JP2000152374A - 自動スピ―カ・イコライザ - Google Patents

自動スピ―カ・イコライザ

Info

Publication number
JP2000152374A
JP2000152374A JP11324565A JP32456599A JP2000152374A JP 2000152374 A JP2000152374 A JP 2000152374A JP 11324565 A JP11324565 A JP 11324565A JP 32456599 A JP32456599 A JP 32456599A JP 2000152374 A JP2000152374 A JP 2000152374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
audio
filter
loudspeaker
digital data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11324565A
Other languages
English (en)
Inventor
Rustin W Allred
ダブリュ、オールレッド ラステイン
Robert S Young Jr
エス、ヤング、ジュニア ロバート
Michael Tsecouras
ツセカラス マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JP2000152374A publication Critical patent/JP2000152374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/005Tone control or bandwidth control in amplifiers of digital signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • H04R29/001Monitoring arrangements; Testing arrangements for loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/04Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラウドスピーカの自動イコライズ用の方法及
び/又は装置を提供する。 【解決手段】 ラウドスピーカの周波数に対する音声レ
ベルの目標応答曲線の許容範囲の第1ディジタル・デー
タと、ラウドスピーカの周波数に対する音声レベルの実
際の応答曲線の第2ディジタル・データを与える。第1
ディジタル・データを第2ディジタル・データと比較し
て、実際の応答曲線が許容範囲内にあるかどうかを決定
する。実際の応答曲線が許容範囲内にない場合、ディジ
タル・オーディオ・フィルタが反復的に発生され、ディ
ジタル・オーディオ・フィルタが第2ディジタル・デー
タに適用されて補償応答曲線の第3ディジタル・データ
を発生する。補償応答曲線が許容範囲内に入るまで、又
はディジタル・オーディオ・フィルタの数に対する所定
の制限に到達するまで、ディジタル・オーディオ・フィ
ルタの周波数、振幅及び帯域幅が自動的に最適化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ装置に関
係し、特にスピーカのイコライゼイションに関係する。
【0002】
【従来の技術】ラウドスピーカ、すなわち単にスピーカ
が高音質オーディオを実現するには、ラウドスピーカを
駆動する信号の特定のレベルに対してスピーカにより再
生される音声の振幅、又は音声レベルの周波数による本
質的な変動を正規化しなければならない。この過程はス
ピーカのイコライゼイション(等価)として知られてい
る。旧来は、精密計測器を使用してスピーカの特性を測
定し、スピーカをイコライズするのに必要なフィルタを
調整する経験を積んだ技術者によりイコライザの設計が
行なわれていた。この方法で、ラウドスピーカのスペク
トル性能が補償され、与えられた音声信号電力レベルに
対してラウドスピーカの性能範囲の全ての音声周波数で
生成する音声の振幅が近似的に同じとなる。このような
方法は手動で時間がかかり、非常な経験を必要とする
が、浪費したリソースに対して必ずしも最良のイコライ
ゼイションを生じるわけではない。
【0003】最近、自動イコライズ方式が提案された。
例えば、このような提案方式の1つは自動グラフィック
・イコライザである。このようなイコライザは、フィル
タにより全音声帯域をカバーする固定中心周波数と固定
Q(チャネルの帯域に対する中心周波数の比率)を有す
る複数個のチャネルを有する。ある環境下でラウドスピ
ーカのスペクトル的挙動を記録する機器を使用し、次い
で、自動化された方法でラウドスピーカの性能を補償す
るようなフィルタを可変に適用し、これによりラウドス
ピーカのスペクトル的挙動を目標の曲線により近づける
ことによりこのようなイコライザでのイコライゼイショ
ン過程を自動化することが提案された。この方式はその
最適化の能力が限定されており、イコライザが複雑であ
り、この方式を例えば安価な消費者用オーディオ製品に
広く行き渡って使用することを実用的ではなくしてい
る。また、最適化を自動的に改良する方法がない。
【0004】その他に提案された方式は、高速フーリエ
変換(FFT)と有限インパルス応答(FIR)フィルタの組
合せで実施される逆フィルタを自動的に得ることにより
音場をイコライズすることを提案している。しかしなが
ら、逆フィルタ実装は非常に複雑であり、相当なリソー
スを必要とし、従ってこの方式も例えば安価な消費者用
オーディオ製品に広く行き渡って使用することを実用的
ではなくしている。加えて、これも再最適化する方法が
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、実装に過大な
複雑度を含まないラウドスピーカの自動イコライゼイシ
ョンの方法及び/又は装置を有することが望ましい。ま
た、自動的にイコライゼイションを再最適化するラウド
スピーカの自動イコライゼイションの方法及び/又は装
置を有することも望ましい。本発明はこのような方法と
装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はラウドスピーカ
をイコライズするためのディジタル・フィルタを生成す
る方法を提供する。ラウドスピーカの周波数に対する音
声レベルの目標応答曲線の許容範囲の第1ディジタル・
データが与えられる。ラウドスピーカの周波数に対する
音声レベルの実際の応答曲線の第2ディジタル・データ
が与えられる。第1のディジタル・データを第2ディジ
タル・データと比較して、実際の応答曲線が許容範囲内
にあるかどうかを決定する。実際の応答曲線が許容範囲
内にない場合、ディジタル・オーディオ・フィルタが反
復的に生成され、前記ディジタル・オーディオ・フィル
タにより変更された前記ラウドスピーカの応答に関係す
る変更データが生成される。変更データが許容範囲内に
入るか、又はディジタル・オーディオ・フィルタの数に
対する所定の制限に達するか、どちらかが先に生じるま
でディジタル・オーディオ・フィルタの周波数、振幅及
び帯域が自動的に最適化される。
【0007】本発明のこれらの及び他の特徴は、添付図
面と共に行なわれる以下の本発明の詳細な説明から当業
者には明らかとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に標準的な従来技術のオーデ
ィオ装置100を示す。システム100はオーディオ源
110、オーディオ処理機能120及び少なくとも1個
のラウドスピーカ装置130を含む。必要な増幅はラウ
ドスピーカ装置130内で提供されるものと仮定する。
【0009】従来、このようなシステムは図2のアナロ
グ・オーディオ装置200に示すように完全にアナログ
的であった。図2で、例えばマイクロフォン、ラジオチ
ューナ又はテーププレーヤのようなアナログ・オーディ
オ源210が、何らかのイコライゼイション機能を含む
アナログ・オーディオ処理機能220へ電気信号を与え
る。アナログ・オーディオ処理機能220からの信号出
力は次いでラウドスピーカ装置230を介して演奏され
る。
【0010】現在、オーディオ装置はますますディジタ
ル的になって来ている。概念的なディジタル装置300
を図3に示す。このディジタル・オーディオ装置300
は、ラウドスピーカ装置340がアナログである必要が
あるため、実際にはアナログとディジタル素子の両方を
含む。しかしながら、再構成と再生の前はオーディオ信
号は全てディジタルであるため、これはディジタル装置
と呼ばれる。ディジタル・オーディオ装置300は、コ
ンパクトディスク、ミニディスク、DVD又は合成音源
のようなディジタル・オーディオ源310を含む。ディ
ジタル・オーディオ源310からの信号出力はディジタ
ル・オーディオ処理機能320に与えられ、ここでディ
ジタル的に処理される。このようなディジタル処理はイ
コライゼイションを含んでもよい。ディジタル処理が完
了すると、信号はディジタル・アナログ変換器(「D/
A」)330によりアナログに変換される。生成したア
ナログ信号はラウドスピーカ装置340を介して再生さ
れる。
【0011】現在のところ、多くのオーディオ装置はD
/Aとラウドスピーカ装置に加えてディジタル部分と共
にアナログ部分を含む。図4はアナログ/ディジタル・
オーディオ装置400を示す。このシステム400はマ
イクロフォン又はテーププレーヤのようなアナログ・オ
ーディオ源410とコンパクトディスク、ミニディス
ク、DVD又は合成音源のようなディジタル・オーディ
オ源430の両方を含む。さて、このような異なる音源
からの信号を適切に組合せるためには、ディジタル信号
をアナログに変換するか、又はアナログ信号をディジタ
