JP2000172747A - 自転車レンタルシステム - Google Patents

自転車レンタルシステム

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JP2000172747A
JP2000172747A JP35058898A JP35058898A JP2000172747A JP 2000172747 A JP2000172747 A JP 2000172747A JP 35058898 A JP35058898 A JP 35058898A JP 35058898 A JP35058898 A JP 35058898A JP 2000172747 A JP2000172747 A JP 2000172747A
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Etsuo Onoda
悦男 小野田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自転車レンタルシステムを提供する。 【解決手段】 レンタル用自転車5、駐輪スペース、貸
出し又は返却される自転車を識別する手段、利用者を識
別する手段、自転車及び利用者の情報を互いに関連付け
て貸出し/返却情報として把握する手段、貸出し可能な
自転車の待機台数を把握する手段、並びに自転車及び利
用者の入退場を管理するゲート装置を備えた駐輪基地1
と、複数の駐輪基地1、…の間で自転車5を融通する移
送手段3と、各駐輪基地1からの貸出し/返却情報を受
けて自転車5及び利用者4を総合管理するとともに各駐
輪基地1における待機台数の過剰又は不足事態を回避す
るよう前記移送手段3の移送台数を制御する処理手段を
備えたセンター2と、各駐輪基地1又は移送手段3とセ
ンター2との間で各種情報を伝達する通信手段8とから
なる自転車レンタルシステムを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車の貸出しを行
なう自転車レンタルシステムに関し、更に詳しくは複数
の駐輪基地における利用者情報及び自転車情報をセンタ
ーで管理し、自転車を効率よく貸出しすることを可能と
した自転車レンタルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通勤や通学のために自宅から駅又はバス
停留所までの間を往復する手段や、買物の際に自宅から
スーパー、商店街等までの間を往復する手段として、多
くの人が自転車を所有している。これら自転車が利用さ
れる毎日の時間帯はほぼ決まっており、例えば通勤や通
学の時間帯には駅前やバス停留所近辺に多くの自転車が
集中する。各駅前には市営又は民営の駐輪場が設置さ
れ、自転車の所有者はこれらの駐輪場に自分の自転車を
預けることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通勤や
通学の時間帯に集中する上記自転車の数は膨大であるこ
とに加え、駅前に設置される前記駐輪場の駐輪スペース
は限られており、駅前に集まった全ての自転車を前記駐
輪場で管理することは物理的に不可能である。その結
果、駅前周辺の歩道や道端には多くの自転車が盗難の危
険に晒されながらも毎日不法に駐輪されており、これら
自転車は通行の妨げになるとともに駅前周辺の美観を損
なわしめる大きな原因となっていた。
【0004】一方、観光地においては、利用者に対して
時間単位又は一日単位で自転車を貸し出すレンタサイク
ル店が多数存在している。これらレンタル用自転車の利
用台数は季節、曜日等によって大きな偏りがあり、例え
ば利用者の少ない平日においては多くの自転車が利用さ
れないまま保管されている。このような自転車の過剰状
態を避けるためレンタサイクル店が実際に保有している
自転車の台数は実際の需要よりも少ない数に設定されて
おり、その結果利用者の集中する祝日などには自転車の
