JP2000175865A - 磁気トルクを用いた能動内視鏡 - Google Patents
磁気トルクを用いた能動内視鏡Info
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- JP2000175865A JP2000175865A JP10378125A JP37812598A JP2000175865A JP 2000175865 A JP2000175865 A JP 2000175865A JP 10378125 A JP10378125 A JP 10378125A JP 37812598 A JP37812598 A JP 37812598A JP 2000175865 A JP2000175865 A JP 2000175865A
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- flexible
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内視鏡に単純な機構を付加することにより能
動屈曲機能を持たせ、かつ能動内視鏡の太さを細くして
医学的要求に答える。 【解決手段】 内視鏡鏡胴１ａおよび内視鏡プロープ１
ｂにそれぞれ磁気シリンダ２および磁気リング４を取り
付け、強い磁場の中に置きその磁力線の強さおよび方向
をコントロールして内視鏡の屈曲を操作する。
動屈曲機能を持たせ、かつ能動内視鏡の太さを細くして
医学的要求に答える。 【解決手段】 内視鏡鏡胴１ａおよび内視鏡プロープ１
ｂにそれぞれ磁気シリンダ２および磁気リング４を取り
付け、強い磁場の中に置きその磁力線の強さおよび方向
をコントロールして内視鏡の屈曲を操作する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】（１）医学的利用分野とし
て、光学内視鏡、超音波内視鏡、腹腔内処置器具、血管
撮影用カテーテル、尿道内カテーテル、薬物デリバリー
システム等を複雑な体内管路に誘導する技術分野。 （２）工業的利用分野として、工業用内視鏡、配管内検
査システムの探傷プロープ、管内壁加工器具、塗装用ノ
ズル、ファイバースコープ、各種配線用器具等を配管内
に誘導する技術分野。
て、光学内視鏡、超音波内視鏡、腹腔内処置器具、血管
撮影用カテーテル、尿道内カテーテル、薬物デリバリー
システム等を複雑な体内管路に誘導する技術分野。 （２）工業的利用分野として、工業用内視鏡、配管内検
査システムの探傷プロープ、管内壁加工器具、塗装用ノ
ズル、ファイバースコープ、各種配線用器具等を配管内
に誘導する技術分野。
【０００２】
【従来の技術】従来、可撓型内視鏡の屈曲を外部から操
作して能動化し、目的の場所に誘導する方法には内視鏡
鏡胴内に二重反転螺旋系コイルを収納して機械的に操作
する方法や、形状記憶合金コイルを鏡胴内に埋め込んで
電気的に操作する方法等がある。しかし鏡胴全体の太さ
が大きくなり、特に医学的使用に要求される数ミリ以下
の直径の能動内視鏡を実現することは製作、加工の面に
おいて極めて困難であった。
作して能動化し、目的の場所に誘導する方法には内視鏡
鏡胴内に二重反転螺旋系コイルを収納して機械的に操作
する方法や、形状記憶合金コイルを鏡胴内に埋め込んで
電気的に操作する方法等がある。しかし鏡胴全体の太さ
が大きくなり、特に医学的使用に要求される数ミリ以下
の直径の能動内視鏡を実現することは製作、加工の面に
おいて極めて困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】「従来の技術」に述べ
た内視鏡の能動屈曲機能と細径化を実現するために、そ
の構造を単純化し加工及び製作を容易にすることであ
る。
た内視鏡の能動屈曲機能と細径化を実現するために、そ
の構造を単純化し加工及び製作を容易にすることであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】図６に示すように、磁場
の中に置かれた磁化磁性体が磁場の磁力線の向きにその
磁気モーメントに応じて回転しようとする磁気トルクを
発生する原理を応用して、 （１）内視鏡プロープの先端にに磁気シリンダを取り付
ける。 （２）内視鏡鏡胴に磁気リングを嵌め込む。 （３）内視鏡プロープの先端にに磁気シリンダを取り付
け、内視鏡鏡胴に磁気リングを嵌め込む。 （４）内視鏡鏡胴内に磁気スリーブを埋め込む。 （５）超音波内視鏡の内視鏡ブロープを構成する超音波
振動子の背面に磁気ピースを取り付け、内視鏡ブロープ
に内蔵する。 以上のように構成された能動内視鏡を挿入した人体を強
い磁場内に置き、その磁力線の強さ及び方向を操作し
て、体内にある内視鏡プロープの向きをコントロールす
るものである。
の中に置かれた磁化磁性体が磁場の磁力線の向きにその
磁気モーメントに応じて回転しようとする磁気トルクを
発生する原理を応用して、 （１）内視鏡プロープの先端にに磁気シリンダを取り付
ける。 （２）内視鏡鏡胴に磁気リングを嵌め込む。 （３）内視鏡プロープの先端にに磁気シリンダを取り付
け、内視鏡鏡胴に磁気リングを嵌め込む。 （４）内視鏡鏡胴内に磁気スリーブを埋め込む。 （５）超音波内視鏡の内視鏡ブロープを構成する超音波
振動子の背面に磁気ピースを取り付け、内視鏡ブロープ
に内蔵する。 以上のように構成された能動内視鏡を挿入した人体を強
い磁場内に置き、その磁力線の強さ及び方向を操作し
て、体内にある内視鏡プロープの向きをコントロールす
るものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図面を参照して説明する。図１において、可撓型
内視鏡の内視鏡プロープ１ｂの先端に１個又は複数個の
磁化された強磁性体で作られた円筒状の磁気シリンダ２
を取り付け固着する。磁気シリンダ２が複数個の場合は
柔軟な材料か又はコイル状の物体で構成された可撓スペ
ーサ３を介して結合連結する。図２において、内視鏡１
の内視鏡鏡胴１ａの外周に１個又は複数個の磁化された
強磁性体で作られた環状の磁気リング４を嵌め込み固着
