JP2000178137A - ポリウレタンを具備したマスカラ製品 - Google Patents

ポリウレタンを具備したマスカラ製品

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ベルトラン・ピオ
La Poterie Valerie De
ヴァレリー・ドゥ・ラ・ポテリー
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フレデリック・オーギュスト
Bodorin Sophie
ソフィー・ボドリン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時の良好な持久力を有するメークアップ効
果を生じさせるマスカラ製品を提供すること。 【解決手段】 水性媒体と、その水性媒体中に分散され
た固体粒子の形態をとる膜形成性ポリウレタンとを具備
し、25°Cの温度、及び200s−1のせん断速度
で、5Pa・s乃至18Pa・sの範囲の粘度を有し、
ワックスを含まない組成物を含む貯蔵器と、アプリケー
ターを備えた密閉手段とを具備したマスカラ製品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケラチン繊維、特
に人のまつ毛と毛髪とをコートするため、特にメークア
ップするための製品であって、ポリウレタンを具備した
ものに関する。本発明はまた、ケラチン繊維をコートす
る、特にメークアップする方法にも関する。本発明のメ
ークアップの製品及び方法は、本質的に縦長の(longil
inear)ケラチン繊維、例えばまつ毛、まゆ毛、及び毛
髪であって、つけまつ毛やカツラを含むものを特に意図
している。製品は、メークアップ用製品、メークアップ
の下地(base)、トップコートと呼ばれるメークアップ
上に適用される組成物、又はケラチン繊維の化粧的処置
用の製品とすることができる。本発明はより特にはマス
カラに関する。
【0002】
【従来の技術】マスカラは一般に、ワックスベースの二
つのタイプの調剤として調製されるが、即ち、クリーム
マスカラとして知られ、水中のワックスのエマルジョン
形態である水性マスカラと、耐水性マスカラとして知ら
れ、溶媒中にワックスが分散された形態である無水マス
カラ又は低含水性マスカラとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の組成物をまつ毛に適用して得られるメークアップの膜
は、時間とともに崩れる傾向があり、即ち粒が堆積して
目の周りに跡が残る。更に、そのようにしてもろくなっ
た膜はこすれ、特に指によるものに対して抵抗性がな
く、及び/又は例えば入浴時又はシャワーを浴びるとき
の水に対して抵抗性がない。よってこのメークアップに
は抵抗性がなく、また経時の持久力もない。
【0004】ワックスとともに、水性媒体に溶解又は分
散されうる膜形成性ポリマーを使用することは実践され
ていることであるが、これは特に資料FR-A-2,528,699、
及びEP-A-655,234に記載されている。しかしながら、ワ
ックスが存在するとメークアップの経時の持久力、特に
水とこすれに対するものが衰える。
【0005】従って本発明の目的は、経時の良好な持久
力を有するメークアップ効果を生じさせるマスカラ組成
物を提供することにある。
【0006】本出願人は、そのようなマスカラは、ワッ
クスを含まず、膜形成性のポリウレタンを具備した組成
物で得られることを見いだした。このような組成物は、
まつ毛に適用してコートしやすい。メークアップ効果は
自然で心地よく、また経時の良好な持久力を有してい
る。即ち、膜は一日たっても崩れず、水、特に温水で容
易に除去される。
【0007】本発明の主題はより具体的には、ケラチン
繊維をコートするため、特にメークアップするための製
品であって、ケラチン繊維、特にまつ毛をコートするた
め、特にメークアップするための組成物を含む貯蔵器
と、適用するための(アプリケーター)部材と、取り外
し可能な密閉手段であって当該貯蔵器を閉じるように設
計されたものとを具備し、前記のコートするための組成
物が水性媒体と、当該水性媒体中に分散された固体粒子
の形態をとる膜形成性ポリウレタンを具備し、当該組成
物は、25°C、200s-1のせん断速度で測定すると
5Pa・s(50ポアズ)乃至18Pa・s(180ポ
アズ)の範囲の粘度を有し、当該組成物はワックスを含
まないことを特徴とする製品である。
【0008】本発明の別の主題は、ケラチン繊維、特に
まつ毛をコートする、特にメークアップする方法であっ
て、上記の製品であるコートするための組成物、特にメ
ークアップするための組成物を、ケラチン繊維の長さに
沿って適用することを特徴とするものである。
【0009】本発明の別の主題は、上記したコートする
ための組成物、特にメークアップするための組成物を、
良好な持久力を有し、及び/又は水で除去されうるコー
ト効果、特にメークアップ効果を得るために用いること
を備えた使用である。
【0010】
