JP2006291474A - 地下水の管理システム及び地下水の管理方法 - Google Patents

地下水の管理システム及び地下水の管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】揚水量、復水量、揚水井及び復水井周辺の地下水位の管理を自動的に行い、ランニングコストが安価な地下水の管理システム及び地下水の管理方法を提供する。
【解決手段】地下水の管理システム1は、揚水井3から地下水を揚水するための揚水手段5と、揚水井側影響範囲内水位計7と、地山の自然状態における地下水位を検出するための揚水井側影響範囲外水位計9と、揚水手段5にて揚水される地下水を復水井11に送水するための送水手段13と、地下水を復水井11に復水するための復水手段15と、復水井側影響範囲内水位計17と、地山の自然状態における地下水位を検出するための復水井側影響範囲外水位計19と、揚水井3から揚水される量を必要最小限とし、かつ、揚水した地下水のうち復水される量を最大とするように、揚水手段5と復水手段15と送水手段13とを制御する制御装置21とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、土木工事、建築工事において地山を掘削する際の揚水による地下水位低下の防止に関する地下水の管理システム及び地下水の管理方法に関するものである。
例えば、特許文献1には、観測井の地下水位及び揚水井から揚水される揚水量から揚水井周辺の地下水位の分布状態を逆解析により推定し、この解析結果に基づいて揚水井周辺の地下水位が設定水位に達するように各揚水井に配設された電磁弁の開閉度をリアルタイムに制御する方法が開示されている。この方法は、揚水井及び観測井の孔内水位を水圧計にて、揚水井の揚水量を電磁流量計にて計測し、揚水量と地下水位との関係の推定に必要な地盤の浸透特性を、システム運転時の揚水井の揚水量及び観測井内の水位より逆解析し、現在の揚水量から揚水井周辺の現状の地下水位を推定し、観測井の水位と設定水位との差を解消するよう電動弁の開閉度を全開100%に対して0.1%の精度でリアルタイムに自動制御するものである。
また、特許文献2には、復水井に復水する際の復水圧に対する復水量の収束値が与えられれば、復水圧を変化させることにより復水圧とそれに応じた復水量との関係を求めることができることを利用して、復水井の目詰まりの現象を予測把握し、最適な復水圧にて復水する方法が開示されている。この方法は、初期復水圧P1 をP1=9.8KPa程度とし、復水圧をΔP≒9.8KPa毎増加させ、各復水圧における復水量Q,観測井内の水位上昇量Δhと時間tに関する初期データ(帯水層の目詰まりがあまり進行しない段階でのデータ)をもとに双曲線法等により復水量、観測井内の水位上昇量の収束値(Qfi,Δhfi)をパーソナルコンピュータにより予測計算し、Qfi,Δhfiが目標値(Qreq. Δhreq. )以上となった時点の復水圧PSにより復水を開始するものである。
特開2001−323477号公報 特開平6−220866号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、揚水ポンプの吐出側に設けられた電動弁の開閉度により揚水量を調整しているために、揚水量を少なくした状態での揚水ポンプの運転はポンプ本体に負荷がかかり、揚水ポンプの寿命が短くなるという問題点があった。また、揚水ポンプが定格揚水能力よりも小さい能力で揚水しても、消費電力量は定格揚水能力時と同一であり、電気代が高いという問題点があった。更に、揚水を開始又は停止する際は揚水ポンプの稼働、停止時のウオーターハンマー現象による衝撃音が発生するという問題点があった。
また、特許文献2に記載されている方法では、コンプレッサー、コンプレッサーの圧力を制御する制御手段、復水圧と観測井水位との関係を予測する予測計測手段等が必要であり、復水のみを制御する装置としてはコストが高いという問題点があった。また、復水圧と復水量との関係を示す際に取得される初期注入圧P1、増加圧力Δh等の計測結果は地山状況によりそれぞれ異なっており、経験を有する技術者でなければ双曲線法を用いる方法が困難であるという問題点があった。また、復水圧と復水量との関係を示すデータを取得中に復水井を目詰まりさせる可能性があるという問題点があった。
そして、特許文献1に記載されている方法では、揚水量及び揚水井周辺の地下水位の管理のみを対象としており、揚水した地下水の復水方法についての記載が無く、特許文献2に記載されている方法では、復水量及び復水井周辺の地下水位の管理のみを対象としており、揚水する揚水方法についての記載が無かった。
