JP4172678B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク再生装置に係り、特に、DVDビデオ等の動画映像を含むディスクを再生し、再生中断位置から続き再生を行うことが可能なディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディスク型記憶媒体としてDVD(ディジタルバーサタイルディスク)が注目されている。このDVDは、直径が12cmで厚さ1.2mmであり、CD(コンパクトディスク)と同形状ながら、記録密度をあげることにより単層で4.7GB、2層で8.5GBの記憶容量を実現している。また、MPEG2による画像データ圧縮技術やオーディオデータ圧縮技術の採用により、DVDには様々な種類のデータが混在して格納される。DVDディスクには、映画や音楽カラオケ等の映像、音声ソースが収められており、これらを再生するディスク装置によりユーザは音声、映像を楽しむことができる。また、CDオーディオ、ビデオCD、DVDビデオディスク、DVDオーディオディスク等の異なる種類のディスクを1台の再生装置で再生可能なディスク再生装置も存在している。
【0003】
また、従来のディスク再生装置においては、ディスクの再生を中断した位置を記憶しておき、後で再生中断位置からの続き再生を行う続き再生機能を備えたものがある。特に、車載されたディスク再生装置にはこの続き再生機能を備えたものが多く、車両のACC電源(アクセサリ電源)のオフに応じて再生中断位置を記憶しておき、後に車両のACCをオンした際に、記憶していた再生中断位置から続き再生を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の続き再生においては、ディスク装置の電源をオンすると前回再生中断した位置から自動的に再生を開始してしまうため、ユーザがまだ映像を見る体勢を整えていない間に映像再生を行ってしまい、うっかり続き再生直後の映像を見逃してしまうことがあった。再生するソースによっては、見逃した場面がその後の場面に関して重要なものである場合があり、そのまま再生を続けて見てもユーザは内容を把握することができないことがある。そのため、続き再生直後の映像を見逃してしまった場合、ユーザは操作部を操作して再生位置を見逃した場面まで戻さなければならず、面倒であった。
【0005】
また、DVDビデオ等に記録された映画などを再生する場合には、前回再生していた所との繋がりを気にすることが多いが、従来のように、再生中断位置からの続き再生では、前回と今回とのストーリの繋がり具合を把握することができないことがあった。このため、ユーザは前回再生を中断した位置より少し前まで再生位置を戻す操作をしてそれまで内容がどのような内容であったかを確認する操作をしなければならず面倒であった。
【0006】
特に、車両に搭載されたディスク再生装置の場合、続き再生となる場合が多く、その度に、上記のような再生位置を戻す操作を行うことは煩わしいことであった。車両のキーをオフにした際に再生していた位置を記憶しておき、次に車両のキーをオンしたときに、記憶していた再生中断位置からの続き再生を行うことになるが、車両に乗り込んでキーをオンにしたときにすぐに続き再生を開始すると、ユーザは映像を見る体勢を整える前に続き再生が始まってしまうため、続き再生開始直後の映像を見逃してしまうことがある。見逃した映像があまりストーリに関係しない場合は良いが、重要な映像であった場合、ユーザは操作部を操作して見逃してしまった場面まで再生位置を戻す操作を行わなければならず、面倒であった。
【0007】
以上から、本発明の目的は、DVDビデオ等の映像を含むディスクの続き再生時に、ユーザの意志にあった続き再生を行うことのできるディスク再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、DVDビデオディスク等の動画映像を含むディスクを再生可能なディスク再生装置において、ディスクに記録された信号を読み出して画像および音声の再生を行うデータ再生手段と、ディスク再生装置の電源がオフされたときにディスクの再生中断位置を記憶する再生中断位置記憶手段と、ディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置記憶手段に記憶された再生中断位置に関連する再生位置の静止画を表示させるとともに音声出力を停止させる再生ポーズ手段と、前記再生ポーズを解除するポーズ解除手段とを備えたディスク再生装置により達成される。
