JP2000173263A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000173263A
JP2000173263A JP10346051A JP34605198A JP2000173263A JP 2000173263 A JP2000173263 A JP 2000173263A JP 10346051 A JP10346051 A JP 10346051A JP 34605198 A JP34605198 A JP 34605198A JP 2000173263 A JP2000173263 A JP 2000173263A
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line
signal
sub
power supply
refresh
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JP10346051A
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Tsukasa Oishi
司 大石
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフリフレッシュ時の消費電流を低減する
ことができる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 ロジック部100、DRAM部200、
PMOSトランジスタPT1,PT2を備える。通常モ
ードでPMOSトランジスタPT1がオフ、PT2がオ
ンになり、電源電圧Vcc2が全ての回路に供給され
る。パワーダウンモードでPMOSトランジスタPT1
がオン、PT2がオフになりセルフリフレッシュに必要
でない回路400には電源が供給されない。セルフリフ
レッシュに必要な回路300には、電源電圧Vcc1が
供給されリフレッシュが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、さらに詳しくは、通常モードおよびパワーダウン
モードを有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)と呼ばれる半導体記憶装置では、メモリセル
に蓄積されたデータを保持するためリフレッシュ動作が
行われる。リフレッシュはワード線単位で行われ、選択
されたワード線にパルスを印加するとワード線上のすべ
てのメモリセルに対して、微小信号読出し・増幅・再書
込み動作が行われ、そのワード線上のすべてのメモリセ
ルが同時にリフレッシュされる。このようにしてワード
線を順次選択し続けることによって、すべてのメモリセ
ルがリフレッシュされる。リフレッシュ動作を実行する
手法には、一定期間のインターバル毎に1サイクル(1
ワード線)のリフレッシュを実施する手法と、一定時間
が経つとすべてのメモリセルをバースト的にリフレッシ
ュする手法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなリフレッ
シュ動作を実施している期間には、リフレッシュ動作に
必要な回路だけでなくリフレッシュ動作には必要ない回
路も動作している。したがって、これら必要ない回路に
含まれるトランジスタの活性化に伴うリーク電流が発生
する。このリーク電流はトランジスタのしきい値を下げ
るほど大きくなる。トランジスタの微細化に伴ってその
しきい値も下げなければならないが、このようなトラン
ジスタを使用する回路では全体の消費電流が増大するこ
とになる。
【0004】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、セルフリフレ
ッシュ時の消費電流を低減することができる半導体記憶
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
したがった半導体記憶装置は、通常モードおよびパワー
ダウンモードを有し、複数のメモリセルと、複数の第1
のワード線と、複数のビット線対と、センスアンプと、
アドレスバッファと、セルフリフレッシュ制御手段と、
行デコーダと、複数の第1のワード線ドライバと、第1
の電源と、第2の電源とを備える。複数のメモリセル
は、行および列に配置される。複数の第1のワード線
は、行に配置される。複数のビット線対は、列に配置さ
れる。センスアンプは、複数のビット線対のデータ信号
を増幅する。アドレスバッファは、外部アドレス信号に
応答して内部アドレス信号を発生する。セルフリフレッ
シュ制御手段は、パワーダウンモードのときリフレッシ
ュアドレス信号を発生する。行デコーダは、通常モード
のとき内部アドレス信号に応答してデコード信号を発生
し、かつパワーダウンモードのときリフレッシュアドレ
ス信号に応答してデコード信号を発生する。複数の第1
のワード線ドライバは、複数の第1のワード線に対応し
て設けられ、デコード信号に応答して対応する第1のワ
ード線を活性化する。第1の電源は、通常モードのとき
センスアンプ、アドレスバッファ、セルフリフレッシュ
制御手段、行デコーダ、および複数の第1のワード線ド
ライバに電源電圧を供給し、かつパワーダウンモードの
ときセンスアンプ、アドレスバッファ、セルフリフレッ
シュ制御手段、行デコーダ、および複数の第1のワード
線ドライバに電源電圧を供給しない。第2の電源は、パ
ワーダウンモードのときセンスアンプ、セルフリフレッ
シュ制御手段、行デコーダ、および複数の第1のワード
線ドライバに電源電圧を供給し、かつ通常モードのとき
センスアンプ、セルフリフレッシュ制御手段、行デコー
ダ、および複数の第1のワード線ドライバに電源電圧を
供給しない。
【0006】この発明のもう1つの局面に従った半導体
記憶装置は、通常モードおよびパワーダウンモードを有
し、メイン電源線と、メイン接地線と、第1および第2
のサブ電源線と、第1および第2のサブ接地線と、複数
のメモリセルと、複数の第1のワード線と、複数のビッ
ト線対と、センスアンプと、アドレスバッファと、セル
フリフレッシュ制御手段と、行デコーダと、複数の第1
のワード線ドライバと、第1の接続手段と、第2の接続
手段と、第3の接続手段と、第4の接続手段とを備え
る。メイン電源線は、電源電圧を受ける。メイン接地線
は、接地電圧を受ける。複数のメモリセルは、行および
列に配置される。複数の第1のワード線は、行に配置さ
れる。複数のビット線対は、列に配置される。センスア
ンプは、複数のビット線対のデータ信号を増幅する。ア
ドレスバッファは、外部アドレス信号に応答して内部ア
ドレス信号を発生する。セルフリフレッシュ制御手段
は、パワーダウンモードのときリフレッシュアドレス信
号を発生する。行デコーダは、通常モードのとき内部ア
ドレス信号に応答してデコード信号を発生し、かつパワ
ーダウンモードのときリフレッシュアドレス信号に応答
してデコード信号を発生する。複数の第1のワード線ド
ライバは、複数の第1のワード線に対応して設けられ、
デコード信号に応答して対応する第1のワード線を活性
化する。第1の接続手段は、通常モードのときメイン電
源線と第1のサブ電源線とを接続し、かつパワーダウン
モードのときメイン電源線と第1のサブ電源線とを非接
続にする。第2の接続手段は、通常モードのときメイン
接地線と第1のサブ接地線とを接続し、かつパワーダウ
ンモードのときメイン接地線と第1のサブ接地線とを非
接続にする。第3の接続手段は、パワーダウンモードの
ときメイン電源線と第2のサブ電源線とを接続し、かつ
通常モードのときメイン電源線と第2のサブ電源線とを
非接続にする。第4の接続手段は、パワーダウンモード
のときメイン接地線と第2のサブ接地線とを接続し、か
つ通常モードのときメイン接地線と第2のサブ接地線と
を非接続にする。上記アドレスバッファは、複数の第1
の論理回路と、複数の第2の論理回路とを含む。複数の
第1の論理回路は、メイン電源線と第1のサブ接地線と
の間に接続され、パワーダウンモードで論理ハイレベル
の信号を出力する。複数の第2の論理回路は、第1のサ
ブ電源線とメイン接地線との間に接続され、パワーダウ
ンモードで論理ローレベルの信号を出力する。上記セル
フリフレッシュ制御手段は、複数の第3の論理回路と、
複数の第4の論理回路とを含む。複数の第3の論理回路
は、メイン電源線と第2のサブ接地線との間に接続さ
れ、通常モードで論理ハイレベルの信号を出力する。複
数の第4の論理回路は、第2のサブ電源線とメイン接地
線との間に接続され、通常モードで論理ローレベルの信
号を出力する。
【0007】好ましくは、上記セルフリフレッシュ制御
手段は、所定時間ごとにバースト的に前記リフレッシュ
アドレス信号を発生する。
【0008】好ましくは、上記複数の第1のワード線ド
ライバの各々は、駆動信号発生手段と、第1の駆動回路
と、第2の駆動回路とを含む。駆動信号発生手段は、行
デコーダから対応するデコード信号を受けたとき駆動信
号を発生する。第1の駆動回路は、通常モードのとき駆
動信号に応答して対応する第1のワード線を活性化す
る。第2の駆動回路は、パワーダウンモードのとき駆動
信号に応答して対応する第1のワード線を活性化する。
【0009】好ましくは、上記第2の駆動回路は、トラ
ンスファゲートを含む。トランスファゲートは、駆動信
号発生手段と第1のワード線との間に接続され、セルフ
リフレッシュが行われているときオンになる。
【0010】好ましくは、上記半導体記憶装置はさら
に、メイン昇圧線と、第1および第2のサブ昇圧線と、
メイン接地線と、第1および第2のサブ接地線と、第1
の接続手段と、第2の接続手段と、第3の接続手段と、
第4の接続手段とを備え、上記第1の駆動回路は、第1
のインバータと、第2のインバータとを含む。メイン昇
圧線は、電源電圧よりも高い電圧を受ける。メイン接地
線は、接地電圧を受ける。第1の接続手段は、通常モー
ドのときメイン昇圧線と第1のサブ昇圧線とを接続し、
かつパワーダウンモードのときメイン昇圧線と第1のサ
ブ昇圧線とを非接続にする。第2の接続手段は、通常モ
ードのときまたはパワーダウンモードであってセルフリ
フレッシュが行われていないときメイン接地線と第1の
サブ接地線とを接続し、かつパワーダウンモードであっ
てセルフリフレッシュが行われているときメイン接地線
と第1のサブ接地線とを非接続にする。第3の接続手段
は、通常モードのときまたはパワーダウンモードであっ
てセルフリフレッシュが行われていないときメイン昇圧
線と第2のサブ昇圧線とを接続し、かつパワーダウンモ
ードであってセルフリフレッシュが行われているときメ
イン昇圧線と第2のサブ昇圧線とを非接続にする。第4
の接続手段は、通常モードのときメイン接地線と第2の
サブ接地線とを接続し、かつパワーダウンモードのとき
メイン接地線と第2のサブ接地線とを非接続にする。第
1のインバータは、第1のサブ昇圧線と第1のサブ接地
線との間に接続され、駆動信号に応答してその反転信号
を出力する。第2のインバータは、第2のサブ昇圧線と
第2のサブ接地線との間に接続され、第1のインバータ
の出力を受けて対応する第1のワード線を活性化する。
【0011】好ましくは、上記行デコーダは、第1のデ
コード回路と、第2のデコード回路とを含む。第1のデ
コード回路は、通常モードのとき内部アドレス信号に応
答してデコード信号を発生する。第2のデコード回路
は、パワーダウンモードのときリフレッシュアドレス信
号に応答してデコード信号を発生する。
【0012】好ましくは、上記半導体記憶装置はさら
に、複数のサブデコーダと、複数のブロックとを備え
る。複数のサブデコーダは、デコード信号に応答してサ
ブデコード信号を発生する。複数のブロックは、複数の
サブデコーダに対応して設けられる。複数のブロックの
各々は、複数の第2のワード線と、複数の第2のワード
線ドライバとを含む。複数の第2のワード線は、複数の
第1のワード線に対応して設けられる。複数の第2のワ
