JP2000163933A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2000163933A
JP2000163933A JP10352128A JP35212898A JP2000163933A JP 2000163933 A JP2000163933 A JP 2000163933A JP 10352128 A JP10352128 A JP 10352128A JP 35212898 A JP35212898 A JP 35212898A JP 2000163933 A JP2000163933 A JP 2000163933A
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JP10352128A
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Yasuhiko Hanazawa
靖彦 花澤
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で各種の再生動作を行うことがで
きるディスク再生装置を提供すること。 【解決手段】 システムコントローラ60は、タイトル
内容の再生動作において利用者によるアングル設定指示
やストーリ選択指示が行われた場合には、これらの指示
に応じてアングル設定履歴データやストーリ選択履歴デ
ータを作成しておいて、以降のタイトル内容の再生時に
これらのアングル設定履歴データやストーリ選択履歴デ
ータに基づいて自動的にアングルを切り替えたりストー
リを選択する再生動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルバーサタ
イルディスク(DVD)等の再生動作を行うディスク再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク型記録媒体としてDVD
が注目されている。このDVDは、直径が12cmで厚
さが1.2mmであり、CD(コンパクトディスク)と
同じ形状ながら、記録密度を上げることにより単層で
4.7GB、2層で8.5GBの記憶容量を実現してい
る。
【0003】また、MPEG2による画像データ圧縮技
術やオーディオデータ圧縮技術の採用により、DVDに
は様々な種類のデータが混在して格納される。DVDに
映画を記録する場合を考えると、通常はビデオデータや
オーディオデータが格納されるが、例えば、これら以外
に複数の言語の字幕データを格納しておくことにより、
利用者が選択した言語の字幕を表示することが可能とな
る。また、映画監督や出演者のプロフィール等の静止画
データを格納しておくことにより、利用者の操作によっ
てこれらの内容を表示することが可能になる。さらに、
1個の被写体を複数の方向から撮影したり複数の被写体
を個別に撮影することにより複数の撮影方向(アング
ル)の画像データを格納しておいて、再生時に利用者の
選択したアングルの画像データを再生することができる
機能(マルチアングル機能)や、複数のストーリに対応
する画像データやオーディオデータを格納しておくこと
によって利用者の選択に応じてストーリの展開を変える
ことができる機能(マルチストーリ機能)を実現するこ
ともできる。DVD再生装置は、このような様々なデー
タが格納されたDVDの再生動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のDVD再生装置においてマルチアングル機能を実現
する場合を考えると、利用者は、アングルを変更する度
にアングル変更指示等の操作を行わなければならず、操
作が煩雑であった。
【0005】また、従来のDVD再生装置においてマル
チストーリ機能を実現する場合も同様に操作が煩雑であ
った。図18は、従来のDVD再生装置におけるマルチ
ストーリ機能の画面分岐の概要を示す図である。例え
ば、それまで再生されていたストーリAが分岐される場
合には、分岐選択画面1が表示され、利用者の選択指示
に応じてストーリBとストーリCのいずれかが再生され
る。そして、ストーリBが再生された場合には、ストー
リBの再生に続いて分岐選択画面2が表示され、利用者
の選択指示に応じてストーリDとストーリEのいずれか
が再生される。そして、ストーリDが再生された場合に
は、ストーリDに続いて分岐選択画面3が表示され、利
用者の選択指示に応じてストーリFとストーリGのいず
れかが再生される。このように、分岐選択画面が表示さ
れるごとにストーリ選択を行わなければ、次のストーリ
が再生されないため、利用者は再生動作中に煩雑な操作
を行う必要があった。
【0006】特に、車載用のDVD再生装置を考える
と、走行中に各種の操作を行うことになるため、できる
だけ操作の回数を減らし、簡単な操作によって各種の再
生動作を行うことができるDVD再生装置が望まれてい
る。
【0007】また、上述した各種の操作は、タイトル再
生毎に行うことになるが、前回の再生時に選択した設定
で再生を行おうとしても、利用者自身が詳細な設定内容
を覚えておく必要があり、操作がさらに煩雑になる。
【0008】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は簡単な操作で再生動作を行う
ことができるディスク再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のディスク再生装置は、利用者の操作指
