JP2000167580A - 垂れ流し式廃水処理場の運転制御方法 - Google Patents

垂れ流し式廃水処理場の運転制御方法

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JP2000167580A JP10345367A JP34536798A JP2000167580A JP 2000167580 A JP2000167580 A JP 2000167580A JP 10345367 A JP10345367 A JP 10345367A JP 34536798 A JP34536798 A JP 34536798A JP 2000167580 A JP2000167580 A JP 2000167580A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量計を浄化処理装置から放流する処理水の
水路にのみ設け、この流量計により処理水の放流量を検
出し、且つ浄化処理装置への原水の供給量により原水の
異常流入を察知して対応を行い、処理水の水質悪化を防
止する。 【解決手段】 原水ピット1に流入する原水をポンプP
1 ,P1 ′を介し浄化処理装置5に供給して浄化処理
し、浄化処理装置に供給した原水の供給量宛、浄化処理
装置から処理水を垂れ流して排出、放流する垂れ流し式
廃水処理場の運転制御方法において、放流する処理水の
放流量を検出して出力する出口側流量計12と、上記出
口側流量計の出力を受けて放流した処理水の放流量を集
計すると共に、前記原水ピットに流入した原水を浄化処
理装置に供給するポンプP1 ,P1 ′の稼動時間が入力
される演算器9を設け、放流した処理水の放流量と、ポ
ンプP 1 ,P1 ′の稼動時間とで浄化処理装置に供給さ
れる原水の供給量を上記演算器で演算して求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水管路から原
水ピットに流入する原水(下水)を原水ピット中のポン
プP1 ,P1 ′で浄化処理装置に供給して浄化処理し、
浄化処理装置に供給する原水の供給量宛、浄化処理装置
から処理水を垂れ流して排出、放流する垂れ流し式廃水
処理場、代表的には活性汚泥法や、オキシデーションデ
ィッチ法(OD法)の垂れ流し式廃水処理場の運転を、
放流する処理水の放流量を検出する出口側流量計と、原
水ピットの原水を浄化処理装置に供給するポンプP1
1′とによって制御するようにした垂れ流し式廃水処
理場の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は人口約700〜800人、200
戸程度の生活排水を生物学的に浄化処理する農村などの
集落排水処理用の活性汚泥法による廃水処理場の一般的
なフローシートであって、下水管路21から廃水処理場
内の入口の原水槽、或いは下水管路に設けられた最終マ
ンホール(原水槽と最終マンホールを総称して原水ピッ
ト1と記す。)に流入した原水は原水ピット内の1台の
常用ポンプP1 と、1台の予備ポンプP1 ′で流量調整
槽2に汲み上げる。原水は流量調整槽から槽内のポンプ
2 ,P2 ′で計量槽4に汲み上げ、計量槽から浄化処
理装置の処理槽5(こゝではブロワーBによる曝気槽)
に計量して供給し、処理槽で活性汚泥や、生物膜により
生物学的処理を行い、浄化する。処理槽で処理した水
は、計量槽から処理槽に供給される原水の供給量宛、垂
れ流し式に浄化処理装置の沈殿槽6に導入して上澄み水
と汚泥とに分離し、上澄み水は滅菌槽7に導入して消毒
し、処理水とする。尚、上澄み水は滅菌槽に流入する前
に、COD計、UV計等のCOD測定器10によりCO
Dを測定される。次いで消毒した処理水は滅菌槽から放
流槽8に導入し、ポンプP3 ,P3 ′で汲み上げて放流
する。尚、沈殿槽で生成した汚泥の一部は処理槽に返送
する。
【0003】図3に示すように、原水ピット1の水位H
−L間の容量は時間最大流入量(Qmax)の10〜1
5分程度(日平均流入量Qの約45分程度)で、Q=2
40m3 /日、Qmax=28.9m3 /時として4.
