇降シャーシ20の
背面側に植設された保持ピン26a、26bを挿入する
ことで、昇降シャーシ20とクランパ支持板40が保持
ピン26a、26bを支点に互いに回動自在に軸着され
る。昇降シャーシ20とクランパ支持板40との間に
は、スプリング44が設けられ、昇降シャーシ20のタ
ーンテーブル21とクランパ支持板40のクランパ42
が互いに接近する方向に付勢されている。
【0016】筐体10の左右側板11、12に固着され
た4つのダンパ13a〜13dは、ブチルゴム等で三角
錐状に形成され、内部に粘性流体が注入された保持部材
であり、昇降シャーシ20に植設された先端が球状の4
本の保持ピン26a〜26dの先端をダンパ13a〜1
3dの頭部に没入させることで、昇降シャーシ20の前
面側を開閉自在に保持すると共に、昇降シャーシ20及
びクランパ支持板40を筐体10に対して耐振状に釣支
している。
【0017】回転駆動部Aを構成する昇降シャーシ20
の内部には、ターンテーブル21が軸着されたステッピ
ングモータ22と、2本の搬送レール23に懸架された
ピックアップ24と、ピックアップ駆動モータ25等が
配設されている。昇降シャーシ20の底面には、湾曲し
た摺動穴28が形成され、該摺動穴28に昇降シャーシ
20の内側から昇降レバー29がT字状の固定ビス30
によって摺動自在に懸架されると共に、昇降レバー29
が図示せぬバネにより回転駆動部Aの前面側に付勢され
ている。昇降レバー29の一方端(背面側)は、コ状に
折り曲げられた保持部31にリング32が回転自在に軸
着され、リング32は、後述するクランパ支持板40に
形成された昇降片43上に当接される。
【0018】一方、回転駆動部Aを構成するクランパ支
持板40には、図2に示すように昇降シャーシ20のタ
ーンテーブル21と対向する位置にクランパ42が回転
自在に枢支されると共に、上記昇降シャーシ20に対し
て移動するリング32に当接する昇降片43が形成さ
れ、昇降片43の頭部は、平坦部43aと前面側が傾斜
した傾斜部43bとで構成されている。また、クランパ
支持板40上には、記録媒体120が所定位置に搬送さ
れたことを検知する検知レバー45が回転軸45cに回
転自在に軸着され、図示せぬバネによって検知レバー4
5の検知部45aが前面側に付勢されている。検知レバ
ー45の検知部45aは、記録媒体120の外周縁部で
押圧されると図2(a)において回転軸45cを中心に
反時計方向に検知レバー45が回転し検知レバー45の
押圧部45bがラック46を押圧するように構成してい
る。ラック46は、検知レバー45の押圧部45bで押
圧されることで後述する駆動歯車47と噛合する。
【0019】ラック46は、筐体10の右側板12の側
面に配設されたスライド板17に連結され、ラック46
の移動に伴いスライド板17が右側板12に沿って前後
方向に移動する。スライド板17の前面側は、後述する
搬送機構部Bを構成するローラ部110のローラ駆動歯
車115側にL状に折り曲げられた駆動面17bと、駆
動面17bの先端が更に筐体10の天面側にL状に折り
曲げられた押圧片17cが形成され、駆動面17bにU
字溝17aが形成されている。 スライド板17は、図
示せぬ付勢部材により背面側に付勢され、検知レバー4
5の押圧部45bで押圧されることで前面側に移動され
る。
【0020】スライド板17は、図1(a)において検
知レバー45の押圧により前面側に移動されると、スラ
イド板17のU字溝17aが駆動カム70の鈎部74に
形成された駆動受けピン75を押圧する。駆動受けピン
75が押圧されると、駆動カム70が回動し、上記押圧
カム100が昇降レバー29を押圧する。昇降レバー2
9が押圧されると、リング32が昇降片43上から外
れ、昇降シャーシ20を上昇させ、ターンテーブル21
とクランパ42が接近した回転駆動部Aの閉状態にな
る。また、スライド板17の押圧片17cは、後述する
ローラ部110を構成するローラ軸114を押圧するた
めに設けられたものであり、スライド板17が背面側に
位置している時は、押圧片17cがローラ軸114を押
圧し、ローラ駆動歯車115及び搬送ローラ112を天
面側に移動し、スライド板17が前面側に移動すると、
ローラ駆動歯車115及び搬送ローラ112を底面側に
移動するように構成している。
【0021】昇降シャーシ20の前面には、図2(c)
に示すように昇降シャーシ20が開状態の時に、車体の