する。図３において、、内視鏡１の内視鏡プロープ１ｂ
の先端に１個又は複数個の磁化された強磁性体で作られ
た円筒状の磁気シリンダ２を取り付け固着する。磁気シ
リンダ２が複数個の場合は柔軟な材料か又はコイル状の
物体で構成された可撓スペーサ３を介して結合連結す
る。さらに、内視鏡鏡胴１ａの外周に１個又は複数個の
磁化された強磁性体で作られた環状の磁気リング４を嵌
め込み固着する。図４において、内視鏡１の内視鏡鏡胴
１ａ内部に内視鏡芯体１ｃを包んで管状の磁化された強
磁性体で作られた磁気スリーブ５を嵌め込み内視鏡鏡胴
１ａに埋め込み内蔵する。図５において、超音波内視鏡
の内視鏡プロープ１ｂを構成する超音波振動子１ｄの背
面に、磁化された強磁性体で作られた矩形片状の磁気ピ
ース６を取り付け内視鏡プロープ１ｂに内蔵する。
とづき図面を参照して説明する。図１において、可撓型
内視鏡の内視鏡プロープ１ｂの先端に１個又は複数個の
磁化された強磁性体で作られた円筒状の磁気シリンダ２
を取り付け固着する。磁気シリンダ２が複数個の場合は
柔軟な材料か又はコイル状の物体で構成された可撓スペ
ーサ３を介して結合連結する。図２において、内視鏡１
の内視鏡鏡胴１ａの外周に１個又は複数個の磁化された
強磁性体で作られた環状の磁気リング４を嵌め込み固着
する。図３において、、内視鏡１の内視鏡プロープ１ｂ
の先端に１個又は複数個の磁化された強磁性体で作られ
た円筒状の磁気シリンダ２を取り付け固着する。磁気シ
リンダ２が複数個の場合は柔軟な材料か又はコイル状の
物体で構成された可撓スペーサ３を介して結合連結す
る。さらに、内視鏡鏡胴１ａの外周に１個又は複数個の
磁化された強磁性体で作られた環状の磁気リング４を嵌
め込み固着する。図４において、内視鏡１の内視鏡鏡胴
１ａ内部に内視鏡芯体１ｃを包んで管状の磁化された強
磁性体で作られた磁気スリーブ５を嵌め込み内視鏡鏡胴
１ａに埋め込み内蔵する。図５において、超音波内視鏡
の内視鏡プロープ１ｂを構成する超音波振動子１ｄの背
面に、磁化された強磁性体で作られた矩形片状の磁気ピ
ース６を取り付け内視鏡プロープ１ｂに内蔵する。
【０００６】上記、図１から図５において、内視鏡鏡胴
１ａの可撓性をさらに高め屈曲性を増強するために、可
撓スペーサ３を内視鏡鏡胴１ａと内視鏡プロープ１ｂの
接合部および磁気リング４相互間又は磁気スリーブ５相
互間その他必要な部分に挿入し、連結することもでき
る。
１ａの可撓性をさらに高め屈曲性を増強するために、可
撓スペーサ３を内視鏡鏡胴１ａと内視鏡プロープ１ｂの
接合部および磁気リング４相互間又は磁気スリーブ５相
互間その他必要な部分に挿入し、連結することもでき
る。
【０００７】
【発明の効果】従来の能動内視鏡の構造を単純にして内
視鏡の細径化を実現し、製造、加工を容易にして価格の
低廉化による機器の普及を図るとともに、医学前には医
師や検査技師の病変に対する客観的な把握が容易とな
り、工業的には複雑な細径の管路内における検査、作業
を容易にする効果がある。
視鏡の細径化を実現し、製造、加工を容易にして価格の
低廉化による機器の普及を図るとともに、医学前には医
師や検査技師の病変に対する客観的な把握が容易とな
り、工業的には複雑な細径の管路内における検査、作業
を容易にする効果がある。
【図１】 請求項１記載の能動内視鏡の斜視図である。
【図２】 請求項２記載の能動内視鏡の斜視図である。
【図３】 請求項３記載の能動内視鏡の斜視図である。
【図４】 請求項４記載の能動内視鏡の斜視図である。
【図５】 請求項５記載の能動内視鏡の斜視図及び断面
図である。
図である。
【図６】 磁場内の強磁性体の動作を示す原理説明図で
ある。
ある。
【図７】 能動内視鏡を挿入した腎臓の例を示す断面図
である。
である。
１ａ 内視鏡鏡胴 １ｂ 内視鏡プ
ロープ １ｃ 内視鏡芯体 １ｄ 超音波振
動子 ２ 磁気シリンダ ３ 可撓スペー
サ ４ 磁気リング ５ 磁気スリー
ブ ６ 磁気ビース
ロープ １ｃ 内視鏡芯体 １ｄ 超音波振
動子 ２ 磁気シリンダ ３ 可撓スペー
サ ４ 磁気リング ５ 磁気スリー
ブ ６ 磁気ビース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 棚橋 善克 宮城県仙台市太白区八木山香澄町10−26 (72)発明者 石山 和志 宮城県仙台市青葉区上杉３丁目７−５ (72)発明者 荒井 賢一 宮城県仙台市泉区山の寺２丁目28−９ (72)発明者 本田 力雄 宮城県仙台市宮城野区扇町４丁目６−７ 本田精機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 内視鏡鏡胴（１ａ）と内視鏡プロープ
（１ｂ）から構成される可撓型内視鏡の先端に、磁化さ
れた磁性体からなる円筒形の磁気シリンダ（２）を１個
乃至複数個固着し、複数個の場合はそれぞれの磁気シリ
ンダ（２）を軟質材料又はコイルを用いた可撓スペーサ
（３）で連結して内視鏡プロープ（１ｂ）の先端に固着
した能動内視鏡。 - 【請求項２】 内視鏡鏡胴（１ａ）と内視鏡プロープ
（１ｂ）から構成される可撓型内視鏡の内視鏡鏡胴（１
ａ）に磁化された磁性体からなる環状の磁気リング
（４）を１個乃至複数個嵌め込んだ能動内視鏡。 - 【請求項３】 請求項２記載の能動内視鏡の先端に請求
項１記載の磁気シリンダを固着した能動内視鏡。 - 【請求項４】 内視鏡鏡胴（１ａ）と内視鏡プロープ
（１ｂ）から構成される可撓型内視鏡の丙視鏡鏡胴（１
ａ）の内部に内視鏡芯体（１ｃ）を包んで磁化された磁
性体からなる管状の磁気スリーブ（５）を嵌め込んで内
蔵した能動内視鏡。 - 【請求項５】 内視鏡鏡胴（１ａ）と内視鏡プロープ
（１ｂ）から構成される可撓型の超音波内視鏡の内視鏡
プロープ（１ｂ）内にある超音波振動子（１ｄ）の背面
に磁化された磁性体からなる磁気ピース（６）を固着し