ルに変換する必要がある。図4のオーディオ装置400
は後者の型式のシステムの実施例である:アナログ信号
はアナログ・ディジタル変換器(「A/D」)420に
よりディジタルに変換され、全てのオーディオ処理はデ
ィジタル・オーディオ処理及びイコライズ装置440で
ディジタル領域で実行される。オーディオ処理後、信号
はD/A450によりアナログに変換され、ラウドスピ
ーカ装置460を通して再生される。
【0012】以上に説明した各種のオーディオ装置アー
キテクチャの中で、図4のオーディオ装置がオーディオ
処理に最大の柔軟性を提供する。これは、ディジタル信
号が容易に処理可能であるためである。多くの数学関数
を実行するアナログ機能の欠如によりアナログ信号処理
は制限を受けるが、ディジタル信号処理は殆ど全てのデ
ィジタル信号の数学的関数の適用を可能とする、しかし
速度と価格の制約がこの柔軟性をある程度限定する。
【0013】この柔軟性のため、オーディオ処理の現在
の傾向はディジタル機能に向かっている。本発明の望ま
しい実施例は、フィルタ・イコライゼイション係数を計
算しこれをディジタル領域に適用する自動的方法を含
む、イコライズの新規方法を与える。
【0014】上述したものより一般的な意味で、スピー
カ・イコライゼイションとは、オーディオ信号に対する
イコライゼイションの影響により所要の応答に実質的に
整形された本質的なスピーカ応答である何らかの所要ス
ピーカ応答を作成するために、ラウドスピーカによる再
生の前にオーディオ信号を変更する過程である。しばし
ば平坦な応答が望まれる、なぜならこれにより音声スペ
クトルが聴覚上の劣化なしにスピーカへ通過可能である
からである。しかしながら、本発明の方法は平坦なスペ
クトル以外の何かにイコライズすることも可能である。
たとえば、スピーカ自体の欠陥のため音声スペクトルを
何らかの方法で整形して、特定の音響効果を生成した
り、信号の明瞭性を強調したり、又はリスニング環境又
はリスナーの特定の聴音特性及び/又はリスニング嗜好
又は要望を補償してもよい。
【0015】上述したように、スピーカ・イコライゼイ
ションはアナログ又はディジタル領域のどちらでも実施
可能である。しかしながら、オーディオ処理の現在の傾
向は高価ではなく、高度に柔軟で、容易に適合可能な、
ディジタル領域のイコライゼイション能力を強調してい
る。
【0016】図5は、横軸がヘルツでの周波数を表し、
縦軸がデシベルでの音声レベルを表している、標準的な
スピーカ応答曲線510を示すグラフである。この曲線
510は周波数の関数としてのスピーカの音圧レベルを
示している。図5に示した特性のスピーカは200Hz
以下の周波数に対しては殆ど応答せず、ベース応答は著
しく劣化していると言っても良い。さらに、200Hz
以上の入力周波数はスペクトル上で広範囲の応答を示し
ている。このようなスピーカ応答は音声スペクトルを著
しく歪ませ、この歪みは聴取者にも顕著である。本発明
は、多目的ディジタル信号プロセッサ、又はその他の回
路を含む相対的な低コスト装置で容易に実装可能である
この問題を補正する方法を提供する。
【0017】図5に示すスピーカ応答曲線510は、図
6に示すようなスピーカ応答測定装置600により計算
される。このような曲線を生成する際、最大長シーケン
ス装置解析装置またはその他の適当な装置である音場測
定装置600がスピーカ657へオーディオ電気信号を
送る。このオーディオ信号からのスピーカの音声出力は
スピーカ657の近傍に配置したマイクロフォン652
を介して受取られ、マイクロフォン652により発生さ
れた生成オーディオ信号が音場測定装置655に送られ
る。ここで処理されてオーディオ・スペクトル上の音声
レベルが計算され、図5の曲線510のような対応する
音声レベル応答曲線を発生する。装置600は音声反射
を最小にする適切な音響室660内部に配置されるのが
普通であり、従って測定はエコーやその他の環境効果の
ないスピーカのみの性能を記録する。
【0018】反対に、ある環境下ではリスニング環境の
応答を測定することが望ましい。この仕事を実施する部
屋応答測定装置700は図7に示す。この場合、スピー
カは、例えば、部屋、スタジオ、又は自動車のような任
意のリスニング環境である測定すべき環境760に配置
される。測定装置778からの音声は所要数のスピー
カ、図7では4個のスピーカ771,772,773,
774が図示されている、を介して演奏される。環境7
60からの効果を含むスピーカからの音声はマイクロフ
ォン776により受取られ、生成したオーディオ信号は
測定装置778に送られて処理される。この過程は環境
内の色々な場所で繰返されて音場を「マップ」する。
【0019】図8は自動ラウドスピーカ・イコライザ付
きのオーディオ装置800を示す。システム800は図
4のシステム400と同様である。従って、システム8
00は、マイクロフォン又はテーププレーヤのようなア
ナログ・オーディオ源810とコンパクトディスク、ミ
ニディスク、DVD又は合成音源のようなディジタル・
オーディオ源830の両方を含む。アナログ信号はアナ
ログ・ディジタル変換器(「A/D」)820によりデ
ィジタルに変換され、全てのオーディオ処理はディジタ
ル・オーディオ処理及びイコライゼイション装置840
でディジタル領域で実行される。オーディオ処理後、信
号はD/A850によりアナログに変換され、ラウドス
ピーカ装置860を通して再生される。
【0020】しかしながら、これには、リンク880に
より音場測定装置890にこれも接続されているディジ
タル・コンピュータ870へのリンク875も含まれ
る。ディジタル・コンピュータ870はオーディオ装置
800に永久的に接続される必要はないが、パーソナル
・コンピュータ上のオーディオ装置の場合のように、接
続しても良い。ディジタル・オーディオ処理及びイコラ
イゼイション装置840用に更新された新たなイコライ
ゼイション・フィルタ係数がリンク875上に与えられ
る。従って、システム800は異なるスピーカ、異なる
条件及び環境、及び異なるリスニング嗜好に適応するよ
う変更可能である。
【0021】音場測定装置890も同様に、自動ラウド
スピーカ・イコライザが存在するコンピュータ870に
常にリンクする必要はない。しかしながら、以下に詳細
に記述するように、補正係数を計算するためにはコンピ
ュータ870の自動ラウドスピーカ・イコライザにより
ラウドスピーカ又は音場特性情報が必要とされる。コン
ピュータと音場測定装置を永久的に接続したままにして
おくことにより、従来技術で提案されたものより著しく
簡単な方法で実時間音場補正が可能となる。
【0022】図9は閉ループ音響応答測定装置900を
図示する。この構成の目的は、補正の有効性を検証しこ
れを微細同調するために測定路中に計算したイコライゼ
イションを適用することを可能とすることである。スピ
ーカは真に線形素子ではなく、それ故予測したような初
期補正に必ずしも応答しないため、これは望ましい。シ
ステム900では、音場測定装置994はフィルタ素子
995を介してスピーカ997へディジタル・オーディ
オ信号を送る。フィルタ素子995は音場測定装置99
4から受取ったディジタル・オーディオ信号にディジタ
ル・フィルタを適用する。フィルタ素子995はフィル
タされた生成ディジタル・オーディオ信号をスピーカ9
97に適したアナログ信号に変換するためのD/A変換
器も含む。スピーカ出力はマクロフォン993により検
出される音声である。マイクロフォンはアナログ・オー
ディオ信号を測定装置994に戻し、ここでそれはアナ
ログ・ディジタル変換器によりディジタル・オーディオ
信号に変換されてフィルタ素子995に与えられ、等々
である。
【0023】このシーケンスの第1回目ではフィルタ素
子995はそのフィルタ係数を全域通過フィルタに設定
し、これはフィルタがスピーカの音声レベル特性に影響
を与えないことを意味する。初期測定が一旦済むと、図
8のイコライザ870と同様の自動ラウドスピーカ・イ
コライザ996がフィルタ係数の組を決定して測定して
いるスピーカをイコライズする。これらの係数を決定す
る方法は以下に説明される。
【0024】このように決定された係数はフィルタ素子
995に送信され、ここでディジタル・オーディオ信号
に印加されるフィルタの特性を変更するために使用され
る。設定されたこれらの新たな係数により測定サイクル
が再び実行される。新たな測定はこのように計算された
フィルタにより行なわれた改善を示す。新たな測定が更
なる補正の必要性を示した場合、自動イコライザ996
は別の係数を計算し、サイクルが繰返される。
【0025】図8及び図9のシステムのイコライゼイシ
ョン係数は新規の自動ラウドスピーカ・イコライザ・ア
ルゴリズムを使用してディジタル・コンピュータで生成
される。このアルゴリズムの流れ図は図10に示され
る。
【0026】図10に示すアルゴリズムにはディジタル
・フィルタ・アルゴリズムとして2次の無限パルス応答
(「IIR」)イコライゼイション・フィルタ・アルゴ
リズムを使用することが望ましい。反対に、このような
2次のIIRイコライゼイション・フィルタの係数を決
定する特定の方法は発明の非常に重要な点ではない。フ
ィルタを指定する式の係数により決定される、制御可能
な振幅A,中心周波数Fc、及び帯域幅BWを有するフ
ィルタを生成する任意のディジタル・フィルタ・アルゴ
リズムを本方法で使用できる。加えて、以下で説明する
信号フィルタ・オプチマイザはこれらの値を以後調整す
るため、A、Fc及びBWを評価する方法は重要ではな
い。さらに、必要なら、FIRフィルタ又はその他の技
術を使用してもよいことを理解すべきである。
【0027】望ましい実施例では、Fcの値は、例えば
以下の段階1020に見出せるように、望ましい応答曲
線からの最大偏差が発生する周波数に初期化され、Aは
最大偏差の負に初期化される。BWは最大偏差からの3
dB降下点を決定することにより評価され、これを使用
する。