ード線ドライバは、複数の第2のワード線に対応して設
けられ、対応する第1のワード線の電圧および対応する
サブデコーダからのサブデコード信号に応答して対応す
る第2のワード線を活性化する。複数のサブデコーダの
各々は、駆動信号発生手段と、第1のサブデコード回路
と、第2のサブデコード回路とを含む。駆動信号発生手
段は、行デコーダから対応するデコード信号を受けたと
き駆動信号を発生する。第1のサブデコード回路は、通
常モードのとき駆動信号に応答してサブデコード信号を
発生する。第2のサブデコード回路は、パワーダウンモ
ードのとき駆動信号に応答してサブデコード信号を発生
する。
【0013】好ましくは、上記半導体記憶装置はさら
に、複数のトランジスタと、イコライズ線と、ドライバ
と、ラッチ回路とを備える。複数のトランジスタは、複
数のビット線対間に接続される。イコライズ線は、複数
のトランジスタのゲートに共通に接続される。ドライバ
は、通常モードのときイコライズ信号に応答してイコラ
イズ線を活性化する。ラッチ回路は、パワーダウンモー
ドのときイコライズ信号に応答してイコライズ線を活性
化する。
【0014】この発明のもう1つの局面にしたがった半
導体記憶装置は、通常モードおよびパワーダウンモード
を有し、複数の論理回路群を含むロジック部と、DRA
M部とを備える。DRAM部は、複数のメモリセルと、
複数の第1のワード線と、複数のビット線対と、センス
アンプと、アドレスバッファと、セルフリフレッシュ制
御手段と、行デコーダと、複数の第1のワード線ドライ
バとを含む。複数のメモリセルは、行および列に配置さ
れる。複数の第1のワード線は、行に配置される。複数
のビット線対は、列に配置される。センスアンプは、複
数のビット線対のデータ信号を増幅する。アドレスバッ
ファは、外部アドレス信号に応答して内部アドレス信号
を発生する。セルフリフレッシュ制御手段は、パワーダ
ウンモードのときリフレッシュアドレス信号を発生す
る。行デコーダは、通常モードのとき内部アドレス信号
に応答してデコード信号を発生し、かつパワーダウンモ
ードのときリフレッシュアドレス信号に応答してデコー
ド信号を発生する。複数の第1のワード線ドライバは、
複数の第1のワード線に対応して設けられ、デコード信
号に応答して対応する第1のワード線を活性化する。上
記半導体記憶装置はさらに、第1の電源と、第2の電源
と、一時待避手段とを備える。第1の電源は、通常モー
ドのときロジック部、センスアンプ、アドレスバッフ
ァ、セルフリフレッシュ制御手段、行デコーダ、および
複数の第1のワード線ドライバに電源電圧を供給し、か
つパワーダウンモードのときロジック部、センスアン
プ、アドレスバッファ、セルフリフレッシュ制御手段、
行デコーダ、および複数の第1のワード線ドライバに電
源電圧を供給しない。第2の電源は、パワーダウンモー
ドのときセンスアンプ、セルフリフレッシュ制御手段、
行デコーダ、および複数の第1のワード線ドライバに電
源電圧を供給し、かつ通常モードのときセンスアンプ、
セルフリフレッシュ制御手段、行デコーダ、および複数
の第1のワード線ドライバに電源電圧を供給しない。一
時退避手段は、パワーダウンモードになる前に複数の論
理回路群のデータを一時的にDRAM部に退避させる。
【0015】好ましくは、上記一時待避手段はさらに、
シリアルレジスタを含む。シリアルレジスタは、複数の
論理回路群のデータを同時に取り込みそれらをシリアル
に出力する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明を繰返さない。
【0017】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1による半導体記憶装置の構成を示すブロック図
である。
【0018】図1を参照して、この半導体記憶装置は、
同一チップ1000上に形成されたロジック部100と
DRAM部200と、PチャネルMOSトランジスタP
T1,PT2とを備える。
【0019】ロジック部100とDRAM部200との
間では、DRAM部200全体の動作の基準となる相補
なクロック信号CLK、/CLK、DRAM部200へ
の入力を可能とするクロックイネーブル信号CKE、コ
マンドの入力を識別する信号/CS、ロウ系のコマンド
が入力されたことを示す信号/RAS、コラム系のコマ
ンドが入力されたことを示す信号/CAS、リード、ラ
イトの識別信号である信号/WE、入力信号のHレベル
/Lレベルを判定する基準電位Vref、アドレス信号
A0〜A12、内蔵する8個のメモリバンクのバンクア
ドレスBA0〜BA2、および32ビットのデータの入
出力信号DQ0〜DQ31の転送が行われる。
【0020】クロックイネーブル信号CKEが活性化さ
れていない間はDRAM部200は動作しない。この非
活性期間中は、DRAM部200はパワーダウンモード
か、セルフリフレッシュモードとなる。
【0021】信号/CSが活性化されている間は、クロ
ックの立上がりエッジにてコマンドが認識される。
【0022】アドレス信号A0〜A12は、ロウアドレ
スの入力としては13ビットすべてが使用され、コラム
アドレスの入力としては、13ビットのうち10ビット
が使用される。また、モードレジスタへの書込用として
もアドレス信号の一部が使用される。
【0023】DRAM部200は、クロック信号CL
K、/CLKを受けて内部制御クロック信号を生成する
制御信号発生回路26と、入力されるコマンドを認識す
るモードデコーダ2と、動作モードを保持するモードレ
ジスタ16と、ロウアドレスを取込むロウアドレスラッ
チ8と、コラムアドレスを取込むコラムアドレスラッチ
12と、バンクアドレスからバンクアドレス信号を取込
むバンクアドレスラッチ18と、バンクアドレスラッチ
18の出力するバンクアドレスをデコードして対応する
バンクを活性化するバンクデコーダ20とを含む。
【0024】DRAM部200は、さらに、リフレッシ
ュ動作時にリフレッシュアドレスを発生するリフレッシ
ュ制御回路SRCと、セルフリフレッシュ制御回路SR
Cの出力するリフレッシュアドレスを受けて対応する信
号をロウデコーダRDに出力するプリデコーダPDとを
含む。
【0025】DRAM部200は、さらに、ロウアドレ
スラッチ8の出力するアドレスを受けて対応する信号を
ロウデコーダRDに出力するロウプリデコーダ10と、
バースト動作時に連続したコラムアドレスを発生するバ
ーストアドレスカウンタ28と、バーストアドレスカウ
ンタ28の出力するアドレスを受けて対応する信号をコ
ラムデコーダCDに出力するコラムプリデコーダ14と
を含む。
【0026】DRAM部200は、さらに、DRAM部
200の外部とグローバルデータバスG−I/Oとの間
でデータレートを変換しデータ授受を行なうデータ変換
部22と、ロウプリデコーダ10、コラムプリデコーダ
14およびバンクデコーダの出力に応じてグローバルデ
ータバスG−I/Oとデータの授受を行なうメモリバン
クBANK0〜BANK7とを含む。グローバルデータ
バスG−I/Oは8つのメモリバンクBANK0−BA
NK7とデータの授受を行う。
【0027】メモリバンクBANK0−BANK7の各
々は、メモリセルアレイMAと、ロウデコーダRDと、
コラムデコーダCDと、センスアンプSAと、入出力回
路I/Oとを含む。メモリセルアレイMAは、行および
列に配置された複数のメモリセルMCと、行に配置され
た複数のワード線WLと、列に配置された複数のビット
線対BLとを含む。ロウデコーダRDは、ロウプリデコ
ーダ10またはプリデコーダPDからの信号に応答して
デコード信号を発生する。コラムデコーダCDは、コラ
ムプリデコーダ14からの信号に応答して対応するビッ
ト線対BLを選択する。センスアンプSAは、ビット線
対BL上に読み出されたメモリセルMCデータ信号を増
幅する。入出力回路I/Oは、コラムデコーダCDによ
って選択されたビット線対BLとグローバル入出力線対
G−I/Oとの間でデータ信号の転送をする。
【0028】PチャネルMOSトランジスタPT1は、
外部電源電圧Vccを受けるピンP1と電源ノードVc
c1との間に接続され、クロックイネーブル信号CKE
の反転信号/CKEに応答してオン/オフする。Pチャ
ネルMOSトランジスタPT2は、外部電源電圧Vcc
を受けるピンP2と電源ノードVcc2との間に接続さ
れ、クロックイネーブル信号CKEに応答してオン/オ
フする。
【0029】図2は、図1に示された半導体記憶装置の
電源供給系統を示すブロック図である。図2を参照し
て、この半導体記憶装置を構成する回路は、大きくセル
フリフレッシュに必要な回路300とセルフリフレッシ
ュに必要でない回路400とに分けられる。図1に示さ
れた半導体記憶装置のうち、セルフリフレッシュに必要
な回路300には、セルフリフレッシュ制御回路SR
C、プリデコーダPD、メモリバンクBANK0〜BA
NK7が含まれる。セルフリフレッシュに必要でない回
路400には、ロジック部100、制御信号発生回路2
6、モードデコーダ2、モードレジスタ16、ロウアド
レスラッチ8、コラムアドレスラッチ12、バンクアド
レスラッチ18、データ変換部22、バーストアドレス
カウンタ28、バンクデコーダ20、ロウプリデコーダ
10、コラムプリデコーダ14が含まれる。
【0030】この半導体記憶装置は、クロックイネーブ
ル信号CKEがHレベルのとき通常モードとなる。この
とき、PチャネルMOSトランジスタPT1がオフにな
り、PチャネルMOSトランジスタPT2がオンにな
る。この結果、ピンP2からの電源電圧Vcc2がセル
フリフレッシュに必要な回路300およびセルフリフレ
ッシュに必要でない回路400の両方、すなわち半導体
記憶装置の全ての回路に供給される。これにより、この
半導体記憶装置は通常の動作を行う。
【0031】また、この半導体記憶装置は、クロックイ
ネーブル信号CKEがLレベルのときパワーダウンモー
ドになる。このとき、PチャネルMOSトランジスタP
T1がオンになり、PチャネルMOSトランジスタPT
2はオフになる。これによりセルフリフレッシュに必要
でない回路400には電源が供給されないため、これら
の回路に含まれるトランジスタにおいてリーク電流が発
生することがない。この結果、パワーダウンモードでの
消費電流が低減される。一方、セルフリフレッシュに必
要な回路300には、ピンP1からの電源電圧Vcc1
が供給され、この電源電圧Vcc1によりパワーダウン
モード中もリフレッシュが行われ、メモリセルMCのデ
ータは保持される。
【0032】図3は、図1に示されたセルフリフレッシ
ュ制御回路SRCの構成を示すブロック図である。図3
を参照して、セルフリフレッシュ制御回路SRCは、タ
イマ回路310と、トリガパルス発生回路320と、サ
イクル時間計測タイマ回路330と、RASクロック発
生回路340と、アドレスカウンタ350と、制御用遅
延回路360とを含む。タイマ回路310は、クロック
イネーブル信号CKEの反転信号/CKE、図1に示さ
れるモードデコーダ2からのせるふリフレッシュセット
信号SR、およびアドレスカウンタ350からのタイマ
リセット信号TRに応答して一定時間の計測を行う。ま
た、タイマ回路310は、しきい値の高いトランジスタ
で構成されるため、動作中のリーク電流は小さい。トリ
ガパルス発生回路320は、タイマ回路310による一
定時間の計測が終了するとトリガパルス信号を発生す
る。サイクル時間計測タイマ回路330は、トリガパル
ス発生回路320からのトリガパルス信号に応答して所
定時間ごとにサイクリックパルス信号を発生する。RA
Sクロック発生回路340は、サイクリックパルス信号
に応答してRASクロック信号を発生する。アドレスカ
ウンタ350は、RASクロック信号に応答してアドレ
スを順次インクリメントしてリフレッシュアドレス信号
として出力し、アドレスが一周するとタイマリセット信
