JP2000205637A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2000205637A
JP2000205637A JP11002604A JP260499A JP2000205637A JP 2000205637 A JP2000205637 A JP 2000205637A JP 11002604 A JP11002604 A JP 11002604A JP 260499 A JP260499 A JP 260499A JP 2000205637 A JP2000205637 A JP 2000205637A
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heat exchanger
temperature
evaporating
indoor
exchange fluid
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Keiji Nonami
啓司 野浪
Moriya Miyamoto
守也 宮本
Seiji Inoue
誠司 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内ファン風量を適切に制御し、冷房運転開
始時の冷凍サイクルの能力上昇を速やかに行って室内温
度を速やかに下げること。 【解決手段】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
ルを構成し、蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量を変
化させるファン制御手段を有し、蒸発側熱交換器におけ
る被熱交換流体の入口温度、出口温度を制御する運転パ
ターンで運転される空気調和装置において、冷房運転の
開始時には、蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度
または出口温度を制御する運転パターンに拘わらず、前
記蒸発側熱交換器のファン風量を変化範囲の中間値以上
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和装置に
関し、特に、蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量(室
内ファン風量)を制御する空気調和装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置は、圧縮機、凝縮側(室外
側)熱交換器、流量制御弁(膨張弁)、蒸発側(室内
側)熱交換器とを順番に配管で接続して冷媒を循環させ
る冷凍サイクルを構成しており、凝縮側熱交換器には室
外ファンが、蒸発側熱交換器には室内ファンがそれぞれ
設置されている。
【0003】蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量、す
なわち、室内ファンの風量(回転数)を自動制御する空
気調和装置として、たとえば特開平10−96545号
公報に示されているものがある。この空気調和装置は、
室内温度あるいは吹出し空気温度と温度設定値との差
(空調負荷)に応じてインバータ制御の圧縮機の駆動周
波数(圧縮機周波数)、つまり圧縮機容量を制御し、圧
縮機周波数に応じて室内ファンの風量を比例制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の空
気調和装置では、室内ファンの風量は圧縮機周波数に応
じて絶対的に制御されるため、すなわち、室内ファン風
量と圧縮機周波数とが固定関係であるため、必ずしも蒸
発側熱交換器の被熱交換流体側の状態(室内温度)に合
った風量にならず、冷房運転開始時に圧縮機周波数が低
いと、室内ファン能力も低い起動となってしまう。この
ため、冷凍サイクルの低圧側が低下し、サイクルの安定
に時間かかり、適正な能力が出るまでに時間がかかって
しまう問題がある。
【0005】また、圧縮機起動時に室内ファンを低風量
で起動すると、室内負荷が高く、直ちに室内温度を下げ
たい場合でも、冷房能力が低く、室内の温度を下げるの
に時間がかかってしまう問題がある。また、機械空調な
どにおいて高顕熱運転が必要とされる場合にも蒸発温度
が低下することで、除湿を行なってしまう問題があっ
た。
【0006】また、室内ファン風量と圧縮機周波数とが
固定関係であるため、室内ファン風量制御が圧縮機運転
側の制約を受け、室内吸込み空気温度あるいは吹出し空
気温度を設定値に近づけるように室内ファンを制御する
ことができず、室内吸込み空気温度あるいは吹出し空気
温度が設定値に近づくまでに時間がかかる場合があっ
た。
【0007】また、室内吸込み空気温度と吹出し空気温
度の温度差を設定し、これに合わせて室内吸込み空気温
度と吹出し空気温度の差を制御する運転パターンにおい
て、室内側の負荷が何らかの外乱によって変化した場合
や、起動時のプルダウン制御などの場合には、室内吸込
み空気温度と吹出し空気温度の温度の差の設定値が一定
のままでは、室内の空気が再度適正状態になるのに時間
がかかってしまう問題がある。
【0008】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、室内ファン風量を適切に制御
し、冷房運転開始時の冷凍サイクルの能力上昇を速やか
に行って室内温度を速やかに下げることができ、また高
顕熱な冷房運転や素早い除湿運転を可能にし、室内吹出
