JP2000194342A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JP2000194342A
JP2000194342A JP36902298A JP36902298A JP2000194342A JP 2000194342 A JP2000194342 A JP 2000194342A JP 36902298 A JP36902298 A JP 36902298A JP 36902298 A JP36902298 A JP 36902298A JP 2000194342 A JP2000194342 A JP 2000194342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
display
time
page
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36902298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3624728B2 (ja
Inventor
Seiji Ichihara
誠二 市原
Kunihiro Nomura
訓弘 野村
Hiroya Onimaru
博哉 鬼丸
Tadashi Minami
忠 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP36902298A priority Critical patent/JP3624728B2/ja
Publication of JP2000194342A publication Critical patent/JP2000194342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3624728B2 publication Critical patent/JP3624728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子書籍の購入前の事前確認時において、長時
間の事前確認を極力抑えること。 【解決手段】電子書籍を購入又は予約する前にその対象
となる電子書籍の内容を表示する表示装置において、事
前に確認できる時間を対象となる書籍、ページ、顧客ご
とに設定し、その設定したページ以外は表示できないよ
うに構成し、また、その設定した時間が経過すると、他
のページや書籍を選択しない限り表示画面を見づらくす
る構成を採用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ディジタル化された情報を閲
覧する方法に関し、特にディジタル情報の内容を確認す
る際の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子書籍に関する技術として電子書籍を
購入する前の事前確認にその書籍の概要を表示させると
いう公知例(特開平10−011363号公報)があ
る。この公知例では、電子書籍の購入前の内容確認にお
いて、キー情報の入力があれば表示する内容と、入力が
ない場合の内容(概要)に分けられている。
【0003】しかし、この方法では概要を作成するため
に全ての書籍の内容を調べる必要があり手間がかかり、
また、マンガ等の画像中心の書籍を概要だけで説明する
ことは難しい、等といった問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙を媒体とした書籍に
おいて、購入前の事前確認は、書籍の内容をあらかじめ
確認して購入するという重要な行為の一つである。当
然、電子書籍においても、購入前の事前確認を行って内
容を確認してから書籍を購入すると考えられる。しか
し、内容の確認だけでなく、購入前の事前確認でその書
籍に関する全ての内容を読んでしまうという紙の媒体の
書籍で度々発生する問題が電子書籍でも発生すると考え
られる。
【0005】本発明は上述した問題の解決することを目
的とし、特に、電子書籍の購入前の事前確認時の電子書
籍内容の表示について所定の範囲で限定することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、購入前の事前確認の経過時間を測定する仕組みと、
経過時間に伴い、徐々に電子書籍の内容を見づらくする
画面表示装置を有し、ある一定時間以上購入前の事前確
認を行っていると判断した場合には、徐々に表示画面を
見づらくすることで、長時間の購入前の事前確認を防ぐ
ことを可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0008】図1は、本発明の実施形態を示すもので、
電子書籍を購入する前(事前確認)の表示を行う表示機
器の一例を図示したものである。
【0009】本発明の表示機器(表示装置とも言う)1
0は、電子書籍に関する情報などを表示する表示画面1
1、この表示画面11の内容に基き利用者が操作を行う
タッチパネル12、その操作に応じた電子書籍を購入す
る際に使用する書籍情報等を印刷する印刷装置13、電
子書籍を購入するときの支払や利用者の顧客IDの管理
などに使用されるカードR/W14、記録情報を格納
し、例えば、表示装置10にて購入した電子書籍の情報
を書き込む記録媒体書き込み装置15、購入した電子書
籍の情報が書き込まれる記録媒体16とを有している。
【0010】図2は、図1に示した表示装置10の内部
ブロック図を図示する。
【0011】表示装置10は、図示するように主にCP
U(処理装置)101、メモリ102、表示コントロー
ラ103、タッチパネルコントローラ104、印刷コン