て内蔵した能動内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10378125A JP2000175865A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 磁気トルクを用いた能動内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10378125A JP2000175865A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 磁気トルクを用いた能動内視鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000175865A true JP2000175865A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18509410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10378125A Pending JP2000175865A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 磁気トルクを用いた能動内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000175865A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7066879B2 (en) | 2003-07-15 | 2006-06-27 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Insertable device and system for minimal access procedure |
| EP1913865A1 (en) | 2006-10-17 | 2008-04-23 | Uchihashi Estec Co., Ltd. | Medical tube inserted in body cavity of patient and medical device set using the same |
| JP2008099712A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Uchihashi Estec Co Ltd | 医療用チューブ及び医療用デバイスセット |
| JP2008099713A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Uchihashi Estec Co Ltd | 医療用チューブ及び医療用デバイスセット |
| CN114236809A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-25 | 上海广智光学实业有限公司 | 一种内窥镜镜筒模块及其模块化内窥镜镜筒结构 |
| US11337603B2 (en) | 2017-05-08 | 2022-05-24 | Platform Imaging, LLC | Laparoscopic device implantation and fixation system and method |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10378125A patent/JP2000175865A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7066879B2 (en) | 2003-07-15 | 2006-06-27 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Insertable device and system for minimal access procedure |
| US8096941B2 (en) | 2003-07-15 | 2012-01-17 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Insertable device and system for minimal access procedure |
| US9730761B2 (en) | 2003-07-15 | 2017-08-15 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Insertable device and system for minimal access procedure |
| EP1913865A1 (en) | 2006-10-17 | 2008-04-23 | Uchihashi Estec Co., Ltd. | Medical tube inserted in body cavity of patient and medical device set using the same |
| JP2008099712A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Uchihashi Estec Co Ltd | 医療用チューブ及び医療用デバイスセット |
| JP2008099713A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Uchihashi Estec Co Ltd | 医療用チューブ及び医療用デバイスセット |
| US11337603B2 (en) | 2017-05-08 | 2022-05-24 | Platform Imaging, LLC | Laparoscopic device implantation and fixation system and method |
| CN114236809A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-03-25 | 上海广智光学实业有限公司 | 一种内窥镜镜筒模块及其模块化内窥镜镜筒结构 |
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