すなわち以上のように構成すれば、ディスク再生装置の電源をオンしたときに、前回ディスク再生装置の電源をオフした際の再生中断位置で再生ポーズにより静止画を確認してから続き再生を行うことができる。
【0009】
また、上記課題は本発明によれば、前記再生ポーズ手段は、ディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置より所定時間前の再生位置の静止画を表示するとともに音声出力を停止するディスク再生装置により達成される。
すなわち、ディスク再生装置の電源をオンしたら、前回の再生中断位置より所定時間前の再生位置で再生ポーズにより静止画を表示してから続き再生を行うことができる。
【0010】
また、上記課題は本発明によれば、前記再生ポーズ解除手段は、ディスク再生装置の電源がオンされてから所定時間経過したときに再生ポーズを解除するディスク再生装置により達成される。
すなわち、ディスク再生装置の電源をオンしたら、前回の再生中断位置で再生ポーズにより静止画を所定時間表示した後、自動的に続き再生を行うことができる。
【0011】
また、上記課題は本発明によれば、ディスクの種類を判別するディスク種類判別手段をさらに備え、前記再生ポーズ手段は、前記ディスク判別手段の判別結果に基づいて、動画映像を含むディスクの再生時にディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置記憶手段に記憶された再生中断位置に関連する再生位置の静止画を表示させるとともに音声出力を停止させることを特徴とするディスク再生装置により達成される。
すなわち、ディスク装置の電源をオンしたときにすぐに続き再生を行うか、一旦再生ポーズ状態としてから続き再生を行うかを、ディスクの種類に応じて切り替えることができる。
【0012】
また、上記課題は本発明によれば、DVDビデオディスク等の動画映像を含むディスクを再生可能なディスク再生装置において、ディスクに記録された信号を読み出して画像および音声の再生を行うデータ再生手段と、ディスクの種類を判別するディスク種類判別手段と、ディスク再生装置の電源がオフされたときにディスクの再生中断位置を記憶する再生中断位置記憶手段と、ディスク再生装置の電源がオンされたときに、前記ディスク種類判別手段の判別結果に基づいて、動画映像を含むディスクの再生時には、前記再生中断位置より所定時間前の再生位置から再生を行い、動画映像を含まないディスクの再生時には、前記再生中断位置より再生を行う再生手段とを備えたディスク再生装置により達成される。
すなわち、以上のようにすれば、再生するディスクの種類に応じて、ディスク再生装置の電源をオンしたときに前回の再生中断位置から再生を行うか、再生中断位置より所定時間前の再生位置から再生を行うかを自動的に切り替えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したディスク再生装置について説明する。
(a)DVDビデオに記録されたデータの内容
まず、ディスク型記録媒体としてのDVDビデオに記録されたデータの詳細について説明する。図1は、DVDのボリューム空間の構造を示す図である。同図に示すように、DVDのボリューム空間は、DVDの内周から外周に向かって、ボリューム・ファイル構造、DVD−Videoゾーン、DVD−Otherゾーンによって構成されている。これらのうち、DVD−Videoゾーンには、再生動作に必要な各種のデータが含まれている。DVD−Videoゾーンは、ビデオマネージャ(VMG)と各タイトルに対応する1つ以上のビデオタイトルセット(VTS)によって構成されている。
【0014】
図2は、VMGのデータ構造を示す図である。同図に示すように、VMGは、ビデオマネージャ情報(VMGI)、VMGメニュー用ビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)、VMGIのバックアップファイル(VMGI_BUP)によって構成されている。
【0015】