そこで、本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、揚水量、復水量、揚水井周辺の地下水位、復水井周辺の地下水位の管理を自動的に行い、ランニングコストが安価な地下水の管理システム及び地下水の管理方法を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の地下水の管理システムは、揚水井から揚水した地下水を復水井に復水することにより地下水位を管理するための管理システムであって、前記揚水井から地下水を揚水するための揚水手段と、前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための揚水井側影響範囲内水位計と、前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための揚水井側影響範囲外水位計と、前記揚水手段にて揚水される地下水を前記復水井に送水するための送水手段と、前記送水手段にて送水される地下水を前記復水井に復水するための復水手段と、前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための復水井側影響範囲内水位計と、前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための復水井側影響範囲外水位計と、前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺及び復水井周辺における地下水位の分布状態を解析し、前記揚水井から揚水される量を必要最小限とし、かつ、揚水した地下水のうち復水される量を最大とするように、前記揚水手段と前記復水手段と前記送水手段とを制御する制御装置とを備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記揚水手段は、前記揚水井内の地下水位を検出するための揚水井内水位計と、インバータにて制御される揚水ポンプと、該揚水ポンプから吐出する吐出量を測定するための揚水流量計とを備え、前記揚水ポンプの回転数を変更して揚水量を調整することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記復水手段は、前記復水井に復水される復水量を測定するための復水流量計と、前記復水井内の地下水位を検出するための復水井内水位計とを備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、前記送水手段は、揚水井と復水井とを接続する送水管と、該送水管同士を接続する連絡管と、該連絡管に設置される流量調整バルブとを備えることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明において、前記制御装置は、前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺における地下水位の分布状態を解析して所定水位まで地下水位を低下させるための前記揚水井の揚水量を算出するとともに、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、復水井周辺における地下水位の分布状態を解析して前記復水井から復水がオーバーフローすることを防ぐために復水可能な復水量を算出する演算処理部と、該演算処理部の演算結果に基づいて、前記揚水ポンプの回転数、前記流量調整バルブの開閉程度を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、複数の揚水井及び復水井において、前記演算処理部は、すべての揚水井から揚水される地下水の総量の全揚水量に対する各揚水井の揚水量の割合を示す揚水寄与率及びすべての復水井に復水される地下水の総量の全復水量に対する各復水井の復水量の割合を示す復水寄与率を更に算出し、前記制御部が、前記演算結果と該揚水寄与率と該復水寄与率に基づいて、各揚水井の揚水ポンプの回転数、各流量調整バルブの開閉程度を制御することを特徴とする。
第7の発明は、第1、3、5のいずれかの発明において、前記復水手段は、揚水される地下水を濾過し、復水井の目詰まりを防止するための目詰まり防止装置と、該目詰まり防止装置の入水側及び出水側に水圧を測定するための圧力計とを更に備え、前記制御装置は、前記入水側と前記出水側との圧力差が所定値よりも大きい目詰まり装置を有する復水井を検出すると他の復水井への復水量を増加させるように前記流量調整バルブの開閉程度を制御することを特徴とする。
第8の発明は、第1〜7のいずれかの発明において、前記揚水井から揚水される地下水は、大気に触れること無く前記復水井に復水されることを特徴とする。
