JP2000169039A - チョッパー折り機およびチョッパー折り状態判別方法 - Google Patents

チョッパー折り機およびチョッパー折り状態判別方法

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JP2000169039A
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和弘 斉木
Goro Daiki
護郎 大規
Koji Kishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チョッパー折りされたシートの縁が正確に監
視できるようにする。 【解決手段】 対向ロール2の直下の二つ折り印刷シー
ト101が通過する経路200の両側に、二つ折り印刷
シート101の折り縁102と、その一端から延びた重
ね縁103がシルエットとして撮影できるように、カメ
ラ8と光源9とを対向設置すると共に、カメラ8に画像
処理装置13を接続し、折り縁102と重ね縁103と
の交差角αが計測できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑誌や書籍などを
製本するために印刷装置により印刷されたシートを、所
定形状の折丁に二つ折り加工するためのチョッパー折り
機と、チョッパー折り状態の良否の判別を行う方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウェブ状(帯状)の印刷紙に
印刷された印刷シートは、その装置の後段に併設した印
刷シート折り機によって、連続的に所定の折り形状に折
り加工して、雑誌や書籍を製本するための折丁を製造し
ている。
【0003】一般に、雑誌・書籍などの印刷に多用され
ているオフセット輪転印刷装置では、巻き取り紙(ロー
ル紙)から巻き出し送行する長尺状のウェブシートに、
印刷ユニットで所要の文字・絵柄を印刷したのち、三角
板などのフォーマー手段(折りプレート)でウェブシー
トを送行方向に沿って二つ折り、三つ折り、四つ折りな
どの所定の形状に連続的に折り加工し、シーターなどの
断裁手段によって枚葉状にシート断裁して印刷シートを
得たのち、さらにその印刷シート送行方向または印刷シ
ート送行方向と直交する方向に、チョッパー折り機にて
印刷シートを二つ折りして、折丁として最終的にスタッ
カーに排出するようになっている。
【0004】すなわち、印刷ユニットから供給される印
刷済みのウェブシートは、三角板とその下方(送行方向
下流)に配置された対向する一対のガイドローラとを備
えたフォーマー手段によって、そのシート幅方向を、例
えば半分に折り(二つ折り)加工されるようになってい
る。
【0005】続いて、二つ折り加工されたウェブシート
は、チャッキング機構・くわえ折り機構・カッター機構
を備えた2〜3本のロータリーシリンダーからなるロー
タリー式折り機に、そのチャッキング機構によってシー
ト先端部をチャッキングされて導入され、導入方向と直
交する方向にくわえ折り機構でさらに二つ折りされると
共に、カッター機構により一定長の断裁ピッチ毎に印刷
シートとして断裁されて、折り加工された枚葉状の印刷
シートとして排出される。
【0006】そして、この折り加工された枚葉状の印刷
シートは、チョッパー折り機に導入され、その印刷シー
トの中間部が互いに平行な対向ロールの、例えば上方に
位置するように移送され、対向ロールの上方より対向ロ
ール間に繰り返し突入するチョッパーブレードが対向ロ
ール間に降下する際に、印刷シートは送行方向に沿っ
て、または送行方向と直交する方向に沿って、さらに半
分に折られて、すなわちチョッパー折りされて排出さ
れ、雑誌や書籍などの折丁が完成する。
【0007】図9は、チョッパー折り機の一例を示す説
明図、図10は図9に示したチョッパー折り機を横方向
から見たときの説明図であり、印刷および折り加工され
た枚葉状の印刷シート100は、ガイドテーブル4の上
を送行する上ベルト5と下ベルト6との間に挟み込まれ
て、1部づつチョッパー折り機の一対の平行なロール2
a、2bからなる対向ロール2の上に矢印方向に導入さ
れ、導入方向の前方両側に設置した前当部7・7に印刷
シート100の前端部が当接して常に定位置に位置決め
されるようになっている。
【0008】そして、印刷シート100の前端部が前当
部7・7に当接して停止するタイミングで、または印刷
シート100の前端部が前当部7・7に当接する直前ま
たは当接した直後のタイミングで、チョッパーブレード
1が印刷シート100の上方より下方の対向ロール2の
ロール2a、2bの間に向かって下降動作し、このチョ
ッパーブレード1の動作によって、対向ロール2の上に
ある印刷シート100はロール2a、2bの間に導入さ