VMGIは、VTSに関する情報(例えばVTSの数、各VTSの識別情報、DVD内の各VTSの格納位置等)、タイトルメニューに表示されるタイトルの表示順、複数のプログラムチェーン情報(PGCI)、DVDを識別するためのディスクID(DVD_ID)等が含まれている。VMGM_VOBSは、1つ以上のビデオオブジェクト(VOB)によって構成されている。このVOBは、タイトルを選択するためのメニュー画面(タイトルメニュー画面)を再生する際の再生データであるビデオデータを含んでいる。
【0016】
図3は、VTSのデータ構造を示す図である。同図に示すように、VTSは、ビデオタイトルセット情報(VTSI)、VTSメニュー用ビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)、VTSタイトル用ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)、VTSIのバックアップファイル(VTSI_BUP)によって構成されている。
【0017】
VTSIは、タイトルを識別するためのVTS_ID等のタイトルに関する情報、1つ以上のPGCI等が含まれている。VTSM_VOBSおよびVTSTT_VOBSは、1つ以上のVOBによって構成されている。このVOBは、ビデオデータやオーディオデータ等の再生データを含んでいる。また、各VOBを識別するためのVOB_IDは、VTSIに含まれている。
【0018】
再生動作における論理的な処理単位であるプログラムチェーン(PGC)は、プログラムチェーン情報(PGCI)と1あるいは複数のビデオオブジェクト(VOB)によって構成される。例えば、VMGI内の1個のPGCIとVMGM_VOBS内の1あるいは複数のVOBによってPGCが構成される。また、VTSI内の1個のPGCIとVTSM_VOBS内の1あるいは複数のVOBによってPGCが構成される。あるいは、VTSI内の1個のPGCIとVTSTT_VOBS内の1あるいは複数のVOBによって構成される。
【0019】
図4は、上述したVMGM_VOBS、VTSM_VOBS、VTSTT_VOBSを構成するVOBのデータ構造を示す図である。同図に示すように、VOBは、複数のセルによって構成されており、各セルは1つ以上のビデオオブジェクトユニット(VOBU)によって構成されている。そして、各VOBUは、ナビゲーションパック(NV_PCK)と、ビデオパック(V_PCK)と、サブピクチャパック(SP_PCK)およびオーディオパック(A_PCK)の少なくとも1つを含んで構成されている。
【0020】
NV_PCKは、再生制御情報(PCI)、データサーチ情報(DSI)を含んで構成されている。PCIとDSIには、次に再生すべきVOBUの位置やVOBUのデータ量や再生時間等が設定されている。V_PCK、SP_PCK、A_PCKは、それぞれ再生データの種別(動画、サブピクチャ、オーディオ)等の情報が含まれているパックヘッダ、パケットヘッダや、データ圧縮されたビデオデータ、サブピクチャデータ、オーディオデータ(圧縮再生データ)を含んで構成されている。続き再生を行うためには、再生中断時のセルナンバーとNV_PCKのアドレスを記憶しておくことにより、次に続き再生が指示された際に、再生中断位置のセルナンバーとNV_PCKのアドレスに基づいて再生中断位置からの続き再生を行うことが可能となる。また、再生中断時にセルナンバー、NV_PCKのアドレスとは別に再生制御情報であるシステムパラメータ、ジェネラルパラメータを記憶しておき、次に続き再生を行う際には、記憶したシステムパラメータ、ジェネラルパラメータに基づいて再生を行う。
【0021】
(b)第1実施例
図5は、本発明を適用した第1実施例のDVD再生装置の全体構成を示す図である。
同図に示すDVD再生装置100は、DVD10に記録された信号を読み取るためのスピンドルモータ12、光ピックアップ14、送りモータ16およびサーボ制御部18と、読み取った信号の増幅等を行うためのRFアンプ22、デジタル信号処理部24、4個のバッファ用RAM26、34、38、42、ストリーム分離部30、オーディオデコーダ32、ビデオデコーダ36、サブピクチャデコーダ40、ビデオプロセッサ44、ビデオエンコーダ46およびデジタル−アナログ(D/A)変換器48と、利用者が各種の指示を入力する操作部58と、DVD再生装置100の全体を制御するためのシステムコントローラ60とを含んで構成されている。