トローラ105、カードR/Wコントローラ106、ハ
ードディスク(以下HD)107、通信コントローラ1
08、記録媒体書き込み装置コントローラ109、タイ
マー110から構成されており、CPU101は機器全
体の制御を行い(制御部とも言う)、メモリ102はC
PU101で制御を行うためのプログラムやデータが格
納されている。表示コントローラ103は図1の表示画
面11の表示を制御を行い、タッチパネルコントローラ
104はタッチパネル12の制御を行い、印刷コントロ
ーラ105は印刷装置13の印字制御を行っている。そ
して、カードR/Wコントローラ106はカード等の情
報媒体の書き込み、読み込みの制御を行い、HD107
には表示画面11に表示される初期画面などの表示画面
や、表示する書籍情報の一部が格納されており、通信コ
ントローラ108はLANのとつながっており、サーバ
等との間でデータの交換を制御する。記録媒体書き込み
装置コントローラ109は記録媒体書き込み装置15の
書き込みの制御を行う。タイマー110は電子書籍の事
前に見ることのできる時間を測定する。
【0012】次に、本発明の表示機器10が実行する処
理を図2に示すフローチャートを基に詳細に説明する。
【0013】最初に図1の表示装置10の表示画面11
には初期画面が表示された状態となっている(S100
1)。この初期画面としては例えば、図5の初期画面5
01を表示しており、その初期画面の内容は、電子書籍
に関する新刊書籍の案内表示画面502や、利用者が所
望の電子書籍を検索する時に使用する検索メニュー表示
ボタン503、利用者が所望の電子書籍を見つけた時に
その電子書籍を予約するために設けた予約メニュー表示
ボタン504、案内表示画面502には表示されない他
の最近の新刊書籍を見る場合に必要な案内メニュー表示
ボタン505、次の画面に切替える次へボタン506、
所望の電子書籍を購入する場合に使用される購入ボタン
507、顧客カードを利用者が持っているか否かを操作
する顧客カードなしボタン508を有している。利用者
はこの表示画面11に表示された初期画面501の情報
に基き、前述の各ボタンをタッチする操作をすること
で、自ら希望する電子書籍の購入や、ある程度範囲の決
まった(後述するタイマ時間範囲、特定の頁範囲など)
電子書籍の見ることができる。そして表示装置10側で
は、利用者のタッチ操作を図1,2に示したタッチパネ
ル12やタッチパネルコントローラ104を通じて認識
し、CPU101の制御の基に、各操作にあった情報を
利用者に提供することが可能となる。尚、初期画面50
1の情報やその他の画面情報などは、図2のHD107
やメモリ102に記憶されており、CPU101の制御
によって表示コントローラ103を介して表示画面11
に表示されることは言うまでもない。
【0014】次に、利用者は表示画面11に表示された
初期画面501(図5)の表示内容から電子書籍を購入
する前に事前に確認する操作、即ち電子書籍の書籍名の
選択を行う(S1002)。これは、例えば、図6に示
した様に、利用者が初期画面501の案内表示画面50
2を通じて「週間*」の電子書籍を選択を行う操作であ
って、この操作によって図2のタッチパネル11、タッ
チパネルコントローラ104を介して、CPU101が
認識する。
【0015】続いて、表示装置10は図5,6で説明し
た顧客カードなしボタン508を利用者が押下したかど
うかをCPU101が判断することで、対象となる利用
者が顧客カードを持っているかいないかを判断する(S
1003)。顧客カードを持っていない顧客は、そのま
ま電子書籍を購入する前の事前確認を続けられる。しか
し、図7に示す公開禁止チェック付き事前確認時間管理
テーブル70や図8に示す公開チェック付き事前確認時
間管理テーブル90からも明らかなように、電子書籍を
事前に確認できる時間は顧客カード(顧客ID)を持っ
ている顧客より短い時間が設定されている。
【0016】ここで図7,8に図示するテーブルについ
て詳細に説明する。
【0017】これら各テーブル70、90は、図2に図
示したHD107に記憶された情報であり、利用者が対
象となる電子書籍について、事前に読んだりする場合に
使用されるテーブルを示している。つまり、本発明は、
電子書籍を購入又は予約する前に対象となる電子書籍に
関する情報を事前に読むための発明であるものの、無制
限に読むことができるものとしてしまうと、利用者は全
ての頁について読むことが可能となり、電子書籍を購入
する必要が無く、電子書籍を販売する者に多大な損害を
与えてしまうことになる。また、無制限に読める表示装
置は、一人の利用者だけが装置を占有し、他の利用者に
有効な情報を提供することができない、といった問題も
発生する。逆に、電子書籍を事前に確認できない表示装
置では、利用者はどの電子書籍を購入するのが良いかの
判断ができず、問題がある。
【0018】本発明のテーブル(図7,8)は正にこれ
らの問題を解決するものであり、以下、これらテーブル
の詳細について説明する。
【0019】テーブル70は前述したように、図2のH
D107に格納された情報であり、その構成は、表示装
置10にて電子書籍を購入又は予約する前に見ることが
できる多種多様な電子書籍のIDを格納する書籍ID7
02、その電子書籍の1ページあたり事前に確認できる
確認時間703(尚、確認時間は図示するように顧客I
Dが有る場合と無い場合とは異なっている。単位は
分。)、その電子書籍1冊あたり事前に確認できる確認
時間705(尚、703と同様に、確認時間は図示する
ように顧客IDがある場合706とない場合704とは
異なっている。単位は分)、その電子書籍のページにつ
いて、表示装置10に表示できないように、出版社側で
