JP2000160439A - 紡績された糸体を巻き換えるための方法および装置 - Google Patents

紡績された糸体を巻き換えるための方法および装置

Info

Publication number
JP2000160439A
JP2000160439A JP11333286A JP33328699A JP2000160439A JP 2000160439 A JP2000160439 A JP 2000160439A JP 11333286 A JP11333286 A JP 11333286A JP 33328699 A JP33328699 A JP 33328699A JP 2000160439 A JP2000160439 A JP 2000160439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
spun yarn
winding tube
separating
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11333286A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl-Heinz Bruss
ブルス カール−ハインツ
Karl Koltze
コルツェ カール
Udo Schult
シュルト ウド
Karl-Heinz Klinkenberg
クリンケンベルク カール−ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by W Schlafhorst AG and Co filed Critical W Schlafhorst AG and Co
Publication of JP2000160439A publication Critical patent/JP2000160439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/04Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines
    • D01H9/06Removing yarn from centrifugal cups on to yarn carriers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S242/00Winding, tensioning, or guiding
    • Y10S242/911Cutter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き換えのために巻管を紡績遠心装置内に挿
入し、糸案内管の開口部に初めに到達する巻管端部で、
この開口部と紡績遠心装置の内壁との間を延びる糸をつ
かむ、ポット紡績機の紡績遠心装置の内壁に形成され
た、紡績された糸体を巻管に巻き換えるための方法を改
善して、ポット紡績機における故障源を取り除くことで
ある。 【解決手段】 糸5をつかむ巻管端部で、ドラフト機構
1と前記巻管端部との間に発生する残存紡績糸15を糸
体9および巻管10から分離し、次いで吸い込みによっ
て除去するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポット紡績機の紡
績遠心装置の内壁に形成された、紡績された糸体を巻管
に巻き換えるための方法であって、この巻き換えのため
に巻管を紡績遠心装置内に挿入し、糸案内管の開口部に
初めに到達する巻管端部で、この開口部と紡績遠心装置
の内壁との間を延びる糸をつかむ方法に関する。
【0002】さらに本発明は、上記方法を行うための装
置であって、糸体から残存紡績糸を切り離すための少な
くとも1つの分離装置と、この分離装置によって切り離
された残存紡績糸を除去するための少なくとも1つの吸
い込み装置とが設けられている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】ポット紡績を行う場合には一般的に、紡
績遠心装置内にまたは紡績ポットにスピニングケークと
して紡績された糸が、実際の紡績過程を終了した後、前
もって導入された巻管に巻き換えられ、これによって紡
績コップが形成される。紡績コップを形成するために
は、実際の紡績過程中に予め糸案内管上に保持され、し
かも紡績遠心装置内壁に形成された糸体の巻き換え過程
を開始するために、糸案内管の開口部を越えて下降させ
られる空の巻管が使用される。
【0004】この場合に巻管縁部は、糸案内管から導出
する回転する糸脚を、たとえば巻管の下端部に配置され
たスリット内でつかみ、これによって糸脚が引き続き回
転することを阻止し、その結果、紡績遠心装置の内壁に
形成され、しかもこの紡績遠心装置によって引き続き回
転する糸体が巻管に巻き付き、ひいては空の巻管に巻き
換えられる。
【0005】糸脚がもはや回転しないことに基づいて、
ドラフト機構がさらに材料を給送すると、糸はドラフト
機構から分離されるか、またはドイツ連邦共和国特許出
願公開第4324093号明細書に基づき公知であるよ
うに、糸の流れ方向で見てドラフト機構のすぐ後方でク
ランプ・切断装置によって切り離される。しかしながら
糸は巻管に固持されており、引きずり糸もしくは残存紡
績糸を形成し、たとえば長さが1/2メータにも達する
糸の自由端部が紡績箇所における作用を妨害するか、ま
たは巻管もしくは紡績コップを後で処理する際に害を及
ぼすことがあり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ポッ
ト紡績機における故障源を取り除くことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の方法では、糸を巻き込む巻管端部で、ドラフ
ト機構と前記巻管端部との間に発生する残存紡績糸を糸