台数が不足してしまうといった事態が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる現況に
鑑みなされたもので、駐輪基地内のレンタル用自転車が
過剰又は不足の状態となることがなく何時でも確実に利
用でき、駅前やバス停留所近辺等における不法駐輪も完
全に無くすことのできる自転車レンタルシステムを提供
せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題を
解決するに当たり鋭意検討を進めた結果、駅前、商店
街、観光地等の自転車及び利用者が集中する場所にレン
タル用自転車を貸出し/返却する複数の駐輪基地を設
け、これら複数の駐輪基地を一括管理するとともに各駐
輪基地における自転車の過剰又は不足状態が生じないよ
う各駐輪基地間で自転車を融通させるセンターを設けた
自転車レンタルシステムを構築することで、利用者は自
分の自転車を所有するまでもなく各駐輪基地のレンタル
用自転車を確実且つ効率良く利用することができ、その
結果駅前などの不法駐輪を完全に無くすることが可能で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は複数台のレンタル用自転
車、これら自転車を格納する駐輪スペース、貸出し又は
返却される自転車を識別する手段(以下、「自転車識別
手段」と称す。)、利用者を識別する手段(以下、「利
用者識別手段」と称す。)、自転車及び利用者の情報を
互いに関連付けて貸出し/返却情報として把握する手
段、前記駐輪スペースに格納される貸出し可能な自転車
の待機台数を把握する手段、並びに自転車及び利用者の
入退場を管理するゲート装置を備えた駐輪基地と、複数
の駐輪基地の間で自転車を融通する移送手段と、各駐輪
基地からの貸出し/返却情報を受けて自転車及び利用者
を総合管理するとともに前記各駐輪基地からの待機台数
の情報を受けて各駐輪基地における待機台数の過剰又は
不足事態を回避するよう前記移送手段の移送台数を制御
する処理手段を備えたセンターと、各駐輪基地又は移送
手段とセンターとの間で各種情報を伝達する通信手段と
からなる自転車レンタルシステムを提供する。
【0008】また、本発明は複数台のレンタル用自転
車、これら自転車を貸出し可能な自転車と修理が必要な
故障自転車とに区別して格納する駐輪スペース、自転車
識別手段、利用者識別手段、自転車及び利用者の情報を
互いに関連付けて貸出し/返却情報として把握する手
段、前記駐輪スペースに格納される貸出し可能な自転車
の待機台数と故障自転車の情報を把握する手段、並びに
自転車及び利用者の入退場を管理するゲート装置を備え
た駐輪基地と、故障自転車を修理する修理手段と、複数
の駐輪基地の間で自転車を融通する移送手段と、各駐輪
基地からの貸出し/返却情報を受けて自転車及び利用者
を総合管理するとともに前記各駐輪基地からの待機台数
の情報を受けて各駐輪基地における待機台数の過剰又は
不足事態を回避するよう前記移送手段の移送台数を制御
し、さらに駐輪基地からの故障自転車の情報を受けて修
理手段に対し当該自転車の修理を要請する処理手段を備
えたセンターと、各駐輪基地、移送手段又は修理手段と
センターとの間で各種情報を伝達する通信手段とからな
る自転車レンタルシステムをも提供する。
【0009】これら自転車レンタルシステムにおいて、
上記駐輪スペースに格納される貸出し可能な自転車の待
機台数又は故障自転車の情報を把握する手段は、駐輪基
地ではなくセンターに備えられるものも好ましい。
【0010】ここに上記複数の駐輪基地の間で自転車を
融通する移送手段とは、自転車の数が過剰な駐輪基地か
ら不足している駐輪基地へ直接自転車を移送させる移送
手段のみならず、例えば途中に複数の自転車を溜めてお
くストック基地を設けておき、台数の過剰な駐輪基地か
らは当該過剰分を前記中間基地へ移送する一方で、台数
の不足している駐輪基地へは前記中間基地から当該不足