8m3 〜7.2m3 で、ここでは5.0m3 とする。こ
れに対し流量調整槽2の水位H−L間の容量は日平均流
入量の6時間以上、一般的には6〜9時間で、Q=24
0m3 /日、ここでは6時間として60m3 とする。原
水ピットには、流入した汚水を短時間で汲上げることが
できる吐出量、正確には時間最大流入量(Qmax)を
汲上げることができる常用と,予備の2台の水中ポンプ
1 とP1 ′が設けてある。又、流量調整槽2には2台
の常用か、1台の常用と、1台の予備の水中ポンプ
2 ,P2 ′が設けてある。流量調整槽2の常用ポンプ
2 と、予備ポンプP2 ′の吐出量は計量槽を介し処理
槽に少量宛原水を供給して処理槽の負荷を急激に高めな
いため、日平均汚水量以上を揚水できるもので、一般に
集落排水処理の場合、常用ポンプが2台のときは各1台
の常用ポンプP2 の吐出量は原水ピットの常用ポンプP
1 の1/6、常用ポンプが1台のときはその吐出量は原
水ピットの常用ポンプの1/3である。
【0004】図3に示すように、上述した流量調整槽の
2台、又は1台の常用ポンプP2 と、予備ポンプP2
は、通常は槽内に設けたレベルスイッチLS2 で制御さ
れ、常用ポンプP2 は水位が1mのMになると運転を開
始し、水位が0mのLに下がると停止し、予備ポンプP
2 ′は水位が3.5mのHHまで上昇すると運転を開始
し、水位が3mのHに下がると停止する。原水ピットの
常用ポンプP1 と予備ポンプP1 ′もピット内に設けた
レベルスイッチLS1 で制御され、常用ポンプP1 は水
位が2.0mのHになると運転を開始し、水位が0mの
Lに下がると停止する。原水ピットは前述したように容
量が小さく、且つポンプの吐出量は大なので、常用ポン
プP1 は頻繁にON,OFFを繰返す。原水ピットの予
備ポンプP1 ′は水位が2.5mのHHに上昇すると運
転を開始し、水位が2.0mのHに下がると停止する。
各レベルスイッチLS1 ,LS2 が警報を発するANN
水位は流量調整槽が4.5m、原水ピットが3.0mで
ある。
【0005】本特許出願人は、特願平7−70476号
(特開平8−243539号公報)により、図2に示す
ように、原水ピット1からポンプP1 ,P1 ′で流量調
整槽2に原水を揚水する配管に電磁式の入口側流量指示
積算記録計11(入口側流量計とも記す。)を設け、沈
殿槽6から滅菌槽7に上澄み水を導く水路にCOD計、
UV計などのCOD測定器10を、又、放流槽8から処
理水を放流するためにポンプP3 ,P3 ′で汲上げる配
管に電磁式の出口側流量指示積算記録計(出口側流量計
とも記す。)を夫々設けると共に、入口側流量計11が
出力する原水ピット1から流量調整槽2に供給される原
水の例えば10分毎の送水量、及び1日分の送水量、出
口側流量計12が出力する処理水の1時間毎の放流量、
及び1日分の総放流量、COD測定器10が出力する1
時間毎の処理水のCOD値(mg/立)を夫々制御盤3
を経て受けるパソコン、シーケンサー等の演算器9を設
けることを開示した。
【0006】上記演算器9で、出口側流量計12の入力
と、COD測定器10の入力とによって処理水の一日当
りのCOD総排出量(kgCOD/日)を演算して求
め、記憶、記録することが可能になった。処理水のCO
Dの一日当りの総排出量を求める理由は、地域によっ
て、処理水を一日50m3 以上、放流する工場などの施
設では、施設ごとに一日当りのCODの排出量の許容値
が定められ、一日当りのCODの排出量が許容値以下で
あることの証明が義務付けられているからであったり、
COD≒BOD×1.6〜2.0であって、BODは
計算で推定できるのに対し、CODは連続測定できず、
又、手で分析しなければ求めることができないため、C
ODを求める代わりにBODでCODを推定し、処理状
況を確認したり、CODの値によって曝気用のエアー
量や、返送汚泥の量を調節し、運転状態を良好、正常に
維持したりするためなどである。
【0007】又、原水ピット1に流入する原水(下水)
の日平均流入量(Q)は、通常流入パターンでは約24
0m3 で、図4に実線に示す通り深夜から早朝5時頃ま
では流入量はほゞ0、流入のピークは朝7時頃から10
時頃までと、夕方6時頃から8時頃までの2回、昼間は
朝、夕のピークの谷間で、昼食後に小さなピークがある
