JP2000185046A - 婦人体温計 - Google Patents

婦人体温計

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JP2000185046A
JP2000185046A JP10364563A JP36456398A JP2000185046A JP 2000185046 A JP2000185046 A JP 2000185046A JP 10364563 A JP10364563 A JP 10364563A JP 36456398 A JP36456398 A JP 36456398A JP 2000185046 A JP2000185046 A JP 2000185046A
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temperature
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low
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JP10364563A
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English (en)
Inventor
Keiko Noda
桂子 野田
Kazuko Awaya
加寿子 粟屋
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Hirofumi Inui
弘文 乾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の婦人体温計は、使用者の体調が異常状
態であるときには、十分な報知が出来ないという課題を
有している。 【解決手段】 生理開始日入力手段3に入力した生理開
始日のデータから、体温計測部1で計測した体温が低温
期のものか高温期のものかを判断して、過去の低温期の
データ或いは高温期のデータから算出した低温期標準体
温あるいは高温期標準体温と所定値以上の差がある時に
報知するようにして、個人に応じた微妙な体調異常も報
知できる婦人体温計としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、女性の生理状態を
把握するための婦人体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】婦人体温計として従来使用しているもの
に、入力された生理開始日や基礎体温を記憶し、そのデ
ータをもとに生理開始日から数日続く低温期と***日を
境に低温期との温度差が0.3〜0.5℃と言われてい
る高温期を判定し、***日、可妊期、妊娠、出産予定日
等を報知する婦人体温計がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の婦人体温計は、
使用者の体調が異常状態であるときには、十分な報知が
出来ないという課題を有している。
【0004】婦人体温計を使用する主たる目的は、従来
の婦人体温計のように***日や可妊期等妊娠関連の情報
や次回生理日予定日や性機能の働き等の情報を得ること
にある。その意味では従来の婦人体温計はその目的を十
分果たしている。
【0005】しかしながら、毎朝起床前のほぼ定時刻に
体温計測することによって得られる情報には、性機能に
関連するものに加えて、当然、睡眠不足や疲れや病気等
の体調不良や精神的なショック等によるものも含まれて
いる。ところが、前記従来の婦人体温計では、単に計測
結果を報知するだけである。例えば計測した体温が38
℃以上のような場合には、使用者は報知された計測体温
だけで明らかに自己の体調異常を認識できる。しかし、
例えば計測した体温が37℃程度である場合には、異常
か正常かの判断は難しい。つまり、平熱の高い人にとっ
ては正常範囲であり、平熱の低い人にとっては異常であ
る。また、女性の場合には、低温期と高温期とがあるた
め、37℃が高温期での体温であれば正常であり、低温
期での体温であれば異常である。また、睡眠不足や不規
則な生活をした場合には、平熱が低くなる傾向があるこ
とも報告されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、生理開始日入
力手段に入力した生理開始日のデータから、体温計測部
で計測した体温が低温期のものか高温期のものかを判断
して、過去の低温期のデータ或いは高温期のデータから
算出した低温期標準体温あるいは高温期標準体温と所定
値以上の差がある時に報知するようにして、個人に応じ
た微妙な体調異常も報知できる婦人体温計としている。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、生理
開始日入力手段に入力した生理開始日のデータから、体
温計測部で計測した体温が低温期のものか高温期のもの
かを判断して、過去の低温期のデータ或いは高温期のデ
ータから算出した低温期標準体温あるいは高温期標準体
温と所定値以上の差がある時に報知するようにして、個
人に応じた微妙な体調異常も報知できる婦人体温計とし
ている。
【0008】請求項2に記載した発明は、体温比較手段
が、体温計測部が計測した体温と計測日に該当する期の