分を移送するといった間接的な移送手段も含まれる。
【0011】このような移送手段は自転車の点検機能を
備えていることが好ましい。
【0012】また、前記ゲート装置は、自転車及び利用
者の入退場を規制する規制手段と、自転車識別手段と、
利用者識別手段と、前記規制手段を制御する制御手段と
を備えていることが好ましく、自転車返却に際して利用
者が当該自転車の故障の有無を申告する申告装置を備え
ていることが更に好ましい。
【0013】さらに、前記駐輪スペースが故障の有無及
び自転車の種類毎に区画された複数の格納部及び各格納
部にそれぞれの種類に応じた名称を表示する表示部を備
えるとともに、前記ゲート装置が返却される自転車を識
別して該自転車の返却位置を前記格納部の名称で指定す
る返却位置指定手段を備えていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき詳細に説明する。図1〜4は本発明の第1実施
形態、図5は第2実施形態、図6は第3実施形態を示
し、図中符号Aは自転車レンタルシステム、1は駐輪基
地、2はセンター、3は移送手段、4は利用者、5は自
転車をそれぞれ示している。
【0015】先ず、本発明の第1実施形態の自転車レン
タルシステムを図1〜4に基づいて説明する。本発明の
自転車レンタルシステムAは、駅前、バス停留所近辺、
商店街、スーパー、観光地等の自転車の集中する場所に
レンタル用自転車を貸出し/返却する複数の駐輪基地
1、…を設け、これら複数の駐輪基地1、…を一括管理
するとともに各駐輪基地1における自転車の過剰又は不
足状態が生じないように移送手段3を介して各駐輪基地
間で自転車を融通させるセンター2を設けたシステムを
構築することで、利用者4が自分の自転車を所有するま
でもなく各場所に設けられた前記駐輪基地1のレンタル
用自転車5を確実且つ効率良く利用することができ、そ
の結果駅前などの不法駐輪を完全に無くすることを可能
としたものである。即ち、本自転車レンタルシステムA
によれば、各駐輪基地1の待機台数が移送手段3によっ
て常に最適な台数確保されるので利用者4は何時でも確
実に自転車5を借出しできるとともに、各駐輪基地1、
レンタル用自転車5及び利用者4がセンター2で一括し
て管理されるので自転車5を借出した駐輪基地1と該自
転車5を返却する駐輪基地1は同一である必要がなく、
利用者4はレンタル用自転車5を何処の駐輪基地1に返
却してもよいのである。このような運用が可能であるの
は、自転車の需要のピークが地域によって相違している
ことが一つの理由である。
【0016】駐輪基地1は、センター2による管理の
下、基本的には利用者主体の無人操業可能な自転車貸出
し/返却場であるが、保安並びに自転車及び設備の保守
点検等のため、各駐輪基地毎に一名又は数名の管理人を
常駐若しくは定期的に巡回させることが好ましい。駐輪
基地1の具体的構成は、図2に示す如く、主に複数台の
レンタル用自転車5、…と、これら自転車を格納する駐
輪スペース6と、貸出し又は返却される自転車を識別す
る自転車識別手段と、利用者を識別する利用者識別手段
と、自転車及び利用者の識別情報を互いに関連付けて貸
出し/返却情報として把握する手段と、前記駐輪スペー
ス6に格納される貸出し可能な自転車の待機台数を把握
する手段と、自転車及び利用者の入退場を管理するゲー
ト装置71、72とからなり、前記自転車識別手段及び
利用者識別手段は、前記ゲート装置71、72に具備さ
れている。その他、図示しないがセンター又は警備会社
等に直通の非常用電話やCCDカメラを備えていることも
好ましい実施例である。
【0017】レンタル用自転車5、…を駐輪する前記駐
輪スペース6は、自転車の故障の有無及び自転車の種類
毎に区画された複数の格納部61、…からなり、各格納
部61の上部には「故障」又は自転車の種類に応じた名
称を照明表示する表示部62がそれぞれ設けられ、自転
車貸出しの際には利用者が後述のゲート装置71で選択
した希望する自転車の種類を示す表示部62が、返却の