振動等で昇降シャーシ20が上下に移動しないように保
持するための保持板33が設けられている。保持板33
には、互いに外側に傾斜した面を有する2つの保持穴3
4が形成され、後述する保持カム60の鈎部64と保持
レバー90の鈎部92が、保持板33の保持穴34を両
側から挟み込むことにより昇降シャーシ20を保持、固
定する。
【0022】回転駆動部Aの前方には、図3(a)に示
すように記録媒体120の非記録面を押圧するガイド板
15が配設され、ガイド板15の一部に表面が滑らかな
樹脂のガイド部材15aが形成されている。ガイド板1
5の一方端(右側面側)は、L状に折り曲げられ、先端
が筐体10の左側板12に摺動自在に配設されたスライ
ド板17の昇降穴18にT状の固定ビス19で摺動自在
に軸着されると共に、ガイド板15の前面の右側面に摺
動ピン19aが軸着され、ガイド板15の前面側がスプ
リング16により筐体10の底面側に付勢されている。
図3(b)に示すように、スライド板17に形成された
昇降穴18は、前面側に向かうに従って底面側に傾斜す
る溝である。また、スライド板17の天面側の外周縁部
は、上記昇降穴18と同様の傾斜を有する傾斜部17d
が形成され、該傾斜部17d上をガイド板15に植設さ
れた摺動ピン19aが摺動するように構成している。従
って、スライド板17が前面側に移動すると、ガイド板
15の固定ピン19は、スライド板17の昇降穴18に
沿って移動すると共に、ガイド板15の摺動ピン19a
がスライド板17の傾斜部17dに沿って摺動し、ガイ
ド板15はスプリング16に抗して天面側に水平に移動
する。また、スライド板17が背面側に移動すると、ガ
イド板15は固定ピン19と摺動ピン19aに保持され
た状態で底面側に水平に移動するように構成している。
【0023】筐体10の右側板12の内側の位置には、
図4に示すように伝達歯車49、変換歯車48、駆動歯
車47及びラック46が配設されている。図示せぬ駆動
モータの回転は、伝達歯車49、変換歯車48、駆動歯
車47の順に伝達、減速され駆動歯車47の歯とラック
46の歯が噛合することで、駆動歯車47の回転運動が
ラック46の直線運動に変換される。ラック46は、上
記検知レバー45で押圧され、駆動歯車47に接近する
ことで駆動歯車47と噛合し、駆動歯車47の回転に伴
って、スライド板17を前面側に摺動させる。
【0024】また、伝達歯車49の回転は、搬送機構部
Bを構成するローラ部110のローラ駆動歯車115に
伝達される。回転駆動部Aが開状態の時は後述するロー
ラ部100が回動し、図4(b)に示すようにローラ駆
動歯車115が斜めに配置され、伝達歯車49とローラ
駆動歯車115が噛合し、ローラ駆動歯車115が回転
する。一方、回転駆動部Aが閉状態の時は、ローラ部1
00が水平になり、伝達歯車49とローラ駆動歯車11
5が離反し、ローラ駆動歯車115を回転を停止させる
ように構成している。
【0025】一方、搬送機構部Bは、図5及び図6に示
すように昇降シャーシ20の前面に配設された保持板3
3の保持穴34の一方端を保持するため、サブシャーシ
50に回転自在に軸着された保持カム60と、スライド
板17により駆動される駆動カム70と、ローラ部11
0を上下するローラ昇降レバー80と、保持板33の保
持穴34の他方端を保持する保持レバー90と、昇降シ
ャーシ20に懸架された昇降レバー29を押圧する押圧
カム100と、ローラ部110及び上記ガイド板15と
で構成されている。
【0026】図5(a)に示すようにサブシャーシ50
には、後述するローラ昇降レバー80及び保持レバー9
0を摺動する長円形の摺動穴51、52が形成され、サ
ブシャーシ50の短辺両側にサブシャーシ50と一体に
L状に折り曲げたローラ保持金具53が形成されてい
る。サブシャーシ50の内面上には、保持カム60が固
定ビス61により回動自在に軸着され、保持カム60に
は湾曲した長円形の摺動穴62が形成されると共に、所
定位置に円柱状の駆動ピン63が植設されている。ま
た、保持カム60の先端は保持板33に形成された保持
穴34の最挟部分34aに嵌合する鈎部64が形成され
ている。
【0027】また、図5(b)に示すように駆動カム7
0は、固定ビス71によりサブシャーシ50に対して回
動自在に軸着される。駆動カム70は、所定の位置に2
本の円柱状の駆動ピン72、73が植設され、駆動ピン