号TRを発生する。アドレスは電源投入時のパワーオン
リセット信号PORまたはクロックイネーブル信号の反
転信号/CKEによってリセットされる。制御用遅延回
路360は、RASクロック信号を遅延させてワード線
活性化信号XD、イコライズ信号ES、およびセンスア
ンプ活性化信号SENを発生する。
【0033】図4は、図1に示されたプリデコーダPD
の構成を示すブロック図である。図4を参照して、プリ
デコーダPDは、インバータIVと、パストランジスタ
ロジックとによって構成される。なお、図4では、一例
として8ビット入力256ビット出力の場合を示す。図
5は、図4に示されたパストランジスタロジックのうち
2つの入力A、Bを受けて信号Out1、/Out1を
出力するパストランジスタロジック回路を示す図であ
る。図6は、図5に示されたパストランジスタロジック
回路の回路構成を示す回路図である。図6を参照して、
このパストランジスタロジック回路では、入力BがHレ
ベルのときは入力A、/Aがそれぞれ信号Out1、/
Out1として出力され、入力BがLレベルのときは入
力B、/Bがそれぞれ信号Out1、/Out1として
出力される。このようにパストランジスタロジック回路
では、NチャネルMOSトランジスタNTのシリアル接
続とパラレル接続の複合形で論理が構成され、電源とグ
ランドがパストランジスタロジック回路内に存在しない
という特徴を有する。したがって、パストランジスタロ
ジック回路への入力A、BがLレベルに固定されていれ
ばリーク電流が発生することがない。したがって、パス
トランジスタロジック回路を構成するNチャネルMOS
トランジスタNTのしきい値を極端に低下させることが
可能であり、高速化が図れる。
【0034】次に、以上のように構成された半導体記憶
装置のセルフリフレッシュ動作について図7を参照しつ
つ説明する。
【0035】クロックイネーブル信号CKEがLレベル
になるとパワーダウンモードとなる。クロックイネーブ
ル信号CKEがLレベルになるのに応答してアドレスカ
ウンタ350がリセットされる。アドレスカウンタ35
0からは初期値のセルフリフレッシュアドレス信号が出
力され、プリデコーダPDは、このセルフリフレッシュ
アドレス信号に対応したワード線WLを選択する。
【0036】さらに、コマンドの入力を識別する信号/
CS、およびロウ系のコマンドが入力されたことを示す
信号/RASが同時にLレベルになるとセルフリフレッ
シュモードとなり、モードデコーダ2から活性のセルフ
リフレッシュセット信号SRがタイマ回路310に供給
される。
【0037】このセルフリフレッシュセット信号SRに
応答してタイマ回路310は一定時間T1の計測を開始
する。タイマ回路310による一定時間の計測が終了す
るとトリガパルス発生回路320はトリガパルス信号を
発生する。
【0038】トリガパルス信号に応答して、サイクル時
間計測タイマ回路330は、所定時間T2後にサイクリ
ックパルス信号を発生する。このサイクリックパルス信
号のエッジに応答して制御用遅延回路360はイコライ
ズ信号ESを発生する。このイコライズ信号ESに応答
してメモリセルアレイMAのビット線対BL間の電圧が
イコライズされる。
【0039】制御用遅延回路360は、続いてワード線
活性化信号XDを発生し、これに応答してプリデコーダ
PDによって選択されたリフレッシュアドレス信号の初
期値に対応するワード線WLが活性化される。これによ
り、活性化されたワード線WL上のメモリセルMCのデ
ータがビット線対BL上に読み出される。
【0040】制御用遅延回路360は、続いてセンスア
ンプ活性化信号SENを発生し、これに応答してセンス
アンプSAは、ビット線対BL上に読み出されたデータ
信号を増幅する。なお、通常モード時のセンスアンプに
よる増幅時間を短縮するため、センスアンプには低しき
い値のトランジスタを用いているが、セルフリフレッシ
ュの際には、基板電位をトランジスタのソース電位に対
して低くし、基板電圧をトランジスタに印加すること
で、リーク電流を削減することができる。また、センス
アンプのコモンソース線に流す電流も小さくする。
【0041】増幅されたデータ信号はふたたびメモリセ
ルMCに書き込まれる。以上の動作により、アドレスカ
ウンタ350の初期値に対応するワード線WL上のメモ
リセルMCのリフレッシュが終了する。
【0042】続いて、アドレスカウンタ350によりア
ドレスの値がインクリメントされ、このアドレスに対応
したワード線WLのリフレッシュが上記と同様にして行
われる。このリフレッシュは、アドレスカウンタ350
が一周するまで、すなわち、すべてのワード線WLにつ
いてのリフレッシュが終了するまで繰返される。アドレ
スカウンタ350が一周すると、アドレスカウンタ35
0はタイマリセット信号TRを発生しリフレッシュ動作
が終了する。その後再びタイマ回路310は、次のセル
フリフレッシュが開始されるまでの時間T1を計測す
る。もしくは、その途中で、セルフリフレッシュ動作か
ら抜ける場合には、アドレスカウンタ350やタイマ回
路310がリセットされる。
【0043】以上のように、この実施の形態1による半
導体記憶装置は、電源電圧を受けるピンP1、P2と、
PチャネルMOSトランジスタPT1、PT2と、セル
フリフレッシュ制御回路SRCと、プリデコーダPDと
を設けたため、パワーダウンモードのときセルフリフレ
ッシュに必要でない回路400には電源が供給されず、
消費電流が低減される。一方、セルフリフレッシュに必
要な回路300には、ピンP1からの電源電圧Vcc1
が供給され、この電源電圧Vcc1によりパワーダウン
モード中もリフレッシュが行われ、メモリセルMCのデ
ータは保持される。
【0044】[実施の形態2]図8は、この発明の実施
の形態2による半導体記憶装置の電源供給系統を示すブ
ロック図である。図8を参照して、この半導体記憶装置
は、メイン電源線MVccと、メイン接地線MVss
と、サブ電源線SVcc1、SVcc2と、サブ接地線
SVss1、SVss2と、PチャネルMOSトランジ
スタPT11、PT21と、NチャネルMOSトランジ
スタNT11、NT21と、AND回路AD21と、O
R回路OR21と、セルフリフレッシュに必要な回路3
00と、セルフリフレッシュに必要でない回路400と
を備える。メイン電源線MVccは、電源電圧Vccを
受ける。メイン接地線MVssは、接地電圧Vssを受
ける。PチャネルMOSトランジスタPT11は、メイ
ン電源線MVccとサブ電源線SVcc1 との間に接続
され、クロックイネーブル信号CKEの反転信号/CK
Eに応答してオン/オフする。NチャネルMOSトラン
ジスタNT11は、メイン接地線MVssとサブ接地線
SVss1との間に接続され、クロックイネーブル信号
CKEに応答してオン/オフする。AND回路AD21
は、クロックイネーブル信号の反転信号/CKEとセル
フリフレッシュセット信号の反転信号/SRとの論理積
を出力する。PチャネルMOSトランジスタPT21
は、メイン電源線MVccとサブ電源線SVcc2との
間に接続され、AND回路AD21の出力に応答してオ
ン/オフする。OR回路OR21は、クロックイネーブ
ル信号CKEとセルフリフレッシュセット信号SRとの
論理和を出力する。NチャネルMOSトランジスタNT
21は、メイン接地線MVssとサブ接地線SVss2
との間に接続され、OR回路OR21の出力に応答して
オン/オフする。
【0045】実施の形態1と同様に、セルフリフレッシ
ュに必要な回路300には、セルフリフレッシュ制御回
路SRC、プリデコーダPD、メモリバンクBANK0
〜BANK7が含まれる。また、セルフリフレッシュに
必要でない回路400には、ロジック部100、制御信
号発生回路26、モードデコーダ2、モードレジスタ1
6、ロウアドレスラッチ8、コラムアドレスラッチ1
2、バンクアドレスラッチ18、データ変換部22、バ
ーストアドレスカウンタ28、バンクデコーダ20、ロ
ウプリデコーダ10、コラムプリデコーダ14が含まれ
る。
【0046】セルフリフレッシュに必要でない回路40
0には、パワーダウンモードのときその出力がLレベル
またはHレベルに固定されている論理回路が含まれる。
パワーダウンモードのときLレベルの信号を出力する論
理回路については、その電源ノードをサブ電源線SVc
c1に接続し、接地ノードがメイン接地線MVssに接
続する。パワーダウンモードのときHレベルの信号を出
力する論理回路については、その電源ノードをメイン電
源線MVccに接続し、接地ノードをサブ接地線SVs
s1に接続する。
【0047】セルフリフレッシュに必要な回路300に
ついても、パワーダウンモードであってセルフリフレッ
シュが行われていない期間の出力がLレベルまたはHレ
ベルに固定されている論理回路が含まれる。パワーダウ
ンモードであってセルフリフレッシュが行われていない
期間Lレベルの信号を出力する論理回路については、そ
の電源ノードをサブ電源線SVcc2に接続し、接地ノ
ードをメイン接地線MVssに接続する。パワーダウン
モードであってセルフリフレッシュが行われていない期
間Hレベルの信号を出力する論理回路については、その
電源ノードをメイン電源線MVccに接続し、接地ノー
ドをサブ接地線SVss2に接続する。
【0048】例えば、図3に示されるアドレスカウンタ
350は、タイマ回路310が時間を検出する前、すな
わちパワーダウンモードであってセルフリフレッシュが
行われていない期間はクロックイネーブル信号の反転信
号/CKEまたはパワーオンリセット信号PORにより
その状態が決められている。したがってパワーダウンモ
ードであってセルフリフレッシュが行われていない期間
Lレベルの信号を出力する論理回路については、その電
源ノードをサブ電源線SVcc2に接続しかつ接地ノー
ドをメイン接地線MVssに接続する。また、パワーダ
ウンモードであってセルフリフレッシュが行われていな
い期間Hレベルの信号を出力する論理回路については、
その電源ノードをメイン電源線MVccに接続しかつ接
地ノードをサブ接地線SVss2に接続する。このよう
な階層電源構成により、低しきい値のトランジスタで構
成されている場合のリーク電流を削減することができ
る。
【0049】次に、以上のように構成された半導体記憶
装置の動作について説明する。クロックイネーブル信号
CKEがHレベルのとき通常モードとなる。このとき、
PチャネルMOSトランジスタPT11およびNチャネ
ルMOSトランジスタNT11はオンになる。これによ
り、メイン電源線MVccとサブ電源線SVcc1、メ
イン接地線MVssとサブ接地線SVss1が接続さ
れ、セルフリフレッシュに必要でない回路400にはサ
ブ電源線SVcc1およびサブ接地線SVss1を通じ
て電源電圧および接地電圧が供給される。また、Pチャ
ネルMOSトランジスタPT21およびNチャネルMO
SトランジスタNT21はオンになる。これにより、メ
イン電源線MVccとサブ電源線SVcc2、メイン接
地線MVssとサブ接地線SVss2が接続され、セル
フリフレッシュに必要な回路300にはサブ電源線SV
cc2およびサブ接地線SVss2を通じて電源電圧お
よび接地電圧が供給される。この結果、半導体記憶装置
は通常と同様の動作を行う。
【0050】クロックイネーブル信号CKEがLレベル
のときパワーダウンモードとなる。このとき、Pチャネ
ルMOSトランジスタPT11およびNチャネルMOS
トランジスタNT11はオフになる。これにより、セル
フリフレッシュに必要でない回路400に流れるリーク
電流が低減される。
【0051】パワーダウンモードであってセルフリフレ
ッシュが行われていないとき、クロックイネーブル信号
CKEがLレベルとなりかつセルフリフレッシュセット
信号SRがLレベルとなる。このとき、PチャネルMO
SトランジスタPT21およびNチャネルMOSトラン
ジスタNT21はオフになる。これにより、セルフリフ