第9の発明の地下水の管理方法は、揚水井から揚水した地下水を復水井に復水することにより地下水位を管理するための管理方法において、前記揚水井から地下水を揚水ポンプにて揚水して揚水量を揚水流量計にて計測し、前記揚水井内の地下水位を揚水井内水位計にて計測し、前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲内の地下水位を揚水井側影響範囲内水位計にて計測し、前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲外の地山の自然状態の地下水位を揚水井側影響範囲外水位計にて計測し、前記揚水井から揚水した地下水を送水管にて前記復水井に送水し、該送水手段にて送水される地下水を復水流量計にて計測して復水井に復水し、前記復水井内の地下水位を復水井内水位計にて計測し、前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲内の地下水位を復水井側影響範囲内水位計にて計測し、前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲外の地山の自然状態の地下水位を復水井側影響範囲外水位計にて計測し、前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺における地下水位の分布状態を解析して所定水位まで地下水位を低下させるための前記揚水井の揚水量を算出するとともに、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、復水井周辺における地下水位の分布状態を解析して前記復水井から復水がオーバーフローすることを防ぐために復水可能な復水量を演算処理部にて算出し、該演算処理部の演算結果に基づいて、前記揚水ポンプの回転数、前記流量調整バルブの開閉程度を制御部にて制御し、前記揚水井から揚水する量を最小に、かつ、揚水した地下水のうち復水する量を最大とすることを特徴とする。
第10の発明は、第9の発明において、前記演算処理部の演算方法は、前記揚水井の揚水量を前記揚水流量計にて検知する工程と、前記復水井内水位計の水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差から復水可能な量の最大値である限界復水量を推定する工程と、前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程とを備えることを特徴とする。
第11の発明は、第10の発明において、前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程に際し、前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも多い場合においては、前記揚水量と前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量との差分量を他の揚水井の前記揚水量に加える工程を経て、前記他の揚水井の揚水量が他の復水井の限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程を再実行することを特徴とする。
第12の発明は、第10又は11の発明において、前記限界復水量は、復水井内の水位の最大値として設定する限界水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差を、前記復水井内水位計の水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差で除して水頭差の余裕率を算出し、該余裕率に復水量を乗じて算出することを特徴とする。
本発明による地下水の管理システム及び地下水の管理方法によれば、揚水手段、復水手段、送水手段、これらのすべてを制御する制御装置を設けたことにより、揚水量、復水量、揚水井周辺の地下水位、復水井周辺の地下水位を管理することができる。
また、制御装置が演算処理部と制御部とを備えることにより、揚水井から揚水される量を必要最小限とし、かつ、揚水した地下水のうち復水される量を最大とすることができ、周辺地盤への工事の影響を最小限とすることができる。そして、これらの管理を自動的に行うことができる。さらに、揚水した地下水のほとんどを復水することができ、下水道に流す地下水が減るために下水道使用料金を低減することができる。
揚水手段としてインバータにて制御される揚水ポンプを用いることにより、揚水ポンプのモータ回転数が揚水量に応じて調整可能となり、負荷が軽減されるために揚水ポンプの寿命が長くなる。また、揚水量が少ないときは消費電力が少なくなるために電気代を低減することができる。
揚水井と復水井を接続する送水手段を設けることにより、揚水井から揚水される地下水を大気に触れさせること無く復水井に復水することができる。
複数の揚水井及び復水井において、演算処理部が各揚水井、各復水井のそれぞれの揚水寄与率、復水寄与率を算出するとともに、制御部が演算結果と揚水寄与率と復水寄与率に基づいて、各揚水井の揚水ポンプの回転数、各流量調整バルブの開閉程度を制御することにより、効率良く揚水、復水が可能となるために容易に所定の地下水位とすることができる。
制御装置が目詰まり防止装置の入水側と出水側との圧力差が所定値よりも大きい状態を検知した場合においては、他の復水井へ地下水を送水することにより揚水した地下水をすべて復水することができる。また、他の復水井に送水している間に目詰まり防止装置を清掃することができる。
本発明は、揚水量、復水量、揚水井周辺の地下水位、復水井周辺の地下水位の管理を自動的に行う地下水の管理システム及び地下水の管理方法に関するものである。