体および巻管から切り離し、次いで吸い込みによって除
去するようにした。
【0008】さらに上記課題を解決するために本発明の
装置の構成では、糸体から残存紡績糸を切り離すための
少なくとも1つの分離装置と、この分離装置によって切
り離された残存紡績糸を除去するための少なくとも1つ
の吸い込み装置とを設けた。
【0009】
【発明の効果】請求項2から請求項7には本発明による
方法の有利な形態が示してある。請求項9から請求項1
5には本発明による装置の有利な構成が示してある。
【0010】巻管足部によって糸がつかまれる箇所の近
傍で糸を切り離すことによって、巻管足部に維持される
紡績糸の自由端部の長さは、この自由端部および吸い込
みにより完全に除去され切り離された紡績糸区分によっ
て、もはやポット紡績機の機能が損なわれないかまたは
妨害されなくなる程に短くなる。
【0011】分離が有利には、切断過程として行われる
ことによって、この分離を適切にかつきれいにかつ確実
に行うことができる。さらに害を与える残糸もしくは自
由端部を残して糸が、たとえば細い箇所で偶発的に切断
されることはなくなる。巻き換え過程の開始時と、糸が
ドラフト機構から分離される時との間の時間帯における
ように、糸が一方の端部でドラフト機構ローラによっ
て、かつ他方の端部で糸体または巻管によって保持され
かつ緊張されたときに分離を行うと有利である。これに
よって付加的なクランプ装置なしに分離を行うことがで
きる。糸の両端部は、切断時点では十分に固定されかつ
緊張されている。
【0012】巻管と糸案内部の一部として構成された糸
案内管との間の相対運動により有利な形式で制御可能な
分離装置によって、巻き換え開始時に、要するに残存紡
績糸が生ぜしめられた時にこの残存紡績糸を自動的に分
離することが保証される。付加的な制御は省略できる。
残存紡績糸が紡績遠心装置に付着することは巻き換え開
始時における分離によって回避される。
【0013】有利な形式では、分離装置の回転運動によ
って分離が行われる。この分離装置の回転軸線は、巻管
と糸案内管との共通の長手方向軸線を形成する仮想中心
線上に位置している。これによって巻管のスリットで直
接的に特に機能的に確実でかつ適切な分離を行うことが
できる。粗糸吸い込み部による吸い込みは、紡績箇所に
設けられた吸い込み部を利用した簡単かつ有効な吸い込
みである。
【0014】本発明による方法のさらに有利な応用で
は、移動式ドッフィング装置が紡績箇所に到達した後
で、移動式ドッフィング装置によって連行された分離装
置を用いて残存紡績糸が分離され、次いで移動式ドッフ
ィング装置の吸い込み部によって残存紡績糸が除去され
る。これによって残存紡績装置の分離と吸い込みとを移
動式ドッフィング装置の機能としてわずかな費用で行う
ことができる。
【0015】有利な構成では、それぞれの紡績箇所に残
存紡績糸を糸体から分離するための分離装置と、この分
離装置によって分離された残存紡績糸を除去するための
吸い込み装置とが設けられている。これによって巻き換
え開始時に、ひいては残存紡績糸が生ぜしめられた時
に、この残存紡績糸の除去を迅速に行うことができる。
【0016】付加的な吸い込み装置を回避し、紡績箇所
における構成費用を少なく保つために有利にはポット紡
績機の粗糸吸い込み部が残存紡績糸のための吸い込み装
置としても構成されている。
【0017】別の実施形態においては、分離装置が有利
には、巻管の軸方向で運動可能な少なくとも1つの切断
装置と、回転軸線を中心にして回転可能な少なくとも1
つの切断装置とを有している。この場合には回転軸線
が、巻管と糸案内管との共通の長手方向軸線を形成する
仮想中心線上に位置している。この切断装置は有利に
は、冠状に構成されている。本発明により分離装置がこ
のように構成されていると、分離過程時の不都合な逃げ
が生じることなしに残存紡績糸を特に確実にかつ適切に
分離することができるようになる。これによって、ポッ
ト紡績機の別の機能を邪魔または妨害しない、巻管の内
部への分離装置の配置のように簡単でかつスペースを節
約できる構造的な解決手段が可能となる。
【0018】特に有利な形式では、ポット紡績を行うた
めの装置が、糸案内管と巻管との軸方向の相対運動を切
断運動に変えるための手段を有している。この場合には
この手段は特に、少なくとも部分的に螺旋状に延びる溝
と、この溝内で運動可能なピンとから成っている。本実
施例においては、付加的な駆動力もしくは付加的な駆動
装置は不要である。
【0019】さらに有利な構成では、残存紡績糸を分離
するための少なくとも1つの分離装置が移動式ドッフィ
ング装置に配置されており、この移動式ドッフィング装
置の吸い込み部が、残存紡績糸のための吸い込み装置と
しても構成されている。分離装置を移動式ドッフィング
装置に配置することによって、それぞれ別個の紡績箇所
における複数の分離装置を省略することができ、しかも
ポット紡績機の分離装置が極めて少数になることで、構
成費用を著しく節約することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0021】図1に示したポット紡績機の紡績箇所は、
繊維流れ方向で見て、最後の供給ローラ対で示したドラ
フト機構1の下側に位置している。ドラフト機構1でド
ラフトされた繊維束2は紡績三角形部3において、回転
する紡績遠心装置4の作用に基づいて糸5に撚合され、
次いで、糸案内部の一部として構成された糸案内管6を
通って紡績遠心装置4内へ導入される。糸案内管6の開
口部7から導出する糸5は、紡績遠心装置4の回転作用
に基づきこの紡績遠心装置4の内壁8に接触させられ、
この内壁8において糸体9を形成する。この場合に糸案
内管6は、往復矢印で示したあや振り運動を軸方向で行
い、このあや振り運動によって糸体9の形成が制御され
る。図1における糸案内管6ならびにあや振り運動中の
糸案内管6が占める位置を、紡績位置と呼ぶことにす