【発明の実施の形態】本明細書においては、「ワックス
を含まない組成物」という表現は、室温(25°C)で
固体であり、融点が45°Cないし110°Cであるい
かなる化合物をも含まない組成物を意味する。
【0011】本発明で使用するポリウレタンは有益に
は、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリ
ウレタン、アクリル−ポリウレタン、及びシリコーン化
ポリウレタン(siliconed polyurethans)より選ぶことが
できる。ポリウレタンは好ましくは、陰イオン性のポリ
ウレタンとすることができる。
【0012】本発明の第一の態様によれば、ポリウレタ
ンは30%以下、特に0.5%乃至15%の範囲の吸水
率を有することができる。本発明でのポリエステル−ポ
リウレタンは、このような吸水性を有する。このような
ポリウレタンにより、経時の、具体的には1日よりも長
い時間、又は二三日間さえもの良好な持久力があり、良
好な耐水性を有するメークアップ製品を得ることが可能
になる。有益には、ポリウレタン、具体的にはポリエス
テル−ポリウレタンで40乃至200秒(second)、よ
り好ましくは50乃至170秒の硬度を有する膜を形成
することができるものを使用することができる。
【0013】本願では、「ポリウレタンの吸水」という
表現は、30°Cの水に10分間浸された後にポリウレ
タンが吸収する水の割合を意味する。水の吸収は、板の
上に置かれ、(乾燥前の)厚みが300μmであり、3
0°C、50%相対湿度において24時間乾燥された層
に対して測定される。乾燥した膜の約1cm2の断片を
秤量し(質量測定M1)、次いで水に10分間浸す。浸
した後、当該膜断片を乾燥させて表面の過剰な水を除去
し、次いで秤量する(質量測定M2)。M2−M1の差
は、当該ポリマーにより吸収された水の量に対応してい
る。吸水率は、[(M2−M1)/M1]×100に等
しく、ポリマーの重量に対する水の重量比で表される。
【0014】ポリマー性の膜の硬度は、ラジカル生成さ
れたポリマーの当該粒子の固体を28%含む水性の分散
物による(乾燥前の)厚みが300μmである層を、3
0°C、50%相対湿度で乾燥して得られる膜について
測定する。膜の硬度は、ペルソズ(Persoz)振り子を使
用してASTMの標準D−43−66又は標準NF−T
30−016(1981年10月)により測定する。
【0015】本発明の第二の態様によれば、ポリウレタ
ンは30%よりも大きい、好ましくは30%乃至15
0、更に好ましくは40%乃至100%の吸水率を有す
ることができる。本発明でのポリエーテル−ポリウレタ
ンは、そのような吸水性を有している。このようなポリ
ウレタンにより、まつ毛によく付着し、経時の良好な持
久力を有し、水、特に35乃至45°Cの温水で容易に
除去されるメークアップ製品を得ることが可能になる。
有益には、ポリウレタン、具体的にはポリエーテル−ポ
リウレタン、であって10乃至40秒の範囲、より好ま
しくは20乃至35秒の範囲の硬度を有する膜を形成す
ることができるものを使用することができる。
【0016】組成物の水性媒体中に分散されたポリウレ
タンの粒子は概して、10乃至200nmの範囲のサイ
ズを有する。
【0017】使用が可能なポリエステル−ポリウレタン
としては、Goodrich社から"AvalureUR-425"、"Avalure
UR-430"、"Avalure UR-405"、及び"Avalure UR-410"の
名で販売されているもの、Zeneca社より"NEOREZ R-989"
の名で販売されているものがある。
【0018】使用が可能なポリエーテル−ポリウレタン
としては、Goodrich社より"Sancure878"、"Avalure UR-
450"、及び"Sancure 861"の名で販売されているものが
ある。
【0019】「アクリル(acrylique)−ポリウレタ
ン」という用語は、少なくとも一のアクリルポリマー鎖
を具備したポリウレタン、又はポリウレタン/アクリル
ハイブリッド(hybride)ポリマーを意味する。使用が
可能なアクリル−ポリウレタンとしては、UCB社より"UC
ECOAT DW5560"、"UCECOAT DW 5561"、"UCECOAT DW516
0"、"UCECOAT DW5460"、及び"UCECOAT DW 5660"の名で
販売されているもの、Air Products社より"FLEXTHANE 6
10"、"FLEXTHANE 620"、及び"FLEXTHANE 630"の名で販
売されているもの、GOODRICH社より"SANCURE AU-4000""
SANCURE XPD-2361"の名で販売されているものがある。
【0020】ポリウレタンは本発明の製品の組成物中に
おいて、ケラチン繊維に膜を形成するのに十分な量で存
在している。ポリウレタンの含有量は、本発明の製品の
組成物中においては、組成物の全量に対し、固体の重量
として5重量%乃至60重量%、好ましくは10重量%