が、他の時間はダラダラと流入する。この通常流入パタ
ーンは集中豪雨等の異常気象による増水が起らない限り
毎日繰返す。
【0008】従って、演算器9には通常流入パターンで
の原水ピット1から流量調整槽2への原水の、1日24
時間の10分間毎の供給量を記憶させてあり、演算器は
入口側流量計11が入力してくる実際の供給量と、その
同じ時間の記憶供給量を演算し、実際の送水量が記憶供
給量を所定量、所定時間(例えば30分間)上回ると、
演算器は原水ピットから流量調整槽への原水の供給量の
増減を監視する監視態勢になり、実際の供給量が記憶供
給量を更に所定量、所定時間(例えば2時間)上回る
と、演算器は増水が起ると判断し、流量調整槽の少なく
とも常用ポンプP 2 を槽内水位(レベルスイッチLS2
)に関係なく運転して流量調整槽内の原水を処理槽に
揚水し、原水ピットに増水が流入する前に先回りして流
量調整槽内の水位を下げ、増水した水が原水ピットから
流量調整槽の調整能力を越えて流量調整槽に入り、処理
槽に溢流して処理槽から水質が悪化した処理水が流出し
たり、流量調整槽の水位がANN水位になって警報が
出、その対応に追われるのを防ぐようになっている。
【0009】尚、通常流入パターンで流入する際も入口
側流量計は実際の供給量を演算器に出力してくるが、演
算器はその時間の記憶供給量との差が小さいのでポンプ
2,P2 ′の制御は行わない。従って、通常流入パタ
ーンの際はポンプP1 ,P1′は原水ピットのリミット
スイッチLS1 で、ポンプP2 ,P2 ′は流量調整槽の
リミットスイッチLS2 で夫々運転を制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は、放流
する処理水のCOD負荷を知るために出口側にCOD測
定器10と、流量指示積算記録計12を設置し、又、垂
れ流し式廃水処理場に流入して浄化処理装置に供給され
る原水の供給量を知ることにより、集中豪雨などの異常
増水時に放流する処理水の水質の悪化を防ぐため、入口
側流量指示積算記録計11を設置しているが、この流量
指示積算記録計は非常に高価な機器であるため、2台設
置することにより垂れ流し式廃水処理場の設置コストの
上昇の原因になっている。
【0011】又、入口側の流量計は常に汚れた原水と接
触しているため汚れが付着し、付着した汚れによって原
水ピットから流量調整槽への原水の供給量、ひいては垂
れ流し式廃水処理場に流入する原水の流入水量を正しく
制御盤3や演算器9に出力しない可能性があり、これに
よって原水が通常通り正常に流入しているのに制御盤や
演算器は異常流入があったと判断して監視体制を把った
り、逆に異常流入が生じているのに通常通りに流入して
いると判断して監視態勢を把らなかったりする事態を生
じる虞がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解消するために開発されたのであって、原水ピット
に下水管路から流入する原水を原水ピットポンプP1
1 ′を介し、浄化処理装置に供給して浄化処理し、浄
化処理装置に供給した原水の供給量宛、浄化処理装置で
処理した水を垂れ流して排出、放流する垂れ流し式の廃
水処理場の運転制御方法において、放流する処理水の放
流量を検出して出力する出口側流量計と、上記出口側流
量計の出力を受けて放流した処理水の放流量を集計する
と共に、前記原水ピットに流入した原水を浄化処理装置
に供給するポンプP1 ,P1 ′の稼動時間が入力される
演算器を設け、放流した処理水の放流量と、ポンプ
1 ,P1 ′の稼動時間とで浄化処理装置に供給する原
水の供給量を上記演算器で演算して求めることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態を示
すもので、前述した図2の従来例と同じ要素には同じ符
号を付してある。この発明では流量指示積算記録計(流
量計)12は処理水を放流する出口側にしか設けていな
い。図1(A)では図2と同様に、出口側流量計12
は、放流槽8からリミットスイッチLS3 で作動する放
流ポンプP3 ,P3 ′により処理水を汲み上げて放流す
る放流路8′に設けてあるが、図1(B)に示したよう
に滅菌槽7から消毒した処理水を放流槽8を経て自然流
下で放流できる場合は放流ポンプP3 ,P3 ′を省略
