JP2000179596A - ディスクブレーキパッド - Google Patents
ディスクブレーキパッドInfo
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- JP2000179596A JP2000179596A JP10354384A JP35438498A JP2000179596A JP 2000179596 A JP2000179596 A JP 2000179596A JP 10354384 A JP10354384 A JP 10354384A JP 35438498 A JP35438498 A JP 35438498A JP 2000179596 A JP2000179596 A JP 2000179596A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特殊な設備、治具等を必要とせず、パッドク
リップがはずれ易かったり、はずれ難いという問題点を
解消し、かつ簡単な作業でパッドクリップの着脱が可能
なディスクブレーキパッドを提供する。 【解決手段】 帯板状の弾性材からなり、長Ｕ字形の基
部２と、該長Ｕ字形の基部２の一端を摩擦部材７の摩耗
許容厚さの面まで突出する長さとし、他の一端を途中か
ら直角に折り曲げて裏金４の片側の側面に固定したパッ
ドクリップ１を備えたディスクブレーキパッドにおい
て、パッドクリップ１の直角に折り曲げた部分に弾性突
片３を形成し、一方裏金４にはパッドクリップ１の直角
に折り曲げた部分が着脱できる分の空間５を設け、パッ
ドクリップ１を裏金４に設けた空間５に挿入し、弾性突
片３が裏金４の空間５の一部に設けた開口部６に達した
とき、該弾性突片３の先端が跳ね返るようにしてパッド
クリップ１を裏金４に固定してなるディスクブレーキパ
ッド。
リップがはずれ易かったり、はずれ難いという問題点を
解消し、かつ簡単な作業でパッドクリップの着脱が可能
なディスクブレーキパッドを提供する。 【解決手段】 帯板状の弾性材からなり、長Ｕ字形の基
部２と、該長Ｕ字形の基部２の一端を摩擦部材７の摩耗
許容厚さの面まで突出する長さとし、他の一端を途中か
ら直角に折り曲げて裏金４の片側の側面に固定したパッ
ドクリップ１を備えたディスクブレーキパッドにおい
て、パッドクリップ１の直角に折り曲げた部分に弾性突
片３を形成し、一方裏金４にはパッドクリップ１の直角
に折り曲げた部分が着脱できる分の空間５を設け、パッ
ドクリップ１を裏金４に設けた空間５に挿入し、弾性突
片３が裏金４の空間５の一部に設けた開口部６に達した
とき、該弾性突片３の先端が跳ね返るようにしてパッド
クリップ１を裏金４に固定してなるディスクブレーキパ
ッド。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクブレーキパ
ッドに関する。
ッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車、鉄道車両、各種産業機械等に
は、その制動のためディスクブレーキパッドが使用され
ている。現在、これらのディスクブレーキパッドにおい
て、パッドクリップと称する摩耗限度警報装置を備えた
ディスクブレーキパッドがある。
は、その制動のためディスクブレーキパッドが使用され
ている。現在、これらのディスクブレーキパッドにおい
て、パッドクリップと称する摩耗限度警報装置を備えた
ディスクブレーキパッドがある。
【０００３】摩耗限度警報装置を備えたディスクブレー
キパッドとしては、実公昭５７−５７２２８号公報に示
されるように加締式によりパッドクリップを裏金に固定
したもの、実開昭５９−８１８２７号公報に示されるよ
うに挟持式によりパッドクリップを裏金に固定したもの
がある。
キパッドとしては、実公昭５７−５７２２８号公報に示
されるように加締式によりパッドクリップを裏金に固定
したもの、実開昭５９−８１８２７号公報に示されるよ
うに挟持式によりパッドクリップを裏金に固定したもの
がある。
【０００４】しかしながら、実公昭５７−５７２２８号
公報に示される方法では、パッドクリップを裏金に取付
ける際、加締設備及びパッドクリップを固定させる治具
が必要となる。また実開昭５９−８１８２７号公報に示
される方法では、パッドクリップの取付けは容易である
が、パッドクリップがはずれ易かったり、はずれ難かっ
たりする問題点がある。
公報に示される方法では、パッドクリップを裏金に取付
ける際、加締設備及びパッドクリップを固定させる治具
が必要となる。また実開昭５９−８１８２７号公報に示
される方法では、パッドクリップの取付けは容易である
が、パッドクリップがはずれ易かったり、はずれ難かっ
たりする問題点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特殊な設
備、治具等を必要とせず、パッドクリップがはずれ易か
ったり、はずれ難いという問題点を解消し、かつ簡単な