標準体温とを比較し、所定値以上の差がある時には、そ
の後一定時間間隔または予め決めた時刻に体温計測を催
促する報知を行うようにして、使用者が体調異常の時は
体温を追跡して観察できる婦人体温計としている。
【0009】請求項3に記載した発明は、体温比較手段
は、計測した体温と計測日に該当する期の標準体温とに
所定値以上の差があるときは、その後の所定期間の体温
の変化を報知するようにして、体調異常の時は体温を追
跡して観察することができる婦人体温計としている。
【0010】請求項4に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と計測日に該当する期の
標準体温とに第一の所定値以上の差があるときの注意報
知と、第二の所定値以上の差があるときの注意報知に差
を設けるようにして、微熱と発熱の区別が即座にわかる
婦人体温計としている。
【0011】請求項5に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と、低温期高温期判定手
段と低温期標準体温算出手段と高温期標準体温算出手段
で算出した計測日に該当する期の標準体温とを比較し、
計測体温と前記標準体温とに所定値以上の差がある時が
生理開始日から次回の生理開始日までの間に所定日数以
上連続した場合には注意報知するようにして、体調異常
が持続していることが即座にわかり、生活改善や病院に
行く等の対応ができる婦人体温計としている。
【0012】請求項6に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と、低温期高温期判定手
段と低温期標準体温算出手段と高温期標準体温算出手段
で算出した計測日に該当する期の標準体温とを比較し、
計測体温と前記標準体温とに所定値以上の差がある時が
生理開始日から次回の生理開始日までの間に所定日数以
上ある場合には注意報知するようにして、体調異常が持
続していることが即座にわかり、生活改善や病院に行く
等の対応ができる婦人体温計としている。
【0013】請求項7に記載した発明は、体温比較手段
は、低温期標準体温算出手段で算出した低温期標準体温
と高温期標準体温算出手段で算出した高温期標準体温と
の中間値が所定値未満の時に報知するようにして、平熱
が低いことが即座にわかり睡眠時間を増やしたり体質改
善等の対応ができる婦人体温計としている。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図
である。本実施例の婦人体温計は、体温計測部1と本体
2とによって構成している。体温計測部1と本体2と
は、有線で接続している。体温計測部1は、サーミスタ
を用いており、また、測温を開始する時に押す測温ボタ
ン13を有している。本体2には、使用者が生理開始日
を入力する生理開始日入力手段3と、計測した体温や生
理開始日を記憶するデータ記憶手段4と、CPU5と、
報知手段10を有している。
【0015】CPU5は、体温比較手段6と、低温期高
温期判別手段7と、低温期標準体温算出手段8と、高温
期標準体温算出手段9とを備えている。低温期高温期判
別手段7は、前記生理開始日入力手段3に入力された生
理開始日のデータから体温計測部1で体温を計測した日
が低温期に当たるか高温期にあたるかを判別し、このデ
ータをCPU5に伝達している。低温期標準体温算出手
段8と、高温期標準体温算出手段9は、前記データ記憶
手段が記憶した生理開始日と体温をもとに低温期の標準
体温と高温期の標準体温を算出している。体温比較手段
6は、体温計測部1が計測した体温と、計測日に該当す
る期の標準体温とを比較した形で表示部10に表示デー
タを送る。このとき、本実施例では、前記両者間に所定
値以上の差がある時には表示部10に伝達するデータに
使用者の注意を喚起する注意報知を行うようにしてい
る。表示部10は、液晶表示部11と注意音吹鳴部12
とによって構成している。注意音吹鳴部12としては、
ブザーを使用している。
【0016】図2は本実施例の外観を示す斜視図であ
る。本体2は、キースイッチとして、電源入/切ボタン
14と、生理開始日入力手段3である生理開始日入力ボ
タン15と、+ボタン16aと、−ボタン16bを有し
ている。また、前記表示部10を有している。
【0017】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者が、電源入/切ボタン14を押して本体2の電源
を入れると、CPU5が駆動を開始して、液晶表示部1
1に1998.3.30と測定当日の日付を表示する。
この日付が当日のものではない場合には、+ボタン16
a、−ボタン16bを押して当日の日付に変更する。ま
た、当日が生理開始日であれば、生理開始日入力ボタン
15を押して生理開始日を入力する。こうして、使用者
は基礎体温を測定する。すなわち、布団に入ったままの
安静状態の体温を測定する。この測定は、体温計測部1
を舌下に当てて測温ボタン13を押して行うものであ
る。CPU5は、体温計測部1から入力された体温デー
タが平衡状態になれば、計測終了と判断して、液晶表示
部11にこのデータを表示する。このとき本実施例で
は、当日の基礎体温値と、データ記憶手段4に記憶され
ている過去の基礎体温のデータをとを並べてグラフ化し