乃至45重量%、更に好ましくは15重量%乃至35重
量%の範囲であることができる。
【0021】組成物の水性媒体は、本質的に水よりなる
ことができる。更には、水及び水に混和することが可能
な溶媒、例えば低級モノアルコールで1乃至5の炭素原
子を含むのも、C3−C4ケトン、又はC3−C4アルデヒ
ド等である。好ましく使用することができる水混和性溶
媒は、エタノールである。水混和性溶媒の含有量は、組
成物の全量に対して0.1重量%乃至15重量%の範
囲、更に好ましくは1重量%乃至8重量%の範囲とする
ことができる。
【0022】当該組成物は有益には、6Pa・s(60
ポアズ)乃至15Pa・s(150ポアズ)、更に好ま
しくは7Pa・s(70ポアズ)乃至12Pa・s(1
20ポアズ)の範囲の粘度を有する。このような粘度に
より、組成物を速くそして容易に適用することができる
のみならず、まつ毛の全長に渡って均一なコーティング
を行うことができる。粘度は、No.4ローターにはめ
たRheomat RM180粘度計により25°Cで
測定したが、この測定は、当該ローターを200s-1
せん断速度で10分間(この時間の後、粘度及びロータ
ーのスピン速度の安定化が観察された)スピンした後に
行った。
【0023】本発明の組成物に対して、ケラチン繊維、
特にまつ毛に適用するのに必要な粘度与えるため、当該
組成物は、所望の粘度にまで調節するための増粘剤を具
備することができる。
【0024】本発明で使用可能な増粘剤としては、次の
ようなものを挙げることができる:水溶性セルロースベ
ースの増粘剤、例えばヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、及び
カルボキシメチルセルロース。これらの増粘剤の中では
特に、Amerchol社より"Cellosize QP 4400 H"の名で販
売されているゴム、 −グアーガム、特にUnipectine社よりVidogum GH 175の
名で販売されているもの、及びMeyhall社よりJaguar C
の名で販売されているもの、 −Meyhall社より"Jaguar C-13-S"の名で販売されている
四級化(quarternized)グアーガム、 −C1−C6ヒドロキシアルキル基を具備した非イオン性
のグアーガム。例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキ
シエチル基、ヒドロキシプロピル基、及びヒドロキシブ
チル基を挙げることができる。このようなグアーガムは
特に、Meyhall社によりJaguar HP8、Jaguar HP60、Jagu
ar HP120、及びJaguar HP105の名により、又はAqualon
社によりGalactasol 40H4FD2の名で販売されているも
の、 −キサンタンガム、イナゴマメゴム、硬化グルカン(sc
leroglucan)、ゲラン(gellan)ゴム、ラムサン(rham
san)ゴム、インドゴム、 −アルギン酸塩、マルトデキストリン(maltodextori
n)、デンプン及びその誘導体、ヒアルロン酸及びその
塩、 −クレー、そして特にモンモリロナイト、ヘクトライト
(hectorites)、及びラポナイト(laponites)、 −架橋済ポリアクリル酸、例えばGoodrich社の製品であ
る"Carbopol"、 −Hispano Quimica社又はGuardian社により、"Hispage
l"又は"Lubragel"の名で販売されているポリグリセリル
(メタ)アクリラートポリマー、 −ポリビニルピロリドン、 −ポリビニルアルコール、 −架橋済のアクリルアミドのポリマー及びコポリマー、
例えばHoechst社により"PAS 5161"又は"Bozepol C"の名
で販売されているもの、SEPPIC社より"Sepigel 305"の
名で販売されているもの、又は −Allied Colloid社から"Salcare SC95"の名で販売され
ている、架橋済のメタクリロイルオキシエチルトリメチ
ルアンモニムクロリドのホモポリマー、 −連合ポリマー、特に連合ポリウレタンを挙げることが
できる。
【0025】本発明の組成物においては、増粘剤は、組
成物が上記した粘度を有するのに有効な量で存在するこ
とができる。増粘剤の含有量は例えば、組成物の全量に
対して0.1重量%乃至10重量%、好ましくは0.5重
量%乃至5重量%の範囲とすることができる。
【0026】組成物はまた、化粧料において通常使用さ
れる他の成分をも具備することができる。このような成
分は特に、可塑剤、合着剤(coalescence agents)、充
填剤、顔料や色素等の染料、界面活性剤、保存料、油、
保湿剤や抗−UV剤等の従来技術において周知の美容剤
から選ぶことができる。いうまでもなく、当業者は、こ
の又はこれらのオプションの添加剤及び/又はその量に
ついて、メークアップ製品の有益な性質が保持されるよ
うにして選択することに注意するであろう。
【0027】使用可能な充填剤としては特に、マスカラ
