JP2000184833A - 鶏舎及び鶏糞収集方法 - Google Patents

鶏舎及び鶏糞収集方法

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JP2000184833A
JP2000184833A JP10364271A JP36427198A JP2000184833A JP 2000184833 A JP2000184833 A JP 2000184833A JP 10364271 A JP10364271 A JP 10364271A JP 36427198 A JP36427198 A JP 36427198A JP 2000184833 A JP2000184833 A JP 2000184833A
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poultry
deodorant
conveyor
manure
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Satoshi Ito
聡 伊東
Hiroyuki Shinomiya
裕之 篠宮
Itsuki Isotani
巖 磯谷
Yasuhiro Tsukamoto
泰弘 塚本
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DAIO DENKI KK
KOYO KENSETSU KK
SAIDA TEKKOSHO KK
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DAIO DENKI KK
KOYO KENSETSU KK
SAIDA TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より効果的な消臭と有効な防音とが可能に
なる鶏舎及び鶏糞収集方法を提供し、さらには産卵率を
も向上させることができる養鶏技術を提供する。 【解決手段】 側壁5及び屋根15を有する長屋状の細
長い建屋内に、作業通路17を残して長手方向に沿って
多数のケージユニット8からなる鶏用ケージ列9を配置
した鶏舎1において、建屋の長手交差方向での屋根3、
4の断面形状が円弧状に形成され、鶏用ケージ列9は側
壁5から離れたほぼ中央位置に配置され、鶏用ケージ列
9の直下には鶏糞受取用のコンベア10を配置し、コン
ベアの入口部11に、消臭材供給装置12が配置され、
この消臭材供給装置12はおが屑等の消臭材20を投入
する容器21と、容器底部に組み込まれ消臭材20をほ
ぐしながらコンベア上へ供給する分散供給機23と、コ
ンベア10上の消臭材20層の厚みを調整する均しプレ
ート28とを備え、コンベア10の出口部13には、堆
積した鶏糞ごと消臭材を集める鶏糞収集容器14を配置
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏舎に関するもの
であり、特に鶏舎の消臭及び防音についての技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より鶏卵採取に使用される鶏舎は、
平板状の屋根を有する長屋状の細長い建屋で、建屋内
に、長手方向に沿って多数のケージユニットからなる鶏
用ケージ列を配置したものであって、その鶏用ケージ列
の配置は両側壁に沿って相対面するようにされており、
餌の配給、鶏卵の採取、清掃作業などを考慮して建屋中
央に作業通路が確保されているものである。このような
鶏舎では、鶏から***される糞尿の悪臭や鶏の鳴き声に
よる騒音が発生するため、鶏舎の周囲環境へ少なからず
とも悪影響を与える要因を有している。
【0003】そのため、鶏舎の消臭対策の一つとして
は、悪臭の原因となる鶏の糞尿が発酵する前に、***さ
れた鶏糞を早期に回収する対応が行われている。しか
し、早期回収の対応では、糞尿自体の悪臭を十分に解消
できるものとはいえない。また、糞尿の臭気を低減させ
る消臭成分を鶏の餌に混入させ、そのような餌を鶏に配
給することで、***される糞尿の悪臭を解消するという