レッシュに必要な回路300に流れるリーク電流が低減
される。
【0052】セルフリフレッシュが行われているとき、
クロックイネーブル信号CKEがLレベルとなりかつセ
ルフリフレッシュセット信号SRがHレベルとなる。こ
のとき、PチャネルMOSトランジスタPT21および
NチャネルMOSトランジスタNT21はオンになる。
これにより、セルフリフレッシュに必要な回路300に
はサブ電源線SVcc2およびサブ接地線SVss2を
通じて電源電圧および接地電圧が供給され、セルフリフ
レッシュが行われる。
【0053】以上のように、この実施の形態2では、メ
イン電源線MVccと、サブ電源線SVcc1、SVc
c2と、メイン接地線MVssと、サブ接地線SVss
1、SVss2と、PチャネルMOSトランジスタPT
11、PT21と、NチャネルMOSトランジスタNT
11、NT21とを設けて、階層電源構成をとることに
より、パワーダウン時にセルフリフレッシュに必要でな
い回路400に流れるリーク電流を低減することができ
る。さらに、パワーダウンモードであってセルフリフレ
ッシュが行われていないときにセルフリフレッシュに必
要な回路300に流れるリーク電流を低減することもで
きる。
【0054】[実施の形態3]セルフリフレッシュ時に
は、通常モードでの動作のような高速なセンシングを必
要としない。この実施の形態3は、この点に着目してパ
ワーダウンモードでの消費電流を低減することを目的と
するものである。
【0055】この実施の形態3による半導体記憶装置
は、メモリセルアレイMA以外の基本構成を図1に示さ
れた半導体記憶装置と同じくする。
【0056】図9は、実施の形態3による半導体記憶装
置において、メモリバンクBANK0−BANK7の各
々に対応して設けられたメモリセルアレイ部の構成を示
すブロック図である。図9を参照して、メモリセルアレ
イ部は、行に配置された複数のメインワード線MWL
と、複数のメインワード線MWLに対応して設けられた
複数のメインワードドライバMWDと、n個のサブデコ
ード回路SDR1−SDRnと、n個のブロックとを含
む。複数のメインワード線MWLは、行に配置される。
メインワードドライバMWLは、ロウデコーダRDから
の対応するデコード信号に応答してメインワード線MW
Lを選択する。サブデコード回路SRD1−SRDnの
各々は、ロウデコーダRDからの対応するデコード信号
に応答してサブデコード信号SD、/SDを発生する。
n個のブロックBK1−BKnの各々は、行および列に
配置された複数のメモリセルMCと、複数のメインワー
ド線MWLに対応して設けられた複数のサブワード線S
WLと、列に配置された複数のビット線対BL,/BL
と、複数のサブワード線SWLに対応して設けられ、サ
ブデコード信号SD、/SDおよび対応するメインワー
ド線MWLの電圧に応答してサブワード線SWLを活性
化する複数のサブワード線ドライバとを含む。
【0057】図10は、図9に示された複数のメインワ
ードドライバMWDのうちの1つの構成を詳しく示す図
である。
【0058】図9には示されていないが、この半導体記
憶装置はさらに、電源電圧よりも高い電圧を受けるメイ
ン昇圧線Vppと、サブ昇圧線Vp1−Vp3と、サブ
接地線Vs1,Vs2と、PチャネルMOSトランジス
タPT31−PT33と、NチャネルMOSトランジス
タNT31、NT32と、SR信号発生回路SGとを備
える。SR信号発生回路SGは、セルフリフレッシュセ
ット信号SRに応答してSR信号SR1、SR2を発生
する。PチャネルMOSトランジスタPT31は、メイ
ン昇圧線Vppとサブ昇圧線Vp1との間に接続され、
SR信号SR2に応答してオン/オフする。Pチャネル
MOSトランジスタPT32は、メイン昇圧線Vppと
サブ昇圧線Vp2との間に接続され、SR信号SR1に
応答してオン/オフする。PチャネルMOSトランジス
タPT33は、メイン昇圧線Vppとサブ昇圧線Vp3
との間に接続され、SR信号SR1に応答してオン/オ
フする。NチャネルMOSトランジスタNT31は、接
地線Vssとサブ接地線Vs1との間に接続され、信号
/SR1に応答してオン/オフする。NチャネルMOS
トランジスタNT32は、接地線Vssとサブ接地線V
s2との間に接続され、信号/SR2に応答してオン/
オフする。
【0059】メインワードドライバMWDは、駆動信号
発生回路DSG41と、PチャネルMOSトランジスタ
PT41,PT42と、NチャネルMOSトランジスタ
NT44と、ドライバDV51,DV52と、トランス
ファゲートTG53とを含む。駆動信号発生回路DSG
41は、ノードN41と接地ノードVssとの間に直列
に接続されたNチャネルMOSトランジスタNT41−
NT43を含む。NチャネルMOSトランジスタNT4
1−NT43は、ロウデコーダRDからのデコード信号
をゲートに受ける。NチャネルMOSトランジスタNT
44は、ノードN41とノードN42との間に接続さ
れ、図3に示される制御用遅延回路360からのワード
線活性化信号XDに応答してオン/オフする。Pチャネ
ルMOSトランジスタPT41は、メイン昇圧線Vpp
とノードN42との間に接続され、プリチャージ信号P
Rに応答してオン/オフする。PチャネルMOSトラン
ジスタPT42は、サブ昇圧線Vp3とノードN42と
の間に接続され、ドライバDV51の出力をゲートに受
ける。ドライバDV51とドライバDV52は、ノード
N42とメインワード線MWLとの間に直列に接続され
る。ドライバDV51は、サブ昇圧線Vp1とサブ接地
線Vs1との間に直列に接続され、ノードN42の電圧
をゲートに受けるPチャネルMOSトランジスタPT5
1およびNチャネルMOSトランジスタNT51を含
む。ドライバDV52は、サブ昇圧線Vp2とサブ接地
線Vs2との間に直列に接続され、ドライバDV51の
出力をゲートに受けるPチャネルMOSトランジスタP
T52およびNチャネルMOSトランジスタNT52を
含む。トランスファゲートTG53は、ノードN42と
メインワード線MWLとの間に、ドライバDV51,D
V52と並列に接続される。トランスファゲートTG5
3は、PチャネルMOSトランジスタPT53とNチャ
ネルMOSトランジスタNT53とを含む。Pチャネル
MOSトランジスタPT53は、PチャネルMOSトラ
ンジスタPT51,PT52よりも高いしきい値を有
し、セルフリフレッシュセット信号の反転信号/SRを
ゲートに受ける。NチャネルMOSトランジスタNT5
3は、NチャネルMOSトランジスタNT51,NT5
2よりも高いしきい値を有し、セルフリフレッシュセッ
ト信号SRをゲートに受ける。
【0060】次に、以上のように構成されたメインワー
ドドライバMWLの動作について、図11を参照しつつ
説明する。
【0061】(1)通常モードのとき 信号SR1、SR2ともにLレベルとなる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタPT31−PT3
3、NチャネルMOSトランジスタNT31,NT32
は全てオンになる。一方、セルフリフレッシュセット信
号SRはLレベルであるため、PチャネルMOSトラン
ジスタPT53およびNチャネルMOSトランジスタN
T53はオフになる。
【0062】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN42をHレベルにプリチャ
ージしておく。これによりメインワード線MWLはHレ
ベルとなる。
【0063】続いて、図9に示された複数のメインワー
ド線ドライバWMLのうち、ロウデコーダRDからのデ
コード信号に対応したメインワード線ドライバにおいて
のみNチャネルMOSトランジスタNT41−NT43
が全てオンになり、ノードN42の電圧がLレベルとな
る。さらに、メインワード線活性化信号XDに応答して
NチャネルMOSトランジスタNT44がオンになり、
ノードN42の電圧がHレベルからLレベルとなる。こ
れに応答してメインワード線MWLはHレベルからLレ
ベルとなる。このように、ドライバDV51、DV52
によりロウデコーダRDからのデコード信号に対応した
メインワード線MWLの電圧がHレベルからLレベルに
される。
【0064】(2)パワーダウンモードのとき (a)セルフリフレッシュを行っていないとき 信号SR1はLレベル、SR2はHレベルとなる。した
がって、PチャネルMOSトランジスタPT32、PT
33、NチャネルMOSトランジスタNT31はオンに
なり、PチャネルMOSトランジスタPT31、Nチャ
ネルMOSトランジスタNT32はオフになる。一方、
セルフリフレッシュセット信号SRはLレベルであるた
め、PチャネルMOSトランジスタPT53およびNチ
ャネルMOSトランジスタNT53はオフになる。
【0065】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN42をHレベル(Vppレ
ベル)にプリチャージしておく。これによりドライバD
V51の出力はLレベル、ドライバDV52の出力、す
なわちメインワード線MWLはHレベル(Vppレベ
ル)となり、これらの出力はセルフリフレッシュを行っ
ていないときは固定される。
【0066】ここで、ドライバDV51についてみる
と、PチャネルMOSトランジスタPT31がオフであ
るため、PチャネルMOSトランジスタPT51に流れ
るリーク電流が低減される。同様に、ドライバDV52
については、NチャネルMOSトランジスタNT32が
オフであるため、NチャネルMOSトランジスタNT5
2に流れるリーク電流が低減される。
【0067】(b)セルフリフレッシュを行っていると
き 信号SR1、SR2ともにHレベルとなる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタPT31−PT3
3、NチャネルMOSトランジスタNT31,NT32
は全てオフになり、ドライバDV51,DV52へは電
圧が供給されなくなる。すなわち、ドライバDV51,
DV52での電流の消費がなくなる。一方、セルフリフ
レッシュセット信号SRはHレベルであるため、Pチャ
ネルMOSトランジスタPT53およびNチャネルMO
SトランジスタNT53はオンになる。
【0068】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN42をHレベル(Vppレ
ベル)にプリチャージしておく。これによりメインワー
ド線MWLはHレベル(Vppレベル)となる。
【0069】続いて、図9に示された複数のメインワー
ド線ドライバWMLのうち、ロウデコーダRDからのデ
コード信号に対応したメインワード線ドライバにおいて
のみNチャネルMOSトランジスタNT41−NT43
が全てオンになり、ノードN42の電圧がLレベルとな
る。さらに、メインワード線活性化信号XDに応答して
NチャネルMOSトランジスタNT44がオンになり、
ノードN42の電圧がHレベル(Vppレベル)からL
レベルとなる。さらにトランスファゲートTG53を介
してメインワード線MWLはHレベル(Vppレベル)
からLレベルとなる。このように、トランスファゲート
TG53によりロウデコーダRDからのデコード信号に
対応したメインワード線MWLの電圧がHレベル(Vp
pレベル)からLレベルにされる。
【0070】以上のように、このメインワード線ドライ
バWMDでは、通常モードとパワーダウンモードで共通
の駆動信号発生回路DSGを設けたため、回路規模を削
減することができる。
【0071】また、通常モードではドライバDV51,
DV52によってメインワード線MWLを駆動するが、
パワーダウンモード中のリフレッシュ時には、ドライバ
DV51,DV52は昇圧線Vppおよび接地線Vsと
切り離された状態になり、トランスゲートTG53によ
りメインワード線MWLが駆動される。これにより、ド
ライバDV51,DV52での消費電流がなくなるた
