JP2000160823A - 点検ドア装置 - Google Patents

点検ドア装置

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JP2000160823A
JP2000160823A JP10354010A JP35401098A JP2000160823A JP 2000160823 A JP2000160823 A JP 2000160823A JP 10354010 A JP10354010 A JP 10354010A JP 35401098 A JP35401098 A JP 35401098A JP 2000160823 A JP2000160823 A JP 2000160823A
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JP
Japan
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hinge
panel
door panel
attached
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP10354010A
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English (en)
Inventor
Kazutomo Nishimoto
一智 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の壁面に沿って据え付けるパネル壁の一
部に設ける点検ドア装置において、開閉操作が容易であ
り、壁面との空間が大きくなる点検ドア装置の提供。 【解決手段】 このドアパネル1はケイカル板2の裏面
に補強桟3、4、5を取り付けて構成し、ドアパネル1
の上下補強桟3、4に設けたヒンジを介して開閉出来る
ように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の壁面に沿って
据え付けしたパネル壁の一部に備える点検ドア装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】建物のコンクリート壁面を隠す為に該壁
面に沿ってパネルを据え付けする場合が多い。図7はこ
の具体例を示している横断面と縦断面であり、所定の間
隔をおいて起立したスタッド(イ) 、(イ) …の片面側にパ
ネル(ロ) 、(ロ) …を取り付けして建物のコンクリート壁
面を隠している。そしてスタッド(イ) の中間部高さには
支え(ハ) が取り付けされ、パネル面に作用した押圧力に
対して撓まないようになっており、また床面側には床レ
ール(ニ)、天井側には天井レール(ホ) が取り付けされて
いる。
【0003】このように、壁面(ヘ) に沿って据え付けさ
れるパネル(ロ) 、(ロ) …は該壁面(ヘ) との間に所定の空
間(ト) を形成している訳であって、この空間(ト) を利用
して建物内の電気制御盤や空調制御盤等が配置される場
合が多い。その為に、パネル壁の一部にドアを設けて開
閉出来る構造にしなくてはならず、従来ではペーパーコ
アを芯材としたスチール製パネルを使用し、該ドアパネ
ル(チ) はスタッドに蝶番を介して開閉出来るように装着
されている。
【0004】図8は上記パネル壁の一部に設けているド
ア装置を示す従来例である。ドアパネル(チ) は同図に示
すように、ペーパーコア(リ) の両面にスチール製の表面
材(ヌ) 、(ヌ) を貼着したものであり、片側部には蝶番
(ル) を介して開閉出来るようにスタッド(イ) に装着し、
他方の側部にはロック(オ) を取着している。ロック(オ)
は反対側のスタッド(イ) に係止してドアパネル(チ) を閉
じることが出来るようになっている。
【0005】該ドアパネル(チ) はペーパーコア(リ) を芯
材としている為に、その厚さは大きくなり、勿論、重量
も重くなって開閉操作が不便である。そして厚さが大き
くなることで建物壁面との間に形成される空間(ト) が狭
まり、制御盤等の配置が制約されるといった問題もあ
る。又、蝶番継手を介して装着されたドアパネル(チ) は
約90°しか開くことが出来ず、制御盤の保守点検作業
に支障を来す場合も多い。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の
点検ドア装置には上記のごとき問題がある。本発明が解
決しようとする課題はこれら問題点であって、開閉操作
が容易であり、壁面との空間が大きくなる点検ドア装置
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の点検ドア装置は
建物壁面に沿って据え付けしたパネル壁の一部に設ける
ものであり、その用途は従来と同じである。ところで、
本発明のドアパネルはケイカル板を使用し、その両側及
び上下には補強桟を取り付けし、必要に応じて中間部に
も縦補強桟と横補強桟を取り付けすることがある。補強
桟はパネル裏面側に設けられ、その縁はケイカル板の上
下端面及び両側端面に形成した溝に嵌められて取着する
ことが出来、縦・横補強桟の交差部では連結具を介して
互いにネジ止めされる。
【0008】薄いケイカル板であっても、裏面側に補強
桟を取り付けすることでドアパネルとしての強度は保た
れる。そして本発明では蝶番を用いることなく、上補強
桟と下補強桟にはヒンジを備え、床レール又は巾木、そ
れに天井レール又は中間桟にはヒンジ受けを備えてい
る。勿論、上記ヒンジとヒンジ受けを逆配置することは