れて二つ折りされ、対向ロール2の下方のチョッパー折
り印刷シートが通過する経路200を二つ折り印刷シー
ト101(製本用の折丁)となって通過・排出されるよ
うになっている。なお、対向ロール2下方の経路200
内に、印刷シート100の二つ折りをより確実にするた
めに、別の平行な一対の対向ロール3を備えたものもあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のチョッパー
折り機においては、印刷および折り加工された枚葉状の
印刷シート100が斜めの姿勢でチョッパー折り機に導
入されたり、あるいは印刷シート100の前端部がチョ
ッパー折り機の両方の前当部7・7に正しく当接せず
に、一方の前当部7だけに当接して、印刷シート100
が斜めの状態のままチョッパーブレード1が下降動作し
て二つ折りされた場合には、二つ折りされた印刷シート
101は、図7に示したように捻られた状態に折られて
折り不良が発生し、製本用折丁としては不良品になって
しまう。
【0010】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、チョッパー折りされたシートの縁が正確に
監視できるようにして、チョッパー折り機の折り動作タ
イミングの調整や、不良品の抜取作業などが迅速に、且
つ、確実に行えるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、互いに逆方向に回転する平行な一対の
対向ロールと、シートをこの対向ロールの間に二つ折り
状態で案内するチョッパーブレードとを備えたチョッパ
ー折り機において、二つ折りされたシートの折り縁と、
その端部から延びる何れか一方のシートの重ね縁とを撮
影する撮影手段が画像処理手段に接続されて対向ロール
の二つ折りシート排出側に設けられたチョッパー折り機
である。
【0012】第2の発明は、前記第1の発明のチョッパ
ー折り機において、撮影手段が二つ折りシートの通路を
挟んで対向設置される一つのレンズと、一つの光源とを
備えるようにしたチョッパー折り機である。
【0013】第3の発明は、前記第1または第2の発明
のチョッパー折り機において、シートの到達を検出する
センサと、このセンサからの信号に基づいて撮影手段の
起動時期を決定する撮影時期決定手段とを備えるように
したチョッパー折り機である。
【0014】第4の発明は、前記第1〜第3何れかの発
明のチョッパー折り機において、チョッパーブレードま
たは対向ロールの動作系に1サイクルの動作を行う毎に
信号を出力するセンサと、このセンサからの信号に基づ
いて撮影手段の起動時期を決定する撮影時期決定手段と
を備えるようにしたチョッパー折り機である。
【0015】第5の発明は、前記何れかの発明のチョッ
パー折り機の対向ロールによって二つ折りされたシート
の折り縁と重ね縁とを撮影手段によって撮影し、この撮
影した画像を画像処理手段で2値化処理などして前記両
縁を示す画素の候補を抽出すると共に、各縁が存在し得
る領域毎に、この抽出された画素についてX−Y直交座
標からハフ変換により基準点からの距離ρと傾きθのρ
−θ空間へ変換し、各ρ−θ空間での重心を求めてそれ
ぞれを示す直線の基準点からの距離Pと傾きΘとし、こ
の2本の直線の交差角を求めてシートの折り状態の良否
を決定するようにしたチョッパー折り状態判別方法であ
る。
【0016】第6の発明は、前記何れかの発明のチョッ
パー折り機の対向ロールによって二つ折りされたシート
の折り縁と重ね縁とを撮影手段によって撮影し、この撮
影した画像を画像処理手段で2値化処理などして前記両
縁を示す画素の候補を抽出すると共に、各縁が存在し得
る領域毎に、この抽出された画素がX−Y直交座標空間
である程度連続した塊になるように膨張処理などを行な
い、それぞれに最大の塊のモーメントの主軸を求め、各
主軸の位置と傾きを中心とした狭い範囲で、前記抽出さ
れた各縁を表す候補の画素についてX−Y直交座標から
ハフ変換により基準点からの距離ρと傾きθのρ−θ空
間へ変換し、各ρ−θ空間での重心を求めてそれぞれを
示す直線の基準点からの距離Pと傾きΘとし、この2本
の直線の交差角を求めてシートの折り状態の良否を決定
するようにしたチョッパー折り状態判別方法である。
【0017】第7の発明は、前記第5または第6の発明
のチョッパー折り状態判別方法において、ρ−θ空間で
の強度が高いものだけをサンプリングし、この強度の高
いものだけの重心を求めて距離Pと傾きΘとするように
したチョッパー折り状態判別方法である。
【0018】第8の発明は、前記第7の発明のチョッパ
ー折り状態判別方法において、ρ−θ空間で一番強度の
高いものと、この強度が一番高いものとの距離ρと傾き
θの差が共に所定値以内にあり、且つ、距離ρと傾きθ