め、パワーダウンモード時の消費電流が低減される。
【0072】また、PチャネルMOSトランジスタPT
53、NチャネルMOSトランジスタNT53は高いし
きい値を有するため、動作中のリーク電流は少ない。
【0073】また、電流駆動能力が小さく、ワード線活
性化の遅延時間を大きくし、活性化のトランジスタを小
さくすることでノイズを削減、センス時の、マージンを
大きくする効果もある。
【0074】図12は、図9に示されたサブワードドラ
イバSWDの構成を示す回路図である。図12を参照し
て、サブワードドライバSWDは、サブデコード信号S
Dを受けるサブデコード信号線と接地ノードVssとの
間に直列に接続され、メインワード線MWLの電圧をゲ
ートに受けるPチャネルMOSトランジスタPT61お
よびNチャネルMOSトランジスタNT61と、サブワ
ード線SWLと接地ノードVssとの間に接続され、サ
ブデコード信号線/SDをゲートに受けるNチャネルM
OSトランジスタNT62とを含む。
【0075】このサブワードドライバSWDの回路構成
は、通常モードのときとパワーダウンモードのときとで
変わらないが、セルフリフレッシュ時には、サブデコー
ド信号SDのレベルがVPPレベルよりも低くなるよう
に設定する。これにより、非選択サブワードドライバS
WDのPチャネルMOSトランジスタPT62のリーク
電流を削減することができる。
【0076】図13は、図9に示されたサブデコードド
ライバSDRi(i=1−n)の構成を詳しく示す図で
ある。
【0077】図9には示されていないが、この半導体記
憶装置はさらに、サブ昇圧線Vp10−Vp13と、サ
ブ接地線Vs10−Vs12と、PチャネルMOSトラ
ンジスタPT141−PT144と、NチャネルMOS
トランジスタNT141−NT143とを備える。Pチ
ャネルMOSトランジスタPT141は、メイン昇圧線
Vppとサブ昇圧線Vp10との間に接続され、信号S
R2に応答してオン/オフする。PチャネルMOSトラ
ンジスタPT142は、メイン昇圧線Vppとサブ昇圧
線Vp11との間に接続され、信号SR1に応答してオ
ン/オフする。PチャネルMOSトランジスタPT14
3は、メイン昇圧線Vppとサブ昇圧線Vp12との間
に接続され、信号SR2に応答してオン/オフする。P
チャネルMOSトランジスタPT144は、メイン昇圧
線Vppとサブ昇圧線Vp13との間に接続され、信号
SR1に応答してオン/オフする。NチャネルMOSト
ランジスタNT141は、接地線Vssとサブ接地線V
s10との間に接続され、信号/SR1に応答してオン
/オフする。NチャネルMOSトランジスタNT142
は、接地線Vssとサブ接地線Vs11との間に接続さ
れ、信号/SR2に応答してオン/オフする。Nチャネ
ルMOSトランジスタNT143は、接地線Vssとサ
ブ接地線Vs12との間に接続され、信号/SR1に応
答してオン/オフする。
【0078】サブデコードドライバSDRiは、駆動信
号発生回路DSG71と、PチャネルMOSトランジス
タPT71,PT72と、ドライバDV81,DV9
1,DV101,DV131と、トランスファゲートT
G111,TG121とを含む。駆動信号発生回路DS
G71は、ノードN71と接地ノードVssとの間に直
列に接続されたNチャネルMOSトランジスタNT7
1,NT72を含む。NチャネルMOSトランジスタN
T71,NT72は、ロウデコーダRDからのデコード
信号をゲートに受ける。PチャネルMOSトランジスタ
PT71は、メイン昇圧線VppとノードN71との間
に接続され、プリチャージ信号PRに応答してオン/オ
フする。PチャネルMOSトランジスタPT72は、サ
ブ昇圧線Vp13とノードN71との間に接続され、ド
ライバDV81の出力をゲートに受ける。ドライバDV
81、DV91,DV101は、ノードN71とノード
N101との間に直列に接続される。ドライバDV81
は、サブ昇圧線Vp10とサブ接地線Vs10との間に
直列に接続され、ノードN71の電圧をゲートに受ける
PチャネルMOSトランジスタPT81およびNチャネ
ルMOSトランジスタNT81を含む。ドライバDV9
1は、サブ昇圧線Vp11とサブ接地線Vs11との間
に直列に接続され、ドライバDV81の出力をゲートに
受けるPチャネルMOSトランジスタPT91およびN
チャネルMOSトランジスタNT91を含む。ドライバ
DV101は、サブ昇圧線Vp12とサブ接地線Vs1
2との間に直列に接続され、ドライバDV91の出力を
ゲートに受けるPチャネルMOSトランジスタPT10
1およびNチャネルMOSトランジスタNT101を含
む。ドライバDV131は、メイン昇圧線Vppと接地
線Vssとの間に直列に接続され、ノードN71の電圧
をゲートに受けるPチャネルMOSトランジスタPT1
32およびNチャネルMOSトランジスタNT131
と、メイン昇圧線VppとPチャネルMOSトランジス
タPT132との間に接続され、そのゲートとドレイン
が接続されたPチャネルMOSトランジスタPT131
とを含む。トランスファゲートTG111は、ノードN
71とノードN91との間に、ドライバDV81,DV
91と並列に接続される。トランスファゲートTG11
1は、PチャネルMOSトランジスタPT111とNチ
ャネルMOSトランジスタNT111とを含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタPT111は、PチャネルMO
SトランジスタPT81,PT91,PT101よりも
高いしきい値および小さいサイズを有し、セルフリフレ
ッシュセット信号の反転信号/SRをゲートに受ける。
NチャネルMOSトランジスタNT111は、Nチャネ
ルMOSトランジスタNT81,NT91,NT101
よりも高いしきい値および小さいサイズを有し、セルフ
リフレッシュセット信号SRをゲートに受ける。トラン
スファゲートTG121は、ノードN71とノードN1
01との間に、ドライバDV81,DV91,DV10
1と並列に接続される。トランスファゲートTG121
は、PチャネルMOSトランジスタPT121とNチャ
ネルMOSトランジスタNT121とを含む。Pチャネ
ルMOSトランジスタPT121は、PチャネルMOS
トランジスタPT81,PT91,PT101よりも高
いしきい値および小さいサイズを有し、セルフリフレッ
シュセット信号の反転信号/SRをゲートに受ける。N
チャネルMOSトランジスタNT121は、Nチャネル
MOSトランジスタNT81,NT91,NT101よ
りも高いしきい値および小さいサイズを有し、セルフリ
フレッシュセット信号SRをゲートに受ける。
【0079】次に、以上のように構成されたサブデコー
ドドライバSDRiの動作について、ふたたび図11を
参照しつつ説明する。
【0080】(1)通常モードのとき 信号SR1、SR2ともにLレベルとなる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタPT141−PT1
44、NチャネルMOSトランジスタNT141,NT
143は全てオンになる。一方、セルフリフレッシュセ
ット信号SRはLレベルであるため、PチャネルMOS
トランジスタPT111,PT121およびNチャネル
MOSトランジスタNT111,NT121はオフにな
る。
【0081】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN71をHレベル(Vppレ
ベル)にプリチャージしておく。これによりノードN9
1はHレベル(Vppレベル)となる。ノードN91の
電圧がサブデコード信号/SDとなる。また、ノードN
101はLレベルとなる。ノードN101の電圧がサブ
デコード信号SDとなる。
【0082】続いて、図9に示されたサブデコードドラ
イバSDRi(i=1−n)のうち、ロウデコーダRD
からのデコード信号に対応したサブデコードドライバS
DRiにおいてのみNチャネルMOSトランジスタNT
71,NT72がともにオンになり、ノードN71の電
圧がLレベルとなる。これに応答してサブデコード信号
/SDはHレベルからLレベルとなり、サブデコード信
号SDはLレベルからHレベルとなる。このように、ド
ライバDV81,DV91,DV101によりロウデコ
ーダRDからのデコード信号に対応したサブデコード信
号/SDがHレベルからLレベルに、サブデコード信号
SDがLレベルからHレベルとなる。
【0083】(2)パワーダウンモードのとき (a)セルフリフレッシュを行っていないとき 信号SR1はLレベル、SR2はHレベルとなる。した
がって、PチャネルMOSトランジスタPT142、P
T144、NチャネルMOSトランジスタNT141、
NT143はオンになり、PチャネルMOSトランジス
タPT141、PT143、NチャネルMOSトランジ
スタNT142はオフになる。一方、セルフリフレッシ
ュセット信号SRはLレベルであるため、PチャネルM
OSトランジスタPT111,PT121およびNチャ
ネルMOSトランジスタNT111,NT121はオフ
になる。
【0084】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN71をHレベル(Vppレ
ベル)にプリチャージしておく。これによりドライバD
V81の出力はLレベル、ドライバDV91の出力はH
レベル、ドライバDV101の出力はLレベルとなり、
これらの出力はセルフリフレッシュを行っていないとき
は固定される。
【0085】ここで、ドライバDV81についてみる
と、PチャネルMOSトランジスタPT144がオフで
あるため、PチャネルMOSトランジスタPT81に流
れるリーク電流が低減される。同様に、ドライバDV5
2については、NチャネルMOSトランジスタNT32
がオフであるため、NチャネルMOSトランジスタNT
52に流れるリーク電流が低減される。
【0086】(b)セルフリフレッシュを行っていると
き 信号SR1、SR2ともにHレベルとなる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタPT141−PT1
44、NチャネルMOSトランジスタNT141−NT
143は全てオフになり、ドライバDV81,DV9
1,DV101へは電圧が供給されなくなる。すなわ
ち、ドライバDV81,DV91,DV101での電流
の消費がなくなる。一方、セルフリフレッシュセット信
号SRはHレベルであるため、PチャネルMOSトラン
ジスタPT111,PT121およびNチャネルMOS
トランジスタNT111,NT121はオンになる。
【0087】予め、所定期間プリチャージ信号をLレベ
ルとすることによりノードN71をHレベルにプリチャ
ージしておく。トランスファゲートTG111を介して
ノードN91もHレベルとなる。また、ノードN71の
電圧がドライバDV131によって反転され、さらにト
ランスファゲートTG121を介して伝わり、ノードN
101はLレベルとなる。
【0088】続いて、図9に示されたサブデコードドラ
イバSDRi(i=1−n)のうち、ロウデコーダRD
からのデコード信号に対応したサブデコードドライバS
DRiにおいてのみNチャネルMOSトランジスタNT
71,NT72がともにオンになり、ノードN71がH
レベルからLレベルとなる。さらにトランスファゲート
TG111を介してノードN91はHレベルからLレベ
ルとなる。また、ドライバDV131、トランスファゲ
ートTG121を介してノードN101はLレベルから
Hレベルとなる。このように、トランスファゲートTG
111によりロウデコーダRDからのデコード信号に対
応したサブデコーダSDRiからのサブデコード信号/
SDはHレベルからLレベルとなり、また、ドライバD
V131およびトランスファゲートTG121によりサ
ブデコード信号SDはLレベルからHレベルとなる。
【0089】以上のように、このサブデコード回路SD