作業でパッドクリップの着脱が可能なディスクブレーキ
パッドを提供するものである。
備、治具等を必要とせず、パッドクリップがはずれ易か
ったり、はずれ難いという問題点を解消し、かつ簡単な
作業でパッドクリップの着脱が可能なディスクブレーキ
パッドを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯板状の弾性
材からなり、長Ｕ字形の基部と、該長Ｕ字形の基部の一
端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さと
し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この折り曲げ
た部分で裏金の片側の側面にパッドクリップを固定して
なるディスクブレーキパッドにおいて、パッドクリップ
の直角に折り曲げた部分に弾性突片を形成し、一方裏金
にはパッドクリップの直角に折り曲げた部分が着脱でき
る分の空間を設け、この空間に弾性突片を押し下げたま
まパッドクリップを挿入し、弾性突片が裏金の空間の一
部に設けた開口部に達したとき、該弾性突片の先端が跳
ね返るようにしてパッドクリップを裏金の開口部に固定
するようにしてなるディスクブレーキパッド。
材からなり、長Ｕ字形の基部と、該長Ｕ字形の基部の一
端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さと
し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この折り曲げ
た部分で裏金の片側の側面にパッドクリップを固定して
なるディスクブレーキパッドにおいて、パッドクリップ
の直角に折り曲げた部分に弾性突片を形成し、一方裏金
にはパッドクリップの直角に折り曲げた部分が着脱でき
る分の空間を設け、この空間に弾性突片を押し下げたま
まパッドクリップを挿入し、弾性突片が裏金の空間の一
部に設けた開口部に達したとき、該弾性突片の先端が跳
ね返るようにしてパッドクリップを裏金の開口部に固定
するようにしてなるディスクブレーキパッド。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明において、パッドクリップ
に用いられる材料としては、帯板状の弾性材からなるも
のであれば特に制限はなく、例えばＳＵＳ３０１、ＳＵ
Ｓ３０４、リン青銅を用いることが好ましい。パッドク
リップは、例えば長Ｕ字形の部分を基部とし、基部の一
端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さと
し、他の一端は途中から直角に折り曲げ、その先端に近
い部分に逆コ字状に切り込みを入れ、さらに切り込みの
部分を上方に折り曲げて弾性突片３を形成することによ
り得られる。
に用いられる材料としては、帯板状の弾性材からなるも
のであれば特に制限はなく、例えばＳＵＳ３０１、ＳＵ
Ｓ３０４、リン青銅を用いることが好ましい。パッドク
リップは、例えば長Ｕ字形の部分を基部とし、基部の一
端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さと
し、他の一端は途中から直角に折り曲げ、その先端に近
い部分に逆コ字状に切り込みを入れ、さらに切り込みの
部分を上方に折り曲げて弾性突片３を形成することによ
り得られる。
【０００８】一方、裏金には、パッドクリップの直角に
折り曲げた部分が着脱できる分の空間を設け、かつ空間
の一部、詳しくは先端に近い部分には空間の上部を開放
状態にした開口部を設けておく。なお開口部の寸法は、
弾性突片の寸法より少し大きめに形成することが好まし
い。開口部の寸法が弾性突片より小さいとパッドクリッ
プを固定することができず、またあまり大きすぎるとパ
ッドクリップががたつくおそれがある。なお直角に折り
曲げた部分の長さについては特に制限はない。
折り曲げた部分が着脱できる分の空間を設け、かつ空間
の一部、詳しくは先端に近い部分には空間の上部を開放
状態にした開口部を設けておく。なお開口部の寸法は、
弾性突片の寸法より少し大きめに形成することが好まし
い。開口部の寸法が弾性突片より小さいとパッドクリッ
プを固定することができず、またあまり大きすぎるとパ
ッドクリップががたつくおそれがある。なお直角に折り
曲げた部分の長さについては特に制限はない。
【０００９】パッドクリップ及び裏金は上記のような構
成からなり、裏金にパッドクリップを固定するときは、
裏金に設けた空間に弾性突片を挿し下げたまま挿入し、
弾性突片が空間の一部に設けた開口部に達したとき、弾
性突片の先端が跳ね返り、開口部の側壁に係止し固定す
ることができる。またパッドクリップを裏金から取出す
ときは、開口部の上方から弾性突片を押し下げた状態で
パッドクリップを引き出すことにより簡単に取外すこと
ができる。
成からなり、裏金にパッドクリップを固定するときは、