あらかじめ非公開にしておきたいページをページ毎に設
定するための公開禁止チェックを付加するページ部70
7からなる。
【0020】テーブル90は、テーブル70と同様に、
図2のHD107に格納された情報であり、その構成
は、テーブル70と一部同様であるが、テーブル90の
公開チェックを付加するページ部901には、テーブル
70の707の逆で、あらかじめ、出版社の側で、公開
するページのみをページ毎に設定する。つまり、公開チ
ェックの付いていないページは表示装置10に表示され
ないことを意味する。
【0021】顧客カードを持っている顧客が、顧客カー
ドの挿入を行うと(S1004)、顧客IDが書き込ま
れた顧客カードを図2のカードR/W14、カードR/
Wコントローラの制御によって読み取り、CPU101
がその情報を認識する(S1005)。そして、利用者
が選択した電子書籍を購入するか否かを図5,6に図示
した購入ボタン507の押下をCPU101が検知する
ことで判断する(S1006)。購入することを判断し
た場合は、S1020の購入確認処理になり、購入でな
いと判断した場合は、S1007の処理となるが、この
時、図2のタイマ110の設定時間は初期化される。つ
まり、対象となる電子書籍について、利用者はその中身
を全く見ていない状態であるため、後述するように、電
子書籍を見ている時間T1とページを見ている時間T2
が初期化されるのである。
【0022】このステップ1006によるタイマ110
の初期化後、利用者によって選択された電子書籍につい
て公開禁止チェックがあるか、または、公開チェックが
あるかを判定する(S1007)。この判定は、前述し
た図7,8で説明したテーブルに基く情報によって行わ
れる。後に詳細に説明するが、利用者が見た電子書籍の
ページについては公開禁止チェックを付加するため、そ
れぞれのページに付けられた公開禁止チェックの有無を
確認することで(S1007)、再び同じページを読む
ことを妨げる。また、事前に電子書籍の内容を見ること
ができる電子書籍について予め見ることができないペー
ジを設定している。即ち、図7の公開禁止チェック70
7のついたページについてはその表示を妨げることが可
能なので、利用者はそのページについて見ることができ
ない。また、逆に図8の公開チェック901の有無を確
認することで、公開するページだけを表示することも実
現可能である。
【0023】次に、利用者が選択した電子書籍は公開の
許されるページについてその内容が表示画面11上に表
示され(S1008)、表示されたときからの時間T1
と、T2をタイマー110で測定する(S1009)。
尚、表示画面11に表示される電子書籍の上述した内容
(情報)は、図2のメモリ102又はHD107に格納
されていても良いし、通信コントローラ108に接続さ
れた他のサーバなどに格納された情報であっても良い。
【0024】続いて、利用者が他の書籍を選択したかど
うかを例えば図1,2のタッチパネル12の押下の検知
などによってCPU101が判定する(S1010)。
他の書籍を選択した場合には、タイマ110にてカウン
トしている書籍毎の確認時間T1を0にして、S100
6へ戻り選択した書籍の購入前の事前確認が続けられ
る。更に、同様に利用者が他のページを選択したかをど
うか判定する(S1011)。他のページを選択した場
合には、タイマ110でカウントしているページ毎のT
2を0にして、S1007へ戻り選択したページの購入
前の事前確認が続けられる。
【0025】更に、表示装置10に表示された電子書籍
の事前確認時間を管理する(S1012、S101
3)。前述してきたように、本発明の表示装置10で
は、電子書籍を購入又は予約する前の事前確認のできる
時間をページごと、書籍ごと、S1005で得た顧客I
Dをもとに顧客ごとに設定することができる。要する
に、図7の公開禁止チェック付き事前確認時間管理テー
ブル70や図8の公開チェック付き事前確認時間管理テ
ーブル90にそれぞれの事前確認時間を設定しておき、
それをHD107等に格納しておくことで達成すること
ができる。これらのテーブル70又はテーブル90と、
顧客カードから得られる顧客IDやタイマ110のカウ
ント時間とを比較し、電子書籍の表示時間をある一定の
範囲に限定することができる。
【0026】具体的に図7,8で説明したテーブルに基
いて説明すると、例えば、顧客IDを有する人が電子書
籍「97905W」を購入又は予約する前に事前に確認
する場合、その書籍についてはページ当たり「0.5
分」の間、事前にその内容について確認でき、この書籍
一冊当たり「5分」の間、事前に内容を確認ができ、更
に、図7のテーブルでは公開禁止チェックが付加された
「2、35、37、40」のページについては事前に確
認をする事ができない。一方、逆にこのページだけを見
せたいという場合には、図9のテーブル90で示すよう
に、公開チェックを付ける領域901を用意する、つま
り、「1,2,7,42」のページについては事前にそ
の内容を確認することができる。
【0027】ところで、S1012にて電子書籍を見て
いる時間(カウンタ110でカウントされるT1時間)
がテーブル70、90に設定されている事前確認時間を
超えた時には、表示画面11に他の書籍を選ぶよう催促
する画面を表示し(S1018)、利用者に操作を促
す。そして、S1013では前述のS1012と同様に
選択した書籍の書籍ID701からテーブル70また
は、テーブル90を参照し、ページ毎に設定された事前
確認時間703と、現在利用者が見ているページについ
ての時間T2(タイマー110で測定)とを比較し、一
定時間以上同じページを開いているかどうかを判定する
ことにより、長時間の購入前の事前確認時間の判断をし