【0028】例えば、フィルタ係数を決定する適切な方
法は、1996年11月8-11日のカリフォルニア州ロスアンゼ
ルスの第101回オーディオ工学学会4361(I-6)のオーファ
ニディス・エス・ジェーの「所定のナイキスト周波数利
得を有するディジタル・パラメトリック・イコライザ設
計」や1994年11月のAES第97回学会、3996(K-6)の
ブリストウ−ジョンソン・アールの「自動パラメトリッ
ク・イコライザの4次係数を計算する各種方法の等価
性」に開示され、共に適用可能である。ゾルツァー(Zo
lzer)及びボルツェ(Boltze)の方法(1995年10月6-9
日、第99回AES学会)(以後「ゾルツァー及びボル
ツェ論文」として参照)も適用可能で、多分最も容易に
理解できる。これは、5係数4次離散時間フィルタの係
数を発生する方法を提示する。ゾルツァー及びボルツェ
論文に与えられた方法の重要な部分を以下に例示用に要
約する:まず、 Fs=サンプル・レート、 Fc=中心周波数、 BW=フィルタ帯域幅、
【外1】 とし、次いで: ωbT/2=π・BW/Fs、かつ Ωc=2・π・Fc/Fs とする。
【0029】ここで、正のdB利得、すなわち1より大
きい線形利得のフィルタ(「ブースト」フィルタとして
知られている)を設計する場合、aBがゾルツァー及び
ボルツェ論文の式(54)に従って計算され、これは以
上を代入して書直すと:
【数1】
【0030】負のdB利得、すなわち部分線形利得
(「カット」フィルタとして知られている)のフィルタ
を設計する場合、aCがゾルツァー及びボルツェ論文の
式(55)に従って計算され、これは以上を代入して書
直すと:
【数2】 ゾルツァー及びボルツェ論文の式(56)は以下のよう
に書直せる: d=−cos(2πFc/Fs) HOはゾルツァー及びボルツェ論文の式(58)に従っ
て計算される: HO=VO−1 5係数4次離散時間フィルタを離散形式で示す図11を
参照すると、ゾルツァー及びボルツェ論文の式(59)
のような最終フィルタ伝達関数は:
【数3】 ここでaBCはブーストの場合aBで、カットの場合aCであ
る。当業者はこの式は複素関数であり、従って位相と大
きさを包含することが認められる。今はスピーカの数値
応答のみを考えているが、フィルタ自体は複素関数とし
て処理され、従って位相と大きさの相互作用が補償フィ
ルタ方式の導出で処理される。当業者は又次いでフィル
タ係数は以下の形式を取ることを認める:
【数4】 以下には図示の方法で係数を計算するMatlab関数を示
す: 例として、A=2、Fc=1000、BW=500、F
s=44100とすると: B=[b0 b1 b2] = [1.03440794155482 -1.91161634125903 0.89677617533555] A = [1 a1 a2] = [1.00000000000000 -1.91161634125903 0.93118411689037]
【0031】図10の自動ラウドスピーカ・イコライザ
・アルゴリズムは以下のように動作し、オプチマイザを
以下に詳説する: 段階1010:水平軸がヘルツでの周波数を表し、垂直
軸がデシベルでの音声レベルを表す図12に示すよう
に、記録したスピーカ特性曲線510(これは図5に示
したものと同じ曲線510である)を入力する。この曲
線は音場測定装置994(図9)からのディジタル・デ
ータとして入力される。図12に示すように、所要応答
曲線1210も入力する。一般に、出来るだけ広い周波
数範囲に渡って平坦な応答が望ましいが、望ましい応答
曲線1210は問題のラウドスピーカの物理的限界を考
慮して選択するべきである。例えば、図12に示した所
要応答曲線1210は、100Hz以上からの応答を平
坦にする目標を表している。最後に、各々点線の曲線1
220と1230により図12に示すように、下限許容
値と上限許容値を入力する。本アルゴリズムは応答を相
対的に高精度で平坦化可能である。しかしながら、一般
的事項として、応答を平坦にすればするほど、計算に使
用するシステム・リソースの面で補正がより高価にな
る。しかし、標準的には、2から3dB以下の音声レベ
ルの偏差は異論の余地のないものであり、少量の補正の
みで、従って少量のシステム・リソースを必要とするも
のが望ましい。点線曲線1220と1230により表さ
れる許容範囲は、補償を実行するため受入れ可能な量の
システム・リソースを使用してスピーカの受入れ可能な
量の補償を与えるように、これにより決定される。 段階1020:(現在の)フィルタ応答曲線で許容レベ
ルを超えたもの、すなわちピークがあるかどうか調べ
る。 段階1030:段階1020の結果が否定の場合、停止
する。 段階1040:段階1020の結果が肯定である場合、
上述した方法のどれかを使用して最大のピークを探し、
これを補正するのに必要なフィルタの振幅(「A」)、
中心周波数(「Fc」)及び帯域幅(「BW」)を評価
する。 段階1050:図13と関連して以下に説明する、曲線
のこの領域を最も良く補正する単一フィルタを見出す単
一フィルタ最適化サブルーチンへ段階1040からの情
報を与える。 段階1060:フィルタ数が1より大きいかどうか検査
する。そうでないなら、1020へ戻る。 段階1070:フィルタ数が1より大きい場合、図14
と関連して以下に説明する、全ての現在のフィルタを結
合的に最適化する結合フィルタ最適化サブルーチンへ段
階1040からの情報を与える。 段階1080:フィルタの最大数、FilterMaxに到達し
たか、又は現在のスピーカ応答が完全に許容内であるか
? そうでない場合、1020へ戻る。2つの条件の内
のどちらかが満たされている場合、1030へ行く、す
なわち停止する。
【0032】図10の段階1050で参照した単一フィ
ルタ最適化走査は図13の流れ図に示されている。これ
は以下のように動作する: 段階1310:Fc、BW及びAの初期値から上述した
オーファニディスの方法又はそれ以外の適当な方法を使
用して2次のフィルタを生成する。このフィルタをフィ
ルタ特性に適用して、所要応答曲線1210からの記録
したスピーカ特性曲線510の偏差の全体対数積分計量
を計算する。全体対数積分計量は、人間の耳は線形スケ
ールとは対照的にオクターブ・スケールで聴音すること
を考慮に入れ、垂直軸がデシベルで水平軸が周波数の対
数である、設計したフィルタの印加により変更された記
録されたスピーカ特性曲線510と所要応答曲線121
0との間の区域を関連付ける。これは以下の公式により
決定される:
【数5】 ここで:Mは全体対数積分計量、fは周波数、Dは所要
応答特性、Sは設計フィルタにより変更された、スピー
カ特性を含む合成伝達関数の大きさ、Nは特性中の点
数。 段階1314と1318:正(段階1314)と負(段
階1318)方向の両方にBWをわずかに摂動する。各
フィルタの新たな係数を発生する。各フィルタを順次適
用し、各場合の全体対数積分計量を再計算する。また
は、フィルタの適用の計算結果の代わりに新たな測定の
結果を使用することも可能である。 段階1322:本来のものとBWの2つの摂動から最小
の全体対数積分計量を生じるものを選択する。 段階1326と1330:正(段階1326)と負(段
階1330)方向にAをわずかに摂動する。各フィルタ
の新たな係数を発生する。各フィルタを順次適用し、各
場合の全体対数積分計量を再計算する。 段階1334:最小の全体対数積分計量を生じるAの値
を選択する。 段階1338と1342:正(段階1338)と負(段
階1342)方向にFcをわずかに摂動する。各フィル
タの新たな係数を発生する。各フィルタを順次適用し、
各場合の全体対数積分計量を再計算する。 段階1346:最小の全体対数積分計量を生じるFcの
値を選択する。 段階1350:計量の変化が変化閾値よりも大きいか?
そうである場合、1310へ戻り、さらに最適化す
る。 段階1354:計量の変化が変化閾値より大きくない場
合、停止する。単一フィルタ最適化は完了。
【0033】図10の段階1070で参照した結合フィ
ルタ最適化操作は図14の流れ図に示されている。これ
は以下のように動作する: 段階1410:i=0に設定して開始。 段階1420:iを増分。iがフィルタ数nより大きくな
った場合、i=1にする。 段階1430:未補償スピーカ応答とi番目以外の全て
のフィルタの応答を含む合成伝達関数を計算する。また
は、計算合成伝達関数の代わりに新たな測定の結果を使
用することも可能である。 段階1460:新たなi番目のフィルタを以下のように
して作成する: 段階1440:合成応答の最大ピークを探し、これを補
正するのに必要なフィルタの振幅A、中心周波数Fc、
及び帯域幅BWを評価する。 段階1450:図13と関連して上述した単一フィルタ
最適化を使用して係数を発生し、新たなフィルタを最適
化する。 段階1470:新たに設計したフィルタの適用により全
体フィルタ計量が著しく変化したかどうかを検査する。
そうである場合、1420に戻ってさらに最適化する。 段階1480:そうでない場合、最適化は完了。
【0034】図15は、図10-14と関連して上述し
た方法を適用することにより、図12に示したスピーカ
応答510に対して発生されたイコライゼイション・フ
ィルタのプロット1510を示す、横軸がヘルツでの周
波数を表し縦軸がデシベルでの音声レベルを表すグラフ
である。このように、これらのプロット1510は、図
12に示した所要応答1210に対して図12に示した
標準的なスピーカ応答510を使用した、図10の自動
ラウドスピーカ・イコライザ・アルゴリズムにより生成
された。これらのフィルタは図16の全線に示すように
補正応答1610を発生する。図16はまた参考用に図
12から初期のスピーカ応答510も示している。補正
応答1610は初期スピーカ応答510に対して顕著に
改良された応答を表していることが当業者には認められ
る。
【0035】本発明とその利点を詳細に説明してきた
が、添付の特許請求の範囲に定める発明の要旨と範囲か