以下、本発明に係る地下水の管理システム及び地下水の管理方法の好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る地下水の管理システムの設置状況を示す図である。また、図2は、本実施形態に係る揚水手段の設置状況を示す側面図、図3は、本実施形態に係る復水手段の設置状況を示す側面図である。
図1に示すように、地下水の管理システム1は、揚水井3から地下水を揚水するための揚水手段5と、揚水井3からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための揚水井側影響範囲内水位計7と、揚水井3からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための揚水井側影響範囲外水位計9と、揚水手段5にて揚水される地下水を復水井11に送水するための送水手段13と、送水手段13にて送水される地下水を復水井11に復水するための復水手段15と、復水井11からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための復水井側影響範囲内水位計17と、復水井11からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための復水井側影響範囲外水位計19と、揚水井3から揚水される量を必要最小限とし、かつ、揚水した地下水のうち復水される量を最大とするように、揚水手段5と復水手段15と送水手段13とを制御する制御装置21とを備える。
揚水手段5は、図2に示すように、揚水井3内の地下水位を検出するための揚水井内水位計23と、インバータにて制御される揚水ポンプ25と、この揚水ポンプ25から吐出する吐出量を測定するための揚水流量計27とを備える。
揚水井内水位計23にて計測される水位に基づいて揚水井側影響範囲内水位が目標とする所定水位となるようにインバータにて揚水ポンプ25の回転数を変化させ、揚水量を調整する。
復水手段15は、図3に示すように、復水井11に復水される復水量を測定するための復水流量計29と、復水井11内の地下水位を検出するための復水井内水位計31と、揚水される地下水を濾過し、復水井11の目詰まりを防止するための目詰まり防止装置33と、この目詰まり防止装置33の入水側及び出水側にそれぞれ配設され、水圧を測定するための圧力計35、36とを備える。
目詰まり防止装置33が復水中の土砂等の不純物を除去することにより復水井11の復水機能の低下を防止する。長期間復水して目詰まり防止装置33の濾過機能が低下し、前後に設置されている圧力計35、36の圧力差が所定値よりも大きくなった場合は、制御装置21にて連結管39の流量調整バルブ41(後述する)を調整して他の復水井11へ地下水を送水し、圧力差の大きい目詰まり防止装置33を有する復水井11への復水を停止する。他の復水井11へ送水することにより復水総量は変化しないために、揚水量を減少する必要が無い。また、他の復水井11へ送水中に目詰まり防止装置33を清掃することが可能となる。
復水井内水位計31にて計測される水位に基づいて復水がオーバーフローしないように制御装置21にて復水量が制御される。
送水手段13は、揚水井3と復水井11とを接続し、揚水井3から揚水される地下水を大気に触れさせること無く復水井11に送水する送水管37と、この送水管37同士を接続する連絡管39と、連結管39に配設される流量調整バルブ41とを備える。ある揚水井3から揚水された地下水は連結管を介してすべての復水井11へ復水できるように送水管37同士が連結されている。
図4は、本実施形態に係る制御装置のシステムの概略図で、図5は、本実施形態に係る演算処理部の所定時間毎に行う演算の手順を示すフロー図で、図6は、本実施形態に係る演算処理部の常時行う演算の手順を示すフロー図である。
図4に示すように、制御装置21は演算処理部43と制御部45とを備えており、この演算処理部43は、揚水井側影響範囲内水位計7、揚水井側影響範囲外水位計9、揚水井内水位計23、揚水流量計27の各計測データに基づいて、揚水井3周辺における現在の地下水位の分布状態を解析して所定の水位まで地下水位を低下させるための揚水井3の揚水量を算出するとともに、復水井側影響範囲内水位計17、復水井側影響範囲外水位計19、復水井内水位計31、復水流量計29の各計測データに基づいて、復水井11から復水がオーバーフローすることを防ぐために復水可能な復水量を算出する機能を有する。更に、演算処理部43は複数の揚水井3及び復水井11において、すべての揚水井3から揚水される地下水の全揚水量に対する各揚水井3の揚水量の割合を示す揚水寄与率及びすべての復水井11に復水される地下水の全復水量に対する各復水井11の復水量の割合を示す復水寄与率を更に算出する機能を有する。
また、制御部45は、演算処理部43の演算結果に基づいて、揚水ポンプ25の回転数、流量調整バルブ41の開閉度を制御する機能を有する。
以下に、まず演算処理部43の所定時間毎に行う演算手順について説明する。