し、滅菌槽7の処理水を放流槽8に排水する排出管7′
の内部に出口側流量計12を取付け、潜水型にしてもよ
い。
【0014】出口側流量計12は図2の従来例と同様に
処理水の放流量を制御盤3を経て演算器9に入力する。
従って、処理水のCOD負荷量を知る場合は、図2の従
来例と同様に沈殿槽6からの滅菌前の上澄み水のCOD
をCOD計、UV計などのCOD測定器10で測定し、
その出力を制御盤3を経てパソコン、シーケンサー等の
演算器9に入力し、演算器9はその入力と、出口側流量
計12から入力される処理水の放流量との積算から処理
水の1日当りのCOD総排出量を演算して求め、記憶、
記録することができる。
【0015】原水ピット1、流量調整槽2の水位H−L
間の容量は前述した段落0003に示す通りで、原水ピ
ットの常用ポンプP1 、予備ポンプP1 ′、及び流量調
整槽の常用ポンプP2 、予備ポンプP2 ′の稼動は夫々
のピット1,槽2に設けたレベルスイッチLS1 、及び
LS2 により、段落0004に記載したように制御され
る。尚、原水ピット1の常用、及び予備ポンプP1 ,P
1 ′と、流量調整槽2の常用、及び予備ポンプP2 ,P
2 ′は制御盤3に接続し、その稼働状況を演算器に入力
し、又、原水ピット、及び流量調整槽のレベルスイッチ
LS1 、及びLS2 も制御盤3に接続し、ピット1,槽
2内の水位(レベルスイッチのL,M,H,HH,AN
Nなどの位置)も演算器9に入力するようになってい
る。
【0016】本発明では原水ピット1の常用、予備のポ
ンプP1 ,P1 ′がその稼動状況(稼動時間)を制御盤
3を介して演算器9に入力する。このため、ポンプ
1 ,P 1 ′の回路に夫々稼動時間計を接続し、この稼
動時間計で制御盤を経て演算器に入力してもよい。又、
出口側流量計12は放流する処理水の瞬時の放流量を制
御盤3を介して演算器9に入力する。演算器は出口側流
量計12の入力を受け、1日24時間の1時間毎の処理
水の放流量を演算し、1日当りの処理水の総放流量Qe
3 /日を計算する。 Qe=q1 +q2 +・・・・・・・ +q24・・・・・・・ (1) q1 :0:00〜1:00迄の1時間の処理水の放流量
〔m3 /時間〕 q2 :1:00〜2:00迄の1時間の処理水の放流量
〔m3 /時間〕 ∫ q24:23:00〜24:00迄の1時間の処理水の放
流量〔m3 /時間〕
【0017】又、演算器は、原水ピット1の常用、予備
の水中ポンプP1 ,P1 ′の入力によって各ポンプ
1 ,P1 ′の1日当りの稼動時間を計算する。 TP1 =t1 1 +t2 1 +・・・・・・・ +t241 ・・・・・・・(2) TP1 :常用ポンプP1 の1日当りの稼動時間〔時間/
日〕 t1 1 :ポンプP1 の0:00〜1:00迄の1時間
の稼動時間 t2 1 :ポンプP1 の1:00〜2:00迄の1時間
の稼動時間 ∫ t241 :ポンプP1 の23:00〜24:00迄の1
時間の稼動時間 TP1 ′=t1 1 ′+t2 1 ′+・・・・・・・ +t241 ′・・・・・・(3) TP1 ′:予備ポンプP1 ′の1日当りの稼動時間〔時
間/日〕 t1 1 ′:ポンプP1 ′の0:00〜1:00迄の1
時間の稼動時間 t2 1 ′:ポンプP1 ′の1:00〜2:00迄の1
時間の稼動時間 ∫ t241 ′:ポンプP1 ′の23:00〜24:00迄
の1時間の稼動時間
【0018】図4の実線の通常流入パターンで原水が流
入する際は、浄化処理装置に供給した原水の供給量宛、
浄化処理装置から処理水を垂れ流して排出、放流するの
で、1日当りの処理水の放流量Qem3 /日と、1日当
りの原水の流入量Qim3 /日は一致している。 Qi=Qe ・・・・・・・・・ (4) 原水ピットの常用ポンプP1 の1日当りの揚水量をQP
1 、同予備ポンプP1′の1日当たりの揚水量をQ
1 ′とすると、 Qi=QP1 +QP1 ′・・・・・・・・・ (5) QP1 =TP1 ・QAV1 ・・・・・・(6) QP1 ′=TP1 ′・QAV1 ′・・・・・・(7) QP1 :ポンプP1 の1日当りの揚水量〔m3 /日〕 QAV1 :ポンプP1 の1時間当りの平均揚水量〔m3
/時間〕 QP1 ′:ポンプP1 の1日当りの揚水量〔m3 /日〕 QAV1 ′:ポンプP1 ′の1時間当りの平均揚水量