ら逸脱することなく各種の変更、置換え、修正が可能で
あることを理解すべきである。例えば、図10と図14
に関連して上述した結合フィルタ最適化サブルーチンが
望ましいが、それにも係らず、本発明の原理は結合フィ
ルタ最適化処理なしでも適用可能である。このような場
合、単一フィルタ最適化のみが実行される。最終的に生
成されるスピーカの補償は、例えば図10、図13及び
図14に示すような、単一フィルタ最適化と結合フィル
タ最適化の両方を利用することにより得られるものより
多分少ないが、それでも結合フィルタ最適化を除去する
ことによるリソース要求の減少は設計者への優先考慮と
なり得る。加えて、初期測定応答データのみに基づいた
補償フィルタの初期セットを得た後、これらの初期フィ
ルタを適用して新たな測定を次いで行ない、これらのフ
ィルタのさらなる最適化を次いで実行し、及び/又は別
のフィルタを設計することも可能である。本明細書に記
載した本発明の原理を理解すれば、その他の変形が当業
者には思い付く。このような全ての変形は、本明細書に
記載する特許請求の範囲によってのみ限定されるべきで
ある本発明の範囲内にあるものと考える。
【0036】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)ラウドスピーカをイコライズするディジタル・フ
ィルタを生成する方法において、前記ラウドスピーカの
周波数に対する音声レベルの目標応答曲線の許容範囲の
第1ディジタル・データを与える段階と、前記ラウドス
ピーカの周波数に対する音声レベルの実際の応答曲線の
第2ディジタル・データを与える段階と、前記第2ディ
ジタル・データと前記第1ディジタル・データを比較
し、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内にあるかどう
かを決定する段階と、前記実際の応答曲線が前記許容範
囲内にない場合、ディジタル・オーディオ・フィルタを
反復的に発生する段階と、前記ディジタル・オーディオ
・フィルタにより変更された前記ラウドスピーカの応答
に関する変更データを発生する段階と、前記変更データ
が前記許容範囲内にあるか、又はディジタル・オーディ
オ・フィルタの数に対する所定の制限に達するか、どち
らかが最初に発生するまで前記ディジタル・オーディオ
・フィルタの周波数、振幅及び帯域を自動的に最適化す
る段階と、を含むラウドスピーカをイコライズするディ
ジタル・フィルタを生成する方法。 (2)第1項記載の方法において、変更データを発生す
る前記段階は、前記ディジタル・オーディオ・フィルタ
を前記第2ディジタル・データに適用して補償応答曲線
の第3ディジタル・データを発生することにより実行さ
れ、周波数、振幅及び帯域幅を自動的に最適化する前記
段階は、前記補償応答曲線が前記許容範囲内に入るまで
又はディジタル・オーディオ・フィルタの数に対する所
定の制限に達するまでの、どちらかが最初に生じるまで
前記ディジタル・オーディオ・フィルタの周波数、振幅
及び帯域幅を自動的に最適化することにより実行され
る、方法。 (3)第1項記載の方法において、変更データを発生す
る前記段階は、前記ディジタル・オーディオ・フィルタ
を適用し、前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レ
ベルの生成した応答曲線を測定することにより実行され
る、方法。 (4)第1項記載の方法において、ディジタル・オーデ
ィオ・フィルタを反復的に発生する前記段階は、2次の
フィルタを反復的に発生することにより実行される、方
法。 (5)ラウドスピーカをイコライズするため2次フィル
タの組を発生する方法において、前記ラウドスピーカの
周波数に対する音声レベルの目標応答曲線の許容範囲の
第1ディジタル・データを与える段階と、前記ラウドス
ピーカの周波数に対する音声レベルの実際の応答曲線の
第2ディジタル・データを与える段階と、前記第2ディ
ジタル・データと前記第1ディジタル・データを比較
し、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内にあるかどう
かを決定する段階と、前記実際の応答曲線が前記許容範
囲内にない場合、以下の最適化段階を反復的に実行する
ことにより前記ラウドスピーカをイコライズするための
フィルタの組を発生する段階と、前記第2ディジタル・
データをディジタル的に処理して、前記実際の応答曲線
が前記許容範囲内にない所の前記実際の応答曲線の第n
番目のピークに対して、前記ピークの周波数、振幅及び
帯域幅を含む、初期パラメータの第n番目の組を決定す
る段階であって、ここでnは前記最適化段階の反復の数
である、前記段階と、前記第n番目の初期パラメータか
ら補償第nフィルタをディジタル的に発生する段階と、
前記第nフィルタを前記第2ディジタル・データに適用
して前記初期パラメータの第n組を変更し、前記補償第
nフィルタの最適パラメータの第n組を決定し、周波数
に対する音声レベルの第n暫定補償応答曲線の第3ディ
ジタル・データを発生する段階と、前記第3ディジタル
・データを処理して前記第n暫定補償応答曲線が前記許
容範囲内にあるかどうかを決定する段階と、前記第n暫
定補償応答曲線が前記許容範囲内にない場合、前記暫定
補償応答曲線が前記許容範囲内に入るか、又はフィルタ
の数に対する所定の制限に達するか、どちらかが最初に
発生するまで前記最適化段階の次の反復を実行する段階
と、を含むラウドスピーカをイコライズするため2次フ
ィルタの組を発生する方法。 (6)第5項記載の方法において、ディジタル的に補償
第nフィルタを発生する前記段階は、2次フィルタをデ
ィジタル的に発生することにより実行される方法。 (7)ラウドスピーカをイコライズするフィルタを生成
する方法において、前記ラウドスピーカの周波数に対す
る音声レベルの目標応答曲線の許容範囲の第1ディジタ
ル・データを与える段階と、前記ラウドスピーカの周波
数に対する音声レベルの実際の応答曲線の第2ディジタ
ル・データを与える段階と、前記第2ディジタル・デー
タと前記第1ディジタル・データを比較し、前記実際の
応答曲線が前記許容範囲内にあるかどうかを決定し、前
記実際の応答曲線が前記許容範囲内にない場合、以下の
単一フィルタ最適化段階を反復的に実行することにより
補償フィルタの組を発生する段階と、前記第2ディジタ
ル・データをディジタル的に処理して、前記実際の応答
曲線が前記許容範囲内にない所の前記実際の応答曲線の
第n番目のピークに対して、前記ピークの周波数、振幅
及び帯域幅を含む、初期パラメータの第n番目の組を決
定する段階であって、ここでnは前記最適化段階の反復
の数である、前記段階と、前記第n番目の組の初期パラ
メータから補償第nフィルタをディジタル的に発生する
段階と、前記第nフィルタを前記第2ディジタル・デー
タに適用して前記初期パラメータの第n組を変更し、前
記補償第nフィルタの最適パラメータの第n組を決定
し、周波数に対する音声レベルの第n暫定補償応答曲線
の第3ディジタル・データを発生する段階と、n>1の
場合に、以下の結合フィルタ最適化段階を反復的かつ周
期的に実行する段階と、各結合フィルタ最適化反復に対
して前記nフィルタの内の1個がない暫定計算応答曲線
の第4ディジタル・データを発生し、前記第4ディジタ
ル・データを利用して前記単一フィルタ最適化段階を実
行して更新暫定応答曲線の第5ディジタル・データを発
生する段階と、前記第5ディジタル・データをディジタ
ル的に処理して、最も最近の前記結合フィルタ最適化反
復が前記更新暫定応答曲線中に所定量の変化より大きな
変化を生じさせたかどうかを決定し、そうである場合前
記結合フィルタ最適化段階を続行する段階と、前記第5
ディジタル・データを処理して前記第n暫定補償応答曲
線が前記許容範囲内にあるかどうかを決定する段階であ
って、そうでない場合、前記暫定補償応答曲線が前記許
容範囲内に入るか、又はフィルタの数に対する所定の制
限に達するか、どちらかが最初に発生するまで以上の段
階の次の反復を実行する段階と、そうである場合、これ
以上の反復の実行を停止する段階と、を含むラウドスピ
ーカをイコライズするディジタル・フィルタを生成する
方法。 (8)第7項記載の方法において、ディジタル的に補償
第nフィルタを発生する前記段階は、2次フィルタをデ
ィジタル的に発生することにより実行される方法。 (9)ラウドスピーカをイコライズするディジタル・フ
ィルタを生成する方法において、第1オーディオ・ディ
ジタル・データ源を与える段階と、前記第1オーディオ
・ディジタル・データを処理して処理したオーディオ・
ディジタル・データを与えるディジタル・オーディオ処
理装置を与える段階であって、前記第1オーディオ・デ
ィジタル・データに適用されるアルゴリズムの係数によ
り特徴付けられる前記ラウドスピーカをイコライズする
ディジタル・オーディオ・フィルタを適用して前記ディ
ジタル・オーディオ・フィルタを実現する段階を含み、
前記処理したオーディオ・ディジタル・データをアナロ
グ・オーディオ信号に変換して前記ラウドスピーカへ与
えるディジタル・アナログ変換器を与える段階と、前記
ラウドスピーカの近傍で前記ラウドスピーカにより発生
された音声を表す第2オーディオ・ディジタル・データ
を発生する音場測定装置を与える段階と、前記第2オー
ディオ・ディジタル・データを受取るよう接続され、ラ
ウドスピーカをイコライズするディジタル・フィルタの
前記係数を決定して前記係数を前記ディジタル・オーデ
ィオ処理装置へ与えるようプログラムされたディジタル
コンピュータを与える段階と、を含むラウドスピーカを
イコライズするディジタル・フィルタを生成する方法。 (10)第9項記載の方法において、前記ディジタルコ
ンピュータは、前記ラウドスピーカの周波数に対する音
声レベルの目標応答曲線の許容範囲の第3ディジタル・
データを与える段階と、前記第2ディジタル・データを
与える段階であって、ここで前記第2ディジタル・デー