演算処理部43は、図5のS10において、揚水井側影響範囲内水位計7、揚水井側影響範囲外水位計9、揚水井内水位計23、揚水流量計27、復水井側影響範囲内水位計17、復水井側影響範囲外水位計19、復水井内水位計31、復水流量計29にてそれぞれ揚水井側影響範囲内水位、揚水井側影響範囲外水位、揚水井内水位、揚水流量、復水井側影響範囲内水位、復水井側影響範囲外水位、復水井内水位、復水流量を検知する。
これらの計測データに基づいて、図5のS11において、現在の揚水井3及び復水井11の周辺における地下水位の分布状態を解析する。
そして、図5のS12において、揚水井側影響範囲内において目標とする所定の水位を設定し、この所定の水位を常に一定に保つために各揚水井3における最適な揚水量をそれぞれ算出する。ここで、揚水される地下水の全揚水量に対する各揚水井3の揚水量の割合を示す揚水寄与率も同時に算出する。
図5のS13において、各復水井11の復水量を考慮し、復水井11の周辺が復水井側影響範囲外水位と同じ水位になるように、各復水井11における最適な復水量をそれぞれ算出する。ここで、復水される地下水の全復水量に対する各復水井11の復水量の割合を示す復水寄与率も同時に算出する。これらの揚水寄与率及び復水寄与率は、揚水量は必要最小限で、かつ、揚水した地下水のうち復水する量が最大となるように算出される。
そして、制御部45は、算出された揚水寄与率及び復水寄与率に基づいて、各揚水井3のすべての揚水ポンプ25の回転数及び各連結管39に配設されているすべての流量調整バルブ41の開閉度を制御する。したがって、各揚水井3の揚水量は揚水寄与率に応じて揚水され、各復水井11の復水量は復水寄与率に応じて復水される。
上述したS10〜13の一連の工程は、所定の時間間隔で行われており、揚水又は復水による揚水井3又は復水井11の周辺の地下水位分布の変化に適宜対応することが可能である。
次に、演算処理部43の常時行う演算手順について説明する。
演算処理部43は、図6のS20において、各揚水井3に設置される揚水流量計27にて揚水量Qdを検知する。揚水量Qdは揚水寄与率により各揚水井3によって異なる。
次に、図6のS21において、復水井11内における最高水位として設定する限界水位hrmax、復水井側影響範囲外水位計19の水位H0’、復水井内水位計31の水位hr、復水量Qrに基づいて算出される復水井11に復水可能な流量の最大値である限界復水量Qrmaxは(1)式となる。
Qrmax=(hrmax−H0’)/(hr−H0’)×Qr ・・・(1)
そして、図6のS22において、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxよりも多い場合においては、復水井11から復水がオーバーフローする及び復水井11に復水できない地下水の処理には下水処理料金がかかる等の不具合が生じるために、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxを超えないように管理される。つまり、揚水可能な揚水量Qdは、安全率αを限界復水量Qrmaxに乗じた(2)式となる。
Qd<α×Qrmax ・・・(2)
ここで、安全率αは0.8〜1程度とする。
そして、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxに所定の安全率αを乗じた流量よりも少ないことを確認する。
ここで、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxに所定の安全率αを乗じた流量よりも多い場合においては、図6のS23において、揚水量Qdと限界復水量Qrmaxに所定の安全率αを乗じた流量との差分量ΔQdを他の揚水井3の揚水量Qd’に加える工程を経て、他の復水井11の限界復水量Qrmax’に所定の安全率αを乗じた流量よりも少ないことを確認する工程を再実行する。つまり、他の揚水井3の揚水可能な揚水量Qd’に差分量ΔQdを加算した値は、安全率αを限界復水量Qrmax’に乗じた(3)式となることを確認する。
Qd’+ΔQd<α×Qrmax’ ・・・(3)
そして、他の揚水井3の揚水可能な揚水量Qd’に差分量ΔQdを加算した値が、他の復水井11の限界復水量Qrmax’に所定の安全率αを乗じた流量より少ないことを確認できたら、制御部45は、この演算処理部43の演算結果に基づいて、揚水ポンプ25の回転数、流量調整バルブ41の開閉度を制御し、地下水を他の復水井11へ流す。
そして、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxに所定の安全率αを乗じた流量よりも少ない場合においては、各揚水井3から揚水した地下水をそのまま復水井11へ復水する。
上述したS20〜23の一連の工程は、常時行われており、揚水量Qdが限界復水量Qrmaxを超えることを防止する。
したがって、本発明による地下水の管理システム1は、揚水手段5、復水手段15、送水手段13、これらのすべてを制御する制御装置21を設けたことにより、揚水量、復水量、揚水井3及び復水井11周辺の地下水位の管理を行うことができる。さらに、制御装置21が演算処理部43と制御部45とを備えることにより、これらの管理を自動的に行うことができる。