ている。そのページの事前確認時間内ならばそのページ
を時間まで確認できる。
【0028】上述したS1013の判断に基づき、画面
を徐々に見づらくしていく(S1014)。徐々に見づ
らくしていく方法として、近傍を使う方法が考えられ
る。図8の801を4近傍、802を8近傍と定義す
る。これらの近傍を用いて、点(i,j)の濃淡値f
(i,j)を式(1)で平均化し、点(i,j)に代入
する。代入することにより、その領域はぼやけた画像に
なる。この処理を画面全体で行うことにより、全体もぼ
けた画像になる。同様にして、8近傍、16近傍…と増
やしていくか、同じ4近傍で繰り返し処理して、さらに
見づらい画面へと変化する。具体的には図4のイメージ
のように、時間が経過するごとに、近傍の数を増やして
いくか、4近傍のままで処理を繰り返すことにより、
〜のように徐々に画像が粗くなり見づらくなる。も
し、突然、画面が見えなくなれば、停電や表示装置の故
障と利用者が思ってしまう恐れや、突然の画面の変化に
利用者が驚き、装置に対して不快感を抱かれる恐れが有
る。本実施例においては、利用者にそれらの不快感を与
えることなく、事前確認の時間を制限できる効果があ
る。
【0029】利用者による電子書籍の事前確認処理にお
いて、利用者が選択して表示した電子書籍のについて一
度、事前確認時間の過ぎたページには公開禁止チェック
を付ける(S1015)。具体的には、図7に示したテ
ーブル70のページ707に、事前確認時間の過ぎたペ
ージ追加することで、この顧客には再度このページを見
ないように、つまり購入又は予約前の事前確認ができな
いようにする。
【0030】続いて、他の電子書籍かページを選択した
かどうかを判断し(S1016)、選択しなかったと判
断すると、他の書籍かページを選んで下さい、などのメ
ッセージが表示画面11に表示される(S1017)。
【0031】尚、S1012で事前確認時間が過ぎた場
合、他の書籍を選んで下さいとのメッセージが表示画面
11に表示され(S1018)、その後、初期画面に戻
る(S1019)。
【0032】次に電子書籍を購入する場合について説明
する。尚、電子書籍を予約する場合についても略同様な
処理がされることは言うまでもない。
【0033】前述したS1006の処理で利用者が電子
書籍の購入を選択すると、書籍を購入する際に、選んだ
書籍の価格や冊数などを顧客が確認するために表示画面
11に表示し(S1020)、書籍購入の際の決済を行
う(S1021)。この決済は図2のカードR/W14
に利用者が購入に用いられるカードを挿入し決済を行
う。決済の詳細のレシートは印字装置13から印刷され
る。そして、利用者が選んだ電子書籍の情報が、例えば
HD107から媒体書き込み装置15に伝えられ、この
媒体書き込み装置15が媒体に電子書籍の情報を書き込
み、その媒体を利用者が受け取ることで受取購入が完了
する(S1022)。
【0034】次に、本発明の表示装置10を使用して書
籍を購入する場合の具体例を図10に図示される表示画
面の例を基に説明する。但し、書籍については、前述し
たデジタル化された電子書籍にかかわらず、通常の紙媒
体の書籍も対象にしている。
【0035】書籍を購入する場合は、前述した実施形態
で説明した如く利用者が対象となる書籍の予め決められ
たページ等を見て(事前確認)購入する場合や、図5の
表示例に示すように書籍の検索キー503を使用して所
望の書籍を検索して購入する場合や、利用者が購入する
書籍を予め決めて事前確認も検索もせずに書籍を購入す
る場合など様々な態様が考えられる。
【0036】何れにしても利用者が購入すべき書籍を見
つけた場合、本発明の表示装置10は図10に示される
画面1001の情報を例えば図2のHD107からCP
U101が読み出して表示画面11に表示する。この画
面1001は利用者に電子書籍の種類を選択させる画面
であって、図示するように紙媒体の書籍か、電子書籍か
を表示画面11に表示するため、利用者はタッチパネル
12でその種類を選ぶことができる。そして、表示装置
11が設置されているその書店に、紙媒体の書籍の在庫
がある場合、図10の画面1002に示すようにその保
管場所を表示画面11に表示する。この表示により利用
者の希望する書籍の場所が分かる。しかし、在庫がない
場合、図10の画面1003で示すように、電子書籍を
その場で購入するか、カウンターで購入するか、電子書
籍は不要であるかを選択することができる。電子化され
た本である電子書籍を購入する場合は、前述したように
図1,2に示された記録媒体書き込み装置15によって
記録媒体16に電子書籍の情報を書き込むことで完了す
る。
【0037】電子書籍は電子化(デジタル化)された情
報であって、図2のHD107や表示装置10にLAN
などで接続されたサーバなどに格納されていることは、
前述してきた通りであるが、電子書籍の情報そのものを
メンテナンスする必要がある。例えば、法律書等のよう
に頻繁に内容が更新される書籍を電子化した書籍におい
て、変更したいページだけを書き換える処理が必要であ
り、以下、それらの処理について詳細に説明する。
【0038】図12は電子書籍の情報(データ)に示す
電子書籍データ構成図を図示した一実施形態である。電
子書籍データはバージョン(Version)管理部1
101、領域管理部1102、ディレクトリ1103、
書籍データ1104から構成されている。バージョン管
理部1101は、出版社コード、書籍ID、バージョン
番号から構成されており、それぞれ出版社の識別、書籍
の識別、その書籍のバージョン番号が格納されている。
領域管理部1102はその書籍データ領域の使用状況を
管理するデータが格納されている。第1ブロックから順