タは前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レベルの
実際の応答曲線を表す前記段階と、前記第3ディジタル
・データを前記第2ディジタル・データと比較して前記
実際の応答曲線が前記許容範囲内にあるかどうかを決定
する段階と、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内にな
い場合、ディジタル・オーディオ・フィルタの係数を反
復的に発生する段階と、前記係数により決定されたディ
ジタル・オーディオ・フィルタを前記第2ディジタル・
データに適用して、補償応答曲線の第4ディジタル・デ
ータを発生する段階と、前記補償応答曲線が前記許容範
囲内に入るまで又はディジタル・オーディオ・フィルタ
の数に対する所定の制限に達するまでの、どちらかが最
初に生じるまで前記ディジタル・オーディオ・フィルタ
の周波数、振幅及び帯域幅を最適化することにより前記
係数を自動的に最適化する段階と、により前記係数を決
定するようプログラムされる方法。 (11)ラウドスピーカをイコライズするフィルタを生
成する装置において、第1オーディオ・ディジタル・デ
ータ源と、前記第1オーディオ・ディジタル・データを
処理して処理したオーディオ・ディジタル・データを与
えるディジタル・オーディオ処理装置であって、前記第
1オーディオ・ディジタル・データに適用されたアルゴ
リズムの係数により特徴付けられる前記ラウドスピーカ
をイコライズするディジタル・オーディオ・フィルタを
適用して前記ディジタル・オーディオ・フィルタを実現
する段階を含む前記ディジタル・オーディオ処理装置
と、前記処理したオーディオ・ディジタル・データをア
ナログ・オーディオ信号に変換して前記ラウドスピーカ
へ与えるディジタル・アナログ変換器と、前記ラウドス
ピーカの近傍で前記ラウドスピーカにより発生された音
声を表す第2オーディオ・ディジタル・データを発生す
る音場測定装置と、前記第2オーディオ・ディジタル・
データを受取るよう接続され、ラウドスピーカをイコラ
イズするディジタル・フィルタの前記係数を決定して前
記係数を前記ディジタル・オーディオ処理装置へ与える
ようプログラムされたディジタルコンピュータと、を含
むラウドスピーカをイコライズするフィルタを生成する
装置。 (12)第11項記載の装置において、前記ディジタル
コンピュータは、前記ラウドスピーカの周波数に対する
音声レベルの目標応答曲線の許容範囲の第3ディジタル
・データを与える段階と、前記第2ディジタル・データ
を与える段階であって、ここで前記第2ディジタル・デ
ータは前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レベル
の実際の応答曲線を表す前記段階と、前記第3ディジタ
ル・データを前記第2ディジタル・データと比較して前
記実際の応答曲線が前記許容範囲内にあるかどうかを決
定する段階と、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内に
ない場合、ディジタル・オーディオ・フィルタの係数を
反復的に発生する段階と、前記係数により決定されたデ
ィジタル・オーディオ・フィルタを前記第2ディジタル
・データに適用して、補償応答曲線の第4ディジタル・
データを発生する段階と、前記補償応答曲線が前記許容
範囲内に入るまで又はディジタル・オーディオ・フィル
タの数に対する所定の制限に達するまでの、どちらかが
最初に生じるまで前記ディジタル・オーディオ・フィル
タの周波数、振幅及び帯域幅を最適化することにより前
記係数を自動的に最適化する段階と、により前記係数を
決定するようプログラムされた装置。 (13)ラウドスピーカをイコライズするディジタル・
フィルタを生成する方法において、前記ラウドスピーカ
の周波数に対する音声レベルの目標応答曲線の許容範囲
の第1ディジタル・データを与える段階と、前記ラウド
スピーカの周波数に対する音声レベルの実際の応答曲線
の第2ディジタル・データを与える段階と、前記第2デ
ィジタル・データと前記第1ディジタル・データを比較
し、前記第1の実際の応答曲線が前記許容範囲内にある
かどうかを決定する段階と、前記実際の応答曲線が前記
許容範囲内にない場合、前記実際の応答曲線を補償する
ディジタル・オーディオ・フィルタを反復的に発生する
段階と、前記ディジタル・オーディオ・フィルタを前記
第1ディジタル・データに適用して第3ディジタル・デ
ータを発生し、前記第3ディジタル・データをアナログ
信号に変換して前記アナログ信号を前記ラウドスピーカ
へ与える段階と、前記ラウドスピーカの周波数に対する
前記アナログ信号からの音声レベルの第2の実際の応答
曲線の第4ディジタル・データを発生する段階と、前記
第1ディジタル・データを前記第4ディジタル・データ
を比較し、前記第2の実際の応答曲線が前記許容範囲内
にあるかどうかを決定する段階と、前記第2の実際の応
答曲線が前記許容範囲内に入るか、又はディジタル・オ
ーディオ・フィルタの数に対する所定の制限に達する
か、どちらかが最初に発生するまで前記ディジタル・オ
ーディオ・フィルタの周波数、振幅及び帯域を自動的に
最適化する段階と、を含むラウドスピーカをイコライズ
するディジタル・フィルタを生成する方法。 (14)第13項記載の方法において、反復的にディジ
タル・オーディオ・フィルタを発生する前記段階は、2
次フィルタを反復的に発生することにより実行される方
法。 (15)ラウドスピーカの知覚性能を特徴付ける全体対
数積分計量を発生する方法において、前記ラウドスピー
カの周波数に対する音声レベルの所要応答曲線のNサン
プルの第1ディジタル・データを与える段階と、前記ラ
ウドスピーカの周波数に対する音声レベルの実際の応答
曲線のNサンプルの第2ディジタル・データを与える段
階と、以下の式により全体対数積分計量を発生する段階
と:
【数6】 ここで:Mは全体対数積分計量、fは周波数、Dは第1
ディジタル・データ、Sは第2ディジタル・データ、N
は第1ディジタルデータと第2ディジタル・データのサ
ンプル数、を含むラウドスピーカの知覚性能を特徴付け
る全体対数積分計量を発生する方法。 (16)複数個のラウドスピーカをイコライズするディ
ジタル・フィルタを生成する方法において、前記ラウド
スピーカの周波数に対する音声レベルの目標応答曲線の
許容範囲用の第1ディジタル・データを与える段階と、
前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レベルの実際
の応答曲線の第2ディジタル・データを与える段階と、
前記第2ディジタル・データと前記第1ディジタル・デ
ータを比較し、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内に
あるかどうかを決定する段階であって、前記実際の応答
曲線が前記許容範囲内にない場合、ディジタル・オーデ
ィオ・フィルタを反復的に発生する段階と、前記ディジ
タル・オーディオ・フィルタを前記第2ディジタル・デ
ータに適用して補償応答曲線の第3ディジタル・データ
を発生する段階と、前記補償応答曲線が前記許容範囲内
に入るか、又はディジタル・オーディオ・フィルタの数
に対する所定の制限に達するか、どちらかが最初に発生
するまで前記ディジタル・オーディオ・フィルタの周波
数、振幅及び帯域を自動的に最適化する段階と、を含む
複数個のラウドスピーカをイコライズするディジタル・
フィルタを生成する方法。 (17)ラウドスピーカをイコライズするディジタル・
フィルタを発生する方法である。ラウドスピーカの周波
数に対する音声レベルの目標応答曲線の許容範囲の第1
ディジタル・データを与える。ラウドスピーカの周波数
に対する音声レベルの実際の応答曲線の第2ディジタル
・データを与える(1010)。第1ディジタル・デー
タを第2ディジタル・データと比較して、実際の応答曲
線が許容範囲内にあるかどうかを決定する(102
0)。実際の応答曲線が許容範囲内にない場合、ディジ
タル・オーディオ・フィルタが反復的に発生され、ディ
ジタル・オーディオ・フィルタが第2ディジタル・デー
タに適用されて補償応答曲線の第3ディジタル・データ
を発生する(1050、1060、1070)。補償応
答曲線が許容範囲内に入るまで、又はディジタル・オー
ディオ・フィルタの数に対する所定の制限に到達するま
での、どちらかが最初に生じるまで、ディジタル・オー
ディオ・フィルタの周波数、振幅及び帯域幅が自動的に
最適化される(1080)。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準的な従来技術のオーディオ装置の高レベル
ブロック線図。
【図2】標準的な従来技術のアナログ・オーディオ装置
のブロック線図。
【図3】標準的な従来技術のディジタル・オーディオ装
置。
【図4】組合せ型アナログ及びディジタル・オーディオ
装置。
【図5】標準的なスピーカ応答を示すグラフ。
【図6】標準的な従来技術のスピーカ測定装置。
【図7】標準的な従来技術の部屋測定装置。
【図8】自動ラウドスピーカ・イコライザを取りつけた
オーディオ装置を示す図。
【図9】閉ループ音響応答測定装置を示す図。
【図10】自動ラウドスピーカ・イコライザ・アルゴリ
ズムを示す流れ図。
【図11】離散形式で5係数4次離散時間フィルタを示
す図。
【図12】所要ラウドスピーカ応答と応答許容曲線上に
重ね合せた標準的なスピーカ応答を示すグラフ。
【図13】単一フィルタ最適化を示す流れ図。
【図14】結合フィルタ最適化を示す流れ図。
【図15】イコライザ・フィルタの挙動を示すグラフ。
【図16】補正されたラウドスピーカ応答に重ね合せた
標準的なスピーカ応答を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ツセカラス アメリカ合衆国、テキサス、キャロルト ン、ケンブリッジシャー ドライブ 2833