組成物において通常使用される充填剤がある。例えばシ
リカフューム(fumed silica)を使用して、特にまつ毛
上により濃厚なメークアップ効果を得ることが可能であ
る。本発明の組成物にとって特に好ましい充填剤は、特
にデンプン、例えば米のデンプン、タルク、及びポリテ
トラフルオロエチレンがあるが、これらの充填剤は組成
物中の水性媒体と適合性が有り、組成物中に導入しやす
い。更に、これらにより滑らかで光沢のあるメークアッ
プの膜が得られる。
【0028】この充填剤は組成物中において、組成物の
全量に対して0.1重量%乃至6重量%の含有量で存在
することができる。
【0029】組成物はまた、補助的な膜形成性ポリマー
を具備して、メークアップ膜の化粧的及び物理化学的性
質を改変することができる。この補助的膜形成性ポリマ
ーは、組成物中において溶解した形態、又は水性媒体中
に分散した固体粒子の形態とすることができる。
【0030】補助的膜形成性ポリマーとしては例えば、
ビニルポリマー、特にアクリルポリマー、あるいはポリ
エステル、例えばスルホン基を有するポリエステルを挙
げることができる。
【0031】コートするための組成物、特にメークアッ
プするための組成物は、貯蔵器と、当該貯蔵器を閉じる
手段であって好ましくは密閉するものである、取り外し
可能な手段とを具備したアプリケーター製品にパッケー
ジングすることができる。
【0032】上記のアプリケーターアセンブリーはま
た、メークアップのための組成物をケラチン繊維、特に
まつ毛に適用するための部材を具備することが可能であ
るが、当該アプリケーター部材により、当該組成物が取
りだされて、取りだされた組成物がまつ毛の上に堆積す
る。このアプリケーター部材は好ましくは、当該アセン
ブリーを密閉する手段と統合されている。
【0033】上記アプリケーターアセンブリーはまた、
当該アプリケーター部材用の除液部材(draining membe
r)(又はドレーナー(drainer))を具備することが可
能であるが、これにより除液部材を貯蔵器と統合するこ
とができる。
【0034】好ましくはアプリケーター部材は、当業者
に周知のマスカラブラシを具備することができる。この
ようなブラシは特に、ねじれた(twisted)コア、特に
金属のコアの周りに放射状に配置された剛毛を具備す
る。ブラシは種々の形状とすることができ、また切り抜
き(cutout)部分を具備する。マスカラブラシは例え
ば、資料 FR-A-2, 607,373、EP-A-611,170、EP-A-811,
336、EP-A-811,377、及びEP-A-842,620に記載されてい
るが、参照することによりこれらの内容を本願に組み込
む。
【0035】一の態様において、アプリケーターアセン
ブリーは、上記したマスカラ組成物を含んだ貯蔵器であ
って、頸状部とアプリケーターとに取り付けられたもの
を具備することができる。このアプリケーターは、アプ
リケーター部材を有する第一の末端に取り付けられ、ア
プリケーターアセンブリーを閉じる手段を構成するハン
ドル部分の第二の末端に統合されたシャフトを具備する
ことができる。
【0036】アプリケーターアセンブリーはまた、貯蔵
器の頸状部に固定された環状のドレーナーを具備するこ
とができるが、これを前記のシャフトが通り、このドレ
ーナーはこのシャフト及び/又はアプリケーター部材を
除液することができる。このドレーナーは有益には、適
宜集合化することが可能な中心の通過口を備えた手袋の
指の形状をとる。このような装置は、特に資料FR-A-2,7
05,876に記載されている。
【0037】本発明はより詳しくは以下の実施例で例示
されている。
【0038】図1は、本発明のマスカラアセンブリーの
立面図である。図1では、マスカラアプリケーター1が
表されているが、これはアプリケーター2及び貯蔵器3
を具備していて、これはねじ山のついた頸状部4につい
ていて、その上に密閉ジョイント5がマウントされてい
て、実施例1の組成物を有するマスカラ組成物を含んで
いる。貯蔵器3は、その頸状部4において、凹部9と共
同するフランジ8であって頸状部4に収められているも
のの手段により保持されているドレーナー7を具備して
いる。ドレーナーは既知の方法により、柔軟で弾力のあ
る物資でできている。
【0039】アプリケーター2は、シャフト11の一端
11aに固定されたアプリケーター部材10を具備して
いる。ハンドル手段12は、シャフト11の末端であっ
てアプリケーター部材10の反対側にあるものと統合さ
れている。アプリケーター部材10は、ねじれたコアの
周りのらせん状の細長い小片として放射状に分配された
剛毛を既知の方法で具備したマスカラブラシである。
【0040】フタを形成するハンドル手段12は、頸状
部4のねじ山4aと共同するねじ山12aを具備してい
る。貯蔵器3の密閉は、ハンドル手段10を、ジョイン
ト5に付いた貯蔵器の頸状部4へねじ回すことにより行
える。
【0041】上記したアプリケーターアセンブリーにパ
ッケージングできるマスカラ組成物の例を以下に記載す