て表示する。図2はこの状態を示している。同時に注意
音吹鳴部12を駆動して、例えばピッという計測終了音
を吹鳴して使用者に計測終了を報知する。計測された基
礎体温は、自動的にデータ記憶手段4に記憶される。
【0018】このとき使用者が例えば、今測定したデー
タを取り消したいといった場合は、本実施例では次のよ
うにして簡単にこのデータを消去できるものである。つ
まり、図2に示している液晶表示部11の表示画面で、
1998.3.30、36.82℃を見て、+ボタン1
6aと−ボタン16bを同時に押すものである。この操
作を行うことによって、CPU5は、この体温データを
データ記憶手段4から消去するものである。
【0019】こうして、少なくとも3周期分の生理周期
の測定したデータがデータ記憶手段4に記憶される。こ
うして、測定が終了して、電源入/切ボタン14が押さ
れると、CPU5は前記日付を1日進めて、電源を切る
ものである。
【0020】以上のようにして、3周期分以上の基礎体
温計測と生理開始日入力が行われると、CPU5は低温
期高温期判別手段7と低温期標準体温算出手段8と高温
期標準体温算出手段18を動作させる。
【0021】次に、低温期高温期判別手段7と低温期標
準体温算出手段8と高温期標準体温算出手段としての動
作について説明する。CPU5は、既にデータ記憶手段
4に記憶されている全基礎体温の平均値を算出し、この
平均値から±0.5℃以上離れたデータは除いて以下の
算出を行う。即ち、低温期あるいは高温期の判別の前段
階としてデータ記憶手段4に記憶されている生理開始日
の間隔から、各生理周期の平均周期日数を算出する。さ
らに低温期の平均日数と高温期の平均日数を算出する。
また、低温期の基礎体温を平均して低温期標準体温を算
出し、高温期の基礎体温を平均して高温期標準体温を算
出する。こうして、算出した各データをデータ記憶手段
4に記憶させる。
【0022】データ記憶手段4に、平均周期日数、低温
期平均日数、高温期平均日数、低温期標準体温、高温期
標準体温が記憶されている状態で、体温計測部1によっ
て基礎体温が計測されると、CPU5は、体温計測終了
と判断した時点で、低温期高温期判別手段7としての動
作を行う。即ち、データ記憶手段4に記憶されている生
理開始日から、体温の計測日がその生理周期の生理開始
日から何日目であるかを算出し、既に算出した平均生理
周期日数、低温期平均日数、高温期平均日数からその日
が低温期に該当するか高温期に該当するかを判定する。
各生理周期日数の変動の大きい場合は判定しない。
【0023】判定が終了すると、図2に示しているよう
に、液晶表示部11に当日の基礎体温値を表示すると同
時に、判定した低温期又は高温期の区別とその期の標準
体温を表示する。また、データ記憶手段4に記憶されて
いる過去の基礎体温グラフと並べてそのグラフを表示す
る。この際、目安として低温期標準体温線17と高温期
標準体温線18も表示する。同時に注意音吹鳴部12で
計測終了を示すピッという音を鳴らして、使用者に計測
終了を報知する。さらに、もし、計測体温と判定した期
の標準体温に計測された基礎体温との差が(高温期標準
体温−低温期標準体温+0.2)℃以上ある時は、注意
音吹鳴部12での計測終了音を、前記ピッという音とは
異なる例えばピッピッピッピッという注意音を吹鳴させ
る。この体温データは、後日の表示のためにデータ記憶
手段4に記憶はするが、低温期平均日数、高温期平均日
数、低温期標準体温、高温期標準体温の算出には用いな
い。もし、計測体温と判定した期の標準体温に計測され
た基礎体温の差が(高温期標準体温−低温期標準体温+
0.2)℃未満の時は、注意音吹鳴部12での報知音は
前記ピッという計測終了音のみとする。データ記憶手段
4は、この体温データを記憶し、次回の低温期平均日
数、高温期平均日数、低温期標準体温、高温期標準体温
の算出のデータに加えるものである。
【0024】判定ができなかった場合は、液晶表示部1
1に当日の基礎体温値を表示し、データ記憶手段4に記
憶されている過去の基礎体温グラフと並べてそのグラフ
を表示して、注意音吹鳴部12で計測終了音(例えばピ
ッ)を吹鳴して使用者に計測終了を報知するのみであ
る。
【0025】測定者が過去の基礎体温を確認したい時
は、+ボタン16a、−ボタン16bを押して液晶表示
部11に表示されている日付を確認したい日の日付に合
わせると、液晶表示部11には該当する日付の基礎体温
値が表示される。
【0026】なお本実施例では、判定の際の必要条件
を、3周期分以上の基礎体温計測と生理開始日の入力が
行われて、データ記憶手段4に記憶されていることとし
ているが、判定の信頼性が保証できる任意の周期数や基
礎体温データ数として良い。また、使用者が計測するタ
イミングを毎朝の起床時とだけしたが、計時手段で予め
設定されている時刻になったことを検知した時に注意音
吹鳴部12でアラームを吹鳴するようにして、計測を促
し、日付も自動的に変更するようにしても良い。
【0027】また、低温期高温期判定や低温期標準体温
や高温期標準体温の算出の際には、全平均体温から±
0.5℃以上のデータは除外しているが、全てのデータ
を採用して標準偏差を求め、標準偏差の外に位置するデ
ータを異常値として除外するようにしても良いものであ
る。さらに、体温計測部1はサーミスタを用いた舌下式
