JP2000166606A - 靴底用通気部材及びこれを備えた通気靴 - Google Patents

靴底用通気部材及びこれを備えた通気靴

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴内部の湿気や熱気を靴の外部に放出し、靴
の外部からは新鮮な空気を取り入れ、しかも水の浸入は
防止することによって、足の蒸れ及び悪臭、水虫等の発
生を抑えて衛生面に寄与する通気靴の提供を目的とす
る。 【構成】 胛被と中底とよりなる袋物胛被に外底を当接
した靴において、中底踏付位置に複数の貫通孔を施し、
その下面に貫通孔を収納枠内に設けた収納枠にメッシュ
シートと透湿防水機能を有するシートを順次嵌入し、そ
れを外底接地面側に狭着して、発泡ポリウレタンによ
り、外底と一体成型したことを特徴とする通気性の収納
部材を有する通気靴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は靴の内部に発生する湿気
や熱を靴の外部に放出すると共に、靴内部に外部から新
鮮な空気を取り込み、しかも外部から水の浸入を防止す
ることにより、靴内部の蒸れ及び悪臭を防止するための
靴底用通気部材およびこれを備えた通気靴に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から靴の内部の湿気や熱気を防止
し、足の蒸れ、悪臭、水虫を発生させない等、衛生面を
考慮した通気靴としては、胛被に通気孔を施したもの、
中敷に吸汗機能やポンプ機能を持たせたもの、或いは、
靴底にポンプを装着し靴内部の空気を放出し、外部から
新鮮な空気を取り入れる循環方式の構造にしたもの等、
多種多様な技術がある。
【0003】前記先行技術の中で、靴の通気性を高める
為の最適な方法としては、靴底に多数の小さい貫通孔を
開けることであるが、これは雨降り、或いは雨降り後の
路面、水溜まりにおいて歩行の際、靴内に水が浸入する
ことになる。水の浸入を防止するために、近年、空気や
水蒸気は透過するが水は通さないポリエチレン製の膜を
用いたもの等がある。ポリエチレン製の膜を用いたもの
として、実開昭63−75205号、非透水製のラミネ
ートシートを用いたものとして、実開平7−32770
6号、特開平8−294403号等の出願がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に記載した
前記公報の技術は、何れの技術も貫通孔が施されている
中底と外底の間に非透水製の膜と膜保護層とを重ねたも
の、或いは3層構造の薄いラミネートシートを挿入させ
た構造のものであり、通気性においてはそれなりの効果
を生じている。
【0005】しかしながら、透水しない素材としてのポ
リエチレン製の膜は、ポリエチレン製の膜を伸展させ多
数の微細孔を施したものであり、膜自体が非常に薄くデ
リケートな性質を持ったものであるから、小石、砂、泥
等に接することによって破れ易いという欠点を有してい
る。更に薄い膜を中底と外底の間に挿入したのでは、両
面が密着して、通気性を阻害してしまう欠点も有する。
本発明は、これらの課題を解消することを目的としたも
のである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の靴底用通気部材
は、高分子弾性体からなるシートの片面に周囲が同じ高
さの収納枠を設けた靴底用通気部材において、前記収納
枠内のシート面には、複数の貫通孔を設けると共に、前
記収納枠内には、メッシュシートと防水性通気シートと
を順次嵌入し、かつ前記収納枠内の周縁部をシールした
ことを特徴とする。
【0007】本発明の靴底用通気部材は、高分子弾性体
からなるシートの片面に同じ高さの収納枠を設けた靴底
用通気部材において、前記収納枠内のシート面には、複
数の貫通孔を設けると共に、前記収納枠内には、メッシ
ュシートを下面に当接し、その上に防水性通気シート
と、複数の貫通孔を設けたクッションシートとを嵌入
し、かつ前記収納枠内の周縁部をシールしたことを特徴
とする。
【0008】前記防水性通気シートは、気孔率が30〜
60%で、表面空孔径が20〜150ミクロンである多
孔性の合成樹脂からなる防水性通気シートであることを
特徴とする。
【0009】前記防水性通気シートとしては、多孔性の
合成樹脂でなり、具体的には、合成樹脂を焼結したも
の、または、合成樹脂製の不織布に合成樹脂を含浸させ