対応も行われているが、餌コストの増加に繋がるため、
経済的には好ましいものとはいえない。
【0004】一方、鶏舎から発生する騒音については、
特に鶏舎の周囲環境を配慮した対策は行われておらず、
また、鶏舎には換気・採光用窓が設けられてているた
め、この窓からの不可避的に外部へ漏れる鶏舎内の騒音
を効果的に減少できるような対策も未だないのが現状で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、昨今の住宅
事情により、鶏舎のすぐ近所に一般民家が建設されるこ
とも多くなり、鶏舎の周囲環境への影響をより低減でき
るような、鶏舎の効果的な消臭対策や有効な防音対策を
とる必要性が高くなってきている。さらに、鶏舎から生
じる悪臭や騒音に対処するにあたり、餌コストや鶏舎設
備コストを含む養鶏コスト自体の大きな増加を招かない
様な、より経済的な消臭対策や防音対策が可能となる鶏
舎設計技術が強く望まれている。
【0006】本発明は、以上のような事情を背景になさ
れたもので、より効果的な消臭と有効な防音とが可能に
なると共に養鶏コストの増加を抑制できるような鶏舎及
び鶏糞収集方法を提供し、さらには産卵率をも向上させ
ることができる養鶏技術を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、側壁及び屋根を有する長屋状の細長い建
屋内に、作業通路を残して長手方向に沿って多数のケー
ジユニットからなる鶏用ケージ列を配置した鶏舎におい
て、建屋の長手交差方向での屋根の断面形状が円弧状に
形成されており、鶏用ケージ列は側壁から離れたほぼ中
央位置に配置され、建屋内の両側壁に沿って作業通路が
確保され、鶏用ケージ列の直下には鶏糞受取用のコンベ
アを鶏用ケージ列の全長に渡るように配置し、コンベア
の入口部には消臭材供給装置が配置され、この消臭材供
給装置はおが屑のような木質細片を主体とする消臭材を
投入する容器と、容器底部に組み込まれ消臭材をほぐし
ながらコンベア上へ供給する分散供給機と、コンベア上
の消臭材層の厚みを調整する均しプレートとを備え、コ
ンベアの出口部には、堆積した鶏糞ごと消臭材を集める
鶏糞収集容器を配置したものとした。
【0008】本発明に係る鶏舎は、鶏用ケージ列の直下
に鶏糞用受取のコンベアを配置し、コンベア上に均一な
厚みの消臭材層があるので、鶏の糞尿は消臭材層上に落
下し、糞尿の発酵により生じる悪臭の発生を防止するこ
とができる。そして、鶏糞が消臭材層上に堆積した後に
はコンベアを作動させることにより、一度に鶏糞を回収
でき、従来の鶏糞回収における作業負担を軽減できるこ
とにもなる。また、本発明ではコンベアに直接糞尿を堆
積させるものでないため、コンベアの保守管理も容易と
なり、コンベアの寿命も長くなる。さらに、本発明では
コンベア上の消臭材層が厚み調整可能とされて、鶏の糞
尿量に合わせて適宜消臭材の供給量を決定することがで
きるので、消臭材の無駄な供給を防止し消臭対策コスト
の低減が可能となる。
【0009】本発明におけるおが屑のような木質細片を
主体とする消臭材には、木材工業及び緑化事業等による
廃棄物が利用でき、木工加工で発生するおが屑、木炭の
ような木質材等が主に用いることができる。また、ハー
ブなどに代表される芳香性の植物の葉なども消臭材とし
て使用でき、更に、食品工業における廃棄物、例えば、
ビール製造かす、えのき茸の廃床(針葉樹)等も用いる
ことが可能である。本発明で用いる消臭材は、鶏の糞尿
に対して使用した後に、鶏糞と共に、土壌改質材や肥料
としての使用が可能なものを用いることが好ましい。こ
のような消臭材を使用することで、廃棄物のリサイクル
を可能とし、資源の有効活用が図れるからである。
【0010】そして、本発明における鶏舎のように、建
屋の長手交差方向での屋根の断面形状を円弧状に形成
し、建屋の側壁から離れたほぼ中央位置に鶏用ケージ列
を配置すると、鶏の鳴き声の発生を減少傾向とさせ、鶏
舎内の騒音漏れを低減することが可能となる。即ち、本
発明によれば、鶏舎設備コストの大幅な増加に繋がるよ
うな大がかりな設備変更を行わなくとも、単に、建屋の
屋根形状と建屋内に配置するケージユニットの配列とを