際にはゲート装置71が認識した返却自転車の種類を示
す表示部62が、それぞれ点滅若しくは色変化等により
識別表示され、利用者に対し希望する自転車の駐輪位置
又は自転車の返却位置を明示する。
【0018】前記ゲート装置71、72は、自転車及び
利用者の入場用と退場用として各駐輪基地に少なくとも
2機以上づつ設けられ、それぞれ図3に示す如く、自転
車及び利用者の入退場を規制する規制手段73と、自転
車識別手段としての読み取り装置74と、利用者識別手
段としての読み取り装置75と、前記規制手段73の動
作を制御する制御手段76とから構成されている。
【0019】前記自転車識別手段は、例えばゲートを通
過する各自転車に付加されている固有の識別コードを読
み取るセンサーやスキャナなどの読み取り装置74から
なり、前記識別コードの自転車における記録媒体として
はレンタル用自転車の全車に予め固設されるタグやバー
コード等が好適である。ここで、前記読み取り装置74
の設置高さと自転車に固設した記録媒体の高さを一致さ
せておけば、読み取り装置を手で操作することなく自動
的に前記識別コードを認識させることができる。前記利
用者識別手段は、例えば磁気カードやICカード等で作製
された会員証の挿入操作に基づき前記会員証に記憶され
ている各利用者固有の識別情報を読み取るカードリー
ダ、スキャナ等の読み取り装置75からなる。前記制御
手段76は、例えば駐輪基地1に設けた情報処理装置6
3が前記利用者識別手段で得られた利用者の識別情報を
後述のセンター2に照会した結果に基づいて前記規制手
段73を開閉制御する。更に、前記入場用のゲート装置
71には、図4に示す如く、自転車5を返却する利用者
が選択する返却ボタン77と、借出しを希望する自転車
の種類が選択される選択ボタン78と、自転車の返却位
置が上記格納部の名称で指定される液晶表示欄79並び
にスピーカ80と、自転車返却時に利用者によって当該
自転車の故障の有無が申告される申告装置としての故障
箇所選択ボタン81が設けられる。以下、自転車貸出し
と自転車返却に場合分けして、各ゲート装置71、72
の動作を説明する。
【0020】(自転車貸出し) 利用者は入場用のゲート装置71で会員証を読み取
り装置75に挿入するとともに選択ボタン78で希望す
る自転車の種類を選択する。 読み取り装置75で把握した利用者の識別情報は、
駐輪基地内の情報処理装置63においてセンター2に照
会され、結果が有効期限が切れているなどの特別な事情
がない限り制御手段76により規制手段73が解除され
てゲートが開放し、特別な事情がある場合にはゲートは
開放されない。 前記ゲートの開放に伴って、該自転車5が格納され
ている格納部61の表示部62を点滅させる。 利用者は退場用のゲート装置72で会員証を読み取
り装置75に挿入する。 読み取り装置75で把握した利用者の識別情報は、
情報処理装置63において先に入場用のゲート装置71
で把握した当該識別情報に関する履歴に照会され、選択
ボタン78の選択を確認して読み取り装置74により自
転車の識別コードを認識した後ゲートを開放する。 認識された自転車の識別コードは情報処理装置63
に送られる。
【0021】(自転車の返却) 利用者は入場用のゲート装置71で会員証を読み取
り装置75に挿入するとともに返却ボタン77を操作す
る。 読み取り装置74により自転車の識別コードを認識
した後、利用者の識別情報及び返却自転車の識別情報を
情報処理装置63に送り、ゲートを開放する。 前記ゲートの開放に伴って、液晶表示欄79及びス
ピーカ80により自転車の返却位置を格納部61の名称
で指定するとともに該格納部61の表示部62を点滅さ
せる。 自転車を返却した利用者は、退場用のゲート装置7
2で会員証を読み取り装置75に挿入する。 読み取り装置75で把握した利用者の識別情報は、
情報処理装置63において先に入場用のゲート装置71
で把握した当該識別情報に関する履歴に照会され、返却