示の履歴が含まれる操作履歴データを再生動作時に作成
しておいて、次の再生動作時にこの操作履歴データに基
づいた手順で再生動作を行う。したがって、利用者が煩
雑な操作を行わなくても、自動的に各種の再生動作を行
うことができる。
【0010】特に、操作履歴データは、利用者による分
岐先ストーリ選択指示やアングル設定指示を記録したも
のであることが好ましい。再生動作中に分岐先ストーリ
の選択指示やアングルの設定指示が頻繁に行われると、
従来であればこれらの操作の都度再生動作が中断される
ことになるが、操作履歴データに基づいた再生動作を行
うことにより、再生動作中における利用者の操作負担を
軽減することができるとともに、利用者の所望するスト
ーリやアングルでの再生動作を再現することができる。
【0011】また、アングル設定指示を記録するための
操作履歴データを作成する場合には、利用者によるアン
グル設定指示と操作履歴データ作成指示の両方が行われ
た場合に作成することが好ましい。例えば操作部に備わ
ったアングル切替キーを押下するごとにアングルが1つ
ずつ切り替わるようなアングル設定指示の操作手順を考
えると、アングル1の画像からアングル4の画像へ直接
切り替えることができず、アングル切替キーの押下に応
じてアングル2、3、4と順番に画像が切り替わる場合
がある。このような場合には、アングル2、3の各画像
に切り替えた際の操作は操作履歴データに反映させない
ことが好ましいため、利用者による操作履歴データ作成
指示を待って操作履歴データを生成することにより、操
作履歴データに反映させたいアングル設定指示のみを指
定することができる。このため、アングル1からアング
ル4の画像へ直接切り替えること等が可能となり、利用
者にとって見やすい再生表示動作を実現することができ
る。
【0012】また、利用者によって操作履歴データを用
いた再生動作が指示された場合にのみ、操作履歴データ
に基づいた再生動作を行うことが好ましい。利用者によ
る指示の仕方によって、従来どおりの再生動作と操作履
歴データを用いた再生動作とを選択的に実現することが
でき、再生動作の選択の幅を広げることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のDVD再生装置について図面を参照しながら説明す
る。
【0014】(1)DVDに記録されたデータの内容 まず、ディスク型記録媒体としてのDVDに記録された
データの詳細について説明する。図1は、DVDのボリ
ューム空間の構造を示す図である。同図に示すように、
DVDのボリューム空間は、DVDの内周から外周に向
かって、ボリューム・ファイル構造、DVD−Vide
oゾーン、DVD otherゾーンによって構成され
ている。これらのうち、DVD−Videoゾーンに
は、再生動作に必要な各種のデータが含まれている。D
VD−Videoゾーンは、ビデオマネージャ(VM
G)と各タイトルに対応する1つ以上のビデオタイトル
セット(VTS)によって構成されている。
【0015】図2は、VMGのデータ構造を示す図であ
る。同図に示すように、VMGは、ビデオマネージャ情
報(VMGI)、VMGメニュー用ビデオオブジェクト
セット(VMGM_VOBS)、VMGIのバックアッ
プ用ファイル(VMGI_BUP)によって構成されて
いる。
【0016】VMGIは、VTSに関する情報(例えば
VTSの数、各VTSの識別情報、DVD内の各VTS
の格納位置等)、タイトルメニューに表示されるタイト
ルの表示順、複数のプログラムチェーン情報(PGC
I)、DVDを識別するためのディスクID(DVD_
ID)等が含まれている。VMGM_VOBSは、1つ
以上のビデオオブジェクト(VOB)によって構成され
ている。このVOBは、タイトルを選択するためのメニ
ュー画面(タイトルメニュー画面)を再生する際の再生
データであるビデオデータを含んでいる。
【0017】図3は、VTSのデータ構造を示す図であ
る。同図に示すように、VTSは、ビデオタイトルセッ
ト情報(VTSI)、VTSメニュー用ビデオオブジェ
クトセット(VTSM_VOBS)、VTSタイトル用
ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)、
VTSIのバックアップ用ファイル(VTSI_BU
P)によって構成されている。
【0018】VTSIは、タイトルを識別するためのV
TS_ID等のタイトルに関する情報、1つ以上のPG
CI等が含まれている。VTSM_VOBSおよびVT
STT_VOBSは、1つ以上のVOBによって構成さ
れている。このVOBは、ビデオデータやオーディオデ
ータ等の再生データを含んでいる。また各VOBを識別
するためのVOB_IDは、VTSIに含まれている。
【0019】再生動作における論理的な処理単位である
プログラムチェーン(PGC)は、プログラムチェーン
情報(PGCI)と1あるいは複数のビデオオブジェク
ト(VOB)によって構成される。例えば、VMGI内
の1個のPGCIとVMGM_VOBS内の1あるいは
複数のVOBによってPGCが構成される。また、VT
SI内の1個のPGCIとVTSM_VOBS内の1あ
るいは複数のVOBによってPGCが構成される。ある
いは、VTSI内の1個のPGCIとVTSTT_VO
BS内の1あるいは複数のVOBによってPGCが構成
される。
【0020】VMGI内のPGCIとVMGM_VOB
S内の1あるいは複数のVOBによって構成されるPG