工夫するだけで効果的な防音対策が可能となる。
【0011】本発明者らの研究によると、鶏用ケージ列
を建屋の側壁から離れたほぼ中央位置に配置すれば、例
えば従来の鶏舎と同数の鶏を飼育するために鶏用ケージ
列を二列配置する場合には、ケージユニットに納められ
ている鶏同士が背中合わせとなる状態に鶏用ケージ列を
建屋のほぼ中央へ二列配置すれば、鶏自体があまり鳴き
声を出さず、おとなしくなるものと推測している。そし
て、建屋の長手交差方向での屋根の断面形状を円弧状に
形成しておくと、即ち建屋の天井断面が円弧状にされて
いると、鶏より発せられた鳴き声は鶏舎内の中央方向へ
反響することになり、鶏舎外への騒音漏れを防止できる
ことを知見した。そこで、本発明者らはこのような研究
結果に基づき、本発明に係る鶏舎を発案するに至ったの
である。
【0012】また、本発明における鶏舎において効果的
かつ経済的な消臭対策を行うには、一定期間消臭材層の
上へ鶏糞を堆積させ尿を吸収させた後に、堆積した鶏糞
ごと消臭材を集め、集めた消臭材を鶏糞ごと混合し、そ
の混合した鶏糞及び消臭材を消臭材供給装置に戻し、再
びコンベア上に供給して鶏糞を堆積させるようにして集
めるようにすることが好ましい。鶏糞受取用のコンベア
上の消臭材層へは断続的に鶏の糞尿が***されるが、液
体である尿は消臭材層に吸収され、鶏糞は消臭材層上に
堆積する。一定期間鶏糞の堆積が進むと、さらに***さ
れ続ける糞尿は消臭材と直接接触することができなくな
る。そのため、消臭材がその消臭機能を有しているにも
かかわらず、悪臭を発生し易くなる状態が生じる。そこ
で、一定期間鶏糞を堆積させた後、堆積した鶏糞ごと消
臭材を集め、堆積した鶏糞が消臭材中へ分散するように
混合して、その混合したものを再びコンベアへ供給す
る。このようにすると消臭機能が残存している消臭材が
コンベア上の消臭材層の表層に出現することになり、そ
の上へ糞尿を***させるようにすれば、消臭効果を長く
維持しながら無駄なく消臭材を使用することができる。
この鶏糞と消臭材とを混合して鶏糞受取用のコンベア上
へ再供給する作業は、消臭材が消臭機能を有している間
は、何回でも繰り返して行うことが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に
おける鶏舎の側面概略図を示すもので、一部鶏舎内の様
子が判るように示している。本実施形態における鶏舎1
は、全長約20m、幅約3.5m、高さ約1.8mの長
屋状の細長い建屋2であり、越屋根と呼ばれる、屋根3
の上に小屋根4を設けた建屋2となっている。そして、
建屋2の側壁5と小屋根4を形成する小側壁6には換気
・採光用の窓7が設けられている。この建屋2の主な建
材としては、屋根3及び小屋根4には鶏舎内側面へ断熱
材を張り付けたベニア板を使用しており、側壁5及び小
側壁6には合板を使用している。建屋2内には多数のケ
ージユニット8からなる鶏用ケージ列9が長手方向に沿
って配置されており、その鶏用ケージ列9の直下に鶏糞
受取用のコンベア10が鶏用ケージ列9全長に渡るよう
に水平状態で備えられ、そのコンベア10の入口部11
に消臭材供給装置12が配置されると共に出口部13に
は消臭材と堆積した鶏糞とを集める鶏糞収集容器14が
配置されている。
【0014】図2は、図1に示す鶏舎1の断面を正面方
向(図1矢示Fの方向)から見た場合の鶏舎内概略図を
示している。図2に示すように、本実施形態に係る建屋
2の屋根3及び小屋根4は、その断面形状が円弧状にさ
れており、鶏から発せられる鳴き声は、円弧状の断面を
有する天井15に反射され、建屋2中央方向へ反響する
(波線矢印X)ようにされている。建屋2内のほぼ中央
には、鶏用ケージ列9が上下二段で、この上下二段の鶏
用ケージ列9を鶏16が背中合わせとなるように二列配
置し、これにより、中央の鶏用ケージ列9の両側に作業
通路17が確保されている。この鶏用ケージ列9の全長
は約14mで、上下二段、二列の鶏用ケージ9内に合計
500羽の鶏を収納できるものである。
【0015】鶏用ケージ列9の上方には、餌の配給用ホ
ッパー18が取り付けられており、各鶏用ケージ列9に