ボタン77又は故障箇所選択ボタン81の選択を確認し
た後ゲートを開放する。
【0022】尚、これらゲート装置71、72には適
宜、利用者及び自転車を検知するセンサーや、警報ブザ
ー、不正侵入者を撮影して撮影データをセンターや契約
警備会社等に送信するCCDカメラなどのセキュリティ機
能を設けておくことが好ましい。
【0023】これらゲート装置71、72の自転車識別
手段としての読み取り装置74、利用者識別手段として
の読み取り装置75及び故障箇所選択ボタン81で得ら
れる情報は、駐輪基地1内の情報処理装置63に送られ
て処理される。即ち、前記情報処理装置63は、自転車
5及び利用者4の情報を互いに関連付けて貸出し/返却
情報として把握する手段と、前記駐輪スペース6に格納
される貸出し可能な自転車5の待機台数を該自転車5の
種類別に把握する手段と、故障自転車51の情報を把握
する手段が設けられており、例えば利用者4にレンタル
用自転車を貸出す際には、退場用ゲート装置72で識別
される利用者の会員ナンバー、貸出し年月日、及び自転
車の識別コードの情報を合わせて貸出し情報として処理
し、利用者がレンタル用自転車を返却する際には、入場
用ゲート装置71で識別される利用者の会員ナンバー、
返却年月日、自転車の識別コード、及び故障の有無の情
報を合わせて返却情報として処理する。また、駐輪スペ
ース6に格納される貸出し可能な自転車の待機台数は、
自転車が返却又は貸出しされる毎に別途演算処理し、故
障自転車51の情報は、前記故障箇所選択ボタン81で
申告された故障箇所及び自転車識別手段としての読み取
り装置74で得られた自転車の識別コードを合わせて故
障情報として処理する。
【0024】尚、上記情報処理装置63が行なう処理機
能のうち、駐輪スペース6に格納される貸出し可能な自
転車5の待機台数を該自転車の種類別に把握する手段
は、各駐輪基地1ではなくセンター2に設けても良い。
【0025】そして、駐輪基地1内の情報処理装置63
で把握された各情報は、駐輪基地1に固有な識別情報と
ともに電話回線や専用回線等の通信手段8を介してセン
ター2のコンピュータ等からなる中央処理部に送信さ
れ、該中央処理部ではレンタル用自転車5、利用者4及
び各駐輪基地1を総合管理する。
【0026】前記中央処理部の具体的な機能は、会員証
発行時に登録されるIDナンバーや住所、氏名、性別、
電話番号、清算のための銀行口座番号、有効期限等の利
用者のデータベースとレンタル用自転車にタグ又はバー
コード固設時に登録される識別コードや種類、登録年月
日等の自転車のデータベースを管理するとともに、各駐
輪基地1からの貸出し/返却情報を受けて、該情報に基
づき駐輪基地1毎に自転車の識別コードを記録するとと
もに利用者毎の銀行口座引落データを作成する利用料金
の請求処理や長期借出者リスト抽出作業、自転車事故を
起こした会員の記録等を行なう。ここで、前記会員証を
クレジット会社と提携したものとすることで、決済機能
が向上し、カードの利便性が高まるとともに会員証作製
のコストが削減される。また、各駐輪基地1からの待機
台数の情報を受けて、各駐輪基地1における待機台数の
過剰又は不足事態を回避するよう後述する移送手段3の
移送台数を制御し、移送する自転車の種類や台数、移送
先などの指示情報を前記移送手段3に送信する。さらに
各駐輪基地1からの故障自転車51の情報を受けて、こ
の情報を当該駐輪基地1へ向かう移送手段3に対する前
記指示情報に付加する。
【0027】尚、センター2は、利用者4からの駐輪基
地1毎の待機台数の問い合わせに対する回答及び予約サ
ービスの機能を有していることが好ましく、各駐輪基地
毎の予約自転車の情報は待機自転車の情報から除外して
当該予約した利用者の識別情報とともに別途管理され、
前記予約自転車は駐輪基地において貸出し不能な状態に
設定される。具体的には予約自転車の情報は、駐輪基地
内の情報処理装置に登録されるとともに、入場用ゲート
装置71における液晶表示欄79及び格納部61におけ