Cは、タイトルメニューを表示するとともに、このタイ
トルメニュー内のいずれかの項目が選択されたときに、
対応するデータの再生箇所を特定するためのものであ
る。また、VTSI内のPGCIとVTSTT_VOB
S内の1あるいは複数のVOBによって構成されるPG
Cは、タイトルメニュー内のいずれかの項目が選択され
たときに、対応するタイトル内容の再生を行うためのも
のである。
【0021】図4は、PGCの構造の一例を示す図であ
り、VMGI内のPGCIとVMGM_VOBS内の1
あるいは複数のVOBによって構成されるPGCの構造
が示されている。同図に示すように、例えば、PGC#
1は、VMGI内のPGCI#1とVMGM_VOBS
内のVOB#1〜#3によって構成されている。また、
PGC#2は、VMGI内のPGCI#2とVMGM_
VOBS内のVOB#4、#5によって構成されてい
る。これらのPGCは、PGC番号によって特定され
る。このPGC番号は、VMGI内におけるPGCIの
格納順によって決定される。例えば、図3に示すPGC
においては、VMG内にPGCI#1、PGCI#2の
順でPGCが格納されているため、PGCI#1を含ん
で構成されるPGC#1のPGC番号は「1」、PGC
I#2を含んで構成されるPGC#2のPGC番号は
「2」となる。
【0022】なお、VTSI内のPGCIとVTSM_
VOBS内の1あるいは複数のVOBによって構成され
るPGCや、VTSI内のPGCIとVTSTT_VO
BS内の1あるいは複数のVOBによって構成されるP
GCも、図4に示したPGCと同様の構造を有してい
る。また、PGCIには、対応する複数のVOBの再生
順序や、次に再生動作を行うPGCに関する情報等が含
まれている。
【0023】図5は、マルチストーリ再生動作において
処理されるプログラムチェーン(PGC)とストーリお
よび分岐選択画面との対応関係を示す図である。同図に
示すように、1個のPGCは、1個のストーリとこのス
トーリに続いて再生される分岐選択画面の再生時に処理
されるものである。例えば、PGC#1はストーリAの
内容の再生と分岐選択画面1を表示を行うために必要な
各種のデータが含まれる。また、PGC#2はストーリ
Bの内容の再生と分岐選択画面2の表示を行うために必
要な各種のデータが含まれる。なお、図5では分岐画面
が表示されてから次の分岐画面が表示されるまでの各ス
トーリに1個のPGCが対応するものとして説明した
が、一般には複数のPGCが対応している。
【0024】また、マルチストーリ再生動作において処
理されるPGCを構成するPGCIには、ストーリ再生
時に処理されるVOBに関する情報や、分岐選択画面の
再生時に処理されるVOBに関する情報、あるいは分岐
選択画面に表示された各ストーリを再生するためのPG
Cに関する情報等が含まれている。
【0025】図6は、上述したVMGM_VOBS、V
TSM_VOBS、VTSTT_VOBSを構成するV
OBのデータ構造を示す図である。同図に示すように、
VOBは、複数のセルによって構成されている。マルチ
アングル機能において、例えば複数の被写体を個別に撮
影した場合には、1個のセルは、所定の撮影時間におけ
る1つの撮影方向のビデオデータを含んでいる。そし
て、所定の撮影時間における全ての撮影方向のビデオデ
ータを含む複数のセルによってインターリーブドブロッ
クが構成される。マルチアングル再生動作においては、
各インターリーブドブロックの中からインターリーブド
ユニット(ILVU)が1個ずつ選択されて処理され
る。
【0026】図7は、ILVUの一例を示す図であり、
4個の被写体を個別に撮影した場合(撮影方向をアング
ル1〜アングル4とする)のILVUの例が示されてい
る。同図に示すように、インターリーブドブロックは、
所定の撮影時間におけるアングル1〜アングル4のビデ
オデータを含む4個のセル#1〜#4がILVUに分割
され、インターリーブされ並べられている。例えば、セ
ル#1にはアングル1のビデオデータが含まれており、
セル#2にはアングル2のビデオデータが含まれてい
る。また、セル1#はILVU#1、ILVU#5に分
割され、セル#2はILVU#2、ILVU#6に分割
される。なお、各ILVUのアドレスは、ILVUの先
頭に配置されるNV_PCKにより指示される。また、
各アングルは、アングル番号によって特定される。
【0027】図8は、セルの構造を示す図である。同図
に示すように、各セルは1つ以上のビデオオブジェクト
ユニット(VOBU)によって構成されている。そし
て、各VOBUは、ナビゲーションパック(NV_PC
K)と、ビデオパック(V_PCK)、サブピクチャパ
ック(SP_PCK)およびオーディオパック(A_P
CK)の少なくとも1つを含んで構成されている。
【0028】NV_PCKは、再生制御情報(PC
I)、データサーチ情報(DSI)を含んで構成されて
いる。PCIとDSIには、次に再生すべきVOBUの
位置やVOBUのデータ量や再生時間等が設定されてい
る。V_PCK、SP_PCK、A_PCKは、それぞ
れ再生データの種別(動画、サブピクチャ、オーディ
オ)等の情報が含まれているパックヘッダ、パケットヘ
ッダや、データ圧縮されたビデオデータ、サブピクチャ
データ、オーディオデータ(圧縮再生データ)を含んで
構成されている。
【0029】(2)DVD再生装置の全体構成 図9は、本発明を適用した一実施形態のDVD再生装置
の全体構成を示す図である。同図に示すDVD再生装置