体温計で、本体2とは有線で接続しているが、体温計測
部1として、赤外線センサを用いた耳孔式体温計を使用
して、本体3とは、赤外線や電波等を使用して無線でデ
ータ伝送を行うようにしても支障はないものである。ま
た、報知は音だけでも良いし、グラフ表示の際の目安と
して、低温期標準体温線17と高温期標準体温線18と
を表示するようにしているが、各標準線±所定値の報知
体温線も同時に表示するようにしても支障はないもので
ある。
【0028】以上のように本実施例によれば、基礎体温
の計測と生理開始日の入力さえすれば個人に応じて微妙
な体調異常を報知してくれる婦人体温計を実現するもの
である。
【0029】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図3は本実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例では、実施例1の構成に加えて、計
時手段19を有しているものである。
【0030】以下、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、計時手段19を有しており、予め設定さ
れている時刻である6:00になれば、注意音吹鳴部1
2を駆動して、例えばピピピッピピピッピピピッという
アラームを計測が開始されるまで最大1分間を報知す
る。また、日付も自動的に変更する。
【0031】平均生理周期日数、低温期平均日数、高温
期平均日数、低温期標準体温、高温期標準体温が算出済
みでデータ記憶手段4に記憶されている状態で、体温計
測部1によって基礎体温が計測されると、CPU5は、
体温計測終了と判断した時点で、その日が低温期に該当
するか高温期に該当するか判定する。
【0032】判定が終了すると、液晶表示部11に当日
の基礎体温値を表示すると同時に、判定した低温期又は
高温期の区別と、その期の標準体温を表示する。また、
データ記憶手段4に記憶されている過去の基礎体温のデ
ータと、今回の測定データとをグラフ化して並べて表示
する。同時に注意音吹鳴部12を駆動して、例えばピッ
という計測終了音を報知させる。
【0033】もし、計測した体温と判定した期の標準体
温の基礎体温との差が(高温期標準体温−低温期標準体
温+0.2)℃以上ある時は、注意音吹鳴部12の駆動
音を前記ピッという計測終了音とは異なる例えばピッピ
ッピッピッという注意報知とする。この体温データは、
後日の表示のためにデータ記憶手段4に記憶はするが、
低温期平均日数、高温期平均日数、低温期標準体温、高
温期標準体温の算出には用いない。このように、該当す
る期の標準体温と(高温期標準体温−低温期標準体温+
0.2)℃以上あることを報知した時には、本実施例で
はその後2時間毎に注意音吹鳴部12を駆動して、ピピ
ピッピピピッピピピッというアラームを報知して、使用
者に体温の再計測を促すものである。つまり、使用者に
体温の観察を促すものである。このアラーム報知は、例
えばを電源が切りになる、又は計測が開始されるまで最
大1分間継続するものとする。体温観察のための催促報
知が行われた時に計測された体温データは、計測した
後、電源が切になるまで、液晶表示部12に日付と共に
表示されるものである。このときの計測体温のデータ
は、表示にのみ使用するようにしており、データ記憶手
段4に記憶しないものである。また、体温観察のための
催促報知は、翌日の基礎体温の計測時刻である予め設定
された6:00になるまで2時間毎に行うものである。
【0034】もし、基礎体温の計測時に、計測体温と判
定した期の基礎体温の標準体温との差が(高温期標準体
温−低温期標準体温+0.2)℃未満の時は、注意音吹
鳴部12の駆動を例えばピッという計測終了音のみと
し、前記体温の観察のための催促報知は行わない。この
体温データは、データ記憶手段4に記憶し、次回の低温
期平均日数、高温期平均日数、低温期標準体温、高温期
標準体温の算出のデータに追加する。
【0035】なお本実施例では、体温観察を催促する報
知は2時間毎としたが、例えば9:00と2:00と
5:00と10:00といった食事直後や入浴直後を避
けた時刻の設定にしても良い。また、特定の時間間隔や
時刻でなく、使用者に設定させるようにしても良い。ま
た、判定した期の標準体温と計測した基礎体温との差が
(高温期標準体温−低温期標準体温+0.2)℃以上の
時は無条件に体温観察の催促報知を行うようにしている
が、使用者が側に居るとは限らないので、体温観察スイ
ッチを設けて体温観察スイッチがONの時だけ催促報知
をするようにしても良いものである。さらに、体温観察
のための催促報知は、判定した期の標準体温とその時計
測された体温との差が(高温期標準体温−低温期標準体
温+0.2)未満になった時に中止するようにしても良
いものである。
【0036】以上のように本実施例によれば、使用者が
体調異常の時は体温を追跡して観察することができる婦
人体温計となっている。
【0037】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図4は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。また、図5は本実施例の外観を示す斜視図
である。本実施例では、図4に示している体温観察確認