る表示部62にそれぞれ付設した表示欄には、前記予約
自転車の情報が、各レンタル用自転車の後部に付設され
識別コードとともにセンター2に管理されているナンバ
ープレートの番号で点灯表示され、さらに退場用ゲート
装置72で前記予約した利用者以外の識別情報とともに
前記予約自転車の識別コードが認識された場合には、当
該ゲート装置72の制御手段76は規制手段73による
開放動作を制止する。
【0028】移送手段3は、センター2における前記中
央処理部からの無線信号9による指示情報を受けて待機
台数が過剰状態にある駐輪基地1から不足状態にある駐
輪基地1へ自転車5を所定台数移送する貨物列車や貨物
自動車等をいい、特に商店街等の比較的道路幅の狭い場
所に設置された駐輪基地1へはライトバン等の車両が好
ましい。これら移送手段3には、GPS受信機等の自己
位置検出手段が備えられており、該自己位置の情報は常
時無線信号を介してセンター2へ送信され、センター2
は各移送手段3の現在位置を把握することで移送作業を
完了した移送手段3に対して次の移送に関する的確な指
示を与えることが可能である。また、前記移送手段3に
は、自転車のチューブ、ブレーキワイヤ等の交換部品や
工具などが備えられており、移送元の駐輪基地に待機し
ているレンタル用自転車、移送先の駐輪基地に待機して
いるレンタル用自転車、移送中のレンタル用自転車等を
逐次若しくは定期的に点検するとともに上記故障自転車
51を修理する機能を有している。尚、駐輪基地内にお
ける各種類毎の自転車は同一形式の自転車を用いること
が部品の共有が可能な点で好ましい。
【0029】尚、前記移送手段3には、移送元の駐輪基
地1、移送先の駐輪基地1及び移送した自転車5の識別
情報をセンター2へ送信する送信手段を備えれば、各駐
輪基地1において移送する自転車5を一台づつゲート装
置を通過させる必要がなくなり、移送効率が向上する。
【0030】図5は、本発明の自転車レンタルシステム
の第2実施形態を示す説明図である。本実施形態の自転
車レンタルシステムAにおいては、駐輪基地1間で自転
車5を融通する移送手段3が、実際に自転車を移送する
貨物列車や貨物自動車等の車両31と、常時レンタル用
自転車がストックされているストック基地32とからな
り、前記車両31は待機自転車の台数が過剰な駐輪基地
1からストック基地32へ過剰台数分の自転車を移送す
るとともに、ストック基地32から待機自転車の台数が
不足している駐輪基地1へ不足台数分の自転車を移送す
るものである。ここで前記車両31はストック基地32
を介して各駐輪基地1間で自転車5を移送しているが、
このような移送形態を常に固守する必要はなく、過剰状
態にある駐輪基地1と不足状態にある駐輪基地1の距離
が近い場合には適宜、直接に自転車5を融通させてもよ
い。このように別途ストック基地32を設けることで、
過剰な駐輪基地1から自転車5を収集すると同時に、不
足している駐輪基地1へ自転車5を補充することが可能
となり、短時間で移送作業を終了することができ移送効
率が大幅に向上する。また、前記ストック基地32に交
換部品や工具等を備えた自転車5の点検、修理手段を設
けておけば、前記移送車両31にこのような設備が不用
となるとともに、各駐輪基地1から移送された過剰自転
車及び故障自転車51を一括して点検、修理することが
可能である。さらに、前記ストック基地32に返却用の
ゲート装置及びセンター2と交信可能な情報処理装置を
設けておけば、該ストック基地32に自転車5を返却す
ることが可能となり利用者の利便性が高まる。
【0031】図6は本発明の自転車レンタルシステムの
第3実施形態を示す説明図である。本実施形態の自転車
レンタルシステムAにおいては、上記第1実施形態又は
第2実施形態の移送手段3とは独立して、各駐輪基地毎
に故障自転車を修理する修理手段10が別途設けられて
いる。このような修理手段10としては自転車5の交換
部品や工具等を備えた修理工場が好ましく、例えば本自