し空気温度、室内吹出し空気温度の安定化も得られる空
気調和装置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による空気調和装置は、圧縮機と凝縮側
熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続して冷媒
を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発側熱交換
器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制御手段を
有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流体の入口
温度、出口温度を制御する運転パターンで運転される空
気調和装置において、ファン制御手段は、冷房運転の開
始時には、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温
度または出口温度を制御する運転パターンに拘わらず、
前記蒸発側熱交換器のファン風量を変化範囲の中間値以
上に設定するものである。
【0010】つぎの発明による空気調和装置は、冷房運
転の開始時の前記蒸発側熱交換器のファン風量を被熱交
換流体の入口温度あるいは外気温度に応じて設定するも
のである。
【0011】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の入口温度を制御する運転パターンで運転される空気
調和装置において、ファン制御手段は、前記蒸発側熱交
換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも高い場
合、前記蒸発側熱交換器のファン風量を現状値以上に増
大する制御を行うものである。
【0012】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の入口温度を制御する運転パターンで運転される空気
調和装置において、ファン制御手段は、前記蒸発側熱交
換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも低い場
合、前記蒸発側熱交換器のファン風量を現状値以下に低
減する制御を行うものである。
【0013】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の出口温度を制御する運転パターンで運転される空気
調和装置において、ファン制御手段は、前記蒸発側熱交
換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも高い場
合、前記蒸発側熱交換器のファン風量を現状値以上に増
大する制御を行うものである。
【0014】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の出口温度を制御する運転パターンで運転される空気
調和装置において、ファン制御手段は、前記蒸発側熱交
換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも低い場
合、前記蒸発側熱交換器のファン風量を現状値以下に低
減する制御を行うものである。
【0015】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の入口温度と出口温度の温度差を制御する運転パター
ンで運転される空気調和装置において、高顕熱運転時、
プルダウン運転時には、前記蒸発側熱交換器の被熱交換
流体の入口温度と出口温度の温度差を基準値より小さめ
に設定するものである。
【0016】つぎの発明による空気調和装置は、圧縮機
と凝縮側熱交換器と流量制御弁と蒸発側熱交換器を接続
して冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成し、前記蒸発
側熱交換器の被熱交換流体の風量を変化させるファン制
御手段を有し、前記蒸発側熱交換器における被熱交換流
体の入口温度と出口温度の温度差を制御する運転パター
ンで運転される空気調和装置において、前記蒸発側熱交
換器の被熱交換流体の入口温度が上昇した場合には、前
記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度と出口温度
の温度差を基準値より大きめに設定するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明にかかる空気調和装置の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0018】(全体説明)図1はこの発明による室内フ
ァン制御装置を含む空気調和装置を示している。空気調
和装置は、圧縮機1、室外側(凝縮側)熱交換器2、流
量制御弁(膨張弁)3、室内側(蒸発側)熱交換器4を
有しており、これらが順番に配管5、6、7、8によっ
てループ状に接続されて冷媒を循環させる冷凍サイクル
を構成している。室外側熱交換器2には電動式の室外フ
ァン9が設置され、また室内側熱交換器4には電動式の
室内ファン10が設置されている。圧縮機1、流量制御
弁3、室内側熱交換器4および室内ファン10は室内機
ユニット11に収納されており、室外側熱交換器2と室
外ファン9は室外機ユニット12に収納されている。
【0019】上述のような構成による空気調和装置で
は、基本的な冷凍サイクル動作として、圧縮機1によっ