Riでは、通常モードとパワーダウンモードで共通の駆
動信号発生回路DSG71を設けたため、別個に設けた
場合に比べて回路規模を削減することができる。
【0090】また、通常モードではドライバDV81,
DV91,DV101によってサブデコード信号SD,
/SDを駆動するが、パワーダウンモード中のリフレッ
シュ時には、ドライバDV81,DV91,DV101
は昇圧線Vppおよび接地線Vsと切り離された状態に
なり、トランスゲートTG111によりサブデコード信
号/SDが、ドライバDV131およびトランスファゲ
ートTG121によりサブデコード信号SDが駆動され
る。これにより、ドライバDV81,DV91,DV1
01での消費電流がなくなるため、パワーダウンモード
時の消費電流が低減される。
【0091】また、PチャネルMOSトランジスタPT
111,PT121、NチャネルMOSトランジスタN
T111,NT121は高いしきい値を有するため、動
作中のリーク電流は少ない。
【0092】また、電流駆動能力が小さく、SD信号活
性化の遅延時間を大きくし、活性化のトランジスタを小
さくすることで、ノイズを削減、センス時のマージンを
大きくすることができる。
【0093】図14は、デコード信号の制御を行うドラ
イバの構成を示すブロック図である。
【0094】このドライバは、通常のアドレス制御系で
あるロウプリデコーダ10からのプリデコード信号に応
答してデコード信号線をドライブする系600と、プリ
デコーダPDからのプリデコード信号に応答してデコー
ド信号線をドライブする系700と、ラッチ回路750
とを備える。
【0095】ロウプリデコーダ10からの信号に対応し
てデコード信号線をドライブする系600は、インバー
タIV600,IV601と、NAND回路ND60
0,ND601と、PチャネルMOSトランジスタPT
600と、NチャネルMOSトランジスタNT600と
を含む。インバータIV600は、ロウプリデコーダ1
0からのプリデコード信号を反転する。NAND回路N
D600は、インバータIV600の出力とイネーブル
信号ENとのNANDを出力する。NAND回路ND6
01は、ロウプリデコーダ10からのプリデコード信号
とイネーブル信号ENとのNANDを出力する。インバ
ータIV601は、NAND回路ND601からの出力
を反転する。PチャネルMOSトランジスタPT600
およびNチャネルMOSトランジスタNT600は、サ
ブ昇圧線Vp20とサブ接地線Vs20との間に直列に
接続される。PチャネルMOSトランジスタPT600
は、NAND回路ND600からの出力をゲートに受け
る。NチャネルMOSトランジスタNT600は、イン
バータIV601からの出力をゲートに受ける。Pチャ
ネルMOSトランジスタPT600とNチャネルMOS
トランジスタNT600の相互接続ノードの電圧がデコ
ード信号として出力される。
【0096】プリデコーダPDからのプリデコード信号
に応答してデコード信号線をドライブする系700は、
インバータIV700,IV701と、NAND回路N
D700,ND701と、PチャネルMOSトランジス
タPT700と、NチャネルMOSトランジスタNT7
00とを含む。インバータIV700は、プリデコーダ
PDからのプリデコード信号を反転する。NAND回路
ND700は、インバータIV700の出力とセルフリ
フレッシュイネーブル信号SRENとのNANDを出力
する。NAND回路ND701は、プリデコーダPDか
らのプリデコード信号とセルフリフレッシュイネーブル
信号SRENとのNANDを出力する。インバータIV
701は、NAND回路ND701からの出力を反転す
る。PチャネルMOSトランジスタPT700およびN
チャネルMOSトランジスタNT700は、電源ノード
と接地ノードとの間に直列に接続される。PチャネルM
OSトランジスタPT700は、NAND回路ND70
0からの出力をゲートに受ける。NチャネルMOSトラ
ンジスタNT700は、インバータIV701からの出
力をゲートに受ける。PチャネルMOSトランジスタP
T700とNチャネルMOSトランジスタNT700の
相互接続ノードの電圧がデコード信号として出力され
る。
【0097】ラッチ回路750は、インバータIV75
1,IV752を含み、デコード信号線の電圧をラッチ
する。
【0098】ロウプリデコーダ10からの信号に対応し
てデコード信号線をドライブする系600に含まれるイ
ンバータIV600,IV601、NAND回路ND6
00,ND601は、プリデコーダPDからのプリデコ
ード信号に応答してデコード信号線をドライブする系7
00に含まれるインバータIV700,IV701、N
AND回路ND700,ND701を構成するトランジ
スタよりも低いしきい値を有するトランジスタで構成さ
れる。さらに、インバータIV600,IV601、N
AND回路ND600,ND601は、図8に示される
のと同様の原理による階層電源構成をとっている。
【0099】これら2つの系600、700は互いにト
ライステート制御であり、いずれかの系が動作すること
でデコード信号をドライブする。すなわち、通常モード
ではロウプリデコーダ10からの信号に対応してデコー
ド信号線をドライブする系600により、パワーダウン
モードであってセルフリフレッシュが行われている期間
はプリデコーダPDからのプリデコード信号に応答して
デコード信号線をドライブする系700によってデコー
ド信号をドライブする。この系の通常系との相違は、高
いしきい値のトランジスタで構成され、リーク電流が小
さいことと、サイズが小さく、駆動能力が小さいことに
より、ノイズ発生が小さいことである。
【0100】イコライズ信号やセンスアンプ活性化信号
も同様である。バンク信号も同様である。
【0101】対応するバンク信号線は、アドレスカウン
タの出力を受けて変化する。中央処理回路部より送られ
るイコライズ信号やワード線活性化信号、センス活性化
信号は、対応するバンク信号の活性化されているバンク
のみ取り込まれる。
【0102】なお、セルフリフレッシュアドレス信号
は、ロウデコーダ10を駆動するためのプリデコード信
号線を強制的に駆動する。このため、プリデコード信号
線は、その駆動をトライステート動作され、通常動作の
活性時、非活性時の信号線ドライブ時以外は、プルアッ
プ側もプルダウン側のトランジスタもオフしている。ま
た、その電位は弱いラッチにて保持される。
【0103】図15は、イコライズ信号のドライバの構
成を示すブロック図である。図15を参照して、イコラ
イズ信号のドライバは、ドライバ回路部DV801とラ
ッチ回路部LTとを含む。ドライバ回路部DV801
は、インバータIV801,IV802と、NAND回
路ND801−ND805と、PチャネルMOSトラン
ジスタPT801と、NチャネルMOSトランジスタN
T801とを含む。インバータIV801は、イコライ
ズ信号ESを反転する。NAND回路ND801は、イ
ンバータIV801の出力とイネーブル信号ENとのN
ANDを出力する。NAND回路ND802は、イネー
ブル信号ENとイコライズ信号ESとのNANDを出力
する。インバータIV802は、NAND回路ND80
2の出力を反転する。PチャネルMOSトランジスタP
T801およびNチャネルMOSトランジスタNT80
1は、サブ昇圧線Vp30とサブ接地線Vs30との間
に直列に接続される。
【0104】ラッチ回路部LTは、NAND回路ND8
03−ND805を含む。NAND回路ND803は、
プリチャージ信号PRとセルフリフレッシュ時のイコラ
イズ信号ESRとのNANDを出力する。NAND回路
ND804は、NAND回路ND803の出力とイコラ
イズ線EQの電圧とのNANDを出力する。NAND回
路ND805は、NAND回路ND804の出力とセル
フリフレッシュ時のイコライズ信号の反転信号/ESR
とのNANDを出力する。NAND回路ND805の出
力ノードは、イコライズ線EQおよびNAND回路ND
804の入力に接続される。イコライズ線EQは、メモ
リセルアレイMA内の複数のビット線対BL,/BL間
に設けられた複数のトランジスタNEQのゲートに共通
に接続される。
【0105】通常モードのときは、サブ昇圧線Vp30
とメイン昇圧線Vppとが、サブ接地線Vs30と接地
線Vssとがそれぞれ接続され、ドライバ回路部DV8
01によりイコライズ線EQがトライステート制御され
る。パワーダウンモードのときは、サブ昇圧線Vp30
とメイン昇圧線Vp、およびサブ接地線Vs30と接地
線Vssとがそれぞれ切り離され、図8に示された階層
電源構成と同様にリーク電流が低減される。また、ラッ
チ部LTはイコライズ線EQの電位を保持している。そ
こで、セルフリフレッシュ時には、このラッチ部LTの
駆動を制御することでイコライズ線EQのH、Lレベル
の制御を行う。
【0106】ワード線活性化信号や、センス活性化信号
も同様の回路である。 [実施の形態4]実施の形態1による半導体記憶装置で
は、パワーダウンモードでロジック部100への電源の
供給がストップする。したがって、ロジック部100内
に必要なデータが保持されている場合に、このデータが
消失してしまう恐れがある。この実施の形態4による半
導体記憶装置は、以上の問題を解決することを目的とす
るものである。
【0107】図16は、この発明の実施の形態4による
半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。図
16を参照して、この半導体記憶装置は、図1に示され
たロジック部100に代えてロジック部50を設ける。
ロジック部50は、シリアルレジスタSIRを含む。デ
ータ変換部22からシリアルレジスタSIRへのシリア
ルデータの入力は入力線SINを通じて行われ、シリア
ルレジスタSIRからデータ変換部22へのシリアルデ
ータの出力は出力線SOUTを通じて行われる。データ
変換部22では、シリアルデータからパラレルデータへ
の変換(シリパラ変換)、パラレルデータからシリアル
データへの変換(パラシリ変換)が行われる。
【0108】図17は、図16に示されたロジック部5
0の構成を示すブロック図である。図17を参照して、
ロジック部50は、複数の論理回路ブロックLBKと、
複数のフリップフロップ回路F/Fとを含む。論理回路
ブロックLBKと論理回路ブロックLBKとの間にフリ
ップフロップ回路F/Fが設けられる。通常のロジック
設計では、クロックに同期させて回路が動作するため、
各論理回路ブロックLBKの結果をクロック毎に対応す
るフリップフロップ回路F/Fにラッチする。その結果
は、次段の論理回路ブロックLBKに次のクロックサイ
クルで伝達される。
【0109】図18は、図17に示されたフリップフロ
ップ回路F/Fの構成を示すブロック図である。図18
を参照して、フリップフロップ回路F/Fは、クロック
ドインバータCIVA−CIVCと、インバータIVA
−IVCと、トランスファゲートTGAとを含む。クロ
ックドインバータCIVA,CIVCは、図19に示さ
れるように、PチャネルMOSトランジスタPTa,P
Tbと、NチャネルMOSトランジスタNTa,NTb
とで構成される。PチャネルMOSトランジスタPTb
およびNチャネルMOSトランジスタNTbはインバー
タを構成する。PチャネルMOSトランジスタPTaは
電源ノードVccとPチャネルMOSトランジスタPT
bとの間に接続され、信号CKをゲートに受ける。Nチ
ャネルMOSトランジスタNTaは、NチャネルMOS
トランジスタNTbと接地ノードVssとの間に接続さ
れ、信号CKと相補的な信号CKBをゲートに受ける。
クロックドインバータCIVBは、図19に示されるク
ロックドインバータにおいて、PチャネルMOSトラン
ジスタPTaのゲートに供給される信号を信号CKB
に、NチャネルMOSトランジスタNTaのゲートに供
給される信号を信号CKに代えた以外は図19に示され