転車レンタルシステムと契約している自転車販売修理店
などが担当する。これら修理手段10はセンター2から
の指令を受けて該当する駐輪基地1内の故障自転車51
を修理し、当該故障自転車51の識別コードとともにセ
ンター2へ修理完了の情報を送信する。このような自転
車レンタルシステムAによれば、移送手段3において自
転車を修理する機能を無くすことができるので、移送手
段3に関する設計の自由度が向上する。
【0032】尚、前記修理手段10に自転車識別手段及
び利用者識別手段を設ければ、自転車が故障した場合に
前記修理手段10に直接故障自転車を返却できるので利
用者の利便性が高まり、前記修理手段は故障自転車を駐
輪基地から回収する手間が無くなり効率良く修理でき
る。
【0033】本発明における駐輪基地には、レンタル用
自転車の駐輪スペースのみならず個人所有の自転車を駐
輪する駐輪スペースを別途設けておくことも好ましい実
施例である。また、各レンタル用自転車には利用者が携
帯している会員証を挿入することでロックが解除される
施錠手段が施されることも好ましい。
【0034】
【発明の効果】以上にしてなる本発明は、以下の効果を
生ずる。
【0035】請求項1記載の自転車レンタルシステムに
よれば、利用者が各駐輪基地のレンタル用自転車をいつ
でも確実且つ効率良く利用することができ、脱クルマ社
会の促進により環境改善に大きく寄与するとともに自分
の自転車を所有する必要が無くなり駅前などの不法駐輪
を完全に無くすることができる。
【0036】請求項2記載の自転車レンタルシステムに
よれば、レンタル用自転車の利用上の安全性を向上でき
るとともに移送手段に点検修理機能を付加させる必要が
ないので、移送効率を向上できる。
【0037】請求項3記載の自転車レンタルシステムに
よれば、各駐輪基地で得られる自転車の待機台数の情報
及び故障自転車の情報がセンターで直接管理されるの
で、システム全体のコストを大幅に削減できる。
【0038】請求項4記載の自転車レンタルシステムに
よれば、移送手段が自転車の点検機能を備えているの
で、移送先の駐輪基地で故障自転車が貸出されるといっ
た不測の事態を未然に回避することができる。
【0039】請求項5記載の自転車レンタルシステムに
よれば、ゲート装置が貸出し又は返却される自転車を識
別する手段と利用者を識別する手段を備えているので、
会員以外の者が駐輪基地に侵入し、レンタル用自転車を
持出すといった不正行為を確実に防止できる。
【0040】請求項6記載の自転車レンタルシステムに
よれば、センターが各駐輪基地における故障自転車の情
報を容易に把握できる。
【0041】請求項7記載の自転車レンタルシステムに
よれば、自転車を返却する利用者が当該自転車の返却位
置を容易に認識できるとともに、レンタル用自転車が複
数の格納部に種類ごとに区別して収納されるので、貸出
しの際、利用者は希望する自転車を簡単に見出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車レンタルシステムの第1実
施形態を示す概略構成図。
【図2】同じく第1実施形態の駐輪基地を示す説明平面
図。
【図3】同じく第1実施形態のゲート装置を示す説明正
面図。
【図4】同じく入場用のゲート装置を示す説明斜視図。
【図5】本発明に係る自転車レンタルシステムの第2実
施形態を示す概略構成図。
【図6】本発明に係る自転車レンタルシステムの第3実
施形態を示す概略構成図。
【符号の説明】
A 自転車レンタルシステム 1 駐輪基地 2 センター 3 移送手段 4 利用者 5 自転車 6 駐輪スペース 8 通信手段 9 無線信号 10 修理手段 31 車両 32 ストック
基地 51 故障自転車 61 格納部 62 表示部 63 情報処理
部 71 ゲート装置 72 ゲート装
置 73 規制手段 74 読み取り
装置 75 読み取り装置 76 制御手段 77 返却ボタン 78 選択ボタ