る。紡績過程中には、糸案内管6上に被せはめられた巻
管10は、糸案内管6の開口部7の上側に位置してい
る。
【0022】巻き換え過程を開始するために、巻管10
は糸案内管6の開口部7を越えて、一点鎖線で示した巻
き換え位置11に下降させられる。回転する糸脚12
は、巻管10の足部におけるスリット13によってつか
まれ、しかも糸脚12は、紡績遠心装置4が引き続き回
転することによって糸体9が巻管10に自動的に巻き換
えられるように固定される。次いで、巻き終わった巻管
10は紡績遠心装置4の下側に予め準備された搬送皿1
4上に移動させられ、後続加工するためにこの搬送皿1
4と共に搬出される。
【0023】糸体30の巻かれた巻管10が形成され
る。このような巻かれた巻管10を図2に示してある。
糸5をスリット13内に固定することによって、糸5に
はもはや回転が与えられないので、糸5はドラフト機構
1の下方で繊維束2から分離される。ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4324093号明細書に基づき公知で
あるように、クランプ・切断装置によってドラフト機構
1のすぐ下側で糸5を繊維束2から分離することもでき
る。これによって糸5の自由端部は、長さがほぼ1/2
メータの残存紡績糸15を形成する。
【0024】残存紡績糸15の一方の端部は巻管10に
固定されており、他方の自由端部は紡績箇所において故
障の原因になるか、もしくは搬出または後続加工を妨害
することがあり得る。
【0025】図3には、下端部が紡績遠心装置4内へ突
入している糸案内管6の一部分が示してある。糸案内管
6は案内部17において軸方向で摺動可能に保持されて
いる。巻管10は紡績過程中には、保持体16によって
与えられた解離可能な結合位置で固定されている。案内
部17は巻管10の内部に配置されており、しかも長手
方向軸線と合致する中心線18を中心にして回転可能に
保持体16内に支承されている。軸方向では案内部17
は保持体16に対して摺動不能である。
【0026】糸案内管6の開口部7は巻管10の端部を
越えて突出しており、糸脚12は妨げられることなく回
転することができる。糸案内管6は巻管10、巻管保持
体16および案内部17と共に、これらの部材の位置を
互いに変えることなく、紡績過程時に上下にあや振り運
動を行う。
【0027】巻管10の下側部分には、案内部17と堅
固に結合された切断装置19が配置されている。この切
断装置19は、巻管10に堅固に結合された対応部材2
0に案内される。切断装置19の下端部は冠状に構成さ
れており、冠状の部分の歯部21によって対応部材20
内部で中心線18を中心にした回転運動を行うことがで
きる。図3のX部分を図4では拡大して詳しく示した。
【0028】糸案内管6の下側部分には初めに中心線1
8に対して平行に延びる溝22が設けられており、この
溝22は糸案内管6の下端部に向かって螺旋状に延びる
ように構成されている。案内部17に堅固に結合された
ピン23は溝22に係合しており、しかもこの溝22内
で摺動可能である。
【0029】巻管10が糸案内管6の開口部7を越えて
下側に下降させられることによって、巻き換え過程が開
始される。巻管10の下縁部が、回転する糸脚12に達
すると、この糸脚12はスリット13によってつかま
れ、固定される。次いで紡績遠心装置4が引き続き回転
することによって巻き換え過程が自動的に開始される。
【0030】巻管10の巻き換え位置11は図5に示し
てある。巻管10の位置は、保持体16と、案内部17
と、この案内部17に固定された切断装置19と、巻管
10に固定された対応部材20と共に糸案内管6に対し
て軸方向で変えられている。同様にピン23の位置も巻
管10の移動距離に相応して下側に変えられている。糸
案内管6と巻管10とは、中心線18を中心にして回転
運動を行わないように固定されている。
【0031】この位置におけるさらなる詳細は図6の断
面図に示してある。巻管10が下方に向かってさらに運
動すると、ピン23が溝22の螺旋状部分に達し、中心
線18を中心にした案内部17の回転運動ひいては切断
装置19の回転運動を生ぜしめる。ドラフト機構1と、
巻管10に巻き付けられた糸体30との間に保持され、
切断装置19の2つの歯部21の間を延び、さらに対応
部材20の切欠き24を通って延びる糸5は、切断装置
19と対応部材20との切断作用によって切り離され
る。残存紡績糸15は、吸い込み装置25として作用す
る粗糸吸い込み部によって吸い込まれる。
【0032】ドッフィングを移動式ドッフィング装置2
6によって無秩序な順序で次々と行うこともできる。図
7には移動式ドッフィング装置26が概略的に示してあ
り、この移動式ドッフィング装置26は、切断装置2
7、吸い込み装置28ならびに巻き上がった巻管10を
取り外し、空の巻管として予め準備されている巻管10
を差し込むためのグリッパ装置29を有している。移動
式ドッフィング装置26が紡績箇所に到達するとグリッ
パ装置29が、巻き上がった巻管10の足部をつかみ、
この場合に繊維束2の紡績三角形部3で解離された残存
紡績糸15を吸い込み装置28が吸い込み、切断装置2
7がこの残存紡績糸15を、巻き上がった巻管10の足
部のすぐそばで分離する。
【0033】本発明は、図示した実施例に制限されてい
ない。たとえば保持体および案内部の別の実施形態が可
能である。
【0034】切断装置19は、巻管10がスリット13
と直接協働することによっても残存紡績糸15を分離す
ることができる。この場合にはスリット13が対応部材
20の切欠き24のように作用する。
【0035】本実施例において説明を省略した、糸案内
管の駆動装置と保持体、巻管、巻管保持体および案内部
の詳細は、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9520153号明細書またはドイツ連邦共和国特許出