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラウドスピーカをイコライズするディジ
    タル・フィルタを生成する方法において、 前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レベルの目標
    応答曲線の許容範囲の第1ディジタル・データを与える
    段階と、 前記ラウドスピーカの周波数に対する音声レベルの実際
    の応答曲線の第2ディジタル・データを与える段階と、 前記第2ディジタル・データと前記第1ディジタル・デ
    ータを比較し、前記実際の応答曲線が前記許容範囲内に
    あるかどうかを決定する段階と、 前記実際の応答曲線が前記許容範囲内にない場合、 ディジタル・オーディオ・フィルタを反復的に発生する
    段階と、 前記ディジタル・オーディオ・フィルタにより変更され
    た前記ラウドスピーカの応答に関する変更データを発生
    する段階と、 前記変更データが前記許容範囲内にあるか、又はディジ
    タル・オーディオ・フィルタの数に対する所定の制限に
    達するか、どちらかが最初に発生するまで前記ディジタ
    ル・オーディオ・フィルタの周波数、振幅及び帯域を自
    動的に最適化する段階と、を含むラウドスピーカをイコ
    ライズするディジタル・フィルタを生成する方法。
  2. 【請求項2】 ラウドスピーカをイコライズするフィル
    タを生成する装置において、 第1オーディオ・ディジタル・データ源と、 前記第1オーディオ・ディジタル・データを処理して処
    理したオーディオ・ディジタル・データを与えるディジ
    タル・オーディオ処理装置であって、前記第1オーディ
    オ・ディジタル・データに適用されたアルゴリズムの係
    数により特徴付けられる前記ラウドスピーカをイコライ
    ズするディジタル・オーディオ・フィルタを適用して前
    記ディジタル・オーディオ・フィルタを実現する段階を
    含む前記ディジタル・オーディオ処理装置と、 前記処理したオーディオ・ディジタル・データをアナロ
    グ・オーディオ信号に変換して前記ラウドスピーカへ与
    えるディジタル・アナログ変換器と、 前記ラウドスピーカの近傍で前記ラウドスピーカにより
    発生された音声を表す第2オーディオ・ディジタル・デ
    ータを発生する音場測定装置と、 前記第2オーディオ・ディジタル・データを受取るよう
    接続され、ラウドスピーカをイコライズするディジタル
    ・フィルタの前記係数を決定して前記係数を前記ディジ
    タル・オーディオ処理装置へ与えるようプログラムされ
    たディジタルコンピュータと、を含むラウドスピーカを
    イコライズするフィルタを生成する装置。
JP11324565A 1998-11-13 1999-11-15 自動スピ―カ・イコライザ Pending JP2000152374A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US191944 1998-11-13
US09/191,944 US6721428B1 (en) 1998-11-13 1998-11-13 Automatic loudspeaker equalizer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000152374A true JP2000152374A (ja) 2000-05-30