100は、DVD10に記録された信号を読み取るため
のスピンドルモータ12、光ピックアップ14、送りモ
ータ16およびサーボ制御部18と、読み取った信号の
増幅等を行うためのRFアンプ22、デジタル信号処理
部24、4個のバッファ用RAM26、34、38、4
2、ストリーム分離部30、オーディオデコーダ32、
ビデオデコーダ36、サブピクチャデコーダ40、ビデ
オプロセッサ44、ビデオエンコーダ46およびデジタ
ル−アナログ(D/A)変換器48と、利用者が各種の
指示を入力するための操作部58と、DVD再生装置1
00の全体を制御するシステムコントローラ60とを含
んで構成されている。
【0030】スピンドルモータ12は、DVD10を一
定の線速度で回転させる。光ピックアップ14は、DV
D10に記録されたデータを検出するものであり、例え
ば半導体レーザとホトダイオードとが内蔵されている。
送りモータ16は、光ピックアップ14をDVD10の
径方向に移動させるものである。
【0031】サーボ制御部18は、上述したスピンドル
モータ12および送りモータ16を駆動するとともに、
光ピックアップ14に内蔵された対物レンズ(図示せ
ず)を動かすことにより半導体レーザの焦点位置をDV
D10の記録面と垂直方向および水平方向に移動させ
る。また、サーボ制御部18は、DVD10からのデー
タの読み取りに必要な各種のサーボ(フォーカスサー
ボ、トラッキングサーボ、回転サーボ)制御を行う。
【0032】RFアンプ22は、光ピックアップ14に
内蔵されたホトダイオードから出力される電気信号を増
幅するものであり、DVD再生装置100に大きな振動
や衝撃等が加わってトラックジャンプが発生すると、ト
ラックジャンプ検出信号を出力する機能も有している。
【0033】デジタル信号処理部24は、RFアンプ2
2から出力される信号に対して、デジタルデータに変換
した後にDVD10のデータフォーマットに応じた信号
復調処理(8−16復調処理)と誤り訂正処理を行い、
RAM26に格納する。そして、デジタル信号処理部2
4は、システムコントローラ60の指示に応じて、RA
M26に格納したデータに含まれるVOBUを抽出して
ストリーム分離部30に出力する。
【0034】ストリーム分離部30は、システムコント
ローラ60の指示に応じて、デジタル信号処理部24か
ら出力されるVOBUを構成するパックヘッダを解析す
ることにより、オーディオパック(A_PCK)、ビデ
オパック(V_PCK)、サブピクチャパック(SP_
PCK)、ナビゲーションパック(NV_PCK)を分
離する。ストリーム分離部30によって分離されたオー
ディオパックはオーディオデコーダ32に出力され、ビ
デオパックはビデオデコーダ36に出力され、サブピク
チャパックはサブピクチャデコーダ40に出力され、ナ
ビゲーションパックはシステムコントローラ60に転送
される。
【0035】オーディオデコーダ32は、ストリーム分
離部30から出力されるオーディオパックに対して所定
のデコード処理を行ってオーディオデータを出力する。
ビデオデコーダ36は、ストリーム分離部30から出力
されるビデオパックに対して所定のデコード処理を行っ
てビデオデータを出力する。サブピクチャデコーダ40
は、ストリーム分離部30から出力されるサブピクチャ
パックに対して所定のデコード処理を行ってサブピクチ
ャデータを出力する。
【0036】ビデオプロセッサ44は、システムコント
ローラ60の指示に応じて、ビデオデコーダ36から出
力されるビデオデータとサブピクチャデコーダ40から
出力されるサブピクチャデータとを合成した画像データ
を生成し、ビデオエンコーダ46に出力する。例えば、
サブピクチャデコーダ40から出力される字幕用サブピ
クチャデータをビデオデコーダ36から出力されるビデ
オデータに合成することにより画像データを生成する。
ビデオエンコーダ46は、ビデオプロセッサ44から出
力される画像データを表示用の映像データに変換する。
【0037】D/A変換器48は、オーディオデコーダ
32から出力されるオーディオデータをアナログのオー
ディオ信号に変換する。このオーディオ信号が例えばス
ピーカ(図示せず)から出力されることによって、オー
ディオ音声の再生が行われる。
【0038】操作部58は、タイトル内容の再生指示を
与えるための再生キー、マルチアングル再生動作におい
て撮影方向(アングル)を切り替える指示を与えるため
のアングル切替キー、設定したアングルを記憶する指示
を与えるためのアングル設定記憶キー、左右上下のカー
ソルキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定
を行う設定キー等の各種操作キーを備えており、キーの
操作状態に応じた信号がシステムコントローラ60に向
けて出力される。
【0039】システムコントローラ60は、各種のサー
ボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作
指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出
力する等、全機能ブロックの制御を行う。また、システ
ムコントローラ60は、デジタル信号処理部24から出
力されるデータに含まれるVMGI、VTSI、ストリ
ーム分離部30から出力されるNV_PCKを受け取っ
て解析することにより、ストリーム分離部30等に対し
て再生動作に必要な各種の制御を行う。
【0040】また、システムコントローラ60は、マル