て圧縮された高温高圧のガス冷媒は、配管5を通って室
外熱交換器2に流入し、室外ファン9によって外気を通
風されている室外熱交換器2において外気との間で熱交
換により凝縮液化する。この液冷媒は、配管11を通っ
て流量調整弁3に至り、ここで絞られて低圧二相の冷媒
となって室内熱交換器4に流入する。
【0020】低圧二相の冷媒は、室内ファン10によっ
て室内空気を通風されている室内熱交換器4において室
内空気との間で熱交換し、室内空気を下げてガス化す
る。このガス冷媒は再び圧縮機1に吸入される。これに
より冷房運転が行われる。室内機ユニット11には、室
内ファン10の風量(ファン回転数)の制御を行う室内
ファン制御装置13と、室内熱交換器4に吸込まれる被
熱交換流体である室内空気の温度(吸込み空気温度Ti
i)を検出する吸込み空気温度センサ(入口温度セン
サ)14と、室内熱交換器4より吹出される被熱交換流
体の温度(吹出し空気温度Tio)を検出する吹出し空
気温度センサ(出口温度センサ)15とが設けられてい
る。また、室外機ユニット12には室外熱交換器2に吸
込まれる被熱交換流体である室外空気の温度(外気温度
To)を検出する外気温度センサ16が設けられてい
る。
【0021】なお、室内機ユニット11には圧縮機1や
室外ファン9の運転を制御する制御手段も設けられる
が、これらの制御は従来のもの同等に行われてよいの
で、ここでは、圧縮機1や室外ファン9の運転を制御す
る制御手段についての説明は省略する。
【0022】室内ファン制御装置13は、マイクロコン
ピュータ式のものであり、吸込み空気温度センサ14、
吹出し空気温度センサ15、外気温度センサ16のそれ
ぞれより温度信号を入力し、室内吸込み空気温度または
室内吹出し空気温度の設定値、あるいは室内吸込み空気
温度と室内吹出し空気温度との温度差に応じて、室内フ
ァン10の能力を定期的な時間周期、たとえば、20秒
周期で制御し、室内熱交換器4の熱交換能力を操作す
る。
【0023】(起動時制御)室内ファン制御装置13
は、起動制御として、図2に示されているように、運転
開始による圧縮機起動時における室内ファン10の風量
(能力)を制御範囲の中間値以上に設定する。これによ
り、冷凍サイクル起動時の低圧の引き込みを防止するこ
とができ、冷凍サイクルの早期安定が可能となり、必要
な冷房能力を素早く供給することができる。
【0024】室内ファン10の運転開始時の能力は、図
3に示されているように、50%を最低値とし、吸込み
空気温度センサ14により検出される室内吸込み空気温
度(室内温度)Tiiに応じて50%〜100%の範囲
で最適設定することができる。これにより、室内気温が
高く、大きな能力が必要な場合ほど、室内ファン10の
風量が多くなり、必要な冷房能力を素早く供給できる。
【0025】また、室内ファン10の運転開始時の能力
は、図4に示されているように、50%を最低値とし、
外気温度センサ16により検出される室外吸込み空気温
度(外気温度)Toに応じて50%〜100%の範囲で
最適設定されればよい。これにより、外気温度Toが高
く、大きな能力が必要な場合ほど、室内ファン10の風
量が多くなり、必要な冷房能力を素早く供給できる。
【0026】(室内吸込み空気温度を制御する運転パタ
ーン)空気調和装置は、室内吸込み空気温度Tiiを制
御する運転パターンでは、制御の目標範囲の一例とし
て、たとえば、図5に示されているように、設定値(室
内吸込み空気温度の目標値)の−0.5℃〜+0.5℃
の範囲を制御の目標範囲としてプラス側にヒステリシス
をもって制御を行う。通常の運転中、室内吸込み空気温
度Tiiが吸込み空気温度目標値より高い範囲Aにある
場合は、プルダウン時など、室内負荷が高い状態である
ことが予想され、冷房能力をアップし、室内温度を低下
させる必要がある。
【0027】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Aにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
が現状値以上、たとえば最大となるまで増加する制御を
行う。
【0028】また、室内吸込み空気温度Tiiが範囲C
にある場合は、室内空気温度は上昇傾向となっており、
室内負荷に比べて冷房能力が若干小さいと考えられる。
このため、室内ファン風量を増加させて冷房能力を増や
す必要があると考えられる。しかし、室内吸込み空気温
度Tiiは設定範囲から大きく離れていないことから、
不必要な室内ファン風量の増加は室内吸込み空気温度T
iiのハンチングを引き起こす虞れがある。
【0029】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Cにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
の減少のみを禁止する。これにより、冷房能力の低下が
防止され、必要に応じて室内ファン風量の増加または現
状維持を選択し、室内吸込み空気温度Tiiを目標範囲
内で安定させることができる。
【0030】なお、室内吸込み空気温度Tiiが吸込み
空気温度目標値より低い範囲Bにある場合には、室内フ
ァン制御について、特に制約は設けない。
【0031】(室内吸込み空気温度を制御する運転パタ
ーンの他の例)空気調和装置は、室内吸込み空気温度を
制御する運転パターンでは、制御の目標範囲の他の例と
して、たとえば、図6に示されているように、設定値
(室内吸込み空気温度の目標値)の−0.5℃〜+0.