ン 79 液晶表示欄 80 スピーカ 81 故障箇所選択ボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のレンタル用自転車、これら自転
    車を格納する駐輪スペース、貸出し又は返却される自転
    車を識別する手段、利用者を識別する手段、自転車及び
    利用者の情報を互いに関連付けて貸出し/返却情報とし
    て把握する手段、前記駐輪スペースに格納される貸出し
    可能な自転車の待機台数を把握する手段、並びに自転車
    及び利用者の入退場を管理するゲート装置を備えた駐輪
    基地と、 複数の駐輪基地の間で自転車を融通する移送手段と、 各駐輪基地からの貸出し/返却情報を受けて自転車及び
    利用者を総合管理するとともに前記各駐輪基地からの待
    機台数の情報を受けて各駐輪基地における待機台数の過
    剰又は不足事態を回避するよう前記移送手段の移送台数
    を制御する処理手段を備えたセンターと、 各駐輪基地又は移送手段とセンターとの間で各種情報を
    伝達する通信手段と、 からなる自転車レンタルシステム。
  2. 【請求項2】 複数台のレンタル用自転車、これら自転
    車を貸出し可能な自転車と修理が必要な故障自転車とに
    区別して格納する駐輪スペース、貸出し若しくは返却さ
    れる自転車を識別する手段、利用者を識別する手段、自
    転車及び利用者の情報を互いに関連付けて貸出し/返却
    情報として把握する手段、前記駐輪スペースに格納され
    る貸出し可能な自転車の待機台数と故障自転車の情報を
    把握する手段、並びに自転車及び利用者の入退場を管理
    するゲート装置を備えた駐輪基地と、 故障自転車を修理する修理手段と、 複数の駐輪基地の間で自転車を融通する移送手段と、 各駐輪基地からの貸出し/返却情報を受けて自転車及び
    利用者を総合管理するとともに前記各駐輪基地からの待
    機台数の情報を受けて各駐輪基地における待機台数の過
    剰又は不足事態を回避するよう前記移送手段の移送台数
    を制御し、さらに駐輪基地からの故障自転車の情報を受
    けて修理手段に対し当該自転車の修理を要請する処理手
    段を備えたセンターと、 各駐輪基地、移送手段又は修理手段とセンターとの間で
    各種情報を伝達する通信手段と、 からなる自転車レンタルシステム。
  3. 【請求項3】 前記駐輪スペースに格納される貸出し可
    能な自転車の待機台数又は故障自転車の情報を把握する
    手段が、駐輪基地ではなくセンターに備えられている請
    求項1又は2記載の自転車レンタルシステム。
  4. 【請求項4】 前記移送手段が自転車の点検機能を備え
    ている請求項1〜3の何れか1項に記載の自転車レンタ
    ルシステム。
  5. 【請求項5】 前記ゲート装置が、自転車及び利用者の
    入退場を規制する規制手段と、貸出し若しくは返却され
    る自転車を識別する手段と、利用者を識別する手段と、
    前記規制手段を制御する制御手段とを備えている請求項
    1〜3の何れか1項に記載の自転車レンタルシステム。
  6. 【請求項6】 前記ゲート装置が、自転車返却に際して
    利用者が当該自転車の故障の有無を申告する申告装置を
    備えている請求項1〜5の何れか1項に記載の自転車レ
    ンタルシステム。
  7. 【請求項7】 前記駐輪スペースが故障の有無及び自転
    車の種類毎に区画された複数の格納部及び各格納部にそ
    れぞれの種類に応じた名称を表示する表示部を備えると
    ともに、前記ゲート装置が返却される自転車を識別して
    該自転車の返却位置を前記格納部の名称で指定する返却
    位置指定手段を備えている請求項1〜6の何れか1項に
    記載の自転車レンタルシステム。
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