【0022】
スピンドルモータ12は、DVD10を一定の線速度で回転させる。光ピックアップ14は、DVD10に記録されたデータを検出するものであり、例えば半導体レーザとホトダイオードとが内蔵されている。送りモータ16は、光ピックアップ14をDVD10の径方向に移動させるものである。
【0023】
サーボ制御部18は、上述したスピンドルモータ12および送りモータ16を駆動するとともに、光ピックアップ14に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことにより半導体レーザの焦点位置をDVD10の記録面と垂直方向および水平方向に移動させる。また、サーボ制御部18は、DVD10からのデータの読み取りに必要な各種サーボ(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、回転サーボ)制御を行う。
【0024】
RFアンプ22は、光ピックアップ14に内蔵されたホトダイオードから出力される電気信号を増幅するものであり、DVD再生装置100に大きな振動や衝撃が加わってトラックジャンプが発生すると、トラックジャンプ検出信号を出力する機能も有している。
【0025】
デジタル信号処理部24は、RFアンプ22から出力される信号に対して、デジタルデータに変換した後にDVD10のデータフォーマットに応じた信号復調処理(8−16復調処理)と誤り訂正処理を行い、RAM26に格納する。そして、デジタル信号処理部24は、システムコントローラ60の指示に応じて、RAM26に格納したデータに含まれるVOBUを抽出してストリーム分離部30に出力する。
【0026】
ストリーム分離部30は、システムコントローラ60の指示に応じて、デジタル信号処理部24から出力されるVOBUを構成するパックヘッダを解析することにより、オーディオパック(A_PCK)、ビデオパック(V_PCK)、サブピクチャパック(SP_PCK)、ナビゲーションパック(NV_PCK)を分離し、ストリーム分離部30により分離されたオーディオパックはオーディオデコーダ32へ出力され、ビデオパックはビデオデコーダ36へ出力され、サブピクチャパックはサブピクチャパックへ出力され、ナビゲーションパックはシステムコントローラ60に転送される。
【0027】
オーディオデコーダ32は、ストリーム分離部30から出力されるオーディオパックに対して所定のデコード処理を行ってオーディオデータを出力する。ビデオデコーダ36は、ストリーム分離部30から出力されるビデオパックに対して所定のデコード処理を行ってビデオデータを出力する。サブピクチャデコーダ40は、ストリーム分離部30から出力されるサブピクチャパックに対して所定のデコード処理を行ってサブピクチャデータを出力する。
【0028】
ビデオプロセッサ44は、システムコントローラ60の指示に応じて、ビデオデコーダ36から出力されるビデオデータとサブピクチャデコーダ40から出力されるサブピクチャデータとを合成した画像データを生成し、ビデオエンコーダ46に出力する。例えば、サブピクチャデコーダ40から出力される字幕用サブピクチャデータをビデオデコーダ36から出力されるビデオデータに合成することにより画像データを生成する。ビデオエンコーダ46は、ビデオプロセッサ44から出力される画像データを表示用の映像データに変換する。
【0029】
D/A変換器48は、オーディオデコーダ32から出力されるオーディオデータをアナログのオーディオ信号に変換する。このオーディオ信号が例えばスピーカ(図示せず)から出力されることによって、オーディオ音声の再生が行われる。
【0030】
操作部58は、タイトル内容の再生指示を与えるための再生キー、早送り再生指示を与えるための早送りキー、早戻し再生指示を与えるための早戻しキー、上下左右のカーソルキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定を行う設定キー、ディスク再生装置の電源オン/オフを行う電源スイッチ等の各種操作キーを備えており、キーの操作状態に応じた信号がシステムコントローラ60に向けて出力される。
【0031】