72は、先にサブシャーシ50に軸着された保持カム6
0の摺動穴62に挿入される。また、駆動カム70の外
周縁部の鈎部74には、駆動受けピン75が植設され、
上述したスライド板17が摺動すると、スライド板17
に形成されたU字溝17aに嵌入され、スライド板17
の移動に伴って固定ビス71を回動軸に駆動カム70を
回動する。例えば、駆動カム70の鈎部74が図中矢印
Cの方向の力を受けると、駆動カム70は、固定ビス7
1を支点に回動し、駆動カム70に植設された駆動ピン
72が保持カム60の摺動穴62に沿って摺動し、固定
ビス61を支点に保持カム60が回動され、保持カム6
0の鈎部64を矢印D方向に移動する。従って、駆動カ
ム70の鈎部74が矢印C方向の力を受けると保持カム
60の鈎部64は、保持板33の保持穴34の最挟部分
34aから外れ、昇降シャーシ20の固定が開放され
る。
【0028】次に、図5(c)に示すようにサブシャー
シ50に形成された摺動穴51にT字状の固定ビス81
によりローラ昇降レバー80が摺動自在に懸架される。
ローラ昇降レバー80の一方端(駆動カム70の近傍)
には、湾曲した摺動穴82が形成され、摺動穴82に、
先にサブシャーシ50に軸着された駆動カム70に植設
された駆動ピン73が挿入される。ローラ昇降レバー8
0の長辺側面に一部L状に曲げられた2つの駆動片83
が形成され、駆動カム70の鈎部74が矢印C方向の力
を受けると、駆動カム70の駆動ピン73がローラ昇降
レバー80の摺動穴82を押圧し、ローラ昇降レバー8
0を矢印D方向に摺動し、後述するローラ部110の突
起片116を押圧する。
【0029】次に、図6(a)に示すようにサブシャー
シ50に形成された摺動穴52にT字状の固定ビス91
により保持レバー90が摺動自在に懸架される。保持レ
バー90には、保持板33に形成された保持穴34の最
挟部分34aに嵌合する鈎部92が形成され、保持レバ
ー90の一方端に駆動カム70側に湾曲した摺動穴93
が形成されている。この摺動穴93には、先にサブシャ
ーシ50に軸着された保持カム60の駆動ピン63が挿
入される。また、保持レバー90の固定ビス91には、
サブシャーシ50との間にスプリング94で係止され、
図中矢印E方向に付勢されている。駆動カム70の鈎部
74が図中矢印Cの方向の力を受けると、駆動カム70
により保持カム60が回動する。保持カム60が回動す
ると、保持カム60の駆動ピン63が保持レバー90の
摺動穴93を押圧し、保持レバー90を矢印E方向に移
動する。保持レバー90が矢印E方向に移動すると、保
持レバー90の鈎部92が保持板33の保持穴34の最
挟部分34aから外れ、保持カム60と協働して昇降シ
ャーシ20の固定が開放される。
【0030】次に、図6(b)に示すようにサブシャー
シ50上には、押圧カム100が固定ビス101により
回動自在に軸着され、サブシャーシ50との間にスプリ
ング104により駆動カム70と反対側に付勢されてい
る。また、押圧カム100の先端には、ローラ102が
回転自在に軸着され、押圧カム100の面上にローラ1
02と反対側に伸張する長円状の摺動穴103が形成さ
れている。押圧カム100の摺動穴103は、先にサブ
シャーシ50に軸着された駆動カム70に植設された駆
動ピン72が挿入される。従って、駆動カム70の駆動
ピン72は、保持カム60の摺動穴62及び押圧カム1
00の摺動穴103に挿入された構成になっている。上
記同様に駆動カム70の鈎部74が図中矢印Cの方向の
力を受けると、駆動カム70の駆動ピン72が押圧カム
100の摺動穴103を押圧し、押圧カム100の先端
が矢印F方向に回動する。
【0031】図6(c)はローラ部110の平面図であ
り、図6(d)はローラ部110の正面図である。ロー
ラ部110は、ローラプレート111と搬送ローラ11
2とで構成され、搬送ローラ112は、外側になるに従
って径が太くなる円錐台状のゴム等の弾性部材がローラ
軸114に嵌入され、ローラ軸114の先端にローラ駆
動歯車115が固着されている。一方、ローラプレート
111は、短辺の両側がL状に折り曲げられたローラ軸
114を回転可能に保持する保持部113と、上記ロー
ラ昇降レバー80の駆動片83、84により押圧される
長辺の一部をL状に折り曲げて形成した2つの突起片1
16と、記録媒体120が回転駆動部Aに装着された時
に、回転駆動部Aの挿入口を塞ぐため表面に緩衝部材1