自由である。以下、本発明に係る実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明のドア装置を構成するドアパネ
ル1の裏面を示している具体例である。このドアパネル
1はケイカル板2の裏面側に補強桟を取り付けしてお
り、補強桟はケイカル板の上下部に取り付けされる上補
強桟3と下補強桟4、それにケイカル板2の両側部に取
り付けされる縦補強桟5、5を有している。そして各補
強桟の縁は図2にA−A断面拡大図を示しているよう
に、ケイカル板2の側端に形成しているスリット溝7に
嵌って取り付けされ、上下補強桟3、4と縦補強桟5、
5はT型連結具6、6…にてネジ止め連結されている。
【0010】従ってケイカル板2は補強桟と一体化して
丈夫なドアパネル1が構成される。このドアパネル1は
パネル壁の所定の開口に装着されることになるが、上記
上補強桟3及び下補強桟4にはピボットヒンジが取り付
けされ、そして片側部にはロック装置が備えられる。そ
の為に、ドアパネル1を取り付けする床レール側、及び
天井側にはピボットヒンジ受けが設けられる。
【0011】図3はドアパネルを装着した横断面を示
し、図4はヒンジ部の拡大図であるが、ドアパネル1は
両スタッド8、8間に据え付けされ、ピボットヒンジ9
を介して開閉することが出来、ロック10が一方側のス
タッド10に係止して閉じられる。同図に示すドアパネ
ル1はその大きさが大きい為に、ケイカル板の中間部に
も横補強桟と縦補強桟を取り付けしている場合である
が、装着手段はその大きさに左右されることなく同じで
ある。
【0012】この場合、ヒンジ側のドアパネル側端は据
え付けされているパネル11との間に僅かな隙間を残し
ている為、この隙間をカバーする為に遮蔽板12が縦補
強桟5に取り付けされている。そしてパネル11の側端
はスタッド8から開口側へ延びていて、ドアパネル1が
ピボットヒンジ9を中心として回動する場合、スタッド
が邪魔になることはない。従ってドアパネル1は大きく
回動し、90°以上開くことが出来、制御盤の点検作業
がし易くなる。
【0013】図5は巾木13にピボットヒンジ14を設
け、天井レール15にはピボットヒンジ受け16を有し
ている場合を示している。従って上記ドアパネル1の下
補強桟4には上記巾木13から起立するピボットヒンジ
14が嵌るピボットヒンジ受けを備え、上補強桟3には
上記天井レール15のピボットヒンジ受け16に嵌るピ
ボットヒンジを備えている。勿論、これらをピボットヒ
ンジとピボットヒンジ受けの組み合わせを逆に配置する
ことは自由である。
【0014】図6はドアパネルを装着した縦断面図であ
る。下補強桟4に設けているピボットヒンジ受け17に
巾木13から突出するピボットヒンジ14が嵌り、天井
レール15のピボットヒンジ受け16にはドアパネル上
補強桟3から起立するピボットヒンジ18が嵌って支え
られている。このピボットヒンジ18は上下動すること
が出来るように成っていて、バネ力にて常時上方へ突出
する力が作用している。従ってピボットヒンジ18を一
旦降下したところでピボットヒンジ受け16に嵌めるこ
とが出来る。
【0015】一方、ドアパネル1の上端を支えるピボッ
トヒンジ受け16の取り付け箇所は必ずしも天井レール
15に限ることはなく、同図(b)に示すように中桟に
設けることも出来る。すなわち、ドアパネル1の高さが
低い場合には、天井から低い位置に中桟19を配置し、
この中桟19にピボットヒンジ受け16を設ける。
【0016】以上述べたように、本発明の点検ドア装置
はケイカル板の裏面に補強桟を取り付けすると共に、ヒ
ンジを介して開閉することが出来るようにしたものであ
り、次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の点検ドア装置ではドアパネルと
してケイカル板を使用し、その裏面に補強桟を取り付け
して構成したもので、従来のペーパーコアを芯材とした
スチール製パネルに比較して、強度を保った上でその厚
さを薄くすると共に重量を小さくすることが出来る。従
って開閉操作は容易となり、又厚さが薄くなることで建
物の壁面との間の空間が大きくなり、制御盤の取り付け
に余裕が出来る。そしてドアパネルはヒンジを介して装
着され、該ヒンジ側側端はスタッドから外れている為に
開閉度は大きくなり、点検作業が行い易くなる。一方、
上下補強桟並びに縦補強桟の縁をケイカル板の端面に形
成したスリット溝に嵌めることで取り付けすることが出
来、該ケイカル板とのネジ止めは不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアパネルの実施例で補強桟を備えた裏面側を
示している。
【図2】図1のA−A断面拡大図。
【図3】本発明の点検ドア装置の横断面図。
【図4】図3におけるヒンジ部の詳細図。
【図5】ピボットヒンジを備えた巾木及びピボットヒン
ジ受けを取り付けた天井レール。
【図6】本発明の点検ドア装置の縦断面図。
【図7】建物壁面に沿って据え付けたパネル壁。
【図8】従来の点検ドア装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 ドアパネル 2 ケイカル板 3 上補強桟 4 下補強桟 5 縦補強桟 6 連結具 7 スリット溝 8 スタッド 9 ピボットヒンジ 10 ロック 11 パネル 12 遮蔽板 13 巾木 14 ピボットヒンジ 15 天井レール 16 ピボットヒンジ受け 17 ピボットヒンジ受け 18 ピボットヒンジ 19 中桟