たものを用いる。合成樹脂を焼結したものとして、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、軟質ポリ
エチレン、硬質ポリエチレン等プラスチック焼結物が連
続気孔であり表面空孔径が安定し、優れた透湿防水性性
能を有しているので、これらが良い。しかも、表面空孔
径が20〜150ミクロン、気孔率が30〜60%程度
のものが良く、履物に用いると適度の防水性があること
を試し履きにより確認している。
【0010】また、合成樹脂製の不織布としては、ポリ
アミド系、ポリエステル系、ポリオレフィン系など、熱
可塑性合成繊維フィラメント短繊維ウェブが積層・交絡
して熱圧縮されたもので、目付量が50〜250g/m2
程度のものに、ウレタン系、アクリル系等のエマルジョ
ンまたは、溶剤系で固形分が15〜50%程度のものが
良い。更にフッ素撥水剤を表面処理し防水性を高めたも
のが良い。合成樹脂を焼結したもの、合成樹脂製の不織
布に合成樹脂を含浸させたもの、何れも単位面積当たり
の圧縮変形率が15%以下で、厚みが0.3mm以上、
5mm以下のものが良い。
【0011】前記貫通孔を複数の貫通孔を設けたクッシ
ョンシートとしては、硬さ(JISCタイプ)40〜6
0の範囲の物を使用して、直径2〜5mmの貫通孔を1
5〜30個ほど設けると良い。また、貫通孔は一列おき
に交互として貫通孔と貫通孔のピッチは前後左右共に、
10mm前後である物がより好ましい。
【0012】前記靴底用通気部材において、メッシュシ
ートは、網目の大きさが30〜80メッシュの金属製又
は合成繊維製のネットであることを特徴とする。本発明
の靴底用通気部材において、メッシュシートは貫通孔か
ら浸入する小石等で防水性通気シートを破損させるのを
防止する役割を果たすため、その網目の大きさが30〜
80メッシュであるものが好ましく、ある程度の強度を
持った物でなくてはならない。
【0013】前記靴底用通気部材において、その接地部
と反対側の前記収納枠外側のシート面には、布帛が積層
一体化されていることを特徴とする。本発明において
は、靴底用通気部材は、射出成形法により外底と固着さ
れるので、その際に、収納枠が設けられた収納枠を除く
シート面には、布帛が積層一体化されていることが接着
の上から好ましい。
【0014】靴底用通気部材において、その接地部側に
は防滑意匠を設けたことを特徴とする。靴底用通気部材
は、通気性を目的として靴底の一部として外底の踏付部
分に装着されるが、靴底としての機能も必要であり、そ
の接地面側には、防滑意匠が設けられていることが好ま
しい。
【0015】前記靴底用通気部材において、収納枠内の
シート厚みは、自由に設定することができる。シート厚
みを厚くすると屈曲し難くなり、シート厚みを薄くする
と屈曲し易くなる。よって、収納壁内のシート厚みを変
えることで用途に応じた希望の屈曲性を持つ靴を提供で
きる。
【0016】前記靴底用通気部材においては、靴に装着
した場合、防水性を達成するためには、前記収納枠内と
防水性通気シートとクッションシートの周縁部をシール
することが重要である。シールの方法は、収納枠内と防
水性通気シートとクッションシートの周縁部分にそれぞ
れ接着剤を塗布し、乾燥した後に貼り合わせするとよ
い。
【0017】前記靴底用通気部材に設けた収納枠は、メ
ッシュシート、防水性通気シート、クッションシートを
目的位置にセットし易くして、また靴底射出成形時にお
いて、収納枠内のメッシュシート、防水性通気シート、
クッションシートに靴底用樹脂が流れ込むのを防止し、
通気性、透湿度性の効果が損なわない為に設置されてい
る。
【0018】本発明の通気靴は、胛被の下周縁部に中底
を縫着した袋物胛被の下面に靴底用通気部材を当接した
靴であり、前記中底の踏み付け部には、複数の貫通孔を
設けると共に、その下面には、前記靴底用通気部材の収
納枠が当接し、その収納枠と反対側の意匠面を接地面側
に露出すると共に、前記靴底用通気部材と、袋物胛被
と、外底とを一体化したことを特徴とする。
【0019】本発明の靴底用通気部材を靴底に用いて、
足の裏に突き上げ感を感じる場合、中底面に靴底用通気
部材よりも広いサイズで複数の貫通孔を設けたプラスチ
ック製の圧力分散シートを接着または縫着することで、
靴底からの圧力は分散されて、足の裏に突き上げ感を感
じない靴製品が提供できる。また、この圧力分散シート
は屈曲性の優れた柔軟な素材が好ましい。
【0020】通気靴において、靴底用通気部材と袋物胛
被とは、射出成形法により外底と一体成形されているこ