5℃の範囲を制御の目標範囲としてマイナス側にヒステ
リシスをもって制御を行うことがある。
【0032】通常の運転中、室内吸込み空気温度Tii
が範囲Eにある場合は、室内空気温度は下降傾向となっ
ており、室内負荷に比べて冷房能力が若干大きいと考え
られる。このため、室内ファン風量を減少させて冷房能
力を減らす必要があると考えられる。しかし、室内吸込
み空気温度Tiiは設定範囲から大きく離れていないこ
とから、不必要な室内ファン風量の低下は吸込み空気温
度Tiiのハンチングを引き起こす虞れがある。
【0033】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Eにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
を増加することのみを禁止する。これにより、冷房能力
の上昇を防止し、必要に応じて室内ファン風量の減少ま
たは現状維持を選択し、室内吸込み空気温度Tiiを目
標範囲内で安定させることができる。
【0034】また、室内吸込み空気温度Tiiが吸込み
空気温度目標値より低い範囲Fにある場合は、室内空気
温度は設定値に対して低く、冷房能力を低下させて室内
温度を上昇させる必要がある。
【0035】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Fにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
が現状値以下、たとえば最小となるまで減少する制御を
行う。
【0036】なお、室内吸込み空気温度Tiiが範囲D
にある場合には、室内ファンの制御について、特に制約
は設けない。
【0037】(吹出し空気温度を制御する運転パター
ン)通常、室内ファン風量を増加すると、室内吹出し空
気温度Tioは上昇し、室内ファン風量を減少すると、
室内吹出し空気温度Tioは低下する。室内吹出し空気
温度Tioを制御する運転パターンでは、たとえば、プ
ルダウン時など、室内吸込み空気温度Tiiが高い場合
には、室内ファン風量と室内吹出し空気温度との関係に
より、室内ファン風量を減少させ、室内吹出し空気温度
を下げようとする。
【0038】しかし、これは、室内吸込み空気温度Ti
i側から見ると、プルダウンと云う冷房能力を増やさな
ければならない条件であるにも拘わらず、室内ファン風
量を減少し、冷房能力をダウンしていることになる。こ
の結果、室内吸込み空気温度Tiiが低下せず、場合に
よっては、室内吹出し空気温度Tioも目標値まで低下
しない結果となってしまう。また、これは、室内吸込み
空気温度Tiiが目標値に対して低すぎる場合にも同様
の現象が起こると予想される。
【0039】したがって、室内吹出し空気温度Tioを
制御する運転パターンの場合には、まず室内吸込み空気
温度Tiiをある程度、適正温度まで低下させてから、
吹出し空気温度Tioを制御する必要があるといえる。
【0040】図7は吹出し空気温度Tioを制御する運
転パターンの場合の室内ファン制御特性の一例を示して
いる。室内吸込み空気温度目標値は、予め設定された室
内吹出し空気温度の目標値に、数℃、たとえば8℃加え
た値に自動設定される。室内吹出し空気温度制御の目標
範囲として、たとえば設定値(室内吹出し空気温度の目
標値)の−0.5℃〜+0.5℃の範囲を制御の目標範
囲とする。
【0041】先ず、室内吸込み空気温度Tiiが吸込み
空気温度目標値より高い範囲Gにある場合は、プルダウ
ン時など室内負荷が高い状態であることが予想され、冷
房能力をアップし、室内温度を低下させる必要がある。
【0042】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Gにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
が現状値以上、たとえば最大となるまで増加する制御を
行う。
【0043】また、室内吸込み空気温度Tiiが範囲H
にある場合は、室内空気温度は上昇傾向となっており、
室内負荷に比べて冷房能力が若干小さいと考えられる。
このため、室内ファン風量を増加させて冷房能力を増や
す必要があると考えられる。しかし、室内吸込み空気温
度Tiiは設定範囲から大きく離れていないことから、
不必要な室内ファン風量の増加は室内吸込み空気温度T
iiのハンチングを引き起こす虞れがある。
【0044】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Hにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
の減少のみを禁止する。これにより、冷房能力の低下が
防止され、必要に応じて室内ファン風量の増加または現
状維持を選択し、室内吸込み空気温度Tiiを目標範囲
内で安定させることができる。
【0045】室内吸込み空気温度Tiiが範囲Iにある
場合には、室内吸込み空気温度Tiiによる室内ファン
風量の制御は行なわず、吹出し空気温度Tioを目標値
に合わせるように室内ファン風量を制御する。
【0046】上述の制御により、まず室内吸込み空気温
度Tiiを適正範囲に合わせてから、室内吹出し空気温
度Tioを目標値に近づけるように室内ファン風量の制
御が行われ、室内吹出し空気温度Tioの安定化が図ら
れる。
【0047】(吹出し空気温度を制御する運転パターン
の他の例)図8は、吹出し空気温度Tioを制御する運