18が装着された2つの保護片117が形成されてい
る。突起片116は、駆動カム70側が一部傾斜した傾
斜部116aと平坦部116bとで構成されている。
【0032】上記ローラ部110は、ローラプレート1
11の保持部113に植設された固定ピン119により
サブシャーシ50のローラ保持金具53に回動自在に軸
着される。ローラ部110がサブシャーシ50に軸着さ
れると、ローラプレート111に形成された突起片11
6は、ローラ昇降レバー80の駆動片83、84と接触
する位置に配置される。上記同様駆動カム70が回動す
ると、駆動カム70が固定ビス71を支点に回動し、駆
動カム70の駆動ピン73がローラ昇降レバー80の摺
動穴82を摺動し、ローラ昇降レバー80を矢印C方向
に摺動する。
【0033】ローラ昇降レバー80が摺動するのに伴
い、ローラ昇降レバー80の駆動片83は、ローラプレ
ート111の突起片116の傾斜部116aを摺動しな
がら押圧する。ローラプレート111はサブシャーシ5
0に回転自在に軸着されているので、駆動片83が傾斜
部116aを押圧することにより固定ピン119を支点
にローラプレート111がサブシャーシ50に対して傾
斜した状態となる。ローラプレートは、スプリング11
1aにより筐体10の天面側に付勢されているので、駆
動片83が傾斜部116aから取り除かれるとローラプ
レート111はサブシャーシ50に水平な位置に戻され
る。また、ローラプレート111が傾斜した状態の時
は、上述したように伝達歯車49の回転がローラ駆動歯
車115に伝達され、搬送ローラ112が回転する状
態、即ち記録媒体120の搬送可能状態となる。
【0034】ここで本発明の実施形態による記録媒体再
生装置の動作を図7及び図9を用いて以下に詳細に説明
する。図7、は記録媒体再生装置の回転駆動部Aの前面
側が開放され、記録媒体120が挿入可能な状態であ
り、動作説明の初期状態を示している。また、図8は、
記録媒体再生装置に記録媒体120が搬送された後、記
録媒体120を押圧部材15aと搬送ローラ112で挟
持して、ターンテーブル21上に移動した時の状態を示
している。また、図9は、記録媒体再生装置で記録媒体
120がターンテーブル21とクランパ42により挟持
された状態、即ち記録媒体120の再生状態を示してい
る。尚、記録媒体再生装置の動作を説明する際に、記録
媒体再生装置の図7、8、9の各々において、平面図
(a)及び側面図(b)に加え、筐体10の右側面12
に配設されたスライド板17の側面図(c)を用いて説
明する。
【0035】先ず、図7を用いて記録媒体再生装置の初
期状態を説明する。記録媒体再生装置に記録媒体120
が挿入されていない状態では、スライド板17は、筐体
10の背面側に付勢され、搬送機構部Bを構成する駆動
カム70の鈎部74は背面側に位置している。従って、
保持カム60及びローラ昇降レバー80は矢印E方向
に、保持レバー90は矢印D方向に摺動された状態にな
る。この状態において、保持カム60の鈎部64と保持
レバー90の鈎部92によって、回転駆動部Aの前面に
配設された保持板33の保持穴34の最挟部分34aが
保持、固定されている。
【0036】また、搬送機構部Bの押圧カム100は、
駆動カム70の鈎部74が背面側に位置していることか
ら、矢印G方向に回動した位置にあり、昇降レバー29
を背面側に押圧している。昇降レバー29が背面側に移
動した位置にあることにより、昇降レバー29のリング
32は、クランパ支持板40に形成された昇降片43上
に乗り上げており、昇降シャーシ20が筐体10の底面
側に降下し、ターンテーブル21とクランパ42が離反
している。また、スライド板17は、背面側に付勢され
ているので、スライド板17の押圧片17cは、ローラ
部110を構成するローラ軸114を押圧している。ロ
ーラ部110は、スライド板17が背面側に移動した位
置にある時、スプリング111aの付勢に抗してスライ
ド板1の押圧片17cでローラ軸114が押圧されるこ
とで、ローラ部110は傾斜した状態になる。従って、
ローラ駆動歯車115は、伝達歯車49に噛合された状
態となる。以上が、記録媒体再生装置の初期状態、即
ち、記録媒体120の挿入が可能な状態である。ここで
ローラ部110が傾斜した状態とは、ローラ部110が
筐体10の底面側に移動している状態であり、水平状態