Family

ID=22707568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11324565A Pending JP2000152374A (ja) 1998-11-13 1999-11-15 自動スピ―カ・イコライザ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6721428B1 (ja)
EP (1) EP1001652B1 (ja)
JP (1) JP2000152374A (ja)
KR (1) KR100679597B1 (ja)
AT (1) ATE450119T1 (ja)
DE (1) DE69941663D1 (ja)
TW (1) TW503668B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295528A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、音場補正システム
US8498429B2 (en) 2010-06-30 2013-07-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Acoustic correction apparatus, audio output apparatus, and acoustic correction method

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891955B1 (en) * 1999-07-29 2005-05-10 Micron Technology, Inc. Audio volume control for computer systems
US7184556B1 (en) 1999-08-11 2007-02-27 Microsoft Corporation Compensation system and method for sound reproduction
JP2002152900A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Pioneer Electronic Corp 音量制御装置
US6876750B2 (en) * 2001-09-28 2005-04-05 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for tuning digital hearing aids
US7096081B2 (en) * 2002-03-01 2006-08-22 Visteon Global Technologies, Inc. Method of implementing a variable number of filter sections for digital signal processing
US7096169B2 (en) 2002-05-16 2006-08-22 Crutchfield Corporation Virtual speaker demonstration system and virtual noise simulation
US7769183B2 (en) * 2002-06-21 2010-08-03 University Of Southern California System and method for automatic room acoustic correction in multi-channel audio environments
US7567675B2 (en) * 2002-06-21 2009-07-28 Audyssey Laboratories, Inc. System and method for automatic multiple listener room acoustic correction with low filter orders
US20040002781A1 (en) * 2002-06-28 2004-01-01 Johnson Keith O. Methods and apparatuses for adjusting sonic balace in audio reproduction systems
JP3920233B2 (ja) * 2003-02-27 2007-05-30 ティーオーエー株式会社 ディップフィルタの周波数特性決定方法
KR20050053139A (ko) * 2003-12-02 2005-06-08 삼성전자주식회사 피크 및 딥 성분을 이용한 음장 보정 방법 및 그 장치
US7826626B2 (en) * 2004-09-07 2010-11-02 Audyssey Laboratories, Inc. Cross-over frequency selection and optimization of response around cross-over
US7720237B2 (en) * 2004-09-07 2010-05-18 Audyssey Laboratories, Inc. Phase equalization for multi-channel loudspeaker-room responses
US7664276B2 (en) 2004-09-23 2010-02-16 Cirrus Logic, Inc. Multipass parametric or graphic EQ fitting
US20060062398A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-23 Mckee Cooper Joel C Speaker distance measurement using downsampled adaptive filter
US7949139B2 (en) * 2004-09-23 2011-05-24 Cirrus Logic, Inc. Technique for subwoofer distance measurement
US20060062399A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-23 Mckee Cooper Joel C Band-limited polarity detection
KR100584609B1 (ko) * 2004-11-02 2006-05-30 삼성전자주식회사 이어폰 주파수 특성 보정 방법 및 장치
US8880205B2 (en) * 2004-12-30 2014-11-04 Mondo Systems, Inc. Integrated multimedia signal processing system using centralized processing of signals
US8015590B2 (en) * 2004-12-30 2011-09-06 Mondo Systems, Inc. Integrated multimedia signal processing system using centralized processing of signals
US7653447B2 (en) 2004-12-30 2010-01-26 Mondo Systems, Inc. Integrated audio video signal processing system using centralized processing of signals
US20060149592A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Doug Wager Computerized system and method for providing personnel data notifications in a healthcare environment
US20060153404A1 (en) * 2005-01-07 2006-07-13 Gardner William G Parametric equalizer method and system
JP4258479B2 (ja) 2005-03-10 2009-04-30 ヤマハ株式会社 グラフィックイコライザ制御装置
US7529377B2 (en) * 2005-07-29 2009-05-05 Klipsch L.L.C. Loudspeaker with automatic calibration and room equalization
US20070030979A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-08 Fawad Nackvi Loudspeaker
US20070032895A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-08 Fawad Nackvi Loudspeaker with demonstration mode
US20070064681A1 (en) * 2005-09-22 2007-03-22 Motorola, Inc. Method and system for monitoring a data channel for discontinuous transmission activity
KR100729059B1 (ko) * 2005-12-01 2007-06-14 주식회사 대우일렉트로닉스 복합제품에서의 스피커 특성에 따른 오디오 출력 방법 및그 시스템
EP1974587B1 (en) * 2006-01-03 2010-06-02 SL Audio A/S Me thod and system for equalizing a loudspeaker in a room
US8150069B2 (en) * 2006-03-31 2012-04-03 Sony Corporation Signal processing apparatus, signal processing method, and sound field correction system
US20070274531A1 (en) * 2006-05-24 2007-11-29 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Sound pressure monitor
DE102008053721A1 (de) * 2008-10-29 2010-05-12 Trident Microsystems (Far East) Ltd. Verfahren und Anordnung zur Optimierung des Übertragungsverhaltens von Lautsprechersystemen in einem Gerät der Unterhaltungselektronik
US8085951B2 (en) * 2009-03-23 2011-12-27 Texas Instruments Incorporated Method and system for determining a gain reduction parameter level for loudspeaker equalization
JP5451188B2 (ja) * 2009-06-02 2014-03-26 キヤノン株式会社 定在波検出装置およびその制御方法
GB2477713A (en) 2009-12-30 2011-08-17 Oxford Digital Ltd Determining a configuration for an audio processing operation
US9307340B2 (en) 2010-05-06 2016-04-05 Dolby Laboratories Licensing Corporation Audio system equalization for portable media playback devices
FR2965685B1 (fr) * 2010-10-05 2014-02-21 Cabasse Procede d'elaboration de filtres de compensation des modes acoustiques d'un local
US8705764B2 (en) 2010-10-28 2014-04-22 Audyssey Laboratories, Inc. Audio content enhancement using bandwidth extension techniques
FR2967861B1 (fr) * 2010-11-18 2013-11-22 Ct Scient Tech Batiment Cstb Systeme electroacoustique pour une salle de spectacle
EP2727379B1 (en) 2011-07-01 2015-02-18 Dolby Laboratories Licensing Corporation Equalization of speaker arrays
GB2497333B (en) * 2011-12-08 2014-07-30 Sontia Logic Ltd A crossover filter
GB201121075D0 (en) * 2011-12-08 2012-01-18 Sontia Logic Ltd Correcting non-linear frequency response
US9084058B2 (en) 2011-12-29 2015-07-14 Sonos, Inc. Sound field calibration using listener localization
US9735751B1 (en) 2012-01-09 2017-08-15 Skullcandy, Inc. Audio reproduction device target sound signature
US9668049B2 (en) 2012-06-28 2017-05-30 Sonos, Inc. Playback device calibration user interfaces
US9706323B2 (en) 2014-09-09 2017-07-11 Sonos, Inc. Playback device calibration
US9219460B2 (en) 2014-03-17 2015-12-22 Sonos, Inc. Audio settings based on environment
US9690539B2 (en) 2012-06-28 2017-06-27 Sonos, Inc. Speaker calibration user interface
US9690271B2 (en) 2012-06-28 2017-06-27 Sonos, Inc. Speaker calibration
US9106192B2 (en) 2012-06-28 2015-08-11 Sonos, Inc. System and method for device playback calibration
US8965033B2 (en) 2012-08-31 2015-02-24 Sonos, Inc. Acoustic optimization
US9036825B2 (en) * 2012-12-11 2015-05-19 Amx Llc Audio signal correction and calibration for a room environment
US9729984B2 (en) * 2014-01-18 2017-08-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamic calibration of an audio system
US9264839B2 (en) 2014-03-17 2016-02-16 Sonos, Inc. Playback device configuration based on proximity detection
US9891881B2 (en) 2014-09-09 2018-02-13 Sonos, Inc. Audio processing algorithm database
US9910634B2 (en) 2014-09-09 2018-03-06 Sonos, Inc. Microphone calibration
US9952825B2 (en) 2014-09-09 2018-04-24 Sonos, Inc. Audio processing algorithms
US10127006B2 (en) 2014-09-09 2018-11-13 Sonos, Inc. Facilitating calibration of an audio playback device
US9973851B2 (en) 2014-12-01 2018-05-15 Sonos, Inc. Multi-channel playback of audio content
WO2016172593A1 (en) 2015-04-24 2016-10-27 Sonos, Inc. Playback device calibration user interfaces
US10664224B2 (en) 2015-04-24 2020-05-26 Sonos, Inc. Speaker calibration user interface
US9538305B2 (en) 2015-07-28 2017-01-03 Sonos, Inc. Calibration error conditions
US9693165B2 (en) 2015-09-17 2017-06-27 Sonos, Inc. Validation of audio calibration using multi-dimensional motion check
WO2017049169A1 (en) 2015-09-17 2017-03-23 Sonos, Inc. Facilitating calibration of an audio playback device
US9743207B1 (en) 2016-01-18 2017-08-22 Sonos, Inc. Calibration using multiple recording devices
US10003899B2 (en) 2016-01-25 2018-06-19 Sonos, Inc. Calibration with particular locations
US11106423B2 (en) 2016-01-25 2021-08-31 Sonos, Inc. Evaluating calibration of a playback device
US9864574B2 (en) 2016-04-01 2018-01-09 Sonos, Inc. Playback device calibration based on representation spectral characteristics
US9860662B2 (en) 2016-04-01 2018-01-02 Sonos, Inc. Updating playback device configuration information based on calibration data
US9763018B1 (en) 2016-04-12 2017-09-12 Sonos, Inc. Calibration of audio playback devices
US9860670B1 (en) 2016-07-15 2018-01-02 Sonos, Inc. Spectral correction using spatial calibration
US9794710B1 (en) 2016-07-15 2017-10-17 Sonos, Inc. Spatial audio correction
US10372406B2 (en) 2016-07-22 2019-08-06 Sonos, Inc. Calibration interface
US10459684B2 (en) 2016-08-05 2019-10-29 Sonos, Inc. Calibration of a playback device based on an estimated frequency response
EP3520443B1 (en) 2016-10-19 2021-02-17 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for controlling acoustic signals to be recorded and/or reproduced by an electro-acoustical sound system
EP3837864A1 (en) 2018-08-17 2021-06-23 DTS, Inc. Adaptive loudspeaker equalization
US10299061B1 (en) 2018-08-28 2019-05-21 Sonos, Inc. Playback device calibration
US11206484B2 (en) 2018-08-28 2021-12-21 Sonos, Inc. Passive speaker authentication
US10734965B1 (en) 2019-08-12 2020-08-04 Sonos, Inc. Audio calibration of a portable playback device
SK8988Y1 (sk) * 2020-06-12 2021-01-27 Telegrafia A S Elektronická siréna a rozhlas so zvýšeným dosahom a so zvýšenou zrozumiteľnosťou vyžarovaných audio signálov
WO2023170283A1 (en) * 2022-03-11 2023-09-14 Nomono As Method for processing an audio signal
CN116320132A (zh) * 2022-09-09 2023-06-23 瑞声声学科技(深圳)有限公司 漏音消除方法和装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4458362A (en) * 1982-05-13 1984-07-03 Teledyne Industries, Inc. Automatic time domain equalization of audio signals
US4559569A (en) 1983-03-08 1985-12-17 Thomson-Brandt Circuit arrangement for correcting frequency response in accordance with frequency response of a sound field
DE4011704A1 (de) * 1990-04-11 1991-10-17 Blaupunkt Werke Gmbh Anordnung zur verbesserung der wiedergabe-qualitaet von audiosignalen
GB9026906D0 (en) * 1990-12-11 1991-01-30 B & W Loudspeakers Compensating filters
JP3295480B2 (ja) * 1992-04-24 2002-06-24 パイオニア株式会社 周波数コントロール装置および方法
US5495501A (en) * 1992-09-02 1996-02-27 Fujitsu Limited Communication system including a digital roll-off filter
US5581621A (en) * 1993-04-19 1996-12-03 Clarion Co., Ltd. Automatic adjustment system and automatic adjustment method for audio devices
US5506910A (en) * 1994-01-13 1996-04-09 Sabine Musical Manufacturing Company, Inc. Automatic equalizer
DE4410671A1 (de) * 1994-03-26 1995-09-28 Joerg Dr Nunnenkamp Verfahren und Vorrichtung zur Korrektur des Frequenzganges von elektroakustischen Wandlern wie Lautsprechern oder dergleichen
JP2956642B2 (ja) * 1996-06-17 1999-10-04 ヤマハ株式会社 音場制御ユニットおよび音場制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295528A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、音場補正システム
US8498429B2 (en) 2010-06-30 2013-07-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Acoustic correction apparatus, audio output apparatus, and acoustic correction method