手段20と、図5に示している前記体温観察確認手段2
0に相当する体温観察確認ボタン21を設けている。図
5に示している液晶表示部11の表示画面には、該当期
の該当期標準体温線22と、報知体温線23を表示して
いる。前記報知体温線23は、(該当期の標準体温±高
温期標準体温−低温期標準体温+0.2)℃を示す表示
線である。
【0038】以下、本実施例の動作について説明する。
基本動作は前記実施例2と同様である。体温の計測日が
低温期に該当するか高温期に該当するか判定が終了し、
さらに、計測した体温と判定した期の標準体温として計
測された基礎体温との差が(高温期標準体温−低温期標
準体温+0.2)℃以上である時は、注意音吹鳴部12
を駆動して例えばピッという計測終了音とは異なる例え
ばピッピッピッピッという注意報知音を報知する。この
体温データは、後日の表示のためにデータ記憶手段4に
記憶はするが、低温期平均日数、高温期平均日数、低温
期標準体温、高温期標準体温の算出には用いない。この
ように、計測した体温が該当する期の標準体温と(高温
期標準体温−低温期標準体温+0.2)℃以上あること
を報知した時は、その後2時間毎に例えばピピピッピピ
ピッピピピッというアラームを電源が切りになる又は計
測が開始されるまで最大1分間報知する。つまり、測定
者が体温の観察を実行することを促すものである。
【0039】CPU5は、体温観察のための催促報知を
行った時に体温計測部1が計測した体温データについて
は、データ記憶手段4に記憶すると同時に、液晶表示部
12に日付及び計測時刻と共に体温値を表示し、該当期
の標準体温と所定値以上の差があると報知してから以降
の体温観察グラフと並べてグラフ表示する。その際、目
安として該当期標準体温線22と報知体温線23とを同
時に表示する。また、体温観察のための催促報知は、翌
日の基礎体温の計測時刻である予め設定された6:00
になるまで2時間毎に行う。
【0040】また、体温観察のための催促報知が行われ
た時以外に、観察中の体温を確認したい時は、以下の操
作を実行する。まず電源入/切ボタン14を押して電源
を入にする。この時点では、図1の液晶表示部11に示
した基礎体温表示画面が表示される。この状態で、体温
観察確認ボタン21を押すと、液晶表示部12に最新計
測の日付及び計測時刻と共に体温値が、該当期の標準体
温と所定値以上の差があると報知してから以降の体温観
察グラフと並べてグラフ表示される。過去の時刻の体温
観察記録を確認したい場合は、+ボタン16a、−ボタ
ン16bで確認したい分を表示させる。過去の1日分の
体温観察記録を確認したい場合は、体温観察確認ボタン
21を何回か押して、確認したい分を表示させる。体温
観察のための催促報知が行われた時に計測した体温デー
タは、データ記憶手段4に最新のものが最大5日分記憶
されるようになっている。従って、5日分遡れば元の基
礎体温が表示画面に復帰して表示される。
【0041】なお本実施例では、体温観察のための催促
報知が行われた時には、計測した体温データはデータ記
憶手段に最新の最大5日分が記憶されるとしているが、
使用するデータ記憶手段の容量に合わせて記憶容量は適
宜決定すれば良いものである。また、使用者に消去する
データを選択させるようにしても良いものである。
【0042】以上のように本実施例によれば、使用者が
体調異常の時は体温を追跡して観察し、体温観察中の計
測体温を別途覚えたりメモしたりせずに即座に体調変動
の様子を確認できる婦人体温計を実現するものである。
【0043】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図6は、本実施例の構成によって動
作した液晶表示部11の表示画面を示している。本実施
例では、体温の表示に、低温期標準体温線17と、高温
期標準体温線18と、体調マーク24を使用している。
【0044】以下、本実施例の動作について説明する。
基本動作は前記実施例3と同様である。体温の計測日が
低温期に該当するか高温期に該当するかの判定を終了す
ると、以下の動作を行う。即ち、計測体温と該当期標準
体温との差を判断する際の基準を2つ設定する。第1の
基準は、(高温期標準体温−低温期標準体温+0.2)
℃に、第2の基準は(高温期標準体温−低温期標準体温
+0.5)℃とする。こうして、計測した体温と判定し
た期の基礎体温の標準体温との差が(高温期標準体温−
低温期標準体温+0.2)℃以上で、(高温期標準体温
−低温期標準体温+0.5)℃未満の時は、液晶表示部
11に測定体温値を表示した横に体調マーク24を1つ
表示し、同時に、注意音吹鳴部12を駆動して例えばピ
ッという計測終了音とは異なる例えばピッピッピッピッ
という注意報知音を吹鳴させる。このときの体温データ
は、後日の表示のためにデータ記憶手段4に記憶はする
が、低温期平均日数、高温期平均日数、低温期標準体
温、高温期標準体温の算出には用いない。
【0045】計測した体温と判定した期の基礎体温の標
準体温との差が(高温期標準体温−低温期標準体温+
0.5)℃以上の時は、液晶表示部11に測定体温値を
表示した横に体調マーク24を2つ表示し、注意音吹鳴
部12を駆動して、例えばピッという計測終了音や前記
した例えばピッピッピッピッという注意報知音とは異な