システムコントローラ60は、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する等、全機能ブロックの制御を行う。また、システムコントローラ60は、デジタル信号処理部24から出力されるデータに含まれるVMGI、VTSI、ストリーム分離部30から出力されるNV_PCKを受け取って解析することにより、ストリーム分離部30に対して再生動作に必要な各種の制御を行う。
【0032】
また、図6に示すように、システムコントローラ60は再生動作中に所定時間毎(例えば1秒毎)に現在再生中のセルナンバーおよびNV_PCKのアドレスをRAM62に記憶させ、現在の再生位置より所定時間(例えば10秒)前までの再生位置を保持している。また、利用者の再生中断指示(再生装置の電源オフ)に応じて、再生動作を停止し、次回、利用者による再生装置の電源オンされたときに、システムコントローラ60は、RAM62に記憶した複数の再生位置から所定の再生位置に関するセルナンバーおよびNV_PCKのアドレスを読み出し、読み出したアドレスに基づいて続き再生を行う。また、図示しないバックアップ電源により、ディスク再生装置の電源がオフされてもRAM62の記憶内容は保持されるようになっている。また、RAM62に代えて書き換え可能な不揮発性メモリを用いることで、再生中断時のアドレスを保持するようにしてもよい。
【0033】
図7は、ディスク再生動作中の再生位置をRAM62に記憶する際の動作フローを示す図である。ここでは、ディスク再生装置が通常の再生動作を行っているものとする。システムコントローラ60は、DVDディスクから読み出した再生時間情報を基に、前回再生位置のアドレスを記録してから所定時間(1秒)が経過したか否かを判断し(ステップS101)、所定時間(1秒)が経過していない場合には、所定時間が経過するまで待機する。
【0034】
ステップS101で、前回の再生位置を記憶してから1秒経過したら、システムコントローラ60は、RAM62に所定時間(10秒)分の再生位置が記録されているか否かを判断し(ステップS102)、所定時間分の再生位置が記録されていない場合、RAM62内の次の領域に現在の再生位置(セルナンバー、NV_PCKのアドレス)を記憶する。
【0035】
ステップS102で、所定時間分の再生位置が記憶されている場合、システムコントローラ60は、RAM62に記憶してある最も古い再生位置を消去し、現在の再生位置を記憶する(ステップS104)。
【0036】
ステップ103またはステップS104で、現在の再生位置の記憶を行ったら、システムコントローラ60は、利用者が操作部を操作して再生中断指示や装置の電源オフを行ったか否かを判断し(ステップS105)、再生中断指示がない場合には、ステップS101に戻り、処理を継続する。
【0037】
以上のようにして、システムコントローラ60は、RAM62に現在の再生位置より所定時間前までの再生位置を示すセルナンバー、NV_PCKのアドレスを更新して記憶している。
【0038】
次回、利用者の指示等により続き再生がされる場合には、システムコントローラ60は、RAM62に記憶されている複数の再生位置(セルナンバー、NV_PCKのアドレス)の内、最も古い再生位置情報に基づいて続き再生を行う。つまり、再生中断した位置より所定時間前から再生を行うことができる。
【0039】
また、続き再生を行う際に、再生中断位置の画像を静止画として表示して再生ポーズ状態で復帰し、利用者のポーズ解除指示に応じて再生動作を開始したり、再生ポーズ状態で復帰してから所定時間(例えば10秒)利用者の操作が無い場合に自動的に再生動作を開始するようにすることもできる。
【0040】
図8は、第1実施例のDVD再生装置の続き再生を行う際の動作フローを示す図である。
第1実施例においては、車両に搭載したDVD再生装置とし、DVD再生装置の電源は、車両のキーのオン/オフに応じて、オン/オフ切り替えられるものとする。また、再生途中でDVD再生装置の電源をオフした時の再生中断位置から所定時間前までの再生位置をRAM62に記憶してあるものとする。また、DVD再生装置の電源をオンすることにより続き再生を行う設定になっているものとする。
【0041】
まず、システムコントローラ60は、利用者が操作部58を操作したり、車両のキー(図示せず)をオンすることによりして再生装置の電源をオンしたか否かを判断し(ステップS201)、再生装置の電源がオンされるまで待機する。
【0042】