転パターンの場合の室内ファン制御特性の他の例を示し
ている。この場合も、室内吸込み空気温度目標値は、予
め設定された室内吹出し空気温度の目標値に、数℃、た
とえば8℃加えた値に自動設定される。室内吹出し空気
温度制御の目標範囲として、たとえば設定値(室内吹出
し空気温度の目標値)の−0.5℃〜+0.5℃の範囲
を制御の目標範囲とする。
【0048】通常の運転中、室内吸込み空気Tiiが範
囲Kにある場合は、室内空気は下降傾向となっており、
室内負荷に比べて冷房能力が若干大きいと考えられる。
このため、室内ファン風量を減少させて冷房能力を減ら
す必要があると考えられる。しかし、室内吸込み空気T
iiは設定範囲から大きく離れていないことから、不必
要な室内ファン風量の低下は吸込み空気のハンチングを
引き起こす虞れがある。
【0049】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Kにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
を増加することのみを禁止する。これにより、冷房能力
の増加を防止し、必要に応じて室内ファン風量の減少ま
たは現状維持を選択し、室内吸込み空気温度を目標範囲
内で安定させることができる。
【0050】また、室内吸込み空気温度Tiiが吸込み
空気温度目標値より低い範囲Lにある場合は、室内空気
温度は設定値に対して低く、冷房能力を低下させて室内
温度を上昇させる必要がある。
【0051】このことに対応して、室内ファン制御装置
13は、室内吸込み空気温度Tiiが範囲Lにあれば、
20秒ごとの室内ファン制御において、室内ファン風量
が現状値以下、たとえば最小となるまで減少する制御を
行う。
【0052】室内吸込み空気Tiiが吸込み空気温度目
標値より低い範囲Lの範囲にある場合は、室内空気温度
が設定値に対して低く、冷房能力をダウンし、室内温度
を上昇させる必要がある。室内吸込み空気温度Tiiが
範囲Jにある場合は、室内吸込み空気温度Tiiによる
室内ファン風量の制御は行なわず、室内吹出し空気温度
Tioを目標値に合わせるように室内ファン風量を制御
する。
【0053】上述の制御により、まず室内吸込み空気温
度Tiiを適正範囲に合わせてから、室内吹出し空気温
度Tioを目標値に近づけるように室内ファン風量の制
御が行われ、室内吹出し空気温度Tioの安定化が図ら
れる。
【0054】(室内吸込み空気温度と室内吹出し空気温
度の差を制御する運転パターン)予め、室内吸込み空気
温度Tiiと室内吹出し空気温度Tioの差の目標値
(たとえば、8deg)が設定されている。
【0055】通常の制御では、室内吸込み空気温度Ti
iは、室内負荷の熱的容量が大きいため、直ちに変化し
ない。したがって、室内吸込み空気温度Tiiと室内吹
出し空気温度Tioの差を制御する場合は、主に室内吹
出し空気温度Tioを制御することになる。
【0056】ここで、圧縮機1を起動し、プルダウン運
転を開始した場合について考える。ここで、通常の室内
ファン制御を行うと、室内吸込み空気温度Tiiと室内
吹出し空気温度Tioの差を8degにするように室内
ファン風量が制御される。このとき、室内ファン制御装
置13は、予め設定されている室内吸込み空気温度Ti
iと室内吹出し空気温度Tioの差の目標値が設定値
(基準値)より小さくなるように自動的に設定を変更す
る。ここでは、たとえば4deg差となるように変更す
る。
【0057】この制御により、室内ファン制御装置13
は、室内吹出し空気温度Tioを高くして、室内吸込み
空気温度Tiiと室内吹出し空気温度Tioの差を目標
値に近付けようと、室内ファン風量が増加するように制
御し、この結果、冷房能力が高くなり、室内吸込み空気
温度Tiiが素早く低下する。
【0058】なお、プルダウン時について述べたが、空
気調和装置が機械室などに設置され、高顕熱運転を要求
されている場合にも、この制御を利用することができ
る。また、室内吸込み空気温度Tiiと室内吹出し空気
温度Tioの差8degの設定を4degに変更した
が、室内吸込み空気温度Tiiと室内吸込み空気温度目
標値の差、高顕熱の割合によって変化させてもよい。
【0059】つぎに、定常状態にあった室内空気温度が
人の進入、窓の開放などの外乱により室内温度が上昇し
た場合について考える。この場合、空調空間を快適な状
態に戻すには先ず外部から進入した湿度を除去すること
が必要となる。そこで、室内ファン制御装置13は、す
でに設定されている室内吸込み空気温度Tiiと室内吹
出し空気温度Tioの差を基準値(8deg)より大き
めに自動変更する。ここでは、例として12degとす
る。
【0060】これにより、室内ファン制御装置13は、
室内吹出し空気温度Tioを低くして室内吸込み空気温
度Tiiと室内吹出し空気温度Tioの差を目標値に近
付けようと、室内ファン風量を減少するように制御し、
この結果、室内熱交換器4での蒸発温度が低下し、除湿
運転を行うことになり、素早く室内空気が快適な状態に
戻る。
【0061】なお、上述した実施の形態では、室内吸込
み空気温度Tiiと室内吹出し空気温度Tioの差8d
egの設定を12degに変更したが、室内吸込み空気
温度Tioの上昇度合いから、湿度の上昇度を推定し、
室内吸込み空気温度Tiiと室内吹出し空気温度Tio
の差の変更幅を決定してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による空気調和装置によれば、冷房運転の開始時に