願公開第4324093号明細書に基づくような従来の
技術に相応して構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポット紡績機の紡績箇所の概略的な部分断面図
である。
【図2】巻き換えられた糸体を有する巻管の簡略的な断
面図である。
【図3】紡績位置にある案内部内の糸案内管を保持体、
巻管および分離装置と共に示した部分断面図である。
【図4】図3のX部分を拡大した詳細図である。
【図5】巻き換え位置にある巻管の下側部分を図4に相
応して示した図である。
【図6】図5の巻き換え位置にある糸案内管と案内部と
の断面図である。
【図7】ポット紡績機の紡績箇所と、分離装置と吸い込
み装置とが装備されたドッフィング装置との概略図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラフト機構、 2 繊維束、 3 紡績三角形
部、 4 紡績遠心装置、 5 糸、 6 糸案内管、
7 開口部、 8 内壁、 9,30 糸体、10
巻管、 11 巻き換え箇所、 12 糸脚、 13
スリット、 14 搬送皿、 15 残存紡績糸、 1
6 保持体、 17 案内部、 18中心線、 19,
27 切断装置、 20 対応部材、 21 歯部、
22溝、 23 ピン、 24 切欠き、 25,28
吸い込み装置、 26 移動式ドッフィング装置、
29 グリッパ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール コルツェ ドイツ連邦共和国 メンヒェングラートバ ッハ ギュッデラーター ヴェーク 44ア ー (72)発明者 ウド シュルト ドイツ連邦共和国 メンヒェングラートバ ッハ アンナキルヒシュトラーセ 215 (72)発明者 カール−ハインツ クリンケンベルク ドイツ連邦共和国 ヘルツォーゲンラート −シュトラッシュ ツェヒェンシュトラー セ 18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポット紡績機の紡績遠心装置(4)の内
    壁(8)に形成された、紡績された糸体(9)を巻管
    (10)に巻き換えるための方法であって、この巻き換
    えのために巻管(10)を紡績遠心装置(4)内に挿入
    し、糸案内管(6)の開口部(7)に初めに到達する巻
    管端部で、この開口部(7)と紡績遠心装置(4)の内
    壁(8)との間を延びる糸(5)をつかむ方法におい
    て、 糸(5)をつかむ巻管端部で、ドラフト機構(1)と前
    記巻管端部との間に発生する残存紡績糸(15)を糸体
    (9)および巻管(10)から分離し、次いで吸い込み
    によって除去することを特徴とする、紡績された糸体を
    巻き換えるための方法。
  2. 【請求項2】 前記分離を切断過程として行う、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 糸(5)が一方の端部でドラフト機構
    (1)のローラによって、かつ他方の端部で糸体(9)
    または巻管(10)によって保持されかつ緊張されると
    前記分離を行う、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 巻管(10)と糸案内管(6)との間の
    相対運動によって制御可能な分離装置で分離を行う、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 巻管(10)と糸案内管(6)との共通
    の長手方向軸線を形成する仮想中心線(18)上に回転
    軸線が位置している分離装置の回転運動によって前記分
    離を行う、請求項1から4までのいずれか1項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 吸い込み装置(25)として構成され
    た、紡績箇所の粗糸吸い込み部で前記吸い込みを行う、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 移動式ドッフィング装置(26)が紡績
    箇所に到達した後で、この移動式ドッフィング装置(2
    6)によって連行された分離装置(27)を用いて残存
    紡績糸(15)を切り離し、移動式ドッフィング装置
    (26)の吸い込み装置(28)によって残存紡績糸
    (15)の除去を行う、請求項1または2記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法を行うための装置で
    あって、糸体(9)から残存紡績糸(15)を切り離す
    ための少なくとも1つの分離装置と、この分離装置によ
    って切り離された残存紡績糸(15)を除去するための
    少なくとも1つの吸い込み装置(25;28)とが設け
    られていることを特徴とする、紡績された糸体を巻き換
    えるための装置。
  9. 【請求項9】 それぞれの紡績箇所に、糸体(9)から
    残存紡績糸(15)を切り離すための分離装置と、この
    分離装置によって切り離された残存紡績糸(15)を除
    去するための吸い込み装置(25)とが設けられてい
    る、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 ポット紡績機の粗糸吸い込み部が、残
    存紡績糸(15)のための吸い込み装置(25)として
    も構成されている、請求項8または9記載の装置。
  11. 【請求項11】 巻管(10)の軸方向で運動可能な少
    なくとも1つの切断装置(19)を分離装置が有してい
    る、請求項8から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 回転軸線を中心にして回転可能な少な