に使用済みか空いているブロックかを示す。1は使用済
みで0は空きブロックであることを示している。ディレ
クトリ1103は書籍データ1104をブロック化した
記憶領域にページを格納した時、各ページがどのブロッ
クから始まるかが格納されている。また、各データの最
後には終了を意味するデータが付いている。1ページは
S1ブロックの途中でデータは格納されており、最後に
データの終了を表わす記号「E」が記憶されている。2
ページは、データがS2ブロックでは終わらずに、残り
のデータの格納先であるS231ブロックへデータが続
いていることを示すデータが最後に記憶されている。そ
して、S231ブロックの最後にデータの終了を表わす
記号「E」が記憶されている。
【0039】次に、図13のフローチャートと図11の
管理テーブルとを使用し、前述の電子書籍データを変更
する処理について説明する。尚、説明は省略するが処理
を実行するCPU(制御部)や、表示装置10以外の外
部の制御部(図示していない)がHDやサーバなどに記
憶された電子書籍のデータを変更している。
【0040】最初に図12に示すバージョン(vers
ion)管理部1101からバージョン番号を得て、図
11のバージョン管理テーブルを参照し、書き換えるペ
ージがどのページかを知る(S1301)。例えば、図
12のバージョン番号は「Ver1」なので、図11の
テーブルを制御部が参照することで、「ver1」から
「ver2」への変更・追加ページは10、15、20
ページであることが判断できる。
【0041】次に書き換えに必要なブロック数を調べる
(S1302)。この処理ではS1301と同様に、図
12に示すバージョン管理部1101からバージョン番
号を得て、図11のバージョン管理テーブルを参照し、
書き換えるブロックが何ブロックかを知る。例えば、図
12のバージョン番号は「ver1」なので、図11の
テーブルから、「ver1」から「ver2」への変更
・追加に必要なブロック数は10ページ目は1ブロッ
ク、15ページ目は1ブロック、20ページ目は2ブロ
ックであることが判断できる。
【0042】そして、変更するページのブロックが始ま
るブロック番号(スタートブロック番号)を図12のデ
ィレクトリ1103から読み込み(S1103)、その
情報を基に変更するページのブロックを上書きする(S
1304)。このとき、そのブロックで上書きが終了し
たかを判断する(S1305)。
【0043】S1306ではS1305で上書きが終了
しなかった時の処理を行う。具体的には、領域管理部1
102で空いているブロックを探し、書き終えたブロッ
クの最後に次に書くブロック番号を書き込み、そのブロ
ックへ書き込みを行う。
【0044】一方、S1305の処理でブロックの上書
きが終了した場合は、そのブロック内の残りの情報を消
去し、データの終了情報である「E」を書き(S130
7)、すべての変更・追加するページを書き終わったか
の判断をする(S1308)。尚、残りのページがある
時は、前述したS1303の処理を行う。
【0045】この様に、電子書籍の情報(データ)をそ
のページ毎に管理し、バージョン情報なども付加するこ
とで、新たに電子書籍の変更があってもそのページだけ
を変更することができるので電子書籍自身を安く購入で
きるという効果がある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したこのシステムにより、一般
的な書籍購入までの流れの一部である、購入又は予約前
の事前確認が電子書籍においても可能となった。
【0047】また、書籍を販売する側では、購入前の事
前確認をされても一定時間が経てば強制的にページを見
にくくし、書籍を全部読めなくするので、販売数の減少
につながらない。
【0048】また、購入前の事前確認時間が経過した時
に、突然読めなくするよりも、画面が徐々に変化してい
くので、顧客に不快感を与えないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示機器(表示装置)の概観図
【図2】表示機器のハードウェア構成図
【図3】電子書籍を購入又は予約する前の事前確認処理
のフローチャート
【図4】時間経過にしたがって画面が見づらくなる例
【図5】初期画面の実施例
【図6】購入前の事前確認したい書籍を利用者が選択し
ている例
【図7】書籍の種類、ページにより購入前の事前確認時
間、隠すページが設定されたテーブルの構成例を示した
【図8】書籍の種類、ページにより購入前の事前確認時
間、表示するページが設定されたテーブルの構成例を示
した図
【図9】粗い画像に変化させる方法の例
【図10】紙媒体の書籍がない時、代りに電子書籍を購
入する時の画面の表示例
【図11】バージョン管理テーブル
【図12】電子書籍のデータ構成図
【図13】差分ダウンロード処理フローチャート
【符号の説明】
10:表示機器、11:表示画面、12:タッチパネ
ル、13:印刷装置、14:カードR/W、15:記録
媒体書き込み装置、16:記録媒体、70:書籍内容公
開時間テーブル(公開禁止設定)、90 書籍内容公開
時間テーブル(公開設定)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼丸 博哉 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 南 忠 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を表示する表示装置において、利用者
    に書籍の内容を表示する表示手段と、前記表示手段に表
    示する書籍の表示時間を記憶する記憶手段と、前記記憶