取り付けてある餌受け台19に餌を供給できるようにし
ている。そして、図2に示すように鶏用ケージ列9の直
下には、鶏の糞尿が落下してくるのを漏らさず受け取れ
るように、鶏糞受取用のコンベア10(全長15m、幅
2m)が水平状態で配置されている。コンベア10上に
は、消臭材としてのおが屑20が均一な厚みの層状態と
なるように、消臭材供給装置12から供給される。
【0016】図3及び図4は、鶏糞受取用のコンベア1
0に消臭材としてのおが屑20を供給する消臭材供給装
置12の正面拡大図及び平面拡大図を示している。この
消臭材供給装置12は、収納容器21の底部22に分散
供給機23を備えている。分散供給機23は、並列で所
定の間隔を有したドラム状の回転体24からなり、回転
体24の側面には複数の突起25が設けられている。ま
た、収納容器21には底板26が設けられており、この
底板26を外すことでコンベア10上におが屑20が供
給できるようになっている。大量に収納容器21へ投入
すると自重により下側の方が固まりやすくなるおが屑2
0のような消臭材は、駆動手段27により回転するドラ
ム状の回転体24の側面に設けられた複数の突起25に
よりほぐされながら供給される。さらに、供給されるお
が屑20が均一な厚みの層状態になるように、コンベア
10から約10mm離れた上方に、コンベア10幅と同
程度長さの均しプレート28が上下動自在に設けられて
いる。
【0017】鶏糞受取用のコンベア10の出口部13に
は鶏糞収集箱14が配置されているので、一定期間経過
後、供給したおが屑20上に鶏糞が堆積すると、コンベ
ア10を駆動しておが屑20と鶏糞とを鶏糞収集箱14
に集められる。この鶏糞収集箱14には、図示せぬ混合
手段が取り付けられており、鶏糞収集箱14内に集めら
れた鶏糞とおが屑20を混ぜ合わせることができるよう
にされている。
【0018】以下に、本実施形態における鶏舎と従来タ
イプの鶏舎とで防音効果及び消臭効果について比較を行
った結果を説明する。従来タイプの鶏舎は、本実施形態
の鶏舎と同じ建材を用いた同サイズの建屋で、屋根は平
板状とされており、建屋中央の長手方向に作業通路が確
保されるように、多数のケージユニットからなる鶏用ケ
ージ列を上下二段にしたのものを、側壁に沿って相対向
するように二列配置し、両側壁に配置した鶏用ケージ列
内の鶏同士が対面するようにされたものである。また、
鶏の収納数も本実施形態と同数とした。
【0019】先ず、防音効果について説明する。防音効
果については、鶏舎内の騒音が鶏舎外へ実際に漏れて聞
こえる程度を、鶏舎外に体感検査員を配置して調査を行
った。その結果、従来タイプの鶏舎では鶏舎内の騒音が
外部に耳障りになる程度漏れ出る状態が確認されたが、
それに比較すると本実施形態の鶏舎は、鶏舎内の騒音漏
れが明らかに低減された状態であり、耳障りとなるよう
な騒音漏れはあまり感じられないものであった。
【0020】次に、消臭効果の比較について説明する。
本実施形態の場合、おが屑20をコンベア10上に供給
し、4日間放置した状態にして鶏糞を堆積させた後、コ
ンベア10を駆動し鶏糞収集箱14へ鶏糞とおが屑20
とを集め、混合手段により鶏糞とおが屑20とを混ぜ合
わせ、その混ぜ合わせたものを再び収納容器21へ投入
しコンベア10上に供給して、更に3日間放置して鶏糞
を堆積させた後、最終の鶏糞収集を行うようにした。一
方、従来タイプの場合、鶏用ケージ下方には、消臭材等
は一切使用せず直接床面に鶏糞を堆積させる状態で、3
日置きに鶏糞回収作業行うようにした。評価は臭覚検査
合格6名により臭気官能試験を行った。具体的には臭覚
検査合格者6名の内、異なる3名の組み合わせで試験日
を変えて3回評価した。その結果、異なる3回の全ての
試験日で、従来タイプの鶏舎は鶏糞の臭いが明らかに強
く感じられるという評価結果となり、本実施形態の鶏舎
では鶏糞の臭気は相当弱く、餌などによるその他の悪臭
も弱いという評価結果が得られた。また、本実施形態の
場合、4日間堆積させた鶏糞とおが屑20とを混合し、
再び鶏糞受取用のコンベア10へ供給した後の臭気官能
試験による評価でも、収集混合前の状態における鶏舎内