に移動することはローラ部110が天面側に上昇したこ
とを意味している。
【0037】次に、記録媒体120が挿入される時の動
作を説明する。記録媒体再生装置は、操作者によって記
録媒体120がその記録面を下(筐体10の底面側)に
して挿入口から挿入されると、挿入口内部に設けられた
図示せぬ光検出器が記録媒体120の挿入を検出する。
記録媒体再生装置に内臓された図示せぬCPUは、光検
出器から検出信号を受けると、図示せぬ駆動モータを回
転する。駆動モータの回転は、伝達歯車49を介してロ
ーラ部110のローラ駆動歯車115に伝達され、ロー
ラ駆動歯車115に軸着された搬送ローラ112を記録
媒体120が記録媒体再生装置内部に搬送される方向に
回転する。記録媒体120は、非記録面側をガイド部材
15aで押圧され、記録面側を搬送ローラ112で挟持
されながら回転駆動部Aの内部に搬送される。
【0038】一方、駆動モータの回転は、伝達歯車49
により変換歯車48及び駆動歯車47により減速、伝達
される。この時点では、駆動歯車47はラック46と噛
合されていないので、駆動モータの回転はラック46に
伝達されない。記録媒体120は、回転駆動部A内の所
定の位置まで搬送されると、記録媒体120の外周縁部
が検知レバー45の検知部45aを押圧する。尚、回転
駆動部Aの所定の位置とは、記録媒体120の中心穴が
ターンテーブル21の芯出部21aの略中央少し手前に
至った位置とする。この少し手前とは、検知部45aが
押圧されてからローラ部110による記録媒体120の
搬送が解除されるまでのストローク分に相当する距離で
ある。
【0039】検知部45aは、記録媒体120の搬送に
伴い回動し、検知レバー45の押圧部45bがラック4
6を押圧する。ラック46は、押圧部45bで押圧され
るとラック46の歯と駆動歯車47の歯が噛合し、駆動
歯車47の回転運動がラック46の直線運動に変換さ
れ、ラック46を回転駆動部Aの前面側に移動する。ラ
ック46はスライド板17と連結されているので、スラ
イド板17は右側板12に沿って前面側に移動する。ス
ライド板17が前面側に移動すると、スライド板17の
押圧片17cがローラ軸114から外れる。
【0040】図8は、上述のスライド板17の押圧片1
7cがローラ軸114から外れた状態を示している。即
ち、スライド板17の押圧片17cがローラ軸114か
ら外れることにより、ローラ部110はスプリング11
1aの付勢力により水平状態に戻されると共に、ローラ
駆動歯車115が、伝達歯車49から離反し、搬送ロー
ラ112の回転が停止する。また、この時、駆動モータ
の回転が停止する。
【0041】一方、ガイド板15は、スプリング16に
より筐体10の底面側に付勢されているので、スライド
板17が前面側に移動するに伴い、スライド板17の昇
降穴18及び摺動片17dに沿ってガイド板15の固定
ピン19及び摺動ピン19aが移動し、ローラ部110
の移動に伴ってガイド板15が移動する。よって、記録
媒体120は、ガイド板15のガイド部材15aと搬送
ローラ112で挟持された状態でターンテーブル21に
近接する方向に移動する。搬送ローラ112の回転が停
止した時の記録媒体120の位置は、記録媒体120の
中央穴がターンテーブル21の芯出部21aの略中央に
搬送された位置に相当するので、記録媒体120がター
ンテーブル21に接近するのに伴い、記録媒体120は
ガイド板15と搬送ローラ112に挟持された状態でタ
ーンテーブル21の芯出部21a上に移動する。この
時、記録媒体120の中央穴は、ターンテーブル21の
芯出部21a上で、且つ、芯出部21aと略同軸上に搬
送されている。
【0042】一方、図9に示すようにラック46が更に
前面側に移動し続けると、スライド板17のU字溝17
aが駆動受けピン75を押圧し、駆動カム70を回動す
る。駆動カム70が回動するのに伴って、保持カム60
は矢印D方向に、保持レバー90は矢印E方向に移動
し、保持板33の保持穴34から離れ、保持板33の固
定を解除する。また、駆動カム70が回動することによ
り押圧カム100が矢印F方向に回動する。昇降レバー
29は、押圧カム100が取り除かれると、バネの付勢
により前面側に戻される。昇降レバー29のリング32
は、昇降片43の平坦部43aから傾斜部43bに至る
過程で昇降シャーシ20が徐々に上昇して、ターンテー
ブル21を記録媒体120に接近させる。