るクロックドインバータと同じである。インバータIV
AはクロックドインバータCIVAの出力を反転する。
さらに、インバータIVAとクロックドインバータCI
VBとでラッチ回路を構成する。トランスファゲートT
GAは、図20に示されるように、信号CKBをゲート
に受けるPチャネルMOSトランジスタPTcと、信号
CKをゲートに受けるNチャネルMOSトランジスタN
Tcとで構成される。インバータIVBは、クロックド
インバータCIVCの出力を反転する。インバータIV
BとクロックドインバータCIVCとでラッチ回路を構
成する。インバータIVCは、インバータIVBからの
出力を反転して出力信号Qとして出力する。
【0110】図21は、図16に示されたシリアルレジ
スタSIRの構成を示すブロック図である。図21を参
照して、シリアルレジスタSIRは、図17に示された
フリップフロップ回路F/Fのうち、パワーダウンモー
ド時に情報の保管が必要なフリップフロップ回路F/F
がラッチ回路70を介してシリアルに接続されている。
ラッチ回路70は、PチャネルMOSトランジスタPT
1およびNチャネルMOSトランジスタNT1で構成さ
れるトランスファゲートと、インバータIV1およびク
ロックドインバータCIV1で構成されるラッチ回路
と、PチャネルMOSトランジスタPT2およびNチャ
ネルMOSトランジスタNT2で構成されるトランスフ
ァゲートとを含む。PチャネルMOSトランジスタPT
1およびNチャネルMOSトランジスタNT2は、信号
TG2Bに応答してオン/オフする。PチャネルMOS
トランジスタPT2およびNチャネルMOSトランジス
タNT1は、信号TG2に応答してオン/オフする。ク
ロックドインバータCIV1は、クロックドインバータ
CIVCと同様の構成を有する。
【0111】図22に示されるように、クロックイネー
ブル信号CKEがLレベルとなる前(パワーダウン状態
に設定される前)に、ラッチデータ認識信号CKEFが
Lレベルとなり、シリアル転送が開始される。ラッチデ
ータ認識信号CKEFを活性化するサイクルには、いず
れのアドレスをスタートアドレスとしてシリアルデータ
をDRAM部に書込むかが伝達される。
【0112】シリアルデータ転送時には、信号CKがL
レベル、信号CKBがHレベルとなり同期動作が中止さ
れる。また、フリップフロップ回路F/F間の論理回路
ブロックLBKの動作が中止される。この状態で信号T
G2,TG2Bが交互に活性となり、インバータIV1
およびクロックドインバータCIV1とで構成されるラ
ッチ回路にラッチされたデータがシリアルデータとして
順次DRAM側に転送され、メモリセルに保持される。
【0113】ロジック部50のシリアルデータは、入力
線SINを通じてDRAM部200に送信される。DR
AM部200は、入力線SINから入力されるシリアル
データを順次メモリアレイに格納する。
【0114】シリアル転送終了後に、クロックイネーブ
ル信号CKEがLレベルとなりパワーダウン状態とな
る。これによりロジック部50は、電源をオフされ、D
RAM部200のセルフリフレッシュに必要でない回路
部分は電源をオフされる。しかし、メモリセルアレイの
データを保持するためのセルフリフレッシュ動作が行わ
れるため、ロジック部50からのデータは保持される。
【0115】図23に示されるように、クロックイネー
ブル信号CKEがLレベルからHレベルとなりパワーダ
ウンモードから通常モードに復帰した後、DRAM部2
00に保持されていたデータをロジック部50のフリッ
プフロップ回路F/Fに返送する。動作を開始する前
に、ダミーサイクルによりリフレッシュを実施して、メ
モリセルのデータをリフレッシュする。必要なサイクル
分出力すれば、ロジック側の各ラッチには、再動作に必
要な情報が設定される。
【0116】以上のようにこの実施の形態4によれば、
パワーダウンモードになる前に、ロジック部50内の複
数のフリップフロップ回路F/Fに保持されている必要
なデータをDRAM部200のメモリセルへ転送する。
パワーダウンモードから通常モードになった後メモリセ
ルからもとのフリップフロップ回路F/Fに返送する。
これにより、パワーダウンモード中にロジック部50へ
の電源供給が停止しても必要なデータが消失してしまう
ことがない。
【0117】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0118】
【発明の効果】この発明の1つの局面に従った半導体記
憶装置は、第1の電源と、第2の電源と、セルフリフレ
ッシュ制御手段と、行デコーダとを設けたため、パワー
ダウンモードのときセルフリフレッシュに必要でないア
ドレスバッファには電源が供給されない。これにより、
セルフリフレッシュ時の消費電流を低減することができ
る。
【0119】この発明のもう1つの局面に従った半導体
記憶装置は、メイン電源線と、メイン接地線と、第1お
よび第2のサブ電源線と、第1および第2のサブ接地線
と、第1から第4の接続手段を設けたため、パワーダウ
ンモードでの消費電流を低減することができる。
【0120】また、複数の第1のワード線ドライバの各
々は、通常モードおよびパワーダウンモードで共通の駆
動信号発生手段を含むため、回路面積を削減することが
できる。
【0121】また、第2の駆動回路は、トランスファゲ
ートを含むため、回路構成を簡単にすることができる。
【0122】また、第1の駆動回路は、第1のインバー
タと第2のインバータとを含むため、パワーダウンモー
ドのときのリーク電流を低減することができる。
【0123】また、サブデコーダは、通常モードおよび
パワーダウンモードで共通の駆動信号発生手段を含むた
め、回路面積を削減することができる。
【0124】また、通常モードのときイコライズ線を活
性化するドライバと、パワーダウンモードのときイコラ
イズ線を活性化するラッチ回路とを設けたため、パワー
ダウンモードでの消費電流を低減することができる。
【0125】この発明のさらにもう1つの局面に従った
半導体記憶装置は、第1の電源と、第2の電源と、セル
フリフレッシュ制御手段と、行デコーダと、一時待避手
段とを設けたため、パワーダウンモードのときロジック
部に電源が供給されなくてもロジック部のデータが消失
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体記憶装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示された半導体記憶装置の電源供給系
統を示すブロック図である。
【図3】 図1に示されたセルフリフレッシュ制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示されたプリデコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 図4に示されたパストランジスタロジック回
路の一例を示す図である。
【図6】 図5に示されたパストランジスタロジック回
路の構成を示す回路図である。
【図7】 図1に示された半導体記憶装置によるセルフ
リフレッシュの動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図8】 この発明の実施の形態2による半導体記憶装
置の電源供給系統を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による半導体記憶装
置において、メモリバンクの各々に対応して設けられた
メモリセルアレイ部の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示された複数のメインワードドライ
バのうちの1つの構成を詳しく示す図である。
【図11】 図10に示されたメインワードドライバの
動作について説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図12】 図9に示されたサブワードドライバの構成
を示す回路図である。
【図13】 図9に示されたサブデコードドライバの構
成を詳しく示す図である。
【図14】 デコード信号の制御を行うドライバの構成
を示すブロック図である。
【図15】 イコライズ信号のドライバの構成を示すブ
ロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態4による半導体記憶
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図17】 図16に示されたロジック部の構成を示す
ブロック図である。
【図18】 図17に示されたフリップフロップ回路の
構成を示すブロック図である。
【図19】 図18に示されたクロックドインバータの
構成を示す回路図である。
【図20】 図18に示されたトランスファゲートの構
成を示す回路図である。
【図21】 図16に示されたシリアルレジスタの構成
を示すブロック図である。
【図22】 ロジック部からDRAM部へシリアルデー
タを転送するときの動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図23】 DRAM部へ転送したシリアルデータをロ
ジック部で返送するときの動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1000 半導体記憶装置、50,100 ロジック
部、200 DRAM部、SRC セルフリフレッシュ
制御回路、PD プリデコーダ、RD ロウデコーダ、
MA メモリセルアレイ、SA センスアンプ、WL
ワード線、BL,/BL ビット線対、MC メモリセ
ル、P1,P2 ピン、PT1,PT2,PT11,P
T21,PT31−PT33,PT141−PT144
PチャネルMOSトランジスタ、NT11,NT2
1,NT31,NT32,NT141−NT143 N
チャネルMOSトランジスタ、BK1−BKn ブロッ
ク、SDR1−SDRn サブデコードドライバ、MW
D メインワードドライバ、SWD サブワードドライ
バ、DSG41 駆動信号発生回路、TG53,TG1
11,TG121 トランスファゲート、DV51,D
V52,DV81,DV91,DV101,DV131
ドライバ、DV801 ドライバ回路部、LTラッチ
回路部、SIR シリアルレジスタ、22 データ変換
部、MWL メインワード線、SWL サブワード線、
MVcc メイン電源線、SVcc1,SVcc2 サ
ブ電源線、MVss メイン接地線、SVss1,SV
ss2サブ接地線、Vpp メイン昇圧線、Vp1―V
p3,Vp10−Vp13 サブ昇圧線、Vss 接地
線、Vs1,Vs2,Vs10−Vs12 サブ接地
線、EQ イコライズ線、Vcc,Vcc1,Vcc2
電源電圧。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常モードおよびパワーダウンモードを
    有する半導体記憶装置であって、 行および列に配置された複数のメモリセルと、 行に配置された複数の第1のワード線と、 列に配置された複数のビット線対と、 前記複数のビット線対のデータ信号を増幅するセンスア
    ンプと、 外部アドレス信号に応答して内部アドレス信号を発生す
    るアドレスバッファと、 前記パワーダウンモードのときリフレッシュアドレス信
    号を発生するセルフリフレッシュ制御手段と、 前記通常モードのとき前記内部アドレス信号に応答して
    デコード信号を発生し、かつ前記パワーダウンモードの
    とき前記リフレッシュアドレス信号に応答してデコード
    信号を発生する行デコーダと、 前記複数の第1のワード線に対応して設けられ、前記デ
    コード信号に応答して対応する第1のワード線を活性化
    する複数の第1のワード線ドライバと、 前記通常モードのとき前記センスアンプ、アドレスバッ