Also Published As

Publication number Publication date
EP1001652B1 (en) 2009-11-25
ATE450119T1 (de) 2009-12-15
DE69941663D1 (de) 2010-01-07
KR20000047624A (ko) 2000-07-25
TW503668B (en) 2002-09-21
KR100679597B1 (ko) 2007-02-08
US6721428B1 (en) 2004-04-13
EP1001652A3 (en) 2007-11-28
EP1001652A2 (en) 2000-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000152374A (ja) 自動スピ―カ・イコライザ
US10734962B2 (en) Loudness-based audio-signal compensation
US6876750B2 (en) Method and apparatus for tuning digital hearing aids
US10104485B2 (en) Headphone response measurement and equalization
RU2658872C2 (ru) Модуль определения коэффициентов частотной корректирующей фильтрации, устройство, процессор коэффициентов частотной корректирующей фильтрации, система и способы
US10028055B2 (en) Audio signal correction and calibration for a room environment
US20100316226A1 (en) Signal processing apparatus and signal processing method
US9137619B2 (en) Audio signal correction and calibration for a room environment
KR20090101209A (ko) 디지털 신호 처리 시스템 및 방법
JP3322479B2 (ja) オーディオ装置
JP2009077198A (ja) 音響再生装置
US20230069729A1 (en) Method and associated device for transforming characteristics of an audio signal
US11950089B2 (en) Perceptual bass extension with loudness management and artificial intelligence (AI)
JP2012100117A (ja) 音響処理装置及び方法
CN117412222A (zh) 基于广义传递函数的空间自适应声辐射校准方法及***
Genereux Adaptive filters for loudspeakers and rooms
WO2020031394A1 (ja) スピーカーシステムの限界能力を引き出す制御方法と装置
JPH10173457A (ja) オーディオ装置及びその音量調整方法
CN118212905A (zh) 设计在有源噪声消除***中使用的滤波器的工具和方法
JP2014090285A (ja) 音声再生装置
JPH11146482A (ja) オーディオ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080620

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080922

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080926

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081020

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081023

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081120

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303