チアングル再生動作において、アングルが切り替わって
から所定時間内に、操作部58に備わったアングル設定
記憶キーが押下された場合には、その時に処理されてい
るILVUおよび再生されている画像のアングルを特定
するために、アングル設定データを作成してRAM62
に格納する。
【0041】図10は、アングル設定データの一例を示
す図である。同図に示すように、アングル設定データ
は、DVD_ID、VTS_ID、VOB_ID、IL
VU番号、アングル番号を含んで構成されている。そし
て、タイトル内容の再生動作が終了すると、システムコ
ントローラ60は、タイトル内容の再生中に作成したア
ングル設定データをまとめて図11に示すアングル設定
履歴データを作成し、RAM62に格納する。
【0042】さらに、システムコントローラ60は、マ
ルチストーリ再生動作において、ストーリ選択が行われ
た場合には、選択されたストーリの再生に必要な各種デ
ータを含んだPGCを特定するために、ストーリ選択デ
ータを作成してRAM62に格納する。
【0043】図12は、ストーリ選択データの一例を示
す図である。同図に示すように、ストーリ選択データ
は、DVD_ID、VTS_ID、PGC番号を含んで
構成されている。そして、タイトル内容の再生動作が終
了すると、システムコントローラ60は、タイトル内容
の再生中に作成したストーリ選択データをまとめて図1
3に示すストーリ選択履歴データを作成し、RAM62
に格納する。
【0044】上述したDVD再生装置100の全体がデ
ータ再生手段に、システムコントローラ60が操作履歴
データ作成手段、再生手順制御手段にそれぞれ対応す
る。
【0045】(3)DVD再生装置の動作 図14は、DVD再生装置100によるタイトル内容の
再生動作におけるアングル設定履歴データおよびストー
リ選択履歴データ作成の動作手順を示す流れ図である。
タイトル内容の再生が開始されると、システムコントロ
ーラ60は、マルチアングル再生動作におけるアングル
切り替えが行われたか否かを判定する(ステップ10
0)。アングル切り替えが行われた場合には、次にシス
テムコントローラ60は、アングル設定記憶指示が行わ
れたか否かを判定する(ステップ101)。上述したア
ングル切り替えの指示がアングル設定指示に、アングル
設定記憶指示が操作履歴データ作成指示にそれぞれ対応
する。
【0046】アングルが切り替えられてから所定時間内
に利用者によって操作部58のアングル設定記憶キーが
押下された場合には、アングル設定記憶指示が行われた
ものと判断して、システムコントローラ60は、図10
に示したアングル設定データを作成し、RAM64に格
納する(ステップ102)。
【0047】アングル設定データの作成および格納が終
了した場合や、アングル切り替えが行われていない場合
(ステップ100で否定判断した場合)、あるいはアン
グル設定記憶指示がされていない場合(ステップ101
で否定判断した場合)には、システムコントローラ60
は、マルチストーリ再生動作における分岐先のストーリ
選択が行われたか否かを判定する(ステップ103)。
ストーリ選択が行われた場合には、システムコントロー
ラ60は、図12に示したストーリ選択データを作成し
て、RAM62に格納する(ステップ104)。このス
トーリ選択の指示が分岐先ストーリ選択指示に対応す
る。
【0048】ストーリ選択データの作成および格納が終
了した場合や、ストーリ選択が行われていない場合(ス
テップ103で否定判断した場合)には、システムコン
トローラ60は、タイトル内容の再生が終了したか否か
を判定する(ステップ105)。タイトル内容の再生が
終了していない場合には、システムコントローラ60
は、再びアングル切り替えが行われたか否かの判定(ス
テップ100)以降の動作を繰り返す。
【0049】また、タイトル内容の再生が終了した場合
には、システムコントローラ60は、タイトル内容の再
生中に作成したアングル設定データがあるか否かを判定
し(ステップ106)、アングル設定データがある場合
にはこれらをまとめて図11に示したアングル設定履歴
データを作成し、RAM62に格納する(ステップ10
7)。すなわち、アングル設定履歴データは、タイトル
内容の再生動作ごとに作成され、複数のアングル設定デ
ータによって構成される。
【0050】アングル設定履歴データの作成および格納
が終了した場合や、アングル設定データがない場合(ス
テップ106で否定判断した場合)には、システムコン
トローラ60は、タイトル内容の再生中に作成したスト
ーリ選択データがあるか否かを判定し(ステップ10
8)、ストーリ選択データがある場合にはこれらをまと
めて図13に示したストーリ選択履歴データを作成し、
RAM62に格納する(ステップ109)。すなわち、
ストーリ選択履歴データは、タイトル内容の再生動作ご
とに作成され、複数のストーリ選択によって構成され
る。
【0051】このように、タイトル内容の再生動作中に
利用者によるアングル設定記憶指示やストーリ選択が行
われた場合には、そのタイトル内容の再生動作が終了す
るごとにアングル設定履歴データやストーリ選択履歴デ
ータが作成される。そして、これらのアングル設定履歴
データやストーリ選択履歴データを用いることによっ
て、簡単な操作でマルチアングル再生動作やマルチスト
ーリ再生動作を伴ったタイトル内容の再生動作が可能に
なる。
【0052】図15は、DVD再生装置100によるア
ングル設定履歴データおよびストーリ選択履歴データを