る。
【0042】
【実施例】組成物の実施例 (実施例1)以下の組成物を有するマスカラを調製し
た: −49%の固体を含んだ、ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物 (Avalure UR-425、Goodrich社) 35.8g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.82g −シリカフューム(fumed silica) (Aerosil 200、Degussa社) 1.82g −エタノール 5g −プロピレングリコール 4.05g −クエン酸 0.15g −顔料 4g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0043】このマスカラは、まつ毛に容易に適用され
て、少なくとも一日間、又は2日間乃至4日間の良好な
持久力を有するメークアップ効果を与えたが、これは指
によるこすれには耐久性があり、水では除去されうるも
のである。このマスカラを17人の女性パネラーで試験
した:12人の女性(70%)は、このマスカラはまつ
毛上で少なくとも適用後3日間の持久力があることを見
いだした。
【0044】(実施例2)以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −49%の固体を含んだ、ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物 (Avalure UR-425、Goodrich社) 24.5g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.9g −シリカフューム (Aerosil 200、Degussa社) 1g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0045】このマスカラはまつ毛に容易に適用され
て、よく付着する。メークアップ膜は、まつ毛の全長に
渡って良好に被覆し、経時の良好な持久力を有する。更
に、このマスカラは、35°Cの温水で除去される。
【0046】(実施例3)以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −35%の固体を含んだ、ポリエーテル−ポリウレタンの水性分散物 (Sancure 878、Goodrich社) 24.5g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.82g −シリカフューム (Aerosil 200、Degussa社) 1g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −黒色顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0047】ポリエーテル−ポリウレタンであるSancur
e 878は、Goodrich社のポリエーテル−ポリウレタンで
あるAvalure UR-450、又はSancure 861で置換すること
ができる。このマスカラは、まつ毛に容易に適用され
て、良好な持久力を有する自然なメークアップ効果を与
える。二日後、このマスカラは35°Cの温水で除去さ
れる。
【0048】(実施例4)以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −49%の固体を含んだ、ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物 (Avalure UR-425、Goodrich社) 24.5g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.9g −ポリテトラフルオロエチレン粉末 (Ceridust 9205F、Hoechst社) 1g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0049】このマスカラはまつ毛に容易に適用され
て、よく付着する。メークアップ膜は、まつ毛の全長に
渡って良好に被覆し、経時の良好な持久力を有する。こ
の膜はまた、滑らかで光沢を有する。
【0050】(実施例5)以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −49%の固体を含んだ、ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物 (Avalure UR-425、Goodrich社) 24.5g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.9g −米デンプン 2g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0051】このマスカラはまつ毛に容易に適用され
て、よく付着する。メークアップ膜は、経時の良好な持