〔m3 /時間〕
【0019】上記(4)、(5)、(6)、(7)式よ
り Qe=Qi=QP1 +QP1 ′ =TP1 ・QAV1 +TP1 ′・QAV1 ′・・・・・ (8) こゝで一般には常用ポンプP1 と予備ポンプP1 ′は同
一メーカの同一機種を同一条件で使用する。よって QAV1 =QAV1 ′・・・・・・・ (9) とすると、 Qe=(TP1 +TP1 ′)・QAV1AV1 =(Qe)/(TP1 +TP1 ′)(=QAV
1 ′)・・・・(10)となり、原水ピット1の常用ポンプP
1 と、予備ポンプP1 ′の揚水量QAV1 ,Q AV1
を出口側流量計12が入力する処理水の放出量Qeと、
ポンプP1 ,P 1 ′の稼動時間から求めることができ
る。
【0020】上記事項を具体的に示す。図4の通常流入
パターン(実線)の場合の原水ピットでの常用ポンプP
1 の動きを図5に示す。ここに原水ピットの常用、予備
の各ポンプの1台当たり吐出量は50m3 /時間(H)
であり、原水ピットの水位H〜L間の保有水量は段落0
003に示したように5m3 である。5時から6時にか
けては、50m3 /H能力の原水ピットの常用ポンプP
1 が6分×2回=12分間動作した。揚水量は50m3
/H×1/5H=10m3 /時間となる。同様に7時か
ら8時にかけては、50m3 /H×2/5H=20m3
となる。以下同様に進む。
【0021】以上により通常流入パターンでの原水ピッ
トの常用ポンプP1 の汲み上げ量は各時間帯で以下の
ようになる。 0:00〜 1:00 0m3 1:00〜 2:00 0m3 2:00〜 3:00 0m3 3:00〜 4:00 0m3 4:00〜 5:00 0m3 5:00〜 6:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 6:00〜 7:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 7:00〜 8:00 50m3 /H×(6/60×4回)H=20m3 8:00〜 9:00 50m3 /H×(6/60×6回)H=30m3 9:00〜10:00 50m3 /H×(6/60×8回)H=40m3 10:00〜11:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 11:00〜12:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 12:00〜13:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 13:00〜14:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 14:00〜15:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 15:00〜16:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 16:00〜17:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 17:00〜18:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 18:00〜19:00 50m3 /H×(6/60×4回)H=20m3 19:00〜20:00 50m3 /H×(6/60×6回)H=30m3 20:00〜21:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 21:00〜22:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 22:00〜23:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 23:00〜24:00 0m3 これによって0:00から24:00までの総汲み上げ
量は240m3 /日になる。
【0022】一方、図4の0時から7時迄が異常流入パ
ターン(一点鎖線)の場合の原水ピットでの常用、及び
予備ポンプの動きを図6に示す。0時から1時、1時か
ら2時とそれぞれ50m3 /H×1/10H=5m3