用いたタイトル内容の再生動作の動作手順を示す流れ図
である。システムコントローラ60は、利用者によって
DVD10が装填されたか否かを判定する(ステップ2
00)。DVD10が装填されると、次にシステムコン
トローラ60は、オープニング画面を一定時間表示させ
た後に(ステップ201)、タイトルメニュー画面の表
示を行う(ステップ202)。例えば、VMG(ビデオ
マネージャ)に含まれるPGCI(プログラムチェーン
情報)に基づいて、オープニング画面に対応するVOB
(ビデオオブジェクト)が読み出され、所定のオープニ
ング画面の表示が行われる。また、VMGI内のPGC
I_UT(プログラムチェーン情報ユニットテーブル)
に基づいて、オープニング画面の次に表示されるタイト
ルメニューの再生箇所が特定できるため、続けてタイト
ルメニューの表示動作が開始される。
【0053】次に、システムコントローラ60は、タイ
トルメニューに表示されたタイトルが選択されたか否か
を判定する(ステップ203)。利用者によって操作部
58のカーソルキーが操作されてタイトルメニューに表
示されたいずれかのタイトルにカーソルが合わせられ、
さらに設定キーが押下されてタイトル選択が確定される
と、システムコントローラ60は、RAM62に格納さ
れたアングル設定履歴データのDVD_IDおよびVT
S_IDを解析して、選択されたタイトルに対応するア
ングル設定履歴データがあるか否かを判定する(ステッ
プ204)。
【0054】選択されたタイトルに対応するアングル設
定履歴データがある場合には、システムコントローラ6
0は、アングル設定履歴一覧画面を表示する動作を行う
(ステップ205)。具体的には、システムコントロー
ラ60は、選択されたタイトルに対応するアングル設定
履歴データに基づいて、アングル設定履歴一覧画面の表
示に必要なビデオデータを生成し、ビデオプロセッサ4
4に出力する。ビデオプロセッサ44は、このビデオデ
ータからアングル設定履歴一覧画面を表示するための画
像データを生成する。この画像データは、ビデオエンコ
ーダ46によってアナログの画像信号に変換される。そ
して、このアナログの画像信号が例えばディスプレイ装
置(図示せず)に出力されることによってアングル設定
履歴一覧画面が表示される。
【0055】図16は、アングル設定履歴一覧画面の一
例を示す図である。例えば、選択されたタイトルに対応
するアングル設定履歴データが3個ある場合には、同図
に示すように、個々のアングル設定履歴データに対応す
る3個の「登録アングル」ボタンが表示される。「登録
アングル」ボタンが選択された場合には、対応するアン
グル設定履歴データが選択され、そのアングル設定履歴
データに基づいた再生動作が行われる。
【0056】アングル設定履歴一覧画面が表示される
と、システムコントローラ60は、表示された「登録ア
ングル」ボタンが選択されたか否か、すなわちアングル
設定履歴データが選択されたか否かを判定する(ステッ
プ206)。利用者によって操作部58のカーソルキー
が操作されてアングル設定履歴一覧画面に表示されたい
ずれかの「登録アングル」ボタンにカーソルが合わせら
れ、さらにアングル設定履歴一覧画面が表示されてから
所定時間内に設定キーが押下されて「登録アングル」ボ
タンの選択が確定した場合には、次にシステムコントロ
ーラ60は、RAM62に格納されたストーリ選択履歴
データのDVD_IDおよびVTS_IDを解析して、
選択されたタイトルに対応するストーリ選択履歴データ
があるか否かを判定する(ステップ207)。
【0057】選択されたタイトルに対応するストーリ選
択履歴データがある場合には、システムコントローラ6
0は、ストーリ選択履歴一覧画面を表示する動作を行う
(ステップ208)。具体的な表示手順は上述したステ
ップ205と同様である。
【0058】図17は、ストーリ選択履歴一覧画面の一
例を示す図である。例えば、選択されたタイトルに対応
するストーリ選択履歴データが4個ある場合には、同図
に示すように、個々のストーリ選択履歴データに対応す
る4個の「登録ストーリ」ボタンが表示される。「登録
ストーリ」ボタンが選択された場合には、対応するスト
ーリ選択履歴データが選択され、そのストーリ選択履歴
データに基づいた再生動作が行われる。
【0059】ストーリ選択履歴一覧画面が表示される
と、システムコントローラ60は、表示された「登録ス
トーリ」ボタンが選択されたか否か、すなわちストーリ
選択履歴データが選択されたか否かを判定する(ステッ
プ209)。利用者によって操作部58のカーソルキー
が操作されてストーリ選択履歴一覧画面に表示されたい
ずれかの「登録ストーリ」ボタンにカーソルが合わせら
れ、さらにストーリ選択履歴一覧画面が表示されてから
所定時間内に設定キーが押下されて「登録ストーリ」ボ
タンの選択が確定すると、次にシステムコントローラ6
0は、選択されたアングル設定履歴データおよびストー
リ選択履歴データに基づいた再生動作、すなわち、これ
らのデータに基づいて自動的にアングルを切り替えたり
ストーリを選択する再生動作を行う(ステップ21
0)。
【0060】アングル設定履歴データに基づいた再生動
作を行う場合には、システムコントローラ60は、アン
グル設定履歴データの先頭に格納されたアングル設定デ
ータによって特定されるILVUが処理の対象となった
か否かを判定し、処理の対象となった場合には、アング
ル設定履歴データの先頭に格納されたアングル設定デー