【0043】そして、昇降レバー29のリング32が昇
降片43から外れると、ターンテーブル21の芯出部2
1aが記録媒体120の中心穴に挿入された状態でター
ンテーブル21が筐体10の天面側に上昇することによ
り、ターンテーブル21とクランパ42とで記録媒体1
20を挟持し、回転駆動部Aの閉状態、即ち再生可能状
態となる。また、スライド板17が前面側に摺動するこ
とによって記録媒体120がクランプされる過程でスラ
イド板17に形成された昇降穴18に軸着されたガイド
板15は、昇降穴18及び摺動片17dの傾斜に沿って
上昇し、記録媒体120の表面から筐体10の底面側に
移動し、記録媒体のガイドを解除する。そして、記録媒
体120は、ターンテーブル21とクランパ42で挟持
される時に、搬送ローラ112から離反される。
【0044】CPUは、記録媒体120がターンテーブ
ル21上に載置されたことを検出すると、ステッピング
モータ22を駆動してターンテーブル21を所定の速度
で回転させると共に、ピックアップ駆動モータ25によ
りピックアップ24を所定の位置まで搬送し、記録媒体
120のTOC情報を読み取り、一連の再生動作を行
う。CPUは、操作者による再生動作の処理が終了した
場合は、ステッピングモータ22の回転を停止すると共
に、ピックアップ駆動モータ25によりピックアップ2
4を所定の位置まで戻す。
【0045】また、操作者により図示せぬ「EJEC
T」釦が操作された場合、CPUは、ステッピングモー
タ22又はターンテーブル21が停止していることを確
認後、図示せぬ駆動モータを逆回転させる。駆動モータ
の回転は、伝達歯車49、変換歯車48及び駆動歯車4
7に伝達され、ラック46を背面側に移動する。ラック
46は、スライド板17に連結されているので、ラック
46の移動に伴いスライド板17が背面側(矢印Gの逆
方向)に移動する。スライド板17が移動することによ
り、ガイド板15が底面側に移動し、記録媒体120の
非記録面側に接触する。また、スライド板17の移動に
伴い、駆動カム70が回動すると共に、押圧カム100
のローラ102が背面側(矢印Fの逆方向)に回動し、
昇降レバー29を押圧する。
【0046】昇降レバー29が押圧されることで、昇降
レバー29のローラ32が昇降片43の傾斜部43bに
沿って、ローラ32が昇降片43上に乗り上げ昇降シャ
ーシ20を底面側に降下させる。また、スライド板17
の移動に伴い、スライド板17の押圧片17cがローラ
部110のローラ軸114を押圧して、搬送ローラ11
2を記録媒体120の記録面側に傾斜させ、記録媒体1
20をガイド部材15aと搬送ローラ112で挟持す
る。ローラ部110が傾斜することにより、ローラ部1
10のローラ駆動歯車115と伝達歯車49が噛合し、
駆動モータの回転がローラ駆動歯車115に伝達され
る。従って、記録媒体120は、ガイド部材15aと搬
送ローラ112で挟持された状態で記録媒体再生装置の
筐体10内部から所定位置まで排出される。CPUは、
記録媒体120が所定位置まで排出されたことを検出す
ると、駆動モータの回転を停止し、記録媒体120の排
出動作処理を終了する。
【0047】尚、本発明の記録媒体再生装置は、記録媒
体120をガイド部材15aと搬送ローラ112により
挟持し、ターンテーブル21とクランパ42との間で挟
持可能な位置まで記録媒体120を搬送した後、ターン
テーブル21を上昇するように構成したが、クランパ4
2側を下げるように構成しても良い。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明の記録媒体再生装
置は、搬送ローラ112とガイド部材15aにより記録
媒体120を搬送し、搬送ローラ112の停止後、記録
媒体120を挟持した状態で、ターンテーブル21の芯
出部21a上に移動し、ターンテーブル21とクランパ
42で記録媒体120を挟持する際に、ガイド部材15
aが記録媒体120から離反し、挟持を解除するように
構成したので、振動等の影響を受けることなく正確に記
録媒体120をターテーブル21上に載置することがで
きる。また、本発明の記録媒体再生装置は、記録媒体1
20を挟持する搬送ローラ112とガイド部材15aを
同一の方向に付勢することができるので、簡単な構造で
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体再生装置の回転駆動部の平面