また、複数の揚水井3及び復水井11において、演算処理部43が各揚水井3、各復水井11のそれぞれの揚水寄与率、復水寄与率を算出する。この算出結果に基づいて、制御部45が、各揚水井3の揚水ポンプ25の回転数、各流量調整バルブ41の開閉程度を制御することにより、効率良く揚水、復水が可能となるために揚水井3及び復水井11の周辺を容易に所定の水位とすることができる。
なお、発明の理解の便宜上、本実施形態においては、2本の揚水井から揚水し、揚水した地下水を2本の復水井へ復水する方法について説明したが、本発明の適用対象は揚水井及び復水井は2本に限定されるものではなく、1以上の復水井、揚水井に適用が可能である。
本発明の第一実施形態に係る地下水の管理システムの設置状況を示す図である。 本実施形態に係る揚水手段の設置状況を示す側面図である。 本実施形態に係る復水手段の設置状況を示す側面図である。 本実施形態に係る制御装置のシステムの概略図である。 本実施形態に係る演算処理部の所定時間毎に行う演算の手順を示すフロー図である。 本実施形態に係る演算処理部の常時行う演算の手順を示すフロー図である。
符号の説明
1 地下水の管理システム
3 揚水井
5 揚水手段
7 揚水井側影響範囲内水位計
9 揚水井側影響範囲外水位計
11 復水井
13 送水手段
15 復水手段
17 復水井側影響範囲内水位計
19 復水井側影響範囲外水位計
21 制御装置
23 揚水井内水位計
25 揚水ポンプ
27 揚水流量計
29 復水流量計
31 復水井内水位計
33 目詰まり防止装置
35 (入水側)圧力計
36 (出水側)圧力計
37 送水管
39 連絡管
41 流量調整バルブ
43 演算処理部
45 制御部

Claims (12)

  1. 揚水井から揚水した地下水を復水井に復水することにより地下水位を管理するための管理システムであって、
    前記揚水井から地下水を揚水するための揚水手段と、
    前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための揚水井側影響範囲内水位計と、
    前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための揚水井側影響範囲外水位計と、
    前記揚水手段にて揚水される地下水を前記復水井に送水するための送水手段と、
    前記送水手段にて送水される地下水を前記復水井に復水するための復水手段と、
    前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲内に設置され、地下水位を検出するための復水井側影響範囲内水位計と、
    前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲外に設置され、地山の自然状態における地下水位を検出するための復水井側影響範囲外水位計と、
    前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺及び復水井周辺における地下水位の分布状態を解析し、前記揚水井から揚水される量を必要最小限とし、かつ、揚水した地下水のうち復水される量を最大とするように、前記揚水手段と前記復水手段と前記送水手段とを制御する制御装置とを備えることを特徴とする地下水の管理システム。
  2. 前記揚水手段は、前記揚水井内の地下水位を検出するための揚水井内水位計と、インバータにて制御される揚水ポンプと、該揚水ポンプから吐出する吐出量を測定するための揚水流量計とを備え、前記揚水ポンプの回転数を変更して揚水量を調整することを特徴とする請求項1に記載の地下水の管理システム。
  3. 前記復水手段は、前記復水井に復水される復水量を測定するための復水流量計と、前記復水井内の地下水位を検出するための復水井内水位計とを備えることを特徴とする請求項1に記載の地下水の管理システム。
  4. 前記送水手段は、揚水井と復水井とを接続する送水管と、該送水管同士を接続する連絡管と、該連絡管に設置される流量調整バルブとを備えることを特徴とする請求項1に記載の地下水の管理システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺における地下水位の分布状態を解析して所定水位まで地下水位を低下させるための前記揚水井の揚水量を算出するとともに、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、復水井周辺における地下水位の分布状態を解析して前記復水井から復水がオーバーフローすることを防ぐために復水可能な復水量を算出する演算処理部と、
    該演算処理部の演算結果に基づいて、前記揚水ポンプの回転数、前記流量調整バルブの開閉程度を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の地下水の管理システム。