    くとも1つの切断装置(19)を分離装置が有してお
    り、回転軸線が、巻管(10)と糸案内管(6)との共
    通の長手方向軸線を形成する仮想中心線(18)上に位
    置している、請求項9から11までのいずれか1項記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 切断装置(19)が冠状に構成されて
    いる、請求項11または12記載の装置。
  14. 【請求項14】 ポット紡績を行うための装置が、糸案
    内管(6)と巻管(10)との軸方向の相対運動を切断
    運動に変えるための手段を有しており、この手段が特
    に、少なくとも部分的に螺旋状に延びる溝(22)と、
    この溝(22)内で運動可能なピン(23)とから成っ
    ている、請求項12または13記載の装置。
  15. 【請求項15】 残存紡績糸(15)を分離するための
    少なくとも1つの分離装置が移動式ドッフィング装置
    (26)に配置されており、この移動式ドッフィング装
    置(26)の吸い込み装置が残存紡績糸(15)のため
    の吸い込み装置(28)としても構成されている、請求
    項8記載の装置。
JP11333286A 1998-11-27 1999-11-24 紡績された糸体を巻き換えるための方法および装置 Pending JP2000160439A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19854786A DE19854786A1 (de) 1998-11-27 1998-11-27 Verfahren und Vorrichtung zum Umwickeln eines gesponnenen Garnkörpers
DE19854786.2 1998-11-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000160439A true JP2000160439A (ja) 2000-06-13

Family

ID=7889237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11333286A Pending JP2000160439A (ja) 1998-11-27 1999-11-24 紡績された糸体を巻き換えるための方法および装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6244029B1 (ja)
EP (1) EP1004694B1 (ja)
JP (1) JP2000160439A (ja)
CN (1) CN1255559A (ja)
AT (1) ATE247729T1 (ja)
DE (2) DE19854786A1 (ja)
ES (1) ES2201613T3 (ja)
RU (1) RU2222651C2 (ja)
TR (1) TR199902893A3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019137951A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機およびポット精紡方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19938433A1 (de) * 1999-08-13 2001-02-15 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zum Zentrifugenspinnen
JP2017193435A (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 村田機械株式会社 糸処理装置
JP6881345B2 (ja) * 2018-02-09 2021-06-02 株式会社豊田自動織機 ポット精紡方法およびポット精紡機
JP7010104B2 (ja) * 2018-03-23 2022-02-10 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機
JP7035705B2 (ja) * 2018-03-28 2022-03-15 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機
JP7006561B2 (ja) * 2018-10-11 2022-02-10 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB755131A (en) * 1954-03-19 1956-08-15 Prince Smith & Stells Ltd Improvements in or relating to centrifugally spinning, twisting or doubling textile material and to machines therefor
JPH0699850B2 (ja) * 1985-12-28 1994-12-07 株式会社豊田自動織機製作所 ポツト式紡機における紡出開始方法
DE4324039A1 (de) 1993-07-17 1995-01-19 Schlafhorst & Co W Transportsystem an einer Topfspinnmaschine
DE4426897B4 (de) * 1994-07-29 2005-09-01 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Umspulen eines Spinnkuchens in einer Topfspinnvorrichtung