タによって特定されるアングルに切り替える。次に、シ
ステムコントローラ60は、アングル設定履歴データの
2番目に格納されたアングル設定データによって特定さ
れるILVUが処理の対象となったか否かを判定し、処
理の対象となった場合には、アングル設定履歴データの
2番目に格納されたアングル設定データによって特定さ
れるアングルに切り替える。このように、システムコン
トローラ60は、アングル設定データによって特定され
るILVUが処理の対象となるごとにアングルを切り替
える動作を行う。また、ストーリ選択履歴データに基づ
いた再生動作を行う場合には、システムコントローラ6
0は、再生動作がストーリ分岐にさしかかるごとに、ス
トーリ選択履歴データに格納されたストーリ選択データ
によって特定されるPGCに対応する再生動作を行うこ
とにより分岐先のストーリを再生する。
【0061】また、選択されたタイトルに対応するスト
ーリ選択履歴データがなかった場合(ステップ207で
否定判断した場合)や、ストーリ選択履歴一覧画面に表
示された「登録ストーリ」ボタンが所定時間内に選択さ
れなかった場合(ステップ209で否定判断した場合)
には、システムコントローラ60は、選択されたアング
ル設定データに基づいた再生動作、すなわち、このアン
グル設定履歴データに基づいて自動的にアングルを切り
替える再生動作を行う(ステップ211)。
【0062】また、選択されたタイトルに対応するアン
グル設定履歴データがなかった場合(ステップ204で
否定判断した場合)や、アングル設定履歴一覧画面に表
示された「登録アングル」ボタンが所定時間内に選択さ
れなかった場合(ステップ206で否定判断した場合)
には、システムコントローラ60は、選択されたタイト
ルに対応するストーリ選択履歴データがあるか否かを判
定する(ステップ212)。選択されたタイトルに対応
するストーリ選択履歴データがある場合には、システム
コントローラ60は、ストーリ選択履歴一覧画面を表示
する動作を行う(ステップ213)。具体的な表示手順
は上述したステップ205と同様である。
【0063】ストーリ選択履歴一覧画面が表示される
と、システムコントローラ60は、表示された「登録ス
トーリ」ボタンが選択されたか否か、すなわちストーリ
選択履歴データが選択されたか否かを判定する(ステッ
プ214)。利用者によって操作部58のカーソルキー
が操作されてストーリ選択履歴一覧画面に表示されたい
ずれかの「登録ストーリ」ボタンにカーソルが合わせら
れ、さらにストーリ選択履歴一覧画面が表示されてから
所定時間内に設定キーが押下されて「登録ストーリ」ボ
タンの選択が確定した場合には、次にシステムコントロ
ーラ60は、選択されたストーリ選択履歴データに基づ
いた再生動作、すなわち、ストーリ選択履歴データに基
づいて自動的にストーリを選択する再生動作を行う(ス
テップ215)。
【0064】また、選択されたタイトルに対応するスト
ーリ選択履歴データがなかった場合(ステップ212で
否定判断した場合)や、ストーリ選択履歴一覧画面に表
示された「登録ストーリ」ボタンが所定時間内に選択さ
れなかった場合(ステップ214で否定判断した場合)
には、システムコントローラ60は、通常の再生動作を
行う(ステップ216)。
【0065】このように、本実施形態のDVD再生装置
100は、タイトル内容の再生動作において利用者によ
るアングル設定指示やストーリ選択指示が行われた場合
には、これらの指示に応じてアングル設定履歴データや
ストーリ選択履歴データを作成しておいて、以降のタイ
トル内容の再生時にこれらのアングル設定履歴データや
ストーリ選択履歴データが選択された場合には、これら
のデータに基づいて自動的にアングルを切り替えたりス
トーリを選択して再生動作を行う。すなわち、利用者が
アングル設定指示やストーリ選択指示を行うことにより
作成されるアングル設定履歴データやストーリ選択履歴
データに基づいて、これらの指示を行った時の再生動作
を再現することができるため、利用者が煩雑な操作を行
わなくても、各種の再生動作を行うことが可能になる。
また、利用者が好みのアングルの設定やストーリの選択
を指示することにより、これらの指示に応じたアングル
設定履歴データやストーリ選択履歴データが作成される
ため、利用者の好みのアングルやストーリでの再生動作
を、煩雑な操作を行うことなく繰り返すことも可能とな
る。
【0066】また、例えば、アングル1の画像からアン
グル4の画像に切り替える場合には、操作部58のアン
グル切替キーの押下に応じてアングル2、3、4と順番
に画像が切り替わることになるが、利用者のアングル設
定記憶指示に応じてアングル設定履歴データが作成され
るため、アングル2、3の各画像に切り替えた際の操作
がアングル設定履歴データに反映させない。したがっ
て、アングル1の画像からアングル4の画像へ直接切り
替えることが可能となるため、利用者にとって見やすい
再生画面表示を実現することができる。
【0067】さらに、アングル設定履歴一覧に表示され
た「登録アングル」ボタンが選択されなかった場合、す
なわちアングル設定履歴データが選択されなかった場合
や、ストーリ選択履歴一覧に表示された「登録ストー
リ」ボタンが選択されなかった場合、すなわちストーリ
選択履歴データが選択されなかった場合には、従来通り
の再生動作が行われる。したがって、従来の再生動作と
本実施形態で説明した再生動作とを選択的に実現するこ
とができ、再生動作の選択の幅を広げることが可能とな
る。