ステップS201で再生装置の電源がオンされたら、システムコントローラ60は、RAM62に記憶されている複数の再生位置情報の中から最も古い再生位置情報(前回電源オフした際の再生位置から10秒前の再生位置)を読み出す(ステップS202)。
【0043】
次に、システムコントローラ60は、ステップS202で読み出した再生位置情報に基づいて、DVD10からデータを読み取り、静止画を表示させると共に音声出力を停止する再生ポーズを行う(ステップS203)。
【0044】
そして、この再生ポーズを行いながら、システムコントローラ60は、利用者が操作部58を操作してポーズ解除指示を行ったか否かを判断し(ステップS204)、ポーズ解除指示がない場合には、システムコントローラ60は、内蔵の時計(図示せず)を参照して再生ポーズ時間が所定時間(例えば10秒)に達したか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205で所定時間に達していない場合にはステップS204に戻り、動作を継続する。
【0045】
ステップS204で再生ポーズ解除指示があった場合、または、ステップS205で所定時間(10秒)が経過した場合、システムコントローラ60は、再生ポーズ状態を解除して再生ポーズ位置からの再生を開始する(ステップS206)。
【0046】
以上のようにすれば、ディスク再生装置の電源をオンした時に、前回電源をオフした時の再生中断位置より所定時間前の再生位置から再生を行うことができる。また、電源をオンしたときに自動的に再生ポーズを行うことができ、ユーザの意志に応じて再生を行うことができる。さらに、再生ポーズ状態で所定時間が経過したときに、ユーザの操作なしに自動的に再生を開始することができる。
【0047】
尚、上記実施例の説明においては、ディスク再生装置の電源をオフしたときに再生中断位置を記憶しておき、次にディスク再生装置の電源をオンしたときに再生中断位置より所定時間前の再生位置で再生ポーズするようにしたが、ディスク再生装置の電源をオンしたときに再生中断位置で再生ポーズするようにしてもよい。
【0048】
(c)第2実施例
図9は、本発明の第2実施例のディスク再生装置の構成を示す図である。第2実施例におけるディスク再生装置は、同形状の複数種類のディスクを再生可能なディスク再生装置であり、例えば、CDオーディオ、ビデオCD、DVDビデオ、DVDオーディオ等の複数種類のディスクを再生可能なディスク再生装置であるものとする。
【0049】
図9において、70はCDオーディオ、ビデオCD、DVDビデオ、DVDオーディオ等のディスク、72はディスク再生装置全体を制御するシステムコントローラ、74はディスク70からデータを読み出すディスクデータ読出部、76はディスクデータ読出部74から入力されるデータを音声信号や映像信号に再生する再生部であり、CD規格のディスクの再生を行うCD再生部76aとDVD規格のディスクの再生を行うDVD再生部76bとを備えている。78は操作部、80は再生中断位置を記憶しておくためのRAMである。RAM80は図示しないバックアップ用電源が供給されており再生装置の電源がオフされても、RAM80の記憶内容は保持される。
【0050】
再生部76は、ディスクデータ読出部74から入力されるデータをディスクの種類に応じて、CD再生部76aやDVD再生部76bに切り換えて再生するものであり、ディスクがCDやビデオCDであればCD再生部76aで再生処理を行い、ディスクがDVDビデオやDVDオーディオであればDVD再生部76bで再生処理を行って、音声信号や映像信号を出力する。
【0051】
図10は、本発明の第2実施例の動作フローを示す図である。第1実施例と同様に電源オフ時に再生中断位置から所定時間前(10秒前)までの再生位置をRAM80に記憶しているものとする。
【0052】
まず、システムコントローラ72は、ユーザの操作によりディスク再生装置の電源がオンされたか否かを判断し(ステップS301)、ディスク再生装置の電源がオンされるまで待機する。
【0053】
ステップS301で、ディスク再生装置の電源がオンされると、システムコントローラ72は、現在装填されているディスクの種類を判別する(ステップS302)。例えば、CD規格であるディスクとDVD規格であるディスクとのディスク種類判別は、ディスク表面から信号記録面までの距離の違いによる対物レンズ(図示せず)の移動距離の違いから判別し、また、CD規格のディスクであるCDオーディオとビデオCDとの判別は、ディスクに記録されているCDの種類情報を読み込んで判別し、DVD規格のディスクであるDVDオーディオとDVDビデオとの判別もまたディスクのDVDの種類情報から判別することができる。