    手段に記憶された前記表示時間に応じて前記表示手段に
    表示する書籍の内容を表示する制御手段とを有すること
    を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表示装置において、前記記
    憶手段に記憶された前記表示時間は、前記表示手段に表
    示すべき書籍毎、または、その書籍の頁毎を単位として
    設定されていることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の表示装置において、
    前記制御手段は、前記表示時間を超えた書籍の表示につ
    いては前記表示手段におけるその表示内容を徐々に見づ
    らくすることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いづれかの項記載の表示装
    置において、情報を書き込む記録手段を有し、前記制御
    手段は、利用者から選択された書籍を判断して前記記録
    手段を介して所定の媒体に書籍の情報を記録することを
    特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】特定の情報を表示する表示する表示装置に
    おいて、書籍の内容を表示する表示手段と、前記表示手
    段に表示される書籍の内容のうち、その表示を禁止する
    頁又はその表示を許可する頁を頁情報として記憶する記
    憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記頁情報に基づ
    いて書籍の特定の頁を前記表示手段に表示する制御手段
    とを有することを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】顧客の所有する媒体から顧客情報を読み取
    る読取手段と、書籍の内容を表示する表示手段と、顧客
    に応じた書籍の表示時間を記憶する記憶手段と、前記読
    取手段に読み取られた前記顧客情報から前記記憶手段に
    記憶された前記表示時間を検索し、対象となる書籍に関
    してその検索された表示時間の範囲で前記表示手段に表
    示する制御手段とを有することを特徴とする表示装置。
JP36902298A 1998-12-25 1998-12-25 書籍内容表示システム、及び書籍内容表示方法 Expired - Fee Related JP3624728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36902298A JP3624728B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 書籍内容表示システム、及び書籍内容表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36902298A JP3624728B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 書籍内容表示システム、及び書籍内容表示方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004063396A Division JP2004234682A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 書籍購入における書籍内容事前確認方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000194342A true JP2000194342A (ja) 2000-07-14
JP3624728B2 JP3624728B2 (ja) 2005-03-02

Family

ID=18493361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36902298A Expired - Fee Related JP3624728B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 書籍内容表示システム、及び書籍内容表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3624728B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163612A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Softbank Mobile Corp 電子書籍販売システム及び電子書籍販売方法
JP2009193392A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Softbank Mobile Corp 電子書籍販売システム及び電子書籍販売方法
JP2012063985A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Yahoo Japan Corp 電子書籍閲覧端末、電子書籍配信システム、電子書籍配信サーバ及び方法
JP2013130940A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Canon Marketing Japan Inc 携帯端末、及びその制御方法、プログラム