【0068】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、アング
ル設定履歴一覧の「登録アングル」ボタンには「登録ア
ングル1」等の文字列が表示され、ストーリ選択履歴一
覧の「登録ストーリ」ボタンには「登録ストーリ1」等
の文字列が表示されているが、これらの文字列を利用者
が自由に設定することができるようにしてもよい。
【0069】また、上述した実施形態では、アングルと
ストーリについて自動的に切り替える再生動作を行った
が、言語や字幕についても同様にして自動的に切り替え
る再生動作を行うことができる。
【0070】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、利用
者の操作指示の履歴が含まれる操作履歴データを再生動
作時に作成しておいて、次の再生動作時にこの操作履歴
データに基づいた手順で再生動作を行っており、利用者
が煩雑な操作を行わなくても、各種の再生動作を行うこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのボリューム空間の構造を示す図であ
る。
【図2】VMGのデータ構造を示す図である。
【図3】VTSのデータ構造を示す図である。
【図4】PGCの構造の一例を示す図である。
【図5】マルチストーリ再生動作において処理されるP
GCとストーリおよび分岐選択画面との対応関係を示す
図である。
【図6】VOBのデータ構造を示す図である。
【図7】ILVUの一例を示す図である。
【図8】セルのデータ構造を示す図である。
【図9】一実施形態のDVD再生装置の全体構成を示す
図である。
【図10】アングル設定データの一例を示す図である。
【図11】アングル設定履歴データの一例を示す図であ
る。
【図12】ストーリ選択データの一例を示す図である。
【図13】ストーリ選択履歴データの一例を示す図であ
る。
【図14】本実施形態のDVD再生装置によるアングル
設定履歴データおよびストーリ選択履歴データ作成の動
作手順を示す流れ図である。
【図15】本実施形態のDVD再生装置によるアングル
設定履歴データおよびストーリ選択履歴データを用いた
タイトル内容の再生動作の動作手順を示す流れ図であ
る。
【図16】アングル設定履歴一覧画面の一例を示す図で
ある。
【図17】ストーリ選択履歴一覧画面の一例を示す図で
ある。
【図18】従来のDVD再生装置におけるマルチストー
リ機能の画面分岐の概要を示す図である。
【符号の説明】
10 DVD 18 サーボ制御部 24 デジタル信号処理部 30 ストリーム分離部 32 オーディオデコーダ 36 ビデオデコーダ 40 サブピクチャデコーダ 44 ビデオプロセッサ 58 操作部 60 システムコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク型記録媒体に記録された信号を
    読み出して画像および音声の再生を行うデータ再生手段
    と、 再生動作に必要な操作指示がなされたときに、この操作
    指示の履歴が含まれる操作履歴データを作成する操作履
    歴データ作成手段と、 前記データ再生手段によって再生動作を行う際に、前記
    操作履歴データに含まれる前記操作指示に対応した再生
    動作を前記データ再生手段に対して指示する再生手順制
    御手段と、 を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記操作履歴データは、利用者による分岐先ストーリ選
    択指示を記録したものであることを特徴とするディスク
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記操作履歴データは、利用者によるアングル設定指示
    を記録したものであることを特徴とするディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記操作履歴データ作成手段は、前記アングル設定指示
    と操作履歴データ作成指示が行われた場合に、前記アン
    グル設定指示を記録するための前記操作履歴データを作
    成することを特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、 前記再生手順制御手段は、前記操作履歴データを用いた
    再生動作が利用者によって指示された場合に、前記操作
    履歴データに対応した再生動作を前記データ再生手段に
    対して指示することを特徴とするディスク再生装置。
JP10352128A 1998-11-26 1998-11-26 ディスク再生装置 Pending JP2000163933A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20050018314A (ko) * 2003-08-05 2005-02-23 삼성전자주식회사 자막 데이터와 비디오 맵핑 데이터 정보를 저장하는정보저장매체, 그 재생 장치 및 방법
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JP2014071915A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp Dvd再生装置

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