は、蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度または出
口温度を制御する運転パターンに拘わらず、蒸発側熱交
換器のファン風量を変化範囲の中間値以上に設定するか
ら、冷凍サイクルの低圧の引き込みを防止して冷房能力
の上昇が速やかに行われ、また、高顕熱運転が可能にな
る。
【0063】つぎの発明による空気調和装置によれば、
冷房運転の開始時の蒸発側熱交換器のファン風量を被熱
交換流体の入口温度あるいは外気温度に応じて設定する
から、冷房運転の開始時の蒸発側熱交換器のファン風量
が適切に設定され、冷凍サイクルの低圧の引き込みを防
止して冷房能力の上昇が速やかに行われ、また、高顕熱
運転が可能になる。
【0064】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の入口温度を制御
する運転パターンで運転する空気調和装置において、蒸
発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも
高い場合には蒸発側熱交換器のファン風量が現状値以上
に増大するから、冷房能力が上昇し、冷房能力主体の制
御が可能となり、室内吸込み空気温度の安定が得られ
る。
【0065】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の入口温度を制御
する運転パターンで運転する空気調和装置において、蒸
発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも
低い場合には蒸発側熱交換器のファン風量が現状値以下
に低減するから、冷房能力が低減し、冷房能力主体の制
御が可能となり、室内吸込み空気温度の安定が得られ
る。
【0066】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の出口温度を制御
する運転パターンで運転する空気調和装置において、蒸
発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも
高い場合には蒸発側熱交換器のファン風量が現状値以上
に増大するから、負荷に対応した能力提供が可能とな
り、室内吹出し空気温度の安定が得られる。
【0067】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の出口温度を制御
する運転パターンで運転する空気調和装置において、蒸
発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度が目標値よりも
低い場合には蒸発側熱交換器のファン風量が現状値以下
に低減するから、負荷に対応した能力提供が可能とな
り、室内吹出し空気温度の安定が得られる。
【0068】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の入口温度と出口
温度の温度差を制御する運転パターンで運転する空気調
和装置において、高顕熱運転時、プルダウン運転時には
蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度と出口温度の
温度差が基準値より小さめに設定されるから、蒸発側熱
交換器を通過する風量が増加し、高顕熱な冷房運転、効
率のよいプルダウン運転が可能となる。
【0069】つぎの発明による空気調和装置によれば、
蒸発側熱交換器における被熱交換流体の入口温度と出口
温度の温度差を制御する運転パターンで運転する空気調
和装置において、蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口
温度が上昇した場合には発側熱交換器の被熱交換流体の
入口温度と出口温度の温度差が基準値より大きめに設定
されるから、蒸発側熱交換器を通過する風量が減少し、
素早く除湿運転を行って快適な室内空気に素早く戻すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気調和装置の一つの実施の
形態を示す冷媒回路図である。
【図2】 この発明による空気調和装置における起動時
における室内ファンの制御方法を示すフローチャートで
ある。
【図3】 この発明による空気調和装置における起動時
の室内吸込み空気温度と室内ファンの運転開始時の能力
の関係を示すグラフである。
【図4】 この発明による空気調和装置における起動時
の外気温度と室内ファンの運転開始時の能力の関係を示
すグラフである。
【図5】 この発明による空気調和装置において吸込み
空気温度を制御する運転パターンの場合の室内ファンの
制御特性の一例を示す図である。
【図6】 この発明による空気調和装置において吸込み
空気温度を制御する運転パターンの場合の室内ファンの
制御特性の他の例を示す図である。
【図7】 この発明による空気調和装置において吹出し
空気温度を制御する運転パターンの場合の室内ファンの
制御特性の一例を示す図である。
【図8】 この発明による空気調和装置において吹出し
空気温度を制御する運転パターンの場合の室内ファンの
制御特性の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 室外側熱交換器、3 流量制御弁 4
室内側熱交換器、9室外ファン、10 室内ファン、