とを特徴とする。
【0021】靴底用通気部材と袋物胛被とは射出成形法
により外底と一体成形できるので、作業工程が簡略化さ
れる。
【0022】
【作用】合成樹脂を焼結し連続気孔を施したシート、或
いは合成樹脂製の不織布に合成樹脂を含浸させたシート
は、透湿度が高く通気性、耐水性があり耐水性もある。
よってこのシートを用いた靴底用通気部材を靴底内に使
用しているため、外からの水や小石、汚れを通さず、靴
内部の湿気や熱を放出する。従って、足の蒸れ、悪臭を
軽減する。また、メッシュシートが透湿防水性を有する
シートを小石等から守るので、長期間履き続けても通気
機能は損なわない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施態様について、図面に基
づいて説明する。図1は、本実施例の靴底用通気部材A
を用いた靴底の底面図である。図2は、本実施例の靴底
用通気部材Aを用いた靴の分解図である。図3は、本実
施例の靴底用通気部材Bを用いた靴の分解図である。図
4は、本実施例の収納部材の斜視図である。図5は、本
実施例の靴底用通気部材Aの断面図である。図6は、本
実施例の靴底用通気部材Bの断面図である。
【0024】1.靴底用通気部材Aの作成 シートの片面に同じ高さの収納枠を設けたゴム弾性体か
らなる収納部材をプレス加硫により成形した。この時、
枠の外側には、布帛をセットして一体成形した。そして
前記収納枠内のシート厚みを外面のシート厚みよりも厚
くした、そのシート面には、7個の貫通孔を穿設し図4
に示すような収納部材を得た。前記収納部材の収納枠内
に前記7個の貫通孔を被覆するように、40メッシュの
ナイロンメッシュシートを嵌入した後、前記収納枠とほ
ぼ同一形状の防水性通気シートを嵌入し、防水性通気シ
ートと収納枠内の周縁部を接着剤によりシールして靴底
用通気部材を得た。
【0025】2.靴底用通気部材Bの作成 シートの片面に同じ高さの収納枠を設けたゴム弾性体か
らなる収納部材をプレス加硫により成形した。この時、
枠の外側には、布帛をセットして一体成形した。そして
前記収納枠内のシート厚みを外面のシート厚みよりも厚
くした、そのシート面には、7個の貫通孔を穿設し図4
に示すような収納部材を得た。前記収納部材の収納枠内
に前記7個の貫通孔を被覆するように、40メッシュの
ナイロンメッシュシートを嵌入した後、前記収納枠とほ
ぼ同一形状の防水性通気シートと複数の貫通孔を設けた
クッションシートを嵌入し、それぞれの周縁部を接着剤
によりシールして靴底用通気部材を得た。
【0026】本実施例に用いた防水性通気シートは、ポ
リエチレン製の表面空孔径が100ミクロン、気孔率が
53%である厚み3mmの透湿防水性が優れたのもを使
用した。
【0027】3.袋物胛被の作成 先ず中底であるが、基布同士を糊で貼合わせたものを用
い、靴底面形状に裁断し中底を成形する。裁断した中底
の踏付部に直経が2mmの20個の貫通孔をランダムに
設ける。一方では、天然皮革を各形状に裁断した胛被を
成形し、成形した胛被と前記記載の中底を縫着して袋物
胛被を成形する。
【0028】4.通気靴の成形 前記袋物靴胛被をラストに吊り込み、踏付位置に靴底用
通気部材をセットする空間を設けたボトムモールドに、
靴底用通気部材をセットした後、靴底用通気部材をよけ
て発泡ポリウレタン樹脂を注入し成形を行い通気靴を得
た。
【0029】
【効果】従来のポリエチレンの膜を伸展させたものは、
小石、砂、泥等に接することによって破損しやすく防水
性がなくなる欠点、その上、それを防止するために膜保
護層を設けているので通気性が阻害され、充分にその利
点を生かすことが出来なかった。
【0030】しかしながら本発明の靴底用通気部材は、
高分子弾性体からなるシートの片面に周囲が同じ高さの
収納枠を設けた靴底用通気部材において、前記収納枠内
のシート面には、複数の貫通孔を設けると共に、前記収
納枠内には、メッシュシートと防水性通気シートとを順
次嵌入し、かつ前記収納枠内の周縁部をシールしたもの
なので、この靴底用通気部材を用いた本発明の外底にお
いては、連続気孔を設けて透湿度性、通気性が優れてい
る。また、靴底用通気部材の防水性通気シートとメッシ
ュシートの効果によって、外からの水や汚れ、小石を通
さず、靴内部の湿気を放出する。従って足の蒸れ、悪臭
等が軽減される。
【0031】本発明の靴底用通気部材に上記構成に加え
て、貫通孔を設けたクッションシートを追加嵌入するこ