臭気と殆ど変わらないという評価結果が得られた。
【0021】最後に、本実施形態の鶏舎と従来タイプの
鶏舎での産卵率を比較した結果を示す。産卵率の評価は
6ヶ月間行い、6月間の平均産卵率は、本実施形態の場
合で84.6%、従来タイプでは81.7%となり、本
実施形態の場合の方が2.9%産卵率が増加しているこ
とが判明した。また、各月における平均月産卵率を比較
しても、本実施形態の場合の方が約3〜4%程度従来タ
イプの産卵率よりも増加していることが判明した。この
ことは、本実施形態における鶏舎の消臭、防音について
の環境改善が、鶏の育成に好影響を与え、その結果産卵
率を向上させたものと理解している。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鶏舎及び
鶏糞収集方法によれば、効果的な消臭対策及び有効的な
防音対策が可能となる。そして、このような消臭・防音
対策を行っても養鶏コストの増加は抑制することもで
き、さらには、産卵率をも向上させることができるもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による鶏舎の側面概略図。
【図2】本発明の一実施形態による鶏舎断面の正面概略
図。
【図3】消臭材供給装置の正面拡大図。
【図4】消臭材供給装置の平面拡大図。
【符号の説明】
1 鶏舎 2 建屋 3 屋根 4 小屋根 5 側壁 6 小側壁 7 窓 8 ケージユニット 9 鶏用ケージ列 10 コンベア 11 入口部 12 消臭材供給装置 13 出口部 14 鶏糞収集箱 15 天井 16 鶏 17 作業通路 18 配給用ホッパー 19 餌受け台 20 おが屑 21 収納容器 22 底部 23 分散供給装置 24 回転体 25 突起 26 底板 27 駆動手段 28 均しプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 聡 静岡県焼津市八楠300 (72)発明者 篠宮 裕之 静岡県焼津市五ヶ堀之内421 (72)発明者 磯谷 巖 静岡県静岡市大岩1丁目9−19 (72)発明者 塚本 泰弘 静岡県静岡市田町1丁目20番地 Fターム(参考) 2B101 AA07 BB09 BB10 CA02 CA08 CB01 CC10 DA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁及び屋根を有する長屋状の細長い建
    屋内に、作業通路を残して長手方向に沿って多数のケー
    ジユニットからなる鶏用ケージ列を配置した鶏舎におい
    て、 建屋の長手交差方向での屋根の断面形状が円弧状に形成
    されており、 鶏用ケージ列は側壁から離れたほぼ中央位置に配置さ
    れ、建屋内の両側壁に沿って作業通路が確保され、 鶏用ケージ列の直下には鶏糞受取用のコンベアを鶏用ケ
    ージ列の全長に渡るように配置し、 コンベアの入口部には消臭材供給装置が配置され、この
    消臭材供給装置はおが屑のような木質細片を主体とする
    消臭材を投入する容器と、容器底部に組み込まれ消臭材
    をほぐしながらコンベア上へ供給する分散供給機と、コ
    ンベア上の消臭材層の厚みを調整する均しプレートとを
    備え、 コンベアの出口部には、堆積した鶏糞ごと消臭材を集め
    る鶏糞収集容器を配置したことを特徴とする鶏舎。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンベアにて、一定期
    間消臭材層の上へ鶏糞を堆積させ尿を吸収させた後に、
    堆積した鶏糞ごと消臭材を集めるようにした鶏糞収集方
    法であって、 集めた消臭材を鶏糞ごと混合し、その混合した鶏糞及び
    消臭材を消臭材供給装置に戻し、再びコンベア上に供給
    して鶏糞を堆積させるようにした鶏糞収集方法。
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Cited By (4)

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