の少なくとも一方が連続しているものについてのみサン
プリングを行うようにしたチョッパー折り状態判別方法
である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図8に基づいて説明する。なお、理解を容易にするた
め、これらの図においても前記図9・図10において説
明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号
を付した。
【0020】すなわち、図1・図2において、1は上下
動作するチョッパーブレード、2は対向して水平に設置
された平行な1対のロール2a、2bからなる対向ロー
ル、3はこの対向ロール2の下方に同様に設置された1
対のロール3a、3bからなるもう一つの対向ロールで
あり、上段の対向ロール2よりもニップ圧(挟持圧)が
強くなっている。また、4はガイドテーブル、5は上部
ベルト、6は下部ベルトであり、200は対向ロール3
を含めた二つ折り印刷シート101が通過する経路であ
る。
【0021】したがって、本発明のチョッパー折り機の
折り機構の基本構造は、前記図9・図10に基づいて説
明した従来のチョッパー折り機と同一である。
【0022】そして、本発明のチョッパー折り機におい
ても、前段の図示しない印刷ユニット・フォーマー手段
・断裁手段などを駆動して得られた枚葉状の印刷シート
100は図1に示すように、対向ロール2の例えば上方
に図面裏面側から表面側に導入され、前記図9・図10
に示す前当部7・7に当接するなどして停止する。
【0023】また、図1に示すように、対向ロール2の
直下には、二つ折り印刷シート101の折り状態の良否
を検出するためのカメラ8が設置されている。なお、9
は、カメラ8による撮影時にバックライトとして機能す
る光源である。
【0024】カメラ8は、対向ロール2の下流側に設置
されるものであって、必ずしも対向ロール2の直下に設
ける必要はなく、対向ロール3を含めた二つ折り印刷シ
ート101が通過する経路200に臨んで設置される。
【0025】また、必要に応じて、カメラ8と同じレベ
ル若しくはそれよりも対向ロール2側に片寄せて、二つ
折り印刷シート101の前端部の到達(通過)を検出し
て前端部通過検出信号を発信するタイミングセンサ10
を設ける。そして、このタイミングセンサ10からの前
端部通過検出信号を受けてのち、タイマー、カウンター
などの動作により所定時間t(t=0を含む)経過後、
カメラ8による検出動作を開始する。
【0026】なお、この場合のタイミングセンサ10
は、経路200に臨んで設置した照射光源10aと、そ
の反対側に設置した検出受光部10bとからなり、照射
光源10aから出た光が検出受光部10bに届かなくな
ったときに、二つ折り印刷シート101の前端がタイミ
ングセンサ10の位置に到達したと判断するように構成
してあるが、タイミングセンサ10としては、対向ロー
ル2若しくはチョッパーブレード1の動作系に、1サイ
クル毎にタイミング信号を発信する回転カムスイッチ、
マイクロスイッチ、ロータリーエンコーダなどからなる
タイミングスイッチを設置し、これをタイミングセンサ
として利用することもできる。
【0027】図2に基づいて、本発明をさらに詳細に説
明する。カメラ8は、例えばNTSC方式準拠のCCD
カメラであり、二つ折り印刷シート101が通過する経
路200の背面側には、二つ折り印刷シート101の折
り縁102と、その端部から延びる何れか一方の重ね縁
103に対応した光源9を設置し、前記両縁がシルエッ
トとして撮影できるようになっている。
【0028】また、カメラ8はパソコンなどからなる画
像処理装置13と接続してあり、カメラ8が撮影した画
像が画像処理装置13で処理できるようになっている。
【0029】例えば図3に示したように、カメラ8から
入力された画像は、図示しないAD変換器を通してデジ
タル化され、画像メモリ14のX−Y空間15に2次元
の配列として格納される。この格納された2次元画像
は、図示しない微分回路(CPUで処理しても良い)で
水平方向あるいは垂直方向に微分され、エッジが強調さ
れる。強調されたエッジはさらに図示しない2値化回路
で2値化され、再び画像メモリ14のX−Y空間15に
格納される。このX−Y空間15に格納された2値化画
像をCPU17でハフ変換し、ρ−θ空間16へρ−θ
の強度として格納する。このρ−θ空間16の強度分布
からCPU17により上位の候補群を求め、強度を重み
として重心のρ、θを求め、それぞれをP、Θとして出
力する。
【0030】対向ロール2によってチョッパー折りされ
た二つ折り印刷シート101の折り縁102と重ね縁1
03は、カメラ8によって一つの画面に、バックライト
として機能する光源9により生じた影の端の部分として
図4に示したように撮影される。