とにより、クッション性がさらに向上し疲労軽減の役割
を果たすことができる。
【0032】その上、従来のポリエチレンの膜を伸展さ
せたもの或いは3層構造の薄いラミネートシートを用い
たものは、釘等の踏み抜きをした場合(特に外底に施し
た貫通孔を踏み抜いた時)は危険であるが、本発明に用
いた防水性通気シートは厚さを好みの厚さに設定するこ
とにより、物性に優れているので、踏み抜き防止の効果
も加わり、安全性の点においても効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の靴底用通気部材Aを用いた靴底の底
面図。
【図2】本実施例の靴底用通気部材Aを用いた靴の分解
図。
【図3】本実施例の靴底用通気部材Bを用いた靴の分解
図。
【図4】本実施例の収納部材の斜視図。
【図5】本実施例の靴底用通気部材Aの断面図。
【図6】本実施例の靴底用通気部材Bの断面図。
【符号の説明】 1 高分子弾性体からなるシート 2 収納枠 3 貫通孔 4 収納部材 5 メッシュシート 6 防水性通気シート 7 クッションシート 8 周縁部 9 靴底用通気部材 10 布帛 11 防滑意匠 12 胛被 13 中底 14 袋物胛被 15 外底

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子弾性体からなるシート(1)の片面
    に周囲が同じ高さの収納枠(2)を設けた靴底用通気部
    材(9)において、前記収納枠(2)内のシート面に
    は、複数の貫通孔(3)を設けると共に、前記収納枠
    (2)内には、メッシュシート(5)と防水性通気シー
    ト(6)とを順次嵌入し、かつ前記収納枠(2)内の周
    縁部(8)をシールしたことを特徴とする靴底用通気部
    材(9)。
  2. 【請求項2】高分子弾性体からなるシート(1)の片面
    に周囲が同じ高さの収納枠(2)を設けた靴底用通気部
    材(9)において、前記収納枠(2)内のシート面に
    は、複数の貫通孔(3)を設けると共に、前記収納枠
    (2)内には、メッシュシート(5)を下面に当接し、
    その上に防水性通気シート(6)と、複数の貫通孔
    (3)を設けたクッションシート(7)とを嵌入し、か
    つ前記収納枠(2)内の周縁部(8)をシールしたこと
    を特徴とする靴底用通気部材(9)。
  3. 【請求項3】前記メッシュシート(5)は、網目の大き
    さが30〜80メッシュの金属製又は合成繊維製のネッ
    トであることを特徴とする請求項1または2記載の靴底
    用通気部材(9)。
  4. 【請求項4】前記防水性通気シート(6)は、気孔率が
    30〜60%で、表面空孔径が20〜150μである多
    孔性の合成樹脂からなる防水性通気シート(6)である
    ことを特徴とする請求項1〜3記載のいずれか1つの靴
    底用通気部材(9)。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載のいずれか1つの靴底用
    通気部材(9)において、その接地部と反対側の前記収
    納枠(2)外側のシート面には、布帛(10)が積層一体
    化されていることを特徴とする靴底用通気部材(9)。
  6. 【請求項6】請求項1〜5記載のいずれか1つの靴底用
    通気部材(9)において、その接地部側には防滑意匠
    (11)を設けたことを特徴とする靴底用通気部材
    (9)。
  7. 【請求項7】胛被(12)の下周縁部に中底(13)を縫着
    した袋物胛被(14)の下面に請求項1〜6記載のいずれ
    か1つの靴底用通気部材(9)を当接した靴であり、前
    記中底(13)の踏み付け部には、複数の貫通孔(3)を
    設けると共に、その下面には、前記靴底用通気部材
    (9)の収納枠(2)を当接し、その収納枠(2)と反
    対側の意匠面を接地面側に露出すると共に、前記靴底用
    通気部材(9)と、袋物胛被(14)と、外底(15)とを
    一体成形したことを特徴とする通気靴。
  8. 【請求項8】請求項7記載の通気靴において、請求項1
    〜6記載のいずれか1つの靴底用通気部材(9)と袋物
    胛被(14)とは、射出成形法により外底(15)と一体成
    形したことを特徴とする通気靴。
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