裏金に設けた空間に弾性突片を挿し下げたまま挿入し、
弾性突片が空間の一部に設けた開口部に達したとき、弾
性突片の先端が跳ね返り、開口部の側壁に係止し固定す
ることができる。またパッドクリップを裏金から取出す
ときは、開口部の上方から弾性突片を押し下げた状態で
パッドクリップを引き出すことにより簡単に取外すこと
ができる。
【００１０】本発明のディスクブレーキパッドに用いら
れる摩擦部材の材質は、セミメタリック系、ノンスチー
ル系のいずれにも適用でき特に制限はない。また、摩擦
部材の素材は、一般に公知の材料が用いられ、例えばス
チール繊維、黄銅繊維、銅繊維、アクリル繊維、アラミ
ド繊維、フェノール繊維、セラミック繊維、ロックウー
ル、チタン酸カリウム繊維、ケイ酸カルシウム繊維、カ
ーボン繊維等の繊維状物質、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂、カシュー樹脂等の熱硬化性樹脂や
ＮＢＲ、ＳＢＲ、ＩＲ等のゴム組成物を含む結合剤、フ
リクションダストなどの有機質摩擦調整剤、黒鉛、硫酸
バリウム、三硫化アンチモン、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム等の無機質摩擦調整剤などが用いられ、さら
に必要に応じて黄銅、真鍮、銅等の金属粉が添加され
る。
れる摩擦部材の材質は、セミメタリック系、ノンスチー
ル系のいずれにも適用でき特に制限はない。また、摩擦
部材の素材は、一般に公知の材料が用いられ、例えばス
チール繊維、黄銅繊維、銅繊維、アクリル繊維、アラミ
ド繊維、フェノール繊維、セラミック繊維、ロックウー
ル、チタン酸カリウム繊維、ケイ酸カルシウム繊維、カ
ーボン繊維等の繊維状物質、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、メラミン樹脂、カシュー樹脂等の熱硬化性樹脂や
ＮＢＲ、ＳＢＲ、ＩＲ等のゴム組成物を含む結合剤、フ
リクションダストなどの有機質摩擦調整剤、黒鉛、硫酸
バリウム、三硫化アンチモン、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム等の無機質摩擦調整剤などが用いられ、さら
に必要に応じて黄銅、真鍮、銅等の金属粉が添加され
る。
【００１１】上記における繊維状物質の含有量は、全組
成物中に３０〜５０重量％含有することが好ましく、３
５〜４５重量％含有することがさらに好ましい。結合剤
の含有量は、全組成物中に１０〜１８重量％含有するこ
とが好ましく、１２〜１６重量％含有することがさらに
好ましい。有機質摩擦調整剤の含有量は、全組成物中に
５〜１５重量％含有することが好ましく、８〜１２重量
％含有することがさらに好ましい。また無機質摩擦調整
剤の含有量は、全組成物中に２５〜４５重量％含有する
ことが好ましく、３０〜４０重量％含有することがさら
に好ましい。これらの成分は、全組成物が１００重量％
となるように配合される。
成物中に３０〜５０重量％含有することが好ましく、３
５〜４５重量％含有することがさらに好ましい。結合剤
の含有量は、全組成物中に１０〜１８重量％含有するこ
とが好ましく、１２〜１６重量％含有することがさらに
好ましい。有機質摩擦調整剤の含有量は、全組成物中に
５〜１５重量％含有することが好ましく、８〜１２重量
％含有することがさらに好ましい。また無機質摩擦調整
剤の含有量は、全組成物中に２５〜４５重量％含有する
ことが好ましく、３０〜４０重量％含有することがさら
に好ましい。これらの成分は、全組成物が１００重量％
となるように配合される。
【００１２】本発明になるディスクブレーキパッドは、
先ず帯板状の弾性材を用いて長Ｕ字形の基部と、基部の
一端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さに
形成し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この直角
に折り曲げた部分に弾性突片を設けたパッドクリップを
得る。
先ず帯板状の弾性材を用いて長Ｕ字形の基部と、基部の
一端を摩擦部材の摩耗許容厚さの面まで突出する長さに
形成し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この直角
に折り曲げた部分に弾性突片を設けたパッドクリップを
得る。
【００１３】一方、摩擦材組成物を所定の形状に予備成
形し、次いで金型内に、片側の側面に空間を設け、かつ
空間の一部に開口部を設けた裏金及び予備成形体を挿設
した後、加熱加圧成形法で成形し、その後熱処理を行
い、冷却後所定の厚さに摩擦面を研磨する。
形し、次いで金型内に、片側の側面に空間を設け、かつ
空間の一部に開口部を設けた裏金及び予備成形体を挿設
した後、加熱加圧成形法で成形し、その後熱処理を行
い、冷却後所定の厚さに摩擦面を研磨する。
【００１４】次にパッドクリップを裏金に設けた空間に