汲み上げ、2時から3時は50m3 /H×1/5H=1
0m3 汲み上げる。更に3時から4時にかけては、図6
に示す通り、3時6分〜3時12分の6分間の後、3時
18分から4時迄の42分間は連続運転となっている。
この間の汲み上げ量は50m3 /H×(6+42)/6
0H=40m3 となる。
【0023】これを0:00から24:00迄示すと以
下のようになる。 0:00〜 1:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 1:00〜 2:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 2:00〜 3:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 3:00〜 3:30 50m3 /H×(6/60×3回)H=15m3 3:30〜 4:00 50m3 /H×(30/60×1回)H=25m3 4:00〜 5:00 50m3 /H×(60/60+6/60×6回)H =80m3 5:00〜 6:00 50m3 /H×(60/60+10/60×2回) H=60m3 6:00〜 7:00 50m3 /H×(6/60×8回)H=40m3 7:00〜 8:00 50m3 /H×(6/60×4回)H=20m3 8:00〜 9:00 50m3 /H×(6/60×6回)H=30m3 9:00〜10:00 50m3 /H×(6/60×8回)H=40m3 10:00〜11:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 11:00〜12:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 12:00〜13:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 13:00〜14:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 14:00〜15:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 15:00〜16:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 16:00〜17:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 17:00〜18:00 50m3 /H×(6/60×1回)H= 5m3 18:00〜19:00 50m3 /H×(6/60×4回)H=20m3 19:00〜20:00 50m3 /H×(6/60×6回)H=30m3 20:00〜21:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 21:00〜22:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 22:00〜23:00 50m3 /H×(6/60×2回)H=10m3 23:00〜24:00 0m3 これによって0:00から24:00までの総汲み上げ
量は460m3 /日になる。
【0024】このような通常流入パターン及び異常流入
パターンの際の原水ピットでのポンプの稼働状況に対し
て流量調整槽の水位変動と、流量調整槽から処理槽への
送水量を図7,8,9に示す。図7は一般的な制御方法
での対応例、図8,図9はそれぞれ異常流入パターンに
対応した例である。尚、図7,8,9は流量調整槽内の
ポンプは常用1台、予備1台の場合についての説明であ
る。この流量調整槽内のポンプが3台の場合は2台が常
用、1台が予備になる。更に、常用の2台はポンプの寿
命を延ばすため、一定期間、例えば2週間ごとに切り替
えられることが多い。その切り替え方法は、3台の水中
ポンプをA,B,Cとすると、AとBが2週間常用、そ
の間Cが予備、次の2週間はBとCが常用、Aが予備、
その次の2週間はC,Aが常用、Bが予備の順になる。
ポンプが3台の場合、各ポンプの能力は同じにしてある
ため、予備ポンプ1台の稼働時の汲み上げ量は常用2台
の1/2になる。こゝでは、運転状況として単純な常用