久力を有し、滑らかで光沢を有する。更に、このマスカ
ラは温水で除去される。
【0052】(実施例6)以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −49%の固体を含んだ、ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物 (Avalure UR-425、Goodrich社) 24.5g AM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.9g −タルク(Luzenac 15M00、Luzenac社) 2g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0053】このマスカラはまつ毛に容易に適用され
て、よく付着する。メークアップ膜は、経時の良好な持
久力を有し、滑らかで光沢を有する。
【0054】(実施例7)比較 本発明の一部を形成せず、以下の組成物を有するマスカ
ラを調製した: −45%の固体を含んだ、スチレン/アクリレートのコポリマーの水性分散物 (Neocryl A 1070、Zeneca社) 27gAM −ヒドロキシエチルセルロース (Cellosize QP 4400 H、Amerchol社) 1.82g −シリカフューム (Aerosil 200、Degussa社) 1g −エタノール 5g −プロピレングリコール 5g −顔料 5g −保存料 必要量 −水 100gまでの十分量
【0055】組成物をまつ毛に適用した後、当該マスカ
ラの膜の持久力が、実施例1乃至6の組成物で得られる
マスカラの膜のものほど良好ではないことが判明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスカラ製品を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3…貯蔵器、10…アプリケーター(適用するための)
部材、12…取り外し可能な密閉手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック・オーギュスト フランス・94550・シュヴィリ−ラリュ・ リュ・ジャック・エルアン・12 (72)発明者 ソフィー・ボドリン フランス・92170・ヴァンヴェ・アヴニ ュ・デュ・パルク・4

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維、特にまつ毛をコートする
    ため、特にメークアップするための組成物を含有する貯
    蔵器と、当該貯蔵器及び当該繊維に当該組成物を適用す
    るための部材を閉じるように設計された取り外し可能な
    密閉手段とを具備した製品であって、当該コートするた
    めの組成物が水性媒体と、当該水性媒体中に分散された
    固体粒子の形態をとる膜形成性ポリウレタンとを具備
    し、当該組成物が25°C、及び200s-1のせん断速
    度で測定すると、5Pa・s乃至18Pa・sの範囲の
    粘度を有し、当該組成物がワックスを含まないことを特
    徴とする製品。
  2. 【請求項2】 前記のポリウレタンが、ポリエステル−
    ポリウレタン、ポリエーテル−ポリウレタン、アクリル
    −ポリウレタン、及びシリコーン化ポリウレタンにより
    形成される群より選ばれることを特徴とする請求項1に
    記載の製品。
  3. 【請求項3】 前記のポリウレタンが、陰イオン性のポ
    リウレタンであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の製品。
  4. 【請求項4】 前記のポリウレタンが、30%以下の吸
    水率を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    一項に記載の製品。
  5. 【請求項5】 前記のポリウレタンが、30%よりも大
    きい吸水率を有することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れか一項に記載の製品。
  6. 【請求項6】 前記のポリウレタンが固体重量におい
    て、組成物の全量に対して5重量%乃至60重量%の含
    有量で存在することを特徴とする請求項1乃至5の何れ
    か一項に記載の製品。
  7. 【請求項7】 前記のポリウレタンが固体重量におい
    て、組成物の全量に対して10重量%乃至45重量%、
    より好ましくは15重量%乃至35重量%の含有量で存
    在することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に
    記載の製品。
  8. 【請求項8】 前記の組成物の粘度が、6Pa・s乃至
    15Pa・s、より好ましくは7Pa・s乃至12Pa
    ・sの範囲にあることを特徴とする請求項1乃至7の何