  6. 複数の揚水井及び復水井において、前記演算処理部は、すべての揚水井から揚水される地下水の総量の全揚水量に対する各揚水井の揚水量の割合を示す揚水寄与率及びすべての復水井に復水される地下水の総量の全復水量に対する各復水井の復水量の割合を示す復水寄与率を更に算出し、
    前記制御部が、前記演算結果と該揚水寄与率と該復水寄与率に基づいて、各揚水井の揚水ポンプの回転数、各流量調整バルブの開閉程度を制御することを特徴とする請求項5に記載の地下水の管理システム。
  7. 前記復水手段は、揚水される地下水を濾過し、復水井の目詰まりを防止するための目詰まり防止装置と、該目詰まり防止装置の入水側及び出水側に水圧を測定するための圧力計とを更に備え、
    前記制御装置は、前記入水側と前記出水側との圧力差が所定値よりも大きい目詰まり装置を有する復水井を検出すると他の復水井への復水量を増加させるように前記流量調整バルブの開閉程度を制御することを特徴とする請求項1、3、5のいずれかに記載の地下水の管理システム。
  8. 前記揚水井から揚水される地下水は、大気に触れること無く前記復水井に復水されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の地下水の管理システム。
  9. 揚水井から揚水した地下水を復水井に復水することにより地下水位を管理するための管理方法において、
    前記揚水井から地下水を揚水ポンプにて揚水して揚水量を揚水流量計にて計測し、
    前記揚水井内の地下水位を揚水井内水位計にて計測し、
    前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲内の地下水位を揚水井側影響範囲内水位計にて計測し、
    前記揚水井からの揚水により地下水位が低下する影響を受ける範囲外の地山の自然状態の地下水位を揚水井側影響範囲外水位計にて計測し、
    前記揚水井から揚水した地下水を送水管にて前記復水井に送水し、
    該送水手段にて送水される地下水を復水流量計にて計測して復水井に復水し、
    前記復水井内の地下水位を復水井内水位計にて計測し、
    前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲内の地下水位を復水井側影響範囲内水位計にて計測し、
    前記復水井からの復水により地下水位が上昇する影響を受ける範囲外の地山の自然状態の地下水位を復水井側影響範囲外水位計にて計測し、
    前記揚水井側影響範囲内水位計、前記揚水井側影響範囲外水位計、前記揚水井内水位計、前記揚水流量計の各計測データに基づいて、揚水井周辺における地下水位の分布状態を解析して所定水位まで地下水位を低下させるための前記揚水井の揚水量を算出するとともに、前記復水井側影響範囲内水位計、前記復水井側影響範囲外水位計、前記復水井内水位計、前記復水用流量計の各計測データに基づいて、復水井周辺における地下水位の分布状態を解析して前記復水井から復水がオーバーフローすることを防ぐために復水可能な復水量を演算処理部にて算出し、
    該演算処理部の演算結果に基づいて、前記揚水ポンプの回転数、前記流量調整バルブの開閉程度を制御部にて制御し、
    前記揚水井から揚水する量を最小に、かつ、揚水した地下水のうち復水する量を最大とすることを特徴とする地下水の管理方法。
  10. 前記演算処理部の演算方法は、
    前記揚水井の揚水量を前記揚水流量計にて検知する工程と、
    前記復水井内水位計の水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差から復水可能な量の最大値である限界復水量を推定する工程と、
    前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程とを備えることを特徴とする請求項9に記載の地下水の管理方法。
  11. 前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程に際し、前記揚水量が前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも多い場合においては、前記揚水量と前記限界復水量に所定の安全率を乗じた流量との差分量を他の揚水井の前記揚水量に加える工程を経て、前記他の揚水井の揚水量が他の復水井の限界復水量に所定の安全率を乗じた流量よりも少ないことを確認する工程を再実行することを特徴とする請求項10に記載の地下水の管理方法。
  12. 前記限界復水量は、復水井内の水位の最大値として設定する限界水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差を、前記復水井内水位計の水位と前記復水井側影響範囲外水位計の水位との水頭差で除して水頭差の余裕率を算出し、該余裕率に復水量を乗じて算出することを特徴とする請求項10又は11に記載の地下水の管理方法。
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