【0054】
次に、システムコントローラ72は、ステップS302で判別したディスク種類に応じて、そのディスクが動画映像を含むディスクであるか否かを判断し(ステップS303)、装填されているディスクが動画映像を含まないディスクである場合、例えばCDオーディオ、DVDオーディオであれば、RAM80に記録されている複数の再生位置の内から最も新しい再生位置を読み出し、続き再生を行う(ステップS304)。
【0055】
ステップS303で、動画映像を含むディスク、例えばビデオCD、DVDビデオであれば、システムコントローラ72は、RAM80に記憶されている前回再生中断された位置より所定時間前(例えば10秒前)の再生位置のデータをディスクから読み込んで、静止画を表示する再生ポーズを行う(ステップS305)。
【0056】
再生ポーズ状態において、システムコントローラ72は、ユーザが操作部78を操作してポーズ解除指示を行ったか否かを判断し(ステップS306)、ユーザによるポーズ解除指示が行われない場合、システムコントローラ72は、内蔵の時計(図示せず)を参照して、再生ポーズ時間が所定時間(例えば10秒)経過したか否かを判断する(ステップS307)。ステップS307で、所定時間が経過していない場合、ステップS306に戻り処理を継続する。
【0057】
ステップS306でユーザによるポーズ解除指示があった場合、または、ステップS307で所定時間が経過した場合、システムコントローラ72は、再生ポーズを解除して再生ポーズ位置から通常の再生を開始する(ステップS308)。
【0058】
以上のようにすることで、ディスクの種類に応じて、動画映像を含むディスクの場合には再生中断位置より少し前の再生位置で再生ポーズを行い、音声のみのディスクの場合には再生中断位置から続き再生を行うように自動的に切り替えて行うことができる。また、再生ポーズ中に所定時間経過すると自動的にポーズを解除して再生を開始することができる。
【0059】
尚、上記実施例の説明においては、ディスクを再生中に所定時間毎(1秒毎)に再生位置を所定時間分記憶しておき、映像を含むディスクの続き再生時には記憶している複数の再生位置の中で最も古い再生位置から再生するようにしたが、再生中断時に再生中断位置を記憶しておき、続き再生時には記憶している再生中断位置より所定時間だけ前の再生位置を算出するようにしてもよい。
【0060】
また、上記実施例の説明においては、ディスク再生装置の電源をオンしたときに、再生中断位置から所定時間前の再生位置で再生ポーズを行い、ユーザの指示または所定時間経過したら再生ポーズを解除して再生を行うようにしたが、ディスク再生装置の電源をオンしたら再生中断位置より所定時間前の再生位置から自動的にディスク再生を行うようにしてもよい。
【0061】
また、上記第1実施例、第2実施例の説明においては、ユーザが操作部を操作することにより、再生装置の電源のオン/オフを行うようにしたが、本発明のディスク再生装置を車両に搭載する場合には、車両のメインキーのオン/オフにより再生装置の電源のオン/オフ切り替えを行うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0062】
また、上記実施例の説明においては、再生中断時に記憶するデータとして、セルナンバー、NV_PCKのアドレスとして説明したが、再生中断時の再生制御情報であるシステムパラメータ、ジェネラルパラメータ等を合わせて記憶しておき、続き再生時に記憶しておいたシステムパラメータ、ジェネラルパラメータに基づいて再生中断時のディスク再生状態で再生を行うようにすることは言うまでもない。
【0063】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0064】
【発明の効果】