    れか一項に記載の製品。
  9. 【請求項9】 前記の組成物が、少なくとも一の増粘剤
    を具備することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一
    項に記載の製品。
  10. 【請求項10】 前記の組成物が、セルロースベースの
    増粘剤、グアーガム、キサンタンガム、イナゴマメゴ
    ム、硬化グルカンゴム、ゲランゴム、ラムサンゴム、イ
    ンドゴム、アルギン酸塩、マルトデキストリン、デンプ
    ン及びその誘導体、ヒアルロン酸及びその塩、クレー、
    架橋済ポリアクリル酸、ポリグリセリル(メタ)アクリ
    レート、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
    ル、架橋済のアクリルアミドのポリマー及びコポリマ
    ー、架橋済のメタクリロイルオキシエチルトリメチルア
    ンモニウムクロリドのホモポリマー、及び連合ポリマー
    により形成される群より選ばれることを特徴とする請求
    項1乃至9の何れか一項に記載の製品。
  11. 【請求項11】 前記の組成物が、可塑剤、合着剤、充
    填剤、染料、界面活性剤、保存料、油、及び美容剤によ
    り形成される群より選ばれる少なくとも一の内容物をも
    具備することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一
    項に記載の製品。
  12. 【請求項12】 前記の組成物が、シリカフューム、デ
    ンプン、タルク、及びポリテトラフルオロエチレンによ
    り形成される群より選ばれることを特徴とする請求項1
    乃至11の何れか一項に記載の製品。
  13. 【請求項13】 前記の充填剤が、組成物の全量に対し
    て0.1重量%乃至6重量%の範囲の含有量で存在する
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の製品。
  14. 【請求項14】 前記の組成物が、補助的な膜形成性ポ
    リマーを更に具備することを特徴とする請求項1乃至1
    3の何れか一項に記載の製品。
  15. 【請求項15】 前記の適用するための部材が、前記の
    取り外し可能な密閉手段と統合されていることを特徴と
    する請求項1乃至14の何れか一項に記載の製品。
  16. 【請求項16】 前記の適用するための部材がマスカラ
    ブラシであることを特徴とする請求項1乃至15の何れ
    か一項に記載の製品。
  17. 【請求項17】 除液部材を更に具備することを特徴と
    する請求項1乃至16の何れか一項に記載の製品。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17の何れか一項に記載
    の製品からなることを特徴とするマスカラ製品。
  19. 【請求項19】 ケラチン繊維、特にまつ毛をコートす
    るため、特にメークアップするための方法であって、請
    求項1乃至18の何れか一項に記載の製品であるコート
    するための組成物を、まつ毛の長さに沿って適用するこ
    とを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 良好な持久力を有し、及び/又は水で
    除去することが可能なコーティング効果、特にメークア
    ップ効果を得るために、ケラチン繊維、特にまつ毛をコ
    ートするため、特にメークアップするための、水性媒体
    を具備した組成物において、膜形成性ポリウレタンを用
    いることを備えた使用であって、当該ポリウレタンは、
    当該水性媒体中に分散された固体粒子の形態をとり、当
    該組成物はワックスを含まず、そして25°C、200
    -1のせん断速度で測定すると5Pa・s乃至18Pa
    ・sの範囲の粘度を有することを特徴とする上記の使
    用。
  21. 【請求項21】 良好な持久力を有し、及び/又は水で
    除去することが可能であり、及び/又は滑らかさ及び/
    又は光沢があるコーティング効果、特にメークアップ効
    果を得るために、ケラチン繊維、特にまつ毛をコート、
    特にメークアップするための、水性媒体を備えた組成物
    中において、膜形成性ポリウレタンと、デンプン、タル
    ク、及びポリテトラフルオロエチレンにより形成される
    群より選ばれる充填剤とを、用いることを備えた使用で
    あって、当該ポリウレタンは、当該水性媒体中に分散さ
    れた固体粒子の形態をとり、当該組成物はワックスを含
    まず、そして25°C、200s-1のせん断速度で測定
    すると5Pa・s乃至18Pa・sの範囲の粘度を有す
    ることを特徴とする上記の使用。
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