1台、予備1台の場合について具体的に説明する。図7
は流量調整槽の常用ポンプは水位がMになると1台運転
してLで停止。水位がHHになると常用、予備の2台で
運転し、Hで常用1台になるという全く一般的な制御方
法である。この場合図7に示したように、5:30には
ANN(警報水位)となり6:00迄原水はオーバーフ
ローで次の処理槽へ溢入する。10:20まで流量調整
槽のポンプは常用、予備の2台で運転し、10:20か
らは常用1台の運転になる。常用の1台は14時53分
に停止し、再度18時12分から23時迄運転する。こ
の間の常用、予備の両ポンプの送水量は図7の上に示す
通りであり、汲み上げ量は450m3 である。流量調整
槽から処理槽へのオーバーフローは10m3 となり、合
計すると460m3 /日となる。これは通常流入パター
ンのまゝでは異常流入パターンに対応できず、流量調整
槽から処理槽に原水10m3 が溢入し、放流する処理水
の水質を悪化させることを示す。
【0025】一方、原水ピットのポンプP1 ,P1 ′の
稼働状態により異常流入であるかも知れないことを判断
し、それによる対応をした例が図8,図9である。図8
は、図6の0:00〜1:00,1:00〜2:00の
それぞれ原水ピットの常用ポンプの1回の運転があった
事で異常の可能性を判断し、次の2:30の運転で異常
と判断し、流量調整槽のポンプP2 にスタートを命令す
る。更に、3:30に常用ポンプP1 が断続から連続に
なったときに予備ポンプP2 ′にもスタートを命令す
る。図9は0:00〜1:00,1:00〜2:00の
それぞれ1回づつの原水ピットの常用ポンプP1 の運転
で異常流入があるかも知れないことを判断し、次の2:
00〜3:00迄の運転で異常の可能性があると判断
し、所定の時間、例えば合計3時間を経過した時点で流
量調整槽の常用と予備の2台のポンプP2 ,P 2 ′に同
時にスタートを命令する。
【0026】このように、図8の対応1、図9の対応2
のどちらの場合も図7と異なって、流量調整槽から処理
槽へオーバーフローをさせずに原水を供給することがで
きる。その結果、図10に示すように対応1,2の場合
は異常流入があっても処理水は放流基準値を満足してい
るが、対応していない図7の場合は6時を過ぎる頃より
急激に水質(ここではBODとする)が悪化する。一度
悪化すると、半日〜1.5日程度はもとの水質に戻らな
い。
【0027】このように原水ピットのポンプP1
1 ′の稼働状況により、異常流入があるかどうかを判
断し、異常流入があると判断したときは演算器が流量調
整槽の常用、予備の水中ポンプP2 ,P2 ′をコントロ
ールする場合と、異常流入であるかないか全く感知せず
に流量調整槽の水位(レベルスイッチ)と連動してポン
プを稼働する場合とではその処理水への影響は大分異な
ったものとなり、前者では処理水の水質悪化が生じない
のに対し、後者では処理水の水質は悪化する。
【0028】公共用水域へ放流するに際し、その地域の
放流基準値を満足するものとする事は守らなければなら
ない事項であるが、本発明のように放流側にだけ流量計
を設置し、原水ピットのポンプの稼働状況により流入量
を知って、異常流入状態での対応をする事は十分可能と
なる。尚、通常の場合、流入水量と処理水量は同じであ
るので原水ポンプの吐出量(=処理水量/原水ポンプ稼
働時間)は常に確認され、かつ経時変化によりその量は
修正されているものとする。
【0029】段落0018で述べたように原水ピットの
常用ポンプP1 と、予備ポンプP1′は同一メーカの同
一機種を同一条件で使用するが、尚、ポンプP1
1 ′に性能の差がある場合は、ポンプ係数を(9)式
に与えて調整する。又、計算に用いる処理水の流出量、
及びポンプP1 ,P1 ′の稼動時間は1週間程度(場合
によっては更に長くしてもよい)の期間のデータを蓄積
しておき、その平均(日々更新していく稼動平均)を用
いることが好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上で明らかなように、従来の垂れ流し
式廃水処理装置では浄化処理装置への原水の流入水量、
及び浄化処理装置からの処理水の放流量を知るために浄
化処理装置の入口と出口にそれぞれ個別に非常に高価な
流量指示積算記録計を設置して制御盤に接続し、流入水