以上から、本発明によれば、ディスク再生装置の電源がオフされたときの再生中断位置を記憶しておき、次に再生装置の電源がオンされたときに前回再生中断した位置において再生ポーズを行い、再生ポーズ解除指示がされてから続き再生を行うようにしたから、前回の再生中断位置の静止画を確認してから続き再生を行うことができる。また、ユーザが再生ポーズ解除指示を行ってから続き再生を開始するので、再生開始直後の映像をうっかり見逃してしまうことがなく便利である。特に、車載された再生装置に本発明を適用すれば、車両に乗車してから画面を見る体勢を整えてから続き再生を行うことができ、便利である。
【0065】
また、本発明によれば、ディスク装置の電源をオンしたときに、前回の再生中断位置において再生ポーズを行い、所定時間経過後に自動的に再生ポーズを解除して続き再生を行うようにしたから、再生中断位置の静止画を確認した後にユーザがポーズ解除指示をすることなく続き再生を行うことができ、ユーザの手間を軽減することができる。
【0066】
また、ディスク再生装置の電源をオンしたときに、前回の再生中断位置より所定時間前の再生位置からディスク再生を行うようにしたから、前回までの再生映像との繋がりを容易に把握することができる。
【0067】
また、本発明によれば、ディスクの種類に応じて、動画映像を含むディスクの続き再生時には再生中断位置より所定時間前の再生位置から続き再生を行い、音声のみのディスクの続き再生時には、再生中断位置から続き再生を行うようにしたから、ディスクの種類に応じて自動的に続き再生開始位置を切り替えることができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのボリューム空間の構造を示す図である。
【図2】VMGのデータ構造を示す図である。
【図3】VTSのデータ構造を示す図である。
【図4】VOBのデータ構造を示す図である。
【図5】第1実施例のDVD再生装置の構成を示す図である。
【図6】RAM60に記録する再生位置の例を示す図である。
【図7】再生位置を記録する際の動作フローを示す図である。
【図8】第1実施例のDVD再生装置の続き再生時の動作フローを示す図である。
【図9】第2実施例のディスク再生装置の構成を示す図である。
【図10】第2実施例のディスク再生装置の続き再生時の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10・・・DVD
18・・・サーボ制御部
24・・・デジタル信号処理部
58、78・・・操作部
60、72・・・システムコントローラ
62、80・・・RAM

Claims (4)

  1. DVDビデオディスク等の動画映像を含むディスクを再生可能なディスク再生装置において、 ディスクに記録された信号を読み出して画像および音声の再生を行うデータ再生手段と、 ディスク再生装置の電源がオフされたときにディスクの再生中断位置を記憶する再生中断位置記憶手段と、 ディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置記憶手段に記憶された再生中断位置に関連する再生位置の静止画を表示させるとともに音声出力を停止させる再生ポーズ手段と、 前記再生ポーズを解除するポーズ解除手段とを備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 前記再生ポーズ手段は、ディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置より所定時間前の再生位置の静止画を表示するとともに音声出力を停止することを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. 前記再生ポーズ解除手段は、ディスク再生装置の電源がオンされてから所定時間経過したときに再生ポーズを解除することを特徴とする請求項1または請求項2記載のディスク再生装置。
  4. ディスクの種類を判別するディスク種類判別手段をさらに備え、 前記再生ポーズ手段は、前記ディスク判別手段の判別結果に基づいて、動画映像を含むディスクの再生時にディスク再生装置の電源がオンされたときに前記再生中断位置記憶手段に記憶された再生中断位置に関連する再生位置の静止画を表示させるとともに音声出力を停止させることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
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