弾性突片を押し下げたまま挿入し、弾性突片を裏金の空
間の一部に設けた開口部で固定することにより得られ
る。なお上記における成形する際の加熱温度は１３０〜
１８０℃が好ましく、１４０〜１７０℃がさらに好まし
い。圧力は３０〜７０MPaが好ましく、４５〜５５MPaが
さらに好ましい。加熱処理温度は１００〜３００℃が好
ましく、１５０〜２５０℃がさらに好ましい。
弾性突片を押し下げたまま挿入し、弾性突片を裏金の空
間の一部に設けた開口部で固定することにより得られ
る。なお上記における成形する際の加熱温度は１３０〜
１８０℃が好ましく、１４０〜１７０℃がさらに好まし
い。圧力は３０〜７０MPaが好ましく、４５〜５５MPaが
さらに好ましい。加熱処理温度は１００〜３００℃が好
ましく、１５０〜２５０℃がさらに好ましい。
【００１５】以下、本発明の実施例の形態を図面により
詳述する。図１は本発明の実施例になるディスクブレー
キパッドに用いられるパッドクリップの斜視図、図２は
図１に示すパッドクリップが挿入される部分の一部省略
斜視図及び図３は本発明の実施例になるディスクブレー
キパッドの断面図であり、１はパッドクリップで、この
パッドクリップ１には長Ｕ字形の基部２が形成され、一
端は摩擦部材の摩耗許容長さの面まで突出する長さに形
成し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この直角に
折り曲げた部分には弾性突片３を設けられ、そして裏金
４にはパッドクリップ１を挿入するための空間５が設け
られ、さらに空間５の一部には上部を開放状態にした開
口部６が設けられている。なお図２及び図３において７
は摩擦部材である。
詳述する。図１は本発明の実施例になるディスクブレー
キパッドに用いられるパッドクリップの斜視図、図２は
図１に示すパッドクリップが挿入される部分の一部省略
斜視図及び図３は本発明の実施例になるディスクブレー
キパッドの断面図であり、１はパッドクリップで、この
パッドクリップ１には長Ｕ字形の基部２が形成され、一
端は摩擦部材の摩耗許容長さの面まで突出する長さに形
成し、他の一端を途中から直角に折り曲げ、この直角に
折り曲げた部分には弾性突片３を設けられ、そして裏金
４にはパッドクリップ１を挿入するための空間５が設け
られ、さらに空間５の一部には上部を開放状態にした開
口部６が設けられている。なお図２及び図３において７
は摩擦部材である。
【００１６】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。帯板状の弾
性材であるＳＵＳ３０１を折り曲げて図１に示すように
長Ｕ字形の基部２を形成し、その一端を摩擦部材の摩耗
許容長さの面まで突出する長さに切断し、他の一端を途
中から直角に折り曲げ、かつ先端に近い部分に逆コ字状
の切り込みを入れ、さらに切り込みの部分を上方に折り
曲げて弾性突片３を形成したパッドクリップを得た。
性材であるＳＵＳ３０１を折り曲げて図１に示すように
長Ｕ字形の基部２を形成し、その一端を摩擦部材の摩耗
許容長さの面まで突出する長さに切断し、他の一端を途
中から直角に折り曲げ、かつ先端に近い部分に逆コ字状
の切り込みを入れ、さらに切り込みの部分を上方に折り
曲げて弾性突片３を形成したパッドクリップを得た。
【００１７】一方、表１に示す成分を配合し、混合機で
均一に混合した後、予備成形し、次いで金型内に図２に
示すように片側の側面に前記の弾性突片３を形成したパ
ッドクリップ１が挿入できる分の空間５を設け、かつ空
間５の一部に表面まで露出する開口部６を設けた裏金４
及び予備成形体を挿設した後、１４０℃±５℃及び５０
MPaの条件で１０分間加熱加圧成形法で成形し、さらに
２５０℃で５時間加熱処理を行い、冷却後所定の厚さに
摩擦面を研磨した。
均一に混合した後、予備成形し、次いで金型内に図２に
示すように片側の側面に前記の弾性突片３を形成したパ
ッドクリップ１が挿入できる分の空間５を設け、かつ空
間５の一部に表面まで露出する開口部６を設けた裏金４
及び予備成形体を挿設した後、１４０℃±５℃及び５０
MPaの条件で１０分間加熱加圧成形法で成形し、さらに
２５０℃で５時間加熱処理を行い、冷却後所定の厚さに
摩擦面を研磨した。
【００１８】
【表１】
【００１９】次に裏金４に設けた空間５に、弾性突片３
を押し下げたままパッドクリップ１を挿入し、弾性突片
３が開口部６の位置に達すると図３に示すように弾性に
より弾性突片３の先端が跳ね返り、開口部６の側壁に係
止し固定される。
を押し下げたままパッドクリップ１を挿入し、弾性突片
３が開口部６の位置に達すると図３に示すように弾性に
より弾性突片３の先端が跳ね返り、開口部６の側壁に係
止し固定される。
【００２０】
【発明の効果】本発明になるディスクブレーキパッド
は、特殊な設備、治具等を必要とせず、パッドクリップ
がはずれ易かったり、はずれ難いという問題点を解消