【0031】そして、画像処理装置13により検査窓内
を水平方向あるいは垂直方向に微分してエッジ成分を強
調し、例えば微分強度のピーク値を基準に二値化の閾値
を求め、縁を2値画像として求める。この画像の二値化
処理によって、二つ折り印刷シート101の折り縁10
2と、重ね縁103を示す候補画素が抽出される。
【0032】そして、折り縁102、重ね縁103それ
ぞれを示す直線の、基準点からの距離Pと傾きΘを、例
えば図5のように処理して求め、さらに直線同士の交差
角αを求めてチョッパー折り状態を判別する。
【0033】すなわち、縁が存在し得る領域毎に、折り
縁102、重ね縁103それぞれに抽出された画素につ
いてX−Y直交座標からハフ変換により基準点からの距
離ρと傾きθのρ−θ空間へ変換し、強度が上位のもの
(例えば、最大値の90%以内)を選択し、その内でρ
とθの少なくともどちらかが連続しているものだけを選
択し、候補群のρとθに強度を重みとして重心を求めて
それぞれを示す直線の基準点からの距離Pと傾きΘと
し、さらにこの距離Ρと傾きΘとで特徴づけられる直線
同士の交差角αを求め、この交差角αによってチョッパ
ー折りされた二つ折り印刷シート101の良否を評価す
る。
【0034】なお、X−Y直交座標からρ−θ空間への
ハフ変換は、例えば距離ρについては画素サイズの1/
10〜1/20程度、傾きθについても1/10〜1/
20度程度に細かく行う。
【0035】そして、上記のようにして求めた交差角α
が、例えば90°であればチョッパー折りが正常に行わ
れ、前記条件を満足しないときにはチョッパー折りが正
常に行われていないと判別する。
【0036】なお、前記条件は、折丁の内容、すなわち
製本される本の内容によって異なることは予想されるこ
とである。
【0037】また、強度の上位のものを選択する方法と
しては、例えば上位から5番目までと云ったように個数
を限定して行うことも可能である。
【0038】また、図6に示したように、二値化して求
めた二つ折り印刷シート101の折り縁102と、重ね
縁103の候補となる画素18を(図6a)、膨張化処
理などしてある程度の大きさの塊19とし(図6b)、
この塊19のモーメントの主軸20を求める(図6
c)。そして、この主軸20の位置と傾きを中心とした
狭い範囲、すなわち距離ρ±Δρの範囲と、傾きθ±Δ
θの範囲で、前記図4におけるハフ変換を行うこともで
きる(図6d)。この処理方法によれば、ハフ変換処理
が簡単になり、チョッパー折り状態の判別が迅速に行え
るようになる。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0040】例えば、図8に示したように、経路200
とカメラ8との間に平面ミラー11などの適宜の光路変
更手段を設置して、カメラ8の取り付け位置をチョッパ
ー折り作業の邪魔にならない位置に変更することなどが
可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、チョッパー折りされた
シートの縁の状態が正確に監視できるので、チョッパー
折り機の折り動作タイミングの調整や、不良品の抜取作
業などが迅速に、且つ、確実に行える。
【0042】しかも、対向する縁の位置・傾斜などが、
CCDカメラの画素より細かい精度で精確に把握できる
と云った特徴もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチョッパー折り機を正面から見た時の
説明図である。
【図2】本発明のチョッパー折り機のシステム構成の説
明図である。
【図3】画像処理手段の説明図である。
【図4】カメラ画像の説明図である。
【図5】画像処理工程の説明図である。
【図6】ハフ変換の範囲を限定する処理工程の説明図で
ある。
【図7】形状不良となった二つ折り印刷シートの説明図
である。
【図8】他の実施形態を示す説明図である。
【図9】従来のチョッパー折り機の説明図である。
【図10】図9のチョッパー折り機を横方向から見た時
の説明図である。
【符号の説明】
1 チョッパーブレード 2・3 対向ロール 4 ガイドテーブル 5 上部ベルト 6 下部ベルト 7 前当部 8 カメラ 9 光源 10 タイミングセンサ 10a 照射光源 10b 検出受光部 11 平面ミラー 13 画像処理装置 14 画像メモリ 15 X−Y空間 16 ρ−θ空間 17 CPU 18 画素 19 塊 20 主軸 100 印刷シート 101 二つ折り印刷シート 102 折り縁 103 重ね縁 200 経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉木 和弘 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 大規 護郎 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 岸 浩司 大阪府大阪市西区江戸堀1−25−22 東洋 インスペクションズ株式会社内 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB01 AC04 CD01 EA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに逆方向に回転する平行な一対の対