量、放流量を演算器に入力していたが、本発明では浄化
処理装置の出口側に設置した1台の流量指示積算記録計
で処理水の放流量を知ることができると共に、原水ピッ
トの常用、予備の水中ポンプの稼働状況(運転回数)に
より浄化処理装置への原水の流入水量を知り、異常流入
パターンに対応し、処理水の水質の悪化を防ぐことがで
きる。つまり、原水ピットのポンプP1 ,P1 ′の稼働
回数が分かれば、高級なパターン認識をしなくても原水
の通常流入時、異常流入時の判断が簡単に可能になる。
そして、高価な流量計を1台で済ませることができ、設
置工事費、計器のメンテナンス費用も1台分で済む。更
に、この流量計は汚れた原水ではなく、処理されて清く
済んだ処理水に接触するため、原水と接触する場合より
も綺麗に保たれ、汚れが少ないので維持管理が容易であ
ると共に、誤作動することがない。そして、原水の異常
流入に対して素早く対応できる。つまり、異常状態をい
ち早く知り、異常事態にならないように対応できると共
に、異常流入へのいち早い対応を自動的に行い、処理水
の水質悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明により運転される活性汚泥法の
垂れ流し式廃水処理場の一実施形態の説明図、(B)は
本発明により運転される垂れ流し式廃水処理場の他の実
施形態の要部の説明図。
【図2】従来の活性汚泥法の垂れ流し式廃水処理場の説
明図。
【図3】図1の原水ピットと、流量槽、及び処理槽の一
部の断面図。
【図4】(A)は原水ピットへの一日の原水の通常流入
パターンと、或る異常流入パターンを示す図、(B)は
同上の異常流入パターンの一部の拡大図。
【図5】図4の通常流入パターンにおける原水ピットの
ポンプの稼働状況の説明図。
【図6】図5の通常流入パターンでの原水ピットのポン
プの稼働状況に、図4の異常流入パターンにおける原水
ピットのポンプの稼働状況を重畳した説明図。
【図7】図4の通常流入パターンと、異常流入パターン
における流量調整槽から処理槽への原水の供給状態の説
明図。
【図8】(A)はポンプP2 ,P2 ′による図4の異常
流入パターンに対応した一例の流量調整槽から処理槽へ
の原水の供給量を示す図、(B)は同上における流量調
整槽内の水位の変動を示す図(括弧内の数字は水位、括
弧外の数字は水量を表わす)。
【図9】(A)はポンプP2 ,P2 ′による図4の異常
流入パターンに対応した他の例の流量調整槽から処理槽
への原水の供給量を示す図、(B)は同上における流量
調整槽内の水位の変動を示す図(括弧内の数字は水位、
括弧外の数字は水量を表わす)。
【図10】異常流入パターンに対応しないときと、対応
したときの処理水の水質の変化を示す図。
【符号の説明】
1 原水ピット P1 原水ピットの常用ポンプ P1 ′ 原水ピットの予備ポンプ 2 流量調整槽 P2 流量調整槽の常用ポンプ P2 ′ 流量調整槽の予備ポンプ 3 制御盤 4 計量槽 5 浄化処理装置(処理槽) 6 沈殿槽 7 消毒用滅菌槽 8 放流槽 9 演算器(パソコン、シーケンサー) 10 COD測定器(COD計、UV計、等) 12 出口側流量計(電磁式流量指示積算流量計) 21 下水管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水管路から原水ピットに流入する原水
    を原水ピット中のポンプP1 ,P1 ′を介し浄化処理装
    置に供給して浄化処理し、浄化処理装置に供給した原水
    の供給量宛、浄化処理装置から処理水を垂れ流して排
    出、放流する垂れ流し式廃水処理場の運転制御方法にお
    いて、放流する処理水の放流量を検出して出力する出口
    側流量計と、上記出口側流量計の出力を受けて放流した
    処理水の放流量を集計すると共に、前記原水ピットに流
    入した原水を浄化処理装置に供給するポンプP1
    1 ′の稼動時間が入力される演算器を設け、放流した
    処理水の放流量と、ポンプP1 ,P1 ′の稼動時間とで
    浄化処理装置に供給する原水の供給量を上記演算器で演
    算して求めることを特徴とする垂れ流し式廃水処理場の
    運転制御方法。
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