    ファ、セルフリフレッシュ制御手段、行デコーダ、およ
    び複数の第1のワード線ドライバに電源電圧を供給し、
    かつ前記パワーダウンモードのとき前記センスアンプ、
    アドレスバッファ、セルフリフレッシュ制御手段、行デ
    コーダ、および複数の第1のワード線ドライバに電源電
    圧を供給しない第1の電源と、 前記パワーダウンモードのとき前記センスアンプ、セル
    フリフレッシュ制御手段、行デコーダ、および複数の第
    1のワード線ドライバに電源電圧を供給し、かつ前記通
    常モードのとき前記センスアンプ、セルフリフレッシュ
    制御手段、行デコーダ、および複数の第1のワード線ド
    ライバに電源電圧を供給しない第2の電源とを備える、
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 通常モードおよびパワーダウンモードを
    有する半導体記憶装置であって、 電源電圧を受けるメイン電源線と、 接地電圧を受けるメイン接地線と、 第1および第2のサブ電源線と、 第1および第2のサブ接地線と、 行および列に配置された複数のメモリセルと、 行に配置された複数の第1のワード線と、 列に配置された複数のビット線対と、 前記複数のビット線対のデータ信号を増幅するセンスア
    ンプと、 外部アドレス信号に応答して内部アドレス信号を発生す
    るアドレスバッファと、 前記パワーダウンモードのときリフレッシュアドレス信
    号を発生するセルフリフレッシュ制御手段と、 前記通常モードのとき前記内部アドレス信号に応答して
    デコード信号を発生し、かつ前記パワーダウンモードの
    とき前記リフレッシュアドレス信号に応答してデコード
    信号を発生する行デコーダと、 前記複数の第1のワード線に対応して設けられ、前記デ
    コード信号に応答して対応する第1のワード線を活性化
    する複数の第1のワード線ドライバと、 前記通常モードのとき前記メイン電源線と前記第1のサ
    ブ電源線とを接続し、かつ前記パワーダウンモードのと
    き前記メイン電源線と前記第1のサブ電源線とを非接続
    にする第1の接続手段と、 前記通常モードのとき前記メイン接地線と前記第1のサ
    ブ接地線とを接続し、かつ前記パワーダウンモードのと
    き前記メイン接地線と前記第1のサブ接地線とを非接続
    にする第2の接続手段と、 前記パワーダウンモードのとき前記メイン電源線と前記
    第2のサブ電源線とを接続し、かつ前記通常モードのと
    き前記メイン電源線と前記第2のサブ電源線とを非接続
    にする第3の接続手段と、 前記パワーダウンモードのとき前記メイン接地線と前記
    第2のサブ接地線とを接続し、かつ前記通常モードのと
    き前記メイン接地線と前記第2のサブ接地線とを非接続
    にする第4の接続手段とを備え、 前記アドレスバッファは、前記メイン電源線と前記第1
    のサブ接地線との間に接続され、前記パワーダウンモー
    ドで論理ハイレベルの信号を出力する複数の第1の論理
    回路と、前記第1のサブ電源線と前記メイン接地線との
    間に接続され、前記パワーダウンモードで論理ローレベ
    ルの信号を出力する複数の第2の論理回路とを含み、 前記セルフリフレッシュ制御手段は、前記メイン電源線
    と前記第2のサブ接地線との間に接続され、前記通常モ
    ードで論理ハイレベルの信号を出力する複数の第3の論
    理回路と、前記第2のサブ電源線と前記メイン接地線と
    の間に接続され、前記通常モードで論理ローレベルの信
    号を出力する複数の第4の論理回路とを含む、半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記セルフリフレッシュ制御手段は、所
    定時間ごとにバースト的に前記リフレッシュアドレス信
    号を発生する、請求項1または請求項2に記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の第1のワード線ドライバの各
    々は、 前記行デコーダから対応するデコード信号を受けたとき
    駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、 前記通常モードのとき前記駆動信号に応答して前記対応
    する第1のワード線を活性化する第1の駆動回路と、 前記パワーダウンモードのとき前記駆動信号に応答して
    前記対応する第1のワード線を活性化する第2の駆動回
    路とを含む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動回路は、 前記駆動信号発生手段と前記第1のワード線との間に接
    続され、セルフリフレッシュが行われているときオンに
    なるトランスファゲートを含む、請求項4に記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体記憶装置はさらに、 電源電圧よりも高い電圧を受けるメイン昇圧線と、 第1および第2のサブ昇圧線と、 接地電圧を受けるメイン接地線と、 第1および第2のサブ接地線と、 前記通常モードのとき前記メイン昇圧線と前記第1のサ
    ブ昇圧線とを接続し、かつ前記パワーダウンモードのと
    き前記メイン昇圧線と前記第1のサブ昇圧線とを非接続
    にする第1の接続手段と、 前記通常モードのときまたは前記パワーダウンモードで
    あってセルフリフレッシュが行われていないとき前記メ
    イン接地線と前記第1のサブ接地線とを接続し、かつ前
    記パワーダウンモードであってセルフリフレッシュが行
    われているとき前記メイン接地線と前記第1のサブ接地
    線とを非接続にする第2の接続手段と、 前記通常モードのときまたは前記パワーダウンモードで
    あってセルフリフレッシュが行われていないとき前記メ
    イン昇圧線と前記第2のサブ昇圧線とを接続し、かつ前
    記パワーダウンモードであってセルフリフレッシュが行
    われているとき前記メイン昇圧線と前記第2のサブ昇圧
    線とを非接続にする第3の接続手段と、 前記通常モードのとき前記メイン接地線と前記第2のサ
    ブ接地線とを接続し、かつ前記パワーダウンモードのと
    き前記メイン接地線と前記第2のサブ接地線とを非接続
    にする第4の接続手段とを備え、 前記第1の駆動回路は、 前記第1のサブ昇圧線と前記第1のサブ接地線との間に
    接続され、前記駆動信号に応答してその反転信号を出力
    する第1のインバータと、 前記第2のサブ昇圧線と前記第2のサブ接地線との間に
    接続され、前記第1のインバータの出力を受けて前記対
    応する第1のワード線を活性化する第2のインバータと
    を含む、請求項4または請求項5に記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記行デコーダは、 前記通常モードのとき前記内部アドレス信号に応答して
    デコード信号を発生する第1のデコード回路と、 前記パワーダウンモードのとき前記リフレッシュアドレ
    ス信号に応答してデコード信号を発生する第2のデコー
    ド回路とを含む、請求項1または請求項2に記載の半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体記憶装置はさらに、 前記デコード信号に応答してサブデコード信号を発生す
    る複数のサブデコーダと、 前記複数のサブデコーダに対応して設けられた複数のブ
    ロックとを備え、 前記複数のブロックの各々は、 前記複数の第1のワード線に対応して設けられた複数の
    第2のワード線と、 前記複数の第2のワード線に対応して設けられ、前記対
    応する第1のワード線の電圧および前記対応するサブデ
    コーダからのサブデコード信号に応答して前記対応する
    第2のワード線を活性化する複数の第2のワード線ドラ
    イバとを含み、 前記複数のサブデコーダの各々は、 前記行デコーダから対応するデコード信号を受けたとき
    駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、 前記通常モードのとき前記駆動信号に応答して前記サブ
    デコード信号を発生する第1のサブデコード回路と、 前記パワーダウンモードのとき前記駆動信号に応答して
    前記サブデコード信号を発生する第2のサブデコード回
    路とを含む、請求項1または請求項2に記載の半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体記憶装置はさらに、 前記複数のビット線対間に接続された複数のトランジス
    タと、 前記複数のトランジスタのゲートに共通に接続されたイ
    コライズ線と、 前記通常モードのときイコライズ信号に応答して前記イ
    コライズ線を活性化するドライバと、 前記パワーダウンモードのとき前記イコライズ信号に応
    答して前記イコライズ線を活性化するラッチ回路とを備
    える、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 通常モードおよびパワーダウンモード
    を有する半導体記憶装置であって、 複数の論理回路群を含むロジック部と、 DRAM部とを備え、 前記DRAM部は、 行および列に配置された複数のメモリセルと、 行に配置された複数の第1のワード線と、 列に配置された複数のビット線対と、 前記複数のビット線対のデータ信号を増幅するセンスア
    ンプと、 外部アドレス信号に応答して内部アドレス信号を発生す
    るアドレスバッファと、 前記パワーダウンモードのときリフレッシュアドレス信
    号を発生するセルフリフレッシュ制御手段と、 前記通常モードのとき前記内部アドレス信号に応答して
    デコード信号を発生し、かつ前記パワーダウンモードの
    とき前記リフレッシュアドレス信号に応答してデコード
    信号を発生する行デコーダと、 前記複数の第1のワード線に対応して設けられ、前記デ
    コード信号に応答して対応する第1のワード線を活性化
    する複数の第1のワード線ドライバとを含み、 前記半導体記憶装置はさらに、 前記通常モードのとき前記ロジック部、センスアンプ、
    アドレスバッファ、セルフリフレッシュ制御手段、行デ
    コーダ、および複数の第1のワード線ドライバに電源電
    圧を供給し、かつ前記パワーダウンモードのとき前記ロ
    ジック部、センスアンプ、アドレスバッファ、セルフリ
    フレッシュ制御手段、行デコーダ、および複数の第1の
    ワード線ドライバに電源電圧を供給しない第1の電源
    と、 前記パワーダウンモードのとき前記センスアンプ、セル
    フリフレッシュ制御手段、行デコーダ、および複数の第
    1のワード線ドライバに電源電圧を供給し、かつ前記通
    常モードのとき前記センスアンプ、セルフリフレッシュ
    制御手段、行デコーダ、および複数の第1のワード線ド
    ライバに電源電圧を供給しない第2の電源と、 前記パワーダウンモードになる前に前記複数の論理回路
    群のデータを一時的に前記DRAM部に退避させる一時
    待避手段とを備える、半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記一時待避手段はさらに、 前記複数の論理回路群のデータを同時に取り込みそれら
    をシリアルに出力するシリアルレジスタを含む、請求項
    10に記載の半導体記憶装置。
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