る例えばピーという3秒間連続する注意音を吹鳴させ
る。この体温データは、後日の表示のためにデータ記憶
手段4に記憶はするが、低温期平均日数、高温期平均日
数、低温期標準体温、高温期標準体温の算出には用いな
い。
【0046】このように、2つの基準のいずれかで該当
する期の標準体温と差があることを報知した時は、その
後2時間毎に例えばピピピッピピピッピピピッというア
ラームを電源が切りになる又は計測が開始されるまで最
大1分間報知して、使用者に体温の再計測を促す。
【0047】なお本実施例では、2つの基準については
微熱と発熱の区別を意識した固定の値で行ったが、使用
者に設定させるようにしてもかまわないし、もう少し微
妙な体調変化を区別できる値を選んでもかまわない。ま
た、2つの基準以上の差があるか否かを体調マーク24
を計測体温値の横にいくつ表示するかで表示したが、各
グラフの下等に一覧してわかる表示を追加してもかまわ
ない。さらに、2つの基準のいずれかで該当する期の標
準体温と差があることを報知した時に、体温観察のため
の体温計測催促報知を行うようにしたが、差の大きい方
の基準より大きい時のみ体温観察のための体温計測催促
報知を行うようにしても良い。
【0048】以上のように本実施例によれば、使用者は
微熱と発熱の区別といった体調異常の程度が即座にわか
る婦人体温計を実現するものである。
【0049】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について説明する。図7は本実施例の表示例を示してい
る。本実施例では、液晶表示部11に、低温期標準体温
線17と、高温期標準体温線18と、体調マーク24
と、連続日数25を表示している。
【0050】以下、本実施例の動作について説明する。
基本動作は実施例3と同様である。計測日が低温期に該
当するか高温期に該当するかの判定を終了して、さら
に、計測体温と判定した期の標準体温に計測された基礎
体温の差が(高温期標準体温−低温期標準体温+0.
2)℃以上ある時は、注意音吹鳴部12で計測終了音
(例えばピッ)とは異なる注意音(例えばピッピッピッ
ピッ)を吹鳴する。この体温データは、後日の表示のた
めにデータ記録手段4に記憶はするが、低温期平均日
数、高温期平均日数、低温期標準体温、高温期標準体温
の算出には用いない。このように、該当する期の標準体
温と(高温期標準体温−低温期標準体温+0.2)℃以
上あることを報知した時は、その後2時間毎にアラーム
(例えばピピピッピピピッピピピッを電源が入になる又
は計測が開始されるまで最大1分間)を吹鳴して計測を
促す。
【0051】このように、計測体温と判定した期の標準
体温に計測された基礎体温の差が(高温期標準体温−低
温期標準体温+0.2)℃以上あり体調異常報知が行わ
れた日が3日以上連続した時、注意音(例えばピッピッ
ピッピッ)を吹鳴する時に液晶表示部11に連続日数表
示25を点滅表示する。
【0052】なお本実施例では、連続した時の報知方法
を液晶表示部11での連続日数表示としたが、注意音吹
鳴部12で別の音やメロディで報知しても良いし、音声
発生手段で音声報知してもかまわない。
【0053】以上のように本実施例によれば、使用者は
体調異常が持続していることが即座にわかり生活改善や
病院に行く等の早期対応ができる婦人体温計となってい
る。
【0054】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて説明する。図8は本実施例の表示例である。11
は液晶表示部、17は低温期標準体温線、18は高温期
標準体温線、24は体調マーク、26は乱調表示であ
る。
【0055】以下、本実施例の動作について説明する。
基本動作は前記実施例3と同様である。計測日が低温期
に該当するか高温期に該当するかの判定を終了して、さ
らに、計測体温と判定した期の基礎体温の標準体温との
差が(高温期標準体温−低温期標準体温+0.2)℃以
上ある時は、注意音吹鳴部12を駆動して、例えばピッ
という計測終了音とは異なる例えばピッピッピッピッと
いう注意音を報知する。このときの体温データは、後日
の表示のためにデータ記憶手段4に記憶はするが、次回
の低温期平均日数、高温期平均日数、低温期標準体温、
高温期標準体温の算出には用いない。このように、測定
者の体温が、該当する期の標準体温と(高温期標準体温
−低温期標準体温+0.2)℃以上であることを報知し
た時は、その後2時間毎に例えばピピピッピピピッピピ
ピッというアラームを電源が切りになる又は再計測が開
始されるまで最大1分間報知する。
【0056】このように、計測体温と判定した期の標準
体温に計測された基礎体温の差が(高温期標準体温−低
温期標準体温+0.2)℃以上あって体調の異常を報知
した日が、生理開始日入力手段3により生理開始日が入
力されてから次の生理周期の生理開始日が入力されるま
での同一生理周期内に7日以上ある時は、前記ピッピッ
ピッピッ注意音というアラームを報知すると共に、液晶
表示部11に乱調表示26を行う。
【0057】なお本実施例では、異常が連続した時の報
知方法を液晶表示部11での乱調表示26としたが、注
意音吹鳴部12で別の音やメロディで報知しても良い
し、音声発生手段を使用して音声による報知としてもか
まわない。
【0058】以上のように本実施例によれば、使用者は