図及び右側面図。
【図2】回転駆動部の右側板を外した時の回転駆動部A
の平面図、右側面図及び前面図。
【図3】回転駆動部の右側板を外した時の回転部と押圧
板を含む平面図及び右側面図。
【図4】回転駆動部の右側板を外した時の平面図及び右
側面図。
【図5】搬送機構部の動作説明図。
【図6】搬送機構部の動作説明図(図5の続き)。
【図7】記録媒体再生装置の動作説明図(記録媒体挿入
可能状態)。
【図8】記録媒体再生装置の動作説明図(記録媒体挟持
移動状態)
【図9】記録媒体再生装置の動作説明図(記録媒体再生
状態)。
【図10】従来例における記録媒体再生装置の動作説明
図。
【符号の説明】
10・・・筐体 15・・・ガイド板 15a・・・ガイド部材 16・・・スプリング 17・・・スライド板 18・・・昇降穴 20・・・昇降シャーシ 21・・・ターンテーブル 29・・・昇降レバー 32・・・ローラ 40・・・クランパ支持板 42・・・クランパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 賢治 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D038 AA03 BA01 BA04 CA21 EA27 EA30 GA04 5D046 AA19 CB03 EB01 FA01 FA06 FA07 FA13 HA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から情報を再生する記録媒体再
    生装置であって、 前記記録媒体を回転させるターンテーブルと、 前記ターンテーブルと協働して前記記録媒体を挟持する
    クランパと、 前記記録媒体を挟持して、前記ターンテーブルと前記ク
    ランパとの間で挟持可能な位置まで前記記録媒体を搬送
    し、前記記録媒体を挟持して前記記録媒体と前記ターン
    テーブルまたは前記クランパとが相対的に接近する方向
    に移動可能な搬送機構とを備え、 前記搬送機構は、前記記録媒体が前記ターンテーブルと
    前記クランパによって挟持される際、前記記録媒体の前
    記挟持を解除することを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送機構は、ローラとガイド部材を
    有し、 前記ローラと前記ガイド部材によって前記記録媒体を挟
    持し、前記ローラの回転によって前記ターンテーブルと
    前記クランパとの間で挟持可能な位置まで記録媒体を搬
    送することを特徴とする請求項1記載の記録媒体再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ローラと前記ガイド部材を各々同じ
    方向に回動可能に付勢する付勢部材と、 前記付勢部材による前記ローラと前記ガイド部材の回動
    の規制および回動の規制解除を制御する規制部材とを有
    し、 前記規制部材による前記制御にもとづいて、前記ローラ
    と前記ガイド部材による前記記録媒体の挟持と前記挟持
    の解除が行われることを特徴とする請求項1記載の記録
    媒体再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006057388A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Pioneer Corporation 記録媒体再生装置
WO2008105037A1 (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Pioneer Corporation 情報処理装置

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WO2006057388A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Pioneer Corporation 記録媒体再生装置
WO2008105037A1 (ja) * 2007-02-23 2008-09-04 Pioneer Corporation 情報処理装置
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