    向ロールと、シートをこの対向ロールの間に二つ折り状
    態で案内するチョッパーブレードとを備えたチョッパー
    折り機において、二つ折りされたシートの折り縁と、そ
    の端部から延びる何れか一方のシートの重ね縁とを撮影
    する撮影手段が画像処理手段に接続されて対向ロールの
    二つ折りシート排出側に設けられたことを特徴とするチ
    ョッパー折り機。
  2. 【請求項2】 撮影手段が二つ折りシートの通路を挟ん
    で対向設置される一つのレンズと、一つの光源とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のチョッパー折り機。
  3. 【請求項3】 シートの到達を検出するセンサと、この
    センサからの信号に基づいて撮影手段の起動時期を決定
    する撮影時期決定手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1または2記載のチョッパー折り機。
  4. 【請求項4】 チョッパーブレードまたは対向ロールの
    動作系に1サイクルの動作を行う毎に信号を出力するセ
    ンサと、このセンサからの信号に基づいて撮影手段の起
    動時期を決定する撮影時期決定手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1〜3何れかに記載のチョッパー折り
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4何れかに記載のチョッパー
    折り機の対向ロールによって二つ折りされたシートの折
    り縁と重ね縁とを撮影手段によって撮影し、この撮影し
    た画像を画像処理手段で2値化処理などして前記両縁を
    示す画素の候補を抽出すると共に、各縁が存在し得る領
    域毎に、この抽出された画素についてX−Y直交座標か
    らハフ変換により基準点からの距離ρと傾きθのρ−θ
    空間へ変換し、各ρ−θ空間での重心を求めてそれぞれ
    を示す直線の基準点からの距離Pと傾きΘとし、この2
    本の直線の交差角を求めてシートの折り状態の良否を決
    定することを特徴とするチョッパー折り状態判別方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4何れかに記載のチョッパー
    折り機の対向ロールによって二つ折りされたシートの折
    り縁と重ね縁とを撮影手段によって撮影し、この撮影し
    た画像を画像処理手段で2値化処理などして前記両縁を
    示す画素の候補を抽出すると共に、各縁が存在し得る領
    域毎に、この抽出された画素がX−Y直交座標空間であ
    る程度連続した塊になるように膨張処理などを行ない、
    それぞれに最大の塊のモーメントの主軸を求め、各主軸
    の位置と傾きを中心とした狭い範囲で、前記抽出された
    各縁を表す候補の画素についてX−Y直交座標からハフ
    変換により基準点からの距離ρと傾きθのρ−θ空間へ
    変換し、各ρ−θ空間での重心を求めてそれぞれを示す
    直線の基準点からの距離Pと傾きΘとし、この2本の直
    線の交差角を求めてシートの折り状態の良否を決定する
    ことを特徴とするチョッパー折り状態判別方法。
  7. 【請求項7】 ρ−θ空間での強度が高いものだけをサ
    ンプリングし、この強度の高いものだけの重心を求めて
    距離Pと傾きΘとすることを特徴とする請求項5または
    6記載のチョッパー折り状態判別方法。
  8. 【請求項8】 ρ−θ空間で一番強度の高いものと、こ
    の強度が一番高いものとの距離ρと傾きθの差が共に所
    定値以内にあり、且つ、距離ρと傾きθの少なくとも一
    方が連続しているものについてのみサンプリングが行わ
    れることを特徴とする請求項7記載のチョッパー折り状
    態判別方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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