生理周期が乱調であることを即座にわかる婦人体温計を
実現しているものである。
【0059】(実施例7)続いて本発明の第7の実施例
について説明する。図9は本実施例での表示例を示して
いる。本実施例では、液晶表示部11に、低温期標準体
温線17、高温期標準体温線18と、平熱低温表示27
を表示している。
【0060】以下、本実施例の動作について説明する。
基本動作は前記実施例3と同様である。
【0061】3周期分以上の基礎体温計測と生理開始日
入力が行われ、データ記憶手段4に記憶されると、CP
U5は低温期高温期判別手段7と低温期標準体温算出手
段8と高温期標準体温算出手段9としての動作を行う。
【0062】以下、低温期高温期判別手段7と低温期標
準体温算出手段8と高温期標準体温算出手段9としての
動作について説明する。CPU5は、まず既に入力され
データ記憶手段4に記憶されている全基礎体温の平均値
を算出し、この平均値をもとにデータ記憶手段4に記憶
されている全基礎体温について平均値から±0.5℃以
上離れたデータは除いて以下の算出を行う。即ち、低温
期高温期判別の前段階としてデータ記憶手段4に記憶さ
れている生理開始日の間隔から、各生理周期の平均周期
日数と、低温期平均日数と高温期平均日数とを算出す
る。また、低温期の基礎体温を平均して低温期標準体温
を算出し、高温期の基礎体温を平均して高温期標準体温
を算出する。こうして算出した各々のデータをデータ記
憶手段4に記憶する。
【0063】さらに、算出した低温期標準体温と高温期
標準体温との中間値、即ち(低温期標準体温+高温期標
準体温)/2を求める。ここで、全基礎体温の平均値と
は別に中間値を求めたのは、全基礎体温の平均値から±
0.5℃以上離れたデータは除いて各標準体温を算出し
ているからである。こうして求めた低温期標準体温と高
温期標準体温の中間値が36.3℃未満の時は、液晶表
示部11に平熱低温表示27を行う。
【0064】なお本実施例では、異常が連続した時の報
知方法を液晶表示部11での平熱低温表示27とした
が、音声発生手段を使用して音声によって報知するよう
にしてももかまわない。
【0065】以上のように本実施例によれば、平熱が低
いことが即座にわかり睡眠時間を増やしたり体質改善等
の対応ができる婦人体温計を実現するものである。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、体温を計測
する体温計測部と、生理開始日を入力する生理開始日入
力手段と、計測した体温や生理開始日を記憶するデータ
記憶手段と、前記データ記憶手段が記憶した生理開始日
と体温をもとに体温計測部で体温を計測した日が低温期
に当たるか高温期にあたるか判断する低温期高温期判定
手段と、前記データ記憶手段が記憶した生理開始日と体
温をもとに低温期の標準体温を算出する低温期標準体温
算出手段と、前記データ記憶手段が記憶した生理開始日
と体温をもとに高温期の標準体温を算出する高温期標準
体温算出手段と、体温比較手段と、報知手段とを備え、
前記体温比較手段は、体温計測部が計測した体温と計測
日に該当する期の標準体温とを比較し、所定値以上の差
がある時に注意報知する構成として、個人に応じた微妙
な体調異常も報知できる婦人体温計を実現するものであ
る。
【0067】請求項2に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と計測日に該当する期の
標準体温とを比較し、所定値以上の差がある時には、そ
の後一定時間間隔または予め決めた時刻に体温計測を催
促する報知を行う構成として、使用者が体調異常の時は
体温を追跡して観察できる婦人体温計を実現するもので
ある。
【0068】請求項3に記載した発明は、体温比較手段
は、計測した体温と計測日に該当する期の標準体温とに
所定値以上の差があるときは、その後の所定期間の体温
の変化を報知する構成として、体調異常の時は体温を追
跡して観察することができる婦人体温計を実現するもの
である。
【0069】請求項4に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と計測日に該当する期の
標準体温とに第一の所定値以上の差があるときの注意報
知と、第二の所定値以上の差があるときの注意報知に差
を設けた構成として、微熱と発熱の区別が即座にわかる
婦人体温計を実現しているものである。
【0070】請求項5に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と、低温期高温期判定手
段と低温期標準体温算出手段と高温期標準体温算出手段
で算出した計測日に該当する期の標準体温とを比較し、
計測体温と前記標準体温とに所定値以上の差がある時が
生理開始日から次回の生理開始日までの間に所定日数以
上連続した時には注意報知するようにして、体調異常が
持続していることが即座にわかり、生活改善や病院に行
く等の対応ができる婦人体温計を実現するものである。
【0071】請求項6に記載した発明は、体温比較手段
は、体温計測部が計測した体温と、低温期高温期判定手
段と低温期標準体温算出手段と高温期標準体温算出手段
で算出した計測日に該当する期の標準体温とを比較し、
計測体温と前記標準体温とに所定値以上の差がある時が