し、かつ簡単な作業でパッドクリップの着脱が可能なデ
ィスクブレーキパッドである。
は、特殊な設備、治具等を必要とせず、パッドクリップ
がはずれ易かったり、はずれ難いという問題点を解消
し、かつ簡単な作業でパッドクリップの着脱が可能なデ
ィスクブレーキパッドである。
【図１】本発明の実施例になるディスクブレーキパッド
に用いられるパッドクリップの斜視図である。
に用いられるパッドクリップの斜視図である。
【図２】図１に示すパッドクリップが挿入される部分の
一部省略斜視図である。
一部省略斜視図である。
【図３】本発明の実施例になるディスクブレーキパッド
の断面図である。
の断面図である。
１ パッドクリップ ２ 長Ｕ字形の基部 ３ 弾性突片 ４ 裏金 ５ 空間 ６ 開口部 ７ 摩擦部材
Claims (1)
- 【請求項１】 帯板状の弾性材からなり、長Ｕ字形の基
部と、該長Ｕ字形の基部の一端を摩擦部材の摩耗許容厚
さの面まで突出する長さとし、他の一端を途中から直角
に折り曲げ、この折り曲げた部分で裏金の片側の側面に
パッドクリップを固定してなるディスクブレーキパッド
において、パッドクリップの直角に折り曲げた部分に弾
性突片を形成し、一方裏金にはパッドクリップの直角に
折り曲げた部分が着脱できる分の空間を設け、この空間
に弾性突片を押し下げたままパッドクリップを挿入し、
弾性突片が裏金の空間の一部に設けた開口部に達したと
き、該弾性突片の先端が跳ね返るようにしてパッドクリ
ップを裏金の開口部に固定するようにしてなるディスク
ブレーキパッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354384A JP2000179596A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ディスクブレーキパッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354384A JP2000179596A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ディスクブレーキパッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000179596A true JP2000179596A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18437204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10354384A Pending JP2000179596A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | ディスクブレーキパッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000179596A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004011820A1 (en) * | 2002-07-30 | 2004-02-05 | Freni Brembo S.P.A. | Stopper for a caliper of a disk brake |
| DE102015200329A1 (de) * | 2014-07-17 | 2016-01-21 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Hammerkopfförmiger Scheibenbremsbelag |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10354384A patent/JP2000179596A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004011820A1 (en) * | 2002-07-30 | 2004-02-05 | Freni Brembo S.P.A. | Stopper for a caliper of a disk brake |
| DE102015200329A1 (de) * | 2014-07-17 | 2016-01-21 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Hammerkopfförmiger Scheibenbremsbelag |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080117 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080121 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080605 |