DE19523937B4 (de) * 1995-06-30 2004-02-19 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Topfspinnen
DE19520153B4 (de) * 1995-06-01 2006-06-08 Saurer Gmbh & Co. Kg Topfspinnmaschine
CH692667A5 (de) 1995-06-01 2002-09-13 Schlafhorst & Co W Topfspinnmaschine und Verfahren zu ihrem Betrieb.
DE19650598A1 (de) 1996-12-06 1998-06-10 Schlafhorst & Co W Topfspinnvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019137951A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機およびポット精紡方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6244029B1 (en) 2001-06-12
DE19854786A1 (de) 2000-05-31
TR199902893A2 (xx) 2000-06-21
RU2222651C2 (ru) 2004-01-27
CN1255559A (zh) 2000-06-07
EP1004694A2 (de) 2000-05-31
TR199902893A3 (tr) 2000-06-21
ATE247729T1 (de) 2003-09-15
EP1004694B1 (de) 2003-08-20
EP1004694A3 (de) 2000-11-02
DE59906663D1 (de) 2003-09-25
ES2201613T3 (es) 2004-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1028039C (zh) 在气流纺纱装置中连接纱线的方法和装置
JP2730585B2 (ja) 紡績運転を迅速に再開する方法と装置
EP2905249B1 (en) Bobbin setting device and yarn winding machine
EP1826166A1 (en) Yarn winding machine
JPS5924059B2 (ja) 巻糸機における糸条切断及び口付け装置
JP2000160439A (ja) 紡績された糸体を巻き換えるための方法および装置
US4196575A (en) Method for transfer of a fiber roving from a completed bobbin package to an empty tube on a spinning preparatory machine
JP2005112632A (ja) 巻き取り装置
US3608843A (en) Method and apparatus for the pneumatic removal of the foot winding or lap from cops
CN106939451B (zh) 纺纱机械
US3952959A (en) Textile yarn processing
US4246749A (en) Method of and apparatus for piecing yarn in open end rotor spinning units
JPS6411732B2 (ja)
EP1524230A2 (en) Travelling service device for open-end spinning units of open-end spinning machines
CS276711B6 (en) Method for preparing end of the yarn for spinning and apparatus for making the same
US4628685A (en) Yarn piecing arrangement for an open-end friction spinning machine
JPH0441719A (ja) ダブルツイスターの玉揚後の運転開始方法
JPH06166470A (ja) コップの巻端を除去する装置
JPS6112936A (ja) 精紡管糸の口糸引き出し装置
US20030209001A1 (en) Twisting Spindle and Use of a Self-Threading Thread Guide or Centering Eye in the Area of a Protective Hood of a Twisting Spindle
JP2004339642A (ja) リング精紡機における玉揚げ停止時の運転方法及び玉揚げ時の糸切断方法
IT9021159A1 (it) Dispositivo e procedimento per la captazione e la preparazione del bandolo per il riattacco in un filatoio open-end
US6101803A (en) Process and apparatus for piecing a yarn end in an open-end rotor spinning machine
US6079195A (en) Procedure for re-equipping and simultaneous modernization of an open end rotor spinning machine
SK9052002A3 (en) Method for open-end rotor spinning