生理開始日から次回の生理開始日までの間に所定日数以
上あるときには注意報知する構成として、体調異常が持
続していることが即座にわかり、生活改善や病院に行く
等の対応ができる婦人体温計を実現するものである。
【0072】請求項7に記載した発明は、体温比較手段
は、低温期標準体温算出手段で算出した低温期標準体温
と高温期標準体温算出手段で算出した高温期標準体温と
の中間値が所定値未満の時に報知するようにした構成と
して、平熱が低いことが即座にわかり睡眠時間を増やし
たり体質改善等の対応ができる婦人体温計を実現するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である婦人体温計の構成
を示すブロック図
【図2】同、外観を示す斜視図
【図3】同、第2の実施例である婦人体温計の構成を示
すブロック図
【図4】同、第3、第4、第5、第6の実施例である婦
人体温計の構成を示すブロック図
【図5】同、第3の実施例である婦人体温計の外観を示
す斜視図
【図6】同、第4の実施例である婦人体温計の表示部の
表示例を示す説明図
【図7】同、第5の実施例である婦人体温計の表示部の
表示例を示す説明図
【図8】同、第6の実施例である婦人体温計の表示部の
表示例を示す説明図
【図9】同、第7の実施例である婦人体温計の表示部の
表示例を示す説明図
【符号の説明】
1 体温計測部 2 本体 3 生理開始日入力手段 4 データ記憶手段 5 CPU 6 体温比較手段 7 低温期高温期判別手段 8 低温期標準体温算出手段 9 高温期標準体温算出手段 10 報知手段 11 液晶表示部 12 注意音吹鳴部 15 生理開始日入力ボタン 16a +ボタン 16b ‐ボタン 19 計時手段 20 体温観察確認手段21 体温観察確認ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F056 HD08 HD09 HD10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体温を計測する体温計測部と、生理開始
    日を入力する生理開始日入力手段と、計測した体温や生
    理開始日を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶
    手段が記憶した生理開始日と体温をもとに体温計測部で
    体温を計測した日が低温期に当たるか高温期にあたるか
    判断する低温期高温期判定手段と、前記データ記憶手段
    が記憶した生理開始日と体温をもとに低温期の標準体温
    を算出する低温期標準体温算出手段と、前記データ記憶
    手段が記憶した生理開始日と体温をもとに高温期の標準
    体温を算出する高温期標準体温算出手段と、体温比較手
    段と、報知手段とを備え、前記体温比較手段は、体温計
    測部が計測した体温と計測日に該当する期の標準体温と
    を比較し、所定値以上の差がある時に注意報知する婦人
    体温計。
  2. 【請求項2】 体温比較手段は、体温計測部が計測した
    体温と計測日に該当する期の標準体温とを比較し、所定
    値以上の差がある時には、その後一定時間間隔または予
    め決めた時刻に体温計測を催促する報知を行う請求項1
    に記載した婦人体温計。
  3. 【請求項3】 体温比較手段は、計測した体温と計測日
    に該当する期の標準体温とに所定値以上の差があるとき
    は、その後の所定期間の体温の変化を報知する請求項1
    または2に記載した婦人体温計。
  4. 【請求項4】 体温比較手段は、体温計測部が計測した
    体温と計測日に該当する期の標準体温とに第一の所定値
    以上の差があるときの注意報知と、第二の所定値以上の
    差があるときの注意報知に差を設けた請求項1から3の
    いずれか1項に記載した婦人体温計。
  5. 【請求項5】 体温比較手段は、体温計測部が計測した
    体温と、低温期高温期判定手段と低温期標準体温算出手
    段と高温期標準体温算出手段で算出した計測日に該当す
    る期の標準体温とを比較し、計測体温と前記標準体温と
    に所定値以上の差がある時が生理開始日から次回の生理
    開始日までの間に所定日数以上連続した時には注意報知
    する請求項1から4のいずれか1項に記載した婦人体温
    計。
  6. 【請求項6】 体温比較手段は、体温計測部が計測した
    体温と、低温期高温期判定手段と低温期標準体温算出手
    段と高温期標準体温算出手段で算出した計測日に該当す
    る期の標準体温とを比較し、計測体温と前記標準体温と
    に所定値以上の差がある時が生理開始日から次回の生理
    開始日までの間に所定日数以上あるときには注意報知す
    る請求項1から4のいずれか1項に記載した婦人体温
    計。
  7. 【請求項7】 体温比較手段は、低温期標準体温算出手
    段で算出した低温期標準体温と高温期標準体温算出手段
    で算出した高温期標準体温との中間値が所定値未満の時
    に報知するようにした請求項1から6のいずれか1項に
    記載した婦人体温計。
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