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁面に沿ってパネルを据え付けし
    て成るパネル壁の一部に点検ドアを装着する装置におい
    て、ケイカル板の裏面に補強桟を取り付けしてドアパネ
    ルを構成し、該ドアパネルの上下補強桟にはヒンジ又は
    ヒンジ受けを取着し、床レールや巾木及び天井レールや
    中桟には上記ヒンジ又はヒンジ受けが係合する為のヒン
    ジ受け又はヒンジを備えてドアパネルを開閉出来るよう
    に装着したことを特徴とする点検ドア装置。
  2. 【請求項2】 建物の壁面に沿ってパネルを据え付けし
    て成るパネル壁の一部に点検ドアを装着する装置におい
    て、ケイカル板上下及び両側端にはスリット溝を形成し
    て上下補強桟及び縦補強桟の縁を該スリット溝に嵌める
    と共に裏面側では連結具を介して互いに連結し、そして
    必要に応じて中補強桟を取り付けすることでドアパネル
    を構成し、該ドアパネルの上下補強桟にはヒンジ又はヒ
    ンジ受けを取着し、床レールや巾木及び天井レールや中
    桟には上記ヒンジ又はヒンジ受けが係合する為のヒンジ
    受け又はヒンジを備えてドアパネルを開閉出来るように
    装着したことを特徴とする点検ドア装置。
  3. 【請求項3】 据え付けしたパネル側端をスタッドより
    ドア側へ延ばし、ヒンジ側ドアパネル側端を該パネルと
    の間に隙間を設けると共に該隙間をカバーする為に内側
    に遮蔽板を取り付けした請求項1、又は請求項2記載の
    点検ドア装置。
JP10354010A 1998-11-28 1998-11-28 点検ドア装置 Pending JP2000160823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014141865A (ja) * 2012-12-28 2014-08-07 Bunka Shutter Co Ltd 収納用間仕切壁
CN114964690A (zh) * 2022-08-02 2022-08-30 郯城县水务集团有限公司 一种建筑幕墙工程检测装置

Cited By (3)

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