11 室内機ユニット、12 室外機ユニット、13
室内ファン制御装置、14 吸込み空気温度センサ、1
5 吹出し空気温度センサ、16 外気温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 誠司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BE02 BF01 BF02 BF03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の入口温度、出口温度を制御す
    る運転パターンで運転される空気調和装置において、 ファン制御手段は、冷房運転の開始時には、前記蒸発側
    熱交換器の被熱交換流体の入口温度または出口温度を制
    御する運転パターンに拘わらず、前記蒸発側熱交換器の
    ファン風量を変化範囲の中間値以上に設定することを特
    徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 冷房運転の開始時の前記蒸発側熱交換器
    のファン風量を被熱交換流体の入口温度あるいは外気温
    度に応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の
    空気調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の入口温度を制御する運転パタ
    ーンで運転される空気調和装置において、 ファン制御手段は、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体
    の入口温度が目標値よりも高い場合、前記蒸発側熱交換
    器のファン風量を現状値以上に増大する制御を行うこと
    を特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の入口温度を制御する運転パタ
    ーンで運転される空気調和装置において、 ファン制御手段は、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体
    の入口温度が目標値よりも低い場合、前記蒸発側熱交換
    器のファン風量を現状値以下に低減する制御を行うこと
    を特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の出口温度を制御する運転パタ
    ーンで運転される空気調和装置において、 ファン制御手段は、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体
    の入口温度が目標値よりも高い場合、前記蒸発側熱交換
    器のファン風量を現状値以上に増大する制御を行うこと
    を特徴とする空気調和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の出口温度を制御する運転パタ
    ーンで運転される空気調和装置において、 ファン制御手段は、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体
    の入口温度が目標値よりも低い場合、前記蒸発側熱交換
    器のファン風量を現状値以下に低減する制御を行うこと
    を特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の入口温度と出口温度の温度差
    を制御する運転パターンで運転される空気調和装置にお
    いて、 高顕熱運転時、プルダウン運転時には、前記蒸発側熱交
    換器の被熱交換流体の入口温度と出口温度の温度差を基
    準値より小さめに設定することを特徴とする空気調和装
    置。
  8. 【請求項8】 圧縮機と凝縮側熱交換器と流量制御弁と
    蒸発側熱交換器を接続して冷媒を循環させる冷凍サイク
    ルを構成し、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の風量
    を変化させるファン制御手段を有し、前記蒸発側熱交換
    器における被熱交換流体の入口温度と出口温度の温度差
    を制御する運転パターンで運転される空気調和装置にお
    いて、 前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口温度が上昇し
    た場合には、前記蒸発側熱交換器の被熱交換流体の入口
    温度と出口温度の温度差を基準値より大きめに設定する
    ことを特徴とする空気調和装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011129149A (ja) * 2011-02-10 2011-06-30 Hitachi Cable Ltd データセンタ
JP2016166700A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社コロナ 空気調和機

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JP2011129149A (ja) * 2011-02-10 2011-06-30 Hitachi Cable Ltd データセンタ
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