JP2015197770A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 大日本印刷株式会社 情報提供装置、広告提供方法、情報提供方法及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163612A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Softbank Mobile Corp 電子書籍販売システム及び電子書籍販売方法
JP2009193392A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Softbank Mobile Corp 電子書籍販売システム及び電子書籍販売方法
JP2012063985A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Yahoo Japan Corp 電子書籍閲覧端末、電子書籍配信システム、電子書籍配信サーバ及び方法
JP2013130940A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Canon Marketing Japan Inc 携帯端末、及びその制御方法、プログラム
JP2015197770A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 大日本印刷株式会社 情報提供装置、広告提供方法、情報提供方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3624728B2 (ja) 2005-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6986030B2 (en) Portable memory device includes software program for interacting with host computing device to provide a customized configuration for the program
US7606733B2 (en) Account portability for computing
US9250764B2 (en) Apparatus, method and computer-readable medium for organizing icons associated with information technology processes
US20020145632A1 (en) Portable interface for computing
US20020162009A1 (en) Privacy assurance for portable computing
US20080027742A1 (en) Information processing method, information processing apparatus, computer program and storage medium
US7676401B2 (en) Data distribution system and data selling apparatus therefor, data retrieving apparatus, duplicated data detecting system, and data reproduction apparatus
JP3970225B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
US20020143637A1 (en) Shopping cart portability for computing
JP3870551B2 (ja) 周辺機器の選択システム及び選択方法
US20130332318A1 (en) User Interface for In-Browser Product Viewing and Purchasing
US20040216144A1 (en) Information processing apparatus and method
JP4587164B2 (ja) 印刷システム、印刷制御方法、並びにプログラム
JP4765459B2 (ja) ライセンス認証装置
Rathbone Windows 10 for dummies
JP2000194342A (ja) 表示装置
JP4728650B2 (ja) ソフトウェアプロテクト方法及びソフトウェアプロテクト機能を有する事務コンピュータ
JP2002251225A (ja) ソフトウエアのライセンスシステム
JP4654988B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2004234682A (ja) 書籍購入における書籍内容事前確認方法
JP5446171B2 (ja) 販売データ処理装置
JP2004192442A (ja) 画像処理装置、記録媒体読取プログラムおよび記憶媒体
JP4477411B2 (ja) 印刷装置、印刷装置におけるデータの消去方法およびプログラムならびに記録媒体
US20060041884A1 (en) Function enhancing program, bundled software function enhancing method and apparatus
JP2005309841A (ja) インストール制御プログラム、インストール方法およびインストール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041122

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees